JP2006139649A - 被監視マシンとエージェントのポート番号変更方法およびシステム - Google Patents

被監視マシンとエージェントのポート番号変更方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 被監視マシンのエージェントを監視する監視システムにおいて、各エージェントに割り当てられるポート番号の変更および被監視マシン自体のポート番号の変更に対応する。
【解決手段】 被監視マシン103は、そのエージェントのポート番号が変更されるたびに監視マシン102に通知する。監視マシン102のマネージャ112は、監視対象エージェント・テーブル110に登録される該当するエージェントのポート番号を受け取ったポート番号で更新する。また被監視マシン103は、自分のポート番号を監視マシン102に通知する。マネージャ112は、被監視マシン・テーブル105に登録される該当する被監視マシンのポート番号を受け取ったポート番号で更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、監視マシンが複数の被監視マシンのエージェントを監視するネットワーク監視システムに関する。
ネットワーク監視システムにおいて、監視マシンは、被監視マシンのエージェントに割り当てられたポートを用いてそのエージェントを監視する。被監視マシンが同時に複数のSNMP(Simple Network Management Protocol)エージェントを使用する場合、ユーザは、各エージェントに使われていないポート番号を割り当てる必要がある。また監視マシン側のユーザは、監視マシンに対して各エージェントに割り当てられたポート番号を指定しなければならない。監視マシンは、変更後のポート番号を用いて各エージェントのMIB(Management Information Base)を取得する。
特開2004−21549号公報(特許文献1)は、一つの被監視マシンが一つのエージェントをもつようなネットワーク監視システムを開示する。
特開2004−21549号公報
上記従来技術によれば、MIBの収集先である被監視マシンのエージェントが増えるとともに、監視マシン側のユーザは、手動で各エージェントにポート番号を設定する負担が増えるという問題がある。また被監視マシン自体のポート番号および監視マシンのポート番号が固定でなければならないという制約があった。
本発明の目的は、被監視マシンのエージェントに割り当てられるポート番号が変更される場合、被監視マシンが複数のエージェントをもつ場合、被監視マシンのポート番号が変更された場合に、自動的にポート番号の変更に対応することにある。
本発明は、被監視マシンのエージェントのポート番号が変更されるたびに監視マシンに通知する技術を特徴とする。また被監視マシン自体のポート番号が変更されたとき、監視マシンに通知する技術を特徴とする。
本発明によれば、監視マシン側のユーザが被監視マシンのエージェントのポート番号を手動で設定しなくても、自動的に監視できる。また監視中に被監視マシンのポート番号に変化があっても、監視可能である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるエージェントの自動監視システムの構成を示す図である。本システムは、監視マシン102、複数の被監視マシン103およびユーザ端末101から構成される。図1は、被監視マシン103として被監視マシン103-1および被監視マシン103-2がある場合の例を示している。ユーザ端末101は伝送路を介して監視マシン102に接続される。被監視マシン103は、図示しないネットワークを介して監視マシン102に接続される。
監視マシン102は、CPU、メモリ、記憶装置などを有する計算機である。この記憶装置は、被監視マシン・テーブル105、監視対象エージェント・テーブル110および優先エージェント・テーブル111を格納する。被監視マシン・テーブル105は、監視対象とする被監視マシン103のポート番号を格納する。監視対象エージェント・テーブル110は、監視対象とするエージェントのポート番号などを格納する。優先エージェント・テーブル111は、同じMIBオブジェクトをもつ複数のエージェントの中で優先的に監視対象とするエージェントのエンタプライズIDを格納する。なお監視マシン102の記憶装置は、当該監視マシン102についてそのIPアドレスとポート番号を格納する図示しないテーブルを保持する。
マネージャ112は、監視マシン102のメモリに格納され、CPUによって実行されるプログラムである。マネージャ112は、ユーザ端末101から入力されるデータおよび被監視マシン103から受信するSNMPトラップ・メッセージに基づいて、被監視マシン・テーブル105、監視対象エージェント・テーブル110および優先エージェント・テーブル111の各エントリの追加・変更・削除を行う。またマネージャ112は、被監視マシン・テーブル105、監視対象エージェント・テーブル110および優先エージェント・テーブル111を参照して監視対象とする被監視マシン103および監視対象とするエージェントを決定する。
ユーザ端末101は、入力装置、表示装置などを有する端末装置である。
被監視マシン103は、CPU、メモリ、記憶装置などを有する計算機である。この記憶装置は、監視マシン・テーブル106を格納する。監視マシン・テーブル106は、被監視マシン103が通信の対象とする監視マシン102のポート番号を格納する。なおこの記憶装置は、当該被監視マシン103についてそのIPアドレスとポート番号を格納する図示しないテーブルを保持する。少なくとも1つのエージェント108は、被監視マシン103のメモリに格納され、CPUによって実行されるプログラムである。各エージェント108は、監視対象となるMIBオブジェクトを有し、マネージャ112の監視対象となり得る。監視マシン102とエージェント108との間に図示しない制御プログラムが存在する。この制御プログラムは、マネージャ112と通信し、監視マシン・テーブル106の該当するエントリの追加・変更・削除を行う。
図2は、監視対象エージェント・テーブル110のデータ構成を示す図である。テーブルの各エントリは、IPアドレス、エンタプライズIDおよびポート番号を含む。各々被監視マシン103のIPアドレス、そのエージェントのエンタプライズID、およびそのエージェントに割り当てられたポート番号を示す。エンタプライズIDは、そのエージェントの識別子である。マネージャ112は、エージェント108のMIBオブジェクトを監視するとき、このテーブルを参照して通信のためのポート番号を取得する。各エントリは、被監視マシン103から受信したSNMPトラップ・メッセージにより登録される。
なお被監視マシン103は、その被監視マシン103に属する各エージェントについて、IPアドレス、エンタプライズIDおよびポート番号を格納する図示しないテーブルをもつ。
図3は、優先エージェント・テーブル111のデータ構成を示す図である。テーブルの各エントリは、MIBオブジェクトグループおよびエンタプライズIDを含む。MIBオブジェクトグループは、そのMIBオブジェクトの名称を示す。複数のエージェント108が同じMIBオブジェクトをもっている場合、マネージャ112は、このテーブルを参照して優先的にMIBオブジェクトの値を要求するエージェントを決める。
図4は、被監視マシン・テーブル105のデータ構成を示す図である。テーブルの各エントリは、IPアドレスおよびポート番号を含む。各々被監視マシン103のIPアドレスとポート番号を示す。各エントリは、ユーザ端末101または被監視マシン103から入力された情報により登録される。ポート番号の指定がなければデフォルト値が設定される。
図5は、監視マシン・テーブル106のデータ構成を示す図である。テーブルの各エントリは、IPアドレスおよびポート番号を含む。各々監視マシン102のIPアドレスとポート番号を示す。マネージャ112は、SNMPメッセージを用いて自監視マシン102のIPアドレスとポート番号を被監視マシン103へ送信し、被監視マシン103がこれを監視マシン・テーブル106に設定する。ポート番号が指定されていない場合には、マネージャ112は、デフォルト値を設定する。図5は、監視マシン102が複数存在する場合、または1つの監視マシン102が複数のIPアドレスをもつ場合の例を示している。
図6は、マネージャ112が被監視マシン103のIPアドレスとポート番号を登録するときの処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、ユーザ端末101からIPアドレスとポート番号の登録要求を受信する(ステップ701)。次にマネージャ112は、被監視マシン・テーブル105を参照し、受信したIPアドレスがすでに被監視マシン・テーブル105に存在するか否か判定する(ステップ702)。被監視マシン・テーブル105に存在しなければ、マネージャ112は、受信したIPアドレスとポート番号を被監視マシン・テーブル105に追加する(ステップ703)。ポート番号の指定がなければデフォルト値が設定される。次にマネージャ112は、SNMPメッセージにより自監視マシン102のIPアドレスとポート番号をステップ701において情報の送信元の被監視マシン103またはそのIPアドレスに該当する被監視マシン103へ送信する(ステップ704)。受信したIPアドレスがすでに被監視マシン・テーブル105に存在すれば、マネージャ112は、ステップ703,704を実行することなく処理を終了する。被監視マシン103のIPアドレスとポート番号が被監視マシン・テーブル105に追加されたことにより、その被監視マシン103が監視の対象となる。ステップ704は、該当する被監視マシン103が監視対象となったことを確認する意味をもつ。
一方、被監視マシン103は、監視マシン102から監視マシン102のIPアドレスとポート番号を受信し、監視マシン・テーブル106を参照して受信したIPアドレスが監視マシン・テーブル106に存在しなければ、受信したIPアドレスとポート番号を監視マシン・テーブル106に追加する。
図7は、マネージャ112が被監視マシン・テーブル105から被監視マシン103のIPアドレスとポート番号を削除するときの処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、ユーザ端末101からIPアドレスの削除要求を受信する(ステップ801)。次にマネージャ112は、被監視マシン・テーブル105を参照し、受信したIPアドレスが被監視マシン・テーブル105に存在するか否か判定する(ステップ802)。被監視マシン・テーブル105に存在すれば、マネージャ112は、該当するIPアドレスとポート番号を被監視マシン・テーブル105から削除する(ステップ803)。次にマネージャ112は、SNMPメッセージにより自監視マシン102のIPアドレスとポート番号をステップ801において情報の送信元の被監視マシン103またはそのIPアドレスに該当する被監視マシン103へ送信する(ステップ804)。受信したIPアドレスが被監視マシン・テーブル105に存在しなければ、マネージャ112は、ステップ803,804を実行することなく処理を終了する。被監視マシン103のIPアドレスとポート番号が被監視マシン・テーブル105から削除されたことにより、その被監視マシン103が監視の対象から外れる。ステップ804は、該当する被監視マシン103が監視対象外となったことを確認する意味をもつ。
図8は、マネージャ112が被監視マシン・テーブル105のポート番号を変更するときの処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、被監視マシン103からSNMPトラップ・メッセージによりポート番号の変更要求を受信する(ステップ901)。このSNMPトラップは、IPアドレスと変更後のポート番号を含む。次にマネージャ112は、被監視マシン・テーブル105を参照し、受信したIPアドレスが被監視マシン・テーブル105に存在するか否か判定する(ステップ902)。被監視マシン・テーブル105に存在すれば、マネージャ112は、該当するIPアドレスに対応するポート番号を変更後のポート番号に更新する(ステップ903)。受信したIPアドレスが被監視マシン・テーブル105に存在しなければ、マネージャ112は、ステップ903を実行することなく処理を終了する。
図9は、被監視マシン103がそのエージェント108を起動するときの処理の流れを示すフローチャートである。被監視マシン103は、エージェント108の1つを立ち上げ(ステップ1001)、ポート番号を生成し、そのエージェントにポート番号を割り当てる(ステップ1002)。割り当てられるポート番号は、他のエージェントによって使われていないものである。被監視マシン103は、そのエージェントのエンタプライズIDと対応させて割り当てたポート番号を図示しないテーブルに登録する。なお被監視マシン103に接続されている端末装置又は被監視マシン103の入力装置を介してユーザが手動でエージェントにポート番号を割り当ててもよい。被監視マシン103は、同様に割り当てたポート番号をこのテーブルに登録する。次に被監視マシン103は、そのエージェントのプロセスを起動する(ステップ1003)。プロセスが起動できた場合(ステップ1004はい)、被監視マシン103は、監視マシン・テーブル106を参照し、SNMPトラップを用いてそのエージェントに割り当てたポート番号とエンタプライズIDをすべての監視マシン102へ送信する(ステップ1005)。
図10は、被監視マシン103がそのエージェント108を停止させるときの処理の流れを示すフローチャートである。被監視マシン103は、エージェント108の1つのプロセスの動作を終了させる(ステップ1101)。プロセスが終了できた場合(ステップ1102はい)、被監視マシン103は、監視マシン・テーブル106を参照し、SNMPトラップを用いてそのエージェントのポート番号とエンタプライズIDをすべての監視マシン102へ送信する(ステップ1103)。プロセスが終了できない場合は、プロセスが異常終了した場合であり、被監視マシン103は処理を終了させる。
図11は、マネージャ112が監視対象エージェント・テーブル110を変更するときの処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、被監視マシン103からSNMPトラップ・メッセージを受信したとき、SNMPトラップの種別により処理を分岐させる。IPアドレスとポート番号を受信したとき、図8に示す処理を開始する。監視マシン102がポート番号とエンタプライズIDを受信したとき(ステップ1201)、マネージャ112は、監視対象エージェント・テーブル110を参照して受信したポート番号とエンタプライズIDが監視対象エージェント・テーブル110に登録されているか否かを判定する(ステップ1202)。テーブルに登録されている場合、マネージャ112は、監視対象エージェント・テーブル110からそのエントリを削除する(ステップ1203)。テーブルに登録されていない場合、マネージャ112は、受信したポート番号とエンタプライズIDをもつエントリを監視対象エージェント・テーブル110に追加する(ステップ1204)。
図12は、マネージャ112が優先エージェント・テーブル111にエントリを追加する処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、ユーザ端末101からMIBオブジェクトとエンタプライズIDの登録要求を受け取る(ステップ1301)。マネージャ112は、優先エージェント・テーブル111を参照して入力されたMIBオブジェクト名が優先エージェント・テーブル111に登録されているか否か判定する(ステップ1302)。テーブルに登録されていない場合、マネージャ112は、入力されたMIBオブジェクト名とエンタプライズIDをもつエントリを優先エージェント・テーブル111に追加する(ステップ1303)。
図13は、マネージャ112が優先エージェント・テーブル111のエントリを削除する処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、ユーザ端末101からMIBオブジェクトとエンタプライズIDの削除要求を受け取る(ステップ1401)。マネージャ112は、優先エージェント・テーブル111を参照して入力されたMIBオブジェクト名が優先エージェント・テーブル111に登録されているか否か判定する(ステップ1402)。テーブルに登録されている場合、マネージャ112は、優先エージェント・テーブル111からそのエントリを削除する(ステップ1403)。
図14は、マネージャ112が優先エージェント・テーブル111のエントリを更新する処理の流れを示すフローチャートである。マネージャ112は、ユーザ端末101からMIBオブジェクトとエンタプライズIDの変更要求を受け取る(ステップ1501)。マネージャ112は、優先エージェント・テーブル111を参照して入力されたMIBオブジェクト名が優先エージェント・テーブル111に登録されているか否か判定する(ステップ1502)。テーブルに登録されている場合、マネージャ112は、該当するエントリのエンタプライズIDを入力されたエンタプライズIDに更新する(ステップ1503)。
図15は、被監視マシン103のMIBオブジェクトを監視するまでの処理手順を示す図である。まずマネージャ112は、被監視マシン103のIPアドレスとポート番号を被監視マシン・テーブル105に登録する(ステップ1601)。この登録により、被監視マシン103には監視マシン102のIPアドレスとポート番号が登録される。次にマネージャ112は、複数のエージェントが同じMIBオブジェクトをもっているとき、優先エンタプライズIDを優先エージェント・テーブル111に登録する(ステップ1602)。
次に被監視マシン103は、そのエージェント108を起動する(ステップ1603)。このとき被監視マシン103は、すべての監視マシン102に起動したエージェント108のポート番号とエンタプライズIDを送信する。監視マシン102は、被監視マシン103からSNMPトラップ・メッセージを受信し(ステップ1604)、受信したポート番号とエンタプライズIDを被監視マシン・テーブル110に保存する。
監視マシン102は、被監視マシン・テーブル105に登録されている被監視マシン103のエージェントを監視対象とする。監視マシン102が被監視マシン103のMIBオブジェクトを監視するとき、どのエージェントを優先的に監視するかを決めるために、優先エージェント・テーブル111を参照し(ステップ1605)、優先するエージェントのエンタプライズIDを取得し、監視対象エージェント・テーブル110を参照して(ステップ1606)、そのエンタプライズIDに対応するポート番号を取得する。次に監視マシン102は、このポート番号を用いて当該エージェント108のMIBオブジェクトを監視する(ステップ1607)。
MIBオブジェクトの監視中に監視マシン102のポート番号が変わる場合、マネージャ112は、SNMPメッセージにより被監視マシン103に自監視マシン102のIPアドレスとポート番号を送信する。被監視マシン103は、このIPアドレスとポート番号を受信し、監視マシン・テーブル106のポート番号を更新する。
MIBオブジェクトの監視中に被監視マシン103のポート番号が変わる場合、被監視マシン103は、SNMPトラップ・メッセージで、自被監視マシン103のIPアドレスと変更したポート番号を監視マシン102に送信する。監視マシン102は、被監視マシン・テーブル105の該当するポート番号を変更する。
被監視マシン103のエージェントが停止したとき、被監視マシン103は、そのエージェントのポート番号とエンタプライズIDをSNMPトラップ・メッセージとして監視マシン102に送信する。被監視マシン103は、監視対象エージェント・テーブルから該当するエントリを削除する。これによって監視マシン102は、テーブルから削除したエージェントのMIBオブジェクトを監視対象外とする。
実施形態の自動監視システムの構成図である。 監視対象エージェント・テーブルのデータ構成例を示す図である。 優先エージェント・テーブルのデータ構成例を示す図である。 被監視マシン・テーブルのデータ構成例を示す図である。 監視マシン・テーブルのデータ構成例を示す図である。 実施形態の被監視マシンのIPアドレスとポート番号を登録する処理の流れを示す図である。 実施形態の被監視マシンのIPアドレスとポート番号を削除する処理の流れを示す図である。 実施形態の被監視マシンのポート番号を変更する処理の流れを示す図である。 実施形態の被監視マシンのエージェントを起動するときの処理の流れを示す図である。 実施形態の被監視マシンのエージェントが終了するときの処理の流れを示す図である。 実施形態の監視対象エージェント・テーブルを更新する処理の流れを示す図である。 実施形態の優先エージェント・テーブルにエントリを登録する処理の流れを示す図である。 実施形態の優先エージェント・テーブルからエントリを削除する処理の流れを示す図である。 実施形態の優先エージェント・テーブルのエントリを変更する処理の流れを示す図である。 実施形態の自動監視システムの運用手順を示す図である。
符号の説明
101:ユーザ端末、102:監視マシン、103:被監視マシン、105:被監視マシン・テーブル、106:監視マシン・テーブル、108:エージェント、110:監視対象エージェント・テーブル、111:優先エージェント・テーブル、112:マネージャ。

Claims (10)

  1. 監視マシンのマネージャが被監視マシンのエージェントに割り当てられたポート番号を用いて前記エージェントのMIBオブジェクトを監視するシステムにおいて前記ポート番号を変更する方法であって、
    前記被監視マシンは、前記エージェントの起動に伴って当該エージェントに割り当てられたポート番号を前記監視マシンに通知し、前記エージェントの動作終了に伴って当該ポート番号を前記監視マシンに通知し、
    前記マネージャは、前記被監視マシンから前記エージェントの識別子とそのポート番号を受信し、エージェントの識別子とそのポート番号との対応を記憶するテーブルを参照し、前記テーブルに受信した前記エージェントの識別子とそのポート番号との対応が登録されていなければそれらを登録し、前記テーブルに受信した前記エージェントの識別子とそのポート番号との対応が登録されていればその対応情報を削除することを特徴とするエージェントのポート番号変更方法。
  2. 前記被監視マシンは、当該被監視マシンの他のエージェントで使われていないポート番号を生成して起動した前記エージェントに割り当てることを特徴とする請求項1記載のエージェントのポート番号変更方法。
  3. 前記監視マシンは、同一の前記MIBオブジェクトをもつ複数のエージェントの中で優先的に監視対象とするエージェントについてMIBオブジェクト名と前記エージェントの識別子との対応を保持するエントリをユーザ端末からの指示により第2のテーブルに登録し、前記エントリを更新し、前記エントリを削除することを特徴とする請求項1記載のエージェントのポート番号変更方法。
  4. 監視マシンのマネージャが被監視マシンのエージェントを監視するシステムにおいて前記被監視マシンに割り当てられたポート番号を変更する方法であって、
    前記被監視マシンは、当該被監視マシンのIPアドレスと変更されたポート番号を前記監視マシンに送信し、
    前記マネージャは、前記被監視マシンから前記ポート番号を受信し、IPアドレスとポート番号との対応を記憶するテーブルを参照し、前記テーブルに受信した前記IPアドレスが登録されていれば対応するポート番号を受信した前記ポート番号に更新することを特徴とする被監視マシンのポート番号変更方法。
  5. 前記マネージャは、前記監視マシンに接続されたユーザ端末から前記被監視マシンのIPアドレスとポート番号をもつ登録要求を受け取ったとき、前記テーブルを参照し、前記テーブルに受け取った前記IPアドレスが登録されていなければ受け取った前記IPアドレスと前記ポート番号を登録し、前記ユーザ端末から前記被監視マシンのIPアドレスをもつ削除要求を受け取ったとき、前記テーブルを参照し、前記テーブルに受け取った前記IPアドレスが登録されていれば、前記テーブルから該当する前記IPアドレスと対応するポート番号を削除するすることを特徴とする請求項4記載の被監視マシンのポート番号変更方法。
  6. 監視マシンが被監視マシンのエージェントに割り当てられたポート番号を用いて前記エージェントのMIBオブジェクトを監視するシステムにおいて、
    前記被監視マシンは、前記エージェントの起動に伴って当該エージェントに割り当てられたポート番号を前記監視マシンに通知する手段と、前記エージェントの動作終了に伴って当該ポート番号を前記監視マシンに通知する手段とを有し、
    前記監視マシンは、メモリに格納されたプログラムをCPUによって実行することによって実現されるマネージャを有し、前記マネージャは、前記被監視マシンから前記エージェントの識別子とそのポート番号を受信し、エージェントの識別子とそのポート番号との対応を記憶するテーブルを参照し、前記テーブルに受信した前記エージェントの識別子とそのポート番号との対応が登録されていなければそれらを登録し、前記テーブルに受信した前記エージェントの識別子とそのポート番号との対応が登録されていればその対応情報を削除することを特徴とするエージェントのポート番号を変更する監視システム。
  7. 前記被監視マシンは、さらに当該被監視マシンの他のエージェントで使われていないポート番号を生成して起動した前記エージェントに割り当てる手段を有することを特徴とする請求項6記載のエージェントのポート番号を変更するシステム。
  8. 前記マネージャは、さらに同一の前記MIBオブジェクトをもつ複数のエージェントの中で優先的に監視対象とするエージェントについてMIBオブジェクト名と前記エージェントの識別子との対応を保持するエントリをユーザ端末からの指示により第2のテーブルに登録し、前記エントリを更新し、前記エントリを削除することを特徴とする請求項6記載のエージェントのポート番号を変更するシステム。
  9. 監視マシンが被監視マシンのエージェントを監視するシステムにおいて、
    前記被監視マシンは、当該被監視マシンのIPアドレスと変更されたポート番号を前記監視マシンに送信する手段を有し、
    前記監視マシンは、メモリに格納されたプログラムをCPUによって実行することによって実現されるマネージャを有し、前記マネージャは、前記被監視マシンから前記ポート番号を受信し、IPアドレスとポート番号との対応を記憶するテーブルを参照し、前記テーブルに受信した前記IPアドレスが登録されていれば対応するポート番号を受信した前記ポート番号に更新することを特徴とする被監視マシンのポート番号を変更する監視システム。
  10. 前記マネージャは、前記監視マシンに接続されたユーザ端末から前記被監視マシンのIPアドレスとポート番号をもつ登録要求を受け取ったとき、前記テーブルを参照し、前記テーブルに受け取った前記IPアドレスが登録されていなければ受け取った前記IPアドレスと前記ポート番号を登録し、前記ユーザ端末から前記被監視マシンのIPアドレスをもつ削除要求を受け取ったとき、前記テーブルを参照し、前記テーブルに受け取った前記IPアドレスが登録されていれば、前記テーブルから該当する前記IPアドレスと対応するポート番号を削除するすることを特徴とする請求項9記載の被監視マシンのポート番号を変更するシステム。
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