JP4863136B2 - スクリュープレス型脱水機 - Google Patents

スクリュープレス型脱水機 Download PDF

Info

Publication number
JP4863136B2
JP4863136B2 JP2006091588A JP2006091588A JP4863136B2 JP 4863136 B2 JP4863136 B2 JP 4863136B2 JP 2006091588 A JP2006091588 A JP 2006091588A JP 2006091588 A JP2006091588 A JP 2006091588A JP 4863136 B2 JP4863136 B2 JP 4863136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earth
sand
outer cylinder
screw
screw shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006091588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007260746A (ja
Inventor
雄一 谷
昇 猪足
尚志 老田
勝治 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Penta Ocean Construction Co Ltd filed Critical Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority to JP2006091588A priority Critical patent/JP4863136B2/ja
Publication of JP2007260746A publication Critical patent/JP2007260746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4863136B2 publication Critical patent/JP4863136B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/125Control arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

本発明は、高含水の土砂を圧縮しつつ脱水するスクリュープレス型脱水機に関するものである。
スクリュープレス型脱水機は、例えば浚渫土や下水処理場で発生する汚泥のような高含水の土砂を脱水して減容化するか再利用するために一般に用いられている。
この種のスクリュープレス型脱水機として、図9に示す構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このスクリュープレス型脱水機1は、一端に土砂供給口2を有するホッパー3が設けられ他端に脱水された土砂排出口4を有する円筒型濾材の外筒5内に、スクリュー羽根6を外周に有するスクリュー軸7が回転自在に配置され、外筒5、スクリュー羽根6及びスクリュー軸7間の環状間隙容積8が土砂排出口4に向けて順次縮小され、土砂排出口4に近い側の外筒5の部分に外筒5内の土圧を計測する土圧計9が配置され、スクリュー軸7にはこれを回転するモータ10が接続され、土圧計9の出力は回転制御器11に接続され、回転制御器11の制御出力はモータ10に与えられていて、モータ10によるスクリュー軸7の回転で土砂を圧縮しつつ脱水して土砂排出口6から排出させるようになっている。この場合、円筒型濾材の外筒5は、脱水を行わせるために周面に多数の排水孔があけられた金属円筒や金網筒等により構成されている。
ところで、例えば浚渫土は浚渫区域により粘土質のものとか、砂礫質のものとかに、いろいろに変化する。粘土質の浚渫土砂はスクリュープレス型脱水機1の外筒5内で圧縮されてもあまり問題なく土砂排出口4から排出できるが、砂礫質の浚渫土砂はスクリュープレス型脱水機1の外筒5内で圧縮されてその充填長さがある程度長くなると機械的抵抗が大きくなって外筒5内で詰まってしまい、土砂排出口4から排出できなくなる。
特公平2−21920号公報
この種のスクリュープレス型脱水機1は、外筒5内の状況が見えにくく、特に外筒5の外周に保護カバーが被せされていると全く外筒5内の状況が見えず、このため外筒5内にある長さにわたって砂礫質の土砂が圧縮された場合には抵抗が大きくなり過ぎて外筒5内でのスクリュー軸7の回転ができなくなり、スクリュープレス型脱水機1を分解して詰まった土砂を取り出さなければならない面倒な作業が必要になる問題点があった。
本発明の目的は、外筒内での土砂の状況を監視しながら運転できるスクリュープレス型脱水機及びその運転方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、外筒内での土砂の状況の監視をモニタで見ながら運転できるスクリュープレス型脱水機及びその運転方法を提供することにある。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、一端に土砂供給口を有し他端に脱水された土砂排出口を有する円筒型濾材の外筒内に、スクリュー羽根を外周に有するスクリュー軸が回転自在に配置され、前記外筒、前記スクリュー羽根及び前記スクリュー軸間の環状間隙容積が前記土砂排出口に向けて順次縮小され、前記スクリュー軸の回転で前記土砂を圧縮しつつ脱水して前記土砂排出口から排出させるスクリュープレス型脱水機において、
前記外筒の長手方向を所要数のブロックに区画し、前記各ブロック毎に、スクリュー羽根6の回転による土砂の掻き上げ側であって、前記スクリュー軸の中心軸を通る水平面に対して上下大略45度の各位置に、その箇所の前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出する土砂有無検出センサが配置され、
前記各土砂有無検出センサによりこれらセンサの位置での前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出し、前記外筒内の長手方向における前記土砂の存在状況を把握して前記土砂の供給と前記スクリュー軸の回転数を制御するようにしたことにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、前記請求項1の構成に加え、前記外筒の土砂排出口に近い側からの複数のブロックにそれぞれ該外筒内の土圧を計測する土圧計を配置するとともに、前記各土砂有無検出センサによる前記外筒内の長手方向における前記土砂の存在状況を表示し且つ前記土圧計の計測値を表示するモニタを備え、該モニタには、現在から所定時間前までの前記各土圧計の計測値を表示させるようにしたことにある。
本発明によるスクリュープレス型脱水機によれば、下記のような優れた効果を得ることができる。
本発明に係るスクリュープレス型脱水機では、円筒型濾材よりなる外筒の長手方向に所要の間隔で、その箇所の前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出する土砂有無検出センサが配置されていることにより、外筒内での土砂の状況をこれら土砂有無検出センサで検出することができ、このため外筒内での土砂の状況を監視しながら運転することができる。それゆえ、外筒内にある長さにわたって例えば砂礫質の土砂が圧縮されて抵抗が大きくなり過ぎ、スクリュー軸の回転ができなくなり、スクリュープレス型脱水機を分解して詰まった土砂を取り出すような面倒な作業を回避することができ、作業性を改善することができる。
この場合、外筒をその長手方向を所要数のブロックに区画し、前記各ブロックに、その箇所の前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出する土砂有無検出センサが配置することにより、外筒内の土砂の状況をブロック単位で監視することができる。
土砂有無検出センサを、スクリュー軸の中心軸を通る水平面に対して上下大略45度の各位置に配置すると、これらの位置は排出方向に向かってスクリュー軸が回転している場合で、土砂が下半にしかないようなとき、土砂の掻き上げ方向になるので、土砂の検出の確実性が高くなる。
土砂有無検出センサは、エアーの圧力変化で作動する圧力スイッチで構成されていると、脱水を行う機器での使用なので水に阻害されずに作動させることができる。
圧力スイッチは、圧力エアーを供給する圧力エアー源と、該圧力エアー源から圧力エアーを供給するエアー配管と、該エアー配管の末端に設けられて外筒内に圧力エアーを排出するノズルとからなるエアー供給機構の圧力エアー源より離れていてノズルに近い側のエアー配管の途中に接続されていると、エアー配管の長手方向に沿った圧力勾配が圧力エアー源で高く反対側のノズルで低い傾斜勾配となっていて、この傾斜勾配のノズルに近い側のエアー配管の途中に接続された土砂有無検出センサの箇所のエアー圧力と圧力エアー源のエアー圧力とは差圧が大きくなって、ノズルの先端に土砂が存在してエアー圧力が上昇するのを確実に検出することができる。
前記外筒の土砂排出口に近い側の部分に該外筒内の土圧を計測する土圧計が配置され、該土圧計は前記土砂排出口に近い側から長手方向に所定の間隔で複数箇所に設けられていることにより、外筒内の土砂進行による圧縮状況の変化を適格に把握することができる。
各土砂有無検出センサによる外筒内の長手方向における土砂の存在状況を表示し且つ土圧計の計測値を表示するモニタを備えていると、外筒内の長手方向における土砂の存在状況を目視でき、制御を容易に行うことができる。
また、モニタは各土圧計の計測値を現在から所定時間前までの値を表示する構成になっていると、現在からそれに近い過去までの土圧の状態を目視でき、土圧の傾向がわかり、制御を容易に行うことができる。
本発明のスクリュープレス型脱水機は、各土砂有無検出センサによりこれらセンサの位置での外筒内に土砂が存在するか否かを検出し、外筒内の長手方向における土砂の存在状況と土圧計の計測値を把握して土砂の供給とスクリュー軸の回転数を制御するので、外筒内での土砂の状況をこれら土砂有無検出センサで検出することができ、このため外筒内での土砂の状況を監視しながら運転することができる。それゆえ、外筒内にある長さにわたって例えば砂礫質の土砂が圧縮されて抵抗が大きくなり過ぎ、スクリュー軸の回転ができなくなり、スクリュープレス型脱水機を分解して詰まった土砂を取り出すような面倒な作業を回避することができ、作業性を改善することができる。
各土砂有無検出センサによる外筒内の長手方向における土砂の存在状況を表示し且つ土圧計の計測値を表示するモニタを見ながら土砂の供給とスクリュー軸の回転数を制御すると、外筒内の長手方向における土砂の存在状況を目視しつつ、制御を容易に行うことができる。
モニタは土砂排出口に近い側から長手方向に所定の間隔で複数箇所に設けられた各土圧計の計測値を現在から所定時間前までの値を連続的に表示する構成になっていて、これら土圧計の計測値の現在から所定時間前までの表示を見ながら運転状況を制御すると、現在からそれに近い過去までの土圧の状態を目視でき、土圧の傾向がわかり、制御を容易に行うことができる。
以下、本発明に係るスクリュープレス型脱水機を実施する形態を図1〜図8について説明する。なお、前述した図9の従来例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のスクリュープレス型脱水機1は、図1、図2に示すように、一端に土砂供給口2をもつホッパー3を有し、他端に脱水された土砂排出口4を有する円筒型濾材の外筒5内に、スクリュー羽根6を外周に有するスクリュー軸7が回転自在に配置され、外筒5、スクリュー羽根6及びスクリュー軸7間の環状間隙容積8が土砂排出口4に向けて順次縮小され、スクリュー軸7の回転で土砂を圧縮しつつ脱水して土砂排出口4から排出させる構成になっている。スクリュー軸7は、モータ10で回転駆動されるようになっている。
外筒5、スクリュー羽根6及びスクリュー軸7間の環状間隙容積8が土砂排出口4に向けて順次縮小される構造は、本例ではスクリュー軸7を土砂供給口2から土砂排出口4に向かって外径が徐々に太くなる円錐状に形成することにより形成されている。土砂排出口4において、外筒5の端部に対向するスクリュー軸7の外周には、出口コーン12が固定されていて外筒5から出てくる土砂に圧力をかけるようになっている。スクリュー軸7の長手方向に出口コーン12を移動させて、外筒5の端部と出口コーン12との間隔を変えることにより外筒5から出てくる土砂の圧縮力を変えられるようになっている。
特に本例のスクリュープレス型脱水機1では、円筒型濾材よりなる外筒5の長手方向及び周方向に所要の間隔で、その箇所の前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出する土砂有無検出センサ13が配置されている。本例では、外筒5がその長手方向に所要数、本例ではNo.1〜No.8のリング状のブロックに区画し、その各ブロック毎にその位置の外筒5内に土砂が存在するか否かを検出する土砂有無検出センサ13が配置されている。外筒5は、図2に示すように、各ブロックで上下に分割できるようになっている。
本例では土砂有無検出センサ13は、図3(A)(B)に示すように、No.1〜No.7の各ブロックで、スクリュー軸7の中心軸を通る水平面に対して上下大略45度の各位置に配置されている。これら土砂有無検出センサ13の外筒5に対する取り付け位置は、土砂の排出方向に向かって右側周部、即ちスクリュー羽根6の回転による土砂の掻き上げ側に取り付けられている。No.8のブロックでは、土砂有無検出センサ13は、図3(C)に示すように、ホッパー3の上下方向に所定間隔で配置されている。ホッパー3のこれら土砂有無検出センサ13は、ホッパー3内の土砂の充填レベルがわかるような所定の間隔で設けることが好ましい。
土砂有無検出センサ13は図4〜図6に示すように、圧力エアーを供給する圧力エアー源14と、該圧力エアー源14から圧力エアーを供給するエアー配管15と、該エアー配管15の末端に設けられて外筒5内に圧力エアーを排出するノズル16とからなるエアー供給機構17と、該エアー供給機構17の前記エアー配管15の途中に接続され、該エアー供給機構17のエアーの圧力変化で作動する圧力スイッチ13Aとで構成されている。
この土砂有無検出センサ13のノズル16を外筒5の内周面に開口させ、そのノズル16部分に土砂の存在・不存在によってエアー配管15内の内圧が変化することにより圧力スイッチ13Aがオン・オフされるようになっているものであり、圧力スイッチ13Aは、ある設定圧力よりエアー圧力が上昇すると接点がオンとなる構成になっている。
圧力スイッチ13Aは、圧力エアー源14より離れていてノズル16に近い側に設置されており、このような位置に圧力スイッチ13Aを設けることにより、図6(A)(B)に示すように、エアー配管15の長手方向に沿った圧力勾配PSが圧力エアー源14で高く反対側のノズル16で低い傾斜勾配となっていて、この傾斜勾配のノズル16に近い側のエアー配管15Aの途中に接続された圧力スイッチ13Aの箇所のエアー圧力と圧力エアー源14のエアー圧力とは差圧が大きくなって、ノズル16の先端に土砂が存在してエアー圧力が上昇するのを確実に検出することができる。
圧力エアー源14としては、例えばコンプレッサーが用いられている。ノズル16は外筒5を貫通して外筒5に取り付けられていて、外筒5内に圧力エアーを排出するようになっている。
本例では、エアー配管15の途中に集中ヘッダー18が設けられていて、この集中ヘッダー18でエアー配管15が複数の分岐エアー配管15Aに分岐されている。各分岐エアー配管15Aの先端にノズル16がそれぞれ取り付けられている。集中ヘッダー18側で各分岐エアー配管15Aには、該分岐エアー配管15Aの開閉を行う止め弁19と、絞り弁20とがそれぞれ設けられている。圧力エアー源14に接続されているエアー配管15にも、圧力エアー源14と集中ヘッダー18寄りの位置に止め弁21,22が接続されている。ノズル16に近い側の分岐エアー配管15の途中には、土砂の逆流を止める逆止弁23が設けられている。
このような構成になっていると、ノズル16の位置により圧力勾配の違いがでるが、集中ヘッダー18の絞り弁20で個々に圧力勾配の違いを調整することができる。
土砂排出口4に近い側の外筒5の部分には、外筒5内の土圧を計測する土圧計9が配置されている。土圧計9は、土砂排出口4に近い側から長手方向に所定の間隔で複数箇所に設けられている。
本例の土圧計9は、No.1〜No.3の各ブロックの箇所に、スクリュー軸7の中心軸を通る水平面の近くの外筒5の部分に設けられている。具体的な取り付け方は、図7に示すように、外筒5に環状の取付け座24が貫通して取り付けられ、この取付け座24に土圧計9が差し込まれてネジ等で固定されるようになっている。
また、図8に示すように、各土砂有無検出センサ13による外筒5内の長手方向における土砂の存在状況を表示し且つ土圧計9の計測値を表示するモニタ25が設けられている。各土砂有無検出センサ13による外筒5内の長手方向における土砂の存在状況を表示する表示部26は、外筒5のNo.1〜No.8の各ブロックの土砂の存在状況を、土砂の存在、非存在を例えば色を変えて表示するようになっている。
土圧計9の計測値を表示する表示部27は、No.1〜No.3の各ブロックの各土圧計9の計測値を現在から所定時間前、本例では20分前までの値を色を変えて連続的に表示する構成になっている。また、モニタ25には、No.1〜No.8の各ブロックの各土圧計9の現在の計測値をデジタル値で表示する表示部27,28,29と、出口コーン12の開度(外筒5の端部から出口コーン12までの距離)をデジタル値で表示する表示部30と、スクリュー軸7の回転数をデジタル値で表示する表示部31と、モータ10に流れる電流をデジタル値で表示する表示部32とが設けられている。
次に、本例のスクリュープレス型脱水機の運転方法について説明する。運転開始時や終了時に、圧力エアー源14から送り出すエアー圧力を少し高めにして、分岐エアー配管15Aを含めたエアー配管15内及びノズル16内のパージを行う。ただし、そのエアー圧力は圧力スイッチ13Aの耐圧以下とする。
本例のスクリュープレス型脱水機の運転方法は、各土砂有無検出センサ13によりこれらセンサ13の位置での外筒5内に土砂が存在するか否かを検出し、外筒5内の長手方向における土砂の存在状況と土圧計9の計測値を把握して土砂のホッパー3に対する供給とモータ10によりスクリュー軸7の回転数を制御する。即ち、外筒5内の長手方向における土砂の存在状況(充填状況)とモータ10に流れる電流値による負荷状況を比較しながら、ホッパー3に供給する土砂の供給量を増減し、モータ10によりスクリュー軸7の回転数を増減し、適正な負荷状態になるように調整する。
このようにすると、外筒5内での土砂の状況をこれら土砂有無検出センサ13で検出することができ、このため外筒5内での土砂の状況を監視しながら運転することができる。それゆえ、外筒5内にある長さにわたって例えば砂礫質の土砂が圧縮されて抵抗が大きくなり過ぎ、スクリュー軸7の回転ができなくなり、スクリュープレス型脱水機1を分解して詰まった土砂を取り出すような面倒な作業を回避することができ、作業性を改善することができる。
この場合、モニタ25があり、このモニタ25で各土砂有無検出センサ13による外筒5内の長手方向における土砂の存在状況を表示部26で表示し且つ土圧計9の計測値を表示部27で表示する。表示部26は、外筒5のNo.1〜No.8の各ブロックの土砂の存在状況を、土砂の存在、非存在を例えば色を変えて表示する。
表示部27は、土砂排出口4に近い側から長手方向に所定の間隔で3箇所に設けられた各土圧計9、本例ではNo.1〜No.3の各ブロックの各土圧計9の計測値を、現在から所定時間前、本例では20分前までの値を、色を変えて連続的に表示する。また、モニタ25は、本例では、No.1〜No.8の各ブロックの各土圧計9の現在の計測値を表示部27,28,29においてデジタル値で表示し、出口コーン12の開度(外筒5の端部から出口コーン12までの距離)を表示部30においてデジタル値で表示し、スクリュー軸7の回転数を表示部31においてデジタル値で表示し、モータ10に流れる電流を表示部32においてデジタル値で表示している。
これらモニタ25の表示を見ながら土砂のホッパー3に対する供給とスクリュー軸7の回転数を制御する。例えば、土圧計9の計測値を表示する表示部27,28,29の表示値、またNo.1〜No.3の各ブロックの各土圧計9の計測値を、現在から所定時間前、本例では20分前までの値を、色を変えて連続的に表示する表示部27の各表示、また表示部32によるモータ10に流れる電流の表示値を見ながら外筒5内の圧力が上昇傾向にあり、電流値に示す負荷の余裕がない場合は、ホッパー3に対する土砂の供給量を下げ、負荷状態に余裕があればスクリュー軸7の回転数を上げる。
また、処理対象物である土砂の粘土質か砂礫質か等の性状によっても土砂の充填状況を調整する。例えば、砂礫が混入した圧縮性の少ない土質の場合は、ホッパー3に対する充填量が多いと、急激に負荷が高くなり、外筒5内で内部閉塞を起こす可能性があるため、ホッパー3に対する充填量を少なくする。土砂が圧縮性の大きい粘土質では、全体に十分な圧縮を作用させる必要があるため、負荷の許す限りホッパー3に対する土砂の充填量を多くする。
このようにすると、外筒5内の長手方向における土砂の存在状況を目視しつつ、現在からそれに近い過去までの土圧の状態を目視しつつ、制御を容易に行うことができる。
本発明の実施の一例を示すスクリュープレス型脱水機の縦断面図である。 同側面図である。 (A)は図2中のL−L線端面図、(B)は同M−M線端面図、(C)は同N−N線端面図である。 本例のスクリュープレス型脱水機の外筒に対する土砂有無検出センサ取り付け状態を示す断面図である。 本例で用いるエアー供給機構の説明図である。 (A)はエアー配管と土砂有無検出センサの関係を示す系統図、(B)はこのエアー配管の長手方向に沿った圧力勾配図である。 本例のスクリュープレス型脱水機の外筒に対する土圧計の取り付け状態を示す断面図である。 本例で用いるモニタの一例の正面図である。 従来のスクリュープレス型脱水機の縦断面図である。
1 スクリュープレス型脱水機
2 土砂供給口
3 ホッパー
4 土砂排出口
5 外筒
6 スクリュー羽根
7 スクリュー軸
8 環状間隙容積
9 土圧計
10 モータ
11 回転制御器
12 出口コーン
13 土砂有無検出センサ
13A 圧力スイッチ
14 圧力エアー源
15 エアー配管
15A 分岐エアー配管
16 ノズル
17 エアー供給機構
18 集中ヘッダー
19 止め弁
20 絞り弁
21,22 止め弁
23 逆止弁
24 取付け座
25 モニタ
26〜32 表示部

Claims (2)

  1. 一端に土砂供給口を有し他端に脱水された土砂排出口を有する円筒型濾材の外筒内に、スクリュー羽根を外周に有するスクリュー軸が回転自在に配置され、前記外筒、前記スクリュー羽根及び前記スクリュー軸間の環状間隙容積が前記土砂排出口に向けて順次縮小され、前記スクリュー軸の回転で前記土砂を圧縮しつつ脱水して前記土砂排出口から排出させるスクリュープレス型脱水機において、
    前記外筒の長手方向を所要数のブロックに区画し、前記各ブロック毎に、スクリュー羽根6の回転による土砂の掻き上げ側であって、前記スクリュー軸の中心軸を通る水平面に対して上下大略45度の各位置に、その箇所の前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出する土砂有無検出センサが配置され、
    前記各土砂有無検出センサによりこれらセンサの位置での前記外筒内に前記土砂が存在するか否かを検出し、前記外筒内の長手方向における前記土砂の存在状況を把握して前記土砂の供給と前記スクリュー軸の回転数を制御するようにしたことを特徴とするスクリュープレス型脱水機。
  2. 前記外筒の土砂排出口に近い側からの複数のブロックにそれぞれ該外筒内の土圧を計測する土圧計を配置するとともに、前記各土砂有無検出センサによる前記外筒内の長手方向における前記土砂の存在状況を表示し且つ前記土圧計の計測値を表示するモニタを備え、該モニタには、現在から所定時間前までの前記各土圧計の計測値を表示させるようにし、前記外筒内の長手方向における前記土砂の存在状況と前記土圧計の計測値を把握して前記土砂の供給と前記スクリュー軸の回転数を制御するようにしてなる請求項1に記載のスクリュープレス型脱水機。
JP2006091588A 2006-03-29 2006-03-29 スクリュープレス型脱水機 Expired - Fee Related JP4863136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006091588A JP4863136B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 スクリュープレス型脱水機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006091588A JP4863136B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 スクリュープレス型脱水機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007260746A JP2007260746A (ja) 2007-10-11
JP4863136B2 true JP4863136B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=38634250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006091588A Expired - Fee Related JP4863136B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 スクリュープレス型脱水機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4863136B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6246819A (ja) * 1985-08-22 1987-02-28 Yukio Koshikawa 粉体定量排出装置
JPS6332472A (ja) * 1986-07-28 1988-02-12 Inoue Japax Res Inc エクストル−ダ及びその制御方法
JPH0327045A (ja) * 1989-06-23 1991-02-05 Toshiba Corp プリント配線基板用露光装置
JPH03241120A (ja) * 1990-02-16 1991-10-28 Sumitomo Constr Co Ltd 掘削土砂の排土装置
JPH0698515B2 (ja) * 1990-11-29 1994-12-07 石垣機工株式会社 スクリュープレスの運転方法並びにその装置
JP3007352B1 (ja) * 1999-03-12 2000-02-07 株式会社 千葉コベックス スクリュ―コンベヤ装置。

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007260746A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2711914C (en) Self-monitoring system for evaluating and controlling adjustment requirements of leakage restricting devices in rotodynamic pumps
US7335311B2 (en) Sludge treatment
CA2760472C (en) Remote control for braking system of progressive cavity pump
CN107224772A (zh) 一种用于大型管道的快速置换式管道过滤器
EP2850410A1 (en) Apparatus and method for measuring viscosity of a fluid
JP4863136B2 (ja) スクリュープレス型脱水機
JP2010253536A (ja) スクリュープレス型脱水装置、及びその制御方法
KR20130048997A (ko) 공기발생장치
KR101422917B1 (ko) 자동 압력 조절용 스크류프레스
JP5954633B2 (ja) スクリュープレスにおける供回り防止装置
CN107224808A (zh) 一种快速置换式管道过滤器
CN109432850B (zh) 一种自动调节吸污间隙的过滤器
FI119975B (fi) Menetelmä separaattorin käyttämiseksi ja separaattori
CN206980259U (zh) 一种用于大型管道的快速置换式管道过滤器
AU2011100695A4 (en) Self Cleaning Strainer
JP6827366B2 (ja) 横軸ポンプ
JP6558547B2 (ja) スクリュープレスの運転方法
CN220728884U (zh) 一种提高回转窑挡轮使用寿命的装置
KR101750098B1 (ko) 중량측정 제어부와 교차사용 투웨이 이송관 시스템을 적용한 장시간 운전형 폐기물 이송시스템
DE4032118C2 (ja)
JP5869127B2 (ja) 水中軸受の摺動部劣化検知システム
CN204082535U (zh) 一种液体抽排装置
CN212674242U (zh) 消防水箱水位监测报警装置
CN219157291U (zh) 带有气囊检测装置的刮刀系统
JP2013205309A (ja) 脱水ケーキ含水率測定装置、汚泥脱水装置及び汚泥脱水装置の運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111028

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20171118

Year of fee payment: 6

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees