JP4862669B2 - 文書管理システム、文書管理装置及び文書管理プログラム - Google Patents

文書管理システム、文書管理装置及び文書管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、文書管理システム、文書管理装置及び文書管理プログラムに関する。
特許文献1に示すように、非接触型ICタグ(RFIDタグ)が取り付けられた印刷用紙が用いた印刷時に、印刷者、印刷日時等の印刷物情報をデータベースにて管理する技術が知られている。
特開2004−310293号公報
本発明は画像形成装置によって複写等される原稿や出力用紙(文書)の所在を管理するとともに、原稿や出力用紙の持ち出しが規制される管理領域から画像形成装置の利用者が退出する際の情報処理が迅速に行われる文書管理システムを提供することを課題とする。
本発明の文書管理システムは、画像形成装置に組み込まれる第1の文書管理装置と、原稿の持ち出しが規制される管理領域の利用者の入退管理を行う入退管理ゲートに組み込まれる第2の文書管理装置とを有する文書管理システムにおいて、前記第1の文書管理装置は、前記画像形成装置の利用者の認証媒体から利用者を識別する情報を読み取る利用者情報読取部と、前記画像形成装置によって複写される原稿に添付された記憶部材が記憶する原稿を識別するための情報を読み取る画像形成装置側原稿情報読取部と、前記画像形成装置から複写処理により出力される出力用紙に添付された記憶部材が記憶する出力用紙を識別するための情報を読み取る画像形成装置側出力用紙情報読取部と、前記利用者に関する情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別するための情報とを関連付ける関連付部と、当該関連付部によって関連付けられた関連付情報を前記認証媒体へ書き込む書き込み部と、を有し、前記第2の文書管理装置は、利用者が管理領域から退場する際に、前記書き込み部によって前記認証媒体へ書き込まれた前記関連付情報を、前記認証媒体から読み取る関連付情報読取部と、利用者が管理領域から退場する際に、前記原稿に添付された前記記憶部材から前記原稿を識別するための情報を読み取るとともに、前記出力用紙に添付された前記記憶部材から前記出力用紙を識別する情報を読み取る入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部と、を有し、前記関連付情報読取部によって読み取られた前記関連付情報と、前記入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部によって読み取られた前記原稿を識別するための情報と、前記出力用紙を識別するための情報とに基づいて、前記関連付情報に含まれている原稿および出力用紙がそろっているか否かを判定し、原稿および出力用紙がそろっていると判断した場合に、利用者が管理領域から退出することを許可することを、特徴とする。
文書管理システムは、前記利用者に関する情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別するための情報の少なくとも一つを管理する管理部を備えることができる。
さらに、前記利用者に関する情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別するための情報の少なくとも一つを管理する管理部を備え、前記第2の文書管理装置は、前記認証媒体に書き込まれた情報及び前記管理部で管理されている情報と、前記原稿を識別するための情報又は前記出力用紙を識別するための情報との比較結果に基づいて、前記管理領域の利用者の入退管理を行うことができる。
前記利用者情報読取部は、無線通信又は電磁気的な読み取りにより前記認証媒体との間で情報の授受を行うことができる。
本発明の第1の文書管理装置は、画像形成装置の利用者の認証媒体から利用者に関する情報を読み取る利用者情報読取部と、前記画像形成装置によって複写される原稿に添付された記憶部材が記憶する原稿を識別するための情報を読み取る画像形成装置側原稿情報読取部と、前記画像形成装置から出力される出力用紙に添付された記憶部材が記憶する出力用紙を識別するための情報を読み取る画像形成装置側出力用紙情報読取部と、前記利用者に関する情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別するための情報とを関連付ける関連付部と、当該関連付部によって関連付けられた関連付情報を前記認証媒体へ書き込む書き込み部と、を備える。
さらに、前記書き込み部は、前記関連付情報を暗号化して前記認証媒体へ書き込むことができる。
第2の文書管理装置は、画像形成装置の利用者の認証媒体から、利用者に関する情報と原稿を識別するための情報とを関連付けた関連付情報を読み取る関連付情報読取部と、前記画像形成装置によって複写される原稿に添付された記憶部材が記憶する原稿を識別する情報と前記出力用紙に添付された前記記憶部材から前記出力用紙を識別する情報を読み取る入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部とを備える。
入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部は、前記認証媒体に書き込まれた情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別する情報との比較結果に基づいて、前記原稿の持ち出しが規制される管理領域の利用者の入退管理を行う。
また、文書管理プログラムは、画像形成装置の利用者の認証媒体から利用者に関する情報を読み取るステップと、前記画像形成装置によって複写される原稿に添付された記憶部材が記憶する原稿を識別するための情報を読み取るステップと、前記画像形成装置から出力される出力用紙に添付された記憶部材が記憶する出力用紙を識別するための情報を読み取るステップと、前記利用者に関する情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別するための情報とを関連付けるステップと、当該関連付けられた情報を前記認証媒体へ書き込むステップと、をコンピュータに実行させる。
また、認証媒体に書き込まれた情報を読み込むステップと、原稿を識別するための情報又は出力用紙を識別するための情報を読み込むステップと、前記認証媒体に書き込まれた情報と前記原稿を識別するための情報前記出力用紙を識別するための情報との比較し、当該比較結果に基づいて前記原稿又は前記出力用紙の持ち出しが規制される管理領域からの利用者の退出許可をするステップと、をコンピュータに実行させる。
請求項1に係る発明によれば、原稿又は出力用紙の持ち出しが規制される管理領域から画像形成装置の利用者が退出許可手続を短時間で終了させることができるとともに文書の所在の管理を行うことができる。
管理部を設けることにより、原稿又は出力用紙に関する管理情報を一括して管理することができる。
また、原稿又は出力用紙に関する管理情報を一括して管理することができるとともに、文書の管理領域から利用者が退出する際のより正確な文書の所在管理を行うことができる。
利用者情報読取部は、無線通信又は電磁気的な読み取りにより認証媒体との間で情報の授受を行うことができる。これにより、利用者が携帯可能な形態の認証媒体とすることがき、利用者が退出許可手続を短時間で終了させることができるとともに文書の所在の管理を行うことができる。
書き込み部を備えることにより、画像形成装置の利用者が画像形成装置を利用することによって原稿又は出力用紙の持ち出しが規制される管理領域から退出する際に照合すべき情報を認証媒体中に書き込むことができる。
書き込み部は、関連付情報を暗号化することにより、第3者による情報の改竄を防ぐことができる。
第2の文書管理装置を備えることにより、原稿の持ち出しが規制される管理領域から退出する際に認証媒体以外に記憶された情報との照合を行う必要がない。
第2の文書管理装置を備えることにより、複写された原稿の持ち出しが規制される管理領域から退出する際に認証媒体以外に記憶された情報との照合を行う必要がない。
認証媒体へ関連付情報を書き込むステップを含む文書管理プログラムにより文書管理システムを動作させる。これにより、画像形成装置の利用者が原稿又は出力用紙の持ち出しが規制される管理領域から退出する際に照合される情報を認証媒体へ書き込むことができる。
認証媒体に書き込まれた情報と原稿を識別するための情報と出力用紙を識別するための情報とを比較するステップを含む文書管理プログラムにより文書管理システムを動作させる。これにより、原稿又は出力用紙の持ち出しが規制される管理領域から画像形成装置の利用者が退出許可手続を短時間で終了させることができるとともに文書の所在の管理を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る文書管理システムの要部を示す機能ブロック図である。尚、図1に示す各機能ブロックは、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static RAM)、ROM(Read Only Memory)等の半導体記憶装置、HD(Hard Disc)等の磁気ディスク及び所要のソフトウェアによりそれぞれ実現される。
文書管理システムは、第1の文書管理装置と、第2の文書管理装置とを備えている。第1の文書管理装置は、主として画像形成装置1に組み込まれる構成要素からなる。一方、第二の文書管理装置は、入退管理制御部50に組み込まれる構成要素からなる。また、文書管理システムは管理サーバである管理部60を備えている。第1の文書管理装置、第2の文書管理装置、管理部60はいずれもネットワークに接続されている。
第1の文書管理装置は、画像形成装置1に組み込まれた利用者情報読取部2、原稿情報読取部3、出力用紙情報読取部4、制御部5内に設置された関連付部6及び書き込み部7を備えている。ここで、画像形成装置1は、複写機能を備えたものであり、その他に、印刷機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、電子メール送受信機能等を備える複合機等で構成されている。
第2の文書管理装置は、管理対象となる原稿や出力用紙といった文書の持ち出しが規制される管理領域Bの利用者Aの入退管理を行う入退管理手段に相当する。このような第二の文書管理装置は、入退管理ゲート50の開閉制御を行う入退管理ゲート制御部51を備えている。この入退管理ゲート制御部51には、原稿情報/出力用紙情報読取部52、関連付情報読取部53、利用者認証カード提示部54、警報出力部55が組み込まれている。
第1の文書管理装置が備える利用者情報読取部2は、本発明における利用者情報読取手段の一例であって、例えばRFID(Radio Frequency Identification)リーダ等が該当し、後に詳述する利用者認証カード100に添付される非接触型ICタグ(RFIDタグ)100aが記憶する利用者に関する情報を無線通信により読み取る機能を有する。
同じく第1の文書管理装置が備える原稿情報読取部3は、本発明における画像形成装置側原稿情報読取部に相当し、例えばRFIDリーダ等が該当し、画像形成装置1によって複写される原稿200に添付された本発明の記憶部材の一例である非接触型ICタグ200aが記憶する原稿を識別するための情報を無線通信により読み取る機能を有する。非接触型ICタグ200a内にはその原稿がどのような範囲にまで頒布可能か等の管理情報が記憶されている。例えば、証明書や重要な設計図等、機密性、秘匿性の高いものを原稿とすることができる。
同じく第1の文書管理装置が備える出力用紙情報読取部4は、本発明における画像形成装置側出力用紙情報読取部に相当し、例えばRFIDリーダ等が該当し、画像形成装置1の複写によって出力される出力用紙300に添付された本発明の記憶部材の一例である非接触型ICタグ300aが記憶する出力用紙を識別するための情報を無線通信により読み取る機能を有する。
同じく第1の文書管理装置が備える制御部5は、画像形成装置1の各構成要素の動作を制御するものである。この制御部5にはUI(User Interface)表示部8、警告表示部9、計時部10、管理者通知部11が電気的に接続されている。警告表示部9は、ジョブ権限を有さない利用者による操作がされたときなどに警告を発する。警告は、音声だけでなく、UI表示部8にも表示される。管理者通知部11は、許可されていない操作がされたとき等に原稿200の管理者や所有者の連絡先への通知を行う。
制御部5内に設置された関連付部6は、本発明における関連付け手段の一例であって、利用者に関する情報、原稿を識別するための情報及び出力用紙を識別するための情報を関連付けて関連付情報が作成される。この関連付部6により、どの利用者が、どの原稿を、どの出力用紙に複写したかが関連付けられる。
制御部5内に設置された書き込み部7は、本発明における書き込み手段の一例であって、関連付部6によって関連付けられた関連付情報を認証用カード100の非接触型ICタグ100a内に書き込む。
第2の文書管理装置を構成する入退管理ゲート50が備える入退管理ゲート制御部51内の原稿情報/出力用紙情報読取部52は、本発明における入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部に相当し、RFIDリーダ等が該当し、原稿200に添付された非接触型ICタグ200aが記憶する原稿を識別するための情報や、出力用紙300に添付された非接触型ICタグ300aが記憶する出力用紙を識別するための情報を無線通信により読み取る機能を有する。
また、入退管理ゲート制御部51が備える関連付情報読取部53は、本発明における関連情報読取手段の一例であって、例えばRFIDリーダ等が該当し、後に詳述する利用者認証カード100に添付される非接触型ICタグ(RFIDタグ)100aが記憶する関連付情報を無線通信により読み取る機能を有する。
入退管理ゲート制御部51は、利用者認証カード提示部54を備えており、この利用者認証カード提示部54に提示された利用者認証カード100から関連付情報読取部53が情報を読み取り、利用者の入退を管理する。
本発明における利用者の認証媒体の一例である認証用カード100には、例えばICカードやID(Identification)カード等、利用者を識別するための情報が記憶されたカード等が該当する。利用者はこの認証用カード100を文書管理領域の入退の際に入退管理ゲート制御部51の利用者情報読取部54へ提示し、入場許可を得る。また、画像形成装置1を利用する際もこの認証用カード100を提示する。
この利用者認証カード100の記憶領域である非接触型ICタグ(RFIDタグ)100a内は、図2に示すように利用者情報記憶領域1001と、ジョブ記憶領域1002とに分割されている。利用者情報記憶領域1001には、利用者に関する固定された情報が記憶されている。記憶されている情報は、カード自体を識別するためのカード識別情報、利用者が所属する会社識別番号、利用者の社員番号、氏名、性別、サービス利用権限情報が記憶されている。このサービス利用権限情報は、利用者が画像形成装置1を用いて行うことができるジョブの種類、例えば、原稿の種類に応じ、複写であれば、何枚まで許容される等の情報が含まれる。ジョブ記憶領域1002には、原稿情報、出力用紙情報、実行ジョブ情報が記憶されている。
尚、利用者認証カード100は、利用者情報読取部2や関連付情報読取部53によって情報が無線通信によって読み取られるが、これらの利用者情報読取部2や関連付情報読取部53は利用者認証カード100を投入して電気的、磁気的または電磁気的な接続に従って認証を確認する認証用投入口等であってもよい。
管理部60は、原稿やその原稿を複写した出力用紙の所在を管理するために必要となる利用者情報、原稿情報、出力用紙情報等が集積され記憶、管理されている。すなわち、管理部60には、誰が、何時、どの原稿をどの出力用紙に複写したかの情報が記憶され、管理されている。このような管理部60を構成するサーバ内は利用者情報記憶領域601と、原稿/出力用紙情報記憶領域602とを備えている。利用者情報記憶領域601には、利用者毎に利用者認証カード100の識別番号、この識別番号に関連付けて記憶される会社識別番号、社員番号、氏名、性別、サービス利用権限に関する情報が記憶されている。これらの情報は、利用者認証カード100の利用者情報記憶領域1001に記憶された情報と一致しているものである。すなわち、これらの情報は利用者認証カード100によって利用者が管理部60の外部に持ち出すことができる。管理部60内の利用者情報記憶領域601には、さらに、利用者が会社内で所属するグループを識別するための情報である利用者グループ識別情報、利用者の所属部門に関する情報、利用者の連絡先に関する情報が記憶されている。
原稿/出力用紙情報記憶領域602には、原稿情報、出力用紙情報、複製情報、実行ジョブ情報、権限付与情報、権限情報が記憶されている。このうち原稿情報にはこれに関連する情報として、原稿の管理者、保管場所、作成日時に関する情報が関連付けられて記憶されている。出力用紙情報にはこれに関連する情報として実行ジョブ情報、複製情報が関連付けられて記憶されている。さらに、この複製情報にはこれに関連する情報として原稿情報、複製枚数、複製日時に関する情報が関連付けられて記憶されている。また、実行ジョブ情報にはこれに関連する情報として原稿情報、出力用紙情報、出力指令を送った端末に関する出力元の情報、ジョブを行った利用者に関する利用者情報、出力された画像形成装置に関する出力画像系装置の情報、ジョブを行った日時に関する実行日時の情報が関連付けられて記憶されている。権限付与情報にはこれに関連する情報としてユーザグループ識別情報、原稿情報、権限情報が関連付けられて記憶されている。さらに、権限情報にはこれに関連する情報として利用可能サービスに関する情報、制限される言語に関する制限言語の情報、出力する際に用いることができる色彩に関する利用可能色彩モードの情報が関連付けられて記憶されている。
このように、管理部60には、原稿やその原稿を複写した出力用紙の所在を管理するために必要となる全ての情報が記憶されている。また、これらの情報は、原稿や出力用紙の所在を管理するために必要な情報同士が相互に関連付けられている。なお、画像形成装置1上に同様の管理部を設ける構成としてもよい。
次に、以上のように構成される文書管理システムの動作につき、説明する。第1の文書管理装置、第2の文書管理装置は、それぞれ本発明のプログラムに従って動作する。
まず利用者Aは、利用者認証カード100を入退管理ゲート提示し、入退管理ゲート制御部50による認証を受けて文書の持ち出しが規制されている管理領域Bへ入場する。
管理領域Bへの入場を許可された利用者Aは、画像形成装置1を利用して複写を行う。この複写作業における文書管理処理は主として第1の文書装置において行われる。この複写作業時の文書管理システムの動作を図4に示したフロー図に従って説明する。
まず、利用者Aが利用者認証カード100を画像形成装置1に設けた利用者情報読取部2へかざすと文書管理システムは利用者認証カード100の検知、確認を行う(ステップS1)。文書管理システムの制御部5は利用者認証カード100の検知を行うと利用者情報読取部2により利用者認証カード100が備えるRFIDタグ100a内の利用者情報記憶領域1001に記憶された利用者情報を検索する(ステップS2)。認証を終えた利用者Aは、原稿200を画像形成装置1のスキャナ部にセットする。利用者Aのこの動作に対して文書管理システムの制御部5は、原稿200がスキャナ部にセットされたことを認識する(ステップS3)。原稿200がスキャナ部にセットされると原稿情報読取部3は原稿200が備えるRFIDタグ200aを検知し、その原稿の属性情報を検索する(ステップS4)。原稿200をセットした利用者Aは、複写(ジョブ)を選択し、ジョブスタートボタンを押下する。制御部5はこの動作を検知する(ステップ5)。ジョブスタートボタンの押下を検知した制御部5は、関連付部6において利用者認証カード100のRFIDタグ100a内の情報と原稿200のRFIDタグ200a内の情報とを関連付ける(ステップS6)。
以上の処理を行った制御部5は、この時点で一旦利用者認証カード100の提示が継続されているかの確認を行う(ステップS7)。このステップS7でYesと判断されたとき、すなわち、利用者認証カード100の提示が継続されていることが確認された後はステップS8へ進む。ステップS8では制御部5はスキャナ部にセットされた原稿200のスキャンを開始する。ステップS8の処理に引き続いて、制御部5は、ステップS6において関連付部6において関連付けた情報(関連付情報)にスキャンが実行されたことを示すスキャン実行済み情報を添付する(ステップS9)。ステップ9における処理の後はステップS10に進み、書き込み部7により関連付情報を利用者認証カード100のRFIDタグ100aに書き込み、情報を更新する。
一方、ステップS8の後は、ステップS9、ステップS10における処理と並行してステップS11の処理が行われる。ステップS11では、制御部5は、追加の原稿がセットされているか否かの判断を行う。このステップS11においてYesと判断されたときは、制御部5はステップS3からの処理を繰り返し行う。一方、ステップS11においてNoと判断されたときはステップS12に進む。ステップS12では、スキャンに続く処理(後続処理)が存在しているか否かの判断を行う。実行しているジョブが複写である場合には後続処理としてプリント処理が存在することとなる。このため、本実施例のステップS12における判断はYesとなり、ステップS13においてプリント処理を実行する。このとき、プリントは出力用紙300上に行われることなる。プリントされる出力用紙300が画像形成装置1供給されると出力用紙情報読取部4は、出力用紙300が備えるRFIDタグ300aを検知する。出力情報読取部4によってRFIDタグ300aはステップS14において関連付部6により利用者情報と関連付けられる。ステップS14で作成された関連付情報はステップS15において書き込み部7により利用者認証カード100のRFIDタグ100aに書き込まれ、情報が更新される。
ステップS13においてプリント処理が実行された後は、ステップS14へ進むとともにステップS16へ進む。ステップS16では制御部5が利用者Aによる利用者認証カード100の提示が終了したか否かの判断を行う。このステップS16においてNoと判断された場合は、ステップS17へ進む。ステップS17では計時部10により、最終ジョブ終了からの経過時間の計測を開始する。その後、さらにステップS18へ進み、ステップS17で開始した経過時間の計測値が予め設定された指定時間内であるときはUI表示部8及び警告音出力9を利用した警告が発せられる。ステップS18では、指定時間経過後に管理者通知部11を介して行われる管理先への通知処理までが含まれる。ステップS18において警告や管理先への通知を行った後は再びステップS16からの処理を繰り返す。
一方、ステップS16においてYesと判断されたとき、すなわち、利用者認証カードの提示が終了したときは、利用者Aが行う一連のジョブが終了したものと判断する。そこで、ステップS19へ進む。ステップS19では、制御部5はネットワーク接続を介して管理部60へアクセスし、原稿200やその原稿200を複写した出力用紙300の所在を管理するために必要となる情報が管理部60へ送信される。送信される情報には利用者情報、原稿情報、出力用紙情報、実行ジョブ情報、関連付情報が含まれており、これらの情報が管理部60に記憶される。なお、ステップS7においてYesと判断されたときもステップS19における処理が行われる。
以上のステップを経ることにより、利用者認証カード100と管理部60とにそれぞれ必要な情報が記憶される。
次に、複写を終えた利用者Aが管理領域Bから退出するときの文書管理システムの動作について説明する。利用者Aが管理領域Bから退出する際の文書管理は主として第2の文書管理装置が作動する。
利用者Aは、管理利用域Bから退場する際に利用者認証カード100を利用者認証カード提示部54に提示し、さらに、原稿200及び出力用紙300を原稿情報/出力用紙情報読取部52へ提示する。利用者Aのこの動作に対し、入退管理ゲート制御部51は、関連付情報読取部53を介して利用者認証カード100のRFIDタグ100a内に記憶された情報を検索する。また、入退管理ゲート制御部51は、出力用紙300を原稿情報/出力用紙情報読取部52により利用者Aによって提示された原稿200、出力用紙300に関する情報を取得する(ステップS51)。
その後入退管理ゲート制御部51は、ステップS52において関連付情報と原稿情報、出力用紙情報とを比較することにより、提示された原稿、出力用紙の中に管理されるべき書類が含まれていないかの判断を行う。このステップS52においてNoと判断されたとき、すなわち、提示された原稿200、出力用紙300の中に管理されるべき書類が含まれていないときはステップS57へ進み、入退管理ゲート50を開放する。すなわち、管理すべき原稿200、出力用紙300を所持していない利用者Aが管理領域Bから退出することを許可する。ステップS57の処理を行った後はステップS58へ進む。ステップS58では、入退管理ゲート制御部51は、管理部60にアクセスし、入退管理ゲート50が開放されたときのタイムスタンプを関連付情報に付加して記憶する。
一方、ステップS52において、Yesと判断された場合、すなわち、提示された原稿200、出力用紙300の中に管理されるべき書類が含まれているときはステップS53へ進む。ステップS53では、関連付情報に含まれている原稿200、出力用紙300が揃っていたか否かの判断を行う。すなわち、利用者Aが管理領域Bの外部へ持ち出そうとしている管理されるべき書類が、過不足なく、揃っているか否かの判断を行う。このステップS53においてNoと判断されるときは、ステップS57、ステップS58の処理が行われる。一方、ステップS53においてYesと判断されるときはステップS54へ進むこととなる。
このように利用者Aが退出時に入退管理ゲート50に利用者認証カード100、原稿200、出力用紙300を提示するだけで管理部60にアクセスすることなく原稿200、出力用紙300の管理が行われる。
ステップS54では、管理部60への問い合わせが行われ、これに引き続くステップS55において、提示された原稿200、出力用紙300が利用者Aによって不正に管理領域Bから持ち出されようとしているものであるか否かの判断を行う。管理部60には文書を管理するための全情報が記憶されている。このため、利用者認証カード100のRFIDタグ100a内に記憶された関連付情報には含まれていない情報と照らし合わせて原稿200、出力用紙300が管理領域Bからの持ち出しが制限されているものであるかの最終的な判断がなされることとなる。
ステップS55における判断がNoであったときは、ステップS57、ステップS58の処理が行われる。一方、ステップS55においてYesと判断されるときはステップS56へ進む。ステップS56では警報出力部55により警報が発せられる。このとき、入退管理ゲート50は開放されることがなく、利用者Aは管理領域Bからの持ち出しが許可されていない原稿200、出力用紙300を持ち出すことはできない。これにより厳重な文書の管理を行うことができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。例えば、本発明のプログラムを通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。また、非接触型ICタグは添付に限られず、埋め込まれていてもよい。上述した非接触型ICタグや各記憶部に記憶される情報は予め管理者等によって記憶させておくことが好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、管理対象となる原稿や出力用紙の管理領域のからの持ち出し可否を管理部に問い合わせすることなく判断することができるので、産業上の利用可能性が高い。
文書管理システムの要部構成を示す機能ブロック図である。 利用者認証カードの記憶領域を説明する説明図である。 管理部の記憶領域を説明する説明図である。 第1の文書管理装置における処理の一例を示すフロー図である。 第2の文書管理装置における処理の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 利用者情報読取部
3 原稿情報読取部
4 出力用紙情報読取部
5 制御部
6 関連付部
7 書き込み部
8 UI表示部
9 警告音出力部
10 計時部
11 管理者通知部
50 入退管理ゲート
51 入退管理ゲート制御部
52 原稿情報/出力用紙情報読取部
53 関連付情報読取部
54 利用者認証カード提示部
55 警報出力部
60 管理部
601 利用者情報記憶領域
602 原稿/出力用紙情報記憶領域
100 利用者認証カード
100a RFIDタグ
1001 利用者情報記憶領域
1002 ジョブ記憶領域
200 原稿
200a RFIDタグ
300 出力用紙
300a RFIDタグ
A 利用者
B 管理領域

Claims (1)

  1. 画像形成装置に組み込まれる第1の文書管理装置と、原稿の持ち出しが規制される管理領域の利用者の入退管理を行う入退管理ゲートに組み込まれる第2の文書管理装置とを有する文書管理システムにおいて、
    前記第1の文書管理装置は、
    前記画像形成装置の利用者の認証媒体から利用者を識別する情報を読み取る利用者情報読取部と、
    前記画像形成装置によって複写される原稿に添付された記憶部材が記憶する原稿を識別するための情報を読み取る画像形成装置側原稿情報読取部と、
    前記画像形成装置から複写処理により出力される出力用紙に添付された記憶部材が記憶する出力用紙を識別するための情報を読み取る画像形成装置側出力用紙情報読取部と、
    前記利用者に関する情報と前記原稿を識別するための情報と前記出力用紙を識別するための情報とを関連付ける関連付部と、
    当該関連付部によって関連付けられた関連付情報を前記認証媒体へ書き込む書き込み部と、を有し、
    前記第2の文書管理装置は、
    利用者が管理領域から退場する際に、前記書き込み部によって前記認証媒体へ書き込まれた前記関連付情報を、前記認証媒体から読み取る関連付情報読取部と、
    利用者が管理領域から退場する際に、前記原稿に添付された前記記憶部材から前記原稿を識別するための情報を読み取るとともに、前記出力用紙に添付された前記記憶部材から前記出力用紙を識別する情報を読み取る入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部と、を有し、
    前記関連付情報読取部によって読み取られた前記関連付情報と、前記入退管理ゲート側原稿情報出力用紙情報読取部によって読み取られた前記原稿を識別するための情報と、前記出力用紙を識別するための情報とに基づいて、前記関連付情報に含まれている原稿および出力用紙がそろっているか否かを判定し、原稿および出力用紙がそろっていると判断した場合に、利用者が管理領域から退出することを許可することを、
    特徴とする文書管理システム。
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