JP4866482B2 - 帯域通過シグマ−デルタ変調のためのシステム及び方法 - Google Patents

帯域通過シグマ−デルタ変調のためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4866482B2
JP4866482B2 JP2010519897A JP2010519897A JP4866482B2 JP 4866482 B2 JP4866482 B2 JP 4866482B2 JP 2010519897 A JP2010519897 A JP 2010519897A JP 2010519897 A JP2010519897 A JP 2010519897A JP 4866482 B2 JP4866482 B2 JP 4866482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
analog signal
filter
feedback
transfer function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010519897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010536237A (ja
Inventor
ルイ・ユ
ヨン・ピン・シュー
Original Assignee
ナショナル ユニヴァーシティー オブ シンガポール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル ユニヴァーシティー オブ シンガポール filed Critical ナショナル ユニヴァーシティー オブ シンガポール
Publication of JP2010536237A publication Critical patent/JP2010536237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4866482B2 publication Critical patent/JP4866482B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/402Arrangements specific to bandpass modulators
    • H03M3/404Arrangements specific to bandpass modulators characterised by the type of bandpass filters used
    • H03M3/408Arrangements specific to bandpass modulators characterised by the type of bandpass filters used by the use of an LC circuit
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/412Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution
    • H03M3/422Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only
    • H03M3/43Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only the quantiser being a single bit one
    • H03M3/434Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only the quantiser being a single bit one with multi-level feedback
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/436Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the order of the loop filter, e.g. error feedback type
    • H03M3/438Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the order of the loop filter, e.g. error feedback type the modulator having a higher order loop filter in the feedforward path
    • H03M3/454Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the order of the loop filter, e.g. error feedback type the modulator having a higher order loop filter in the feedforward path with distributed feedback, i.e. with feedback paths from the quantiser output to more than one filter stage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

本発明は、広範には、帯域通過シグマ−デルタ変調のためのシステム及び方法に関するものである。
中間周波数(IF)ディジタル化受信器において、ディジタル化は、代表的には、帯域通過シグマ−デルタ変調器(BP ΣΔMs)によって行われる。BP ΣΔMsは、個別−及び連続−時間(DT及びCT)領域の双方において実現され得る。DT BP ΣΔMsは、切換えられる−コンデンサ(SC)ループ・フィルタを用いて履行されるΣΔMsに言及しており、他方、CT BP ΣΔMsは、能動−RC、トランスコンダクタ−C(Gm−C)またはLCフィルタを用いて実現される。
切換え−コンデンサ回路を用いて実現されるDT BP ΣΔMsは、高速で動作することができないが、能動−RC、Gm−C及びLCフィルタに基づくCT BP ΣΔMsは、プロセス及び温度変化(PTV)を被り、特に、CMOS/BiCMOSプロセスにおいて履行されるとき、満足な性能を達成することができない。
さらに、幾つかのCT BP ΣΔMsは、高いIFにおいて、合理的に良好な性能を達成してきたけれども、それらは、高価格なIII−Vプロセスにおいて履行され、M. Inerfield等による2003年9月の“high Dynamic Range InPHBT Delta-Sigma Analog-to-Digital Converters”IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol. 38, No.9, pp1524-1534、並びにA. E. Cosand等による2004年10月の“IF-Sampling Fourth-Order Bandpass ΣΔModulator for Digital Receiver Applications,”IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol.39, No. 10, pp. 1633-1639, に開示されたCT BP ΣΔMsに見られるように、相当の電力を消費する。高いIFでのCMOS/BiCMOS技術における高性能のCT BP ΣΔMsは、まだ実現していない。
電気機械共振器に基づくBP ΣΔMsが、最近、[Proc. of Asian Solid-State Circuit Conference (A-SSCC’06), 2006年11月、pp.143-146におけるY.P. Xu, R. Yu, W.T. Hsu 及びA.R. Brown, による“A Silicon Micromechanical Resonator Based CMOS Bandpass Sigma-Delta Modulator,”; Proc. IEEE Custom Integrated Circuits Conf. (CICC’05, pp.203-206, 2005年9月におけるR. Yu, Y.P. Xu, による“A 47.3-MHz SAW Resonator Based CMOS Second-Order Bandpass Sigma-Delta Modulator with 54-dB Peak SNDR”]において提案されてきた。これらのBP ΣΔMsは狭帯域(200kHz)FM適用において同等のもしくは一層良好なSNDR(信号対雑音プラスひずみ比)性能を達成するが、狭帯域適用に対して一層適切である。異なった中心周波数を有する多重共振器が、高次ループ・フィルタにおいて一層広い通過帯域を達成するために用いられ得るが、それらは、増加する寄生性及び複雑性に起因して実際に実現するのが困難である。
従って、上述の課題の1つまたは2つ以上を扱うための帯域通過シグマ−デルタ変調器のためのシステム及び方法を提供する必要性が存在する。
従って、本発明の第1の態様によれば、電気機械フィルタと、該電気機械フィルタからの出力に結合される量子化器と、量子化器からの出力と電気機械フィルタの入力との間に結合されるフィードバック回路と、を備えた連続時間帯域通過シグマ−デルタ変調器が提供される。
量子化器の出力から量子化器の入力へのフィードバック回路を通したループが別個の時間帯域通過シグマ−デルタ変調器プロトタイプに似せるための伝達関数を提供し得る。
ループの伝達関数は、電気機械フィルタの伝達関数に基づいて決定される。
ループの伝達関数は、さらに、別個の時間帯域通過シグマ−デルタ変調器プロトタイプにおける選択された帯域外利得に基づいて決定され得る。
前記変調器は、第1の結合されたアナログ信号を発生するために、入力信号を第1の組みのフィードバック信号に加算するための第1の加算器と、第1の結合されたアナログ信号を受信するよう結合された前記電気機械フィルタと、第2の結合されたアナログ信号を発生するために、前記フィルタによって発生されたフィルタリングされた信号を他のフィードバック信号と加算するよう前記フィルタに結合された第2の加算器と、第2の結合されたアナログ信号を受信するようかつディジタル出力信号を発生するために前記第2の加算器に結合される量子化器と、を備え得る。
各フィードバック信号は、それぞれのフィードバック経路によって発生され得、各フィードバック経路は、前記ディジタル出力信号を遅延させるための1つまたは2つ以上のラッチと、前記遅延されたディジタル出力信号をアナログ信号に変換するためのディジタル・アナログ変換器と、前記フィードバック信号を生成するために前記アナログ信号に係数を乗算するための乗算器と、を備える。
電気機械フィルタは、MEMS、BAW、SAWフィルタから成るグループの1つまたは2つ以上を含み得る。
本発明の第2の態様によれば、電気機械フィルタを用いてアナログ信号をフィルタリングするステップと、電気機械フィルタからの出力に量子化器を結合するステップと、量子化器からの出力と、電気機械フィルタの入力との間に結合されたフィードバック回路からの戻り信号を提供するステップと、を含む連続時間帯域通過シグマ−デルタ変調の方法が提供される。
当該方法は、量子化器の出力から量子化器の入力へのフィードバック回路を通してのループによって別個の時間帯域通過シグマ−デルタ変調器プロトタイプに似せるための伝達関数を提供するステップをさらに含み得る。
当該方法は、電気機械フィルタの伝達関数に基づいてループの伝達関数を決定するステップをさらに含み得る。
当該方法は、別個の時間帯域通過シグマ−デルタ変調器プロトタイプにおける選択された帯域外利得に基づいてループの伝達関数を決定するステップをさらに含み得る。
当該方法は、第1の加算器で第1の結合されたアナログ信号を発生するために入力信号を第1の組みのフィードバック信号と加算するステップと、電気機械フィルタで前記第1の結合されたアナログ信号を受信するステップと、前記フィルタへの第2の加算器で第2の結合されたアナログ信号を発生するために、前記フィルタによって発生されたフィルタリングされた信号に他のフィードバック信号を加算するステップと、前記第2の結合されたアナログ信号を受信し、量子化器でディジタル出力信号を発生するステップと、をさらに含み得る。
各フィードバック信号は、1つまたは2つ以上のラッチによって前記ディジタル出力信号を遅延させるステップと、遅延されたディジタル出力信号をディジタル・アナログ変換器によってアナログ信号に変換するステップと、乗算器によってフィードバック信号を生成するためにアナログ信号に係数を乗算するステップと、を含むそれぞれのフィードバック経路によって発生され得る。
前記電気機械フィルタは、MEMS、BAW、SAWフィルタから成るグループの1つまたは2つ以上を含み得る。
本発明の実施形態は、添付図面と共に、例としてのみの以下の記載から当業者には一層良好に理解され容易に明瞭となるであろう。
ループ・フィルタとして4次の電気機械フィルタを用いた連続時間(CT)BP ΣΔMの例示的な実施形態のシステム・レベルのブロック図を示す。 例示的な実施形態におけるMEMs及びSAWフィルタの等価回路を示す図である。 パラメータとして順方向経路における位相遅延θdを有するノイズ伝達関数の根軌跡プロットを示す図である。 外部の110−MHz SAWフィルタを用いた提案されたBP ΣΔMの例示的な実施形態の単純化された回路レベル構造を示す図である。 例示的な実施形態における低電力TIAの回路図を示す。 例示的な実施形態におけるTIAの摸擬された周波数応答を示す図である。 0.35−μm SiGe HBT BiCMOSプロセスにおいて製造された4次のBP ΣΔMの例示的な実施形態のチップ・マイクログラフ(チップの顕微鏡写真)を示す図である。 4次のCT BP ΣΔMの例示的な実施形態の測定された出力スペクトルを示す図である。 4次のCT BP ΣΔMの例示的な実施形態のSNDR対入力電力の測定されたグラフを示す図である。 例示的な実施形態の2つのトーンの検査結果を示す図である。 連続時間帯域通過シグマ・デルタ変調のための方法を示すフローチャートを示す。
本発明の実施形態において、例えば、マイクロ機械(MEMS)フィルタ、表面弾性波(SAW)フィルタ、バルク音波(BAW)フィルタまたは他の電気機械フィルタのいずれかであって良い電気機械ループ・フィルタを用いたBP ΣΔMが提供される。例示的な実施形態は、所望のループ伝達関数を実現してΣΔMの安定性を確実にするために多重帰還経路を有する。広帯域インピーダンス変換増幅回路(TIA)が電気機械ループ・フィルタの後に置かれ、挿入損失補償を提供し得るか及び/またはBP ΣΔMの順方向経路における位相遅延を最小にし得る。
先に提案された電気機械共振器に基づくBP ΣΔMs及びIII−Vプロセスに基づく履行とは異なって、例示的な実施形態における電気機械フィルタは、周波数同調無しで正確な中心周波数を提供することができ、そして電力消費を低くし得る。このように、電気機械フィルタに基づくCT BP ΣΔMのインパルス応答は、時間領域において、量子化器の入力におけるDT BP ΣΔMプロトタイプのものに整合され得る。極周波数が既知であり、与えられたSAWフィルタに対して変化されることができないので、DT BP ΣΔMプロトタイプのループ伝達関数は、通過帯域における同じ極配置及び帯域外利得の適切な選択と似せられ得る。換言すれば、電気機械フィルタに基づくCT BP ΣΔMの伝達関数は、DT BP ΣΔMプロトタイプにおける選択された帯域外利得に基づいて決定され得る。
例示的な実施形態において、BP ΣΔMにおけるループ・フィルタとして高次の電気機械フィルタを用いれば、該フィルタが、2つのアクセス可能な端子、入力及び出力、を有するだけなので、制御可能性が制限されるけれども、ループ伝達関数及び安定性のような問題は、補助的な回路を用いることで対処され得る。
図1は、ループ・フィルタとして4次の電気機械フィルタを用いた連続時間(CT)BP ΣΔMの例示的な実施形態のシステム・レベルのブロック図を示す。制御可能性を提供するために、そして安定なBP ΣΔMに帰結する所望のループ伝達関数を得るために、多重帰還構造が用いられる。
DACs(DAC1−4)110、112、114、116からフィードバック(帰還)信号を差し引いた後、入力信号102は、電気機械ループ・フィルタ104に供給される。ループ・フィルタ104の出力は、量子化器106によってディジタル化される前に、DAC5 118からのフィードバックを差し引く。量子化器106の出力は、BP ΣΔM100の最終出力108である。フィードバック経路において、ディジタル出力108は、最初に、1つのサンプリング周期によって遅延され、次に、5つのRZ(Return to Zero)またはNRZ(Non Return to Zero) DAC110、112、114、116、118によってアナログ信号に変換し戻される。最初の4つのRZ DACs(DAC1−4)110、112、114、116の出力は、異なった係数で入力ノードにフィードバックもしくは戻され、そして入力信号102と加算される。RZ DAC110、114とHRZ(Half Return to Zero) DAC112、116との間の差である、DAC2 112及びDAC4 116に埋め込まれた固有の半クロック遅延がある。5番目のNRZ DAC(DAC5)118の出力は、量子化器106の入力にフィードバックされる。フィードバック係数は、式(1)に与えられたインパルス不変変換に基づいて決定される。
Figure 0004866482
ここに、H(Z)は、DTループ伝達関数であり、H(S)は、CTループ・フィルタの伝達関数であり、そしてD(s)は、フィードバック経路におけるDAC110、112、114、116、118の線形結合である。
電気機械フィルタ104の特性は、非常に多くその構造に依存している。本発明の実施形態におけるBP ΣΔMは、機械的に結合されたMEMSフィルタ及び長軸方向に結合された共振器(LCR)に基づくSAWフィルタに基づいている。
図2は、例示的な実施形態におけるMEMs[F.D. Bannon III, J.R. Clark and C. T.-C. Nguyen, “High-Q HF Microelectromechanical Filters,” IEEE Journal of Solid-State Circuits,, Vol. 35, pp. 512-526, 2000年4月]及びSAW[C.K. Campell, Surface Acoustic Wave Devices for Mobile and Wireless Communications, Academic Press, 1998]フィルタの等価回路を示す。図2で与えられる或る仮定のもとで、双方のフィルタは、以下によって一般化され得る、同様の4次伝達関数を有する。
Figure 0004866482
ここに、ωc1及びωc2は、一般に、与えられた中心周波数ωの回りで対称であるように選択され、従って、ω=(ωc1+ωc2)/2である。ωc1=ω−Δω及びωc2=ω+Δωとすると、良好な概算は、2Δω=ω/Qを選択することであり、Qは、以下によって与えられる、構成共振器の負荷された品質係数である。
Figure 0004866482
結果の3−dBフィルタの帯域幅は、BW=4Δωである。入力及び出力端子における静電容量Cは、導出を単純化するために無視されたということに留意されたし;その影響は、以下に説明するインターフェース回路の適切な設計によって補償され得る。
実施形態においては、SAWフィルタが用いられる。しかしながら、設計方法は、MEMS、BAW及び他の電気機械フィルタにも適用され得るということが当業者には理解されるであろう。実施形態において用いられるSAWフィルタは、110MHzを中心にして1.152MHzの帯域幅を有する。このSAWフィルタの極周波数は、f±Δf=110±0.288-MHzによってすでに決定されており、構成共振器の負荷されたQは、Q=f/2Δf=191である。
例示的な実施形態におけるシステム・レベルの設計は、電気機械フィルタをベースにしたCT BP ΣΔMのインパルス応答が時間領域における量子化器の入力でのDT BP ΣΔMのものと整合され得るという、インパルス不変変換に基づいている。極周波数が既知であり、与えられたSAWフィルタに対して変化され得ないので、DT BP ΣΔMプロトタイプのループ伝達関数は、通過帯域における同じ極配置及び帯域外利得の適切な選択とまねされ得る。結果の伝達関数は、以下によって与えられる。
Figure 0004866482
例示的な実施形態において、電気機械フィルタをベースにしたCT BP ΣΔMの伝達関数をDT BP ΣΔMプロトタイプのものと整合させるために、RZ及びHRZ DACsの組み合わせを有する入力への4つの独立したフィードバック経路が履行される。準安定性の問題を緩和するために量子化器の後に追加される一クロック周期遅延でもって、5番目のNRZ DACは、図1に示されるように完全等価を提供する。DACsのフィードバック係数もしくは利得は、インパルス不変変換に従って決定され得る。
例示的な実施形態において、電気機械フィルタの伝達関数は、式(1)の形態を有すると推定される。しかしながら、挿入損失(IL)及び寄生容量C(図2)のような固有の非理想的な性質は、BP ΣΔMの性能に影響を与えるであろう。ΣΔMの性能へのILの影響は、“A Silicon Micromechanical Resonator Based CMOS Bandpass Sigma-Delta Modulator,” in Proc. IEEE A-SSCC’06, 2006年11月. pp. 143-146. [Xu 等] において研究されてきた。一般に、充分な順方向ループ利得は、帯域内ノイズを抑制し、量子化器への過酷な要求を軽減するために必要とされ得る。例示的な実施形態において用いられる1−ビット量子化器に対し、回路レベルにおける模擬が、最小の順方向ループ利得を決定するために用いられ得る。模擬は、使用中のSAWフィルタの出力信号が量子化される前に、50−dB利得が必要とされ得るということを示す。この利得は、量子化器の前置増幅器(20dB)及びSAWフィルタのための感知増幅器(30dB)によって提供される。しかしながら、利得段は、好ましくは、通過帯域の近辺において、過度の位相遅延をもたらすべきではない。位相遅延の影響を分析するために、利得段は、以下の式によって与えられるその伝達関数を有する一次システムによってモデル化される。
Figure 0004866482
ここに、AG0は、DC利得であり、ωは、極周波数である。中心周波数ωにおいて利得段によってもたらされる位相遅延(θ)は、θ=tan−1(ω/ω)である。
図3は、パラメータとして順方向経路における位相遅延θを有するノイズ伝達関数の根軌跡プロットを示す。該プロットは、位相遅延が27°以上であるとき、例示的実施形態における変調器が不安定になるということを示す。このことは、ΣΔMの順方向経路における利得段の位相遅延が、好ましくは最小にされるということを示唆する。換言すれば、利得段は、充分な帯域幅もしくは通過帯域の回りに無視できる位相遅延を有するべきである。
図4は、外部の110−MHz SAWフィルタを用いた提案されたBP ΣΔMの例示的実施形態の単純化された回路レベルの構造を示す。トランスコンダクタGm,i 420は、4つの電流操舵DAC410、412、414、416からのフィードバック信号との加算のために、入力信号402を電流に変換する。シングルエンド形(片端接地)信号が、オフチップSAWフィルタを駆動するために用いられる。他の出力は、負荷を平衡させるように、浮動パッドを駆動する。電気機械フィルタ404からのシングルエンド形出力は、TIA422によって感知されて増幅され、そして次に、差分信号に変換される。第2のトランスコンダクタ424は、次に、加算信号を生成する、重み付けされたNRZ DAC418の引き続く差し引きのために、該差分信号を電流に変換する。加算信号は、次に、さらに前置増幅器426によって増幅され、そして5つの直列接続されたECL(エミッタ制御されるロジック)マスタ−スレーブ・ラッチ430、432、434、436、438に供給される。
前置増幅器426と一緒に、マスタ及びスレーブ段の双方がNRZ出力を有する、第1のマスタ−スレーブ・ラッチ(ラッチ1)430は、ΣΔMにおける量子化器(比較器)として働き、半サンプリング・サイクル遅延を提供する。その後の4つのマスタ−スレーブ・ラッチ(ラッチ2−5)432、434、436、438は、NRZマスタ段によって直列接続され、それらのスレーブRZ段の出力は、フィードバック電流操舵DAC410、412、414、416のための制御信号として用いられる。各ラッチ(ラッチ1−5)430、432、434、436、438は、半クロック/サイクル遅延を提供する。ラッチ430、432は、DAC1 410のための一クロック遅延の合計を提供する。ラッチ434は、DAC2がHRZ DACになるように、DAC2 412に追加の半クロック遅延を提供する。従って、DAC1−4 410、412、414、416に対して提供される遅延は、それぞれ、1、1.5、2及び2.5サイクルである。
模擬の結果は、Gm,i、フィードバックDAC(DAC1−4)及びプルアップ抵抗Rp1が、ΣΔMの入力関連の回路ノイズの約80%に寄与し、そして回路ノイズだけを考慮したSNRは、最適化の後、1−MHz帯域幅において、83dBであるということを示す。
前述したように、30−dB利得を有するTIAは、電気機械フィルタの挿入損失を補償して量子化器への過酷な要求を軽減するために用いられる。しかしながら、このTIAは、変調器が不安定であるのを避けるために、通過帯域の近辺において過度の位相遅延をもたらすべきではない。110MHzにおける位相遅延を最小にするために、1GHz以上の帯域幅が、TIAに対して必要とされ得る。このような広帯域TIAの直接的な履行は、その入力において大きな寄生容量(C=5〜8pF)が与えられてあまりにも大きい電力を消費する。
図5は、例示的な実施形態における低電力TIAの回路図を示す。トランジスタQ1 502及びQ2 504は、TIAコア(中心部)を形成する。伝統的なシャント−シャント・フィードバックの代わりに、TIAコアは、Q2 504のエミッタに追加されたピーキング・コンデンサC506を有するシャント−シリーズ・フィードバックに基づいている。C506は、通過帯域近くにあるように調整され得かつ全体的なTIAの帯域幅を広げるように用いられ得る、ゼロを導入する。Cp=6pF及びC=0.8pFを与えると、模擬の結果は、全TIAが25Ωの入力抵抗、62dBΩ(等価な34−dBの電圧利得)のトランス抵抗(transresistance)を有するということを示す。C506でもって、TIAの3−dBの帯域幅は、2−mA電流消費において図6に示すように360MHzから1.3GHzに改善される。通過帯域近辺の結果の位相シフトは、無視できると考慮され得る。
4次BP ΣΔMの例示的な実施形態のプロトタイプ・チップは、0.35-μm SiGe HBT BiCMOSプロセスにおいて0.55-mm2コア面積を占有して製造した。図7は、主回路ブロックが識別される0.35-μm SiGe HBT BiCMOSプロセスにおいて製造された4次のBP ΣΔMの例示的な実施形態のチップ・マイクログラフ(チップの顕微鏡写真)を示す。図8は、4次のCT BP ΣΔMの例示的な実施形態の測定された出力スペクトルを示す。周波数ビンは、約6.7kHzであることに注意されたし。1−MHzの信号帯域幅における測定されたピークSNDR及びDR性能は、図9に示されるように、それぞれ60dB及び65dBである。2つのトーンの相互変調検査も、設計されたBP ΣΔMの線形性を評価するために行われた。400kHzの周波数分離を有した2つの−14dBFS(FS=500mVpp)正弦信号が変調器を検査するために用いられる。測定されたIM3は、図10に示されるように、約−52dBcである。SAWフィルタを有するシングルエンド形インターフェース回路及び外部に接続されたSAWフィルタから帰結する大きい信号依存の寄生が、このような比較的低い線形性を説明する。
測定された性能が表1に要約され、BW>1MHzにおいて報告された性能では既知のCMOS/BiCMOS単一ビットのBP ΣΔMsよりも有利に並ぶ。Understanding Delta-Sigma Data Converters. IEEE Press, 2005[R.Schreier and G.C. Temes] におけるものと類似した性能係数(a figure of merit)が比較のために用いられ、該性能係数は、以下のように定義される。
Figure 0004866482
Figure 0004866482
本発明の実施形態は、CMOS/BiCMOSにおいて、マイクロ機械(MEMS)フィルタ、表面弾性波(SAW)フィルタ、バルク音波(BAW)フィルタのような電気機械フィルタの使用を通して、電気機械フィルタを用いた広帯域の高いIFのBP ΣΔMsを実現することを追及する。CMOS/BiCMOSプロセスにおける現存の電子フィルタ(例えば、能動−RC、Gm−C、LC)と比較して、電気機械フィルタは、周波数同調無しで正確な中心周波数を提供することができ、電力消費においても低いものであり得る。従って、高価なIII/VIプロセスは、広帯域の高いIFのBP ΣΔMの設計において回避され得る。さらに、電気機械フィルタは、シリコン適合性であり得る。電気機械フィルタの製造プロセスは、当業者に理解されており、例えば、SAWフィルタを製造するためのプロセスの記載[Modeling and Fabrication of CMOS Surface Acoustic Wave Resonators, Anus Nurashikin Nordin, IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, Vol. 55, No. 5, 2007年5月]に対して参照が為される。
潜在的な応用は、ワイヤレス/ワイヤライン受信器、ベースステーション及びソフトウェア限定されたラジオにおけるIF及び任意の他の帯域通過ディジタル化を含む。
本発明は、ハードウェア・モジュールとして履行され得る。特に、ハードウェアの意味においては、モジュールは、他のコンポーネントまたはモジュールと共に使用するよう設計された機能的ハードウェア・ユニットである。例えば、モジュールは、別個の電子コンポーネントを用いて履行され得るか、または特定用途向けIC(ASIC)のような全電子回路の部分を形成することができる。当業者によって理解されるであろう多くの他の可能性が存在する。
図11は、連続時間帯域通過シグマ・デルタ変調のための方法を示すフローチャート1100を示す。ステップ1102において、アナログ信号は、電気機械フィルタを用いてフィルタリングされる。ステップ1104において、量子化器は、電気機械フィルタからの出力に結合される。ステップ1106において、戻り信号が、量子化器からの出力と、電気機械フィルタの入力との間に結合されたフィードバック回路から提供される。
多くの変化及び/または変更が、広範に記載された本発明の精神または範囲から逸脱することなく、特定の実施形態に示された本発明に対して為され得ることが当業者には理解されるであろう。従って、本実施形態は、説明的なものであり、制限的なものではないということを、すべての点で考慮されるべきである。
104 電気機械ループ・フィルタ
106 量子化器
110 DAC1
112 DAC2
114 DAC3
116 DAC4
118 DAC5
404 電気機械フィルタ
410 電流操舵DAC
412 電流操舵DAC
414 電流操舵DAC
416 電流操舵DAC
418 NRZ DAC
420 トランスコンダクタGm,i
422 TIA
424 第2のトランスコンダクタ
426 前置増幅器
430 ECL(エミッタ制御されるロジック)マスタ−スレーブ・ラッチ
432 ECLマスタ−スレーブ・ラッチ
434 ECLマスタ−スレーブ・ラッチ
436 ECLマスタ−スレーブ・ラッチ
438 ECLマスタ−スレーブ・ラッチ

Claims (9)

  1. 電気機械フィルタと、
    該電気機械フィルタに結合される量子化器と、
    離散時間帯域シグマ−デルタ変調器のループ伝達関数と整合するループ伝達関数を有するループを形成するように、前記量子化器の出力と前記電気機械フィルタの入力との間に結合されるフィードバック回路と、
    第1の結合されたアナログ信号を発生するために、前記電気機械フィルタの入力信号を前記フィードバック回路からの第1の組みのフィードバック信号に加算するように構成され、前記電気機械フィルタの入力に結合された第1の加算器と、
    第2の結合されたアナログ信号を発生するために、前記フィードバック回路からのもう1つのフィードバック信号を前記電気機械フィルタによってフィルタリングされた信号に加算するよう構成され、前記電気機械フィルタの出力と前記量子化器の入力とに結合された第2の加算器と、
    を備え
    前記量子化器は、前記第2の結合されたアナログ信号を量子化してディジタル出力信号を発生するよう構成されている装置。
  2. 前記ループ伝達関数は、前記電気機械フィルタの伝達関数に少なくとも部分的に基づいて決定される請求項1に記載の装置。
  3. 前記ループ伝達関数は、さらに、前記離散時間帯域通過シグマ−デルタ変調器の選択された帯域外利得に基づいて決定される請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記フィードバック回路は、前記第1の組みのフィードバック信号及び前記もう1つのフィードバック信号を提供するよう構成されたそれぞれのフィードバック経路をさらに備え、該それぞれのフィードバック経路は、
    前記ディジタル出力信号を遅延させるよう構成された1つまたは2つ以上のラッチと、
    前記遅延されたディジタル出力信号をアナログ信号に変換するよう構成された、前記1つまたは2つ以上のラッチに結合されたディジタル・アナログ変換器と、
    前記第1の組のフィードバック信号及び前記もう1つのフィードバック信号を生成するために前記アナログ信号に係数を乗算するよう構成された、前記ディジタル・アナログ変換器に結合された乗算器と、
    を備えた請求項に記載の装置。
  5. 前記電気機械フィルタは、MEMS、BAW、及びSAWフィルタから成るグループの1つまたは2つ以上を含む請求項1乃至のいずれか1項に記載の装置。
  6. フィルタリングされた信号を発生するために、電気機械フィルタにより、第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップと、
    ディジタル出力信号を発生するために、量子化器により、第2の結合されたアナログ信号をデジタル化するステップと、
    フィードバック回路により、前記ディジタル出力信号をアナログ信号に変換するステップであって、前記フィードバック回路は、離散時間帯域シグマ−デルタ変調器の伝達関数と整合するループ伝達関数を提供する、ステップと、
    前記第1の結合されたアナログ信号を形成するよう、第1の加算器により、前記アナログ信号を前記電気機械フィルタの入力信号に加算するステップと、
    前記第2の結合されたアナログ信号を形成するよう、第2の加算器により、前記フィルタリングされた信号を前記ディジタル出力信号に加算するステップと、
    を含む方法。
  7. 前記第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップは、前記フィルタリングされた信号を発生するために、表面弾性波(SAW)フィルタにより、前記第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップを含む請求項に記載の方法。
  8. 前記第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップは、前記フィルタリングされた信号を発生するために、バルク音波(BAW)フィルタにより、前記第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップを含む請求項に記載の方法。
  9. 前記第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップは、前記フィルタリングされた信号を発生するために、メムス(MEMS)フィルタにより、前記第1の結合されたアナログ信号をフィルタリングするステップを含む請求項に記載の方法。
JP2010519897A 2007-08-10 2008-08-11 帯域通過シグマ−デルタ変調のためのシステム及び方法 Active JP4866482B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US95520807P 2007-08-10 2007-08-10
US60/955,208 2007-08-10
PCT/SG2008/000295 WO2009022989A1 (en) 2007-08-10 2008-08-11 System and method for bandpass sigma-delta modulation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010536237A JP2010536237A (ja) 2010-11-25
JP4866482B2 true JP4866482B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=40350923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010519897A Active JP4866482B2 (ja) 2007-08-10 2008-08-11 帯域通過シグマ−デルタ変調のためのシステム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8072363B2 (ja)
EP (1) EP2176954A4 (ja)
JP (1) JP4866482B2 (ja)
KR (1) KR101145091B1 (ja)
CN (1) CN101861702B (ja)
WO (1) WO2009022989A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2461510A (en) * 2008-06-30 2010-01-06 Ubidyne Inc Reconfigurable Bandpass Delta-Sigma Modulator
ATE534193T1 (de) * 2008-07-01 2011-12-15 Ericsson Telefon Ab L M Delta-sigma analog-zu-digital-wandler, funkempfänger, kommunikationsvorrichtung, verfahren und computerprogramm
JP2012133070A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Sanyo Engineer & Construction Inc Lcos素子の駆動回路
JP5788292B2 (ja) * 2011-10-28 2015-09-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 デルタシグマ変調器および半導体装置
US8638251B1 (en) 2012-08-29 2014-01-28 Mcafee, Inc. Delay compensation for sigma delta modulator
EP2959589A1 (en) * 2013-02-21 2015-12-30 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) A frequency selective circuit configured to convert an analog input signal to a digital output signal
US9030342B2 (en) * 2013-07-18 2015-05-12 Analog Devices Global Digital tuning engine for highly programmable delta-sigma analog-to-digital converters
US9590590B2 (en) * 2014-11-10 2017-03-07 Analog Devices Global Delta-sigma modulator having transconductor network for dynamically tuning loop filter coefficients
KR102384362B1 (ko) 2015-07-17 2022-04-07 삼성전자주식회사 노이즈를 성형하기 위한 델타 시그마 변조기 그리고 이를 포함하는 오디오 코덱
US10680638B2 (en) * 2018-07-04 2020-06-09 SiliconIntervention Inc. Linearity in a quantized feedback loop
US10833697B2 (en) * 2018-09-06 2020-11-10 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Methods and circuits for suppressing quantization noise in digital-to-analog converters
US11716074B2 (en) * 2019-06-28 2023-08-01 Nxp B.V. Comparator with negative capacitance compensation
CN114142862B (zh) 2021-02-04 2022-11-18 上海辰竹仪表有限公司 一种高精度数模转换装置及方法
US11967967B2 (en) * 2022-06-17 2024-04-23 Nxp B.V. Signal shaping for compensation of metastable errors

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004040764A (ja) * 2002-03-08 2004-02-05 Thales 最小位相変動連続時間積分フィルタおよび当該フィルタを使用した帯域通過σδ変調器

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5392042A (en) * 1993-08-05 1995-02-21 Martin Marietta Corporation Sigma-delta analog-to-digital converter with filtration having controlled pole-zero locations, and apparatus therefor
GB2281828B (en) * 1993-09-14 1997-08-06 Marconi Gec Ltd Analogue-to-digital converters and digital modulators
US5757301A (en) * 1997-05-01 1998-05-26 National Science Council Instability recovery method for sigma-delta modulators
GB9803928D0 (en) * 1998-02-26 1998-04-22 Wolfson Ltd Digital to analogue converters
US6538588B1 (en) * 2000-09-18 2003-03-25 Qualcomm, Incorporated Multi-sampling Σ-Δ analog-to-digital converter
US6396341B1 (en) * 2000-12-29 2002-05-28 Ericsson Inc. Class E Doherty amplifier topology for high efficiency signal transmitters
TW584990B (en) * 2001-05-25 2004-04-21 Endpoints Technology Corp Sigma-Delta modulation device
US6396428B1 (en) * 2001-06-04 2002-05-28 Raytheon Company Continuous time bandpass delta sigma modulator ADC architecture with feedforward signal compensation
US6674381B1 (en) * 2003-02-28 2004-01-06 Texas Instruments Incorporated Methods and apparatus for tone reduction in sigma delta modulators
US6697003B1 (en) * 2003-04-17 2004-02-24 Texas Instruments Incorporated System and method for dynamic element matching
US20050068213A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Paul-Aymeric Fontaine Digital compensation of excess delay in continuous time sigma delta modulators
US6930624B2 (en) * 2003-10-31 2005-08-16 Texas Instruments Incorporated Continuous time fourth order delta sigma analog-to-digital converter
US6940436B2 (en) * 2003-10-31 2005-09-06 Texas Instruments Incorporated Analog-to-digital conversion system with second order noise shaping and a single amplifier
US7119725B1 (en) * 2005-07-29 2006-10-10 Faraday Technology Corp. Sigma-delta modulator, D/A conversion system and dynamic element matching method
US7183957B1 (en) * 2005-12-30 2007-02-27 Cirrus Logic, Inc. Signal processing system with analog-to-digital converter using delta-sigma modulation having an internal stabilizer loop
US7362252B1 (en) 2007-01-25 2008-04-22 Mstar Semiconductor, Inc. Bandwidth tunable sigma-delta ADC modulator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004040764A (ja) * 2002-03-08 2004-02-05 Thales 最小位相変動連続時間積分フィルタおよび当該フィルタを使用した帯域通過σδ変調器

Also Published As

Publication number Publication date
US20100259431A1 (en) 2010-10-14
EP2176954A1 (en) 2010-04-21
CN101861702A (zh) 2010-10-13
WO2009022989A1 (en) 2009-02-19
EP2176954A4 (en) 2012-10-24
KR101145091B1 (ko) 2012-05-11
US8072363B2 (en) 2011-12-06
KR20100055412A (ko) 2010-05-26
CN101861702B (zh) 2013-07-03
JP2010536237A (ja) 2010-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4866482B2 (ja) 帯域通過シグマ−デルタ変調のためのシステム及び方法
Gao et al. A 950-MHz IF second-order integrated LC bandpass delta-sigma modulator
Breems et al. A cascaded continuous-time/spl Sigma//spl Delta/Modulator with 67-dB dynamic range in 10-MHz bandwidth
US7663522B2 (en) Performance of A/D converter and receiver
US8570200B2 (en) Continuous-time oversampled converter having enhanced immunity to noise
Rajan et al. Design techniques for continuous-time ΔΣ modulators with embedded active filtering
Shu et al. LMS-Based Noise Leakage Calibration of Cascaded Continuous-Time $\Delta\Sigma $ Modulators
EP2340613B1 (en) Sigma-delta modulator
Maurino et al. A 200-MHz IF 11-bit fourth-order bandpass/spl Delta//spl Sigma/ADC in SiGe
Yu et al. Bandpass sigma–delta modulator employing SAW resonator as loop filter
Thomas et al. A 1GHz CMOS fourth-order continuous-time bandpass sigma delta modulator for RF receiver front end A/D conversion
Pietzko et al. Influence of excess loop delay on the STF of continuous-time delta-sigma modulators
Suanes et al. A 0.8 mW 50kHz 94.6 dB-SNDR bootstrapping-free SC delta-sigma modulator ADC with flicker noise cancellation
Zeller et al. A 9th-order continuous time ΣΔ-ADC with x-coupled differential single-opamp resonators
Yu et al. A 65-dB DR 1-MHz BW 110-MHz IF bandpass ΣΔ modulator employing electromechanical loop filter
JP7517439B2 (ja) デルタシグマ変調器
Yang et al. Design of a 6 th-order Continuous-time Bandpass Delta-Sigma Modulator with 250 MHz IF, 25 MHz Bandwidth, and over 75 dB SNDR
Yu et al. Electromechanical-Filter-Based Bandpass Sigma–Delta Modulator
Gorji et al. Bandpass $\Delta\Sigma $ Modulators with FIR Feedback
Tran et al. A 12-Bit 33-mW and 96-MHz Discrete-Time Sigma Delta ADC in 130 nm CMOS Technology
Wang et al. The design of high-order bandpass sigma-delta modulators using low-spread single-stage structure
Nahar et al. Delta-sigma ADC modulator for multibit data converters using passive adder entrenched second order noise shaping
Pelgrom Time-Continuous Σ Δ Modulation
Castro et al. Modeling of Reconfigurable ΣΔ Modulator for Multi-standard Wireless Receivers in Verilog-A
Sobot Continuous Time∑ Δ Modulators

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4866482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250