JP4867814B2 - ワイパーブレード - Google Patents

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Description

本発明は、ブレードラバーに弧状に湾曲する長尺形状のバネ板部材を宛がって長尺形状の中央部に設けた取り付け具を介して車両に設けられたワイパーアームに連結するワイパーブレードの改良に関する。
従来から、ブレードラバーに弧状に湾曲する長尺形状のバネ板部材を宛がって長尺形状の中央部に設けた取り付け具を介して車両に設けられたワイパーアームに連結するワイパーブレードが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この種のワイパーブレードは、いわゆるトーナメント式のワイパーブレードに対してフラット式のワイパーブレードと呼ばれており、氷雪等の付着をトーナメント式のワイパーブレードよりも低減できるメリットがある。
ところで、ワイパーブレードでは、払拭不良、ジャダー等の発生を防止するために、ワイパーブレードの一部を構成するブレードラバーが払拭面に対して適切な押圧力、適切な角度で接触すること、ワイパーブレードの往復動の際の往動から復動への折り返しの際に、そのブレードラバーの払拭面に対する角度が反転すること(逆向きになること)が要請され、トーナメント式のワイパーブレードには、ワイパーブレードのガラスウィンドウ等の払拭面に対する払拭性を長期間にわたって良好に保つために、取り付け具の中心にワイパーブレードを揺動可能に支持する支軸を設ける構成のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−146190号公報 特開2002−12130号公報
ところが、従来のフラット式のワイパーブレードでは、払拭性能、ブレードラバーの反転性能をそのブレードラバーの材料にのみ依存して設計しており、払拭面に対するブレードラバーの角度反転のためにブレードラバーの撓み具合を重視すると押圧力が犠牲になり、押圧力を重視すると撓み具合が犠牲になり、ブレードラバーを払拭面に対して適切な押圧力、適切な角度で接触させる設計的余裕度がないという問題点がある。 本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、ブレードラバーを払拭面に対して適切な押圧力、適切な角度で接触させる設計的余裕度の向上を図ることのできるワイパーブレード、とりわけ、適切な払拭角度、適切な押圧力を得ることのできる組み付け容易な構成のワイパーブレードを提供することを目的とする。
請求項1に記載のワイパーブレードは、ブレードラバーに弧状に湾曲する長尺形状のバネ板部材を宛がって長尺形状の中央部に設けた取り付け具を介して車両に設けられたワイパーアームに連結されるワイパーブレードにおいて、
前記取り付け具が、前記バネ板部材の幅方向に間隔を開けて対向する一対の対向壁部を有して前記ブレードラバーを前記バネ板部材を介して保持する対向壁部構成部材と、ワイパーアームが締結されるクリップ部材を前記一対の対向壁部を横断する方向に延びる横断方向軸線の回りに回動可能に支持する一対の保持板とからなり、該一対の保持板には前記一対の対向壁部に臨む側の面に円弧状膨出部が形成され、前記一対の対向壁部には前記一対の保持板に臨む側の面に前記円弧状膨出部に嵌合して該一対の保持板を前記横断方向軸線を含む面に対して直交する直交方向軸線の回りに相対回動可能に支承する円弧状凹所が形成され、前記円弧状膨出部は前記バネ板部材の延びる方向に間隔を開けて配設された一対の弓形柱状部からなり、前記円弧状凹所は前記バネ板部材の延びる方向に間隔を開けて配設されかつ前記弓形柱状部に対応する形状の一対の嵌合凹所部からなることを特徴とする。
請求項2に記載のワイパーブレードは、前記一対の保持板には前記一対の弓形柱状部の間にリベット挿通用の貫通穴が形成され、前記一対の対向壁部には前記貫通穴に対向する箇所に前記リベット挿通用の貫通穴が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のワイパーブレードは、前記クリップ部材は、前記横断方向に延びかつ両端部に円盤状フランジ部を有する円筒状部と、該円筒状部から前記バネ板部材の延びる方向に互いに対向して平行に延びる一対の可撓性板状部とから形成され、該一対の可撓性板状部には前記バネ板部材が臨む可撓性板状部に前記ワイパーアームを係止する係止爪が形成され、前記一対の保持板には前記円盤状フランジ部が回動可能に嵌合される円形状凹所が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のワイパーブレードは、前記クリップ部材と前記一対の保持板と前記対向壁部構成部材とは前記各貫通穴及び前記円筒状部の筒穴にリベットを挿通して結合され、該リベットの軸線が前記横断方向軸線となっていることを特徴とする。
請求項5に記載のワイパーブレードは、前記円筒状部は横断方向中央部分が最小径の穴径を有する鼓形状の筒穴から構成され、該鼓形状の筒穴を構成する構成周壁が前記一対の保持板の前記直交軸線回りの回動角度を規制する規制周壁となっていることを特徴とする。
請求項6に記載のワイパーブレードは、前記対向壁部構成部材は、前記一対の対向壁部に互いに協働して前記バネ板部材を挟持する一対の挟持爪部を有し、該一対の挟持爪部は前記バネ板部材の延びる方向に間隔を開けて配置され、前記一対の対向壁部は連結部によって互いに連結されていることを特徴とする。
請求項7に記載のワイパーブレードは、前記円盤状フランジ部に、ワイパーブレードの揺動角度を規制する揺動角度規制突起が形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載のワイパーブレードは、前記一対の保持板が互いに連結部材を介して一体に連結されていることを特徴とする。
請求項9に記載のワイパーブレードは、前記一対の保持板と前記一対の対向壁部との間には隙間が設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、前記ブレードラバーと前記バネ板部材とを被覆するブレードカバーが設けられ、前記ブレードカバーには前記取り付け具を設置するための取り付け開口が形成され、前記保持板の一対の保持壁の両上端部にはその対向方向に互いに反対方向に向かって延び、かつ一対の保持壁と一対の対向壁部との間の隙間への異物の侵入を防止するための一対のひさし状部が形成され、その一対のひさし状部と前記ブレードカバーとの間には一対の保持壁に対して一対の対向壁部の相対回動を許容する空間が存在することを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、前記ブレードカバーの側面部の部分には、その上端に互いに取り付け開口へ向かう方向に延びる被覆部が形成され、該被覆部は一対の対向壁部の上面に密接されて、前記一対の対向壁部と前記側面部の間との隙間に異物の侵入を防止することを特徴とする。
請求項1ないし請求項11に記載の発明によれば、ブレードラバーを払拭面に対して適切な押圧力、適切な角度で接触させる設計的余裕度の向上を図ることのできるワイパーブレードを提供できる。
とくに、請求項4に記載の発明によれば、適切な払拭角度、適切な押圧力を得ることのできる組み付け容易な構成のワイパーブレードを提供できる。
請求項5に記載の発明によれば、ブレードラバーの払拭面に対する角度を適切に設定できる。
請求項7に記載の発明によれば、ワイパーアームに対するワイパーブレードの揺動角度を簡単な構成で規制できる。また、揺動角度規制突起が外側から見えないので、見栄えが向上する。
請求項8に記載の発明によれば、より簡単にクリップ部材を一体に保持する保持板を対向壁部構成部材に組み付けることができる。
請求項10に記載の発明によれば、取り付け具を構成する一対の保持壁と一対の対向壁部との間の隙間が、一対のひさし形状部で覆われるため、その隙間への異物の侵入が防止されることになり、その異物の侵入に起因する作動不良や外観不良を回避し払拭性能が確保され、ひいては耐久性を向上させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、取り付け開口の部分で取り付け具とブレードカバーとの間に生じやすい隙間が被覆部で覆われるため、その隙間への異物の侵入が防止されることにより、その異物の侵入に起因する作動不良や外観不良を回避し払拭性能が確保され、ひいては耐久性を向上させることができる。
以下に、本発明に係わるワイパーブレードの発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1は本発明に係わるワイパーブレード10を車両1のワイパーアーム2に適用した状態を示す斜視図、図2は図1に示すワイパーブレード10の拡大斜視図、図3は図2に示すワイパーブレード10の分解斜視図である。
ワイパーアーム2は図示を略すワイパーモータによって図1に示すように往復動され、例えば、フロントウィンドウガラス3の払拭面4を払拭し、非作動時には、フロントウィンドウガラス3の下辺縁部に停止状態で待機される。その図1において、符号5はワイパーアーム2の往動方向、符号6はワイパーアーム2の復動方向を示している。
ワイパーブレード10は、長尺形状のブレードラバー11と、このブレードラバー11の延びる方向に延びかつ弧状に湾曲するバネ板部材(バーティブラ)12と、ワイパーアーム2の先端部2a(図7参照)を取り付けるための取り付け具17と、ブレードラバー11とバネ板部材12とを被覆するブレードカバー14とから大略構成されている。
そのブレードラバー11は長尺形状を呈しかつ払拭面4を傷つけることなく払拭面4を摺動可能な弾性部材から構成されている。そのブレードラバー11は、図4に示すように、払拭面4に接触する断面略逆三角形状の接触部11aと、バネ板部材12が宛がわれる頭部11bと、接触部11aと頭部11bとを連結する首部11cと、首部11cから払拭方向に張り出された翼部11dとから大略構成されている。
バネ板部材12にはその長手方向に適宜間隔を開けてバネ板部材12の延びる方向に沿って図5に示すホルダー部材13が設けられている。このホルダー部材13はバネ板部材12を挿通する挿通空間13aと頭部11bを包囲する包囲空間13bと、首部11cが包囲空間13bから進出するのを許容する進出許容空間13cとを有する。ホルダー部材13はバネ板部材12に挿通されて、その長手方向に適宜間隔を開けてバネ板部材12に固定される。ここでは、そのホルダー部材13はバネ板部材12の長手方向中央部15を境にしてその両側に3個ずつ設けられている(図3参照)。
ブレードラバー11はそのバネ板部材12の一端部側からその頭部11bを包囲空間13bに通しつつバネ板部材12の延びる方向に沿って他端部側に向かって移送することにより、そのブレードラバー11の頭部11bがホルダー部材13によって保持され、これによって、ブレードラバー11の頭部11bにバネ板部材12が宛がわれる。
このバネ板部材12がブレードラバー11に宛がわれることにより、ブレードラバー11はその接触部11aの先端11eが適切な押圧力かつ長手方向に均等に分散された押圧力で払拭面4に接触する。
ブレードカバー14は、弾性材料からなる。このブレードカバー14は、図3に示すように、中央部14lとその両側に位置する左カバー部14m、右カバー部14nとの3分割構成とされている。その中央部14lには後述する取り付け具17を取り付けるための取り付け開口14bが設けられている。その中央部14lと左右カバー部14m、14nは、それぞれジョイントカバー16によって一体に接続される。
ジョイントカバー16には、図6に示すように、中央部14lの端部と左右カバー部14m、14nの各端部とがそれぞれ嵌入される挿入口16eが設けられている。ジョイントカバー16の内部には、図6(b)、(c)に示すように、その高さ方向にほぼ垂直に延びる仕切り壁16wが設けられている。各分割ブレードカバーの長手方向の動きは、その仕切り壁16wに中央部14lの端面、右カバー部14n(又は、左カバー部14m)の各端面が当接することにより、制限される(図6(b)参照)。
ブレードカバー14を構成する各分割ブレードカバーには、バネ板部材12の長手方向に延びる嵌合溝部14aがそれぞれ形成されている。その嵌合溝部14aはそのブレードカバー14の一端部から他端部に向かって延びている。
ジョイントカバー16にも嵌合溝部14aに対応して嵌合溝部14a´が形成されている。この嵌合溝部14a、14a´はバネ板部材12を嵌め合わせるために用いられる。
また、ブレードカバー14の側面部14fの上縁部には、図4に示すように、突起状のリブ部14jが形成され、長手方向中央部の取り付け開口14bを除いた上面部14gは側面部14fから側面部14f´へ向かって下方に傾斜している。
そのリブ部14jは、ワイパーブレード10を車両1に取り付ける際に、車両1の走行方向から車両1に向かって吹く風の方向(図1、図4に示す矢印方向BW)の下流側に位置される。これにより、車両走行時にブレードカバー14へ向かう空気はその上面部14gの傾斜面に沿ってリブ部14jへ向かってスムーズに流れる。その空気の流れはリブ部14jに当たりワイパーブレード10の全体に払拭面4に向かう方向の均一な圧力が生じる。
このような車両走行風がリブ部14jに当たることにより、ワイパーブレード10が払拭面4側に押しつけられ、高速走行時に、ワイパーブレード10の復動方向6へ払拭する際に発生しやすい浮き上がりが防止される。
ワイパーブレード10は、そのブレードラバー11を一体に保持するバネ板部材12を嵌合溝部14aに挿通することにより、そのブレードカバー14によってその長手方向中央部15を除いて被覆される。
バネ板部材12はその長手方向中央部15が取り付け開口14bを介して外部に露呈されており、この取り付け開口14bに図7に拡大して示す取り付け具17が装着される。
この取り付け具17は、図8に示す対向壁部構成部材18と、図9に示す一対の保持板19、19と、図9に示すクリップ部材20とから構成されている。
対向壁部構成部材18は、図10ないし図13に示すように、バネ板部材12の幅方向に間隔を開けて対向する一対の対向壁部18a、18a、互いに協働してバネ板部材12を挟持する一対の挟持爪部18b、18bを有する。この一対の挟持爪部18b、18bはバネ板部材12の延びる方向に間隔を開けて配置されている。一対の挟持爪部18bと一対の挟持爪部18bとの間には、図10、図13に示すようにバネ板部材12の厚さ方向からこの一対の挟持爪部18b、18bと協働してバネ板部材12を挟持する押圧板部18cが形成されている。この押圧板部18cにはそのバネ板部材12の延びる方向に沿ってバネ板部材12に臨む側の面に分割溝部18dが形成されている。この分割溝部18dはこの対向壁部構成部材18をバネ板部材12にその幅方向から装着する際に一対の挟持爪部18b、18bの対向間距離を拡げるのに用いられる。一対の対向壁部18a、18aは連結部18eによって互いに連結されて、ここでは一体とされている。
一対の保持板19、19には、図14ないし図16に示すように、一対の対向壁部18a、18aに臨む側の面に円弧状膨出部19aが形成されている。この円弧状膨出部19aは、図9に示すように、バネ板部材12の延びる方向に間隔を開けて配設された一対の弓形柱状部からなっている。
クリップ部材20には、図7に示すワイパーアーム2の先端部2aが締結されるもので、一対の保持板19、19はクリップ部材20を一対の対向壁部18a、18aを横断する方向に延びる横断方向軸線G1の回りに回動可能に支持する機能を果たす。
一対の対向壁部18a、18aには一対の保持板19、19に臨む側の面に、図8、図12、図13に示すように、円弧状膨出部19aに嵌合してこの一対の保持板19、19を横断方向軸線G1を含む面Sに対して直交する直交方向軸線G2の回りに相対回動可能に支承する円弧状凹所18fが形成されている。この円弧状凹所18fはバネ板部材12の延びる方向に間隔を開けて配設されかつ弓形柱状部に対応する形状の一対の嵌合凹所部からなっている。
一対の保持板19、19には、図9、図14ないし図16に示すように、一対の弓形柱状部の間にリベット挿通用の貫通穴19bが形成され、一対の対向壁部18a、18aには、図8、図10、図11に示すように、貫通穴19bに対向する箇所にリベット挿通用の貫通穴18gが形成されている。
クリップ部材20は、図9、図18ないし図20に示すように、一対の対向壁部18a、18aを横断する方向に延びかつ両端部に円盤状フランジ部20aを有する円筒状部20bと、この円筒状部20bからバネ板部材12の延びる方向に互いに対向して平行に延びる一対の可撓性板状部20c、20dとから形成されている。
一対の可撓性板状部20c、20dには、バネ板部材12が臨む可撓性板状部20dにワイパーアーム2の先端部2aを係止する係止爪20eが図17、図18、図20に示すように形成され、ワイパーアーム2の先端部2aには係止爪20eに係合する係合穴2bが図7に示すように形成されている。
一対の保持板19、19には、図14ないし図16に示すように、円盤状フランジ部20aが回動可能に嵌合される円形状凹所19cが貫通穴19bと同心に形成されている。一対の保持板19、19には、貫通穴19bの近傍に円弧状開口20tが形成されている。
また、一対の保持板19、19の円弧状膨出部19aの外周部には、内部に向かって突出する補強用の突条部を形成するために半環状溝部19fが設けられている。
クリップ部材20の円盤状フランジ部20aには、図17ないし図21に示すように、円弧状開口20t(図14ないし図16参照)と協働して、ワイパーブレードの揺動角度を規制する揺動角度規制突起20sが形成されている。
バネ板部材12が臨む可撓性板状部20dには円筒状部20bから遠い側自由端部に、一対の対向壁部18a、18aを連結する連結部18eとバネ板部材12との間の隙間g(図7参照)を通るようにバネ板部材12に向かって傾斜された傾斜部20fが形成され、この傾斜部20fよりも自由端部側は他方の可撓性板状部20cに略平行に延びる平行部20gとされている。
クリップ部材20と一対の保持板19、19と対向壁部構成部材18とは各貫通穴19b、18g及び円筒状部20bの筒穴20hに、図7に示すリベット21を挿通して結合され、このリベット21の軸線G3が横断方向軸線G1となっている。
この円筒状部20bの筒穴20hはその横断方向中央部分が最小径の穴径を有し図21に示すように、円盤状フランジ部20aに向かうに伴って拡径された鼓形状の穴から構成されている。この鼓形状の筒穴20hを構成する構成周壁20jが一対の保持板19、19の直交軸線G2回りの回動角度を規制する規制周壁となっている。
この発明の実施の形態によれば、取り付け具17の組み立ては、例えば、以下に説明する手順で行われる。
まず、一対の保持板19、19のそれぞれの各円弧状膨出部19aを一対の対向壁部18a、18aの各円弧状凹所18fにそれぞれ嵌合させるようにして、一対の保持板19、19を一対の対向壁部18a、18aに組み付ける。ついで、クリップ部材20の円筒状部20bの円盤状フランジ部20aを一対の保持板19、19の円形状凹所19cに嵌合させる。また、円盤状フランジ部20aの揺動角度規制突起20sを保持板19の貫通穴19bの近傍の円弧状開口20tに嵌入させる。その際、可撓性板状部20dの傾斜部20fを連結部18eと一対の挟持爪部18bとの間の隙間gに侵入させるようにして、連結部18eを一対の可撓性板状部20c、20dの間に位置させる。ついで、リベット21を各貫通穴19b、18g、筒穴20hに挿通し、リベット21の頭部21aから遠い側の先端部21bをカシメて、クリップ部材20、一対の保持板19、19、対向壁部構成部材18を一体化する。
この取り付け具17は、バネ板部材12に組み付けられる。このブレードラバー11は、図1に示す往動方向5に可動されるときと図1に示す復動方向6に可動されるときとでは払拭面4の法線Nに対する傾斜角度θが逆向きとなるものであり、例えば、図22に示すように、ブレードラバー11が払拭面4に対して往動方向5に移動するときには、一対の保持板19、19に対して対向壁部構成部材18が相対的に回動し、払拭面4の法線Nに対する傾斜角度はθとなり、例えば、図23に示すように、ブレードラバー11が払拭面4に対して復動方向6に移動するときには、一対の保持板19、19に対して対向壁部構成部材18が反対方向に相対的に回動し、払拭面4の法線Nに対する傾斜角度は−θとなる。
この発明の実施の形態によれば、払拭の際のブレードラバー11の回動中心としての直交方向軸線G2がワイパーアーム2に対するブレードラバー11の回動軸線としての横断方向軸線G1とが交点Oを形成するようにして直交しているので、横断方向軸線G1と直交方向軸線G2との高さ方向のずれをなくした分だけ、取り付け具17の高さ方向の寸法を小さくでき、取り付け具17のコンパクト化を図ることができる。
また、組み付け部品点数を少なくして、ブレードラバー11を直交方向軸線G2の回りに回動させることが可能となる。
更に、一対の保持板19、19と一対の対向壁部18a、18aとの間には隙間Hが存在するので、ブレードラバー11の往復移動の際のブレードラバー11の反転のスムーズ化を図ることができる。
加えて、クリップ部材20の筒穴20hの形状を変更するのみで、フロントウィンドウガラス3の払拭面4の湾曲形状の異なるものに対して適切な払拭角度を得ることができる。
この発明の実施の形態では、一対の保持板19、19を互いに別体に形成したが、これに限るものではなく、以下に説明する構成とすることもできる。
図24は、保持板19の組み立て前の状態を示す図であって、一対の保持壁19h、19hは連結部材19dを介して扁平板状に成形されている。この保持壁19h、19hと連結部材19dとの間には裏面に折り曲げ溝19e、19eが形成されている。
裏面の折り曲げ溝19e、19eに沿って、保持壁19h、19hを起立させることにより、図25に示す保持板19が組み立てられる。
この保持板19を図26に示すように、対向壁部構成部材18に取り付けることにより、取り付け具17が構成される。
その他の構成要素は、図14に示す構成要素と大略同一であるので、同一構成要素に同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
この変形例によれば、一対の保持板19、19を一体に連結した状態で対向壁部構成部材18に組み付けることができるので、組み立て作業の簡素化をより一層図ることができる。
また、このワイパーブレード10も同様に、図27に示すように、ブレードラバー11が払拭面4に対して往動方向5に移動するときには、保持板19に対して対向壁部構成部材18が相対的に回動し、払拭面4の法線Nに対する傾斜角度はθとなり、図28に示すように、ブレードラバー11が払拭面4に対して復動方向6に移動するときには、保持板19に対して対向壁部構成部材18が反対方向に相対的に回動し、払拭面4の法線Nに対する傾斜角度は−θとなる。
さらに、この変形例では、一対の保持板19、19を扁平板状に形成することができるので、型抜き作業の簡略化を図ることができ、コストの低減にもつながる。
以上、実施例1では、本発明によるローリング構造の取り付け具と弾性材料からなる3分割構成のブレードカバーを用いたワイパーブレードについて説明したが、ブレードカバーを一体構成とすることも可能である。
(実施例2)
図29は、実施例2に係るワイパーブレード10を示している。
図29に示すブレードカバー14は、一体構成の弾性材料からなっており、側面部14f、14f´と上面部14gとを有している。
その上面部14gの長手方向中央部14lには、取り付け具17を設置する取り付け開口14bが形成されている。その取り付け開口14bの上面には、可撓性切片14cが設けられている。
この可撓性切片14cは、図30に示すように、ブレードカバー14の幅方向の両側の側面部14f、14f´と上面部14gとの境界部分に一対のスリット14d、14dを形成することにより形成される。この可撓性切片14cは、取り付け開口14bを略半分以上上面から覆う構成とされている。
このブレードカバー14には、その取り付け開口14b内部の長手方向両側にこの取り付け開口14bを仕切る仕切り壁14q、14qが形成されている(図29、図31参照)。この仕切り壁14q、14qの一方は、可撓性切片14cの回動基部となっている。
この実施例のワイパーブレード10の取り付け具17にワイパーアーム2を装着する際には、図30、図31に示すZ方向に可撓性切片14cをめくり上げ、ワイパーアーム2の先端部2aの係合穴2bを取り付け具17のクリップ部材20の係合爪20eに係合させる。これにより、ワイパーアーム2が取り付け具17に装着される。
ブレードカバー14の上面部14gには、可撓性切片14cが上面部14gと一体的にスリット14d、14dにより形成されているので、可撓性切片14cを軽く撓ませてワイパーアーム2を取り付け具17に装着でき、取り付け作業が容易となる。
この可撓性切片14cにより、取り付け開口14bが覆われて、外部からの異物が取り付け開口14bの内部に侵入しにくい構造となっている。これにより、取り付け開口14bと取り付け具17との間に隙間が生じやすいという不都合、組み付けの手間がかかるという不都合、ひいては、異物の侵入に起因する払拭不良という不都合を回避できる。
以上、図29に示す実施例2のワイパーブレードについては、一体構成のブレードカバーとして説明したが、実施例1のように、中央部と左、右カバー部の3分割構成としてもよい。
(実施例3)
図32は、実施例3に係るワイパーブレード10を示しており、ブレードカバー14は、実施例1と同様に弾性材料からなる3分割構成となっている。
図33、図34は、取り付け具17の構成部品としての保持板19´を示している。
図33、図34に示すように、連結部19dを介して一体化した保持板19´の一対の保持壁19h、19hの両上端部には、一対のひさし形状部19j、19jが形成されている。一対のひさし形状部19j、19jは互いに反対方向に向かって延び、かつ一対の保持壁19h、19hと一対の対向壁部18a、18aとの間への異物の侵入を防止する役割を果たす。この一対のひさし形状部19j、19jとブレードカバー14との間には一対の保持壁19h、19hに対して一対の対向壁部18a、18aの相対回動を許容する空間Iが存在する(図35参照)。 一対のひさし形状部19j、19jは、このワイパーブレード10の往復動の際に取り付け具17が傾斜して一方の側面側に接触した状態となっても、空間Iを維持できる構造となっている(図36、図37参照)。
一対のひさし形状部19j、19jは、ワイパーブレード10の作動時および停止時に、取り付け開口14bにおいてブレードカバー14と取り付け具17との間に生じる隙間Hを覆う寸法で形成される(図35参照)。
また、ブレードカバー14を構成する側面部14f、14f´にはその上端に互いに取り付け開口14bに向かう方向に延びる被覆部14r、14rが形成されている。この被覆部14r、14rが一対の対向壁部18a、18aの上面に上側から密接されている。これにより、一対の対向壁部18a、18aとブレードカバーの側面部14f、14f´との間の隙間に異物が侵入するのを防ぐことができる(図35参照)。
一対のひさし形状部19j、19jが設けられたことにより、取り付け開口14bにおいて一対の対向壁部19h、19hと一対の対向壁部18a、18aとの間に設けられた隙間Hが一対のひさし形状部19j、19j及に覆われるため、その隙間から取り付け具17内への水、雪、泥、砂等の異物の侵入を防ぐことが可能となる。
被覆部14r、14rが設けられたことにより、一対の対向壁部18a、18aとブレードカバー14との間に生じる隙間が被覆部14r、14rに覆われるため、その隙間からの水、雪、泥、砂等の異物の侵入を防ぐことが可能となる。
それらの異物の侵入を防止することにより、気温低下時における凍結、摩耗によるガタつきの発生から生じるジャダー等を防止できることから払拭性能が確保され、耐久性が向上し、さらには、錆による作動不良、外観不良についても防止することが可能となる。
このワイパーブレード10においても、ブレードラバー11が払拭面4を往復動する際には、図27、図28に示したのと同様に、保持板19´に対して対向壁部構成部材18が相対的に回動する構造となっている(図36、図37参照)。
本発明に係わるワイパーブレードを車両のワイパーアームに適用した状態を示す斜視図である。 図1に示すワイパーブレードの拡大斜視図である。 図2に示すワイパーブレードの分解斜視図である。 図2に示すA−A線方向から見たワイパーブレードの断面図である。 ホルダー部材の拡大斜視図である。 図3に示すブレードカバーのジョイントカバーの形状を説明する図であって、(a)はその斜視図、(b)は(a)に示すB−B線方向から見た断面図、(c)は(a)に示すC−C線方向から見た断面図である。 図3に示す取り付け具の拡大斜視図である。 図7に示す対向壁部構成部材の拡大斜視図である。 図7に示す一対の保持板とクリップ部材の連結状態の拡大斜視図である。 図8に示す対向壁部構成部材を真上から見た図である。 図8に示す対向壁部構成部材を真横から見た図である。 図8に示す対向壁部構成部材の正面図である。 図12に示す対向壁部構成部材の断面図である。 図9に示す一対の保持板を真横から見た図である。 図9に示す一対の保持板を真上から見た図である。 図9に示す一対の保持板の断面図である。 図9に示すクリップ部材を真横から見た図である。 図9に示すクリップ部材を真下から見た図である。 図9に示すクリップ部材を真上から見た図である。 図9に示すクリップ部材を後ろ側から見た図である。 図9に示すクリップ部材の円筒状部の断面図である。 ブレードラバーが払拭面に対して往動方向に移動している状態を示す一部断面図である。 ブレードラバーが払拭面に対して復動方向に移動している状態を示す一部断面図である。 図9に示す一対の保持板の変形例を示す図であって、連結部を介して一体化された保持板の斜視図である。 図24に示す保持板の折り曲げ溝を基準にして起立させた状態の拡大斜視図である。 図25に示す保持板が用いられた取り付け具の組み立て状態を示す一部断面図である。 図25に示す保持板が用いられたワイパーブレードのブレードラバーが払拭面に対して往動方向に移動している状態を示す一部断面図である。 図25に示す保持板が用いられたワイパーブレードのブレードラバーが払拭面に対して復動方向に移動している状態を示す一部断面図である。 実施例2に係る取り付け開口に可撓性切片を形成した一体構造のブレードカバーの斜視図である。 図29に示すブレードカバーにより取り付け具が被覆されている状態を示す断面図である。 図30に示すブレードカバーを真横から見た状態を示す一部断面図である。 実施例3に係るワイパーブレードの斜視図である。 実施例3に係る保持板の拡大斜視図である。 図33に示す保持板を起立させた状態の拡大斜視図である。 図32に示すD−D線方向から見たワイパーブレードの断面図である。 図34に示す保持板を用いたワイパーブレードのブレードラバーが払拭面に対して往動方向に移動している状態を示す一部断面図である。 図34に示す保持板を用いたワイパーブレードのブレードラバーが払拭面に対して復動方向に移動している状態を示す一部断面図である。
符号の説明
2 ワイパーアーム
17 取り付け具
18 対向壁部構成部材
18a 対向壁部
18f 円弧状凹所
19 保持板
19a 円弧上膨出部
20 クリップ部材
G1 横断方向軸線
G2 直交方向軸線
S 面

Claims (11)

  1. ブレードラバーに弧状に湾曲する長尺形状のバネ板部材を宛がって長尺形状の中央部に設けた取り付け具を介して車両に設けられたワイパーアームに連結されるワイパーブレードにおいて、
    前記取り付け具が、前記バネ板部材の幅方向に間隔を開けて対向する一対の対向壁部を有して前記ブレードラバーを前記バネ板部材を介して保持する対向壁部構成部材と、ワイパーアームが締結されるクリップ部材を前記一対の対向壁部を横断する方向に延びる横断方向軸線の回りに回動可能に支持する一対の保持板とからなり、該一対の保持板には前記一対の対向壁部に臨む側の面に円弧状膨出部が形成され、前記一対の対向壁部には前記一対の保持板に臨む側の面に前記円弧状膨出部に嵌合して該一対の保持板を前記横断方向軸線を含む面に対して直交する直交方向軸線の回りに相対回動可能に支承する円弧状凹所が形成され、前記円弧状膨出部は前記バネ板部材の延びる方向に間隔を開けて配設された一対の弓形柱状部からなり、前記円弧状凹所は前記バネ板部材の延びる方向に間隔を開けて配設されかつ前記弓形柱状部に対応する形状の一対の嵌合凹所部からなることを特徴とするワイパーブレード。
  2. 前記一対の保持板には前記一対の弓形柱状部の間にリベット挿通用の貫通穴が形成され、前記一対の対向壁部には前記貫通穴に対向する箇所に前記リベット挿通用の貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーブレード。
  3. 前記クリップ部材は、前記横断方向に延びかつ両端部に円盤状フランジ部を有する円筒状部と、該円筒状部から前記バネ板部材の延びる方向に互いに対向して平行に延びる一対の可撓性板状部とから形成され、該一対の可撓性板状部には前記バネ板部材が臨む可撓性板状部に前記ワイパーアームを係止する係止爪が形成され、前記一対の保持板には前記円盤状フランジ部が回動可能に嵌合される円形状凹所が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のワイパーブレード。
  4. 前記クリップ部材と前記一対の保持板と前記対向壁部構成部材とは前記各貫通穴及び前記円筒状部の筒穴にリベットを挿通して結合され、該リベットの軸線が前記横断方向軸線となっていることを特徴とする請求項3に記載のワイパーブレード。
  5. 前記円筒状部は横断方向中央部分が最小径の穴径を有する鼓形状の筒穴から構成され、該鼓形状の筒穴を構成する構成周壁が前記一対の保持板の前記直交軸線回りの回動角度を規制する規制周壁となっていることを特徴とする請求項4に記載のワイパーブレード。
  6. 前記対向壁部構成部材は、前記一対の対向壁部に互いに協働して前記バネ板部材を挟持する一対の挟持爪部を有し、該一対の挟持爪部は前記バネ板部材の延びる方向に間隔を開けて配置され、前記一対の対向壁部は連結部によって互いに連結されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーブレード。
  7. 前記円盤状フランジ部には、ワイパーブレードの揺動角度を規制する揺動角度規制突起が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のワイパーブレード。
  8. 前記一対の保持板が互いに連結部材を介して一体に連結されていることを特徴とする請求項6に記載のワイパーブレード。
  9. 前記一対の保持板と前記一対の対向壁部との間には隙間が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のワイパーブレード。
  10. 前記ブレードラバーと前記バネ板部材とを被覆するブレードカバーが設けられ、前記ブレードカバーには前記取り付け具を設置するための取り付け開口が形成され、前記保持板の一対の保持壁の両上端部にはその対向方向に互いに反対方向に向かって延び、かつ一対の保持壁と一対の対向壁部との間の隙間への異物の侵入を防止するための一対のひさし形状部が形成され、その一対のひさし形状部と前記ブレードカバーとの間には一対の保持壁に対して一対の対向壁部の相対回動を許容する空間が存在することを特徴とする請求項8に記載のワイパーブレード。
  11. 前記ブレードカバーの取り付け開口を構成する側面部の部分には、その上端に互いに取り付け開口へ向かう方向に延びる被覆部が形成され、該被覆部は一対の対向壁部の上面に密接されて、前記一対の対向壁部と前記側面部の間との隙間に異物の侵入を防止することを特徴とする請求項10に記載のワイパーブレード。
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