JP4874138B2 - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

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この発明は、貯湯式のヒートポンプ式給湯装置に関するものである。
冷媒回路の圧力保護装置が備えられたヒートポンプ式給湯装置において、圧力保護装置による圧縮機の運転停止が発生した場合、圧縮機を再起動する必要がある。従来のヒートポンプ式給湯装置には、その圧縮機を再起動する際、水循環装置の搬送量を増加させて圧縮機を再起動させているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−258375号公報
従来のヒートポンプ式給湯装置は、減圧装置等の冷媒回路への異物の付着に伴う冷媒循環量の減少による圧力上昇、多湿条件等の外部環境要因による圧力上昇、温水タンクからの給水温度の上昇による圧力上昇に対し、圧力保護装置による頻繁な圧縮機の運転停止を回避できないという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、減圧装置等の冷媒回路への異物の付着等に起因して冷媒循環量が減少しても、圧力保護装置による圧縮機の運転停止後の再起動において、圧力の上昇を抑制して、圧縮機摺動部の信頼性を向上することを目的とするものである。
また、第2の目的は、外部環境要因やユーザーの使用状態により発生しうる圧力保護装置による圧縮機の運転停止に対して、その運転停止後の再起動において、頻繁な圧力保護停止を抑制して、安定した能力を得ることを目的とするものである。
この発明に係るヒートポンプ式給湯装置は、圧縮機、冷媒−水熱交換器、減圧装置、蒸発器が順次接続された冷媒循環回路と、前記冷媒−水熱交換器で加熱された温水を貯湯する温水タンクと、前記冷媒−水熱交換器と前記温水タンクの間に水循環装置を備えたヒートポンプ式給湯装置において、前記冷媒循環回路の圧力が所定値以上の場合に前記圧縮機を停止させる圧力保護装置と、前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が発生した場合に、前記冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、予め定めた目標値より低く設定して、前記圧縮機を再起動させる制御装置とを、備えたものである。
また、この発明に係るヒートポンプ式給湯装置は、圧縮機、冷媒−水熱交換器、減圧装置、蒸発器が順次接続された冷媒循環回路と、前記冷媒−水熱交換器で加熱された温水を貯湯する温水タンクと、前記冷媒−水熱交換器と前記温水タンクの間に水循環装置を備えたヒートポンプ式給湯装置において、前記冷媒回路の圧力が所定値以上の場合に前記圧縮機を停止させる圧力保護装置と、前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が発生した場合に、前記冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、予め定めた目標値より低く設定して、前記圧縮機を再起動させる制御装置とを、備えたものである。
なお、前記制御装置は、前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が複数回発生した場合に、前記冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、その発生回数に従って低く設定して、前記圧縮機を再起動させることが好ましい。
この発明のヒートポンプ式給湯装置は、冷媒循環量の減少、外部環境要因、ユーザーの使用状態等に起因して発生しうる圧力保護装置による圧縮機の運転停止に対し、減圧装置の絞り開度を、予め定めた絞り開度より大きくして、圧縮機を再起動させる制御装置が作用する。これによって、冷媒循環回路内の圧力の上昇が抑制され、圧縮機摺動部の信頼性が向上するという効果を有する。また、頻繁な圧力保護停止を抑制でき、安定した能力が発揮できるという効果を有する。
また、この発明のヒートポンプ式給湯装置は、冷媒循環量の減少、外部環境要因、ユーザーの使用状態等に起因して発生しうる圧力保護装置による圧縮機の運転停止に対し、冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、予め定めた目標値より低く設定して、圧縮機を再起動させる制御装置が作用する。これによって、冷媒循環回路内の圧力の上昇が抑制され、圧縮機摺動部の信頼性が向上するという効果を有する。また、頻繁な圧力保護停止を抑制でき、安定した能力が発揮できるという効果を有する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るヒートポンプ式給湯装置の全体構成図である。図1に示すように、圧縮機1、冷媒−水熱交換器2、減圧装置3、蒸発器4が冷媒配管15によって環状に接続されて冷媒循環回路を構成している。蒸発器4にはモータ6で駆動されるファン7が備えられている。
また、冷媒循環回路内の圧力、例えば、圧縮機1の吐出圧力を検知し、その圧力が予め定めた値(所定値に同じ)以上となった時に圧縮機1を停止させる圧力保護装置5を備えている。
さらに、冷媒−水熱交換器2で加熱された温水を貯湯する温水タンク14と、冷媒−水熱交換器2と温水タンク14の間に配置された水(温水も含む)循環装置10とを備え、それらが温水循環配管16で接続されて温水循環回路を構成している。
冷媒−水熱交換器2の給水側には給水温度を検出する給水温度検出装置9が設けられ、冷媒−水熱交換器2の出水側には冷媒−水熱交換器2から出る温水の温度(以下、沸上げ温度という)を検出する沸上げ温度検出装置8が設けられている。
温水循環回路側には、また、ユーザーが給湯温度や水量等の設定を行う操作部11と、操作部11からの信号に基づいて水循環装置10の回転数を制御する水循環装置用制御装置12とを備える。
そして、圧力保護装置5、給水温度検出手段9、沸上げ温度検出手段8、および圧縮機1と通信可能に配置された制御装置13を備えている。実施の形態1における制御装置13は、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が発生した場合に、減圧装置3の絞り開度を、通常値として予め定めた絞り開度より大きくして、圧縮機1を再起動させる作用を果たすものである。この制御装置13は、例えば、CPUやマイコンと、それらに記憶されたプログラムによって構成される。
次に、図1のヒートポンプ式給湯装置の沸上げ運転時の動作について説明する。圧縮機1から吐出された高圧・高温冷媒は、冷媒−水熱交換器2で放熱され高圧・低温冷媒となり、冷媒−水熱交換器2を出た冷媒は、減圧装置3で減圧され低圧・低温冷媒となる。減圧装置3を通過した冷媒は、蒸発器4で空気と熱交換した後、圧縮機1に戻るように循環する。一方、温水タンク14に貯湯された水は、水循環装置10により冷媒−水熱交換器2に流入し、そこで冷媒循環回路の冷媒との熱交換により加熱されて高温の湯となり、温水循環配管16を通り温水タンク14に入るように循環する。
図2は、二酸化炭素を冷媒に使用したヒートポンプの圧力−エンタルピ線図である。二酸化炭素を冷媒に使用したヒートポンプは、臨界圧力以上まで加圧されるため、空調用で広く使用されるR410Aのように温度から圧力を推定することができない。また、給湯装置は外気が高い夏場でも暖房サイクルの運転が要求されるため、特に高温多湿条件で運転する際は、図3のように圧力が上昇しやすくなるといった特徴がある。さらに、ユーザーの使用状態によっては、温水タンク14の下部の温度が高くなり、高温の湯が冷媒−水熱交換器2に循環される高温給水運転状態となり、図4のように圧力が上昇しやすくなるといった特徴がある。
図2〜図4に示したように、二酸化炭素を冷媒に使用したヒートポンプ式給湯装置は、冷媒温度による圧力の推定が不可能であり、さらに、外部環境やユーザーの使用状態によって圧力が上昇しやすいといった特徴があるため、圧力上昇時に圧縮機1を停止させる圧力保護装置5を備えている。以下において、この圧力保護装置5が作動した後の圧縮機1の再起動の方法を説明する。
図5は、圧力保護装置5が作動して圧縮機1が停止した場合の、制御装置13による圧縮機1の再起動の方法の一例を示すフローチャートである。
圧力保護装置5が作動し圧縮機1が停止すると、圧力保護装置5の作動信号が制御装置13に送られる(S1)。制御装置13は、その作動信号を受信すると(S2)、減圧装置3の絞り開度(減圧装置3が弁であれば弁開度)を、通常値として予め定めた絞り開度より大きくして(S3)、圧縮機1を再起動させる(S4)。すなわち、制御装置13は、減圧装置3の通常の場合の運転開始の絞り開度に対して、+αの補正を加えた制御定数で再起動運転を開始する。
なお、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が複数回発生した場合には、制御装置13は、その発生回数を記憶しておき、減圧装置3の絞り開度を、その発生回数に従って順次大きくして、圧縮機1を再起動させても良い。すなわち、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止がn回目の場合、制御装置13は、減圧装置3の通常の場合の運転開始の絞り開度に対して、+α1+α2+・・・・+αnのように段階的な補正を加えた制御定数で再起動運転を開始しても良い。
圧力保護装置5の作動時、以上のように、減圧装置3の運転開始開度にプラスの補正を加えた制御定数で再起動運転を行うことで、冷媒循環回路の圧力の上昇を抑制でき、圧縮機摺動部の信頼性が向上する。さらに、頻繁な圧力保護停止が抑制されるため、安定した能力を発揮する運転を行うことが可能になる。
実施の形態2.
実施の形態2のヒートポンプ式給湯装置の構成は、基本的に実施の形態1と同様であり、実施の形態1とは制御装置13の作用のみが相違する。実施の形態2の制御装置13は、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が発生した場合に、沸上げ温度検出装置8で検出される沸上げ温度の目標値を、通常値として予め定めた目標値より低く設定して、圧縮機1を再起動させるものである。以下、これについて詳しく説明する。
図6は、圧力保護装置5が作動して圧縮機1が停止した場合の、制御装置13による圧縮機1の再起動の方法の一例を示すフローチャートである。
圧力保護装置5が作動し圧縮機1が停止すると、圧力保護装置5の作動信号が制御装置13に送られる(S11)。制御装置13は、その作動信号を受信すると(S12)、沸上げ温度の目標値を、通常値として予め定めた目標値より低く設定して(S13)、圧縮機1を再起動させる(S14)。すなわち、制御装置13は、冷媒−水熱交換器2を出る温水の沸上げ温度の目標値を、通常値として予め定めた目標値に対して、−βの補正を加えた制御定数で再起動運転を開始する。
なお、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が複数回発生した場合には、制御装置13は、その発生回数を記憶しておき、沸上げ温度の目標値を、その発生回数に従って順次低く設定して、圧縮機1を再起動させても良い。すなわち、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止がn回目の場合、制御装置13は、減圧装置3の通常の場合の運転開始の沸上げ温度目標値に対して、−β1−β2−・・・・−βnのように段階的な補正を加えた制御定数で再起動運転を開始しても良い。
圧力保護装置5の作動時、以上のように、冷媒−水熱交換器2を出る温水の沸上げ温度の目標値にマイナスの補正を加えた制御定数で再起動運転を行うことで、冷媒循環回路ではその目標値に対応した運転が行われるため、冷媒循環回路の圧力の上昇を抑制でき、圧縮機摺動部の信頼性が向上する。さらに、頻繁な圧力保護停止が抑制されるため、安定した能力を発揮する運転を行うことが可能になる。
実施の形態3.
実施の形態3のヒートポンプ式給湯装置の構成も、基本的に実施の形態1と同様であり、実施の形態1とは制御装置13の作用のみが相違する。実施の形態3の制御装置13は、実施の形態1の制御装置13と実施の形態2の制御装置13の両方の機能を兼ね備えたものである。すなわち、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が発生した場合に、減圧装置3の絞り開度を、通常値として予め定めた絞り開度より大きくするとともに、沸上げ温度の目標値を、通常値として予め定めた目標値より低く設定して、圧縮機1を再起動させるものである。
制御装置13のこのような作用により、冷媒循環回路の圧力の上昇をより効果的に抑制でき、圧縮機摺動部の信頼性が向上する。さらに、頻繁な圧力保護停止が抑制されるため、安定した能力を発揮する運転を行うことが可能になる。
実施の形態4.
図7は本発明の実施の形態4に係るヒートポンプ式給湯装置の構成図である。図7のヒートポンプ式給湯装置は、圧縮機1、冷媒−水熱交換器2、第1減圧装置3、蒸発器4、高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器18の低圧側流路18aが順次接続された主回路と、冷媒−水熱交換器2と第1減圧装置3との間から分岐し、高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器18の高圧側流路18bおよび第2減圧装置19を通って、蒸発器4に至るバイパス回路とを有した冷媒循環回路を有している。
また、冷媒循環回路内の圧力、例えば、圧縮機1の吐出圧力を検知し、その圧力が予め定めた値(所定値に同じ)以上となった時に圧縮機1を停止させる圧力保護装置5を備えている。
さらに、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が発生した場合に、第2減圧装置19の絞り開度を、通常値として予め定めた絞り開度より大きくして圧縮機1を再起動させる制御装置13を備えている。
なお、温水循環回路側の構成は、図1のヒートポンプ式給湯装置の場合と同じである。
図7において、第2減圧装置19および高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器18は、次のような作用を果たしている。すなわち、第2減圧装置19の絞り開度を調整することで、高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器18の熱交換量を最適に制御し、外気温度や給水温度に応じて効率的な運転を可能にする。また、第2減圧装置19は、霜取り運転時の冷媒循環量を増やすためにも使用される。
図8は、圧力保護装置5が作動して圧縮機1が停止した場合の、制御装置13による圧縮機1の再起動の方法の一例を示すフローチャートである。
圧力保護装置5が作動し圧縮機1が停止すると、圧力保護装置5の作動信号が制御装置13に送られる(S21)。制御装置13は、その作動信号を受信すると(S22)、第2減圧装置19の絞り開度(第2減圧装置19が弁であれば弁開度)を、通常値として予め定めた絞り開度より大きくして(S23)、圧縮機1を再起動させる(S24)。すなわち、制御装置13は、第2減圧装置19の通常の場合の運転開始の絞り開度に対して、+γの補正を加えた制御定数で再起動運転を開始する。
なお、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止が複数回発生した場合には、制御装置13は、その発生回数を記憶しておき、減圧装置3の絞り開度を、その発生回数に従って順次大きくして、圧縮機1を再起動させても良い。すなわち、圧力保護装置5による圧縮機1の運転停止がn回目の場合、制御装置13は、減圧装置3の通常の場合の運転開始の絞り開度に対して、+γ1+γ2+・・・・+γnのように段階的な補正を加えた制御定数で再起動運転を開始しても良い。
圧力保護装置5の作動時、以上のように、第2減圧装置19の運転開始開度にプラスの補正を加えた制御定数で再起動運転を行うことで、冷媒循環回路の圧力の上昇を抑制でき、圧縮機摺動部の信頼性が向上する。さらに、頻繁な圧力保護停止が抑制されるため、安定した能力を発揮する運転を行うことが可能になる。
また、制御装置13が、(1)実施の形態1と同様に第1減圧装置3の運転開始開度を通常時より大きくして圧縮機1を再起動する態様、(2)実施の形態2と同様に沸上げ温度検出装置8により検出される沸上げ温度の目標値を通常時より低く設定して圧縮機1を再起動する態様、および、(3)上記のように第2減圧装置19の運転開始開度を通常時より大きくして圧縮機1を再起動する態様、のいずれも可能にしておき、それらの各態様を組み合わせて利用するようにしても良い。
圧力保護装置5が作動して圧縮機1が停止した場合に、(1)〜(3)の態様を組合わせた制御定数により再起動運転を行うことで、冷媒循環回路の圧力の上昇をより効果的に抑制でき、圧縮機摺動部の信頼性が向上する。さらに、頻繁な圧力保護停止が抑制されるため、安定した能力を発揮する運転を行うことが可能になる。
なお、上記の各実施の形態において、圧力保護装置5と制御装置13とを別体のものとして説明したが、圧力保護装置5が制御装置13に含まれる構成としてもよい。
また、冷媒回路に比較的安価で安定な二酸化炭素を冷媒に使用することで、製品コストを抑えることが可能になる。さらに、二酸化炭素はオゾン破壊係数が0であり、地球温暖化係数も小さいことから、環境にやさしい製品の提供が可能になる。
この発明の実施の形態1に係るヒートポンプ式給湯装置の全体構成図。 二酸化炭素を冷媒に使用したヒートポンプの圧力−エンタルピ線図。 高温高湿時条件における二酸化炭素を冷媒に使用したヒートポンプの圧力−エンタルピ線図。 高温給水条件における二酸化炭素を冷媒に使用したヒートポンプの圧力−エンタルピ線図。 実施の形態1に係る制御装置による圧縮機の再起動の方法の一例を示すフローチャート。 実施の形態2に係る制御装置による圧縮機の再起動の方法の一例を示すフローチャート。 この発明の実施の形態4に係るヒートポンプ式給湯装置の全体構成図。 実施の形態4に係る制御装置による圧縮機の再起動の方法の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1 圧縮機、2 冷媒−水熱交換器、3 減圧装置または第1減圧装置、4 蒸発器、5 圧力保護装置、6 モータ、7 ファン、8 沸上げ温度検出装置、9 給水温度検出装置、10 水循環装置、11 操作部、12 水循環装置用制御装置、13 制御装置、14 貯水タンク、15 冷媒配管、16 温水循環配管、18 高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器、19 第2減圧装置。

Claims (6)

  1. 圧縮機、冷媒−水熱交換器、減圧装置、蒸発器が順次接続された冷媒循環回路と、前記冷媒−水熱交換器で加熱された温水を貯湯する温水タンクと、前記冷媒−水熱交換器と前記温水タンクの間に水循環装置を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記冷媒循環回路の圧力が所定値以上の場合に前記圧縮機を停止させる圧力保護装置と、
    前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が発生した場合に、前記冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、予め定めた目標値より低く設定して、前記圧縮機を再起動させる制御装置とを、
    備えたことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. 前記制御装置は、前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が複数回発生した場合に、前記冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、その発生回数に従って低く設定して、前記圧縮機を再起動させることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯装置。
  3. 圧縮機、冷媒−水熱交換器、減圧装置、蒸発器が順次接続された冷媒循環回路と、前記冷媒−水熱交換器で加熱された温水を貯湯する温水タンクと、前記冷媒−水熱交換器と前記温水タンクの間に水循環装置を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記冷媒循環回路の圧力が所定値以上の場合に前記圧縮機を停止させる圧力保護装置と、
    前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が発生した場合に、前記減圧装置の絞り開度を、予め定めた絞り開度より大きくするとともに、前記冷媒−水熱交換器を出る温水の沸上げ温度の目標値を、予め定めた目標値より低く設定して、前記圧縮機を再起動させる制御装置とを、
    備えたことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  4. 圧縮機、冷媒−水熱交換器、第1減圧装置、蒸発器、高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器の低圧側流路が順次接続された主回路と、前記冷媒−水熱交換器と前記第1減圧装置との間から分岐し、前記高圧冷媒−低圧冷媒熱交換器の高圧側流路および第2減圧装置を通って、前記蒸発器に至るバイパス回路とを有した冷媒循環回路と、前記冷媒−水熱交換器で加熱された温水を貯湯する温水タンクと、前記冷媒−水熱交換器と前記温水タンクの間に水循環装置を備えたヒートポンプ式給湯装置において、
    前記冷媒循環回路の圧力が所定値以上の場合に前記圧縮機を停止させる圧力保護装置と、
    前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が発生した場合に、前記第2減圧装置の絞り開度を、予め定めた絞り開度より大きくして前記圧縮機を再起動させる制御装置とを、
    備えたことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  5. 前記制御装置は、前記圧力保護装置による前記圧縮機の運転停止が複数回発生した場合に、前記第2減圧装置の絞り開度を、その発生回数に従って大きくして、前記圧縮機を再起動させることを特徴とする請求項4記載のヒートポンプ式給湯装置。
  6. 冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒートポンプ式給湯装置。
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