JP4863519B2 - 復号化装置、復号化方法、復号化プログラム、受信装置、及び通信システム - Google Patents

復号化装置、復号化方法、復号化プログラム、受信装置、及び通信システム Download PDF

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Description

本発明は、復号化装置、復号化方法、復号化プログラム、受信装置、及び通信システムに関する。
近年、無線通信システムにおいて送信装置から受信装置へ情報を伝送する際に伝搬路による歪みや受信装置における雑音による擾乱の影響に対して、送信装置で予めビット誤りを訂正する誤り訂正符号を用いることが前提となっている。特に、この誤り訂正能力で強力な誤り訂正符号は1993年に発見されたターボ符号であり、通信システムにおける理論限界近くまで達成する符号として現在様々な無線通信システムに導入されようとしている。ターボ符号は、送信側で2つの同じ符号部を並列に持ち、それらの入力の情報を、インターリーバを介して並び替えることで2つの独立な拘束条件を有する符号ビットを生成することができる。そのため、受信側で2つの復号部を持ち、互いに得られた情報の信頼性を交換する反復処理により徐々に送信情報の信頼性を向上させ、シャノンの限界に近い特性が達成される。
このターボ復号処理は、復号処理を何度も反復することで実現される。特許文献1には、受信装置の低消費電力化のために、復号した情報が肯定的か否定的かで反復を制御する方法が提案されている。
特開2000−183758号公報
しかしながら、復号処理では、情報の復号処理を何回反復しても誤りがなくならない場合が存在する(以下、スタック状態という)。また、復号した情報が肯定的か否定的かで復号処理の反復を制御する方法は、反復の途中で復号した情報の誤りを検出し、該誤りがなくなるまで反復するものである。
よって、前期復号化方法を備える受信装置は、スタック状態になってしまうと、復号処理を何回反復しても誤りとなり、情報を復号できないにもかかわらず、無駄な復号処理を反復してしまうという欠点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無駄な復号処理を反復しない復号化装置を提供することにある。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その一態様は、復号処理を反復することによって、誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置において、
前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する反復回数決定部を備える。
上記構成によると、復号化装置は、相互情報量に基づいて復号処理の反復回数を決定するので、無駄な復号処理を反復しない。
(2)本発明の一態様は、さらに、相互情報量と反復回数との関係を記憶する記憶部を備え、前記反復回数決定部は、前記記憶部が記憶する相互情報量と反復回数との関係から、前記計算した相互情報量に対応する反復回数を特定し、該反復回数を前記復号処理の反復回数とする。
(3)本発明の一態様は、前記反復回数決定部は、前記計算した相互情報量が予め定めた閾値より小さい値の場合には、復号処理を行わないと決定する。
上記構成によると、復号化装置は、相互情報量が予め定めた閾値より小さい値であって、スタック状態になると判定する場合には、誤りとするので、無駄な復号処理を反復しない。
(4)本発明の一態様は、前記閾値は、予め定めた反復回数の復号処理をしても相互情報量が1とならない相互情報量である。
(5)本発明の一態様は、前記誤り訂正符号化は、ターボ符号化である。
(6)本発明の一態様は、復号処理を反復することによって、誤り訂正符号化された情報を復号する復号化方法において、前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する過程を有する。
(7)本発明の一態様は、復号処理を反復することによって、誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置のコンピュータに、前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する手段として機能させる。
(8)本発明の一態様は、復号処理を反復することによって、受信信号に含まれる誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置を具備する受信装置おいて、前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する反復回数決定部を備える。
(9)本発明の一態様は、送信装置と、復号処理を反復することによって、送信装置から送信された信号に含まれる誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置を具備する受信装置とを備える通信システムおいて、前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する反復回数決定部を備える。
本発明によれば、復号化装置は、相互情報量に基づいて復号処理の反復回数を決定するので、無駄な復号処理を反復しない。
(実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。本実施形態において、通信システムは、送信装置と受信装置を備える。ここで、該通信システムの受信装置は、送信装置が誤り訂正符号化した情報を含む送信信号を受信し、該情報を、復号処理を反復することにより復号する。なお、本実施形態では、前記誤り訂正符号はターボ符号であり、該ターボ符号の符号化率は、1/2とする。
図1は、送信装置の構成を示す概略ブロック図である。送信装置は、符号装置1と無線送信部2と送信アンテナ3を備える。
符号装置1は、インターリーバ11、第1のRSC(Recursive Systematic Convolutional:再帰組織的畳み込み)符号部12、第2のRSC符号部13、パンクチャリング部14を備える。
符号化装置1に入力された入力情報は、ビット(bit)単位でインターリーバ11と第1のRSC符号部12とに入力される。以下、ビット単位の情報を情報ビットという。
第1のRSC符号化部12は、前記入力された情報ビットから、組織ビットとパリティビット1とを生成する。第1のRSC符号化部12は、該生成した組織ビットを符号ビット1として無線送信部2に出力する。また、第1のRSC符号化部12は、前記生成したパリティビット1をパンクチャリング部14に出力する。第1のRSC符号化部12の構成の詳細については、後述する。
インターリーバ11は、前記入力された情報ビットを並び替えた情報ビットを作成し、第2のRSC符号部13に出力する。
第2のRSC符号化部13は、インターリーバ11から入力された情報ビットから、組織ビットとパリティビット2を生成する。第2のRSC符号化部13は、前記生成したパリティビット2をパンクチャリング部14に出力する。なお、第2のRSC符号化部13は、該生成した組織ビットは出力せず、受信装置に送信しない。
パンクチャリング部14は、第1のRSC符号部12から入力されるパリティビット1と、第2のRSC符号部13から入力されるパリティビット2とを、符号化率に応じて間引く。本実施形態では、符号化率を1/2としているので、パンクチャリング部14は、符号ビット1に対応する符号ビット2を生成する。具体的には、パンクチャリング部14は、第1のRSC符号部12から入力されるパリティビット1と、第2のRSC符号部13から入力されるパリティビット2とを、交互に間引くことにより、符号ビット2を生成し、無線送信部2に出力する。
無線送信部2は、符号装置1から入力された情報ビット(以下、送信ビットという)を受信装置に送信する。具体的には、無線送信部2は、符号ビット1と、パンクチャリング部14から入力された符号ビット2とを、それぞれ、デジタル/アナログ変換によりアナログ信号に変換して送信信号1と送信信号2として、無線周波数の信号にアップコンバートし、送信アンテナ3を介して受信装置に送信をする。
図2は、第1のRSC符号部12の構成を示す概略ブロック図である。
図2に示す第1のRSC符号部12は、拘束長4のRSC符号を生成する。RSC符号部12は、排他的論理和を計算する加算器(121−1〜121−3)とシフトレジスタ(122−1〜122−3)とを備える。
前記第1のRSC符号部12は、入力された情報ビットから、1クロック毎に回路の動作に従って組織ビットとパリティビット1とを生成し、それぞれ、無線送信部2とパンクチャリング部14とに出力する。ここで、組織ビットは、情報ビットに対応し、パリティビットは、情報ビットの誤り訂正を行うために複数の情報ビットを排他的論理和による畳み込みを行って生成するビットである。
なお、第2のRSC符号部13も第1のRSC符号部12と同じ機能を有する。第2のRSC符号部13は、インターリーバ11から入力された情報ビットから、組織ビットとパリティビット2とを生成し、該生成したパリティビット2のみパンクチャリング部14に出力する。なお、図1と図2とは、それぞれ、公知のターボ符号化を用いる送信装置とその第1のRSC符号部とを示すものである。
図3は、本実施形態係る受信装置の構成を示す概略ブロック図である。受信装置は、受信アンテナ4、無線受信部5、及び復号化装置6を備える。
復号化装置6は、LLR(Log Likelihood Ratio:対数尤度比)計算部60、反復回数決定部61、記憶部62、第1のインターリーバ63、デパンクチャリング部64、第1のMAP推定部65、デインターリーバ66、第2のインターリーバ67、第2のMAP推定部68、反復制御部69、第1の加算器601−1、第2の加算器601−2を備える。
受信アンテナ4は、前記送信装置から送信された信号を受信し、無線受信部5に出力する。無線受信部5は、受信アンテナ4から入力された受信信号を無線周波数の信号からベースバンドの信号にダウンコンバートし、次いでアナログ/デジタル変換によりデジタル信号に変換した受信情報を、ビット単位で、復号化装置6に出力する。以下、ビット単位の受信情報を受信情報ビットという。また、送信装置が送信した送信信号1に対応する受信情報ビットを受信情報ビット1、送信信号2に対応する受信情報ビットを受信情報ビット2とする。
復号化装置6のLLR計算部60は、無線受信部5から入力された受信情報ビットから、受信情報ビット1の分散と受信情報ビット2の分散とを計測し、それぞれ、対数尤度比を計算する。
以下、LLR計算部が行う具体的な計算方法を説明する。対数尤度比の定義は式(1)で表される。
Figure 0004863519
式(1)において、l(k)はk番目のビットの対数尤度比、x(k)はk番目の送信ビット(0か1)、yは計測した受信情報ビットを並べたベクトルを表している。また、式(1)において、p(y|x(k)=1)、およびp(y|x(k)=0)は、それぞれ、送信ビットx(k)のビット値が1、および0であるときのベクトルyのビット値の確率密度関数を表している。
式(1)において、確率密度関数がガウス分布であると仮定すると、対数尤度比は式(2)になる。
Figure 0004863519
式(2)において、l(k)はk番目のビットの対数尤度比、y(k)はk番目の受信情報ビット、σは受信情報ビットの分散(雑音の分散)である。なお、式(2)は、変調方式がBPSK(Binary Phase Shift Keying:2層位相シフト変調)の場合であるが、本発明はこれに限られず、他の変調方式でもよい。他の変調方式の場合の計算式は、後述する。
本実施形態で、LLR計算部60は、受信情報ビットの分散σを計測し、式(2)を用いて対数尤度比を計算する。LLR計算部60は、前記計算をした対数尤度比を反復回数決定部61に出力する。ここで、LLR計算部60は、受信情報ビット1から計算した対数尤度比(以下、LLR1という)と、受信情報ビット2から計算した対数尤度比(以下、LLR2という)とを、それぞれ、反復回数決定部61に出力する。
反復回数決定部61は、LLR計算部60から入力された対数尤度比に基づき送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該相互情報量に基づき復号処理の反復回数を決定する。
以下、反復回数決定部61が行う反復回数の決定方法を説明する。まず、反復回数と相互情報量との関係を説明し、次に、LLR計算部60が計算した対数尤度比から相互情報量を計算する方法を説明し、該計算した相互情報量から反復回数を決定する方法を説明する。
図4は、反復回数と相互情報量の入出力特性の関係を示す説明図である。図4の縦軸は復号処理に入力された相互情報量(以下、入力相互情報量という)であり、横軸は該復号処理から出力された相互情報量(以下、出力相互情報量という)であって、0から1の値に拘束される。また、図4では、復号処理の反復回数が1回である場合(反復回数1回)、2回である場合(反復回数2回)、4回である場合(反復回数4回)、及び8回である場合(反復回数8回)の入力相互情報量と出力相互情報量との関係をそれぞれ示している。
なお、相互情報量とは、情報理論において受信情報を得たときに送信情報に関して得られる情報量を数値化したものであり、相互情報量が0の場合には、受信情報から送信情報に関する情報を全く得ていないことを意味し、相互情報量が1の場合には、受信情報から送信情報に関する情報を完全に得ていることを意味している。
図4は、復号処理の反復回数が多くなるほど出力相互情報量が1となる入力相互情報量は少なくなっており、反復回数が多いほど誤り訂正能力が高いことを示している。例えば、2回の復号処理の反復で出力相互情報量が1となるのは、入力相互情報が0.65以上のときであるが、8回の復号処理の反復で出力相互情報量が1となるのは、入力相互情報が0.55以上のときである。
ここで、復号における相互情報量の入出力関係は、符号装置における情報ビットの特定のルールに従った畳み込みにより実現されるため、同じ拘束長で同じ符号化率であれば特性は一意に決定される。即ち、送信装置の符号化装置1で使用され得る拘束長と符号化率が分かれば、復号化装置6は、相互情報量の入出力関係を復号前に把握でき、反復回数や復号処理の有無を決定することができる。
本実施形態では、符号化装置6の記憶部62は、表1のような反復回数と相互情報量との関係を記憶する。
Figure 0004863519
表1で、入力相互情報量の値は、図4において、復号処理の反復回数ごとに出力相互情報量が1となるときの値である。例えば、図4において、復号処理の反復回数が4回の場合、出力相互情報量が1となるのは、入力相互情報量が0.575以上であり、復号処理の反復回数が2回の場合、出力相互情報量が1となるのは、入力相互情報量が0.65以上である。よって、表1は、入力相互情報量の値が0.575〜0.65のとき、少なくとも復号処理を4回反復することで、値が1である出力相互情報量を得ることができることを示している。
ここで、反復回数決定部61が決定する復号処理の反復回数の上限を予め決定し、該決定した反復回数の復号処理をしても出力相互情報量が1とならない入力相互情報の上限を閾値として予め定める。本実施形態では、復号処理の反復回数を最大で8回とする。そして、図4において、反復回数が8回のとき出力相互情報量が1とならないのは、0.55以下の場合であり、その上限である閾値は、0.55である。
なお、反復回数決定部61は、入力相互情報量が閾値である0.55より小さい値の場合には、誤りとし、反復回数を0、つまり、受信情報の復号処理をしないと決定する。
次に、LLR計算部60が計算した対数尤度比から相互情報量を計算する方法を説明する。反復回数決定部61は、LLR計算部60が計算した対数尤度比から式(3)を用いて、相互情報量を計算する。
Figure 0004863519
式(3)において、Iは0から1の間の実数で表される相互情報量の値、Kは1回の伝送機会で送信する送信ビット数(自然数)である。lは、k番目の送信ビットの対数尤度比であり、LLR計算部60が計算して、反復回数決定部61に入力される。
以下、式(3)の導出について説明する。一般に、受信情報を得たときに送信情報に関する相互情報量Iは、対数尤度比を用いて式(4)で定義される。
Figure 0004863519
式(4)において、lは実数の対数尤度比、xは実数の送信情報である。ここで、送信情報は送信ビットが0の場合に−1となり、送信ビットが1の場合に1となる。つまり、xは、−1か1の値しかとらず、x=−1とx=1の場合の確率の和は、1である。さらに、本実施形態では、対数尤度比はガウス分布に従うので、式(4)は、式(5)となる。
Figure 0004863519
また、ベイズの定理よりp(l|x=+1)は2×p(l)p(x=+1|l)と書き換えられることから、式(5)は式(6)となる。
Figure 0004863519
式(6)において、E[x]はxの期待値を計算する演算子である。ここで、一般に、対数尤度比の平均値と分散は1:2になることが知られている。また、p(x=+1|l)は、ガウス分布に従うことも考慮すると、(1+exp(−l))−1となる。
以上より、式(6)は、式(3)となる。
次に、式(3)で計算した相互情報量から反復回数を決定する方法を説明する。反復回数決定部61は、記憶部62が記憶する相互情報量と反復回数との関係(表1)から、前記計算した相互情報量Iに対応する反復回数を特定し、該反復回数を復号処理の反復回数として決定する。
例えば、反復回数決定部61は、前記計算した相互情報量の値が0.7の場合、表1中の入力相互情報量の値が0.65〜0.75であるから反復回数を2と決定し、前記計算した相互情報量の値が0.6の場合、表1中の入力相互情報量の値が0.575〜0.65であるから反復回数を4と決定する。
また、反復回数決定部61は、前記計算した相互情報量が、前記予め定めた閾値より小さい値の場合には、誤りとし、受信情報の復号処理をしないと決定する。
具体的には、反復回数決定部61は、前記計算した相互情報量が0.5の場合、表1中の入力相互情報量の値が〜0.55であるから反復回数を0と決定し、受信情報の復号処理を実施せず、誤りとする。
反復回数決定部61は、前記決定した反復回数を反復制御部69に出力する。また、反復回数決定部61は、LLR計算部60から入力されたLLR1を第1のインターリーバ63と第1のMAP推定部65とに出力し、LLR2をデパンクチャリング部64に出力する。
インターリーバ63は、反復回数決定部61から入力されたLLR1に対し、図1のインターリーバ11と同じ並び替えをして、第2のMAP推定部68に出力する。
デパンクチャリング部64は、反復回数決定部61から入力されたLLR2に対し、前記パリティビット1に対応する対数尤度比を第1のMAP推定部65に、前記パリティビット2対応する対数尤度比を第2のMAP推定部68に出力する。
具体的には、デパンクチャリング部64は、前記符号ビット2に相当する対数尤度比を、交互に第1のMAP推定部65と第2のMAP推定部68とに出力する。このとき、デパンクチャリング部64は、前記符号ビット2に相当する対数尤度比を出力しないMAP推定部65、又は、第2のMAP推定部68に対しダミービットである0を付加する。
第1のMAP推定部65は、反復回数決定部61から入力されたLLR1、デパンクチャリング部64から入力されたパリティビット1に対応する対数尤度比、及びデインターリーバ66から入力された事前情報に基づき最大事後確率(MAP:Maximum A posteriori Probability)推定をして、誤り訂正を行う。ここで、デインターリーバ66から入力される事前情報は、第2のMAP推定部68から得られる情報ビットの信頼性であり、1回目は信頼性が得られていないので、0となる。
第1のMAP推定部65は、前記誤り訂正を行った対数尤度比を第1の加算器601−1に出力する。
第1の加算器601−1は、第1のMAP推定部65から入力された対数尤度比から、デインターリーバ66から入力された事前情報を減算し、第1のMAP推定部65による対数尤度比の変化分を第2のインターリーバ67に出力する。
第2のインターリーバ67は、第1の加算器601−1から入力された対数尤度比に対し、図1のインターリーバ11と同じ並び替えをして、第2のMAP推定部68に出力する。
第2のMAP推定部68は、第1のインターリーバ63から入力された並び替えられたLLR1、デパンクチャリング部64から入力されたパリティビット2対応する対数尤度比、及び第2のインターリーバ67から入力された事前情報に基づき最大事後確率(MAP)を推定して、誤り訂正を行う。
第2のMAP推定部68は、前記誤り訂正を行った対数尤度比を反復制御部69に出力する。
反復制御部69は、MAP推定部67から前記対数尤度比が入力されると、誤り訂正処理の回数を数え、その回数を1増加する。反復制御部69は、該誤り訂正処理の回数が反復回数決定部61から入力された反復回数に達するまで、誤り訂正処理を反復する。
反復制御部69は、前記数えた誤り訂正処理の回数が反復回数決定部61から入力された反復回数に達すると、復号化された情報として出力し、復号化を完了する。
反復制御部69は、前記数えた誤り訂正処理の回数が反復回数決定部61から入力された反復回数に達しない場合、第2のMAP推定部68から入力された対数尤度比を、第2の加算器601−2に出力する。
第2の加算器601−2は、反復制御部69から入力された対数尤度比から、第2のインターリーバ67から入力された事前情報を減算し、第2のMAP推定部68による対数尤度比の変化分をデインターリーバ66に出力する。
デインターリーバ66は、第2の加算器601−2から入力された符号ビット2に相当する対数尤度比に対し、インターリーバ11と逆の並び替え、つまり、インターリーバ11が並び替えた情報を元の並び替えに戻す並び替えをして、第1のMAP推定部65に出力する。
次に、本実施形態における受信装置の動作について説明をする。図5は、本実施形態における受信装置の動作を示すフロー図である。
符号化装置1に入力された情報ビットは、インターリーバ11と第1のRSC符号部12とに入力される。
第1のRSC符号化部12は、前記入力された情報ビットから、組織ビットとパリティビット1とを生成する。第1のRSC符号化部12は、該生成した組織ビットを符号ビット1として、無線送信部2に出力する(S101)。また、第1のRSC符号化部12は、前記生成したパリティビット1をパンクチャリング部14に出力する(S102)。
一方、インターリーバ11は、前記入力された情報ビットを並び替えた情報ビットを作成し、第2のRSC符号部13に出力する(S103)。
第2のRSC符号部13は、インターリーバ11から入力された情報ビットから、組織ビットとパリティビット2を生成する。第2のRSC符号化部13は、該生成したパリティビット2をパンクチャリング部14に出力する(S104)。
パンクチャリング部14は、第1のRSC符号部12から入力されるパリティビット1と第2のRSC符号部13から入力されるパリティビット2とから符号ビット2を生成し、無線送信部2に出力する(S105)。
無線送信部2は、第1のRSC符号化部12から入力された符号ビット1と、パンクチャリング部14から入力された符号ビット2を無線周波数にアップコンバートし、送信アンテナ3を介して受信装置に送信をする(S106)。
次に、本実施形態における送信装置の動作について説明をする。図6は、本実施形態における送信装置の動作を示すフロー図である。
無線受信部5は、受信アンテナ4から入力された受信信号を無線周波数からダウンコンバートし、受信情報ビットとして復号化装置6に出力する(S201)。
LLR計算部60は、無線受信部5から入力された受信情報ビットに基づき該情報の分散を計測し、対数尤度比を計算する(S202)。
反復回数決定部61は、LLR計算部60から入力された対数尤度比から相互情報量を計算し、該相互情報量に基づき復号処理の反復回数を決定する(S203)。
第1のMAP推定部65は、第1のMAP推定部65は、反復回数決定部61から入力された符号ビット1に相当する対数尤度比、デパンクチャリング部64から入力されたパリティビット1に対応する対数尤度比、及びデインターリーバ66から入力された事前情報に基づき最大事後確率(MAP)推定をして、誤り訂正を行う(S204)。
第2のMAP推定部68は、第1のインターリーバ63から入力された符号ビット2に相当する対数尤度比、デパンクチャリング部64から入力されたパリティビット2対応する対数尤度比、及び第2のインターリーバ67から入力された事前情報に基づき最大事後確率(MAP)推定をして、誤り訂正を行う(S205)。
反復制御部69は、MAP推定部67から対数尤度比が入力されると、誤り訂正処理の回数を数える(S206)。反復制御部69は、該数えた誤り訂正処理の回数が、反復回数決定部61が決定した反復回数に達したか否かを判断する(S207)。
反復制御部69は、前記数えた誤り訂正処理の回数が、反復回数決定部61が決定した反復回数に達すると、第2のMAP推定部68から入力された対数尤度比を復号した情報として出力し、復号を完了する(S208)。
一方、反復制御部69は、前記数えた誤り訂正処理の回数が、反復回数決定部61が決定した反復回数に達しない場合、第2のMAP推定部68から入力された対数尤度比を出力し、第1のMAP推定部65は、誤り訂正処理を反復する(S204)。
このように、本実施形態によれば、復号化装置6は、受信情報を復号化処理することで得られる相互情報量を計算し、該計算した相互情報量が1、つまり、受信情報から送信情報に関する情報を完全に得ている値、となるように復号処理の反復回数を決定している。これにより、復号化装置6は、相互情報量を1とするのに必要な回数だけ行い、送信情報に関する情報を完全に得ることができ、復号処理の信頼度を低下させることなく処理量及び処理遅延を軽減することができる、つまり、無駄な復号処理を反復しない。
また、本実施形態によれば、復号化装置6は、受信情報を復号化処理することで得られる相互情報量が1とならない、つまり、受信情報の相互情報量が予め定めた閾値より小さい値であるときは、誤りとし、復号化処理を行わない。これにより、復号化装置6は、復号化処理により相互情報量が1とならずにスタック状態となってしまうことを回避し、無駄な復号処理を反復しない。
符号化装置6は、無駄な復号処理を反復しないことにより、該処理に係る消費電力を消費しないので、消費電力を削減することができる。
前記実施形態において、 式(2)は、変調方式がBPSKの場合としているが、本発明はこれに限らず、例えば、変調方式はQPSK(Quaternary Phase Shift Keying)であってもよい。このとき式(2)は、式(7)となる。
Figure 0004863519
式(7)において、k’は受信信号のインデックスである。変調方式がQPSKの場合、1の受信信号で2ビットの情報を送ることができるので、LLR計算部60は、2ビット分のLLRを計算する。即ち、式(2)に対応させると、k=2k’とk=2k’’+1の2ビット分のLLRが同時に計算される。同様に16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの他の変調方式でも各ビットのLLRは算出可能である。
前記実施形態において、符号化率を1/2の符号化としているが、本発明はこれに限られない。例えば、送信装置は、パンクチャリング部14を備えず、符号ビット1、パリティビット1、パリティビット2を無線送信部2から送信することで、符号化率を1/3とする。このとき、受信装置は、デパンクチャリング部64を備えない。
前記実施形態において、符号化装置6はLLR計算部60を備えているが、本発明はこれに限らず、例えば、無線受信部5がLLR計算部60を備えていてもよい。具体的には、受信装置の無線受信部5が伝搬路による歪みを補正する等化部を備える場合、該等化部において該等化された信号から復調を行う際に対数尤度比を計算し、それを反復回数決定部に入力してもよい。
例えば、前記等化部は、伝搬路推定に用いるパイロット信号から対数尤度比を計算し、該計算した対数尤度比を反復回数決定部に出力する。反復回数決定部は、前記等化部から入力された対数尤度比から復号処理の反復回数を決定する。
また、前記実施形態において、無線受信部5は、伝送方式に応じて他の機能を有していてもよい。例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式であればGI(Guard Interval)を除去する機能と時間周波数変換手機能を有する。また、シングルキャリア(単一搬送波)による通信であれば伝搬路の歪みを補償する等化機能を有する。
さらに、前記実施形態において、誤り訂正符号をターボ符号としたが、本発明はこれに限らず、反復により復号処理をする他の誤り訂正符号であってもよい。
例えば、誤り訂正符号は、LDPC(Low Density Parity Check:低密度パリティ検査)符号や、RA(Repeat Accumulate)符号、PA(Product Accumulate)符号であってもよい。
また、前記実施形態において、送信装置が予め決定した変調方式や符号化率により符号化した情報を送信し、受信装置は、受信装置の復号処理の反復回数と相互情報量との関係からから相互情報量が1となる復号処理の反復回数を決定していた。しかし、受信装置が復号処理の反復回数の上限を予め決定し、送信装置は、受信装置の復号処理の反復回数と相互情報量との関係から受信装置が決定した反復回数以内で相互情報量が1となるような変調方式や復号化率を決定し、該決定した変調方式や符号化率により符号化した情報を送信してもよい。
例えば、ストリーミングのようなリアルタイム性があるか否かなどにより受信装置の復号処理の回数が制限される場合に、該ストリーミングを配信する送信装置は、該制限された回数で相互情報量が1となるような変調方式や復号化率により復号化した信号を送信する。これにより、該送信装置が配信したストリーミングの情報を受信する受信装置は、前記制限された回数で相互情報量が1となるような復号処理をすることができる。
なお、以上説明した実施形態において、復号化装置6の各部の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムを復号化装置又は受信装置のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより復号化装置6の制御を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
送信装置の構成を示す概略ブロック図である。 RSC符号化部の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態係る受信装置の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る反復回数と相互情報量の入出力特性の関係を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る送信装置の動作を示すフロー図である。 本発明の実施形態に係る受信装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
1・・・符号化装置、11・・・インターリーバ、12・・・RSC符号化部、13・・・RSC符号化部、14・・・パンクチャリング部、2・・・無線送信部、3・・・送信アンテナ、121−1〜121−3・・・加算器、122−1〜122−3・・・シフトレジスタ、4・・・受信アンテナ、5・・・無線受信部、6・・・復号化装置、60・・・LLR計算部、61・・・反復回数決定部、62・・・記憶部、63・・・第1のインターリーバ、64・・・デパンクチャリング部、65・・・MAP推定部、66・・・デインターリーバ、67・・・インターリーバ、68・・・MAP推定部、69・・・反復制御部、601−1〜601−2・・・加算器

Claims (9)

  1. 復号処理を反復することによって、誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置において、
    前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する反復回数決定部を備える復号化装置。
  2. さらに、相互情報量と反復回数との関係を記憶する記憶部を備え、
    前記反復回数決定部は、前記記憶部が記憶する相互情報量と反復回数との関係から、前記計算した相互情報量に対応する反復回数を特定し、該反復回数を前記復号処理の反復回数とすることを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。
  3. 前記反復回数決定部は、前記計算した相互情報量が予め定めた閾値より小さい値の場合には、復号処理を行わないと決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の復号化装置。
  4. 前記閾値は、予め定めた反復回数の復号処理をしても相互情報量が1とならない相互情報量であることを特徴とする請求項3に記載の復号化装置。
  5. 前記誤り訂正符号化は、ターボ符号化であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一の項に記載の復号化装置。
  6. 復号処理を反復することによって、誤り訂正符号化された情報を復号する復号化方法において、
    前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する過程を有することを特徴とする復号化方法。
  7. 復号処理を反復することによって、誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置のコンピュータに、
    前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する手段として機能させる復号化プログラム。
  8. 復号処理を反復することによって、受信信号に含まれる誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置を具備する受信装置おいて、
    前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する反復回数決定部を備えることを特徴とする受信装置。
  9. 送信装置と、復号処理を反復することによって、送信装置から送信された信号に含まれる誤り訂正符号化された情報を復号する復号化装置を具備する受信装置とを備える通信システムおいて、
    前記符号化された情報の送信情報との関係を示す相互情報量を計算し、該計算した相互情報量に基づいて前記復号処理の反復回数を決定する反復回数決定部を備えることを特徴とする通信システム。
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