JP4863423B2 - 虹彩を用いた身元確認システム及び方法並びにその方法を実行するための身元確認プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
<技術分野>
本発明は身元確認のための虹彩認識技術に関し、 特に各個人ごとに多様な環境で取得した参照虹彩画像(reference iris images)を用いて虹彩認識の正確性を向上させた、虹彩を用いた身元確認システム及び方法並びにその方法を実行するための身元確認プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
<背景技術>
最近、指紋、音声、虹彩及び静脈パターンを用いた多様な生体測定認識技術が発達している。これらの技術の中で、セキュリティの分野において虹彩を用いた身元確認技術は、最も安定な身元確認の信頼性を提供していると知られている。
【0003】
このような虹彩を用いた身元確認技術は、国際公開番号WO94/9446(発明の名称:虹彩分析に基づいた生体測定身元確認システム)に開示されることによって、当業界に広く知られている。
【0004】
前記先行技術は、分析に適したデジタル形式で分析されるように目の画像を取得し、前記画像の虹彩部分を区画して分離した後、虹彩コードを作成するために前記画像の区画された領域を分析し、前記虹彩コードを参照コードとして格納し、排他的論理和(exclusive-OR)演算を通じてハミング距離(Hamming distance)を得るように前記参照コードと提供されたコードとを比較する方法で行われる虹彩を用いた身元確認技術を開示している。
【0005】
ところが、前記先行技術には、前記虹彩を用いた身元確認において極座標系を一貫して採択するのは難しいという欠点がある。というのは、瞳孔2は、明るい光に露出された際に収縮し、薄暗い光に露出された際に拡張し(図1a参照)、各個人によって虹彩組織の構成や伸縮力、眼圧などが全部違っていることから、前記光に対する収縮/拡張の度合が人によって違うこととなり、瞳孔2の拡張時、前記虹彩1の虹彩特性要素がいくら変化するのか予測することが難しくなる(図1b参照)からである。図1bを参照すれば、虹彩特性要素3を有する虹彩画像が提供され前記参照画像のいずれか一つと対比される時、同一の参照画像が存在しないと判断されるであろう。
【0006】
また、前記先行技術の虹彩を用いた身元確認は、環状の分析部分を区画するように前記虹彩画像を分割するため、この技術が西洋人に比べ目の露出が少ないアジア人へ利用される時、前記身元確認の正確性は非常に減少する。この問題点を回避するために、前記分析バンドを狭めれば、セキュリティの信頼性が非常に低下する。
【0007】
さらに、前記先行技術の虹彩を用いた身元確認技術には、無生物的な偽造虹彩による誤認識(misidentification)を防止できるアルゴリズムがない。
【0008】
<発明の開示>
本発明は、前記先行技術の問題点を解決するべくなされたものである。
【0009】
本発明の目的は、多様な輝度の環境で一つの虹彩から取り込んだ(captured)様々な参照虹彩画像を取得し、前記それぞれの参照虹彩画像を提供された虹彩データと繰返して比較することによって、誤認識を減少させることができる虹彩を用いた身元確認システム及び方法を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、虹彩をそれぞれの優先順位を持った多数のブロックに分割することによって、降順(descendent order)に最高の優先順位を持ったブロックから前記虹彩画像を分析して目の露出量と関係がなく分析の否定比率(analysis denial rate)を減少させることができる虹彩を用いた身元確認システム及び方法を提供することである。
【0011】
本発明のさらに他の目的は、前記虹彩を用いた身元確認方法を実行するための身元確認プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することである。
【0012】
上記目的を達成するために本発明の虹彩を用いた身元確認システムは、登録モード及び身元確認モードのうち一つを選択するためのモード切替手段と、虹彩の画像を取得するための画像入力手段と、登録モードにおいて参照虹彩画像として前記画像入力手段を通じて入力される虹彩画像を多数の実例(instances)で登録し、身元確認モードにおいて虹彩画像が前記画像入力手段に提供される際に、対応する参照虹彩画像(a corresponding reference iris image)を検索するための画像制御手段と、前記登録された参照虹彩画像を格納するための参照虹彩画像格納手段と、前記画像入力手段、モード切替手段、画像制御手段及び参照虹彩画像格納手段が協動するように制御するための主制御手段と、を備える。
【0013】
上記目的を達成するために、本発明の虹彩を用いた身元確認方法は、多数の虹彩画像を各個人から入力手段を通じて取得するステップと、前記虹彩画像を一つ以上のクラスに分類するステップと、前記虹彩画像を各個人に対する参照虹彩画像として対応するクラスに登録するステップと、記録媒体に前記参照虹彩画像を格納するステップと、身元確認のために多数の各個人別虹彩の実例を入力するステップと、各虹彩の実例と対応するクラスにある参照虹彩画像とを比較することによってターゲットの参照虹彩画像を検索するステップと、前記虹彩の実例を同一視するか否定するかを判断するステップと、を含む。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明の虹彩を用いた身元確認方法を実行するための身元確認プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前記虹彩を用いた身元確認方法は、多数の虹彩画像を各個人から入力手段を通じて取得する過程と、前記虹彩画像を一つ以上のクラスに分類する過程と、前記虹彩画像を各個人に対する参照虹彩画像として対応するクラスに登録する過程と、記録媒体に前記参照虹彩画像を格納する過程と、身元確認のために多数の各個人別虹彩の実例を入力する過程と、各虹彩の実例と対応するクラスにある参照虹彩画像とを比較することによってターゲットの参照虹彩画像を検索する過程と、前記虹彩の実例を同一とするか否定するかを判断する過程と、を含む。
【0015】
<発明を実施するための最良の形態>
以下、本発明の望ましい実施の形態を添付した図面を参照しつつ説明する。
【0016】
図2は、本発明の望ましい実施の形態に係る虹彩を用いた身元確認システムを示す。
【0017】
図2に示すように、前記虹彩を用いた身元確認システムは、画像入力手段10、モード切替手段20、主制御手段(main control unit : MCU)30、参照虹彩画像格納手段40及び画像制御手段50を備えている。
【0018】
前記画像入力手段10は、虹彩の画像を取得するためのカメラと、画像処理モジュール(図示せず)を備えている。
【0019】
前記モード切替手段20は、使用者がそれぞれの参照虹彩画像として入力虹彩画像を登録するためのモード及び前記予め登録された参照虹彩画像と比較して前記入力虹彩画像の身元を確認するためのモードであるサンプル登録モード及び身元確認モードのうち、いずれか一つを選択するキーボード(図示せず)を備えている。
【0020】
前記参照虹彩画像格納手段40は、前記MCU30の制御下で前記登録された虹彩のサンプルを格納する。
【0021】
前記画像制御手段50は、多様な輝度の環境で前記画像入力手段10に提供される前記虹彩から多数の虹彩の実例(iris instances)を取得し、前記サンプル登録モードにおいて個人別に参照虹彩画像として前記虹彩の実例を登録するための登録モジュール51、前記参照虹彩画像と前記画像入力手段10から提供された画像とを比較し、前記身元確認モードにおいて身元確認を証明するために前記提供された画像と前記参照虹彩画像との類似性を分析するための画像分析モジュール52及び前記入力画像の輝度を検出し、前記輝度が予め設定された輝度レベルより大きいかまたは小さければ、前記虹彩周囲の明るさを調節する輝度調節モジュール53を備えている。
【0022】
前記MCU30は、前記登録モードにおいて前記画像入力手段10からの虹彩の実例を分類し、当該虹彩の実例を前記参照虹彩として登録し、前記参照虹彩画像格納手段40に前記登録された参照虹彩画像を格納する前記画像制御手段50の前記登録モジュール51と、前記身元確認モードにおいて身元確認を証明するために前記画像入力手段10から提供された画像と前記参照虹彩画像とを比較し、前記提供された画像と前記参照虹彩画像との類似性を分析するための前記画像制御手段50の前記画像分析モジュール52と、前記輝度が予め設定された輝度レベルより大きいかまたは小さい時、前記虹彩に照射される光の量を調節するために前記入力画像の輝度を検出する前記画像制御手段50の輝度調節モジュール53と、を指示するための前記画像制御手段50を制御する。
【0023】
前記MCU30は、前記参照虹彩画像格納手段40及び前記画像制御手段50を統合して構成することができる。
【0024】
前記輝度調節モジュール53は、虹彩の実例または提供された虹彩画像で取得される目の瞳孔半径を調節できるように前記画像入力手段10の接眼レンズ(図示せず)周囲で可視光線の強度(intensity)を調節する。なお、前記輝度調節モジュール53は、前記可視光線により調節された強度が予め設定された強度より小さい時、非可視光線を照射して前記輝度の強度を更に調節できる。
【0025】
前記登録モジュール51は、個人の虹彩からそれぞれの瞳孔半径を持つ様々な虹彩の実例を取得し、前記瞳孔半径によって分類された対応するクラスに前記参照虹彩画像として前記虹彩の実例を登録し、前記参照虹彩画像格納手段40に前記登録された参照虹彩画像を格納する。
【0026】
図3は、入力虹彩画像と前記参照虹彩画像格納手段40に格納された参照虹彩画像とを比較する過程を説明する図であり、図4a及び図4bは、虹彩の画像が分類される方法を説明するための図である。
【0027】
図4a及び図4bを参照すれば、前記虹彩の画像は、虹彩の半径を 、瞳孔の半径をrとした場合(ただし、d>r)、前記虹彩で拡張する瞳孔の大きさによって区分される。換言すれば、前記クラスは、前記虹彩の半径dで最大値まで増加する定数rにより決められる。全クラスの範囲(whole class range) βは、次のように表すことができる。
ここで、nはクラスの数であり、xは各クラスの範囲である。
【0028】
図5は、垂直に分割され優先順位が付与された虹彩を説明するための概略図であり、図6は、図5の各バンドに分割された虹彩を説明するための概略図である。
【0029】
図5に示すように、前記虹彩の画像は予め決められた間隔をもって水平x軸に基づいて垂直に上下に分割され、各バンドは前記登録モジュール51で前記バンドに対応する優先順位(例えば、A1>A2>A3、.....、A10>A11>A12)を付与される。前記優先順位は、前記水平x軸に近いバンドから外部の虹彩境界線に接するバンドまで降順に付与され、前記水平x軸のすぐ下のバンドが最高の優先順位を有する。また、前記優先順位は、交互に、下方にはA1、A2、A4、A5、A7、A10の順に、上方にはA3、A6、A8、A9、A11、A12の順に付与される。
【0030】
図6を参照すれば、前記バンドは、前記瞳孔の中心を通る垂直線(y軸)により水平に分割されることによって、各バンドは対称的なブロックの組を形成する。各ブロックは、前記バンドの垂直幅及び外部の虹彩半径及び瞳孔半径により区画され、前記最高の優先順位を持ったブロックは、前記バンドの幅とxaからxdに至る水平長さとにより区画される。ブロックの最大の水平長さは、次の不等式のように表すことができる。
【0031】
従って、前記各ブロックの最大の大きさ(maxT)は、次の等式により計算できる。
ここで、yは各バンドの垂直幅である。
【0032】
前記登録モジュール51は、前記虹彩画像の画素の輝度(Ia、Id) を平均化することによって、平均輝度(Ima、Imb)を計算して瞳孔の境界を判断する。前記平均輝度は、次の数式1により計算する。
<数式1>
【0033】
図7(a)〜図7(d)は、前記虹彩画像の瞳孔中心が前記登録モジュールにより得られる方法を説明するための図である。
【0034】
図7を参照すれば、虹彩画像が取得されると、S(x1、y1)とE(x2、y2)の2点を前記虹彩画像の瞳孔境界上で任意に選択し、前記2点SとEとを結ぶ直線を描いて円弧SE(segment SE)を形成する。その後、仮想的な垂直線を前記円弧SEの中心に描いて前記垂直線が前記瞳孔境界上の点C(x3、y3)と交差するようにする。前記瞳孔の任意の中心Ii(x0、y0)は、次の数式2aにより計算する。
<数式2a>
【0035】
前記登録モジュール51は、前記数式2aを用いて多数の前記瞳孔の候補となる中心Iiを計算し、半径が全クラスの範囲βにある前記候補中心(x0i、y0i)を抽出する。これらの候補中心は最終の瞳孔中心 Tp(xp、yp)を得るために使われる。前記最終の瞳孔中心Tpは、次の数式2bにより計算する。
<数式2b>
【0036】
また、前記最終の瞳孔中心Tpに基づいて瞳孔境界の座標(xm、ym)を次の数式2cにより計算する。
<数式2c>
【0037】
また、登録モジュール51は前記数式2cを用いて虹彩の境界と虹彩の半径を決める。
【0038】
図8(a)〜(d)は、虹彩画像におけるデータの分布及び前記データの補正方法を説明する図である。
【0039】
前記虹彩画像は、前記全てのブロックが前記ブロックの画素密度(pixel density)によって主データ(main data)、副データ(auxiliary data)、反主データ(negative date)に分類された後、ブロック単位で前記格納手段40に格納される。この場合、前記虹彩画像データは前記虹彩の中心に対する絶対座標値として格納される。
【0040】
図8(a)に示すように、前記輝度が基準輝度より小さい虹彩画像の領域は前記副データとして設定され、同一の輝度を有する前記副データの任意の部分として前記画素密度が予め設定された密度値より大きい部分は主データとされる(図8b参照)。前記反主データは、輝度が基準輝度より大きい虹彩画像の領域の中で、画素密度が予め設定された値より小さい部分である。(図8c参照)。
【0041】
前記副データは、予め設定された基準輝度レベルに基づいて二つの領域に分割され、前記最下位の輝度に近い部分を上位輝度レベルの部分に設定し、前記基準輝度に近い部分を下位輝度レベルの部分に設定することによって、前記副データは前記上位及び下位輝度レベルの部分のうち、いずれか一つの情報として格納される。また、補正領域が前記予め設定された分割輝度レベルの上下に形成されて(図8d参照)、微かな虹彩画像の前記データのレベルが排他的論理和及び論理積の演算により補正され得る。
【0042】
前記副データは、前記対応する絶対座標、前記データの属するレベルに対するブーリアン(Boolean)情報及び前記ブーリアン値のレベル依存性に対する補正情報と共に格納される。
【0043】
例えば、前記補正情報はブーリアン値とされ、前記画像の輝度レベルの結合された部分(associated portion)が前記二つのレベルと交差したり両方のうちいずれか一つと接する時、前記値は1となる。
【0044】
即ち、前記副データは前記虹彩画像の否定認識要素の面積当りの画素密度が前記予め設定された輝度の基準点
以上の領域である。
【0045】
前記副データの上位、下位レベル(L1)は、
である。
【0046】
前記副データが条件
を満たしている時、前記補正レベル(L2)は1または0である。
【0047】
前記主データは、前記虹彩画像の画素数(Sp)が基準画素数(Pmax)よりも多い領域である。即ち、
【0048】
本発明の望ましい実施の形態により参照虹彩画像を登録する過程を図9、図10a、図10b及び図10cを参照して説明する。
【0049】
図9を参照すれば、前記MCU30は、前記モード切替手段20により登録モードに設定され、虹彩の画像が前記画像入力手段10を通じて入力されれば、前記画像制御手段50の登録モジュール51は異なる瞳孔半径を有する様々な虹彩の実例を取得し、ステップS110で前記虹彩の実例を前記瞳孔の半径によって一つ以上のクラスに分類し、ステップS130で前記取得された画像の数が0より大きいか否かを判断する。前記取得された画像の数が0であれば、前記登録モジュール51はステップS310で結果を出力し、前記登録アルゴリズムを終了する。ステップS130で前記取得された画像の数が0より大きければ、ステップS150でカウンター(N)は1から8まで増加する。同時に前記登録モジュール51は垂直に各画像を分割し多数のバンドを形成する(ステップS170)。次に、前記登録モジュール51は前記バンドの形成が成功しているか否かを判断する(ステップS190)。前記バンドの形成が成功していれば、変数B1が真(TRUE)と設定される。前記変数B1が真と設定されれば、前記登録モジュール51は前記バンドを分割して対称的なブロックを形成し(ステップS210)、その後、前記虹彩画像データをブロック単位で前記格納手段40に格納する(ステップS250)。前記虹彩の画像が処理される間、前記登録モジュール51は画像格納カウンター(I)及び前記画像カウンター(N)を逐次に増加させる(ステップS270及びステップS290)。
【0050】
図10aは前記参照虹彩画像登録過程における画像取得ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【0051】
図10aに示すように、前記変数が初期化された状態で、ステップS112で虹彩画像が入力されれば、前記輝度調節モジュール53は登録される前記虹彩周囲の可視光線の強度を調節し(Q=N×qi、ここでqiは最大輝度限界定数)、ステップS114で前記可視光線の強度を補正し、ステップS113で目の瞳孔の半径が調節される間、ステップS115で前記登録モジュール51は効果的な画像を取得する。次に、前記登録モジュール51は取得された画像を分析し、前記虹彩画像が参照虹彩画像として適しているか否かを判断する(ステップS117)。前記虹彩画像が適していなければ前記アルゴリズムはステップS115に戻り、前記虹彩画像が参照虹彩画像として適していれば、前記登録モジュール51は前記瞳孔半径によって前記虹彩画像を分類し(ステップS118)、前記格納手段40にある同一のクラスに属する同一の画像が存在しているか否かを判断する(ステップS119)。前記同一の画像が存在していれば、前記登録モジュールは前記画像が適しているか否かを判断し、前記変数S及びNを1ずつ増加させる(ステップS120及びステップS121)。ステップS119で同一の画像が存在していなければ、前記登録モジュール51は変数Nだけを1増加させる。
【0052】
図10bは図10aのステップS114における輝度補正ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【0053】
前記輝度補正ルーチンにおいて、前記登録モジュール51は前記提供された画像の輝度Qを分析し(ステップS114−1)、その後、前記提供された画像輝度Qが予め設定された基準輝度Mより小さいか否かを判断する(ステップS114−2)。前記提供された画像輝度Qが前記基準輝度より小さければ、前記輝度調節モジュール53は赤外線を照射して前記画像輝度を調節する(ステップS114−3)。
【0054】
図10cは図9の前記参照虹彩画像の登録過程における虹彩画像分割ルーチン(ステップS170)を説明するためのフローチャートである。
【0055】
前記虹彩画像分割ルーチンにおいて、前記登録モジュール51は前記数式1を用いて、瞳孔の境界を定義し(ステップS171)、前記数式2a 〜2bを通じて前記瞳孔の中心を定義する(ステップS172)。その後、前記登録モジュール51は、前記瞳孔の中心及び前記瞳孔の境界に基づいて前記虹彩の大きさを定義する(ステップS173)。前記虹彩の大きさが定義された後、前記登録モジュールは垂直に前記虹彩の画像を分割して多数のバンドを形成する(ステップS174)。
【0056】
図11は本発明の虹彩を用いた身元確認方法における身元確認過程の一実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【0057】
図11を参照すれば、前記MCU30が前記モード切替手段20により登録モードに設定され、一つ以上の虹彩の画像が入力されれば(ステップS410)、前記画像制御手段50の画像分析モジュール52は前記虹彩画像が前記参照虹彩画像との比較に適しているか否かを判断する(ステップS420)。前記虹彩画像が適していなければ、前記身元確認のアルゴリズムはステップS410に戻る。ステップS420で前記虹彩画像が適していれば、前記画像分析モジュール52は、前記格納手段40から対応する参照虹彩クラスを検索し(ステップS430)、前記対応する虹彩クラスが前記格納手段40に存在しているか否かを判断する(ステップS440)。前記対応する虹彩クラスが存在していなければ、前記画像分析モジュール52は否定のメッセージを出力し(ステップS530)、前記身元確認の過程(session)を終了する。
【0058】
ステップS440で、前記対応する虹彩クラスが前記格納手段40に存在していれば、前記画像分析モジュール52は、前記提供された虹彩画像と前記対応する虹彩クラスに属する参照虹彩画像との比較を開始する(S450)。前記データが比較される間、前記画像分析モジュール52は、垂直バンドを生成し、データブロックを設定してブロック単位で前記提供された虹彩画像と前記参照虹彩画像とを比較する(ステップS470)。即ち、前記提供された虹彩画像と前記参照虹彩画像の対応するブロックの主データ、副データ及び反主データがそれぞれ比較される。この場合、前記比較は、対応する絶対座標値から優先順位の降順に行われる。
【0059】
ステップS470で、前記バンドが適していなければ、前記画像分析モジュール52は、前記輝度Qが予め設定された値と同一であるかまたはそれよりも大きいかを判断する(S510)。ステップS510で前記条件が満たされていれば、前記画像分析モジュール52はステップS520で承認の結果を表示する。
一方、ステップS470で前記バンドが適していれば、前記画像分析モジュール52は前記それぞれのブロックの主データ、副データ及び反主データの一致性(equalities)を分析し(ステップS480)、バンドの依存性を分析する(ステップS490)。この場合、前記バンドの依存性は前記データブロックのバンドの優先順位によって加重される。結果的に、ステップS510で前記提供された虹彩画像がQ>Minの条件を満たしていれば、前記画像分析モジュール52は身元確認の結果を出力する(ステップS520)。一方、前記提供された画像が前記条件を満たしていなければ、前記画像分析モジュール52は否定の結果を出力する(ステップS530)。前記最終の結果は、前記副データの補正レベルの採択程度と共に絶対的な要素の一致性として表される。
【0060】
上述したように本発明の望ましい実施の形態に係る前記虹彩を用いた身元確認システム及び方法において、入力虹彩画像は異なる瞳孔の大きさを有する参照虹彩画像として、各参照虹彩画像は登録モードにおいて一つのクラスに属するように様々な状態(states)で格納されるが、虹彩の画像を証明するための入力であれば、前記入力虹彩画像は前記身元確認モードにおいて対応するクラスに属する参照虹彩画像と比較され、前記入力虹彩画像は対応する参照虹彩画像が前記システムに存在しているにもかかわらず、候補画像として見なされるだけで、特に前記入力画像の瞳孔半径が前記参照虹彩クラスのものと異なる場合、さらなる分析を排除して誤認識(misidentification)の可能性を非常に減少させる。
【0061】
前記誤認識率(e)は、次のように表すことができる。
ここで、Spは前記虹彩の画素数、Aは前記虹彩に対する前記虹彩特性要素の百分率、Bは平均画素の数及びCは前記虹彩の露出に対する前記バンド優先順位のパーセント値(percentage value)である。
【0062】
以上のように、最も実用的で望ましい実施の形態を考慮して本発明を説明したが、本発明は前記開示された実施の形態により限定されることなく、請求項の思想及び範囲内で構成される多様な変形及び均等な配列を含むことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 図1aは、先行技術の虹彩を用いた身元確認システムにおける誤認識の恐れを説明するための図である。
【図1b】 図1bは、先行技術の虹彩を用いた身元確認システムにおける誤認識の恐れを説明するための図である。
【図2】 図2は、本発明の望ましい実施の形態に係る虹彩を用いた身元確認システムを説明するブロック図である。
【図3】 図3は、図2の虹彩を用いた身元確認システムにおける参照虹彩画像と入力虹彩画像とを比較する過程を説明する図である。
【図4a】 図4aは、本発明において虹彩画像が分類される方法を説明するための図である。
【図4b】 図4bは、本発明において虹彩画像が分類される方法を説明するための図である。
【図5】 図5は、本発明において垂直に分割され優先順位が付与された虹彩を説明するための概略図である。
【図6】 図6は、図5の各バンドに分割された虹彩を説明するための概略図である。
【図7】 図7は、虹彩画像の瞳孔の中心が登録モジュールによって得られる方法を説明するための図である。
【図8】 図8(a)は基準画像輝度の軸上に副データ(auxiliary data)を示すグラフであり、図8(b)は、前記基準画像輝度の軸上に主データ(main data)を示すグラフであり、図8(c)は、前記基準画像輝度の軸上に反主データ(negative main data)を示すグラフであり、図8(d)は、前記基準画像輝度の軸上に補正された副データ(compensated auxiliary data)を示すグラフである。
【図9】 図9は、本発明に係る虹彩を用いた身元確認方法における参照虹彩画像の登録過程を説明するためのフローチャートである。
【図10a】 図10aは、図9の参照虹彩画像の登録過程における画像取得ステップを説明するためのフローチャートである。
【図10b】 図10bは、図10aの画像取得ステップにおける輝度補正ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図10c】 図10cは、図9の参照虹彩画像の登録過程における虹彩画像分割ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図11】 図11は、本発明に係る虹彩を用いた身元確認方法における身元確認過程を説明するためのフローチャートである。
Claims (41)
- 登録モード及び身元確認モードのうち一つを選択するためのモード切替手段と、
虹彩の画像を取得するための画像入力手段と、
登録モードにおいて参照虹彩画像として前記画像入力手段を通じて入力される虹彩画像を多数の実例(instances)で登録し、身元確認モードにおいて虹彩画像が前記画像入力手段に提供される際に、対応する参照虹彩画像(a corresponding reference iris image)を検索するための画像制御手段と、
前記登録された参照虹彩画像を格納するための参照虹彩画像格納手段と、
前記画像入力手段、モード切替手段、画像制御手段及び参照虹彩画像格納手段を相互協力するように制御するための主制御手段と、を備え、
前記画像制御手段は、
前記参照虹彩のサンプルとして実例を登録するための登録モジュールと、
前記虹彩画像が前記画像入力手段に提供される際に、前記対応する参照虹彩画像を検索し、前記提供された虹彩画像と前記検索された参照虹彩画像との類似性を分析するための画像分析モジュールと、を備え、
前記登録モジュールは、予め決められた瞳孔半径を有する前記実例を取得し、前記実例を一つ以上のクラスに区分し、前記実例をクラス情報を有する参照虹彩画像として格納し、
クラスに属するそれぞれの参照虹彩画像は多数の水平バンド(horizontal bands)を形成するように垂直に分割され、前記水平バンドは多数のブロックが対称的に形成された前記瞳孔の中心を貫通する垂直線により分割される虹彩を用いた身元確認システム。 - 前記クラスは、前記虹彩半径の範囲内で予め決められた間隔をもって最小瞳孔半径と最大瞳孔半径との間の距離を分割することによって区画される請求項1に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記水平バンドは、予め決められた順により付与された優先順位を有する請求項1に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記ブロックの大きさは、虹彩半径の範囲内における位置によって決められる請求項3に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記ブロックは、画素密度により定義される主データ(main data)、副データ(auxiliary data)及び反主データ(negative data)を備える請求項4に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記副データは、予め設定された基準輝度より小さい輝度を有し、前記主データは、前記副データの中で予め設定された基準画素密度より大きな画素密度を有するデータである請求項5に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記反主データは、前記予め設定された基準輝度より大きい輝度を有するデータの中で前記予め設定された基準画素密度より小さい画素密度を有するデータである請求項5に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記副データは、予め設定された輝度レベルに基づいて上位レベルの部分と下位レベルの部分とに分割される請求項6に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記上位レベルの部分は、前記予め設定された輝度レベルと最下位の輝度レベルとの間で区画され、前記下位レベルの部分は、前記予め設定された輝度レベルと前記基準輝度レベルとの間で区画されて、前記副データは、前記上位レベルと下位レベルのうちいずれか一つとして格納される請求項8に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 補正領域は、前記予め設定された輝度レベルの周囲で区画されて、微かな虹彩画像のデータレベルが前記補正レベルを用いた排他的論理和及び論理積の演算を通じて補正される請求項9に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記参照虹彩画像は、前記瞳孔の中心に対する絶対座標値として格納され、
前記瞳孔の中心は、多数の任意の瞳孔中心Iiを取得し、前記任意の瞳孔中心から候補となる瞳孔中心を抽出し、前記候補の瞳孔中心を用いて最終の瞳孔中心Tp(xp、yp)を計算する順に計算される請求項1に記載の虹彩を用いた身元確認システム。 - 前記任意の瞳孔中心Iiは、実際の瞳孔境界上の任意の2点S(x1、y1)とE(x2、y2)を選択し、前記2点SとEとを結ぶ線分を描いて円弧(segment)SEを形成し、前記円弧の中心に垂直線を描いて前記垂直線が前記瞳孔境界の点C(x3、y3)と交差するようにし、円弧SEとその上の点Cに基づいて前記任意の瞳孔中心を計算する方法で得られる請求項11に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記候補となる瞳孔中心は、全クラス範囲(whole class range)にある半径を有する請求項13に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 登録モード及び身元確認モードのうち一つを選択するためのモード切替手段と、
虹彩の画像を取得するための画像入力手段と、
登録モードにおいて参照虹彩画像として前記画像入力手段を通じて入力される虹彩画像を多数の実例(instances)で登録し、身元確認モードにおいて虹彩画像が前記画像入力手段に提供される際に、対応する参照虹彩画像(a corresponding reference iris image)を検索するための画像制御手段と、
前記登録された参照虹彩画像を格納するための参照虹彩画像格納手段と、
前記画像入力手段、モード切替手段、画像制御手段及び参照虹彩画像格納手段を相互協力するように制御するための主制御手段と、を備え、
前記画像制御手段は、
前記参照虹彩のサンプルとして実例を登録するための登録モジュールと、
前記虹彩画像が前記画像入力手段に提供される際に、前記対応する参照虹彩画像を検索し、前記提供された虹彩画像と前記検索された参照虹彩画像との類似性を分析するための画像分析モジュールと、を備え、
前記画像分析モジュールは、前記虹彩画像が画像入力手段に提供される際に、ターゲットのクラスを検索し、前記ターゲットのクラスが存在していれば前記クラスでターゲットの参照虹彩画像を検索し、
前記画像分析モジュールは、前記提供された虹彩画像を多数の水平バンドに分割し、前記バンドを対称的に分割することによってデータブロックを生成し、主データ、副データ及び反主データを有する前記データブロックをコード化する虹彩を用いた身元確認システム。 - 前記画像分析モジュールは、前記提供された虹彩画像と前記ターゲットの参照虹彩画像とを比較し、データ類似性及びバンド依存性を分析する請求項17に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記画像分析モジュールは、前記類似性及びバンド依存性の分析結果に基づいて、前記提供された虹彩画像が予め設定されたセキュリティレベルの条件を満たしているか否かを判断する請求項18に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記画像分析モジュールは、誤認識または偽造した無生物的虹彩の使用を予防するために、異なる瞳孔半径を有する一つ以上の虹彩画像を取得する請求項19に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記瞳孔半径は、可視光線を用いて前記画像入力手段の接眼レンズ周囲の輝度を調節することによって調節される請求項20に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記接眼レンズ周囲の輝度は、前記調節された輝度が予め設定された輝度より小さければ、非可視光線を用いて更に調節される請求項21に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記画像分析モジュールは、前記ブロックの絶対位置を考慮してブロック単位で前記提供された画像と前記ターゲットの参照虹彩画像とを比較する請求項17に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記画像分析モジュールは、前記ブロックでデータを画素密度によって主データ、副データ及び反主データに分類し、前記バンドの優先順位を付与する請求項23に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記画像分析モジュールは、前記バンドの優先順位を反映して、前記ブロックの対応する主データ、副データ及び反主データの類似性を分析し、前記類似性が予め設定されたセキュリティレベルの条件を満たしているか否かを判断して身元確認に対する分析結果を出力する請求項24に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 前記画像分析モジュールは、前記ブロックの前記バンドの優先順位によって前記ブロック類似性の依存度を付与する請求項25に記載の虹彩を用いた身元確認システム。
- 虹彩を用いた身元確認方法において、
(a)多数の虹彩画像を各個人から入力手段を通じて取得するステップと、
(b)前記虹彩画像を一つ以上のクラスに分類するステップと、
(c)前記虹彩画像を各個人に対する参照虹彩画像として対応するクラスに登録するステップと、
(d)記録媒体に前記参照虹彩画像を格納するステップと、
(e)身元確認のために多数の各個人別虹彩の実例を入力するステップと、
(f)各虹彩の実例と対応するクラスにある参照虹彩画像とを比較することによってターゲットの参照虹彩画像を検索するステップと、
(g)前記虹彩の実例を同一とするか否定するかを判断するステップと、を含み、
前記(d)ステップは、
(d1)多数のバンドを形成するために前記瞳孔の中心を通る水平線に基づいて各虹彩画像を垂直に分割するステップと、
(d2)前記バンドを対称的に分割することによってデータブロックを生成するステップと、
(d3)単位ブロックにある前記虹彩画像をコード化する(encoding)ステップと、
(d4)前記参照虹彩画像として前記虹彩画像を格納するステップと、を含む虹彩を用いた身元確認方法。 - 前記虹彩画像は、前記バンドの情報と共に格納される請求項27に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記バンドの情報は、参照優先順位を含む請求項28に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記バンドは、多数のブロックを生成するように前記瞳孔の中心を通る垂直線によって対称的に分割される請求項29に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記ブロックは、前記瞳孔と虹彩境界線との間の空間における位置によって異なる大きさを有する請求項30に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記ブロックは、画素密度によって分類された主データ、副データ及び反主データを備える請求項31に記載の虹彩を用いた確認方法。
- 虹彩を用いた身元確認方法において、
(a)多数の虹彩画像を各個人から入力手段を通じて取得するステップと、
(b)前記虹彩画像を一つ以上のクラスに分類するステップと、
(c)前記虹彩画像を各個人に対する参照虹彩画像として対応するクラスに登録するステップと、
(d)記録媒体に前記参照虹彩画像を格納するステップと、
(e)身元確認のために多数の各個人別虹彩の実例を入力するステップと、
(f)各虹彩の実例と対応するクラスにある参照虹彩画像とを比較することによってターゲットの参照虹彩画像を検索するステップと、
(g)前記虹彩の実例を同一とするか否定するかを判断するステップと、を含み、
前記虹彩画像が提供される際にターゲットのクラスを検索し、前記ターゲットのクラスが存在していれば、前記クラスでターゲットの参照虹彩画像を検索するステップを更に含み、
前記提供された画像は、多数の水平バンドに分割され、前記バンドは前記バンドが対称的なブロックに分割される順に分割されて、前記ブロックが主データ、副データ及び反主データをもってコード化される虹彩を用いた身元確認方法。 - 前記提供された虹彩画像は、前記ターゲットの参照虹彩画像と比較され、データ類似性及びバンド依存性が分析される請求項33に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 異なる瞳孔半径を有する一つ以上の虹彩画像が誤認識または偽造した無生物的虹彩の使用を予防するために取得される請求項34に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記瞳孔半径は、可視光線を用いて前記虹彩画像を提供するための目周囲の輝度を調節することによって調節される請求項35に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記輝度は、前記調節された輝度が予め設定された輝度より小さければ、非可視光線を用いて更に調節される請求項36に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記提供された画像と前記ターゲットの参照虹彩画像とは、前記ブロックの絶対位置を考慮してブロック単位で比較される請求項33に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記ブロックのデータは、画素密度によって主データ、副データ及び反主データに分類され、前記ブロックは前記バンドの優先順位が付与される請求項38に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記類似性が予め設定されたセキュリティレベルの条件を満たしているか否かを判断するために、前記ブロックの対応する主データ、副データ及び反主データの類似性は前記バンドの優先順位を反映することによって分析され、分析の結果が出力される請求項39に記載の虹彩を用いた身元確認方法。
- 前記ブロックは、前記ブロックの前記バンドの優先順位によって類似性の依存度が付与される請求項40に記載の虹彩を利用した身元確認方法。
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