JP4864948B2 - Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム - Google Patents
Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4864948B2 JP4864948B2 JP2008231442A JP2008231442A JP4864948B2 JP 4864948 B2 JP4864948 B2 JP 4864948B2 JP 2008231442 A JP2008231442 A JP 2008231442A JP 2008231442 A JP2008231442 A JP 2008231442A JP 4864948 B2 JP4864948 B2 JP 4864948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- multicast
- packet
- routes
- test
- maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
101−1,101−2は、配信サーバMS1,MS2、
110−1,110−2は、視聴者端末h1,h2、
115は、自ネットワークエリア、
116は、配信サーバ側、
117は、ユーザ側(即ち、視聴者端末側)、
118,119は、ネットワーク境界点、
120は、発ノードA、
121,122は、中継ノードB,C、
123,124は、エッジノードD,E、
140−1〜140−6は、送信元情報(S)がMS1(101−1)の同一のグループ(G)宛のマルチキャストルートを表す。
013は、IPマルチキャスト保守パケットバッファ、
015は、送信制御部、
016は、通信データ用バッファ、
030は、入力パケット、
032は、出力パケット、
101−1〜101−2は、配信サーバMS1〜MS2、
110−1〜110−2は、視聴者端末h1〜h2、
115は、自ネットワークエリア、
116は、配信サーバ側、
117は、ユーザ側(即ち、視聴者端末端末側)、
118,119は、ネットワーク境界点、
120は、発ノードA、
121〜122は、中継ノードB〜C、
123〜124は、エッジノードD〜E、
140−1〜140−6は、送信元情報(S)がMS1(101−1)の同一のグループ(G)宛のマルチキャストルート、
150は、保守OpS、
160は、IPマルチキャスト保守パケット情報の内訳、
161は、テストモード(TM)内の詳細情報を表す。
発ノードA(120)では、以下の〔処理11−a〕〜〔処理11−c〕を定常で実施し、〔処理11−d〕は保守OpSからの問い合わせがあった際に実施する。
通過IPマルチキャストパケットの送信元情報S及びグループ番号G(以降、(S,G)又は単にS,Gと記す)を確認する。
該当(S,G)のIPマルチキャスト保守パケットを生成しマルチキャストルート(140−2)に挿入すると共に、生成の際、パケット挿入時にテストモード(TM)、シーケンス番号(SN)及び通過ルート番号(RN)をパケット内ペイロードに付与する。また、発ノードA(120)は、IPマルチキャスト保守パケット(160)におけるヘッダの空きエリアにIPマルチキャスト保守パケットであることを識別できる試験パケット識別子(TPM)を付与する。
挿入したIPマルチキャスト保守パケットの(S,G)、テストモード(TM)、シーケンス番号(SN)を保守OpSに報告する。
マルチキャストルート(140−2)に送信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、マルチキャストルート(140−2)からのPIM−Join/Prune送信状態を確認する。
中継ノードC(122)では、以下の〔処理12−a〕を定常で実施し、〔処理12−b〕〜〔処理12−d〕は保守OpSからの問い合わせがあった際に実施する。
中継ノードC(122)は、試験パケット識別子(TPM)を参照し、IPマルチキャスト保守パケットであることを確認し、通過ルート番号(RN)を付与してマルチキャストルート(140−3)及び(140−5)にコピーして転送する。
PIM−Helloの確認を発ノードA(120)間、エッジノードE(124)間及びエッジノードD(123)間で実施する。
マルチキャストルート(140−2)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、マルチキャストルート(140−3)及び(140−4)からのPIM−Join/Prune受信状態を確認する。
マルチキャストルート(140−2)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、マルチキャストルート(140−2)へのPIM−Join/Prune送信状態を確認する。
エッジノードD(123)では、以下の〔処理13−a〕を定常で実施し、〔処理13−b〕〜〔処理13−d〕は保守OpSからの問い合わせがあった際に実施する。
エッジノードD(123)は、試験パケット識別子(TPM)を参照して、マルチキャストルート(140−5)から受信したIPマルチキャスト保守パケットのみを抜き出し、シーケンス番号(SN)、通過ルート番号(RN)を確認し、保守OpSに報告する。
マルチキャストルート(140−5)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、MLDv2:Queryの視聴者端末h2(110−2)への送信状態について確認する。
マルチキャストルート(140−5)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、MLDv2:Report(Join/Leave)の視聴者端末h2(110−2)への受信状態を確認する。
マルチキャストルート(140−5)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、マルチキャストルート(140−5)へのPIM−Join/Prune送信状態を確認する。
エッジノードD(123)は、試験パケット識別子(TPM)を参照して、マルチキャストルート(140−3)から受信したIPマルチキャスト保守パケットのみを抜き出し、シーケンス番号(SN)、通過ルート番号(RN)を確認し、保守OpSに報告する。
マルチキャストルート(140−3)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、MLDv2:Queryの視聴者端末h1(110−1)への送信状態について確認する。
マルチキャストルート(140−3)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、MLDv2:Report(Join/Leave)の視聴者端末h1(110−1)への受信状態を確認する。
マルチキャストルート(140−3)から受信するIPマルチキャスト保守パケットに対応する(S,G)について、マルチキャストルート(140−3)へのPIM−Join/Prune送信状態を確認する。
保守OpS(150)では、以下の〔処理14−a〕、〔処理14−b〕を実施する。
保守OpSは、「処理11−a」で発ノードA(120)から取得したIPマルチキャスト保守パケットの(S,G)、テストモード(TM)、シーケンス番号(SN)と、「処理13−a」でエッジノードD(123)及びE(124)から取得したIPマルチキャスト保守パケットの、テストモード(TM)、シーケンス番号(SN)、通過ルート番号(RN)とを照合し、IPマルチキャストパケットの到達状況及びIPマルチキャストTree把握による経路監視を実施する。
保守OpSは、「処理13−b」〜「処理13−d」でエッジノードD(123)及びE(124)からの情報により、視聴ホストh(110)からの要求通りにIPマルチキャストパケットが到着しているかの到達正常性を確認し、異常と判断した場合は、マルチキャストルート上の発ノードA(120)に対して「処理11−d」の情報及び中継ノードC(122)に対して「処理12−b〜12−d」の情報を問い合わせ、故障切分けを実施する。
・MD:モード識別(通常モード/帯域確認モード)
・PST:パケットステータス(先頭パケット/中間パケット/最終パケット)
・T:監視周期(先頭パケットから最終パケット完了までの送出時間:sec)
・M:パケット長(bit)
・N:パケット数(監視周期(T)内で送出するパケット数:個)
(α>0)且つ(β>0)且つ(α≧β)として、α本の前記試験対象S,Gルートと、β本の前記予備S,Gルートが、
(β本の予備S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最小の転送帯域を有する1本の予備S,Gルートの転送帯域)≧(α本の試験対象S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最大の転送帯域を有する1本の試験対象S,Gルート)の関係が成り立つように、
前記保守OpSの処理は、前記予備S,Gルートの確立を指示することを特徴とする。
前記発ノードの処理は、
前記保守OpSからの予備S,Gルートを確保する旨の通知を受けた場合に、隣接する中継ノードより予備S,GのPIM−Joinを受信していたときには、前記保守OpSにその旨を通知し、前記保守OpSからの更なる指示を受けて、予備S,GのIPマルチキャスト保守パケットを生成し、隣接の中継ノードヘ送信するステップと、
隣接の複数の配信サーバより受信したIPマルチキャストパケットを参照して通信中の試験対象S,Gを把握し、保守OpSに通知するステップと、
前記保守OpSから1つの通信中の試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの退避開始を受領した場合、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットが通過する試験対象S,Gルートに当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットを転送するとともに、予備S,Gルートに、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーして退避転送し、且つ試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー開始するIPマルチキャストパケットの転送開始位置を示す先頭マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルート双方のコピー開始するIPマルチキャストパケットの送信前に挿入し、予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,G内のS,Gの情報を予備S,Gに変換するステップと、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始の通知を受領した場合、試験対象S,GルートヘのIPマルチキャスト転送を停止し、試験対象S,Gのルートヘ試験に必要な数のIPマルチキャスト保守パケットを送信するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を受領した場合、試験対象S,Gのルートと予備S,Gルートとで、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのコピー転送を再開し、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー終了するIPマルチキャストパケットの終了開始位置を示す終了マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルートの双方のコピー終了するIPマルチキャストパケットの送信後に挿入し、継続して予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,GにおけるS,Gの情報を予備S,Gに変換するステップと、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を受領した場合、予備S,GルートヘのIPマルチキャスト保守パケット転送を停止するステップとを含み、
前記中継ノードの処理は、
隣接する下流ノードから、予備S,GのPIM−Joinを受信した際は、上流のノードにPIM−Joinを送信するステップと、
前記保守OpSから退避開始を受領した際は、先頭マーキングパケットを下流へ転送するステップと、
前記保守OpSから退避終了を受領した際は、終了マーキングパケットを下流へ転送するステップと、
隣接ノードから転送されたIPマルチキャストパケット、及び保守OpSから事前に通知を受けた試験対象S,GのIPマルチキャスト保守パケットを対象とする承諾ルートの隣接ノードに転送するステップとを含み、
前記エッジノードの処理は、
前記保守OpSより、予備S,Gルート確保を行う旨の通知を受けた際は、予備S,GのPIM−Joinを隣接する上流の中継ノードに送信するステップと、
上流の中継ノードから予備S,GルートのIPマルチキャスト保守パケットを受領した際は、発ノードから自エッジノード間の予備S,Gルートが確保されたことを保守OpSに通知するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理ブロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し、且つ先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルートが共に到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、予備S,GにおけるS,G情報を試験対象S,Gに変換して、隣接する下流の視聴者端末に転送し、当該先頭マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求は未受領で且つ前記先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードより予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて全退避完了及び試験開始の通知を受領した際に、試験対象S,GルートからのIPマルチキャスト保守パケットが到着していた場合には、IPマルチキャスト保守パケットのみを抜き取り、IPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を確認し、保守OpSへ報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し且つ前記終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルート共に到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、該終了マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、隣接する下流の視聴者端末に転送し、終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに退避解除完了を報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求が未受領で且つ当該終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、当該終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに報告するステップとを含み、
前記保守OpSの処理は、
前記発ノード、前記複数の中継ノード、及び前記複数のエッジノードを含む試験対象の全ノードと情報の送受信を行うステップと、
試験を開始する前処理として、前記全ノードに対して、予備S,Gルートの確保実施を通知するステップと、
前記発ノードから受信した予備S,GのPIM−Joinの受信通知に基づいて全ノードに予備S,Gの疎通性確認を指示するとともに、前記発ノードに対してIPマルチキャスト保守パケットを送信するように指示する旨を通知するステップと、
前記複数のエッジノードの全てから受領した予備S,GのIPマルチキャストパケット内情報を確認し、予備S,Gルートが確保された旨の通知を受けた際に、予備S,Gルート上の各ノードヘ退避完了を通知するステップと、
前記発ノードから通知された1つ以上の通信中の試験対象S,Gの情報を元に、該試験対象のうちの1つの試験対象S,Gの情報を抽出して、前記全ノードに試験対象S,Gとして通知し、併せて予備S,Gルートヘ退避開始を通知するステップと、
前記複数のエッジノードの全てから退避完了の報告を受領した際に、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始を該全エッジノードに通知するステップと、
特定のエッジノードからIPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を受領した際に、試験完了と判断し、試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を前記全ノードに通知するステップと、
前記複数のエッジノードの全てから退避解除完了の報告を受領した際は、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を該全エッジノードに通知するステップとを含むことを特徴とする。
(α>0)且つ(β>0)且つ(α≧β)として、α本の前記試験対象S,Gルートと、β本の前記予備S,Gルートが、
(β本の予備S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最小の転送帯域を有する1本の予備S,Gルートの転送帯域)≧(α本の試験対象S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最大の転送帯域を有する1本の試験対象S,Gルート)の関係が成り立つように、
前記保守OpSは、前記予備S,Gルートの確立を指示することを特徴とする。
前記発ノードは、
前記保守OpSからの予備S,Gルートを確保する旨の通知を受けた場合に、隣接する中継ノードより予備S,GのPIM−Joinを受信していたときには、前記保守OpSにその旨を通知し、前記保守OpSからの更なる指示を受けて、予備S,GのIPマルチキャスト保守パケットを生成し、隣接の中継ノードヘ送信する機能と、
隣接の複数の配信サーバより受信したIPマルチキャストパケットを参照して通信中の試験対象S,Gを把握し、保守OpSに通知する機能と、
前記保守OpSから1つの通信中の試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの退避開始を受領した場合、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットが通過する試験対象S,Gルートに当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットを転送するとともに、予備S,Gルートに、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーして退避転送し、且つ試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー開始するIPマルチキャストパケットの転送開始位置を示す先頭マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルート双方のコピー開始するIPマルチキャストパケットの送信前に挿入し、予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,G内のS,Gの情報を予備S,Gに変換する機能と、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始の通知を受領した場合、試験対象S,GルートヘのIPマルチキャスト転送を停止し、試験対象S,Gのルートヘ試験に必要な数のIPマルチキャスト保守パケットを送信する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を受領した場合、試験対象S,Gのルートと予備S,Gルートとで、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのコピー転送を再開し、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー終了するIPマルチキャストパケットの終了開始位置を示す終了マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルートの双方のコピー終了するIPマルチキャストパケットの送信後に挿入し、継続して予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,GにおけるS,Gの情報を予備S,Gに変換する機能と、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を受領した場合、予備S,GルートヘのIPマルチキャスト保守パケット転送を停止する機能とを有し、
前記中継ノードは、
隣接する下流ノードから、予備S,GのPIM−Joinを受信した際は、上流のノードにPIM−Joinを送信する機能と、
前記保守OpSから退避開始を受領した際は、先頭マーキングパケットを下流へ転送する機能と、
前記保守OpSから退避終了を受領した際は、終了マーキングパケットを下流へ転送する機能と、
隣接ノードから転送されたIPマルチキャストパケット、及び保守OpSから事前に通知を受けた試験対象S,GのIPマルチキャスト保守パケットを対象とする承諾ルートの隣接ノードに転送する機能とを有し、
前記エッジノードは、
前記保守OpSより、予備S,Gルート確保を行う旨の通知を受けた際は、予備S,GのPIM−Joinを隣接する上流の中継ノードに送信する機能と、
上流の中継ノードから予備S,GルートのIPマルチキャスト保守パケットを受領した際は、発ノードから自エッジノード間の予備S,Gルートが確保されたことを保守OpSに通知する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理ブロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し、且つ先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルートが共に到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、予備S,GにおけるS,G情報を試験対象S,Gに変換して、隣接する下流の視聴者端末に転送し、当該先頭マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求は未受領で且つ前記先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードより予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて全退避完了及び試験開始の通知を受領した際に、試験対象S,GルートからのIPマルチキャスト保守パケットが到着していた場合には、IPマルチキャスト保守パケットのみを抜き取り、IPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を確認し、保守OpSへ報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し且つ前記終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルート共に到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、該終了マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、隣接する下流の視聴者端末に転送し、終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに退避解除完了を報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求が未受領で且つ当該終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、当該終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに報告する機能とを有し、
前記保守OpSは、
前記発ノード、前記複数の中継ノード、及び前記複数のエッジノードを含む試験対象の全ノードと情報の送受信を行う機能と、
試験を開始する前処理として、前記全ノードに対して、予備S,Gルートの確保実施を通知する機能と、
前記発ノードから受信した予備S,GのPIM−Joinの受信通知に基づいて全ノードに予備S,Gの疎通性確認を指示するとともに、前記発ノードに対してIPマルチキャスト保守パケットを送信するように指示する旨を通知する機能と、
前記複数のエッジノードの全てから受領した予備S,GのIPマルチキャストパケット内情報を確認し、予備S,Gルートが確保された旨の通知を受けた際に、予備S,Gルート上の各ノードヘ退避完了を通知する機能と、
前記発ノードから通知された1つ以上の通信中の試験対象S,Gの情報を元に、該試験対象のうちの1つの試験対象S,Gの情報を抽出して、前記全ノードに試験対象S,Gとして通知し、併せて予備S,Gルートヘ退避開始を通知する機能と、
前記複数のエッジノードの全てから退避完了の報告を受領した際に、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始を該全エッジノードに通知する機能と、
特定のエッジノードからIPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を受領した際に、試験完了と判断し、試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を前記全ノードに通知する機能と、
前記複数のエッジノードの全てから退避解除完了の報告を受領した際は、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を該全エッジノードに通知する機能とを有することを特徴とする。
A01,B01,C01は、入力パケット、
A02,B02,C02は、出力パケット、
A03は、通信データ用バッファ、
A04は、IPマルチキャスト保守パケットバッファ、
A05は、送信制御部、
A06は、パケット処理部、
101−1〜101−2は、配信サーバMS1〜MS2、
110−1〜110−2は、視聴者端末h1〜h2、
115は、自ネットワークエリア、
116は、配信サーバ側、
117は、ユーザ側、
118,119は、ネットワーク境界点、
120は、発ノードA、
121〜122は、中継ノードB〜C、
123〜124は、エッジノードD〜E、
140−1〜140−6は、送信元情報(S)がMS1(101−1)の同一のグループ(G)宛のマルチキャストルート、
150は、保守OpS、
160は、IPマルチキャスト保守パケット情報の内訳、
161は、テストモード(TM)内の詳細情報である。
(β本の予備(S,G)ルートに割り当てられる転送帯域のうち、最小の転送帯域を有する1本の予備(S,G)ルートの転送帯域)≧(α本の試験対象(S,G)ルートに割り当てられる転送帯域のうち、最大の転送帯域を有する1本の試験対象(S,G)ルート)の関係が成り立つように、前記予備S,Gルートの確立を指示するのが好適である。
全ノード(121〜124)では、保守OpS(150)からの通知(以下の〔処理1−a〕)があった場合に、以下の〔処理1−b〕を実施し、発ノードA(120)から、エッジノードD(123)及びエッジノードE(124)までの予備S,G用IPマルチキャストルート(以下、予備S,Gルートとも称する)の確保を実施する。
保守OpS(150)は、予備S,Gルートの確保実施を全ノード(121〜124)に通知する。
保守OpS(150)からの通知(処理1−a)により、各ノードは、以下の〔処理1−b−1〕〜〔処理1−b−3〕を実施する。
エッジノードE,D(123,124)は、予備S,GのPIM−Joinを生成し、上流の中継ノードヘ送信開始する。
中継ノードC,B(121,122)は、下流エッジノードD,E(123,124)からPIM−Joinを受信した場合は、上流の発ノードA(120)へPIM−Joinを送信する。
発ノードA(120)は、予備S,GのPIM−Joinを下流中継ノードから受信した場合は、保守OpS(150)にその旨を通知する。
保守OpS(150)は、予備S,Gルートの正常性の事前確認を実施する。
保守OpS(150)は、全ノード(121〜124)に予備S,Gの疎通性確認実施を指示するとともに、発ノードA(120)に予備S,GルートにおけるIPマルチキャスト保守パケットの送信を指示する。
次に、発ノードA(120)は、保守OpS(150)の指示(処理2−a)をもとに、予備S,GルートにてIPマルチキャスト保守パケットを送信し、エッジノードD,E(123,124)までの疎通性(到達性、経路監視、使用可能帯域)を先行技術と同様に確認する。
中継ノードC(122)は、予備S,GのIPマルチキャスト保守パケットに通過ルート番号(RN)を付与してコピー後、下流のエッジノードD,E(123,124)に転送する。
エッジノードD,E(123,124)は、到着した予備S,GのIPマルチキャスト保守パケット内の情報を保守OpS(150)に報告する。
保守OpS(150)は、この〔処理2−d〕の情報を元に、全予備S,Gルートの確保を確認し、その後、予備S,Gルート上の各ノード(図5の例で、122,123,124)に退避完了したことを通知する。
保守OpS(150)の処理2−eの通知後、全ノード(121〜124)は、予備S,Gルートヘ試験対象S,GのIPマルチキャストを退避実施する(その1)。
発ノードA(120)は、予備S,Gルート確保情報を保守OpS(150)から受領後(処理2−e)、通信中のIPマルチキャストパケットのS,Gを確認し、保守OpS(150)にその旨を報告する。
保守OpS(150)は、通信中S,Gのうち、1つの試験対象S,Gを抽出後、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの退避開始を各ノード(図6の例で、122,123,124)に通知する。
発ノードA(120)は、試験対象S,Gルートと予備S,Gルートに先頭を示す先頭マーキングパケット(S−MKPT)を挿入する。尚、S−MKPTは無瞬断での退避を目的とし、エッジノードE,Dにて選択可能とするために挿入する。また、ヘッダ内の試験パケット識別子(TPM)にてパケット認識が可能である。
発ノードA(120)は、S−MKPT以降、処理3−bにて指定された試験対象S,GのIPマルチキャストパケットについて、試験対象S,Gルートと予備S,Gルートに試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーして転送する。尚、発ノードA(120)は、予備S,Gルートに対しては、「試験対象S,G」のS,G情報を「予備S,G」に書き換える処理を実施する。
予備S,Gルートヘ試験対象S,GのIPマルチキャストを退避実施する(その2:エッジノードで試験対象S,Gについて視聴者端末hからのReport(Join有り)の場合)。
エッジノードD,E(123,124)は、先頭を示すマーキングパケット(S−MKPT)が試験対象S,Gルート及び予備S,Gルートからそれぞれ到着した場合、以下(処理4−a−1から4−a−5)を実施する。
エッジノードD,E(123,124)は、S−MKPTを抽出する。
続いて、エッジノードD,E(123,124)は、S−MKPT以降の予備S,Gルート経由の試験対象S,GのIPマルチキャストパケット内のS,G情報を、「予備S,G」から「試験対象S,G」に変換する。
エッジノードD,E(123,124)は、S−MKPT以降の予備S,Gルート経由の試験対象S,GのIPマルチキャストパケットを実通信パケットとして選択し、視聴者端末h(110)に転送する(これは、既知のセレクタ切替えにより、選択変更を行うことができる)。
エッジノードD,E(123,124)は、S−MKPT以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットを破棄する。
エッジノードD,E(123,124)は、〔処理4−a−1〕〜〔処理4−a−4〕まで完了した際に、退避処理完了を保守OpS(150)に報告する。
次に、図8を参照して、予備S,Gルートヘ試験対象S,GのIPマルチキャストを退避実施する(その2:エッジノー一ドで試験対象S,Gについて視聴者端末hからのReport(Join無し)の場合)。
エッジノードD(123)は、先頭を示すマーキングパケット(S−MKPT)が予備S,Gルートより到着した場合、以下(処理4−b−1〜4−b−3)を実施する。
エッジノードD(123)は、S−MKPTを抽出する。
エッジノードD(123)は、S−MKPT以降の予傭S,GルートのIPマルチキャストパケットも継続して破棄する。
エッジノードD(123)は、処理4−b−1〜処理4−b−2まで完了時した際は、退避処理完了を保守OpS(150)に報告する。
保守OpS(150)は、予備S,Gルートを用いた試験対象S,GにおけるIPマルチキャストの疎通監視を実施する。
保守OpS(150)から全ノード(120〜124)への全退避完了及び試験開始通知を受領した発ノードA(120)は、試験対象S,GルートヘのIPマルチキャスト転送を中止し、エッジノードD,E(123,124)までの、疎通性監視(到達性、経路監視、使用可能帯域確認)を実施するために、試験対象S,Gルートについて「IPマルチキャスト保守パケット」を下流のノードに送出する。
エッジノードD,E(123,124)は、受信したマルチキャスト保守パケットを抽出し、疎通性監視状況を保守OpS(150)に報告する。ただし、試験する中継ノードを経由することが把握できているような場合には、中継ノードが、疎通性監視状況を保守OpS(150)に報告するように構成してもよい。
予備S,Gルート通過中の試験対象S,GのIPマルチキャストの退避解除を実施する(その1)。
保守OpS(150)は、随意選定して設定可能な疎通性に関する情報を取得したと判断した場合、試験対象S,Gの試験終了を全ノード(120〜124)に通知する。
発ノードA(120)は、保守OpS(150)からの試験終了通知を受けた後、試験対象S,Gルートと予備S,Gルートに終了を指示するための終了マーキングパケット(E−MKPT)を挿入する。尚、E−MKPTは無瞬断での退避を目的とし、エッジノードE,Dにて選択可能とするために挿入する。また、ヘッダ内の試験パケット識別子(TPM)にてパケット認識が可能である。
発ノードA(120)は、E−MKPT以降、試験対象S,Gルートと予備S,Gルートに、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーして転送する。尚、発ノードA(120)は、予備S,Gルートに対しては、継続して「試験対象S,G」のS,G情報を「予備S,G」に書き換える処理を実施する。
エッジノードD,E(123,124)は、予備S,Gルート通過中の試験対象S,GのIPマルチキャストの退避解除を実施する(その2:エッジノードで試験対象S,Gについて視聴者端末hからのReport(Join有り)の場合)。
エッジノードD,E(123,124)は、終了を示すマーキングパケット(E−MKPT)が試験対象S,Gルート及び予備S,Gルートよりそれぞれ到着した場合、以下の処理7−a−1〜7−a−4を実施する。
エッジノードD,E(123,124)は、E−MKPTを抽出する。
エッジノードD,E(123,124)は、E−MKPT以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットを実通信パケットとして視聴者端末hへ転送する(既知のセレクタ切替えにより選択変更できる)。
エッジノードD,E(123,124)は、E−MKPT以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットを破棄する。
エッジノードD,E(123,124)は、処理7−a−1、処理7−a−2の完了時は、退避処理完了を保守OpS(150)へ報告する。
エッジノードD(123)は、予備S,Gルート通過中の試験対象S,GのIPマルチキャストの退避解除を実施する(その2:エッジノードで試験対象S,Gについて視聴者端末hからのReport(Join無し)の場合)。
エッジノードD(123)は、終了を示すマーキングパケット(E−MKPT)が予備S,Gルートより到着したら、以下の処理7−b−1〜7−a−3を実施する。
エッジノードD(123)は、E−MKPTを抽出する。
エッジノードD(123)は、E−MKPT以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットを破棄する。
エッジノードD(123)は、処理7−a−1、処理7−a−2の完了時は、退避処理実了を保守OpS(150)へ報告する。
MD:モード識別(通常モード/帯域確認モード)
PST:パケットステータス(先頭パケット/中間パケット/最終パケット)
T:監視周期(先頭パケットから最終パケット完了までの送出時間:sec)
M:パケット長(bit)
N:パケット数(監視周期(T)内で送出するパケット数:個)
011 第1通信データ用バッファ
012 第2通信データ用バッファ
013 IPマルチキャスト保守パケットバッファ
014 送受信制御部
015 送信制御部
016 通信データ用バッファ
030 入力パケット
031 出力パケット
032 出力パケット
101−1,101−2 配信サーバMS1,MS2
110−1,110−2 視聴者端末h1,h2
115 自ネットワークエリア
116 配信サーバ側
117 ユーザ側(即ち、視聴者端末側)
118,119 ネットワーク境界点
120 発ノードA
121,122 中継ノードB,C
123,124 エッジノードD,E
140−1〜140−6 同一のグループ(G)宛のマルチキャストルート
150 保守OpS
160 IPマルチキャスト保守パケット情報の内訳
161 テストモード(TM)内の詳細情報
MD モード識別(通常モード/帯域確認モード)
PST パケットステータス(先頭パケット/中間パケット/最終パケット)
T 監視周期(先頭パケットから最終パケット完了までの送出時間:sec)
M パケット長(bit)
N パケット数(監視周期(T)内で送出するパケット数:個)
Claims (6)
- 複数の配信サーバと複数の視聴者端末間を接続する複数のノードで構成されたネットワークにて、前記複数のノード間はIPマルチキャストの隣接確認が完了しており、前記複数のノードが、少なくとも1つの発ノード、複数の中継ノード、及び複数のエッジノードからなり、IPマルチキャストの転送要求が承諾された承諾ルートを経由して、IPマルチキャストの通信をしている複数のノードのうち、特定の配信サーバから送出されたことを示す送信元情報(S)及び特定のグループ情報(G)からなる試験対象S,Gの情報を有するIPマルチキャスト通信が、前記特定の配信サーバから到達すべき前記複数の視聴者端末まで疎通しているか否かを確認するために、保守OpSにより、前記配信サーバとキャリアネットワークの境界に位置するノードのうちの発ノードに、観測用パケットであるIPマルチキャスト保守パケットをIPマルチキャストパケットとともに挿入して転送させた後、前記複数のノードのうちの着ノードで、前記IPマルチキャスト保守パケットのみを抽出するIPマルチキャスト疎通監視方法において、
前記保守OpSの処理は、
試験対象S,Gルートを表す、試験対象となる前記発ノードから複数のエッジノードまでのノードに対して、前記試験対象S,Gルートとは別に、特定の未使用の送信元情報及びグループ情報からなる予備S,Gの情報を用いてIPマルチキャストが接続できるルートである予備S,Gルートの確立を指示するステップと、
前記発ノードからIPマルチキャストパケットが到着する全エッジノードまでの予備S,Gルートの確立後に、前記発ノードに対して、前記試験対象S,Gルートにおける試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみを、当該S,G情報を予備S,Gルート用に変換したIPマルチキャストパケットとしてコピーして、予備S,Gルートに転送させ、且つ該コピーのIPマルチキャストパケットの転送開始位置を示す先頭マーキングパケットを当該エッジノードに向けて送出するように指示するステップと、
試験対象の全エッジノードから前記先頭マーキングパケットを受け取った旨の通知を受けた場合に、前記発ノードに対して、前記試験対象S,Gルートにおける試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの送出を停止するように指示するステップと、
試験対象の疎通性の試験を終了するために、前記発ノードに対して、終了マーキングパケットを当該エッジノードに向けて送出するように指示するステップと、
全エッジノードから前記終了マーキングパケットを受け取った旨の通知を受けた場合に、
前記発ノードに対して、前記予備S,Gルートを用いた該コピーのIPマルチキャストパケットの転送を終了するように指示するステップと、
を含むことを特徴とするIPマルチキャスト疎通監視方法。 - 請求項1に記載のIPマルチキャスト疎通監視方法において、
(α>0)且つ(β>0)且つ(α≧β)として、α本の前記試験対象S,Gルートと、β本の前記予備S,Gルートが、
(β本の予備S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最小の転送帯域を有する1本の予備S,Gルートの転送帯域)≧(α本の試験対象S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最大の転送帯域を有する1本の試験対象S,Gルート)の関係が成り立つように、
前記保守OpSの処理は、前記予備S,Gルートの確立を指示することを特徴とするIPマルチキャスト疎通監視方法。 - 請求項1又は2に記載のIPマルチキャスト疎通監視方法において、
前記発ノードの処理は、
前記保守OpSからの予備S,Gルートを確保する旨の通知を受けた場合に、隣接する中継ノードより予備S,GのPIM−Joinを受信していたときには、前記保守OpSにその旨を通知し、前記保守OpSからの更なる指示を受けて、予備S,GのIPマルチキャスト保守パケットを生成し、隣接の中継ノードヘ送信するステップと、
隣接の複数の配信サーバより受信したIPマルチキャストパケットを参照して通信中の試験対象S,Gを把握し、保守OpSに通知するステップと、
前記保守OpSから1つの通信中の試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの退避開始を受領した場合、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットが通過する試験対象S,Gルートに当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットを転送するとともに、予備S,Gルートに、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーして退避転送し、且つ試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー開始するIPマルチキャストパケットの転送開始位置を示す先頭マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルート双方のコピー開始するIPマルチキャストパケットの送信前に挿入し、予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,G内のS,Gの情報を予備S,Gに変換するステップと、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始の通知を受領した場合、試験対象S,GルートヘのIPマルチキャスト転送を停止し、試験対象S,Gのルートヘ試験に必要な数のIPマルチキャスト保守パケットを送信するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を受領した場合、試験対象S,Gのルートと予備S,Gルートとで、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのコピー転送を再開し、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー終了するIPマルチキャストパケットの終了開始位置を示す終了マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルートの双方のコピー終了するIPマルチキャストパケットの送信後に挿入し、継続して予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,GにおけるS,Gの情報を予備S,Gに変換するステップと、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を受領した場合、予備S,GルートヘのIPマルチキャスト保守パケット転送を停止するステップとを含み、
前記中継ノードの処理は、
隣接する下流ノードから、予備S,GのPIM−Joinを受信した際は、上流のノードにPIM−Joinを送信するステップと、
前記保守OpSから退避開始を受領した際は、先頭マーキングパケットを下流へ転送するステップと、
前記保守OpSから退避終了を受領した際は、終了マーキングパケットを下流へ転送するステップと、
隣接ノードから転送されたIPマルチキャストパケット、及び保守OpSから事前に通知を受けた試験対象S,GのIPマルチキャスト保守パケットを対象とする承諾ルートの隣接ノードに転送するステップとを含み、
前記エッジノードの処理は、
前記保守OpSより、予備S,Gルート確保を行う旨の通知を受けた際は、予備S,GのPIM−Joinを隣接する上流の中継ノードに送信するステップと、
上流の中継ノードから予備S,GルートのIPマルチキャスト保守パケットを受領した際は、発ノードから自エッジノード間の予備S,Gルートが確保されたことを保守OpSに通知するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理ブロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し、且つ先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルートが共に到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、予備S,GにおけるS,G情報を試験対象S,Gに変換して、隣接する下流の視聴者端末に転送し、当該先頭マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求は未受領で且つ前記先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードより予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて全退避完了及び試験開始の通知を受領した際に、試験対象S,GルートからのIPマルチキャスト保守パケットが到着していた場合には、IPマルチキャスト保守パケットのみを抜き取り、IPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を確認し、前記保守OpSへ報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し且つ前記終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルート共に到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、該終了マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、隣接する下流の視聴者端末に転送し、終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに退避解除完了を報告するステップと、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求が未受領で且つ当該終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、当該終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSに報告するステップとを含み、
前記保守OpSの処理は、
前記発ノード、前記複数の中継ノード、及び前記複数のエッジノードを含む試験対象の全ノードと情報の送受信を行うステップと、
試験を開始する前処理として、前記全ノードに対して、予備S,Gルートの確保実施を通知するステップと、
前記発ノードから受信した予備S,GのPIM−Joinの受信通知に基づいて全ノードに予備S,Gの疎通性確認を指示するとともに、前記発ノードに対してIPマルチキャスト保守パケットを送信するように指示する旨を通知するステップと、
前記複数のエッジノードの全てから受領した予備S,GのIPマルチキャストパケット内情報を確認し、予備S,Gルートが確保された旨の通知を受けた際に、予備S,Gルート上の各ノードヘ退避完了を通知するステップと、
前記発ノードから通知された1つ以上の通信中の試験対象S,Gの情報を元に、該試験対象のうちの1つの試験対象S,Gの情報を抽出して、前記全ノードに試験対象S,Gとして通知し、併せて予備S,Gルートヘ退避開始を通知するステップと、
前記複数のエッジノードの全てから退避完了の報告を受領した際に、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始を該全エッジノードに通知するステップと、
特定のエッジノードからIPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を受領した際に、試験完了と判断し、試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を前記全ノードに通知するステップと、
前記複数のエッジノードの全てから退避解除完了の報告を受領した際は、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を該全エッジノードに通知するステップとを含むことを特徴とするIPマルチキャスト疎通監視方法。 - 複数の配信サーバと複数の視聴者端末間を接続する複数のノードで構成されたネットワークにて、前記複数のノード間はIPマルチキャストの隣接確認が完了しており、前記複数のノードが、少なくとも1つの発ノード、複数の中継ノード、及び複数のエッジノードからなり、IPマルチキャストの転送要求が承諾された承諾ルートを経由して、IPマルチキャストの通信をしている複数のノードのうち、特定の配信サーバから送出されたことを示す送信元情報(S)及び特定のグループ情報(G)からなる試験対象S,Gの情報を有するIPマルチキャスト通信が、前記特定の配信サーバから到達すべき前記複数の視聴者端末まで疎通しているか否かを確認するために、保守OpSにより、前記配信サーバとキャリアネットワークの境界に位置するノードのうちの発ノードに、観測用パケットであるIPマルチキャスト保守パケットをIPマルチキャストパケットとともに挿入して転送させた後、前記複数のノードのうちの着ノードで、前記IPマルチキャスト保守パケットのみを抽出するIPマルチキャスト疎通監視システムにおいて、
前記保守OpSは、
試験対象S,Gルートを表す、試験対象となる前記発ノードから複数のエッジノードまでのノードに対して、前記試験対象S,Gルートとは別に、特定の未使用の送信元情報及びグループ情報からなる予備S,Gの情報を用いてIPマルチキャストが接続できるルートである予備S,Gルートの確立を指示する手段と、
前記発ノードからIPマルチキャストパケットが到着する全エッジノードまでの予備S,Gルートの確立後に、前記発ノードに対して、前記試験対象S,Gルートにおける試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみを、当該S,G情報を予備S,Gルート用に変換したIPマルチキャストパケットとしてコピーして、予備S,Gルートに転送させ、且つ該コピーのIPマルチキャストパケットの転送開始位置を示す先頭マーキングパケットを当該エッジノードに向けて送出するように指示する手段と、
試験対象の全エッジノードから前記先頭マーキングパケットを受け取った旨の通知を受けた場合に、前記発ノードに対して、前記試験対象S,Gルートにおける試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの送出を停止するように指示する手段と、
試験対象の疎通性の試験を終了するために、前記発ノードに対して、終了マーキングパケットを当該エッジノードに向けて送出するように指示する手段と、
全エッジノードから前記終了マーキングパケットを受け取った旨の通知を受けた場合に、
前記発ノードに対して、前記予備S,Gルートを用いた該コピーのIPマルチキャストパケットの転送を終了するように指示する手段と、
を備えることを特徴とするIPマルチキャスト疎通監視システム。 - 請求項4に記載のIPマルチキャスト疎通監視システムにおいて、
(α>0)且つ(β>0)且つ(α≧β)として、α本の前記試験対象S,Gルートと、β本の前記予備S,Gルートが、
(β本の予備S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最小の転送帯域を有する1本の予備S,Gルートの転送帯域)≧(α本の試験対象S,Gルートに割り当てられる転送帯域のうち、最大の転送帯域を有する1本の試験対象S,Gルート)の関係が成り立つように、
前記保守OpSは、前記予備S,Gルートの確立を指示することを特徴とするIPマルチキャスト疎通監視システム。 - 請求項4又は5に記載のIPマルチキャスト疎通監視システムにおいて、
前記発ノードは、
前記保守OpSからの予備S,Gルートを確保する旨の通知を受けた場合に、隣接する中継ノードより予備S,GのPIM−Joinを受信していたときには、前記保守OpSにその旨を通知し、前記保守OpSからの更なる指示を受けて、予備S,GのIPマルチキャスト保守パケットを生成し、隣接の中継ノードヘ送信する機能と、
隣接の複数の配信サーバより受信したIPマルチキャストパケットを参照して通信中の試験対象S,Gを把握し、保守OpSに通知する機能と、
前記保守OpSから1つの通信中の試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの退避開始を受領した場合、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットが通過する試験対象S,Gルートに当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットを転送するとともに、予備S,Gルートに、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーして退避転送し、且つ試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー開始するIPマルチキャストパケットの転送開始位置を示す先頭マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルート双方のコピー開始するIPマルチキャストパケットの送信前に挿入し、予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,G内のS,Gの情報を予備S,Gに変換する機能と、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始の通知を受領した場合、試験対象S,GルートヘのIPマルチキャスト転送を停止し、試験対象S,Gのルートヘ試験に必要な数のIPマルチキャスト保守パケットを送信する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を受領した場合、試験対象S,Gのルートと予備S,Gルートとで、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのコピー転送を再開し、当該試験対象S,GのIPマルチキャストパケットをコピーする際は、コピー終了するIPマルチキャストパケットの終了開始位置を示す終了マーキングパケットを予備S,Gルート及び試験対象S,Gルートの双方のコピー終了するIPマルチキャストパケットの送信後に挿入し、継続して予備S,Gルートに送信する試験対象S,GのIPマルチキャストパケットのみ、試験対象S,GにおけるS,Gの情報を予備S,Gに変換する機能と、
前記保守OpSから、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を受領した場合、予備S,GルートヘのIPマルチキャスト保守パケット転送を停止する機能とを有し、
前記中継ノードは、
隣接する下流ノードから、予備S,GのPIM−Joinを受信した際は、上流のノードにPIM−Joinを送信する機能と、
前記保守OpSから退避開始を受領した際は、先頭マーキングパケットを下流へ転送する機能と、
前記保守OpSから退避終了を受領した際は、終了マーキングパケットを下流へ転送する機能と、
隣接ノードから転送されたIPマルチキャストパケット、及び保守OpSから事前に通知を受けた試験対象S,GのIPマルチキャスト保守パケットを対象とする承諾ルートの隣接ノードに転送する機能とを有し、
前記エッジノードは、
前記保守OpSより、予備S,Gルート確保を行う旨の通知を受けた際は、予備S,GのPIM−Joinを隣接する上流の中継ノードに送信する機能と、
上流の中継ノードから予備S,GルートのIPマルチキャスト保守パケットを受領した際は、発ノードから自エッジノード間の予備S,Gルートが確保されたことを保守OpSに通知する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理ブロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し、且つ先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルートが共に到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、予備S,GにおけるS,G情報を試験対象S,Gに変換して、隣接する下流の視聴者端末に転送し、当該先頭マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避開始通知を受領した際に、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求は未受領で且つ前記先頭マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードより予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、先頭マーキングパケットを抽出して、該先頭マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、保守OpSへ退避完了を報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて全退避完了及び試験開始の通知を受領した際に、試験対象S,GルートからのIPマルチキャスト保守パケットが到着していた場合には、IPマルチキャスト保守パケットのみを抜き取り、IPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を確認し、保守OpSへ報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求を受領し且つ前記終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから試験対象S,Gルート及び予備S,Gルート共に到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、該終了マーキングパケット以降の試験対象S,GルートのIPマルチキャストパケットを正規通信情報として選択し、隣接する下流の視聴者端末に転送し、終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに退避解除完了を報告する機能と、
前記保守OpSから試験対象S,GのIPマルチキャストについて予備S,Gルートヘの全退避解除通知を受領した際には、端末視聴管理プロトコルのReportを確認して、下流の視聴者端末からの試験対象S,Gの視聴要求が未受領で且つ当該終了マーキングパケットが隣接する上流の中継ノードから予備S,Gルートにて到着していたことを知得した場合には、終了マーキングパケットを抽出し、当該終了マーキングパケット以降の予備S,GルートのIPマルチキャストパケットの破棄を実施後、前記保守OpSに報告する機能とを有し、
前記保守OpSは、
前記発ノード、前記複数の中継ノード、及び前記複数のエッジノードを含む試験対象の全ノードと情報の送受信を行う機能と、
試験を開始する前処理として、前記全ノードに対して、予備S,Gルートの確保実施を通知する機能と、
前記発ノードから受信した予備S,GのPIM−Joinの受信通知に基づいて全ノードに予備S,Gの疎通性確認を指示するとともに、前記発ノードに対してIPマルチキャスト保守パケットを送信するように指示する旨を通知する機能と、
前記複数のエッジノードの全てから受領した予備S,GのIPマルチキャストパケット内情報を確認し、予備S,Gルートが確保された旨の通知を受けた際に、予備S,Gルート上の各ノードヘ退避完了を通知する機能と、
前記発ノードから通知された1つ以上の通信中の試験対象S,Gの情報を元に、該試験対象のうちの1つの試験対象S,Gの情報を抽出して、前記全ノードに試験対象S,Gとして通知し、併せて予備S,Gルートヘ退避開始を通知する機能と、
前記複数のエッジノードの全てから退避完了の報告を受領した際に、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避完了及び試験開始を該全エッジノードに通知する機能と、
特定のエッジノードからIPマルチキャストパケット内の疎通性を確認するための所定の情報を受領した際に、試験完了と判断し、試験対象S,GのIPマルチキャストについて退避解除開始を前記全ノードに通知する機能と、
前記複数のエッジノードの全てから退避解除完了の報告を受領した際は、試験対象S,GのIPマルチキャストパケットの予備S,Gルートヘの全退避解除完了及び試験終了を該全エッジノードに通知する機能とを有することを特徴とするIPマルチキャスト疎通監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008231442A JP4864948B2 (ja) | 2008-09-09 | 2008-09-09 | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008231442A JP4864948B2 (ja) | 2008-09-09 | 2008-09-09 | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010068147A JP2010068147A (ja) | 2010-03-25 |
JP4864948B2 true JP4864948B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=42193352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008231442A Expired - Fee Related JP4864948B2 (ja) | 2008-09-09 | 2008-09-09 | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4864948B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014103495A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Nec Corp | 通信システム |
-
2008
- 2008-09-09 JP JP2008231442A patent/JP4864948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010068147A (ja) | 2010-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8179900B2 (en) | Edge node redundant system in label switching network | |
EP1986380A1 (en) | Packet transmitting method, relay node and receiving node | |
CN115552861B (zh) | 生成转发表项的方法、发送报文的方法、网络设备及系统 | |
CN108063716B (zh) | 用于以太虚拟专用网的方法和设备 | |
JP2007068181A (ja) | 光ネットワーク、ノード、終端ノード及び通信方法 | |
CN104126289B (zh) | 用于网络中的分组通信方法和设备 | |
JP2009212875A (ja) | 通信装置及びそれに用いる運用管理方法 | |
US11558784B2 (en) | Resource allocation method, apparatus, and system, and storage medium | |
JP5233295B2 (ja) | 通信装置、通信システム及び通信方法 | |
JP2010177752A (ja) | ネットワーク通信装置 | |
JP4809855B2 (ja) | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム | |
US8243728B2 (en) | Apparatus and method for transmitting packets in a packet switched network | |
JP4864948B2 (ja) | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム | |
JP5029612B2 (ja) | パケットリングネットワークシステム、パケット転送方法およびインタリンクノード | |
JPWO2005015851A1 (ja) | ノード,rprインタフェースカードおよび光ネットワークシステム | |
CN102447611A (zh) | 一种建立和拆除双向点到多点标签转发路径的方法及系统 | |
JP6062388B2 (ja) | 通信システム、通信制御方法および制御装置 | |
JP2011193189A (ja) | ネットワークシステム、エッジノード及び中継ノード | |
CN102437957A (zh) | 一种多协议标签交换的相交环处理方法及装置 | |
JP2006324902A (ja) | ノード装置およびノード機器 | |
EP1445901B1 (en) | Multiplexer discovery and parameter exchange | |
JP4829940B2 (ja) | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム | |
JP5000618B2 (ja) | Ipマルチキャスト疎通監視方法及びシステム | |
JP5180175B2 (ja) | Ipマルチキャストサービス回復方法およびシステム | |
JP5248463B2 (ja) | Ipマルチキャストサービス回復方法およびシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100715 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111109 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4864948 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |