JP4867791B2 - 位置制御装置 - Google Patents
位置制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4867791B2 JP4867791B2 JP2007138205A JP2007138205A JP4867791B2 JP 4867791 B2 JP4867791 B2 JP 4867791B2 JP 2007138205 A JP2007138205 A JP 2007138205A JP 2007138205 A JP2007138205 A JP 2007138205A JP 4867791 B2 JP4867791 B2 JP 4867791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable member
- abnormality
- control device
- learning
- determination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
請求項1に記載の発明は、可動部材の基準移動位置に対する相対位置を検出する位置検出手段と、前記基準移動位置および前記相対位置に基づいて前記可動部材の絶対位置を算出する算出手段と、該算出手段によって算出した絶対位置に基づいて前記可動部材の移動位置を電動式アクチュエータの作動制御を通じて制御目標位置に制御する制御手段と、前記絶対位置および前記制御目標位置の比較に基づいて前記移動位置の制御にかかる異常の有無を判定する異常判定手段とを備える位置制御装置において、前記相対位置を記憶する揮発性メモリと、前記異常判定手段によって異常有りと判定されたときにおいて前記電動式アクチュエータおよび前記揮発性メモリへの電力供給を遮断する供給遮断手段とを更に備え、前記異常判定手段によって異常有りと判定されて前記供給遮断手段により前記電力供給が遮断された後において該電力供給が再開されたことを条件に前記絶対位置を学習する絶対位置学習を実行することをその要旨とする。
前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記失火判定の実行を禁止することをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、可動部材の基準移動位置に対する相対位置を検出する位置検出手段と、前記基準移動位置および前記相対位置に基づいて前記可動部材の絶対位置を算出する算出手段と、該算出手段によって算出した絶対位置に基づいて前記可動部材の移動位置を制御目標位置に制御する制御手段と、前記絶対位置および前記制御目標位置の比較に基づいて前記移動位置の制御にかかる異常の有無を判定する異常判定手段とを備える位置制御装置において、当該位置制御装置は、機関バルブの開弁期間および最大リフト量の少なくとも一方を変更する変更機構を有する内燃機関に適用されるものであり、前記可動部材は、前記変更機構の一部を構成するものであって、その移動位置の制御を通じて前記変更機構の作動状態を制御するためのものであり、前記内燃機関は、前記可動部材の当接によって同可動部材の移動位置の変化を規制するストッパ部材を更に有してなるものであって、機関トルクの推移に基づいて失火発生の有無を判定する失火判定が実行されるものであり、前記異常判定手段によって異常有りと判定されたときに、前記ストッパ部材に当接した状態になるように前記可動部材の移動位置を変更し、同状態になったときの前記可動部材の移動位置を前記絶対位置として学習する絶対位置学習を実行し、前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記失火判定の実行を禁止することをその要旨とする。
上記構成では、相対位置がずれたことによって可動部材の移動位置の制御にかかる異常(制御異常)が生じている(異常有り)と判定されたときに、絶対位置学習を通じて可動部材の絶対位置が適正な位置に修正されて、制御異常が解消されるようになる。その一方で、構成部品の機能低下によって異常有りと判定されたときには、絶対値学習を実行したところで絶対位置と制御目標位置との乖離は解消されないために、制御異常も解消されない。
このように上記構成によれば、異常有りと判定されたときに、これが相対位置のずれによるものか、構成部品の機能低下によるものかを判別することができる。したがって、各種の異常に高い自由度をもって対処することができるようになる。
なお、絶対位置学習としては、可動部材の実際の移動位置と絶対位置とを一致させることの可能な基準移動位置や相対位置を学習するといった構成を採用することができる。
また、内燃機関において失火が発生すると機関トルクの変動が大きくなることに着目し、そうした機関トルクの推移に基づいて失火発生の有無を判定する失火判定を実行する内燃機関が実用されている。
ここで、ストッパ部材に当接した状態での可動部材の移動位置を絶対位置として学習することをもって絶対位置学習を実行する場合は、その絶対位置学習を行う際に、可動部材がストッパ部材に当接した状態になるように同可動部材の移動位置が変更されるために、機関バルブの開弁期間や最大リフト量を機関運転状態に見合う期間や量に制御することができず、機関トルクの変動が大きくなる。そのため、このとき上述した失火判定が実行されると、絶対位置学習の実行によって機関トルクの変動が大きくなっているにもかかわらず、失火が発生していると誤って判定されてしまうおそれがある。
この点、上記構成によれば、絶対位置学習の実行中における失火判定の実行が禁止されるために、そうした誤判定を回避することができ、失火判定を通じて失火発生を高い精度で判定することができるようになる。
なお、失火判定に用いる機関トルクとしては、同機関トルクの実測値の他、機関出力軸の回転速度や機関燃焼室内の圧力などといった機関トルクの指標値を採用することができる。
請求項7に記載の発明は、可動部材の基準移動位置に対する相対位置を検出する位置検出手段と、前記基準移動位置および前記相対位置に基づいて前記可動部材の絶対位置を算出する算出手段と、該算出手段によって算出した絶対位置に基づいて前記可動部材の移動位置を制御目標位置に制御する制御手段と、前記絶対位置および前記制御目標位置の比較に基づいて前記移動位置の制御にかかる異常の有無を判定する異常判定手段とを備える位置制御装置において、当該位置制御装置は、機関バルブの開弁期間および最大リフト量の少なくとも一方を変更する変更機構を有する内燃機関に適用されるものであり、前記可動部材は、前記変更機構の一部を構成するものであって、その移動位置の制御を通じて前記変更機構の作動状態を制御するためのものであり、前記内燃機関は、前記可動部材の当接によって同可動部材の移動位置の変化を規制するストッパ部材と、排気通路に設けられた排気浄化触媒と、同排気浄化触媒の触媒床温を検出する床温検出手段とを更に有してなるものであって、該床温検出手段により検出される触媒床温と機関運転状態から推定される触媒床温との比較に基づいて前記排気浄化触媒の劣化の有無を判定する触媒劣化判定が実行されるものであり、前記異常判定手段によって異常有りと判定されたときに、前記ストッパ部材に当接した状態になるように前記可動部材の移動位置を変更し、同状態になったときの前記可動部材の移動位置を前記絶対位置として学習する絶対位置学習を実行し、前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記触媒劣化判定の実行を禁止することをその要旨とする。
上記構成では、相対位置がずれたことによって可動部材の移動位置の制御にかかる異常(制御異常)が生じている(異常有り)と判定されたときに、絶対位置学習を通じて可動部材の絶対位置が適正な位置に修正されて、制御異常が解消されるようになる。その一方で、構成部品の機能低下によって異常有りと判定されたときには、絶対値学習を実行したところで絶対位置と制御目標位置との乖離は解消されないために、制御異常も解消されない。
このように上記構成によれば、異常有りと判定されたときに、これが相対位置のずれによるものか、構成部品の機能低下によるものかを判別することができる。したがって、各種の異常に高い自由度をもって対処することができるようになる。
なお、絶対位置学習としては、可動部材の実際の移動位置と絶対位置とを一致させることの可能な基準移動位置や相対位置を学習するといった構成を採用することができる。
また、内燃機関の排気通路に設けられた排気浄化触媒が劣化すると、その分だけ触媒反応が鈍くなって触媒床温が低くなる。この点に着目し、触媒床温についての検出値と機関運転状態に基づく推定値とを比較することによって、排気浄化触媒の劣化の有無を判定する触媒劣化判定を実行する内燃機関が実用されている。
ここで、ストッパ部材に当接した状態での可動部材の移動位置を絶対位置として学習することをもって絶対位置学習を実行する場合は、その絶対位置学習を行う際に、可動部材がストッパ部材に当接した状態になるように同可動部材の移動位置が変更されるために、機関バルブの開弁期間や最大リフト量を機関運転状態に見合う期間や量に制御することができず、機関トルクの変動が大きくなる。そのため、このときの機関運転状態と排気温度や排気流量との関係が上記学習が実行されていないときの関係と異なる関係になり、このとき求められる触媒床温の推定値も上記学習が実行されていないときとは異なる値になる。したがって、このとき上述した触媒劣化判定が実行されると、絶対位置学習の実行によって触媒床温の検出値と推定値との関係が異常になっているにもかかわらず、排気浄化触媒が劣化していると誤って判定されてしまうおそれがある。
この点、上記構成によれば、絶対位置学習の実行中における触媒劣化判定の実行が禁止されるために、そうした誤判定を回避することができ、触媒劣化判定を通じて排気浄化触媒の劣化を高い精度で判定することができるようになる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置制御装置において、前記絶対位置学習の実行が完了したことを条件に、前記異常判定手段による前記異常の有無の判定を実行することをその要旨とする。
上記構成では、相対位置のずれによって異常有りと判定された場合、絶対位置学習の実行後の判定において制御異常が生じていないと判定されるようになる。一方、構成部品の機能低下によって異常有りと判定された場合、絶対位置学習の実行後の判定において再度異常有りと判定されるようになる。このように上記構成によれば、異常有りの判定が、相対位置のずれによるものか、構成部品の機能低下によるものかを好適に判別することができるようになる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置制御装置において、前記絶対位置学習の実行が完了したことを条件に、前記絶対位置と前記制御目標位置との比較に基づいて前記移動位置の制御が正常に実行されているか否かを判定する正常判定手段を更に備えることをその要旨とする。
上記構成では、異常有りと一旦判定されたときに、これが相対位置のずれによるものである場合にはその後の判定において正常状態に復帰したと判定されるようになり、構成部品の機能低下によるものである場合にはその後の判定において正常状態に復帰していない、すなわち異常有りと判定されるようになる。このように上記構成によれば、異常有りの判定が、相対位置のずれによるものか、構成部品の機能低下によるものかを好適に判別することができるようになる。しかも、異常有りと一旦判定された後に絶対位置学習を通じて正常状態に復帰した場合には、これを判別することもできる。
図1は、本実施の形態にかかる位置制御装置が適用される内燃機関の概略構成を示している。
すなわち先ず、アクセル踏み込み量ACCおよび機関回転速度NEに基づいてマップから、空気量についての制御目標値(要求吸入空気量Tga)が算出される。なお上記マップには、アクセル踏み込み量ACCおよび機関回転速度NEによって定まる機関運転状態と同状態に見合う空気量との関係が実験結果などを通じて予め求められ、設定されている。
本実施の形態では、吸気バルブ25の実際の作用角の指標値として、作用角変更機構38のコントロールシャフト40の絶対位置に対応する値が電動機43の回転角から求められる。そして、その求められた値が吸気バルブ25の作用角VLに相当する値として用いられる。
(D)回転角信号SG1が「L」のときに回転角信号SG2が立ち下がったとき。
(F)回転角信号SG2が「H」のときに回転角信号SG1が立ち下がったとき。
また、下記の(B),(C),(E),(J)の状況においてはカウント値Pがデクリメントされる。
(C)回転角信号SG1が「L」のときに回転角信号SG2が立ち上がったとき。
(E)回転角信号SG2が「H」のときに回転角信号SG1が立ち上がったとき。
ところで、上記カウント値Pはノイズの影響等によって不要に変化することがあり、そうしたカウント値Pがそのまま作用角VLの算出に用いられると、算出される作用角VLと実際の作用角とが一致しなくなる。特に、上記カウント値Pと実際の相対位置に相当する値とが大きく異なる値になった場合には、実際の作用角と大きく異なる角度が作用角VLとして検出されるようになってしまう。
図6に、カウント値Pが不要に変化した場合における作用角VLの推移の一例を示す。なお、この図6にあって、線L1は本実施の形態における作用角VLの推移の一例を示しており、線L2はカウント値Pについてのガード処理を実行しない比較例の装置における作用角VLの推移の一例を示している。
また電子制御装置55は、内燃機関11の失火発生の有無を判定する失火判定や、触媒コンバータ23(詳しくは、その内部に設けられた排気浄化触媒)の劣化の有無を判定する触媒劣化判定、作用角制御にかかる異常の発生の有無を判定する作用角異常判定など、各種の異常判定を実行する。以下、それら異常判定の詳細について順に説明する。
失火判定では、各気筒の燃焼行程において、その圧縮上死点を始点としてクランクシャフト31が30°CA回転するのに要する時間Tが検出される。また、この時間Tと前回検出された上記時間(Ti)との差(=T−Ti)が回転変動量ΔTとして算出される。そして、この回転変動量ΔTが所定の閾値を超えたことをもって、失火が発生していると判定される。
作用角学習が実行されているときには、作用角変更機構38のコントロールシャフト40がストッパ部材41に当接した状態になるように同コントロールシャフト40の移動位置が変更されるため、吸気バルブ25の開弁期間や最大リフト量を機関運転状態に見合う期間や量に制御することができない。そのため、各気筒における混合気の燃焼状態が不安定になり易く、機関トルクの変動、ひいては回転変動量ΔTが大きくなり易い。したがって、このとき上述した失火判定が実行されると、作用角学習の実行によって回転変動量ΔTが大きくなっているにもかかわらず、失火が発生していると誤って判定されてしまうおそれがある。
この判定では、触媒コンバータ23が劣化するとその分だけ触媒反応が鈍くなって触媒床温が低くなることに着目し、触媒床温についての検出値(具体的には、その指標値である排気温度Te)と機関運転状態に基づく推定値(推定触媒床温TTe)とを比較することによって、触媒コンバータ23の劣化の有無を判定するようにしている。
前述したように、作用角学習が実行されているときには、吸気バルブ25の開弁期間や最大リフト量を機関運転状態に見合う期間や量に制御することができない。そのため、このときの機関運転状態と排気温度や排気流量との関係が通常の運転状態であるときの関係と異なる関係になり、機関運転状態に基づいて求められる推定触媒床温TTeも通常の運転状態であるときとは異なる値になる。したがって、このとき上述した触媒劣化判定が実行されると、作用角学習の実行によって推定触媒床温TTeと排気温度Teとの差が小さくなっているにもかかわらず、触媒コンバータ23に劣化異常が発生していると誤って判定されてしまうおそれがある。
この判定では、吸気バルブ25の作用角VLと目標作用角Tvlとの差が所定の閾値以上である状態が所定期間継続しているときに、作用角制御にかかる異常(制御異常)が発生していると判定される。
図7に示すように、この処理では先ず、異常フラグがオン操作されているか否かが判断される(ステップS101)。この異常フラグは、作用角異常判定(ステップS103)において異常有りと判定されたとき(ステップS104:YES)にオン操作され(ステップS105)、同作用角異常判定において異常有りと判定されないとき(ステップS104:NO)にオフ操作される(ステップS108)。
(1)作用角異常判定によって異常有りと判定されたときに作用角学習を実行するようにした。そのため、異常有りと判定されたときに、これがカウント値Pのずれによるものか、構成部品の機能低下によるものかを判別することができ、各種の異常に高い自由度をもって対処することができるようになる。
・カウント値Pについての上限ガード処理を省略してもよい。
・失火判定に用いる判定パラメータとしては、クランクシャフト31の回転速度(前記時間T)に代えて、他の機関トルクの指標値(例えば燃焼室14内の圧力)や、機関トルクの実測値を採用するようにしてもよい。要は、機関トルクの推移に基づいて失火発生の有無を判定する失火判定を実行するようにすればよい。
・温度センサ51に代えて触媒コンバータ23の触媒床温を検出する温度センサを設け、同センサにより検出した触媒床温の実測値を触媒劣化判定に用いるようにしてもよい。また、機関運転状態に基づいて劣化時の触媒床温(劣化時床温)を求め、同劣化時床温と温度センサによって検出される触媒床温との差(「実際の触媒床温」−「劣化時床温」)が小さくなったことをもって触媒コンバータ23に劣化異常が発生していると判定するといったように、触媒劣化判定を実行するようにしてもよい。さらに、機関運転状態から推定される触媒床温と温度センサによって検出される触媒床温との差に基づいて劣化異常の有無を判定することに代えて、それら触媒床温の比に基づいて劣化異常の有無を判定するようにしてもよい。要は、温度センサにより検出される触媒床温と機関運転状態から推定される触媒床温との比較に基づいて劣化異常の有無を判定する触媒劣化判定を実行するようにすればよい。
・作用角学習において、作用角変更機構38のコントロールシャフト40の移動位置を前記Hi端にした上で、前記関係式「S=P+Pb」におけるカウント値SがHi端に対応する値になるようにカウント値Pを変更することに代えて、あるいは併せて、基準移動位置に対応する値Pbを変更するようにしてもよい。
Claims (9)
- 可動部材の基準移動位置に対する相対位置を検出する位置検出手段と、前記基準移動位置および前記相対位置に基づいて前記可動部材の絶対位置を算出する算出手段と、該算出手段によって算出した絶対位置に基づいて前記可動部材の移動位置を電動式アクチュエータの作動制御を通じて制御目標位置に制御する制御手段と、前記絶対位置および前記制御目標位置の比較に基づいて前記移動位置の制御にかかる異常の有無を判定する異常判定手段とを備える位置制御装置において、
前記相対位置を記憶する揮発性メモリと、
前記異常判定手段によって異常有りと判定されたときにおいて前記電動式アクチュエータおよび前記揮発性メモリへの電力供給を遮断する供給遮断手段とを更に備え、
前記異常判定手段によって異常有りと判定されて前記供給遮断手段により前記電力供給が遮断された後において該電力供給が再開されたことを条件に前記絶対位置を学習する絶対位置学習を実行する
ことを特徴とする位置制御装置。 - 請求項1に記載の位置制御装置において、
当該位置制御装置は、機関バルブの開弁期間および最大リフト量の少なくとも一方を変更する変更機構を有する内燃機関に適用されるものであり、
前記可動部材は、前記変更機構の一部を構成するものであって、その移動位置の制御を通じて前記変更機構の作動状態を制御するためのものである
ことを特徴とする位置制御装置。 - 請求項2に記載の位置制御装置において、
前記内燃機関は、前記可動部材の当接によって同可動部材の移動位置の変化を規制するストッパ部材を更に有してなり、
前記絶対位置学習は、前記ストッパ部材に当接した状態になるように前記可動部材の移動位置を変更し、同状態になったときの前記可動部材の移動位置を前記絶対位置として学習するものである
ことを特徴とする位置制御装置。 - 請求項3に記載の位置制御装置において、
前記内燃機関は機関トルクの推移に基づいて失火発生の有無を判定する失火判定が実行されるものであり、
前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記失火判定の実行を禁止する
ことを特徴とする位置制御装置。 - 可動部材の基準移動位置に対する相対位置を検出する位置検出手段と、前記基準移動位置および前記相対位置に基づいて前記可動部材の絶対位置を算出する算出手段と、該算出手段によって算出した絶対位置に基づいて前記可動部材の移動位置を制御目標位置に制御する制御手段と、前記絶対位置および前記制御目標位置の比較に基づいて前記移動位置の制御にかかる異常の有無を判定する異常判定手段とを備える位置制御装置において、
当該位置制御装置は、機関バルブの開弁期間および最大リフト量の少なくとも一方を変更する変更機構を有する内燃機関に適用されるものであり、
前記可動部材は、前記変更機構の一部を構成するものであって、その移動位置の制御を通じて前記変更機構の作動状態を制御するためのものであり、
前記内燃機関は、前記可動部材の当接によって同可動部材の移動位置の変化を規制するストッパ部材を更に有してなるものであって、機関トルクの推移に基づいて失火発生の有無を判定する失火判定が実行されるものであり、
前記異常判定手段によって異常有りと判定されたときに、前記ストッパ部材に当接した状態になるように前記可動部材の移動位置を変更し、同状態になったときの前記可動部材の移動位置を前記絶対位置として学習する絶対位置学習を実行し、
前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記失火判定の実行を禁止する
ことを特徴とする位置制御装置。 - 請求項3〜5のいずれか一項に記載の位置制御装置において、
前記内燃機関は、その排気通路に設けられた排気浄化触媒と同排気浄化触媒の触媒床温を検出する床温検出手段とを有してなるものであって、該床温検出手段により検出される触媒床温と機関運転状態から推定される触媒床温との比較に基づいて前記排気浄化触媒の劣化の有無を判定する触媒劣化判定が実行されるものであり、
前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記触媒劣化判定の実行を禁止する
ことを特徴とする位置制御装置。 - 可動部材の基準移動位置に対する相対位置を検出する位置検出手段と、前記基準移動位置および前記相対位置に基づいて前記可動部材の絶対位置を算出する算出手段と、該算出手段によって算出した絶対位置に基づいて前記可動部材の移動位置を制御目標位置に制御する制御手段と、前記絶対位置および前記制御目標位置の比較に基づいて前記移動位置の制御にかかる異常の有無を判定する異常判定手段とを備える位置制御装置において、
当該位置制御装置は、機関バルブの開弁期間および最大リフト量の少なくとも一方を変更する変更機構を有する内燃機関に適用されるものであり、
前記可動部材は、前記変更機構の一部を構成するものであって、その移動位置の制御を通じて前記変更機構の作動状態を制御するためのものであり、
前記内燃機関は、前記可動部材の当接によって同可動部材の移動位置の変化を規制するストッパ部材と、排気通路に設けられた排気浄化触媒と、同排気浄化触媒の触媒床温を検出する床温検出手段とを更に有してなるものであって、該床温検出手段により検出される触媒床温と機関運転状態から推定される触媒床温との比較に基づいて前記排気浄化触媒の劣化の有無を判定する触媒劣化判定が実行されるものであり、
前記異常判定手段によって異常有りと判定されたときに、前記ストッパ部材に当接した状態になるように前記可動部材の移動位置を変更し、同状態になったときの前記可動部材の移動位置を前記絶対位置として学習する絶対位置学習を実行し、
前記位置制御装置は、前記絶対位置学習が実行されているときに前記触媒劣化判定の実行を禁止する
ことを特徴とする位置制御装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置制御装置において、
前記絶対位置学習の実行が完了したことを条件に、前記異常判定手段による前記異常の有無の判定を実行する
ことを特徴とする位置制御装置。 - 前記絶対位置学習の実行が完了したことを条件に、前記絶対位置と前記制御目標位置との比較に基づいて前記移動位置の制御が正常に実行されているか否かを判定する正常判定手段を更に備える
請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007138205A JP4867791B2 (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007138205A JP4867791B2 (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 位置制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008291748A JP2008291748A (ja) | 2008-12-04 |
JP4867791B2 true JP4867791B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=40166726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007138205A Expired - Fee Related JP4867791B2 (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 位置制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4867791B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101214143B1 (ko) * | 2008-12-22 | 2012-12-20 | 한국전자통신연구원 | 이동체의 위치 및 방향 인식 장치 및 그 방법 |
JP5874694B2 (ja) * | 2013-07-30 | 2016-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の診断装置 |
CN114976941B (zh) * | 2022-05-18 | 2023-08-08 | 苏州开关二厂有限公司 | 一种散热防潮式高低压开关柜 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003214223A (ja) * | 2002-01-22 | 2003-07-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電子制御スロットル式エンジンの始動制御装置 |
JP4193670B2 (ja) * | 2003-10-17 | 2008-12-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP2006183603A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Toyota Motor Corp | 可変バルブ機構の電動アクチュエータ制御方法 |
JP3839454B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2006-11-01 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
2007
- 2007-05-24 JP JP2007138205A patent/JP4867791B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008291748A (ja) | 2008-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4111956B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
JP3624806B2 (ja) | 吸気酸素濃度センサ較正装置 | |
US8239120B2 (en) | Method and device for operating an internal combustion engine | |
KR100342840B1 (ko) | 내연기관의 밸브타이밍 제어장치 | |
WO2010067536A1 (ja) | 内燃機関の停止時に点火を停止する時期を制御する装置および方法 | |
US8145405B2 (en) | Internal-combustion engine with variable actuation of the intake valves and self-adaptive control of the air-fuel ratio with supervision of the control functions | |
JP4508215B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US7921711B2 (en) | Abnormality determination apparatus and abnormality determination method for valve characteristics change mechanism | |
US8170775B2 (en) | Fuel injection device for internal combustion engine | |
WO2010100975A1 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US6802286B2 (en) | Valve timing control system for an internal combustion engine | |
JP4867791B2 (ja) | 位置制御装置 | |
US7168422B1 (en) | Control apparatus for an internal combustion engine | |
US10458288B2 (en) | Method and apparatus for controlling a variable valve system | |
EP2307691B1 (en) | Combustion behaviour dependent air-fuel ratio control | |
JP4575936B2 (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
US11614038B2 (en) | Control method of securing CVVD startability and CVVD system therefor | |
JP4920438B2 (ja) | 内燃機関の運転方法及びその制御装置 | |
JP4640118B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2005061420A (ja) | 吸気酸素濃度センサ較正装置 | |
WO2022219924A1 (ja) | 可変圧縮比機構の制御装置及びその診断方法 | |
JP2010180865A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2009097395A (ja) | 内燃機関の制御装置及び内燃機関の制御システム | |
JP4504961B2 (ja) | 内燃機関の絞り弁制御装置及び制御方法 | |
JP2010138917A (ja) | 内燃機関の絞り弁制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111031 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4867791 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |