JP4865713B2 - 頻拍性不整脈のためのatp治療 - Google Patents

頻拍性不整脈のためのatp治療 Download PDF

Info

Publication number
JP4865713B2
JP4865713B2 JP2007524861A JP2007524861A JP4865713B2 JP 4865713 B2 JP4865713 B2 JP 4865713B2 JP 2007524861 A JP2007524861 A JP 2007524861A JP 2007524861 A JP2007524861 A JP 2007524861A JP 4865713 B2 JP4865713 B2 JP 4865713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventricular
heart rate
tachyarrhythmia
atp
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007524861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008508074A (ja
Inventor
ツァン,ユンロン
Original Assignee
カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド filed Critical カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド
Publication of JP2008508074A publication Critical patent/JP2008508074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4865713B2 publication Critical patent/JP4865713B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/362Heart stimulators
    • A61N1/3621Heart stimulators for treating or preventing abnormally high heart rate
    • A61N1/3622Heart stimulators for treating or preventing abnormally high heart rate comprising two or more electrodes co-operating with different heart regions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/38Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for producing shock effects
    • A61N1/39Heart defibrillators
    • A61N1/3956Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion
    • A61N1/3962Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion in combination with another heart therapy
    • A61N1/39622Pacing therapy

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

関連出願
(優先権の請求)
出願が参照によって本明細書に組み込まれる、2004年8月2日に提出された米国特許出願整理番号第10/909,740号に対して、本明細書で優先権が請求される。
本発明は、抗頻拍ペーシングを用いて心臓不整脈を治療するための方法およびシステムに関する。
頻拍性不整脈は、速い心拍数を特徴とする異常な心臓律動であり、毎分拍動(bpm)の単位で通常表される。頻拍性不整脈の例は、洞頻拍、心房頻拍(AT)、および心房細動(AF)などの上室頻拍症(SVT)を含む。しかし、最も危険な頻拍性不整脈は、心室頻拍性不整脈、すなわち、心室頻拍(VT)および心室細動(VF)である。異なる伝導特性を有する心室心筋の領域内で再分極化波面の再入が自続するようになるとき、または心室内の興奮性病巣が、洞房結節からの心拍数の制御を阻害するとき、心室律動が生じる。その結果は、心房との電気機械的同調のない心室の急速かつ非効果的な収縮である。大部分の心室律動は、正常な心室伝導システムを使用しないため、心電図で異常QRS群を示し、それどころか興奮性病巣または再入点から心筋内へ直接脱分極化が拡張する。心室頻拍は通常、速い速度で生じる歪んだQRS群を特徴とするが、心室細動は、心室が、識別可能なQRS群のない無秩序な方式で脱分極化するときに診断される。心室頻拍と心室細動は両方、血流力学的に危険であり、両方とも生命にかかわる。しかし、心室細動は、数秒内に循環停止を生じさせ、突然の心臓死の最も一般的な原因となっている。
電気的除細動(VTを終結させるためにQRS群と同調して心臓に与えられる電気ショック)と除細動(VTを終結させるためにQRS群との同調なしで与えられる電気ショック)が、SVT、VT、VFを含む大部分の頻拍性不整脈を終結させるために使用される。電気ショックは、心筋のすべてを同時に脱分極化させ、それを不応にすることによって頻拍性不整脈を終結させる。埋込み型除細動器(ICD)として公知である、あるクラスの心臓律動管理デバイスは、デバイスが頻拍性不整脈を検知したときに心臓にショック・パルスを与えることによって、この種の治療を行う。
頻拍のための別のタイプの電気的治療は、抗頻拍ペーシング(ATP)である。心室ATPでは、心室が、頻拍を生じさせる再入回路を妨害するように、1つまたは複数のペーシング・パルスによって競合的にペーシングされる。最近のICDは通常、VTが検知されたときATP治療が行われるようにATP能力を有するが、一方、VTとVFの両方に対してショック・パルスが供給される。電気的除細動/除細動は心室頻拍を終結させるであろうが、バッテリから大量の内蔵電力を消費し、ショック・パルスの高電圧による患者の不快感を結果として生じさせる。したがって、ICDが、可能な限りいつでも頻拍性不整脈を終結させるためにATPを使用することが望ましい。したがって、デバイスは、細動やある高心拍数の頻拍を終結させるために電気的除細動/除細動ショックを使用し、低心拍数の頻拍を治療するためにATPを使用するようにプログラミングされている。
ATP能力を有する大部分のICDでは、ATPまたはショック治療が必要に応じて行われるように、心拍数ベースの基準のみを使用してVFがVTと区別され、VFゾーンではATP治療がない。心室心拍数は、連続するR波(すなわち心室の脱分極化)の間の時間を検知することによって、通常測定される。心拍数が、頻拍検知心拍数(TDR)を超えるが細動検知心拍数(FDR)を下回る心拍数の範囲として定義されたVTゾーン内にあるとき、測定された心室心拍数が頻拍として分類される。他方、FDRを超える測定された心室心拍数は、VFゾーン内にあり、心室細動として分類される。通常のデバイスでは、頻拍ゾーン内の心拍数を有する頻拍性不整脈は、患者への不必要な苦痛のあるショックを回避するためにATP治療によって治療され、ペーシングが頻拍性不整脈を終結させることができなかった場合、除細動ショックが与えられる。通常引用される効果尺度は、70bpmの正常な洞律動を有する患者に対して、150bpmの心拍数が頻拍、200bpmを超える心拍数が細動とみなされる。頻拍検知ゾーン限界(すなわちTDR)と細動検知ゾーン限界(すなわち、FDR)もまた、頻拍が、故意に誘導され、その心拍数、心電図波形や治療の応答に基づいて特徴付けられる手法によって、個々の患者に対して決定される。
しかし、心室頻拍性不整脈をATP治療によっておそらく終結可能であるものとして分類するために心拍数基準のみを使用することは、不十分であることがあり、頻拍性不整脈がATP治療によってうまく治療される可能性があるとき、ショック治療の不必要な付加をもたらす。これは、心室頻拍が、同じ心拍数を有することがあるが、その分極化パターンと、ATP治療による終結しやすさが異なるからである。その一般的な変形形態がトルサード・ド・ポワントと呼ばれる多形性心室頻拍(PVT)は、QRS群の形態が、心拍ごとに変動する心室頻拍である。PVTはVFと同様の方式でATP治療に応答すると考えられており、したがって通常ショック治療によって治療されなければならない。したがって、FDRが、PVTが生じると予想される最小心拍数以下の値に通常設定される。他方、単形性心室頻拍(MVT)は、QRS群が歪んでいるが、一定の形態と安定した心拍数を示す心室頻拍である。MVTは、ATP治療によってうまく治療可能であるとして公知である。PVTとMVTが、同じ心室心拍数で起こるため、ショックを与えるかATP治療を行うかを決定するために心拍数基準のみを採用することは、MVTが、ATP治療でうまく終結される可能性があるときにショック治療で治療される場合があることを意味する。
本開示は、心室頻拍性不整脈を終結させるために、ショック治療を試行するかATP治療を試行するかの決定を行う際に、心室心拍数に加えて他の基準を採用するようにプログラミングされたICDを記載している。例示的な実施形態では、デバイスが、検知された心室心拍数が特定のTTRを超えるとき、心室頻拍性不整脈を検知する。心室心拍数が、これもFDRを超えるが、MVT上限(MVTUL)と呼ばれる、MVTが起こると考えられるいずれの心拍数よりも大きい別の特定の心拍数以下であるとき、デバイスは、ATP治療の試行を実施するかどうかを決定するために、心拍数安定性基準と単形性形態基準を採用する。この動作モードは、FDPを超える心拍数を有するいかなる心室頻拍性不整脈も、ATP治療の先行する試行なしでショック治療によって治療される、以前のデバイスとは異なっている。この技術を実行するための例示的なハードウェアプラットフォームが以下で説明され、特定の実施アルゴリズムの説明によって追従される。
1.ハードウェアプラットフォーム
図1は、心室または心房のいずれかに、電気的除細動/除細動ショックを与えるだけでなく、抗頻拍ペーシング治療を行う能力を有するマイクロプロセッサ・ベースの心臓律動管理デバイスのシステム図である。デバイスは、従来型の(たとえば徐脈)ペーシングを同様に行うように構成されてもよい。このようなデバイスは通常、患者の胸に皮下的に埋め込まれ、上部静脈系の血管を通って心臓内に通された導線によって電極と接続される。電極は、電極部位での心臓の電気的活動を示す電気記録信号を発生させる感知チャネル内に組み込まれ、および/またはペーシングまたはショック・パルスをその部位に与えるためのペーシングまたはショッキング・チャネルに組み込まれる。
埋込み可能な心臓律動管理デバイスのブロック図が、図1に示されている。デバイスのコントローラは、双方向データ・バスを介してメモリ12と連絡されたマイクロプロセッサ10で構成されており、ここで、メモリ12は、プログラム保管のためのROM(読み込み専用メモリ)やデータ保管のためのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を通常備えている。コントローラは、状態機械タイプのデザインを使用した他のタイプの論理回路(たとえば、離散型部品またはプログラム可能な論理アレイ)によって実装されてもよいが、マイクロプロセッサ・ベースのシステムが好ましい。本明細書で使用されるとき、コントローラのプログラミングは、特定の機能を行うように構成された離散型論理回路、またはメモリまたはその他の保管媒体内に保管された実行可能なコードのいずれかを参照するようにされるべきである。コントローラは、検知された心臓活動に応答していくつかの異なる治療を行うようにデバイスを操作することができる。遠隔操作インターフェイス80もまた、無線遠隔操作リンクを介して外部プログラマまたはその他のデバイスと通信するようにコントローラを有効化することが可能である。
図1に示すデバイスは、2つの感知/ペーシング・チャネルを有する。ここで、ペーシング・チャネルは、電極と接続されたパルス発生器で構成され、一方、感知チャネルは、電極と接続された感知増幅器で構成されている。マイクロプロセッサによって制御されるMOS(酸化金属半導体)スイッチ・マトリクス70が、感知増幅器の入力からパルス発生器の出力へ電極を切り替えるために使用される。スイッチ・マトリクス70は、感知チャネルとペーシング・チャネルが、使用可能な電極の異なる組合せを備えるコントローラによって構成されるようにする。例示的な構成では、1つの感知/ペーシング・チャネルが、両極性導線43cのリング電極43aとチップ電極43b、感知増幅器41、パルス発生器42、チャネル・インターフェイス40を備えるが、別の感知/ペーシング・チャネルは、両極性導線33cのリング電極33aとチップ電極33b、感知増幅器31、パルス発生器32、チャネル・インターフェイス30を備える。チャネルは、心房チャネルまたは心室チャネルのいずれかとして構成されてもよい。追加の感知/ペーシング・チャネルが、たとえば、多部位または両心室ペーシングするために提供されてもよい。
チャネル・インターフェイスが、マイクロプロセッサ10のポートと双方向通信し、感知増幅器からの感知信号入力をデジタル化するためのアナログ・デジタル変換器と、感知増幅器の利得と閾値を調節するための書込み可能であるレジスタと、ペーシング・パルスの出力を制御するおよび/またはペーシング・パルス振幅を変更するためのレジスタとを備えてもよい。ショッキング・チャネルは、スイッチ・マトリクスによって選択されたときにショック電極とハウジングまたはカン60の間で除細動ショックを送るためにコントローラと接続されたショック・パルス発生器90を備える。図示された実施形態では、デバイスは、ペーシング・パルスを出力するおよび/または固有活性を感知するために使用される2つの電極を備える双極導線を備える。他の実施形態は、スイッチ・マトリクス70によってデバイス・ハウジングまたはカン60(または別の電極)に参照される感知とペーシングのための1つの電極を備える単極導線を使用してもよい。
以下で説明するように、デバイスは、心室頻拍性不整脈をATP治療によっておそらく終結可能なものとして分類するために、心室心電図の形態を解析するようにプログラミングされてもよい。形態解析は、心室ペーシング電極からの心電図を用いて可能である。しかし、形態解析のための心電図信号は、好ましくは、全体的な心室動態を捕捉する信号を記録する電極から得られる。このような電極は単極形状を有するとして説明されてもよく、したがって、電極が別の電極に参照され、数センチメートル電極が離れており、電極は心臓の大部分がそれらの間にあるように配置される。そのとき、電極が、心筋の大きな部分を「見て」、心室の脱分極化のパターンの変化が、より容易に心電図に反映されることになる。この目的のために便利な電極は、電気的除細動/除細動ショックを送るためにデバイスが通常使用するショック電極である。形態解析に適した心電図を生成するために使用できる別の電極は、デバイス・ハウジングに装着された皮下電極である。形態解析のための心電図を生成するために使用される感知チャネルが、形態チャネルとしてここで参照される。専用の形態チャネルが、チャネル・インターフェイス20、感知増幅器21、および電極23で構成されるとして示されている図1のデバイスのために提供される。電極23は、ショック電極、デバイス・ハウジング上に装着された電極、または静脈内導線に組み込まれた別の電極であってよい。スイッチ・マトリクスが、形態チャネルの入力を、デバイス・ハウジング60に参照される電極23に、または使用可能な電極のいずれかに切り替える。
コントローラ10はメモリ内に保管されたプログラミングされた命令に従って、デバイスの全体的な動作を制御する。その中には、ペーシング・チャネルを介したペーシングを制御すること、感知チャネルから受信された感知信号を判断すること、補充収縮間隔や間隔不応期を決めるためのタイマを実施することを含む。ペースメーカーの感知回路が、特定のチャネルによって生成された心電図信号が特定の固有検知閾値を超えたとき、チャンバ感知を検知する。チャンバ感知は、心房感知チャネル内で生じたか心室感知チャネル内で生じたかに応じて、心房感知または心室感知のいずれかである。特定のペーシング・モードで使用されるペーシング・アルゴリズムが、ペーシングを起動させるまたは阻止するために、このような感知を使用する。徐脈および抗頻拍ペーシング・モードの両方が、コントローラによって実行されるコード内に実装されてもよい。
コントローラが、抗頻拍ペーシングが行われる方式を決める、複数の選択可能なATPペーシング・プロトコルによってプログラミングされてもよい。マイクロプロセッサ・ベースのデバイスでは、ペーシング・パルスの出力が、様々なパラメータによって定義されるように選択されたペーシング・プロトコルを実施するペーシング・ルーチンによって制御される。メモリ内に保管されるデータ・ストラクチャは、使用可能なペーシング・プロトコルのそれぞれを定義するパラメータ・セットを含む。ATP治療のためのペーシング・プロトコルは、ペーシング・パルスのバーストによって作成される波面を脱分極化することで、頻拍を生じさせる再入脱分極化波面をブロックしようとする。(バーストは、この用語が本明細書で使用されるとき、1つまたは複数のペーシング・パルスから成る)。プロトコルは、与えられるパルスの数や採用される特定のタイミングを定義するパラメータに応じて様々であってよい。たとえば、プロトコルが、特定の時間の間、特定のペーシング間隔で(またはペーシング間隔を変化させることによって)、かつ最後に感知された脱分極化とバーストの最初のペーシング・パルスの間の特定の結合間隔で、与えられるパルスのバーストを定義してもよい。プロトコルはさらに、ペーシング・パルスの持続時間や振幅を定義してもよい。異なるプロトコルが、心拍数および/または脱分極化パターンに関して異なる特定の頻拍性不整脈を終結させることで、他のものよりも成功する傾向がある。この理由で、現代の心臓律動管理デバイスは、治療を行うためにいくつかの異なるATPプロトコルを採用することが可能である。
2.抗頻拍性不整脈治療の実施
デバイスは、感知チャネルからの感知された活動に応答して、マイクロプロセッサのプログラミンクされた制御の下で、抗頻拍性不整脈治療(すなわち、ATP治療または徐細動ショック)を行う。感知ルーチンが、頻拍性不整脈を検知するために感知チャネルから受信された電気的活動を解析する。心室心拍数が、RR間隔と呼ばれる、連続する心室感知の間の時間間隔を測定することによって決定される。測定された心室心拍数が、頻拍検知心拍数TDRを超える場合、心室頻拍性不整脈が検知される。頻拍性不整脈が検知される前の最後のM個のRR間隔のうちのN個(たとえば最後の10個のRR間隔のうちの8個)が速く(たとえば1/TDR未満)なければならないように、追加の基準が採用されてもよい。いったん頻拍性不整脈が検知された後、心拍数を細動検知心拍数FDRと比較することによって、律動が、頻拍か細動ゾーンのいずれかに分類される。頻拍性不整脈が頻拍として分類された場合、マイクロプロセッサによって実行されるペーシング・ルーチンが、選択されたプロトコルのパラメータに従ってATPパルスを供給する。頻拍性不整脈が細動ゾーン内にあると分類された場合、デバイスが、律動が心拍数基準によって細動であると分類されているが、単形性VT(MVT)に過ぎないのかを決定するために、心拍数安定性と頻拍の形態を解析する。デバイスは、このようにしてMVTの存在のために細動ゾーン内のすべての頻拍性不整脈を試験する、または、MVT上限すなわちMVTULと呼ばれる、MVTが生じると考えられる最高心拍数以下の心拍数を有する頻拍性不整脈のみを試験してもよい。後者のオプションが、極めて高い心拍数の頻拍に対して遅延なくショック治療を行うことができるため、安全性の理由で好ましいと考えられる。FDRとMVTULの例示的な値は、それぞれ200bpmと250bpmとなる。MVTが見出された場合、デバイスが、選択されたプロトコルに従ってATP治療を行う。心拍数安定性と形態解析が、律動がVFまたは多形性VTのいずれかであることを示した場合、デバイスがショック治療を行う。ATP治療が、頻拍性不整脈を終結させることができなかった場合、さらなる遅延なしでか、頻拍性不整脈が終結されることなく特定の時間が経過するまでATP治療を繰り返した後でか、のいずれかでショック治療が行われる。
MVTを検知するために、デバイスは、心拍数安定性と単形性形態の両方の基準の満たされているかを判定しなければならない。心拍数安定性基準は、頻拍性不整脈中の心室心拍数の間の間隔が比較的規則的であり、特定の量以上の変動を示さないことを必要とする。頻拍性不整脈の心拍数が安定であるかどうかが、特定の数(たとえば5)の連続するRR間隔の変動を、所定の安定性パラメータと比較することによって判定される。たとえば、間隔測定値の変化または同様の統計値が、数値計算され、心拍数安定性限界値と比較される。心拍数安定限界値を超えていない場合、安定性基準が満たされたと判断される。単形性形態基準は、頻拍性不整脈中の心室心電図のQRS群が、心拍ごとに比較的一定であることを必要とする。頻拍性不整脈の形態が、特定の数(たとえば5)の連続する心室心拍数の心電図波形の間の類似性の程度を判定することによって解析される。それによって心電図波形が比較される1つの手段は、連続する心室心拍の波形の間の相互相関をとることによる。ここで相互相関操作は、心電図の振幅またはその他の導出可能な特徴に付加される。心電図がうまく相関された場合、頻拍性不整脈の形態は一定であると判断される。
図2は、上記で説明した手法を使用して、心室ATP治療のための特定のアルゴリズムで心臓律動管理デバイスによって行われるステップを示すフロー図である。ステップS1で、デバイスがRR間隔を測定し、現在の心拍数HRcurrentを保管する。ステップS2で、デバイスが、現在の心拍数をTDRと比較することによって、頻拍性不整脈が存在するかどうかを判定する。頻拍性不整脈が検知され(たとえば、前の10個のRR間隔のうちの8個が速い、すなわち(1/TDR)未満)、かつ現在の心拍数がステップ3で判定されたときFDR未満であった場合、ステップS6でATP治療が行われる。ステップS7で心室頻拍性不整脈が再検知された場合、ショック治療が行われる前に特定の時間の間ATP治療がオプションで繰り返され、ステップS8でショック治療が行われる。ステップS7での頻拍性不整脈の再検知の異なる基準が、ATP治療がVFゾーンで行われたかVTゾーンで行われたかに応じて使用される。たとえば、ATPがVTゾーンで行われた場合、頻拍性不整脈検知基準は、最初の検知に対してステップS2で使用されたものと同じである(たとえば、10個のRR間隔のうちの8個が速い)が、ATPがVFゾーンで行われた場合、再検知基準は、より少ない数の速いRR間隔(たとえば、3個のRR間隔のうちの2個が速い)を必要とすることがある。現在の心拍数が、FDRを超えるが、ステップS4で判定されるようなMVT上限(MVTUL)以下である場合、頻拍性不整脈がMVTであると考慮できるかどうかを判定するために、心拍数安定性と形態解析が、ステップS9で行われる。MVTに対する心拍数安定性と形態基準が、ステップS10で満たされる場合、デバイスは、ステップS6でATP治療を行い、頻拍性不整脈再検知基準がステップS7で付加される。現在の心拍数がMVTULを超えるか、MVTに対する心拍数安定性と形態基準が満たされないか、のいずれかである場合、デバイスは、ステップS5でショック治療を行う。
本発明は、前記の特定の実施形態とともに説明されてきたが、多くの代替形態、変形形態および修正形態が、当業者に明らかであろう。このような代替形態、変形形態および修正形態は、頭記の特許請求の範囲内にあることを意図されている。
ATPと電気的除細動/除細動能力を有する心臓律動管理デバイスのブロック図である。 特定の例で行われるステップを示すフロー図である。

Claims (14)

  1. 心室内の電気的活動を表す心電図信号を発生させるための感知チャネルと、
    抗頻拍ペーシング(ATP)を心室へ供給するためのペーシング・チャネルと、
    ショック治療を心室で行うためのショッキング・チャネルと、
    コントローラと
    を備える心臓デバイスであって、
    前記コントローラは、
    現在の心室心拍数を決定するために、心室感知を検知し、心室感知の間の時間間隔(RR間隔)を測定し、
    心室心拍数が特定の頻拍検知心拍数(TDR)を超えたとき、心室頻拍性不整脈を検知し、
    心室頻拍性不整脈検知された場合において、心室心拍数が細動検知心拍数(FDR)よりも下である場合に、抗頻拍ペーシング(ATP)治療を行い、
    心室頻拍性不整脈検知された場合において、心室心拍数がFDRを超えた場合、頻拍性不整脈中の特定の心拍数が、特定の心拍数安定基準および特定の単形性形態基準を満たすかどうかを判定し、
    前記特定の心拍数安定性基準および前記特定の単形性形態基準の両方が満たされた場合、抗頻拍ペーシング(ATP)治療を行い、
    前記特定の心拍数安定性基準および前記特定の単形性形態基準の両方が満たされなかった場合、ショック治療を行う
    ようにプログラミングされている心臓デバイス。
  2. 前記コントローラは、心室頻拍性不整脈検知された場合において、前記特定の心拍数安定性基準および前記特定の単形性形態基準が満たされたかどうかを判定することなく、心室心拍数がFDRを超え、かつ、心室心拍数が特定の単形性心室頻拍上限(MVTUL)を超えた場合、ショック治療を行うようにプログラミングされている請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記特定の心拍数安定基準は、特定の数の頻拍性不整脈中の連続する心室感知の間の間隔規則的であり、かつ、特定の量よりも多くの変動を示さないことを必要とする請求項1または2に記載のデバイス。
  4. 前記コントローラは、連続するRR間隔の変動または類似の統計値計算し、前記統計値を特定の心拍数安定性限界値と比較することによって前記特定の心拍数安定基準が満たされるかどうかを判定するようにプログラミングされている請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記特定の単形性形態基準は、頻拍性不整脈中の心室心電図のQRS群が、心拍ごとにほとんど変化しないことを示すことを必要とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデバイス。
  6. 前記コントローラは、特定の数の連続する心室心拍の心電図波形の間の類似性の程度を決定することによって、頻拍性不整脈の形態を解析するようにプログラミングされている請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記コントローラは、連続する心室心拍の心電図波形の間の相互相関をとることによって特定の数の連続する心室心拍の心電図波形の間の類似性の程度を決定するようにプログラミングされている請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記相互相関操作が、前記心電図の振幅に適用される、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記コントローラは、前記ATP治療が、前記頻拍性不整脈を終結させることに失敗した場合、ショック治療を行うようにプログラミングされている請求項1から8のいずれか1項に記載のデバイス。
  10. 前記コントローラは、前記頻拍性不整脈がショック治療を行う前に終結されなかった場合、特定の時間の間ATP治療を繰り返すようにプログラミングされている請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記FDRの値および前記MVTULの値は、それぞれ約200bpmおよび250bpmである請求項2に記載のデバイス。
  12. 前記コントローラは、最後のM個のRR間隔のうちのN個が、1/TDR未満である場合に、頻拍性不整脈を検知するようにプログラミングされており、N、Mは、特定の整数である、請求項1から11のいずれか1項に記載のデバイス。
  13. 前記コントローラは、ATP治療が、VFゾーンで行われたかVTゾーンで行われたかに応じて、異なる基準で頻拍性不整脈を再検知するようにプログラミングされている請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記コントローラは、ATPがVTゾーン内で投与された場合において、RR間隔の最後のM個のうちのN個1/TDR未満である場合頻拍性不整脈が検知されATPがVFゾーンで行われた場合において、RR間隔のより小さい数が1/TDR未満である場合頻拍性不整脈が検知されるようにプログラミングされている請求項13に記載のデバイス。
JP2007524861A 2004-08-02 2005-08-01 頻拍性不整脈のためのatp治療 Expired - Fee Related JP4865713B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/909,740 2004-08-02
US10/909,740 US7477942B2 (en) 2004-08-02 2004-08-02 ATP therapy for tachyarrhythmias in VF zone
PCT/US2005/026955 WO2006017381A1 (en) 2004-08-02 2005-08-01 Atp therapy for tachyarrythmias

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008508074A JP2008508074A (ja) 2008-03-21
JP4865713B2 true JP4865713B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=35253812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007524861A Expired - Fee Related JP4865713B2 (ja) 2004-08-02 2005-08-01 頻拍性不整脈のためのatp治療

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7477942B2 (ja)
EP (1) EP1838387B1 (ja)
JP (1) JP4865713B2 (ja)
WO (1) WO2006017381A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7110811B2 (en) * 2002-12-30 2006-09-19 Cardiac Pacemakers, Inc. Method and apparatus for atrial tachyarrhythmia cardioversion
US7477942B2 (en) 2004-08-02 2009-01-13 Cardiac Pacemakers, Inc. ATP therapy for tachyarrhythmias in VF zone
DE102006023517A1 (de) * 2006-05-19 2007-11-22 Biotronik Crm Patent Ag Herzstimulator
US8301233B2 (en) * 2009-03-31 2012-10-30 Medtronic, Inc. Detecting a condition of a patient using a probability-correlation based model
US8855755B2 (en) * 2009-04-27 2014-10-07 Medtronic, Inc. Distinguishing between treatable and non-treatable heart rhythms
US9526908B2 (en) * 2014-04-01 2016-12-27 Medtronic, Inc. Method and apparatus for discriminating tachycardia events in a medical device
WO2015153463A1 (en) * 2014-04-01 2015-10-08 Medtronic, Inc. Method and apparatus for discriminating tachycardia events in a medical device
US10376705B2 (en) 2014-04-01 2019-08-13 Medtronic, Inc. Method and apparatus for discriminating tachycardia events in a medical device
US9808640B2 (en) 2014-04-10 2017-11-07 Medtronic, Inc. Method and apparatus for discriminating tachycardia events in a medical device using two sensing vectors
US9352165B2 (en) 2014-04-17 2016-05-31 Medtronic, Inc. Method and apparatus for verifying discriminating of tachycardia events in a medical device having dual sensing vectors
US9795312B2 (en) 2014-04-24 2017-10-24 Medtronic, Inc. Method and apparatus for adjusting a blanking period for selecting a sensing vector configuration in a medical device
US10244957B2 (en) 2014-04-24 2019-04-02 Medtronic, Inc. Method and apparatus for selecting a sensing vector configuration in a medical device
US10278601B2 (en) 2014-04-24 2019-05-07 Medtronic, Inc. Method and apparatus for selecting a sensing vector configuration in a medical device
US10252067B2 (en) 2014-04-24 2019-04-09 Medtronic, Inc. Method and apparatus for adjusting a blanking period during transitioning between operating states in a medical device
US9610025B2 (en) 2014-07-01 2017-04-04 Medtronic, Inc. Method and apparatus for verifying discriminating of tachycardia events in a medical device having dual sensing vectors
ES2713231T3 (es) * 2015-02-06 2019-05-20 Cardiac Pacemakers Inc Sistemas para el suministro seguro de una terapia de estimulación eléctrica
US9669230B2 (en) * 2015-02-06 2017-06-06 Cardiac Pacemakers, Inc. Systems and methods for treating cardiac arrhythmias
JP6938778B2 (ja) 2017-09-20 2021-09-22 カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド 複数の作動モードを備えた移植式医療用装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003011391A2 (en) * 2001-07-30 2003-02-13 Medtronic, Inc. Method and apparatus to control delivery of high-voltage and anti-tachy pacing therapy in an implantable medical device
WO2004050185A2 (en) * 2002-12-04 2004-06-17 Medtronic, Inc. Methods and apparatus for discriminating polymorphic from monomorphic tachyarrhythmias

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5193535A (en) * 1991-08-27 1993-03-16 Medtronic, Inc. Method and apparatus for discrimination of ventricular tachycardia from ventricular fibrillation and for treatment thereof
US5257621A (en) 1991-08-27 1993-11-02 Medtronic, Inc. Apparatus for detection of and discrimination between tachycardia and fibrillation and for treatment of both
EP0560569B1 (en) 1992-03-09 1998-07-15 Angeion Corporation Fibrillation and tachycardia detection
US5330508A (en) 1993-03-02 1994-07-19 Medtronic, Inc. Apparatus for detection and treatment of tachycardia and fibrillation
US5400795A (en) 1993-10-22 1995-03-28 Telectronics Pacing Systems, Inc. Method of classifying heart rhythms by analyzing several morphology defining metrics derived for a patient's QRS complex
US5713367A (en) 1994-01-26 1998-02-03 Cambridge Heart, Inc. Measuring and assessing cardiac electrical stability
US5447519A (en) 1994-03-19 1995-09-05 Medtronic, Inc. Method and apparatus for discrimination of monomorphic and polymorphic arrhythmias and for treatment thereof
US5545186A (en) 1995-03-30 1996-08-13 Medtronic, Inc. Prioritized rule based method and apparatus for diagnosis and treatment of arrhythmias
EP0993842B1 (en) 1996-05-14 2003-01-15 Medtronic, Inc. Prioritized rule based apparatus for diagnosis and treatment of arrhythmias
US5730141A (en) 1996-06-07 1998-03-24 Pacesetter, Inc. Tachyarrhythmia detection method
US5779645A (en) 1996-12-17 1998-07-14 Pacesetter, Inc. System and method for waveform morphology comparison
US5978707A (en) 1997-04-30 1999-11-02 Cardiac Pacemakers, Inc. Apparatus and method for treating ventricular tachyarrhythmias
US5978704A (en) 1997-06-03 1999-11-02 Uab Research Foundation Method and apparatus for treating cardiac arrhythmia
US5873897A (en) 1997-09-19 1999-02-23 Sulzer Intermedics Inc. Method and apparatus for dual chambered tachyarrhythmia classification and therapy
US5967995A (en) 1998-04-28 1999-10-19 University Of Pittsburgh Of The Commonwealth System Of Higher Education System for prediction of life-threatening cardiac arrhythmias
US6108578A (en) 1998-09-02 2000-08-22 Heartstream, Inc. Configurable arrhythmia analysis algorithm
US6731982B1 (en) 2001-10-19 2004-05-04 Pacesetter, Inc. Anti-tachycardia pacing methods and devices
US6754531B1 (en) 2001-10-19 2004-06-22 Pacesetter, Inc. Anti-tachycardia pacing methods and devices
US7149577B2 (en) 2002-12-02 2006-12-12 Medtronic, Inc. Apparatus and method using ATP return cycle length for arrhythmia discrimination
US7477942B2 (en) 2004-08-02 2009-01-13 Cardiac Pacemakers, Inc. ATP therapy for tachyarrhythmias in VF zone

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003011391A2 (en) * 2001-07-30 2003-02-13 Medtronic, Inc. Method and apparatus to control delivery of high-voltage and anti-tachy pacing therapy in an implantable medical device
WO2004050185A2 (en) * 2002-12-04 2004-06-17 Medtronic, Inc. Methods and apparatus for discriminating polymorphic from monomorphic tachyarrhythmias

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006017381A1 (en) 2006-02-16
JP2008508074A (ja) 2008-03-21
EP1838387B1 (en) 2015-10-14
US20060025822A1 (en) 2006-02-02
EP1838387A1 (en) 2007-10-03
US7477942B2 (en) 2009-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4865713B2 (ja) 頻拍性不整脈のためのatp治療
US8214038B2 (en) Post-shock recovery monitoring for tachyarrhythmia discrimination
EP1622678B1 (en) System for elimination of ventricular pro-arrhythmic effect caused by atrial therapy
US8036746B2 (en) Temporary disablement feature for implantable device with anti-tachyarrhythmia functions
EP1077740B1 (en) Atrial anti-arrhythmia pacemaker
US7142912B2 (en) Method and apparatus for assessing and treating atrial fibrillation risk
JP4440781B2 (ja) 不整脈を鑑別するためにatp戻り周期長を用いる装置および方法
WO1998043699A1 (en) Method and apparatus for treatment of atrial fibrillation
JP2005529690A (ja) 過駆動ペーシングを用いて不整脈クラスタを予防する方法および装置
US7184832B2 (en) Refractory period tracking and arrhythmia detection
US7110811B2 (en) Method and apparatus for atrial tachyarrhythmia cardioversion
JP4863991B2 (ja) 同調監視付きatpペーシング
US8644924B2 (en) Preferential mechanical unloading during anti-tachycardia pacing
US7313438B2 (en) Selective chamber ATP pacing
WO2004093991A1 (en) Tachycardia synchronization delays

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080501

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090224

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090402

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees