JP4871478B2 - ラメラ相及び等方性相を含む押出し可能な多相組成物 - Google Patents
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Description
本発明は、「構造化」ラメラ相組成物及び「非構造化」等方性相組成物の両方を含む、皮膚クレンジング組成物またはシャワーゲル組成物中に通常使用されるタイプの押出し可能な多相液体クレンジング組成物に関する。
【0002】
二相クレンジング組成物及び関連組成物
クレンジング機能及びモイスチャライジング効果の両方を与える組成物は公知である。例えば、援用により本明細書に含まれるとするGreenらの国際特許出願公開第90/13283号パンフレットは、イセチオン酸塩のアシルエステル、長鎖脂肪酸、モイスチャライザー成分及び任意成分としてセッケンを含む組成物を開示している。
【0003】
前記した2重の目的を持った組成物で従来経験した1つの問題は、十分量のモイスチャライザー成分が配合されていなかったり使用時に十分量が沈着しないことである。
【0004】
前記したクレンジング/モイスチャライジング組成物に関連する別の問題は不安定なことである。援用により本明細書に含まれるとするHelliwellの国際特許出願公開第94/03152号パンフレットは、非セッケン洗剤、シリコーン油及びカチオン性ポリマーを含むシャワーゲルを開示しているが、この特許によれば製品の安定性を維持しようとするならば使用するシリコーン油の平均液滴サイズは2ミクロン以下である。
【0005】
援用により本明細書に含まれるとするChamberらの米国特許第5,612,307号明細書(本願と同一譲渡人)では、クレンジング成分及びモイスチャライジング成分を区別されているドメイン/縞(stripes)として包装手段から別々にではあるが一緒に分配するクレンジング/モイスチャライジング製品を用いることにより安定な処方物において有効物質の高い沈着が得られることが認められた。
【0006】
より具体的には、Chambersらの組成物は界面活性剤含有のベース処方物及び有効物質を含み、前記のベース処方物及び有効物質は物理的に分離している(直接接触していない)が、個々の縞としてベース処方物及び有効物質の両方を含む1つの包装手段から分配された。前記縞は少なくとも1000ミクロンの幅を有し、ベース処方物及び有効物質の縞は後混合することなく使用された(後混合を必要とするUnilverの欧州特許第468,703号明細書と比較されたい)。
【0007】
援用により本明細書に含まれるとするPuvvadaらの米国特許第5,929,019号明細書(本願と同一出願人)には、界面活性剤を含み得るように有効物質の縞が改変されている以外はChambersらに記載されているクレンザー/モイスチャライザー組成物と同一の使用前に混合することなく別々に分配される組成物が開示されている。
【0008】
パッケージにおいて分離されていない多相クレンジング化粧品組成物も公知である。例えば、援用により本明細書に含まれるとするDallalらの米国特許第5,059,414号明細書には、1つの容器に独立のゲル化マトリックス状の2つ以上の独立製品を収容されているが同時に分配する多相の高粘度化粧品が開示されている。しかしながら、Dallalは毛髪用の多相等方性ゲル製品を記載しているが、本発明はパーソナルケア(手、身体及び毛髪)用の少なくとも1つのラメラ液体及び少なくとも1つの等方性液体を含む組成物に関する。
【0009】
援用により本明細書に含まれるとするBordatらの国際特許出願公開第98/24399号パンフレットは、皮膚、身体または毛髪に使用するためのチューブディスペンサーから1本のストランドとして一緒に絞り出される高粘度の別個の水性及び油相エマルション組成物を記載している。対照的に、本発明は少なくとも1つのラメラ液体及び少なくとも1つの等方性液体を使用している。
【0010】
援用により本明細書に含まれるとするBarkerらの米国特許第4,335,103号明細書は、少なくとも1つのクリームまたはエマルション相及び1つのゲル相を有する多相化粧品組成物を記載している。しかしながら、Barkerらは、少なくとも1つのラメラ液体及び少なくとも1つの等方性液体を含む本発明の安定な組成物を開示していない。
【0011】
ラメラ組成物
液体クレンジング溶液を含めたすべての界面活性剤溶液のレオロジー挙動はミクロ構造、すなわち溶液中のミセルまたは他の自己集合構造物の形態及び濃度に強く依存する。
【0012】
ミセルを形成するのに十分な界面活性剤(臨界ミセル濃度(CMC)を越える濃度)が存在するとき、例えば球形、円筒形(棒様)または平円盤状ミセルが形成し得る。界面活性剤濃度が高くなると、ラメラ相、ヘキサゴナル相または立方相のような規則液晶相が形成し得る。ラメラ相は、例えば交互の界面活性剤二重膜及び水層から構成されている。前記層は通常平らでなく、折り畳まれてベシクルまたはリポソームと称されるサブミクロンの球形オニオン様構造を形成する。一方、ヘキサゴナル相は六角格子に配列した長い円筒状ミセルから構成されている。通常、多くのパーソナルケア製品のミクロ構造は球形ミセル、ロッドミセルまたはラメラ分散物から構成されている。
【0013】
上記したように、ミセルは球形またはロッド様であり得る。球形ミセルを有する処方物は低い粘度を有し、ニュートンずり挙動を呈する傾向にある(すなわち、粘度は剪断率の関数として一定のままである。製品を簡単に注入したいならば、溶液は余り粘性でなく、その結果懸濁しない)。上記系において、粘度は界面活性剤濃度と共に直線的に上昇する。
【0014】
ロッドミセル溶液は、長ミセルの動きが制限されるのでより粘性である。臨界剪断率で、ミセルは整列し、溶液はずり減粘となる。塩を添加すると、ロッドミセルは大きくなり、粒子の懸濁を助けるゼロずり粘度(ボトル中に静置したときの粘度)は上昇し、臨界剪断率(製品がずり減粘になるポイント;臨界剪断率が高くなると製品の注入はより困難となる)も上昇する。
【0015】
ラメラ分散物は、(成分ラメラ滴が最密充填に配置されているために)高いゼロずり粘度を有し得るので球形ミセルやロッド様ミセルとは異なる。しかしながら、前記溶液は非常にずり減粘性である(注入時容易に分配する)。すなわち、前記溶液は適度の剪断率でロッドミセル溶液よりも低粘性となり得る。
【0016】
従って、液体クレンジング組成物を処方するとき、ロッドミセル溶液(そのゼロずり粘度、例えば懸濁能は余り優れてなく及び/または余りずり減粘性でない)またはラメラ分散物(より高いゼロずり粘度、例えばより優れた懸濁性を有するが、かなりずり減粘性である)を選択する。前記ラメラ組成物は、ゼロずり粘度が高く(懸濁及び/または構造化のために良好)、同時に注入時に容易に分配されるようにかなりずり減粘性であることにより特徴づけられる。前記組成物は、高いモイスチャライジングのシグナルを与える「ヒーピング(heaping)」ローション様外観を有する。
【0017】
しかしながら、前記ラメラ組成物を形成するためには、幾つかの点で妥協しなければならない。第1に、ラメラ相を形成するためには通常高量の界面活性剤を必要とする。すなわち、望ましくなく、必要でもない補助界面活性剤及び/または塩を添加する必要がある場合が多い。第2に、特定の界面活性剤しかラメラ相を形成せず、よって界面活性剤の選択が制限される。
【0018】
要するに、ラメラ組成物は通常より望ましい(特に、皮膚軟化薬を懸濁し、消費者に審美観を与えるために)が、通常より多くの界面活性剤を必要とし、使用し得る界面活性剤の範囲がより限定的である点で高価である。
【0019】
ロッドミセル溶液を使用する場合も、粘度を上昇させ、(ラメラ相溶液よりも低いゼロずり粘度を有しているので)粒子を懸濁させるためにしばしば外部構造化剤を使用しなければならない。このために、カルボマー及びクレーがしばしば使用されている。(製品の分配、製品の身体への適用または手で擦るときのように)より高い剪断率では、ロッド−ミセル溶液は余りずり減粘性でないので、溶液の粘度は高いままであり、製品は糸曳きし、粘性であり得る。より高いゼロずり粘度を有するラメラ分散液をベースとする製品はより簡単に皮膚軟化薬を懸濁し得、通常よりクリーミーである。しかしながら、前記製品の製造費用も通常高い(例えば、使用し得る界面活性剤が制限され、多くの場合より高濃度の界面活性剤を必要とする)。
【0020】
一般的に、ラメラ相組成物は特徴的なフォーカルコニック形状及び油状の線状テキスチャーにより同定しやすく、ヘキサゴナル相は角状ファン様テキスチャーを示す。対照的に、ミセル相は光学的に等方性である。
【0021】
ラメラ相は、例えばPuvvadaらの米国特許第5,952,286号明細書に記載されているような各種のラメラ相「誘導剤(inducer)」を用いることにより各種界面活性剤系において形成され得ると理解されるべきである。通常、ミセルからラメラ相への転移は界面活性剤の頭基の有効平均面積、延長尾の長さ及び尾の容量の関数である。分枝状界面活性剤またはより小さい頭基または嵩高な尾を有する界面活性剤を使用することもロッドミセルからラメラへの転移を誘導する効果的な方法である。
【0022】
ラメラ分散物を特徴づける1つの方法は、追加の誘導剤(例えば、オレイン酸またはイソステアリン酸)を使用したときに(例えば、Stress粘度計を用いて)低剪断率で粘度を測定することを含む。誘導剤の量が高いときには、低ずり粘度は有意に上昇する。
【0023】
ラメラ分散物を調べる別の方法は凍結開裂電子顕微鏡を使用することである。顕微鏡写真は通常ラメラミクロ構造及び(通常、約2ミクロンの大きさの)ラメラ滴の最密充填組織化を示す。
【0024】
等方性組成物
上記したラメラ界面活性剤溶液とは対照的に、単相等方性界面活性剤溶液は、ミクロ構造が溶液中の距離または方向の点で変わらない完全に混和性の成分から構成されている。ラメラ組成物及び等方性組成物を比較すると、ラメラ構造物は等方性構造物と同様に発泡せず、等方性構造物はラメラ構造物と同様に皮膚ケア成分を沈着しないことが判明した。分離しているが同時に分配される2つの製品タイプを用いることにより、等方性相の泡効果及びラメラ相の沈着が有利に合わされる。
【0025】
驚くことに、本発明者らは、少なくとも1つのラメラ相及び少なくとも1つの等方性相を有する安定で押出し可能な多相製品が製造され得ることを知見した。本明細書中、用語「多相製品」は、25℃で少なくとも約80,000cpsの粘度(T棒)を有する少なくとも1つのラメラ組成物及び25℃で少なくとも約15,000cpsの粘度(コーン/プレート)を有する少なくとも1つの等方性組成物の組合せと定義される。好ましくは、ラメラ組成物及び等方性組成物の25℃の粘度の上限は容器への充填及び慣用のポンプボトルを用いる分配を容易とするためにそれぞれ300,000cps及び100,000cpsである。
【0026】
ラメラ相及び等方性相は実質的に同一または異なる組成を有し得る。好ましくは、ラメラ相及び等方性相はレオロジー的に相容性である。すなわち、両相は製品の充填、貯蔵及び使用の条件下で同一の流動特性を有する。
【0027】
ラメラ相及び等方性相は異なる色または他の視覚的違いを有し、好ましくは隔壁のない(無隔壁)容器に縦方向にまたは脈動するように充填される。
【0028】
本発明の製品を保存している可撓性容器を絞っても製品を分配することができるが、製品を分配するために1つのポンプ等を使用することが好ましい。分配するとき、本発明の多相製品の各相は1〜99重量%の濃度で存在していなければならない。このようにして、2相系の場合の2相が1つの無隔壁容器を介して経済的に、肉眼的に連通していることが有利である。
【0029】
本発明の別の利点は、特定の機能(例えば、皮膚のクレンジング及びモイスチャライジング)を有するラメラ組成物及び等方性組成物のそれぞれが無隔壁容器中に同時に分配され得ることである。少なくとも1つのラメラ組成物を使用する更なる利点は、製品の安定性に悪影響を及ぼすことなく高量の皮膚軟化薬を処方物に添加し得ることである。予期せぬことに、本発明の製品中のラメラ相及び等方性相は室温で少なくとも70日間、高温(50℃)で少なくとも1週間分離されたままである(混合されない)。
【0030】
従って、本明細書中、「安定性」は前記した時間及び温度の組合せ条件下で各相の他相からの分離を維持する多相ラメラ−等方性製品の能力として定義される。
【0031】
本発明の上記態様及び他の態様に従って、本発明を添付図面を参照して説明する。
【0032】
図1は、一方がラメラ相中、他方が等方性相にある2つの別々の液体クレンジング組成物が無隔壁容器中に収容されている本発明の1具体例を示す斜視図である。
【0033】
図1を参照すると、無隔壁容器(10)は境界層(22)により分離されている2つの別々の液体クレンジング組成物(18,20)を収容している。図1には、1つの出口(14)及び1つの入口孔(24)を有する吸引チューブ(16)を有するポンプ機構(12)が示されている。好ましくは、クレンジング組成物(18,20)は消費者が目視で識別できるシグナルを有する二相であり、それぞれラメラ相及び等方性相の形態を有する。より好ましくは、クレンジング組成物(18,20)は別々の色または目視で区別される透明性を有する。本発明の他の実施態様では、無隔壁容器は、少なくとも1つの組成物がラメラ相として存在し、少なくとも1つの組成物が等方性相として存在し、2つの相の間に少なくとも1つの界面が存在する限り、2つ以上の別々の液体クレンジング組成物を収容し得る。
【0034】
本発明はまた、ラメラ相成分及び等方性相成分の両方を含む多相液体クレンジング組成物に関し、前記組成物は界面活性剤系、好ましくは少なくとも約5重量%(好ましくは、少なくとも約10重量%)の界面活性化合物を含む系を含む。本発明の組成物は、両性及び/または双イオン性界面活性剤をも含む。好ましくは、両性及び/または双イオン性界面活性剤は約2〜40重量%、好ましくは約3〜20重量%の量存在する。
【0035】
本発明の組成物は少なくとも1つのアニオン性界面活性剤をも含む。好ましくは、アニオン性界面活性剤は約3〜40重量%、より好ましくは約5〜20重量%、最も好ましくは約3〜10重量%の量存在する。
【0036】
本発明の組成物はラメラ構造化剤をも含む。好ましくは、ラメラ構造化剤は約0.3〜15重量%、より好ましくは約0.5〜5重量%の量存在する。
【0037】
本発明の多相ラメラ−等方性組成物のラメラ成分相は以下の手順に従ってT棒スピンドルAを用いて0.5rpmで測定したとき約80,000〜300,000センチポアズ(cps)の低ずり粘度を有することが好ましい。より好ましくは、粘度は100,000〜200,000cpsである。
【0038】
本発明の多相ラメラ−等方性組成物の等方性成分相はスピンドル番号S41のブルックフィールドコーン/プレート粘度計を用いて0.5rpmで測定したとき約15,000〜100,000センチポアズ(cps)の粘度を有することが好ましい。より好ましくは、粘度は150,000〜50,000cpsであり、隣接するラメラ相及び等方性相はレオロジー的に相容性である。
【0039】
界面活性剤
本発明の界面活性剤系は全組成物の5〜60重量%、好ましくは10〜30重量%を占め、(a)少なくとも1つのアニオン性界面活性剤、(b)少なくとも1つの両性及び/または双イオン性界面活性剤、(c)少なくとも1つのラメラ構造化剤、及び(d)場合により1つ以上のノニオン性界面活性剤及び/またはカチオン性界面活性剤を含む。
【0040】
アニオン性界面活性剤は全組成物の3〜40重量%を占め得、例えば脂肪族スルホネート[例えば、第1級アルカン(例:C8−22)スルホネート、第1級アルカン(例:C8−22)ジスルホネート、C8−22アルケンスルホネート、C8−22ヒドロキシアルカンスルホネートまたはアルキルグリセリルエーテルスルホネート(AGS)]、または芳香族スルホネート[例えば、アルキルベンゼンスルホネート]等であり得る。
【0041】
アニオン性界面活性剤はまた、アルキルスルフェート[例えば、C12−18アルキルスルフェート]、(アルキルグリセリルエーテルスルフェートを含めた)アルキルエーテルスルフェート等であり得る。アルキルエーテルスルフェートの中には、式:
RO(CH2CH2O)nSO3M
(式中、Rは炭素数8〜18、好ましくは12〜18のアルキルまたはアルケニルであり、nは1.0以上、好ましくは2〜3の平均値であり、Mは可溶化カチオン、例えばナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムである)
を有するものが含まれる。アンモニウムラウリルエーテルスルフェート及びナトリウムラウリルエーテルスルフェートが好ましい。
【0042】
アニオン性界面活性剤はまた、(モノ−及びジアルキルを含めた)アルキルスルホスクシネート[例えば、C6−22スルホスクシネート]、アルキル及びアシルタウレート、アルキル及びアシルサルコシネート、スルホアセテート、C8−22アルキルホスフェート及びホスフェート、アルキルホスフェートエステル及びアルコキシアルキルホスフェートエステル、アシルラクテート、C8−22モノアルキルスクシネート及びマレエート、スルホアセテート、アシルイセチオネート等から選択され得る。
【0043】
スルホスクシネートは、式:
R4O2CCH2CH(SO3M)CO2M
を有するモノアルキルスルホスクシネート、式:
R4CONHCH2CH2O2CCH2CH(SO3M)CO2M
(式中、R4はC8−22アルキルであり、Mは可溶化カチオンである)
を有するアミド−MEAスルホスクシネート、式:
R4CONH(CH2)CH(CH3)(SO3M)CO2M
(式中、R4及びMは上記と同義である)
を有するアミド−MIPAスルホスクシネートであり得る。
【0044】
式:
R−O−(CH2CH2O)nC(=O)CH2CH(SO3M)CO2M
(式中、nは1〜20であり、Mは上記と同義である)
を有するようなアルコキシル化サイトレートスルホスクシネート及びアルコキシル化スルホスクシネートも含まれる。
【0045】
サルコシネートは、通常式:
RCON(CH3)CH2CO2M
(式中、RはC8−20アルキルであり、Mは可溶化カチオンである)
で示される。
【0046】
タウレートは、通常式:
R2CONR3CH2CH2SO3M
(式中、R2はC8−20アルキルであり、R3はC1−4アルキルであり、Mは可溶化カチオンである)
で示される。
【0047】
別の種類のアニオン性界面活性剤は、式:
R−(CH2CH2O)nCO2M
(式中、RはC8−20アルキルであり、nは0〜20であり、Mは上記と同義である)
を有するようなカルボキシレートである。
【0048】
使用し得る別のカルボキシレートは、例えばSeppic製Monteine LCQ(登録商標)のようなアミドアルキルポリペプチドカルボキシレートである。
【0049】
使用し得る別の界面活性剤はC8−18アシルイセチオネートである。前記エステルは、アルカリ金属イセチオネートと6〜18個の炭素原子を含むヨウ素価が20未満の混合脂肪族脂肪酸を反応させて製造される。混合脂肪酸の少なくとも75%は12〜18の炭素原子を含み、25%以下は6〜10個の炭素原子を含む。
【0050】
存在する場合、アシルイセチオネートの量は通常全組成物の約0.5〜15重量%、好ましくは約1〜約10重量%である。
【0051】
アシルイセチオネートは、援用により本明細書に含まれるとするIlardiらの米国特許第5,393,466号明細書に記載されているようなアルコキシル化イセチオネートであり得る。この化合物は一般式:
【0052】
【化1】
(式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、mは1〜4の整数であり、X及びYは水素または炭素数1〜4のアルキル基であり、M+は1価カチオン、例えばナトリウム、カリウムまたはアンモニウムである)
を有する。
【0053】
双イオン界面活性剤および両性界面活性剤
双イオン性界面活性剤としては、直鎖もしくは分枝鎖の脂肪族基を有し、脂肪族置換基の1個は約8〜約18個の炭素原子を含み、1個はアニオン性基(例えば、カルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェートまたはホスホネート)を含む脂肪族第4級アンモニウム、ホスホニウム及びスルホニウム化合物の誘導体として包括的に定義され得る界面活性剤が例示される。前記化合物の一般式は、
【0054】
【化2】
(式中、R2は0〜約10個のエチレンオキシド部分及び0〜約1個のグリセリル部分を含む炭素数約8〜約18のアルキル、アルケニルまたはヒドロキシアルキル基であり、Yは窒素、リンまたは硫黄原子であり、R3は炭素数約1〜約3のアルキルまたはモノヒドロキシアルキル基であり、Yが硫黄原子のときxは1であり、Yが窒素またはリン原子のときxは2であり、R4は炭素数約1〜約4のアルキレンまたはヒドロキシアルキレンであり、Zはカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスホネートまたはホスフェート基から選択される基である)
である。
【0055】
前記界面活性剤の例には、
4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−オクタデシルアンモニオ]−ブタン−1−カルボキシレート、
5−[S−3−ヒドロキシプロピル−S−ヘキサデシルスルホニオ]−3−ヒドロキシペンタン−1−スルフェート、
3−[P,P−ジエチル−P−3,6,9−トリオキサテトラデキソシルホスホニオ]−2−ヒドロキシプロパン−1−ホスフェート、
3−[N,N−ジプロピル−N−3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルアンモニオ]−プロパン−1−ホスホネート、
3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート、
3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネート、
4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−(2−ヒドロキシドデシル)アンモニオ]−ブタン−1−カルボキシレート、
3−[S−エチル−S−(3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピル)スルホニオ]−プロパン−1−ホスフェート、
3−[P,P−ジメチル−P−ドデシルホスホニオ]−プロパン−1−ホスホネート、及び
5−[N,N−ジ(3−ヒドロキシプロピル)−N−ヘキサデシルアンモニオ]−2−ヒドロキシペンタン−1−スルフェート
が含まれる。
【0056】
本発明で使用し得る両性界面活性剤は少なくとも1つの酸性基を含む。これは、カルボン酸基またはスルホン酸基であり得る。両性界面活性剤は第4級窒素を含み、従って第4級アミド酸である。両性界面活性剤は通常炭素数7〜18のアルキルまたはアルケニル基を含み、通常構造式:
【0057】
【化3】
(式中、R1は炭素数7〜18のアルキルまたはアルケニル基であり、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル、ヒドロキシアルキルまたはカルボキシアルキル基であり、nは2〜4であり、mは0〜1であり、Xは場合によりヒドロキシで置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキレン基であり、Yは−CO2 −または−SO3 −である)
に相当する。
【0058】
上記一般式の範囲内の好適な両性界面活性剤には、式:
【0059】
【化4】
を有する単純ベタイン、及び式:
【0060】
【化5】
(式中、mは2または3である)
を有するアミドベタインが含まれる。両式中、R1、R2及びR3は上記と同義である。R1は特に、基R1の少なくとも半分、好ましくは少なくとも3/4が10〜14個の炭素原子を含むようにヤシから誘導されるC12及びC14アルキル基の混合物であり得る。R2及びR3は好ましくはメチルである。好適なベタインはココアミドプロピルベタインである。
【0061】
更に、両性界面活性剤は式:
【0062】
【化6】
(式中、mは2または3である)
を有するスルホベタイン、または−(CH2)3SO3−が式:−CH2CH(OH)CH2SO3 −で置換されたものでもあり得る。両式中、R1、R2及びR3は上記と同義である。
【0063】
使用し得る双イオン性及び/または両性界面活性剤の範疇には、アンホアセテート及びジアンホアセテート、特にC8−20アンホアセテートまたはその混合物等が含まれると意図される。好適なアンホアセテートはナトリウムラウリルアンホアセテートである。
【0064】
使用する場合、両性/双イオン性界面活性剤の量は通常組成物の2〜30重量%、好ましくは3〜20重量%、より好ましくは3〜10重量%である。
【0065】
本発明の好ましい界面活性剤系は、2〜50%のアニオン性界面活性剤(例えば、アルカリ金属アルキルエーテルスルフェート)及び3〜20%の両性界面活性剤(例えば、アルキルベタインまたはアルキルアンホアセテート)を含む。
【0066】
界面活性剤系は、場合によりノニオン性界面活性剤をも含み得る。
【0067】
使用し得るノニオン性界面活性剤には、特に疎水性基及び反応性水素原子を有する化合物(例えば、脂肪族アルコール、酸、アミドまたはアルキルアェノール)とアルキレンオキシド、特にエチレンオキシド単独またはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの混合物との反応生成物が含まれる。具体的なノニオン性界面活性剤はC6−22アルキルフェノールとエチレンオキシドの縮合物、脂肪族(C8−18)第1または第2の線状もしくは分枝鎖アルコールとエチレンオキシドの縮合物、及びプロピレンオキシドとエチレンジアミンの反応生成物に対してエチレンオキシドを縮合させて得られる生成物である。他の所謂ノニオン性界面活性剤には、長鎖第3級アミンオキシド、長鎖第3級ホスフィンオキシド、ジアルキルスルホキシド等が含まれる。
【0068】
ノニオン性界面活性剤はまた、ポリサッカライドアミドのような糖アミドであり得る。具体的には、ノニオン性界面活性剤は援用により本明細書に含まれるとするAuらの米国特許第5,389,279号明細書に記載されているラクトビオナミドの1つであり得、または援用により本明細書に含まれるとする米国特許第5,009,814号明細書に記載されている糖アミドの1つであり得る。
【0069】
使用し得る他の界面活性剤は、いずれも援用により本明細書に含まれるとするParran Jr.の米国特許第3,723,325号明細書及びLlenadoの米国特許第4,565,647号明細書に記載されている。
【0070】
好ましいアルキルポリサッカライドは、式:
R2O(CnH2nO)t(グリコシル)x
(式中、R2は炭素数約10〜約18、好ましくは約12〜約14のアルキル基を有するアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルフェニル及びその混合物から選択され、nは0〜3、好ましくは2であり、tは0〜約10、好ましくは0であり、xは1.3〜約10、好ましくは1.3〜約2.7であり、グリコシルは好ましくはグルコースから誘導される)
を有するアルキルポリグリコシドである。
【0071】
上記化合物を製造するためには、アルコールまたはアルキルポリエトキシアルコールを形成し、その後グルコースまたはグルコース源と反応させてグルコシド(1位に結合)を形成する。1位とその前のグリコシル単位2位、3位、4位及び/または6位、好ましくは優先的に2位の間に追加のグリコシル単位を結合させてもよい。
【0072】
ノニオン性界面活性剤の量は組成物の各相中に0〜40重量%、好ましくは0〜10重量%である。
【0073】
ラメラ構造化剤
本発明の組成物は、ラメラ組成物中でラメラ相を形成するように働く構造化剤を約0.3〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%含む。前記ラメラ相により、組成物は良好なずり減粘性を維持しながら粒子(例えば、皮膚軟化薬粒子)をより容易に懸濁させることができる。前記ラメラ相は消費者に所望のレオロジー(ヒーピング)をも与える。
【0074】
好ましい構造化剤は、脂肪酸またはその誘導体、脂肪アルコール、トリヒドロキシステアリン等である。より好ましい構造化剤はラウリン酸、イソステアリン酸及びトリヒドロキシステアリンから選択される。
【0075】
使用し得る脂肪酸の例はC10−22酸、例えばラウリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、エライジン酸、アリキドン酸、ミリストール酸、パルミトール酸等である。エステル誘導体には、プロピレングリコールイソステアレート、プロピレングリコールオレエート、グリセリルイソステアレート、グリセリルオレエート、ポリグリセリルジイソステアレート等が含まれる。
【0076】
油/皮膚軟化薬
本発明の主要効果の1つは多相組成物の1つ以上のラメラ相中に油/皮膚軟化薬を懸濁し得ることである。以下の油/皮膚軟化薬は場合により本発明の組成物中に懸濁され得る。
【0077】
各種油を下記する:
植物油類:落花生油、ヒマシ油、ココア脂、ココナッツ油、コーン油、綿実油、オリーブ油、パーム核油、菜種油、サフラワー油、ゴマ油、大豆油等、
エステル類:ブチルミリステート、セチルパルミテート、デシルオレエート、グリセリルラウレート、グリセリルリシノレエート、グリセリルステアレート、グリセリルイソステアレート、ヘキシルラウレート、イソブチルパルミテート、イソセチルステアレート、イソプロピルイソステアレート、イソプロピルラウレート、イソプロピルリノレエート、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルステアレート、プロピレングリコールモノラウレート、プロピレングリコールリシノレエート、プロピレングリコールステアレート、プロピレングリコールイソステアレート等、
動物脂類:アセチル化ラノリンアルコール、ラノリン、ラード、ミンク油、獣脂等。
【0078】
油/皮膚軟化薬の他の例には、鉱油、ペトロラタム、シリコーン油(例えば、ジメチルポリシロキサン)、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、脂肪酸油、トリグリセリド、グリセリン等が含まれる。
【0079】
油/皮膚軟化薬は通常、油/皮膚軟化薬が存在する相の約0〜70重量%、好ましくは5〜40重量%の量使用される。通常、相の70%を越える量含むべきでない。皮膚軟化薬の一部は固体または半固体ビーズの形態で存在し得る。前記ビーズは約0〜10%、好ましくは0〜5%の量使用する。
【0080】
更に、本発明の多相ラメラ組成物は任意成分:有機溶媒(例えば、エタノール);0.01〜1%、好ましくは0.01〜0.05%の量の補助増粘剤、金属イオン封鎖剤(例えば、エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム(EDTA)、EHDPまたは混合物);着色剤、乳白剤及び真珠光沢剤(例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、TiO2、EGMS(エチレングリコールモノステアレート)またはLytron 621(スチレン/アクリレートコポリマー))を含み得る。これらの成分はすべて製品の外観または化粧品特性を向上させるのに有用である。
【0081】
前記組成物は更に、抗菌物質(例えば、2−ヒドロキシ−4,2’,4’−トリクロロジフェニルエーテル(DP300))、保存剤(例えば、ジメチロールジメチルヒダントイン(Glydant XL1000)、パラベン、ソルビン酸等)を含み得る。
【0082】
前記組成物はまた、発泡促進剤としてココナツモノ−またはジエタノールアミド等を含み得る。
【0083】
適当ならば、約0.01%以上の量のブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)のような酸化防止剤も有利に使用され得る。
【0084】
使用し得るカチオン性コンディショナーには、Polyquaternium−10、Quatrisoft LM−200、Polyquaternium−24、Merquat Plus 3330、Polyquaternium 39、UcareポリマーJR−400及びJaquar(登録商標)タイプのコンディショナーが含まれる。
【0085】
添加可能な別の任意成分は、援用により本明細書に含まれるとするMontagueの米国特許第5,147,576号明細書に教示されているような解膠性ポリマーである。
【0086】
添加可能な他の成分は落屑剤(例えば、ポリオキシエチレンビーズ、ウォルナットシート、アプリコット種等)である。pH及び粘度調節剤(例えば、クエン酸、グリコール酸、乳酸、他のα−またはβ−ヒドロキシ酸等)も使用し得る。
【0087】
上記したように、本発明の多相組成物はラメラ組成物及び等方性組成物の両方を含む。特に、ラメラ相は全相容量の20〜80%、好ましくは30〜65%を占める。相容量は、例えば導電率測定または当業者に公知の他の測定により測定し得る。理論に束縛されるつもりはないが、相容量が高くなるとラメラ相に皮膚軟化薬がより良好に懸濁すると考えられる。
【0088】
本発明を下記非限定的実施例により更に詳細に説明する。これらの実施例は例示のためであり、本発明を決して限定するものではない。
【0089】
実施例及び具体的に記載されている場合を除き、材料、条件または反応の量または比、材料の物理的特性及び/または使用を示す本明細書中の数にはすべて「約」という語が付されると理解されたい。
【0090】
本明細書中で使用されている場合、用語「含む」は要件、整数、ステップ、成分の存在を含むが、1つ以上の要件、整数、ステップ、成分または基の存在または付加を排除しないことを意図する。
【0091】
明細書及び実施例中の%はすべて、特記しない限り重量基準である。
【0092】
実施例1は、表1に示すように1つのラメラ相及び1つの等方性相を有する比較組成物である。等方性相のコーン/プレート粘度は14,000cpsであり、ラメラ相のT棒粘度は80,000cps(25℃)であった。組成物は25℃で1週間後分解し、その結果両相が混合することが判明した。組成物は図1に示す透明なPET容器に保存した。
【0093】
【表1】
【0094】
実施例2は、表2に示すように1つのラメラ相及び1つの等方性相を有する本発明の組成物である。等方性相のコーン/プレート粘度は25,000cpsであり、ラメラ相のT棒粘度は118,400cps(25℃)であった。第1の容器中に25℃で70日後も、第2容器中に50℃で7日後も組成物のそれぞれの相の混合は観察されなかった。組成物は図1に示す透明なPET容器に保存した。
【0095】
【表2】
【0096】
実施例3は、表3に示すように1つのラメラ相及び1つの等方性相を有する本発明の組成物である。等方性相のコーン/プレート粘度は15,000cpsであり、ラメラ相のT棒粘度は118,400cps(25℃)であった。第1の容器中に25℃で70日後も、第2容器中に50℃で7日後も組成物のそれぞれの相の混合は観察されなかった。組成物は図1に示す透明なPET容器に保存した。
【0097】
【表3】
【0098】
粘度の測定は以下のプロトコルに従って実施する:
T棒粘度測定
範囲:
この方法でラメラ相組成物の粘度を測定する。
【0099】
装置:
ヘリパス(helipath)アクセサリーを有するブルックフィールドRTV粘度計、T棒取り付けのためのチャック、重り及びクローザーアセンブリ、T棒スピンドルA、直径2.5インチ以上のプラスチックカップ。
【0100】
手順:
(1)計器の背面の泡レベルを参照することにより粘度計及びヘリパススタンドが水平であることを確認する。
(2)チャック/クローザー/重りアセンブリを粘度計に接続する(左連結ねじに注意せよ)。
(3)スピンドルAを脱イオン水で洗浄し、Kimwipeシートを用いてたたいて乾かす。スピンドルをクローザーにスライドさせ、固定する。
(4)回転速度を0.5rpmに設定する。デジタル粘度計(DV)の場合には、%モードを選択し、モータースイッチをオンにしてオートゼロを押す。
(5)製品を内径2.5インチ以上のプラスチックカップに入れる。カップ中の製品の高さは少なくとも3インチでなければならない。製品の温度は25℃でなければならない。
(6)スピンドルを製品中に下げる(〜1/4インチ)。スピンドルがプラスチックカップの底部に触れたり試料から出ないようにヘリパススタンドの調節可能ストップをセットする。
(7)粘度計を動かし、ヘリパススタンドをひねる前にダイアルを1または2回転させる。ヘリパススタンドが下方トラバースの中間を通過したときのダイアルの読みを記録する。
(8)ダイアルの読みに4,000を掛け、粘度値をcpsで報告する。
【0101】
コーン及びプレート粘度測定
範囲:
この方法で等方性相組成物の粘度を測定する。
【0102】
装置:
ブルックフィールドコーン及びプレートDV−II+粘度計、スピンドルA41、直径2.5インチ以上のプラスチックカップ。
【0103】
手順:
(1)粘度計の試料カップに取り付けた水浴を作動させる。確実に25℃に設定する。始める前に温度を25℃で一定とする。
(2)粘度計へのパワーをオフとし、反時計方向に回すことによりスピンドル(S41)を取り外す。
(3)パワーをオンにして、粘度計をオートゼロにするために所要によりいずれかのキーを押す。
(4)オートゼロ機能が完全なときには、スピンドルを交換し(時計方向に回す)、いずれかのキーを押す。
(5)試料カップを取り付ける。上/下矢印キーを用いて、スピードをゆっくり10rpmに変化させ、SET SPEEDキーを押す。ディスプレーが%モードにあるようにSELECT DISPLAYキーを用いる。
(6)モーターをオンにする。ディスプレーが0.4%以上になるかまたは0±0.1%に安定しないならば、そうなるまで調節リングを時計方向に回す。
(7)読みが0.0〜1.0%の範囲で変動するまで調節リングを反時計方向に回す。変動は約6秒毎に起こらなければならない。
(8)調節リングをステップ7で達した設定から1目盛り幅時計方向に回す。
(9)モーターをオフとする。上/下矢印キーを用いて、スピードをゆっくり0.5rpmに変化させ、SET SPEEDキーを押す。ディスプレーがcpモードにあるようにSELECT DISPLAYキーを用いる。
(10)被検製品2±0.1gを試料カップに入れる。カップを粘度計に取り付ける。
(11)モーターをオフとして製品をカップ中に2分間保持する。
(12)モーターをオンにし、スピンドルを2分間回転させた後ディスプレー上の読みを記録する。
【0104】
本発明の特定実施態様に関して本発明を説明してきたが、本発明の他の多数の形態及び修飾が当業者に自明であることは明らかである。添付の請求の範囲は、本発明の真の趣旨及び範囲内のあらゆる自明な形態及び修飾を包含すると解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一方がラメラ相中、他方が等方性相にある2つの別々の液体クレンジング組成物が無隔壁容器中に収容されている本発明の1具体例を示す斜視図である。
Claims (16)
- 少なくとも1つのラメラ相及び前記した少なくとも1つのラメラ相に隣接する少なくとも1つの等方性相;各相中に2〜30重量%の両性界面活性剤;各相中に3〜40重量%のアニオン性界面活性剤;前記ラメラ相中の0.3〜15重量%の脂肪酸、脂肪エステル、トリヒドロキシステアリン及び脂肪アルコールから選択されるラメラ構造化剤を含み、前記した各ラメラ相は25℃で118Pa・s(118Kcps)以上の低ずり粘度値を有し、前記した各等方性相は25℃で15Pa・s(15Kcps)を越える低ずり粘度値を有する、安定で容器から押出し可能な多相液体クレンジング組成物。
- 各ラメラ相が25℃で300Pa・s(300Kcps)以下の低ずり粘度値を有し、各等方性相は25℃で100Pa・s(100Kcps)以下の低ずり粘度値を有することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 各相中のノニオン性界面活性剤濃度が0〜40重量%であることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
- ラメラ相中の皮膚軟化薬濃度が0〜70重量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
- 各相中の両性または双イオン性界面活性剤がコカミドプロピルベタインまたはアルキルアンホアセテートのアルカリ金属塩から選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
- アニオン性界面活性剤がアルカリ金属またはアンモニウムアルキルエーテルスルフェート、アルカリ金属またはアンモニウムアルキルサルコシネート、アルカリ金属またはアンモニウムアルキルスルホスクシネート、及びアルカリ金属またはアンモニウムアルキルスルフェートから選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
- 組成物を少なくとも25℃で70日間または少なくとも50℃で7日間保存したとき、隣接相の界面境界面を介する隣接相の混合が防止されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
- ラメラ構造化剤がラウリン酸、イソステアリン酸、トリヒドロキシステアリン、及びオレイン酸から選択されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の組成物。
- 少なくとも1つのラメラ相及び前記した少なくとも1つのラメラ相に隣接する少なくとも1つの等方性相;前記したラメラ相及び等方性相の各相中に少なくとも5重量%の界面活性剤;前記したラメラ相及び等方性相の各相中に2〜30重量%の両性界面活性剤、双イオン性界面活性剤及びその混合物から選択される1つ以上の界面活性剤;前記したラメラ相及び等方性相の各相中に3〜40重量%のアニオン性界面活性剤;前記各ラメラ相中に0.5〜10重量%の脂肪酸、脂肪エステル、トリヒドロキシステアリン及び脂肪アルコールから選択されるラメラ構造化剤を含み、前記した各ラメラ相は25℃で118〜300Pa・s(118〜300Kcps)の低ずり粘度値を有し、前記した各等方性相は25℃で15〜100Pa・s(15〜100Kcps)の低ずり粘度値を有する、容器から押出し可能な多相構造化水性液体クレンジング組成物。
- 無隔壁容器中に収容されてなり、請求項1〜9のいずれかの組成物を含む、押出し可能な多相水性ラメラ構造化及び等方性液体クレンジング製品。
- 容器が多相組成物を分配するために1つの開口部を有することを特徴とする請求項10に記載の製品。
- 分配される組成物が無隔壁容器内に収容されている各相を少なくとも1重量%有することを特徴とする請求項11に記載の製品。
- 開口部が該開口部に取り付けられた1つのポンプを有することを特徴とする請求項11または12に記載の製品。
- 各相が独特の物理的外観を有することを特徴とする請求項10〜13のいずれかに記載の製品。
- 各相が独特の色を有することを特徴とする請求項14に記載の製品。
- 2相のみが存在することを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載の製品。
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