JP4863126B2 - サーバ監視システム及びサーバ監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サーバ監視システムに関し、特に監視項目の設定、管理に関する。
サーバ監視システムは、サーバの構成情報、障害情報、性能情報等を管理して、複数のサーバの稼動状態を監視するシステムである。通常、サーバ監視システムは、サーバを監視するシステムが導入するマネージャと、監視されるサーバが導入するエージェントと、監視員がエージェント状態を監視するためのユーザーインタフェースであるVIEWからなる。
従来、サーバ監視システムは、一台ごとのエージェントに対して監視項目の設定が行われていた。そのため、大量のエージェントを監視するには、膨大な設定作業が必要であった。また、人為的な作業は、設定時におけるケアレスミスを誘発する恐れもある。
この解決方法として、マネージャに予め標準設定用のテンプレートを用意しておく方法が取られている。この方法では、まず、標準設定用のテンプレートを用いて設定を行い、その後、各エージェント毎に設定内容を微調整する。しかし、サーバの構成要素は無数にあるため、監視項目単位で汎用的なテンプレートを準備することは困難である。また、実際にエージェントへ行った設定内容と、マネージャが保有する設定内容とに差異が生じやすい。さらに、テンプレートからの微調整作業は、作業員よる人為的設定であるため、設定ミス等を皆無にはできない。
今日、サーバの稼動数は、インターネットや企業内ネットワークの普及により、増加の一途を辿っている。そのため、サーバの正常運用が、企業における重大な課題となっており、サーバ監視システムの担う役割も重要になっている。サーバ監視システムは、監視すべきサーバの絶対数の増加に伴う重要性の高まりにつれ、その設定における、効率性、簡易性、リアルタイム性を求められている。このような、サーバ監視システムに関連する技術が、以下のとおりに開示されている。
特許文献1は、複数マシン間の同一性の確認を確実に実行する技術を確立する複数マシン間同一性の監視システムを開示している。特許文献1の複数マシン間同一性の監視システムは、マネージャと、マネージャに通信網を介して接続される複数のエージェントとから構成されている。マネージャは、監視項目を設定する監視項目設定部位と、監視対象としてエージェントを登録するエージェント登録部位とを形成し、監視項目設定部位は、複数の監視項目を一覧として設定する監視項目一覧部位と、監視データの定義を一覧として規定する監視データ定義一覧部位とから構成されている。マネージャは、監視項目について監視データ定義に基づく監視対象データを複数のエージェントから収集し、監視対象データの変動前の監視データとして第1データを記憶し、且つ、監視対象データの変動後の監視データとして第2データを記憶し、第1データと第2データとの間の同一性を解析する。
特許文献2は、人手を煩わせることなく、クライアントの運用監視を行うと共に、無数にある障害原因に応じたソフトウェアの更新を行うことのできるクライアント監視システムを開示している。特許文献2のクライアント監視システムは、少なくとも、更新すべきソフトウェアの情報を含む保守情報を、予め定められた検索ワードと関連付けて、記憶保持する第1のデータベースサーバと、ソフトウェアを更新するためのソフトウェア更新データを記憶保持する第2のデータベースサーバと、クライアントを監視する監視サーバと、を含んだクライアント監視システムであって、監視サーバは、障害を検知したクライアントに対して、少なくとも第1のデータベースサーバに対する検索ワードを含んだ障害情報を要求して、受信する手段と、障害情報に応じた保守情報を、第1のデータベースサーバに対して問合せて、受信する手段と、保守情報と、クライアント毎に予め定められたソフトウェア更新データを選択するための選択情報と、に応じたソフトウェア更新データを選択する手段と、選択したソフトウェア更新データを、第2のデータベースサーバに対して要求して、受信する手段と、ソフトウェア更新データを端末に対して送信して、端末に適用させる手段と、を備える。
特開2004−199143号公報 特開2003−233512号公報
本発明の目的は、人の手を煩わすことなく、効率的で簡易に、かつリアルタイムに設定を行うことが可能な、サーバ監視システムを提供することである。
本発明のサーバ監視システムは、監視を行う監視項目の設定を監視項目設定ファイルに基づいて行うエージェントと、エージェントの属性情報に基づいてエージェントのグループを作成し、エージェントへアクセスするためのアクセス情報をエージェントと対応させてグループ毎に記録したデータベースを保存するマネージャとを備え、エージェントは、グループのうちでエージェントの登録される登録グループに、既に登録されている他の同一グループ他エージェントのアクセス情報をマネージャから取得して、アクセス情報に基づいて同一グループ他エージェントから監視項目設定ファイルを取得する。
本発明のサーバ監視方法は、監視を行う監視項目の設定を監視項目設定ファイルに基づいて行うステップと、エージェントの属性情報に基づいて作成するエージェントのグループへ、エージェントへアクセスするためのアクセス情報をエージェントに対応させてグループ毎に記録したデータベースを保存するステップと、グループのうちでエージェントの登録される登録グループに既に登録されている他の同一グループ他エージェントのアクセス情報をマネージャから取得するステップと、アクセス情報に基づいて同一グループ他エージェントから監視項目設定ファイルを取得するステップとを備える。
本発明によれば、人の手を煩わすことなく、効率的で簡易に、かつリアルタイムに設定を行うことが可能な、サーバ監視システムを提供できる。
添付図面を参照して、本発明の実施形態によるサーバ監視システムを、以下に説明する。
[構成の説明]
始めに、図1から図6を用いて、本実施形態における、サーバ監視システムの構成の説明を行う。まず、図1は、本実施形態における、サーバ監視システムの構成を示している。本実施形態における、サーバ監視システムは、マネージャ100と、エージェント200と、監視網300を備える。
始めに、監視網300の説明を行う。監視網300は、マネージャ100とエージェント200との間の通信を接続する通信ネットワークである。監視網300は、一般に、ユーザートラヒックを転送するネットワークとは別に、監視トラヒック専用のネットワークとして構成される。なお、本実施形態で監視網300は、監視トラヒック専用に構成される場合のみに限定しない。監視網300は、ユーザートラヒックを転送するネットワークと同一、あるいは論理的に多重される場合がある。また、監視網300では、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の従来技術に基づいて通信が行われる。そのため、監視網300での通信方式の詳細な説明は省略する。
次に、エージェント200の説明を行う。エージェント200は、サーバ監視システムにおいて、複数のサーバのそれぞれに導入されるソフトウェアである。本実施形態では、サーバ監視システムを中心に説明を行うため、サーバシステムにおける、それぞれのサーバのクライアントに対する機能提供については説明を省略する。また、以下の説明において、特に明示がない限り、エージェント200と記載する場合は、エージェント200の導入されているサーバである。エージェント200は、サーバ監視システムにおいて、マネージャ100に監視される。
本実施形態において、エージェント200は、グループ化されている。図1を参照すると、エージェント200が、サーバグループ1とサーバグループ2にグループ化されている。サーバグループは、図示されないグループが、この他にも多数存在する。サーバグループは、同じ監視項目設定を有するエージェント200で構成されている。サーバグループは、同じ監視項目設定を有することに基づいてグループ化されるのであって、例えば、ネットワークセグメントや、物理的な設置場所等に基づくわけではないことを留意されたい。つまり、同じサーバグループ内のエージェント200は、同じ監視項目設定を有している。
図2は、図1を例としたサーバグループを示している。図2を参照すると、5台のエージェント200が、2つのサーバグループに分類されている。「サーバグループ1」には、「エージェント1、2」が登録されている。「サーバグループ1」に登録されている2台のエージェント200は、いずれも「設定項目1」を設定している。同様に、「サーバグループ2」には、「エージェント3、4、5」が登録されている。「サーバグループ2」に登録されている2台のエージェント200は、いずれも「設定項目2」を設定している。このように、同じサーバグループに登録されているエージェント200は、同じ監視項目を設定されている。
また、本実施形態において、各エージェント200は、同じサーバグループに登録された他のエージェント200から取得する監視項目設定用のファイルを用いて監視項目の設定を行う。エージェント200は、新たにサーバ監視システムに組み込まれると、マネージャ100にサーバグループの問合せを行い、同じサーバグループの他のエージェント200へのアクセス情報を取得する。エージェント200は、同じサーバグループの他のエージェント200から監視項目設定用のファイルを取得して、監視項目の設定を行う。
以下、エージェント200の構成について詳細に説明を行う。
図3は、エージェント200の構成を示す図である。エージェント200は、入力部210と、出力部220と、通信部230と、記憶部240と、処理部250とを備える。
まず、入力部210の説明を行う。入力部210は、キーボードやマウス等の入力装置で構成される。入力部210は、エージェント200の操作者等からの入力インターフェイスである。入力部210は、操作者等から入力されたデータを処理部250へ出力する。
次に、出力部220の説明を行う。出力部220は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される。出力部220は、処理部250等からの出力データであるサーバの設定画面や、その他の情報を表示する。
次に、通信部230の説明を行う。通信部230は、通信ポート等で構成される。通信部230は、監視網300と接続されており、監視網300を介して、マネージャ100や、他のエージェント200と通信を行うことが可能である。通信部230は、監視網300において使用されるプロトコルに基づいて通信をおこなう。通信部230は、受信したデータを処理部250へ出力し、処理部250が出力したデータを監視網300へ出力する。
次に、記憶部240の説明を行う。記憶部240は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等で構成される。記憶部240は、エージェント200の機能を実現するための処理用プログラムやデータを保存している。
また、記憶部240は、監視項目設定用のファイルである監視項目設定ファイル241を保存している。監視項目設定ファイル241は、エージェント200が、エージェント200の導入されているサーバにおいて、状態情報収集を行う項目を記録している。本実施形態において、エージェント200は、監視項目設定ファイル241を同じサーバグループに登録された他のエージェント200から取得する。
次に処理部250の説明を行う。処理部250は、CPU(Central Processing Unit)等で構成される。処理部250は、記憶部240に保存された処理用プログラムを読み込んで実行することによって、エージェント200の機能を実現する。
また、処理部250は、入力受付手段251と、マネージャ問合せ手段252と、設定ファイル取得手段253と、設定ファイル受渡し手段254と、項目設定手段255とを備える。
まず、入力受付手段251の説明を行う。入力受付手段251は、入力部210に入力された入力情報を受け付ける。
次に、マネージャ問合せ手段252の説明を行う。マネージャ問合せ手段252は、マネージャ100に対して問合せを行う。また、マネージャ問合せ手段252は、マネージャ100からの応答や通知を入力する。
次に、項目設定手段255の説明を行う。項目設定手段255は、設定ファイル取得手段253が取得した監視項目設定ファイル241を記憶部240へ保存する。項目設定手段255は、監視項目設定ファイル241を用いて、監視項目を設定する。
次に、マネージャ100の説明を行う。マネージャ100は、サーバシステムにおいて、監視用サーバに導入されるソフトウェアである。以下の説明において、特に明示がない限り、マネージャ100と記載する場合は、マネージャ100の導入されている監視用サーバと同意である。
マネージャ100は、サーバ監視システムにおいて、複数のエージェント200を監視する。マネージャ100は、エージェント200の状態情報を管理する。エージェント200の状態情報の内容は、後述する。また、マネージャ100は、遠隔でエージェント200の監視項目の設定や変更を行うことが可能である。マネージャ100は、サーバグループへエージェント200を登録する。マネージャ100は、エージェント200からの問合せを受け付けて処理を行う。
以下、マネージャ100の構成について詳細に説明する。
図4は、マネージャ100の構成を示す図である。マネージャ100は、入力部110と、出力部120と、通信部130と、記憶部140と、処理部150と、を備える。
まず、入力部110の説明を行う。入力部110は、キーボードやマウスで構成される。入力部110は、マネージャ100の操作者等からの入力インターフェイスである。入力部110は、操作者等から入力されたデータを処理部150へ出力する。
次に出力部120の説明を行う。出力部120は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される。出力部120は、処理部150等からの出力データを表示する。出力部120は、サーバ監視システムの監視者がエージェント200の状態情報を確認するためのユーザーインターフェイスであるVIEWを表示する場合がある。
次に、通信部130の説明を行う。通信部130は、通信ポート等で構成される。通信部130は、監視網300と接続されており、監視網300を介して、マネージャ100や、他のエージェント200と通信を行うことが可能である。通信部130は、監視網300において使用されるプロトコルに基づいて通信をおこなう。受信したデータを処理部150へ出力し、処理部150が出力したデータを監視網300へ出力する。
記憶部140は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成される。記憶部140は、マネージャ100の機能を実現するための処理用プログラムやデータを保存している。
また、記憶部140は、構成管理データベース(以下、構成管理DB)141を備える。構成管理DB141は、エージェント200の状態情報を記録している。構成管理DB141は、サーバグループ毎のエージェント200の登録状態、サーバグループ毎の設定項目および設定項目値の内容等を記録している。なお、区別するために、エージェント200の監視項目設定ファイル241における監視項目と監視項目値は、マネージャ100の構成管理DB141では、設定項目と設定項目値と記載する。監視項目と設定項目、あるいは監視項目値と設定項目値は、それぞれ同じ項目である。
図5Aから図5Dを用いて、構成管理DB141の説明を行う。図5Aから図5Dは、構成管理DB141が保存しているデータベースを示している。
まず、図5Aを参照すると、データテーブル40は、サーバの種類(以下、サーバ種別)を記録している。サーバ種別は、データベースサーバ(以下、DBサーバ)、アプリケーションサーバ(以下、APサーバ)、WWW(World Wide Web)サーバ(以下、WEBサーバ)等がある。なお、サーバ種別は、これに限定しない。
次に、図5Bを参照すると、データテーブル群41は、サーバの種類毎のサーバグループを記録している。データテーブル群41は、DBサーバのサーバグループに関するデータテーブル411と、APサーバに関するデータテーブル412と、WEBサーバのサーバグループに関するデータテーブル413を備える。なお、データテーブル群41は、サーバ種別に対応したより多くのデータテーブルを備える場合がある。
いずれのデータテーブルも、エージェントテーブル名と設定項目テーブル名を、サーバグループ名に対応させて記録している。サーバグループ名は、サーバグループ毎に一意に定められた名称である。サーバグループ名は、サーバグループ毎に一意に定められたIDや識別子でもよい。エージェントテーブル名は、サーバグループ毎のエージェント200を登録するデータテーブルの名称である。エージェントテーブル名は、一意に定められたIDや識別子でもよい。設定項目テーブル名は、サーバグループ毎の全ての設定項目を登録したデータテーブルである。設定項目テーブル名は、一意に定められたIDや識別子でもよい。
次に、図5Cを参照すると、データテーブル群42は、エージェントテーブルである。エージェントテーブルは、サーバグループ毎のエージェント200を記録したデータテーブルである。説明の簡易のため、図5Cには、サーバ種別がDBサーバであるサーバグループのエージェントテーブルを示している。エージェントテーブルは、DBサーバのサーバグループの数と同じ数のテーブルが存在する。つまり、図5Bのデータテーブル411に登録されているサーバグループの数(1〜n個)のデータテーブルが存在する。データテーブル421は、エージェントテーブル名1であり、DBサーバのサーバグループ名1に登録された、全てのエージェント200を記録している。データテーブル421は、各エージェント200のエージェント名と、エージェント名に対応してIPアドレスを記録している。なお同様に、サーバ種別がAPサーバとWEBサーバである、図示されないエージェントテーブルも存在する。
次に、図5Dを参照すると、データテーブル群43は、設定項目テーブルである。設定項目テーブルは、サーバグループ毎の監視項目設定における設定項目と、設定項目に対応した設定項目値を記録したデータテーブルである。設定項目値は、対応する設定項目を監視するか否かを示している。設定項目値に「1」が記録されているときは、当該設定項目を監視する。一方、設定項目値に「0」が記録されているときは、当該設定項目を監視しない。なお、説明の簡易のため、図5Dには、サーバ種別がDBサーバであるサーバグループの設定項目テーブルを示している。設定項目テーブルは、DBサーバのサーバグループの数(1〜n個)データテーブル数が存在する。データテーブル431は、DBサーバのサーバグループ名1に対応する設定項目及び設定項目値が記録されている。なお同様に、図示されない、サーバ種別がAPサーバとWEBサーバの設定項目テーブルも存在する。
マネージャ100は、設定項目テーブルに、監視項目設定用の設定項目と、設定項目値を記録している。つまり、マネージャ100が管理を行うのは、各サーバグループにおいて、どの設定項目が監視されているかという情報である。そのため、例えば、マネージャ100は、当該設定項目における閾値等の具体的な値は管理していない。一方、エージェント200は、監視項目設定ファイル241に、監視項目と、監視項目値、及び各監視項目の閾値を記録している。つまり、各エージェント200は、設定項目の具体的な閾値等の値まで管理している。
図6は、マネージャ100が保存する構成管理DB141の項目設定テーブルの内容と、エージェント200が保存する監視項目設定ファイル241のデータテーブルの内容とを表している。
データテーブル81は、マネージャ100が保存する構成管理DB141の設定項目テーブルの例である。データテーブル81は、当該サーバグループ(ここでは、サーバグループ名:DBS−101)が、どの設定項目を監視しているかを記録している。データテーブル81を参照すると、当該サーバグループは、性能監視を行わず(設定項目値が「0」)、ログ監視と閾値判定を行う(設定項目値「1」)設定となっていることが確認できる。このように、マネージャ100は、サーバグループ毎の設定項目に対する監視状態を管理している。
一方、データテーブル82は、エージェント200が保存する監視項目設定ファイル241のデータテーブルの例である。データテーブル82は、エージェント200の監視状態の実設定を記録している。データテーブル82は、エージェント200における監視項目と、監視項目値、監視項目における閾値を記録している。データテーブル82は、データテーブル81における、設定項目「閾値判定」の詳細設定を記録している。データテーブル82を参照すると、設定項目「閾値判定」では、「異常値の上限監視 異常閾値」の閾値判定を行い(設定値「1」)、上限閾値が「80」と記録されている。また、データテーブル82は、「異常値の上限監視 異常閾値」以外の3項目は、閾値判定を行わない(設定値「0」)と記録している。エージェント200の監視項目設定ファイル241は、「閾値判定」以外の、例えば「ログ監視」に対しても、図示されない詳細設定を記録している。このように、エージェント200の監視項目設定ファイル241は、各監視項目において、実際の監視に必要となる閾値等の詳細設定まで記録している。
次に、処理部150の説明を行う。処理部150は、CPU(Central Processing Unit)等で構成される。処理部150は、記憶部140に保存された処理用プログラムを読み込んで実行することによって、マネージャ100の機能を実現する。
処理部150は、問合せ受付手段151と、検索手段152と、構成変更手段153と、問合せ応答手段154と、通知手段155とを備える。
まず、問合せ受付手段151の説明を行う。問合せ受付手段151は、エージェント200からの問合せを受け付ける。
次に、検索手段152の説明を行う。検索手段152は、エージェント200からの問合せに基づいて、記憶部140の構成管理DB141を検索する。
次に、構成変更手段153の説明を行う。構成変更手段153は、エージェント200からの問合せに基づいて、構成管理DB141の登録の更新(構成変更)を行う。
次に、問合せ応答手段154の説明を行う。問合せ応答手段154は、エージェント200からの問合せの応答を行う。
次に、通知手段155の説明を行う。通知手段155は、エージェント200へ通知を行う。
以上が、本実施形態における構成の説明である。
[動作方法の説明]
次に、本実施形態における、サーバ監視システムの動作方法の説明を行う。
(エージェント200追加時の動作方法)
まず、図7を用いて、本実施形態のサーバ監視システムにおける、エージェント200を新たに追加した場合の動作方法の説明を行う。図7は、本実施形態のサーバ監視システムにおいて、エージェント200を新たに追加した場合の動作フローである。
(ステップS10)
エージェント200が、操作者によって、サーバ監視システムに新たに追加される。新たに追加されたエージェント200の操作者は、エージェント200の出力部220に表示される設定画面において、入力部210から検索項目を入力する。本実施形態において、エージェント200は、同じサーバグループの他のエージェント200(以下、同一グループ他エージェント)から監視項目設定ファイル241を取得する。これに先立って、エージェント200は、同一グループ他エージェントのアクセス情報(以下、本実施形態ではIPアドレス)を、マネージャ100から取得する。そのために、操作者は、マネージャ100において検索を行うための検索項目として、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値、エージェント名、及びIPアドレス等を入力する。なお、検索項目はこれらに限定しない。例えば、検索項目は、オペレーションシステムの種類等でもよく、サーバグループの分類方法に伴って変化する。
(ステップS20)
エージェント200の入力受付手段251は、入力部210からの検索項目の入力を受け付ける。入力受付手段251は、検索項目をマネージャ問合せ手段252へ出力する。マネージャ問合せ手段252は、通信部230を介して、マネージャ100へ、検索項目として、エージェント200のサーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値、エージェント名、及びIPアドレスを含めたサーバグループ問合せを行う。監視網300は、通信部230から送信された、サーバグループ問合せをマネージャ100へ転送する。
(ステップS30)
マネージャ100の問合せ受付手段151は、監視網300から通信部130を介して、エージェント200のサーバグループ問合せを入力する。問合せ受付手段151は、サーバグループ問合せを、検索手段152へ出力する。
(ステップS40)
検索手段152は、問合せ受付手段151から、サーバグループ問合せを入力する。検索手段152は、記憶部140の構成管理DB141から、サーバグループ問合せに含まれた検索項目である、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値に一致するサーバグループを検索する。検索手段152は、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値に一致するサーバグループを特定すると、検索結果として、構成管理DB141から当該サーバグループに登録された同一グループ他エージェントのIPアドレスを抽出する。
なお、IPアドレスは、当該サーバグループ内で予め定められた代表の同一グループ他エージェントのIPアドレスのみを抽出しても良いし、当該サーバグループ内から複数の同一グループ他エージェントのIPアドレスを抽出しても良い。
一方、検索手段152は、サーバ種別と監視項目が一致するサーバグループが特定できない場合、検索結果として「該当サーバグループなし」と決定する。なお、マネージャ100における検索動作は、後に詳述する。検索手段152は、検索結果を問合せ応答手段154に出力する。
(ステップS50)
問合せ応答手段154は、検索手段152から検索結果を入力する。問合せ応答手段154は、通信部130を介して、検索結果を含めたサーバグループ問合せ応答を、エージェント200へ応答する。監視網300は、通信部130から送信された、サーバグループ問合せ応答をエージェント200へ転送する。
(ステップS60)
エージェント200のマネージャ問合せ手段252は、通信部230を介して、サーバグループ問合せ応答を入力する。マネージャ問合せ手段252は、サーバグループ問合せ応答に含まれる検索結果を取得する。マネージャ問合せ手段252は、検索結果が「該当サーバグループなし」の場合、項目設定手段255へ、手動設定命令を出力する。この場合は、エージェント200の操作者が、手動設定を行う。手動設定時の動作方法は、後に詳述する。
一方、マネージャ問合せ手段252は、検索結果に同一グループ他エージェントのIPアドレスが含まれている場合、設定ファイル取得手段253へ、同一グループ他エージェントのIPアドレスと共に、設定ファイル取得命令を出力する。
(ステップS70)
設定ファイル取得手段253は、マネージャ問合せ手段252から、同一グループ他エージェントのIPアドレスと共に、設定ファイル取得命令を入力する。設定ファイル取得手段253は、通信部230を介して、同一グループ他エージェントのIPアドレス宛てに、監視項目設定ファイル241を取得するための設定ファイル取得要求を出力する。監視網300は、通信部230から送信された設定ファイル取得要求を、同一グループ他エージェントのIPアドレス宛てに転送する。
(ステップS80)
同一グループ他エージェントの設定ファイル受渡し手段254は、監視網300から通信部230を介して、エージェント200からの設定ファイル取得要求を入力する。
(ステップS90)
設定ファイル受渡し手段254は、記憶部240の監視項目設定ファイル241を取得する。設定ファイル受渡し手段254は、監視項目設定ファイル241を含めた設定ファイル取得応答を、通信部230を介して出力する。監視網300は、通信部230から送信された設定ファイル取得応答を、エージェント200へ転送する。
(ステップS100)
エージェント200の設定ファイル取得手段253は、監視網300から通信部230を介して、設定ファイル取得応答を入力する。設定ファイル取得手段253は、設定ファイル取得応答に含まれた監視項目設定ファイル241を項目設定手段255へ出力する。
なお、当該同一グループ他エージェントへの設定ファイル取得要求が、何かしらの原因でエラーとなった場合には、同じ同一グループ他エージェントへファイル取得要求を再送しても良いし、マネージャ100から複数の同一グループ他エージェントのIPアドレスを取得していれば、他のIPアドレス宛てにファイル取得要求を送信しても良い。
(ステップS110)
項目設定手段255は、設定ファイル取得手段253から監視項目設定ファイル241を入力する。設定項目手段255は、監視項目設定ファイル241を、記憶部140に保存(あるいは、更新)する。設定項目手段255は、監視項目設定ファイル241を用いて、監視項目の設定を行う。
以上が、本実施形態における、サーバ監視システムにエージェント200を新たに追加した場合の動作方法の説明である。
次に、図8および図5Aから図5Dを用いて、本実施形態における、マネージャ100での検索動作の動作方法の説明を行う。図8は、マネージャ100での検索動作の動作フローである。
(ステップS200)
前述のステップS30、及びステップS40より、マネージャ100の問合せ受付手段151は、監視網300から通信部130を介して、エージェント200のサーバグループ問合せを受け付ける。問合せ受付手段151は、サーバグループ問合せを、検索手段152へ出力する。検索手段152は、問合せ受付手段151から、サーバグループ問合せを入力する。
(ステップS210)
検索手段152は、サーバグループ問合せから、検索項目として、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値、エージェント名、及びIPアドレスを取得する。検索手段152は、記憶部140の構成管理DB141からサーバ種別に対応するデータテーブルを選択する(図5Aのデータテーブル40)。本説明において、サーバグループ問合せに含まれるサーバ種別は「データベースサーバ」であるとする。検索手段152は、DBサーバのサーバグループが記録されたデータテーブルを選択する(図5Bのデータテーブル411)。
(ステップS220)
検索手段152は、設定項目テーブルに記録された設定項目名および設定項目名に対応する設定項目値と、サーバグループ問合せに含まれる監視項目名と監視項目名に対応する監視項目値を比較して、一致する設定項目テーブルを特定する。本実施形態において、サーバーグループは、サーバグループ名1からサーバグループ名nが付与されている。また、設定項目テーブルは、サーバグループ名に対応して、設定項目テーブル名1から設定項目テーブル名nが付与されている。検索手段152は、始めにN=1として、サーバグループ名1に対応する設定項目テーブル名1を選択する(図5Dのデータテーブル431)。
(ステップS230)
検索手段152は、設定項目テーブル名Nのデータテーブル431に記録されている全ての設定項目名K(K=1〜k)と、設定項目名Kに対応する設定項目値K(K=1〜k)とが、サーバグループ問合せに含まれる全ての監視項目名と、監視項目名に対応する監視項目値と、一致するか否か項目の比較を行う。データテーブル431は、設定項目名に対応する設定項目値を、監視する「設定値1」、あるいは監視しない「設定値0」と記録している。検索手段152は、サーバグループ問合せに含まれる全ての監視項目名と監視項目値が、データテーブル431の全ての設定項目名および設定項目値と一致するかを比較する。
(ステップS240)
検索手段152は、現在選択している設定項目テーブル名Nに記録されている設定項目名Kと設定項目値Kに対応する設定項目値が、サーバグループ問合せに含まれる監視項目名と監視項目値に対応する設定値と一致するかを判定する。一致する場合、ステップS250へ進む。一方、一致しない場合、ステップS260へ進む。
(ステップS250)
現在選択している設定項目テーブルNに記録されている設定項目名Kおよび設定項目値Kが、サーバグループ問合せに含まれる監視項目名および監視項目値と一致する場合、検索手段152は、新たに追加されたエージェント200が、サーバグループNに属すると、判定する。検索手段152は、サーバグループNに対応するエージェントテーブルNを選択する(図5Cのデータテーブル群42のいずれか)。エージェントテーブルNは、サーバグループ名Nに登録されている全てのエージェント名M(M=1〜m)と、エージェント名Mに対応するIPアドレスを記録している。検索手段152は、エージェントテーブルMに記録されているエージェント名Mに対応するIPアドレスを抽出する。検索手段152は、検索結果として、エージェント名Mに対応するIPアドレスを、問合せ応答手段154へ出力する。なお、検索手段152は、エージェント名Mに対応するIPアドレスを、代表として1つのみ抽出しても良いし、複数抽出しても良い。この後は、前述のステップS50の動作となる。
さらに、検索手段152は、構成変更手段153へ、新たに追加されたエージェント200のエージェント名とIPアドレスと共に、エージェント追加命令を出力する。構成変更手段153は、検索手段152からエージェント追加命令を入力する。構成変更手段153は、サーバグループ名Nのエージェントテーブル名Nに、新たに追加されたエージェント200のエージェント名と、IPアドレスを追加する。これによって、新たに追加されたエージェント200は、サーバグループ名Nのサーバグループに登録される。
(ステップS260)
現在選択している設定項目テーブルNに記録されている設定項目名Kおよび設定項目値Kが、サーバグループ問合せに含まれる監視項目名および監視項目値と一致しない場合、検索手段152は、新たに追加されたエージェント200が、サーバグループNに属しないと、判定する。検索手段152は、全てのサーバグループに対する比較処理が終了したかを判定する。全てのサーバグループとの比較が終了した場合は、ステップS270へ進む。一方、全てのサーバグループとの比較が終了していない場合は、ステップS280へ進む。
(ステップS270)
全てのサーバグループに対応する設定項目テーブルNに記録された設定項目名Kおよび設定項目値Kが、サーバグループ問合せに含まれる監視項目名および監視項目値と一致しない場合、検索手段152は、新たに登録されたエージェント200が、属するサーバグループは存在しないと判定する。検索手段152は、検索結果として「該当サーバグループなし」と決定する。検索手段152は、検索結果として「該当サーバグループなし」を、問合せ応答手段154へ出力する。この後は、前述のステップS50の動作となる。
(ステップS280)
全てのサーバグループに対応する、設定項目テーブルNに記録された設定項目名Kおよび設定項目値Kと、サーバグループ問合せに含まれる監視項目名および監視項目値との比較が終了していない場合、検索手段152は、N=N+1とする。この後、ステップS230へ戻る。
以上が、本実施形態における、マネージャ100での検索動作の動作方法の説明である。
次に、図9を用いて、本実施形態における、エージェント200からのサーバグループ問合せにおいて、対応するサーバグループが存在しない場合の動作方法の説明を行う。図9は、エージェント200からのサーバグループ問合せにおいて、対応するサーバグループが存在しない場合の動作フローである。
(ステップS300)
前述のステップS60より、エージェント200のマネージャ問合せ手段252は、通信部230を介して、サーバグループ問合せ応答を入力する。マネージャ問合せ手段252は、サーバグループ問合せ応答に含まれる検索結果を取得する。マネージャ問合せ手段252は、検索結果が「該当サーバグループなし」の場合、項目設定手段255へ、手動設定命令を出力する。項目設定手段255は、出力部220へ、監視項目の自動設定を行えなかった旨のメッセージを表示する。項目設定手段255は、手動設定画面を出力部220へ表示する。
(ステップS310)
エージェント200の操作者は、出力部220へ表示された手動設定画面にしたがって、入力部210から設定を入力する。エージェント200の操作者は、監視項目名、監視項目名に対応する監視項目値、監視項目に対する閾値、あるいはその他必要となる監視項目設定を手動にて行う。
(ステップS320)
エージェント200の操作者は、監視項目設定を完了する。項目設定手段255は、監視項目の設定完了を検知して、マネージャ問合せ手段252へ、手動設定完了通知を出力する。
(ステップS330)
マネージャ問合せ手段252は、項目設定手段255から、手動設定完了通知を入力する。マネージャ問合せ手段252は、通信部230を介して、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値、エージェント名、及びIPアドレスを含めた、サーバグループ登録要求をマネージャ100へ出力する。監視網300は、通信部230から送信されるサーバグループ登録要求を、マネージャ100へ転送する。
(ステップS340)
マネージャ100の問合せ受付手段151は、監視網300から通信部130を介して、サーバグループ登録要求を入力する。問合せ受付手段151は、構成変更手段153へ、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値、エージェント名、及びIPアドレスと共に、サーバグループ追加命令を出力する。
(ステップS350)
構成変更手段153は、問合せ受付手段151から、構成変更手段153へ、サーバ種別、監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値、エージェント名、及びIPアドレスと共に、サーバグループ追加命令を入力する。構成変更手段153は、記憶部140の構成管理DB141の各データテーブルへ、エージェント200を登録する。構成変更手段153は、サーバ種別が新規であればデータテーブル40へ、サーバ種別を追加する。構成変更手段153は、新たなサーバグループを作成する。構成変更手段153は、エージェントテーブル、設定項目テーブルを作成して、新たなサーバグループと対応付けて登録する。構成変更手段153は、新たなエージェントテーブルへ、エージェント200のエージェント名、及びIPアドレスを記録する。構成変更手段153は、新たな設定項目テーブルへ、エージェント200の監視項目名と設定項目名に対応する監視項目値を登録する。これによってエージェント200は、新たなサーバグループに登録される。
(ステップS360)
構成変更手段153は、記憶部140の構成管理DB141の各データテーブルへ、エージェント200の登録が完了すると、問合せ応答手段154へ、サーバグループ追加完了通知を出力する。問合せ応答手段154は、構成変更手段153からサーバグループ追加完了通知を入力する。問合せ応答手段154は、通信部230を介して、サーバグループ登録完了応答を、エージェント200へ出力する。監視網300は、通信部230から送信された、サーバグループ登録完了応答を、エージェント200へ転送する。
(ステップS370)
エージェント200のマネージャ問合せ手段252は、監視網300から通信網230を介して、サーバグループ登録完了応答を入力する。
以上が、本実施形態における、エージェント200からのサーバグループ問合せにおいて、対応するサーバグループが存在しない場合の動作方法の説明である。
次に、図10を用いて、本実施形態における、エージェント200の監視項目の設定変更を行った場合の動作方法の説明を行う。図10は、本実施形態における、エージェント200の監視項目の設定変更を行った場合の動作フローである。
(ステップS400)
マネージャ100の操作者は、遠隔でエージェント200の監視項目設定の変更を行う。マネージャ100によるエージェント200の遠隔操作は従来技術によるので、詳細な説明は省略する。
(ステップS410)
エージェント200の項目設定手段255は、設定変更を受け付ける。なお、エージェント200の設定変更は、遠隔で行う場合に限定しない。操作者が、エージェント200を直接操作することによって監視項目の設定変更を行う場合は、本ステップS410から開始となる。
(ステップS420)
項目設定手段255は、監視項目の設定変更を、記憶部240の監視項目設定ファイル241へ反映する。設定変更の反映は、設定の保存処理や、エージェント200のリスタート等が考えられるが、これらは従来技術であるので、詳細な説明を省略する。エージェント200は、設定変更を反映することによって、エージェント200が登録されるサーバグループの同一グループ他エージェントと設定の差異が発生する。項目設定手段255は、マネージャ問合せ手段252へ、設定変更通知を出力して、監視項目設定の変更が発生したことを通知する。
(ステップS430)
マネージャ問合せ手段252は、項目設定手段255から、設定変更通知を入力する。マネージャ問合せ手段252は、通信部230を介して、設定変更通知をエージェント名、IPアドレス、及び監視項目設定ファイル241を含めて、マネージャ100へ出力する。監視網300は、通信部230から送信された、設定変更通知をマネージャ100へ転送する。
(ステップS440)
マネージャ100の問合せ受付手段151は、監視網300から通信部130を介して、設定変更通知を入力する。問合せ受付手段151は、設定変更通知を検索手段152へ出力する。
(ステップS450)
検索手段152は、設定変更通知に含まれるエージェント名あるいはIPアドレスから、エージェント200の登録されているサーバグループを特定する。検索手段152は、エージェント200の登録されているサーバグループにおける、全ての同一グループ他エージェントのIPアドレスを抽出する。検索手段152は、設定変更通知命令を、抽出した全ての同一グループ他エージェントのIPアドレスと共に、通知手段155へ出力する。
また、検索手段152は、特定したサーバグループと共に、設定変更通知を、構成変更手段153へ出力する。構成変更手段153は、設定変更通知を入力する。構成変更手段153は、設定変更通知に含まれる監視項目と監視項目値とが、構成管理DB141における特定されたサーバグループの設定項目と設定項目値と、同一であるかを判定する。構成変更手段153は、設定変更通知に含まれる監視項目と監視項目値とが、構成管理DB141における特定されたサーバグループの設定項目と設定項目値と、異なる場合は、設定変更通知に含まれる監視項目と監視項目値とに基づいて、構成管理DB141のデータを更新する。
(ステップS460)
通知手段155は、検索手段152から、設定変更通知命令と、エージェント200の登録されているサーバグループにおける、全ての同一グループ他エージェントのIPアドレスを入力する。通知手段155は、通信部130を介して、全ての同一グループ他エージェントへ、エージェント200のIPアドレスを含めた設定変更通知を出力する。監視網300は、通信部130から送信された設定変更通知を、エージェント200の登録されているサーバグループにおける、全ての同一グループ他エージェント(以下、本説明において、全同一グループ他エージェント)へ転送する。
(ステップS470)
全同一グループ他エージェントのマネージャ問合せ手段252は、監視網300から通信部230を介して、設定変更通知を入力する。マネージャ問合せ手段252は、設定ファイル取得手段253へ、エージェント200のIPアドレスと共に、設定ファイル取得命令を出力する。
(ステップS480)
設定ファイル取得手段253は、マネージャ問合せ手段252から、エージェント200のIPアドレスと共に、設定ファイル取得命令を入力する。設定ファイル取得手段253は、通信部230を介して、エージェント200宛てに、監視項目設定ファイル241を取得するための設定ファイル取得要求を出力する。監視網300は、通信部230から送信された設定ファイル取得要求を、エージェント200宛てに転送する。
(ステップS490)
エージェント200の設定ファイル受渡し手段254は、監視網300から通信部230を介して、全同一グループ他エージェントからの設定ファイル取得要求を入力する。なお、全同一グループ他エージェントは、設定ファイル取得要求を、集中しないように送信する。例えば、マネージャ100が、全同一グループ他エージェントへ設定変更通知を送付するタイミングを時間的にずらす事によって集中しないようにしても良い。また、仮にエージェント200へ対して同時に複数の設定ファイル取得要求が集中したとしても、エージェント200が処理を時間的にずらしながら行うことで対応が可能である。
(ステップS500)
設定ファイル受渡し手段254は、記憶部240の監視項目設定ファイル241を取得する。設定ファイル受渡し手段254は、監視項目設定ファイル241を含めた設定ファイル取得応答を、通信部230を介して出力する。監視網300は、通信部230から送信された設定ファイル取得応答を、全同一グループ他エージェントへ転送する。
(ステップS510)
全同一グループ他エージェントの設定ファイル取得手段253は、監視網300から通信部230を介して、設定ファイル取得応答を入力する。設定ファイル取得手段253は、設定ファイル取得応答に含まれた監視項目設定ファイル241を項目設定手段255へ出力する。なお、エージェント200への設定ファイル取得要求が、何かしらの原因でエラーとなった場合には、再度エージェント200へ設定ファイル取得要求を再送しても良い。
(ステップS520)
項目設定手段255は、設定ファイル取得手段253から監視項目設定ファイル241を入力する。設定項目手段255は、監視項目設定ファイル241を、記憶部140に保存(あるいは、更新)して、監視項目設定ファイル241を適用する。項目設定手段255は、監視項目設定ファイル241の適用が完了すると、マネージャ問合せ手段252へ、設定変更完了通知を出力する。
(ステップS530)
マネージャ問合せ手段252は、項目設定手段255から設定変更完了通知を入力する。マネージャ問合せ手段252は、通信部230を介して、設定変更完了通知をマネージャ100へ出力する。監視網300は、通信部230から送信された設定変更完了通知を、マネージャ100へ転送する。
(ステップS540)
マネージャ100の問合せ受付手段151は、監視網300から通信部130を介して、設定変更完了通知を入力する。問合せ受付手段151が、全ての同一グループ他エージェントからの設定変更完了通知を入力すると、本動作は終了となる。なお、全ての同一グループ他エージェントから設定変更完了通知を入力できない場合には、当該同一グループ他エージェントへ再度設定変更通知を送信しても良い。
以上が、本実施形態における、エージェント200の監視項目の設定変更を行った場合の動作方法の説明である。
なお、エージェント200の削除を行う場合について、例えば、通常の監視で行われるポーリングにおいて、ポーリング無応答による障害通知を応用して、一定時間応答の無いものは登録を削除する等の方法が考えられる。
ここまで説明してきたとおり、本発明によれば次のような効果を得ることが可能となる。
まず、新たにサーバ監視システムに追加されたエージェント200は、同一グループ他エージェントから監視項目設定ファイル241を取得して監視項目の設定を行う。これによって、新たに追加されたエージェント200は、即座に監視項目の設定が可能である。また、本動作は自動的に行われるため、操作者は、各エージェント200毎に設定を行う必要がない。そのため、手間を掛けることなく効率的で容易に設定を行うことが可能であり、また、操作者の手動設定による設定ミスを減らすことが可能である。
次に、サーバグループ内の1つのエージェント200に対して設定変更を行った場合、同一グループ他エージェントは、設定変更が行われたエージェント200から監視項目設定ファイル241を取得することによって設定変更を行うことができる。これによって、同一グループ他エージェントは、設定変更の反映を即座に行うことが可能である。また、本動作は自動的に行われるため、手間を掛けることなく効率的で容易に設定を行うことが可能であり、また、操作者の手動設定による設定ミスを減らすことが可能である。さらに、同一サーバグループ内の設定の同一性を効率的で容易に、かつリアルタイムに図ることが可能となる。
次に、マネージャ100の構成管理DB141は、構成管理DB141に含まれない新たなエージェント200を登録する場合、自動的に新規サーバグループとして登録される。このため、マネージャ100が保存する構成管理DB141は、常に最新の状態で維持することが可能である。また、監視項目に対する個別の閾値等の実設定項目は、エージェント200が管理を行うため、従来のマネージャ100における構成管理データに比べ規模を削減することができる。
以上が、本実施形態の説明である。なお、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解しえる様々な変更を行うことができる。
本発明のサーバ監視システムの構成を示す図である。 サーバグループの概念を示す図である。 エージェント200の構成を示す図である。 マネージャ100の構成を示す図である。 構成管理DB141のデータテーブルを示す図である。 構成管理DB141のデータテーブルを示す図である。 構成管理DB141のデータテーブルを示す図である。 構成管理DB141のデータテーブルを示す図である。 マネージャ100とエージェント200の設定項目を示す図である。 エージェント200追加登録時の動作フローである。 エージェント200追加登録時における、マネージャ100の検索動作フローである。 エージェント200追加登録時における、対応するサーバグループが存在しなかった場合の動作フローである。 エージェント200監視項目設定変更時の動作フローである。
符号の説明
1 サーバグループ1
2 サーバグループ2
40 サーバ種別テーブル群
41 サーバグループテーブル群
42 エージェントテーブル群
43 設定項目テーブル群
81 マネージャ100が管理する設定項目テーブル
82 エージェント200が管理する監視項目テーブル
100 マネージャ
110 入力部
120 出力部
130 通信部
140 記憶部
141 構成管理DB
150 処理部
151 問合せ受付手段
152 検索手段
153 構成変更手段
154 問合せ応答手段
155 通知手段
200 エージェント
210 入力部
220 出力部
230 通信部
240 記憶部
241 監視項目設定ファイル
250 処理部
251 入力受付手段
252 マネージャ問合せ手段
253 設定ファイル取得手段
254 設定ファイル受渡し手段
255 項目設定手段
300 監視網
411 DBサーバのサーバグループテーブル
412 APサーバのサーバグループテーブル
413 WEBサーバのサーバグループテーブル
421 エージェントテーブル名1のエージェントテーブル
422 エージェントテーブル名2のエージェントテーブル
423 エージェントテーブル名nのエージェントテーブル
431 設定項目テーブル名1の設定項目テーブル
432 設定項目テーブル名2の設定項目テーブル
433 設定項目テーブル名nの設定項目テーブル

Claims (10)

  1. 監視を行う監視項目の設定を監視項目設定ファイルに基づいて行うエージェントと、
    前記エージェントの属性情報に基づいて前記エージェントのグループを作成し、前記エージェントへアクセスするためのアクセス情報を前記エージェントと対応させて前記グループ毎に記録したデータベースを保存するマネージャとを備え、
    前記エージェントは、前記グループのうちで前記エージェントの登録される登録グループに、既に登録されている他の同一グループ他エージェントの前記アクセス情報を前記マネージャから取得して、前記アクセス情報に基づいて前記同一グループ他エージェントから前記監視項目設定ファイルを取得する
    サーバ監視システム。
  2. 請求項1に記載のサーバ監視システムであって、
    前記エージェントは、前記エージェントの属性情報を前記マネージャへ送信し、
    前記マネージャは、前記属性情報に基づいて、前記エージェントを登録するべき前記グループを特定する
    サーバ監視システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のサーバ監視システムであって、
    前記エージェントは、前記監視項目設定ファイルに設定変更を加えると、前記属性情報を含むエージェント設定変更通知を前記マネージャへ送信し、
    前記マネージャは、前記エージェント設定変更通知に含まれる前記属性情報に基づいて、前記エージェントの前記登録グループを特定し、前記登録グループの全ての同一グループ他エージェントへ前記エージェントのアクセス情報を含めたマネージャ設定変更通知を出力する
    サーバ監視システム。
  4. 請求項3に記載のサーバ監視システムであって、
    前記エージェントは、前記マネージャ設定変更通知を入力すると、前記マネージャ設定変更通知に含まれた前記アクセス情報に基づいて、前記アクセス情報に対応する前記同一グループ他エージェントから前記監視項目設定ファイルを取得し、前記監視項目設定ファイルを用いて前記監視設定の更新を行う
    サーバ監視システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のサーバ監視システムであって、
    前記属性情報は、前記エージェントのサーバ種別、及び監視するべき監視項目である
    サーバ監視システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のサーバ監視システムであって、
    前記アクセス情報は、IPアドレスである
    サーバ監視システム。
  7. エージェントが、監視を行う監視項目の設定を監視項目設定ファイルに基づいて行うステップと、
    マネージャが、前記エージェントの属性情報に基づいて作成する前記エージェントのグループへ、前記エージェントへアクセスするためのアクセス情報を前記エージェントに対応させて前記グループ毎に記録したデータベースを保存するステップと、
    エージェントが、前記グループのうちで前記エージェントの登録される登録グループに既に登録されている他の同一グループ他エージェントの前記アクセス情報を前記マネージャから取得するステップと、
    エージェントが、前記アクセス情報に基づいて前記同一グループ他エージェントから前記監視項目設定ファイルを取得するステップと
    を備えるサーバ監視方法。
  8. 請求項7に記載のサーバ監視方法であって、
    エージェントが、前記エージェントの属性情報を前記マネージャへ送信するステップと、
    マネージャが、前記属性情報に基づいて、前記エージェントを登録するべき前記グループを特定するステップと
    をさらに備えるサーバ監視方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載のサーバ監視方法であって、
    エージェントが、前記監視項目設定ファイルに設定変更を加えると、前記属性情報を含むエージェント設定変更通知を前記マネージャへ送信するステップと、
    マネージャが、前記エージェント設定変更通知に含まれる前記属性情報に基づいて前記エージェントの前記登録グループを特定するステップと、
    マネージャが、前記登録グループの全ての同一グループ他エージェントへ前記エージェントのアクセス情報を含めたマネージャ設定変更通知を出力するステップと
    をさらに備えるサーバ監視方法。
  10. 請求項9に記載のサーバ監視方法であって、
    エージェントが、前記マネージャ設定変更通知を入力すると、前記マネージャ設定変更通知に含まれた前記アクセス情報に基づいて、前記アクセス情報に対応する前記同一グループ他エージェントから前記監視項目設定ファイルを取得するステップと、
    エージェントが、前記監視項目設定ファイルを用いて前記監視設定の更新を行うステップと
    をさらに備えるサーバ監視方法。
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