JP4874266B2 - 警報移動端末および警報サーバを含む警報システム - Google Patents

警報移動端末および警報サーバを含む警報システム Download PDF

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Description

本発明は、警報システムに関し、より詳細には、少なくとも1つのピクチャを組み込んだ警報メッセージを送信する警報システムに関する。警報システムでは、移動端末のユーザは、自分の移動端末を使用して警報メッセージをテレコミュニケーションネットワークのサーバを介して緊急サービス機関に送信する。移動端末は、好ましくは移動電話であるが、警報メッセージをサーバに送信することができる何か他のデバイスでもよい。問題のあるまたは危険な状況では、ユーザは、自分の移動端末に組み込まれているカメラを使用して、問題または危険状況の少なくとも1つのピクチャを撮り、ピクチャを警報メッセージに組み込み、警報メッセージを自分の移動端末によってサーバに送信し、サーバは、メッセージを、適切な緊急サービス機関、すなわち、問題または危険の根源である事件を処理または管理することができる機関、たとえば、その種の関係事件の処理を専門に扱い、事件の推定位置に最も近い緊急サービス機関に転送する。警報メッセージを送信するための手順は、サーバによって選択された緊急サービス機関が事件の処理または管理を警報メッセージが送信されなかった場合に比べて大幅に改善するために十分に短い時間で事件を処理または管理することができるようにするために、十分に速く効率がよい。少なくとも1つのピクチャを組み込んだ警報メッセージの利点は、緊急サービス機関が迅速に理解することができる大量の情報の緊急サービス機関への瞬間的送信を可能にするので必須であり、ユーザが音声メッセージだけで同じ量の情報を緊急サービス機関に提供するためには長い時間がかかるはずであり、たとえば、ユーザは問題または危険状況に直面しているので十分な時間がないことが多い。この種の警報システムは、ユーザの安全または少なくともユーザの安心感を大きく向上させるのに役立つことができる。
国際公開第0215143号または米国特許出願公開第2003/0137422号に記載されている従来技術の警報システムは、移動端末のユーザが少なくとも1つのピクチャを含む警報メッセージを送信することができるようにする。しかし、これは、ユーザがどのように使用するか、高すぎる失敗率または多すぎる誤警報のいずれかに起因する不利な点を有する。他の従来技術の警報システムが特開2002237908に開示されている。
現実は、問題または危険状況が、最初は単に潜在的問題または危険状況であることが多く、緊急サービス機関によって処理または管理される必要がある実際の問題または危険状況になるのは後になってからだけであることを示す。ユーザは以下のようなジレンマに直面する。すなわち、認められた事件がまだ現実になっていない潜在的問題または危険状況を表すだけの第1の時間の間に、警報メッセージを送信することを決定するかどかというジレンマであり、この場合、問題または危険状況が潜在的な状態のままで、現実にならなければ、警報メッセージを送信するユーザは、緊急サービス機関に通報する誤警報であって、結局危険ではなく処理も管理も必要としない事件の緊急サービス機関による処理につながる誤警報を構成することになるであろう。そのような誤警報は高くつき、緊急サービス機関に時間とエネルギを浪費させ、これは、緊急サービス機関が委託されている困難な任務を考えれば、好ましくない。代替形態は、ユーザが気づいた事件がすでに現実になっている前には潜在的であった問題または危険状況を表す第2の時間の間に警報メッセージを送信することをユーザが決定する場合であり、この場合、ユーザは、警報システムが有効であるために必要な適切な条件の下で警報システムを使用する時間も機会さえもないので、残念ながらすでに遅すぎることが多いであろう。その場合、ユーザが第1の時間の間に警報メッセージを送信していれば回避されるかあるいは低減されることができたであろう回復できない損害が生じる。これは、警報システムの有効性およびユーザが警報システムに正当に有することができる信頼性を低減する。
たとえば、結局夜遅く地下鉄で女性の乗客がひとりでいる状況を考えてみよう。ある駅で残忍そうな顔つきの者たちの一団が女性客の車両に入って来る。女性客は彼らを用心深く撮影し、警報メッセージを送信するが、これは、残忍そうな顔つきの者たちの一団が平和な意図しか持っておらず、女性客を困らせない場合は、迷惑である。あるいは、女性客が警報メッセージを送信するのを襲撃者たちが妨害するか、あるいは襲撃者たちが女性客の移動端末をすでに奪ってしまっているために、女性客が警報メッセージを送信するのが遅すぎると、女性客は間に合わず襲われる。女性客は、傷つけられるかまたは暴行され、襲撃者たちの描写は明確でない可能性があり、たとえば、ジーパンをはいていた中背の3人などで、これは警察の捜査の助けにならない。さらに女性客は殺害されるかもしれず、その場合、警察が犠牲者から得る情報はさらに少なくなるであろう。
本発明は、ピクチャを含む警報メッセージを送信することができる移動端末のユーザに、緊急サービス機関に通報することと何もしないこととの途中のストレスのより少ない状況の可能性、すなわち、そうする必要性が実際に明確に示されたときに緊急サービス機関に通報するのに有利な状況にあるための諸ステップを取る可能性を提供する警報システムを提案する。
このために、警報システムは、警報メッセージを直接緊急サービス機関に送信せずにバッファメモリ領域に記憶する可能性をユーザに提供し、このメッセージはその後、たとえばユーザの命令で、事実上瞬間的に送信されることができる。したがって、ユーザは、警報メッセージを保存することができ、その内容は、メッセージを保存するのに遅すぎないうちに少なくとも1つのピクチャを包含するので、非常に豊富であり得る。より貧弱な内容の警報メッセージ、たとえば音声メッセージの場合、バッファメモリ領域の利益はより少ないか、さらには実際にないであろう。バッファメモリ領域は移動端末の外部にあり、これは、保存されているメッセージを消去しようとする邪悪な行為、たとえば移動端末の破壊の有効性を低減することにより移動端末を安全にする。
再度、地下鉄内の女性客の例を考えてみよう。女性客は、残忍そうな顔つきの者たちが車両に入って来たとき、たとえば移動端末を見る振りをして、彼ら、および駅名の入った駅の壁を用心深く撮影する。次いで、女性客は、たとえば、送信準備のできている警報メッセージを緊急サービス機関にそれを押しただけで送信する警報キー上に指を乗せておく。彼らが女性客に迷惑をかけなかった場合は、女性客は、無事に帰宅したときバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージを削除しなければならないだけであり、あるいは、彼らが女性客に近づいて迷惑をかけ、それによって彼らの邪悪な意図が明らかになった場合は、その時点で、女性客は様々な選択肢を有する。襲撃が重傷や死亡など、取り返しのつかない危害になってしまわないうちに警察が次の駅に救急隊を派遣することができるように、女性客は警報キーを押すことができる。たとえ警報キーが押されなくても、女性客が実際に襲撃されて重傷を負ったか、あるいは、ハンドバッグが奪われた場合、たとえ襲撃者たちが女性客の移動端末を奪ってしまっていても、バッファメモリ領域が移動端末の外部にあるので、女性客は後で警察に提供すべき襲撃者たちの顔を示す彼らのピクチャを依然として有することになり、これは警察が襲撃者たちを見つけるチャンスを大いに増やす。たとえ女性客が殺害されても、警察の捜査官はバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージを得ることができ、したがって、興味深い手がかりを追跡することができる。
本発明は、警報システムおよび移動端末、ならびに、警報システムの正確な動作、または、任意選択で警報システムのより有利な動作を可能にするように特に構成された警報システムのサーバに関する。
本発明は、少なくとも1つのピクチャを撮ることができるカメラと、少なくとも1つのピクチャを含む少なくとも1つの警報メッセージを、警報メッセージを処理することができる少なくとも1つの緊急サービス機関に送信することができるサーバインターフェースとを含む移動端末、および警報メッセージを緊急サービス機関に送信することができるサーバを含む警報システムであって、システムが、警報メッセージを記憶することができる移動端末の外部にあるバッファメモリ領域をさらに含むことと、警報メッセージが処理すべく緊急サービス機関に前もっても同時にも送信されずにバッファメモリ領域に記憶されるべきであることを移動端末のユーザがサーバに指示することができるようにするユーザインターフェースを移動端末がさらに含むこととを特徴とする警報システムを提供する。厳密に言えば、警報メッセージは、その唯一の機能が警報メッセージを記憶することであってそれを処理することではない緊急サービス機関の一部分に送信されることができる。したがって、メッセージを記憶することは、緊急サービス機関の通報につながることにならず、適切に対応することにより警報メッセージを処理することに責任を持つ緊急サービス機関の一部分上での処理を引き起こすことにならず、その対応は、通常、緊急サービス機関の職員の少なくとも何人かによる積極的な参加を必要とする。
本発明は、より詳細には、少なくとも1つのピクチャを撮ることができるカメラと、カメラによって撮られた少なくとも1つのピクチャを含む少なくとも1つの警報メッセージを送信することができるサーバインターフェースとを含む移動端末、警報メッセージを処理することができる少なくとも1つの緊急サービス機関、および、緊急サービス機関または緊急サービス機関のうちの1つに警報メッセージを送信することができるサーバを含む警報システムであって、システムが、警報メッセージまたは警報メッセージのうちの少なくとも1つを記憶することができる移動端末の外部にあるバッファメモリ領域をさらに含むことと、緊急サービス機関または緊急サービス機関のうちの1つによるバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージの処理をユーザが開始あるいは防止することができるように、警報メッセージが緊急サービス機関または緊急サービス機関のうちの1つに前もっても同時にも送信されずにバッファメモリ領域に記憶されなければならないことを移動端末のユーザがサーバに指示することができるようにするユーザインターフェースを移動端末がさらに含むこととを特徴とする警報システムを提供する。
本発明はまた、少なくとも1つのピクチャを撮ることができるカメラと、カメラによって撮られた少なくとも1つのピクチャを含む少なくとも1つの警報メッセージをサーバに送信することができるサーバインターフェースとを含む警報移動端末であって、緊急サービス機関によるバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージの処理をユーザが開始あるいは防止することができるように、警報メッセージが緊急サービス機関に前もっても同時にも送信されずに移動端末の外部にあるバッファメモリ領域に記憶されなければならないことを移動端末のユーザがサーバに指示することができるようにするユーザインターフェースを移動端末がさらに含むことを特徴とする警報移動端末を提供する。
本発明は、移動端末から来た、少なくとも1つのピクチャを含む警報メッセージを、緊急サービス機関に送信するための警報サーバであって、サーバが、警報メッセージを記憶することができるバッファメモリ領域と、移動端末のユーザの要求で、移動端末から来た警報メッセージを処理すべく緊急サービス機関に前もっても同時にも送信せずにバッファメモリ領域に記憶することができる処理装置をさらに含むことを特徴とする警報サーバをさらに提供する。
以下の説明および例として提供される添付の図面を参照すると、本発明がより良く理解され、他の特徴および利点が明らかになるであろう。
図1は、本発明の警報システムの一実施形態の図である。警報システムは、移動端末1、サーバ2、緊急サービス機関ネットワーク3、固定パーソナルコンピュータ5、およびテレコミュニケーションネットワーク4内の呼び出しの源を測位するための装置6を含み、上記すべてはテレコミュニケーションネットワーク4を介して互いに通信する。移動端末1は、カメラ11、サーバインターフェース12、ユーザインターフェース13、および電子署名モジュール14を含む。サーバインターフェース12は、たとえばアンテナである。ユーザインターフェース13は、たとえばキーパッドおよび/またはマイクロフォンを含む。サーバ2は、処理装置21、タイマーモジュール22、および暗号化モジュール23を含む。緊急サービス機関ネットワーク3は、複数の緊急サービス機関、たとえば2つの警察署31と32、2つの消防署33と34、および2つの病院35と36を含む。移動端末の外部にあるバッファメモリ領域は、破線で示された様々な位置に配置されてもよく、さらに、これらの位置のうちの複数の位置に一時に配置されることもできる。移動端末の外部にあるバッファメモリ領域は、サーバ2内のバッファメモリ領域20でもよい。さらに、移動端末の外部にあるバッファメモリ領域は、緊急サービス機関ネットワーク3内のバッファメモリ領域30でもよいが、単にバッファメモリ領域30にメッセージを記憶することは、緊急サービス機関31〜36に通報することにならず、緊急サービス機関31〜36は、何か別の成り行きが警報メッセージを動作可能にしない限り、バッファメモリ領域30の内容を処理しようとせず、その場合、それは緊急サービス機関31〜36のうちの少なくとも1つによって処理されることになる。移動端末の外部にあるバッファメモリ領域は、ユーザの構内にあるのでより費用がかからないというユーザにとっての利点を有する移動端末のユーザの固定パーソナルコンピュータ5内にあるバッファメモリ領域50でもよい。移動端末の外部にあるバッファメモリ領域は、十分同様にテレコミュニケーションネットワーク4内の他の位置にあるバッファメモリ領域40でもよい。
次は、本発明の警報システムがどのように動作するかの好ましい一例である。潜在的問題または危険の場合、移動端末1のユーザが、移動端末1に組み込まれているカメラ11を使用して写真またはビデオを撮る。ユーザがユーザインターフェース13を使用して、電子署名モジュール14によって供給された自分の電子署名を含む警報メッセージに、バッファメモリ領域、たとえばサーバ2内のバッファメモリ領域20に記憶されるべき写真またはビデオを組み込む。サーバインターフェース12がアラームメッセージをサーバ2に送信する。処理装置21が警報メッセージを受信し認識する。しかし、ある種の警報メッセージ、たとえば、ユーザが間違いなく実際で事実上の種類の危険にあるのでバッファメモリ領域に記憶されることを意図されず、緊急サービス機関に直接送信されることを意図されるメッセージは、サーバ2によって処理されずに、さらにはサーバ2には完全に透明でもなく、さらにはサーバ2によって記録もされずに、サーバ2によって緊急サービス機関に直接送信されることが考えられることができる。警報メッセージが暗号化モジュール23によって暗号化される。暗号化された警報メッセージがバッファメモリ領域20に記憶される。暗号化された警報メッセージがバッファメモリ領域20に入れられるとすぐタイマーモジュール22がカウントダウンを開始する。カウントダウンが終了すると、ユーザが、自分の固定パーソナルコンピュータ5または自分の移動端末1から行うことができる、記憶されている警報メッセージをまだ削除していない場合は、処理装置21が警報メッセージを、緊急サービス機関31〜36のうちの1つに転送する緊急サービス機関ネットワーク3に送信するか、あるいは、(しかも好ましくは)直接、緊急サービス機関ネットワーク3の緊急サービス機関31〜36のうちの1つに送信する。事件の種類、たとえば火事を表す写真またはビデオの内容の機能として、サーバ2の処理装置21は、それを消防署33または34の1つに送信することを選び、2つの消防署33と34のどちらかの選択は、警報メッセージがそこから送信された場所への地理的近接基準に基づいて行われ、一般に、警報メッセージを生じさせる事件の位置に対応する。警報メッセージがそこから送信された場所の位置が測位装置6によってサーバ2に供給される。次いで、通報された後は、緊急サービス機関、たとえばここでは消防署33が、警報メッセージを生じさせた事件を処理または管理する。このために、消防署33は、その対応チーム、さらには、他の緊急サービス機関、たとえば火事でやけどをした被害者がいる場合は病院35または36と通信することができる。
残忍そうな顔つきの者たちの一団によって襲撃された地下鉄の女性客のほかに多くの例が考えられることができる。ユーザが警報を送るか何もしないかの選択に迷う場合、あらゆる種類の問題または危険な特質の出来事が考えられることができる。考えられることができる出来事には、特に、他の種類の襲撃、事故、疑わしい状況などがある。より具体的な例は、けんかの目撃者になり、けんかをしていた者の1人が死んだ場合に警察に情報を提供すること、煙が充満した建物で火事に遭うことなどであり、その場合、消防署は、対応する前でも、ユーザに助言(「数ヤード右に非常階段につながるドアがあります」とか「向きを変えてください、行き止まりに向かっています」など)を与えることができ、病院の看護職員の助けを借りて負傷者に簡単な応急手当(「頭の下にクッションを入れる」とか「水を少し飲ませる」など)を提供することができる。たとえば、夕方帰る途中に街路で数人によるけんかを目撃したユーザの状況を考えてみよう。これは友人間の友好的な取っ組み合いか?あるいは、まずいことには最後にけんか相手の1人が死ぬかもしれないけんかか?ユーザがこのけんかを撮影し、警報メッセージに入れてビデオを送信した場合、無駄に警察署を煩わせる可能性もある。ユーザがそのまま進み続けて何もしなかった場合、翌日ラジオで、その街路上である人が殺害され、警察には殺人犯(たち)を突き止める手がかりがないことを聞いて、非常に困惑するかもしれない。この場合、情報をバッファメモリ領域に記憶することは、情報を保持し、それが後で使用されることを可能にする。
本発明の警報システムは、移動端末の外部にあるので安全なバッファメモリ領域を提供し、これは最低限度のセキュリティを提供する。バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージの主題である状況の種類によっては、この最低限度のセキュリティは最適ではない可能性があり、バッファメモリ領域のより高い程度のセキュリティが好ましい可能性もある。
好ましい一実施形態では、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが、移動端末のユーザに知られているシークレットコードを使用するだけで、移動端末から削除または変更されることができる。セキュリティは強化されるが、襲撃者がユーザにシークレットコードをむりやり打ち明けさせる可能性があるのでまだ最適ではない。
他の好ましい実施形態では、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが移動端末から削除されることができない。したがって、移動端末を支配した襲撃者および移動端末のユーザは、力ずくででも脅迫によってでも警報メッセージを削除することができず、警報メッセージは襲撃者の危害を受けない。地下鉄でのユーザに対する襲撃の場合には、残忍そうな顔つきの者たちによって(脅迫により、力ずくで)得られたユーザの支配にかかわらず、彼らの顔を示す写真が彼らの力の及ばないところに記憶される。このことは、彼らが警察によって突き止められることができることを確かに知っていることを考えれば、彼らが帰還不能点を越えるのを思いとどまらせ、防止することができる。バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージは、有利には、移動端末から変更されることもできない。したがって、そのようなメッセージは、これこれの写真がこれこれの時間にこれこれの場所からこれこれの移動端末によって送信されたという点で、ある種の条件下では証拠として使用されることもできる。
上記および下記の諸実施形態に関係なく、かつ、上記および下記の諸実施形態に完全に適合するやり方で、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージは、それを処理または管理することができる緊急サービス機関に実際に送信された場合は、自動的に削除されることもできる。警報システムは、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージを相互に排他的でなく管理する少なくとも2つの方法をユーザに提供することができる。
1つの方法では、デフォルトオプションは、ユーザが反対の命令を送信しない限り、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが緊急サービス機関に送信されないことである。潜在的問題または危険が現実になった場合には、ユーザは、記憶されている警報メッセージを緊急サービス機関に、その緊急サービス機関によって処理するために、直ちに送信することを命令することができる。このために、好ましくは、移動端末のユーザインターフェースが、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが緊急サービス機関に送信されなければならないことを移動端末のユーザがサーバに指示することができるようにする。
もう1つの方法では、デフォルトオプションは、ユーザが反対の命令を出さない限り、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが、ある時間遅延後に自動的に緊急サービス機関に送信されることであり、ユーザはやはりこの場合も、有利には、警報メッセージが前もって、すなわち時間遅延が終了する前に緊急サービス機関に送信されるようにすることができる。潜在的問題または危険が現実になる前に消滅した場合は、ユーザは、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージがもう有益でないので、それを削除することを命令することができ、誤警報を構成したであろう警報メッセージは緊急サービス機関に送信されない。このために、システムは、ユーザが反対の命令を出さない限り、バッファメモリ領域に記憶されているメッセージが緊急サービス機関にその終了時に送信される時間遅延を含み、移動端末のユーザインターフェースが、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが緊急サービス機関に送信されてはならないことを移動端末のユーザがサーバに示すことができるようにする。好ましい数値の例では、ユーザが移動端末から警報メッセージにもうアクセスできなくても、警報メッセージが緊急サービス機関に送信される前に、ユーザに警報メッセージを削除するための時間を与えるための時間遅延は、6時間から48時間まで、たとえば12時間または24時間である。また、時間遅延の終了時に送信することを確認するようにとの命令を有する時間遅延が考えられることもできる。
比較的高いレベルのセキュリティのための必要条件を満たす一実施形態では、ユーザの移動端末から離れており、移動端末のユーザがそれに対するアクセス権を有するテレコミュニケーションネットワークの要素から、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが削除または変更されることができる。
ある出来事の証拠を保持するための必要条件を満たす一実施形態では、ユーザがバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージを削除することはできるが、変更することはできない。サーバしかバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージを変更することができない場合、サーバは、記憶されている警報メッセージの真正さ、すなわち、これこれの内容を有するこれこれの警報メッセージがこれこれの時間にこれこれの場所からこれこれの移動端末によって送信されたことを認証する機関として機能することができる。
音を伴うかまたは伴わない少なくとも1つのピクチャを含み、バッファメモリ領域に記憶されることを意図された警報メッセージは、様々な種類のものでもよく、様々なフォーマットを有してもよい。また、ユーザが縮退モードで、すなわち警報メッセージに含まれたピクチャのきわめて豊富な内容の利益なしに、自分の移動端末を利用するのを妨げるものもない。この場合、たとえばユーザがいる銀行における武装強盗の場合、ユーザは、警報メッセージを緊急サービス機関に送信するためにポケットの中で非常に用心深く自分の移動端末をアクティブ化することができ、この警報メッセージは音声メッセージに低下させられ、完全に真っ黒な写真もビデオも利用不可能である。ピクチャを含んだ警報メッセージを送信するためのモードのほかに、移動端末は音声だけを送信するためのモードをユーザに提供することもできるが、これは、警報メッセージが少なくとも1つのピクチャを含む端末の主要使用モードより、ずっと利益が少ない。
警報メッセージ認証のための必要条件を満たす一実施形態では、移動端末および/またはサーバにおいて適切な手段が取られる。バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが、好ましくは移動端末のユーザの電子署名を含み、有利にはサーバによって暗号化される。
有利な実施形態では、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが、少なくとも1つのピクチャと、警報メッセージを送信した移動端末の識別子と、移動端末が警報メッセージをそこから送信した場所と、移動端末が警報メッセージを送信した時刻とを含む。上記すべての要素は、有利には、緊急サービス機関が警報メッセージをできる限り効率よくかつ迅速に処理することができるように警報メッセージに配置される。
一実施形態では、警報メッセージは、音の付随を有するかまたは有しない1つまたは複数の写真を含む。この実施形態は、対象物または人物の正確で信頼できる識別を可能にする非常に明瞭なピクチャという利点を有する。他の実施形態では、警報メッセージは、音を有するかまたは有しないビデオを含む。この実施形態は、たとえば、暴力的または脅迫的挙動、あるいは負傷者の挙動を示し、負傷者の状態の重大さのより詳細な評価を可能にする一連のピクチャが、たとえ写真より低い精細度のものであっても、一連のピクチャによってより良く出来事の状況または進行のコンテキストを示すという利点を有する。
急を要する問題または危険状況、またはユーザが自分の位置を示すのを難しくする状況の場合、たとえば森の真ん中にいる場合、ユーザが、パニックで、または実質的に不可能であるために、自分の位置を自分自身で提供することができない場合、あるいは、難しい条件下でしかそうできない場合は、警報システムが、好ましくは、警報メッセージを自動的に送信した移動端末を測位し、その位置を警報メッセージと関係づける。
警報システムが使用されてもよい国において適用可能な規則に基づいて変わり、それらの規則に依存する可能性がある法律上の理由で、移動端末のある種の警報機能は、サーバおよび/または緊急サービス機関によってアクティブ化されることができるが、移動端末のユーザによってアクティブ化されることはできない。これは、たとえば、後ほど説明されるトレースモードに当てはまる。一方、警報システムが使用される国において適用可能な規則によってある機能が許可されても、ユーザがその機能を常に非アクティブ化することができるように、好ましくは、移動端末のすべての警報機能が移動端末のユーザによって非アクティブ化されることができる。これは、たとえば、後ほど説明されるトレースモードに当てはまる。
好ましい選択肢は、トレースモードで動作する移動端末、すなわち、サーバがバッファメモリ領域に記憶する警報メッセージをサーバに定期的に送信する移動端末の選択肢を警報システムが提供することである。バッファメモリ領域は、ユーザのネットワーク内の他のユーザによって見られることもできる。たとえば、あるときに、年輩のユーザが、たとえば体の具合が悪くなった場合に、自分の子供たちのうちの1人が病院に迅速に警報することができるように、自分の移動端末をトレースモードに設定することもできる。したがって、ある特定の動作モードでは、あるユーザによってバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが別のユーザによって緊急サービス機関に送信され、第1ユーザは、たとえば、第2ユーザにバッファメモリ領域にアクセスするためのコードを供給することにより、これに暗黙のうちに同意していることが考えられることができる。一方、好ましくは、あるユーザによってバッファメモリ領域に入れられた警報メッセージが別のユーザによって削除されることができない。
緊急サービス機関に実際に送信された警報メッセージの処理を容易にするために、サーバは、好ましくは、移動端末から警報メッセージを受信した緊急サービス機関の要求で緊急サービス機関と移動端末との間の電話接続をセットアップすることができる。送信されている同じ状況に関する複数の警報メッセージの場合、状況が制御下にあることを通知するために、サーバは、好ましくは、移動端末から警報メッセージを受信した緊急サービス機関の要求で、あるユーザの移動端末に緊急サービス機関が警報メッセージをすでに処理していることを通知することができる。
緊急サービス機関は、一般に、公的緊急サービス機関である。緊急サービス機関の好ましい例は、警察署、消防署および病院である。1つまたは複数の緊急サービス機関はまた、非公的緊急サービス機関、特に私立探偵社、看護師、またはかかりつけの医師でもよい。
警報メッセージがそこに送信される緊急サービス機関は、その種類、たとえば、警察署、消防署または病院に関して、あるいは、その位置、たとえば、第14管区の警察署または第15管区の警察署に関して、様々なやり方で選択されることができる。警報メッセージがそこに送信される緊急サービス機関は、好ましくは、移動端末が警報メッセージをそこから送信した場所に最も近い緊急サービス機関である。
一実施形態では、移動端末のユーザは、警報メッセージのより速い処理を可能にするという利点を有する、警報メッセージがそこに送信される緊急サービス機関の種類を選択することができるが、不適切な緊急サービス機関への送信につながる可能性があり、それにもかかわらず、この緊急サービス機関は次にこの警報メッセージを、警報メッセージの処理により良く適した別の緊急サービス機関に転送することもできる。
他の実施形態では、警報メッセージがそこに送信される緊急サービス機関の種類の選択は、緊急サービス機関選択機能が緊急サービス機関ネットワークにその場合転送される、サーバがサーバを提供する緊急サービス機関ネットワークでない限り、サーバがこの選択機能を含むので、たとえその場合サーバがより複雑であっても、ユーザにとってより簡単であるという利点を有するサーバによって実行されても訂正されてもよい。ユーザによる明白なエラーの場合、訂正機能は、警報メッセージの送信先を変えることか、または、警報メッセージをユーザによって指定された緊急サービス機関に送信するのと同時に警報メッセージを別の緊急サービス機関にコピーすることかのいずれかにある。警報メッセージがそこに送信される緊急サービス機関の所与の種類の範囲内の特定の緊急サービス機関は、好ましくは、たとえば地理的近接基準に基づいてサーバによって選択される。
本発明の警報システムの一実施形態の図である。

Claims (27)

  1. 少なくとも1つのピクチャを撮ることができるカメラ(11)と、少なくとも1つのピクチャを含む少なくとも1つの警報メッセージを送信することができるサーバインターフェース(12)とを含む移動端末(1)、
    警報メッセージを処理することができる少なくとも1つの緊急サービス機関(31〜36)、および、
    警報メッセージを緊急サービス機関に送信することができるサーバ(2)
    を含む警報システムであって、
    前記警報システムが、警報メッセージを記憶することができる移動端末の外部にあるバッファメモリ領域(20、30、40、50)をさらに含み
    移動端末が、警報メッセージが処理すべく緊急サービス機関に前もっても同時にも送信されずにバッファメモリ領域に記憶されるべきであることを、移動端末のユーザがサーバに指示することができるようにするユーザインターフェース(13)をさらに含み、
    前記サーバ(2)がタイマーモジュール(22)を有し、
    前記警報メッセージが前記バッファメモリ領域に入れられるとすぐ前記タイマーモジュール(22)がカウントダウンを開始し、カウントダウンが終了したときに、前記バッファメモリ領域に記憶された警報メッセージが前記バッファメモリ領域からまだ削除されていない場合は、前記サーバ(2)が前記警報メッセージを前記緊急サービス機関に送信すること、を特徴とする、警報システム。
  2. 少なくとも1つのピクチャを撮ることができるカメラ(11)と、
    カメラによって撮られた少なくとも1つのピクチャを含む少なくとも1つの警報メッセージを送信することができるサーバインターフェース(12)と
    を含む移動端末(1)、
    警報メッセージを処理することができる少なくとも1つの緊急サービス機関(31〜36)、および
    緊急サービス機関または緊急サービス機関のうちの1つに警報メッセージを送信することができるサーバ(2)
    を含む警報システムであって、
    システムが
    警報メッセージまたは警報メッセージのうちの少なくとも1つを記憶することができる移動端末の外部にあるバッファメモリ領域(20、30、40、50)
    をさらに含み、
    移動端末が、
    警報メッセージが、ユーザがバッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージの緊急サービス機関または緊急サービス機関のうち1つによる処理を開始または防止することができるように緊急サービス機関または緊急サービス機関のうちの1つに前もっても同時にも送信されずにバッファメモリ領域に記憶されなければならないことを移動端末のユーザがサーバに示すことができるようにするユーザインターフェース(13)をさらに含み、
    前記サーバ(1)がタイマーモジュール(22)を有し、
    前記警報メッセージが前記バッファメモリ領域に入れられるとすぐ前記タイマーモジュール(22)がカウントダウンを開始し、カウントダウンが終了したときに、前記バッファメモリ領域に記憶された警報メッセージが前記バッファメモリ領域からまだ削除されていない場合は、前記サーバ(2)が前記警報メッセージを前記緊急サービス機関に送信すること、を特徴とする警報システム。
  3. バッファメモリ領域に記憶されている1つまたは複数の警報メッセージが移動端末から削除されることができないことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の警報システム。
  4. バッファメモリ領域に記憶されている1つまたは複数の警報メッセージが移動端末から変更されることができることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の警報システム。
  5. バッファメモリ領域に記憶されている1つまたは複数の警報メッセージが、移動端末のユーザによって保持されているシークレットコードを使用することを除いては、移動端末から削除されることも変更されることもできないことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の警報システム。
  6. 移動端末のユーザインターフェースが、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが緊急サービス機関に送信されなければならないことを移動端末のユーザがサーバに指示することができるようにすることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の警報システム。
  7. カウントダウンを開始し、カウントダウンが終了までの時間が6時間から48時間の範囲で変わることを特徴とする、請求項1から6に記載の警報システム。
  8. ユーザの移動端末から離れており、移動端末のユーザがそれへのアクセス権を有するテレコミュニケーションネットワーク要素(5)から、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが削除されるかまたは変更されることができることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の警報システム。
  9. バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージがユーザによって削除されることはできるがユーザによって変更されることはできないことを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の警報システム。
  10. バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが移動端末のユーザの電子署名を含むことを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の警報システム。
  11. バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージがサーバによって暗号化されることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の警報システム。
  12. バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージが、少なくとも1つのピクチャと、警報メッセージを送信した移動端末の識別子と、移動端末が警報メッセージをそこから送信した場所と、移動端末が警報メッセージを送信した時刻とを含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載の警報システム。
  13. 警報システムが警報メッセージを送信した移動端末を自動的に測位し、前記位置を警報メッセージと関連づけることを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記載の警報システム。
  14. 警報メッセージが1つまたは複数の写真を含むことを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載の警報システム。
  15. 警報メッセージがビデオを含むことを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載の警報システム。
  16. 移動端末のある決まった警報機能のアクティブ化がサーバおよび/または緊急サービス機関によっては可能であるが、移動端末のユーザによっては不可能であることを特徴とする、請求項1から15のいずれかに記載の警報システム。
  17. 移動端末のすべての警報機能の非アクティブ化が移動端末のユーザによって可能であることを特徴とする、請求項1から16のいずれかに記載の警報システム。
  18. 警報システムが、移動端末がトレースモードで、すなわち、サーバが警報メッセージをバッファメモリ領域に記憶するために前記警報メッセージをサーバに定期的に送信することにより、動作する選択肢を提供することを特徴とする、請求項1から17のいずれかに記載の警報システム。
  19. 移動端末から警報メッセージを受信した緊急サービス機関の要求で、サーバが緊急サービス機関と移動端末との間の電話接続をセットアップすることができることを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載の警報システム。
  20. 移動端末から警報メッセージを受信した緊急サービス機関の要求で、緊急サービス機関が警報メッセージを処理していることをサーバが移動端末に通知することができることを特徴とする、請求項1から19のいずれかに記載の警報システム。
  21. 警報メッセージがそこに送信される緊急サービス機関が、移動端末が警報メッセージをそこから送信した場所に最も近い緊急サービス機関であることを特徴とする、請求項1から20のいずれかに記載の警報システム。
  22. 緊急サービス機関が少なくとも1つの警察署および/または少なくとも1つの消防署および/または少なくとも1つの病院を含むことを特徴とする、請求項1から21のいずれかに記載の警報システム。
  23. 警報メッセージがそこに送信されることができる緊急サービス機関の種類が移動端末のユーザによって選択されることができることを特徴とする、請求項1から22のいずれかに記載の警報システム。
  24. 警報メッセージがそこに送信されることができる緊急サービス機関の種類の選択がサーバによって行われるかまたは訂正されることができることを特徴とする、請求項1から23のいずれかに記載の警報システム。
  25. サーバが緊急サービス機関の所与の種類から特定の緊急サービスを選択し、警報メッセージがその特定の緊急サービス機関に送信されることができることを特徴とする、請求項1から24のいずれかに記載の警報システム。
  26. 少なくとも1つのピクチャを撮ることができるカメラ(11)と、
    カメラによって撮られた少なくとも1つのピクチャを含む少なくとも1つの警報メッセージをサーバに送信することができるサーバインターフェース(12)と
    を含む警報移動端末であって、バッファメモリ領域に記憶されている警報メッセージの緊急サービス機関による処理をユーザが開始または防止することができるように、警報メッセージが緊急サービス機関に前もっても同時にも送信されずに移動端末の外部にあるバッファメモリ領域に記憶されなければならないことを移動端末のユーザがサーバに示すことができるようにするユーザインターフェース(13)を移動端末がさらに含むことを特徴とする、警報移動端末。
  27. 移動端末から来た、少なくとも1つのピクチャを含む警報メッセージを緊急サービス機関に送信するための警報サーバであって、
    サーバが、
    警報メッセージを記憶することができるバッファメモリ領域(20)と、
    移動端末のユーザの要求で、移動端末から来た警報メッセージを処理すべく緊急サービス機関に前もっても同時にも送信せずにバッファメモリ領域に記憶することができる処理装置(21)と、
    タイマーモジュール(22)をさらに含み、
    前記警報メッセージが前記バッファメモリ領域に入れられるとすぐ前記タイマーモジュール(22)がカウントダウンを開始し、カウントダウンが終了したときに、前記バッファメモリ領域に記憶された警報メッセージが前記バッファメモリ領域からまだ削除されていない場合は、前記サーバ(1)が前記警報メッセージを前記緊急サービス機関に送信することを特徴とする、警報サーバ。
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