JP4854455B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置に係り、特に、いわゆる横電界方式と称される液晶表示装置に関する。
液晶表示装置をテレビジョンモニタとして用いる場合、その液晶表示装置にはいわゆる広視野角特性が良好であることが望まれる。
この場合、横電界方式と称される液晶表示装置は、たとえば従来のツイステッドネマチック(TN)方式と比べると、大きな視野角特性を得ることができる。
横電界方式の液晶表示装置は、液晶層を介在させて対向する各基板のうちの一方の基板の液晶側の面の各画素領域に一対の電極を有して構成され、これら電極に印加される電位差によって発生する電界に応じた液晶分子の挙動が、該液晶層に入射する光を広い角度で出射させようになされるからである。
そして、従来の横電界方式の液晶表示装置には、その液晶の材料として、光学的に一軸的なものが用いられていた。
しかし、近年において、液晶の材料として、光学的に等方性を有し、いわゆる等方性液晶と称されるものが知られてきている。
このような液晶は、液晶層に対し電圧無印加時には液晶の分子が光学的に3次元または2次元的に等方であり、電圧印加により電圧印加方向に複屈折性が誘起される性質を有する。
なお、このような等方性液晶に関しては、たとえば下記特許文献1に詳述されている。
特開2006−3840号公報
従来の横電界方式の液晶表示装置は、上述したように、その液晶の材料として光学的に一軸的なものが用いられていたため、透過率に視野角の依存性が生じるとともに、電圧無印加時に黒表示(ノーマリブラック)した場合、前記液晶の熱的な揺らぎによる光散乱に基づく光漏れによってコントラストの低下が避けられないことが確認された。
そこで、本出願人は、横電界方式の液晶表示装置において、その液晶の材料として前記等方性液晶を用いる試みをし、上述した不都合を解消するに至っている。
しかし、このように等方性液晶を用いた液晶表示装置において、その黒表示と白表示との各色調の差が大きくなる現象が、極めて顕著に表れることが確認されるに至った。
すなわち、図10(a)は、液晶表示装置の黒表示におけるスペクトルを示した図である。また、図10(b)は、同液晶表示装置の白表示におけるスペクトルを示したグラフである。いずれのグラフも、その横軸に波長(nm)を、縦軸にスペクトルの強さを表し、青(B)色、緑(G)色、および赤(R)色の各スペクトルが図中左側から右側へかけて示されている。
ここで、TVあるいはモニタにおいて白表示の色度(色温度)の規格は予め定められているため、白表示におけるスペクトルは、ほぼ図10(b)に示す特性となっている。
図10(a)を図10(b)と比較することにより、黒表示において、青みが強く表れることが、図中点線丸αの部分から判明する。このことから、白表示に対する黒表示の色調の差が大きくなり、前記青みの影響によって低階調における赤(R)色および緑(G)色の色純度が著しく低下してしまうことになる。
このような現象は、電圧無印加時の黒表示において、いわゆるリタデーションがほぼゼロとなるため、その色調はカラーフィルタにおける散乱が起因するスペクトルとして表され、白表示の色調は液晶層のリタデーションとカラーフィルタの透過率によって表されるスペクトルとなり、これら各スペクトルの差が原因となって表れることになる。
なお、前記リタデーションは、液晶の長短軸の屈折率の差(屈折率異方性)Δnと液晶セルの厚みdとの積Δndである。また、図11に示すグラフにおいて曲線aは前述の黒表示におけるスペクトルを示し、曲線bは前述の白表示におけるスペクトルを示している。図11において、図中右側のy軸のスペクトルの強さの程度は前記曲線aに対応させ、図中左側のy軸のスペクトルの強さの程度は前記曲線bに対応させて表示している。
そして、上述した不都合は、液晶として等方性液晶を用いた場合に、黒表示において該液晶の散乱による影響がなく、カラーフィルタによる散乱が主たる要因となって、白表示に対する黒表示の色調の差がより顕著になってしまうことになる。
本発明の目的は、黒表示と白表示のそれぞれの色調の差を抑制して高画質な表示を行うことのできる液晶表示装置を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)本発明による液晶表示装置は、たとえば、第一の基板と、第二の基板と、
前記第一の基板と前記第二の基板との間に配置する液晶層と、
前記第一の基板に備えられる第一の電極とこの第一の電極との間に生じる電位差により前記液晶層に電界を印加させる第二の電極と、
前記第一の基板あるいは第二の基板に備えられるカラーフィルタと、を有し、
前記液晶層は光学的等方の状態から電圧印加により光学的異方性が生じる性質を有し、
前記カラーフィルタは、赤色の染色基材に微粒子が混入されてなる赤色のカラーフィルタと、
緑色の染色基材に微粒子が混入されてなる緑色のカラーフィルタと、
青色の染色基材のみからなる青色のカラーフィルタと、によって構成されていることを特徴とする。
(2)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記赤色及び緑色並びに青色の染色基材は感光性を有する基材から構成されていることを特徴とする。
(3)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、前記微粒子は、シリカ微粒子であることを特徴とする。
(4)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、第一の基板に形成された面状の電極およびこの電極を被って形成される絶縁膜を介して前記電極に重畳して形成される電極群とで、前記第一の電極および第二の電極を構成していることを特徴とする。
(5)本発明による液晶表示装置は、たとえば、(1)の構成を前提とし、ゲート信号線と、このゲート信号線からの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタを介して前記第一の電極および第二の電極のうちの一方の電極に映像信号を供給するドレイン信号線と、前記第一の電極および第二の電極のうち他方の電極に前記映像信号に対して基準となる基準信号を供給するコモン信号線とを備えることを特徴とする。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
このように構成した液晶表示装置は、黒表示と白表示のそれぞれの色調の差を抑制して高画質な表示を行うことができる。すなわち、より無彩色に近い黒表示を実現でき、低階調における赤色および緑色の色純度を向上させることができる。
以下、本発明による液晶表示装置の実施例を図面を用いて説明をする。
〈全体構成図〉
図2は、本発明による液晶表示装置の全体を概略的に示す斜視図である。同図において、該液晶表示装置は、その観察者側から、順次、液晶表示パネルPNL、光学シートOST、拡散板DBD、およびバックライトBLが配置されて構成されている。
液晶表示パネルPNLは、液晶を介在させた一対の透明基板SUB1、SUB2を外囲器として構成されている。透明基板SUB2は、透明基板SUB1よりも若干面積が小さく形成され、該透明基板SIUB1のたとえば図中左側辺部および上側辺部を露出させて該透明基板SUB1と対向配置されている。透明基板SUB1の前記左側辺部にはフェースダウンされた複数の半導体チップからなる走査駆動回路Vが並設されて搭載され、前記上側辺部にはフェースダウンされた複数の半導体チップからなる映像信号駆動回路Heが並設されて搭載されている。
透明基板SUB2は、その周辺の周りに形成されたシール剤SLによって、透明基板SUB1に固着され、該シール剤SLは、透明基板SUB1と透明基板SUB2との間に介在された液晶を封止させる封止剤としても機能するようになっている。そして、該液晶が封止された領域、すなわちシール剤SLによって囲まれた領域は、液晶表示部ARとして構成されるようになっている。
透明基板SUB1の該液晶表示部ARにおける液晶側の面には、図中x方向に伸張されy方向に並設されるゲート信号線GLとコモン信号線CLとが形成されている。これらゲート信号線GLおよびコモン信号線CLは、たとえば図2において、上方から、ゲート信号線GL、このゲート信号線GLと比較的大きな距離を有して配置されるコモン信号線CL、このコモン信号線CLと僅かな距離を有して配置されるゲート信号線GL、このゲート信号線GLと比較的大きな距離を有して配置されるコモン信号線CL、……、というように配置されている。
また、前記液晶表示部ARにおける液晶側の面には、前記ゲート信号線GLおよびコモン信号線CLと電気的に絶縁されたドレイン信号線DLが、図中y方向に伸張されx方向に並設されて配置されている。
互いに隣接する一対のゲート信号線GLと互いに隣接する一対のドレイン信号線DLとで囲まれる領域には、それぞれ画素が構成されるようになっており、これにより、前記液晶表示部ARは各画素がマトリックス状に配置されて構成されることになる。これら各画素の構成は後に詳述する。
前記各ゲート信号線GLは、たとえば図の左側において、シール剤SLを超えて延在され、前記走査信号駆動回路Vの対応する電極(図示せず)に接続されている。該走査信号駆動回路Vは、各ゲート信号線GLにたとえば図中の上側から下側へたとえば矩形パルスからなるゲート信号を順次供給するようになっており、該ゲート信号が供給されたゲート信号線GLに沿って形成された各画素からなる画素列を選択できるようになっている。
前記各ドレイン信号線DLは、たとえば図2の上側において、シール剤SLを超えて延在され、前記映像信号駆動回路Heの対応する電極(図示せず)に接続されている。該映像信号駆動回路Heは、前記走査信号駆動回路Vからの前記ゲート信号のそれぞれの出力のタイミングに合わせて、各ドレイン信号線DLに映像信号を供給するようになっており、これにより、選択された画素列の各画素に映像信号を印加するようになっている。
また、前記各コモン信号線CLは、たとえば図2の右側の端部において、互いに共通接続された後にシール剤SLを超えて延在され、コモン信号供給端子CSTに接続されている。このコモン信号供給端子CSTには、前記映像信号の電圧に対して基準となる電圧からなるコモン信号が供給され、各画素には、コモン信号線CLを介して該コモン信号が供給されるようになっている。
このようにコモン信号と映像信号とが供給される各画素の液晶には、前記コモン信号に対する映像信号の電圧差に応じた電界が印加され、該液晶の分子は、該電界の強度に応じた挙動をし、光の透過率を変化させるようになっている。
前記液晶表示パネルPNLの背面(観察者とは反対側の面)には、光学シートOST、拡散板DBDを介してバックライトBLが配置され、このバックライトBLからの光は、該拡散板DBDおよび光学シートOSTを介して、該液晶表示パネルPNLの各画素を透過して観察者の目に至ることになる。
なお、図2には示されていないが、液晶表示パネルPNLにおいて、その透明基板SUB1の液晶側とは反対側の面、および透明基板SUB2の液晶側とは反対側の面のそれぞれに、偏光板が形成されている。これら偏光板は、液晶の挙動の変化を光学的に目視できるようにするために設けられるものである。このため、各偏光板は、少なくとも前記液晶表示部ARを被うようにして形成されている。図3には、透明基板SUB1の液晶側とは反対側の面に形成される偏光板PL1と、透明基板SUB2の液晶側とは反対側の面に形成される偏光板PL2を示している。そして、偏光板PL1の透過軸(吸収軸)PLA1と偏光板PL2の透過軸(吸収軸)PLA2は互いに直交したニコル配置となっている。
また、前記バックライトBLは、たとえば、いわゆる直下型と称されるものからなり、液晶表示パネルPNLの液晶表示部ARと対向して複数のたとえば冷陰極線管CDRが配置されて構成されている。各冷陰極線管CDRは、バックライトBLの外枠の反射板RFBを備える内面側に、その長手方向を図中x方向に一致づけてy方向に並設させて配置されている。
直下型のバックライトBLは液晶表示パネルPNLが大型の場合に好適となるものである。このことから、該バックライトBLは該液晶表示パネルPNLとほぼ同大同形の導光板と、この導光板の側面に配置されるたとえば冷陰極線管とから構成されるものであってもよい。また、光源としては、発光ダイオード(LED)を用いた直下型であっても、側面にLEDを配置したバックライトでもよいし、あるいは光源として有機エレクトロルミネッセンス(OLED)を用いてもよい。
〈画素の等価回路〉
図4は、本発明による液晶表示装置の前記液晶表示部ARにおける画素の等価回路の一実施例を示す図であり、前記透明基板SUB1の液晶側の面に形成される回路を示している。図4は、図2に示した各画素のうち、互いに隣接する2×3個の画素を取り出して示している。
上述したように、各画素は、隣接する一対のドレイン信号線DL、隣接する一対のゲート信号線GLによって、他の隣接する画素と領域が画されるようになっている。
そして、画素の一角において、MIS型構造からなる薄膜トランジスタTFTが形成され、そのゲート電極は近接するゲート信号線GLに接続され、ドレイン電極は近接するドレイン信号線DLに接続されている。
また、画素の領域内において一対の電極からなる画素電極PXと対向電極CTとが形成され、該画素電極PXは前記薄膜トランジスタTFTのソース電極に接続され、該対向電極CTは前記コモン信号線CLに接続されている。
このような回路構成において、各画素の対向電極CTにコモン信号線CLを介して基準電圧(映像信号に対して基準となる電圧)を印加し、ゲート信号線GLにたとえば図中上方から順次ゲート電圧を印加することによって画素行が選択され、その選択のタイミングに応じて、各ドレイン信号線DLに映像信号を供給することにより、前記画素行の各画素に前記ゲート電圧によってオンされた薄膜トランジスタTFTを介して画素電極PXに該映像信号の電圧が印加される。そして、該画素電極PXと対向電極CTの間に前記映像信号の電圧に対応する強度のいわゆる横電界が発生し、この横電界の強度に応じて液晶を挙動させるようになっている。
このように示した回路は、そのゲート信号線GL、ドレイン信号線DL、薄膜トランジスタTFTにおいて、後述する構成の画素において幾何学的に同様の配置となっているが、たとえば、対向電極CTは画素の大部分の領域に面状に形成され、画素電極PXは絶縁膜を介して前記対向電極CTと重畳された複数の帯状電極から構成されている。
このため、画素電極PXと対向電極CTとの間には液晶とともに前記絶縁膜を誘電体膜とする容量素子が形成され、前記画素電極PXに映像信号が印加された場合、その映像信号の印加は該容量素子によって比較的長い時間蓄積されるようになっている。
〈画素の構成〉
図5は、前記透明基板SUB1の液晶側の面に形成された画素の構成を示した図となっている。
図5において、その(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線における断面図、(c)は(a)のc−c線における断面図である。
まず、透明基板SUB1の液晶側の面(表面)には、ゲート信号線GLおよびコモン信号線CLが比較的大きな距離を有して平行に形成されている。
ゲート信号線GLとコモン信号線CLの間の領域には、たとえばITO(Indium-Tin-Oxide)の透明導電材料からなる対向電極CTが形成されている。対向電極CTは、そのコモン信号線CL側の辺部において該コモン信号線CLに重畳されて形成され、これにより、該コモン信号線CLと電気的に接続されて形成されている。
そして、透明基板SUB1の表面には、前記ゲート信号線GL、コモン信号線CL、および対向電極CTをも被うようにして絶縁膜GIが形成されている。この絶縁膜GIは、後述の薄膜トランジスタTFTの形成領域において該薄膜トランジスタTFTのゲート絶縁膜として機能するもので、それに応じて膜厚等が設定されるようになっている。
前記絶縁膜GIの上面であって、前記ゲート信号線GLの一部と重畳する個所において、たとえばアモルファスシリコンからなる半導体層ASが形成されている。この半導体層ASは前記薄膜トランジスタTFTの半導体層となるものである。
そして、図中y方向に伸張してドレイン信号線DLが形成され、このドレイン信号線DLはその一部において前記半導体層ASに積層される延在部が形成され、この延在部は前記薄膜トランジスタTFTのドレイン電極DTとして機能するようになっている。
また、該ドレイン信号線DLおよびドレイン電極DTの形成の際に同時に形成されるソース電極STが、前記半導体層AS上にて前記ドレイン電極DTと対向し、かつ、該半導体層AS上から画素領域側に若干延在された延在部を有して形成されている。この延在部は後に説明する画素電極PXの一部と接続されるパッド部を構成するようになっている。
ここで、前記半導体層ASは、それを絶縁膜GI上に形成する際に、たとえば、その表面に高濃度の不純物がドープされて形成され、前記ドレイン電極DTおよびソース電極STをパターニングして形成した後に、該ドレイン電極DTおよびソース電極STをマスクとして該ドレイン電極DTおよびソース電極STの形成領域以外の領域に形成された高濃度の不純物層をエッチングするようにしている。半導体層ASとドレイン電極DTおよびソース電極STのそれぞれの間に高濃度の不純物層を残存させ、この不純物層をオーミックコンタクト層として形成するためである。
このようにすることにより、前記薄膜トランジスタTFTは、ゲート信号線GLをゲート電極としたいわゆる逆スタガ構造のMIS構造のトランジスタが構成されることになる。
なお、MIAS構造のトランジスタにあっては、そのバイアスの印加によってドレイン電極DTとソース電極STが入れ替わるように駆動するが、この実施例の説明にあっては、便宜上、ドレイン信号線DLと接続される側をドレイン電極DTと、画素電極PXと接続される側をソース電極STと称している。
透明基板SUB1の表面には、前記薄膜トランジスタTFTをも被って第1保護膜PAS1が形成されている。この第1保護膜PAS1は、該薄膜トランジスタTFTを液晶との直接の接触を回避させるために設けられるようになっている。また、この第1保護膜PAS1は、前記対向電極CTと後述の画素電極PXとの間に介層して設けられ、前記絶縁膜GIとともに、該対向電極CTと画素電極PXの間に設けられ容量素子の誘電体膜としても機能するようになっている。
前記第1保護膜PAS1の上面には、画素電極PXが形成されている。この画素電極PXは、たとえばITO(Indium-Tin-Oxide)等の透明導電材からなり、前記対向電極CTと広い面積にわたって重畳して形成されている。
そして、該画素電極PXは、多数のスリットがその長手方向と交叉する方向に並設されて形成され、これによって両端が互いに接続された多数の帯状の電極からなる電極群を有するようにして形成されている。
また、透明基板SUB1の表面には該画素電極PXをも被って第2保護膜PAS2が形成されている。この第2保護膜PAS2は、たとえば、画素電極PXと液晶との導通を防ぐために設けられている。本実施例で示す液晶表示装置は、後述するように、その液晶として等方性液晶を用いており、これにより配向膜を形成しない構成とすることもでき、このようにした場合に、前記第2保護膜PAS2のような絶縁膜を設ける必要がある。
なお、画素電極PXの各電極は、図5(a)に示すように、画素の領域をたとえば図中上下に2分割させ、その一方の領域にはたとえばゲート信号線GLの走行方向に対して+45°方向に延在するように形成され、他方の領域には−45°方向に延在するようにして形成されている。いわゆるマルチドメイン方式を採用するもので、1画素内における画素電極PXに設けたスリットの方向(画素電極PXの電極群の方向)が単一である場合、観る方向により色つきが生じる不都合を解消した構成となっている。また、等方性液晶に適したスリット構造として±45°の角度としたが、必ずしもこのような構成に限定されるものではない。
上述した実施例では、薄膜トランジスタTFTの半導体層はアモルファスシリコンで形成したものであるが、ポリシリコンで形成したものであってもよい。
〈透明基板SUB2の構成〉
図6は、図5(a)のVI−VI線における断面図を示し、上述した透明基板SUB1と液晶QLを介して対向配置される透明基板SUB2をも併せて描画した図となっている。
透明基板SUB2の液晶側の面には、ブラックマトリックスBMが形成されている。このブラックマトリックスBMは、各画素PIXを隣接する他の画素PIXと画するために設けられ、透明基板SUB1側のゲート信号線GL、コモン信号線CL、ドレイン信号線DLと重畳されるようにして形成されている。これにより、該ブラックマトリックスBMは、たとえば各画素PIXの周辺の領域を除く中央部において開口が形成されたパターンで形成されている。また、該ブラックマトリックスBMは、図示されていないが、薄膜トランジスタTFTをも被って形成され、これにより、光の照射による半導体層の特性変化を回避させるようにしている。
そして、前記ブラックマトリックスBMの開口が形成された部分にはカラーフィルタCFが形成され、その周辺は前記ブラックマトリックスBMに重畳されて形成されている。このカラーフィルタCFは、互いに隣接する3個の画素において、それぞれ、赤(R)のカラーフィルタCF、緑(G)のカラーフィルタCF、青(B)のカラーフィルタが形成され、これら3個の画素をカラー表示の一画素として構成している。これらカラーフィルタCFに関しては後に詳述する。
そして、これらカラーフィルタCFを被って、たとえば樹脂からなる平坦化膜OCが形成されている。この透明基板SUB2側においても配向膜が形成されていないのは透明基板SUB1側の場合と同様である。
なお、該透明基板SUB2の液晶LQと反対側の面には偏光板PL2が形成されている。
そして、このように構成された各画素PIXは、前記画素電極PXと対向電極CTとの間に電界を生じさせない状態で黒表示がなされるいわゆるノーマリブラックモードとして構成されている。
〈液晶材料の構成〉
前記液晶LQの材料としては、たとえば電圧無印加時に光学的等方となるいわゆる等方性液晶が用いられている。
このような等方性液晶を用いることによって、該液晶LQを透過率に視野角の依存性が生じるのを回避でき、さらに、電圧無印加時に黒表示した場合に、該液晶LQの熱的な揺らぎによる光散乱を回避し、光漏れによるコントラストの低下を回避できるからである。
前記等方性液晶としては、様々な材料を選択することができるが、たとえば高分子安定型のブルー相が知られている。高分子安定化ブルー相は、化学式1〜化学式3に示す非液晶性モノマー、化学式4に示す液晶性モノマー、および化学式5に示す架橋剤、化学式6に示す光重合開始剤を用い、これらを紫外線(UV)照射し、光架橋させることにより最終的な等方性液晶の材料を得るものである。
Figure 0004854455
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〈カラーフィルタCF〉
図1は、透明基板SUB2に形成された前記カラーフィルタCFを、液晶側から観た平面図である。
図1において、各画素PIXは、透明基板SUB2の面に図中x方向において行としてy方向において列として形成され、前記液晶表示部AR内にてマトリックス状に配置されている。
そして、たとえば、図中y方向に並設される各画素PIXにそれぞれ共通の色からなるカラーフィルタCFが、該各画素PIXの領域を被うようにして帯状のパターンで形成されている。これら各帯状のパターンからなるカラーフィルタCFは、図中x方向に、たとえば赤(R)色、緑(G)色、青(B)色、赤(R)色、緑(G)色、……、という順で並設されている。
この場合において、異なる色のカラーフィルタCFを備えx方向に順次隣接する3個の各画素PIX(たとえば図中一点鎖線枠で囲まれた各画素PIX)をカラー表示用の一画素CPIXとして機能させるようになっている。
なお、カラー表示用の前記画素CPIXにおいて、色の異なるカラーフィルタを有する各画素の配列は上述したもの(ストライプ配列と称される)に限定されることはなく、3個の各画素が互いに隣接して配置されているならば、他の配列(たとえばモザイク配列、デルタ配列等)によって形成されていてもよいことはいうまでもない。
また、この実施例の場合、前記カラーフィルタCFは、たとえば合成樹脂層に染料が含有されたものとして構成されている。すなわち、赤色のカラーフィルタCFにあっては赤色の染料が含有され、緑色のカラーフィルタCFにあっては緑色の染料が含有され、青色のカラーフィルタCFにあっては青色の染料が含有されて構成されている。このようなカラーフィルタCFの材料は染色基材として把握できる。
このようなカラーフィルタCFの形成は、たとえば、透明基板SUB2の主表面側に、感光性のある染色基材(フォトレジスト)を塗布した後に、これをいわゆるフォトリソグラフィ技術を用いてパターン化して行い、この工程を、赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の染色基材毎に繰り返してなされる。
このように構成されたカラーフィルタCFを用いることによって、電圧無印加時の黒表示(ノーマリブラック)において、コントラストを低下させることなく、該カラーフィルタCFによる光漏れを回避させることができ、これにより、黒表示の際の青みを低減させる効果を奏するようにできる。このことは、より無彩色に近い黒表示を実現でき、低階調における赤色および緑色の色純度を向上させることができる効果を奏する。
従来の液晶表示装置にあって、そのカラーフィルタは、たとえば合成樹脂層に顔料が含有されたものが用いられ、電圧無印加時の黒表示(ノーマリブラック)において、カラーフィルタ内の顔料微粒子によってバックライトBLからの光にいわゆるレイリー散乱を発生させ、このレイリー散乱が光漏れの原因となっていたことが判明する。それ故、この実施例では、染色基材をカラーフィルタとして用いることにより、上述したレイリー散乱の発生を大幅に抑制させるようにしたものである。
ここで、前記顔料はその径が数十から数百ナノメートルの粒子からなり、従来のカラーフィルタはこのような顔料が合成樹脂層内に分散されたものとして把握されるのに対し、前記染料はその径が大きくても数ナノメートル程度の小さな分子からなり、本実施例のカラーフィルタCFはこのような染料を含有する染色基材として把握される。そして、前記レイリー散乱は、光の波長の1/10程度のサイズまで生じるため、前記顔料ではレイリー散乱による偏光解消が生じて、コントラスト比を低下させてしまうことになる。これに対して、染料では、色素が粒子として存在することはないため、散乱は生じることがなく、したがって、コントラスト比を低下させることがない。
なお、顔料よりも径が小さく染料よりも径の大きなたとえばシリカ微粒子等からなる微粒子があるが、この微粒子をカラーフィルタ内に分散させた場合に、コントラストの低下を招くという現象が観られることが確認されている。
また、本実施例では、上述した構成からなるカラーフィルタCFを、図6に示したように透明基板SUB2側に形成することによって、該カラーフィルタCFを信頼性よく形成でき、これにより、該カラーフィルタCFを用いることによる前記効果を充分に発揮させるようにすることができる。
すなわち、いわゆる横電界方式と称される液晶表示装置は、その一方の基板(本実施例では透明基板SUB1)において、各画素に電界を生じせしめる一対の電極およびこれに接続される信号線等が形成されており、他方の基板(本実施例では透明基板SUB2)においては、このような電極および信号線等は形成されていない構成となっている。
このことは、透明基板SUB2において、たとえばスパッタリング等の高温を伴う処理がなされる工程が無いことを意味し、染料が分散されるカラーフィルタCFの形成にあって極めて好都合となる。その理由は、染料が分散されるカラーフィルタCFは、高温に対して顔料を分散するカラーフィルタCFよりも弱く、その形成後において、たとえば、電極等をスパッタリング等で形成するような場合、その熱処理によって、カラーフィルタCF内の染料が飛散してしまう場合もあるからである。
〈カラーフィルタCFの他の実施例〉
上述した実施例では、赤色の染色基材によって赤色のカラーフィルタCFを、緑色の染色基材によって緑色のカラーフィルタCFを、青色の染色基材によって青色のカラーフィルタCFを構成したものである。
しかし、この場合において、黒表示におけるスペクトルと白表示におけるスペクトルを検討してみると、図7(a)のグラフに示すような結果が得られる。同図のグラフは、その横軸に波長、縦軸にスペクトルの強さを表し、曲線I(BL)は黒表示におけるスペクトルを、曲線I(WH)は白表示におけるスペクトルを示している。
このグラフから明らかになるように、黒表示と白表示との間に若干の色調差が生じていることが確かめられる。この原因は、図7(b)に示すように、黒表示の際の前記偏光板PL1、PL2におけるいわゆる直交スペクトルの特性(曲線I(BL))と、白表示の際の前記偏光板PL1、PL2におけるいわゆる平行スペクトルの特性(曲線I(WH))の差によるものと考察される。
そして、図7(b)の直交スペクトルの特性(曲線I(BL))において図中点線丸の個所に観られるように、青の色が通り易いことに鑑み、青色(B)のカラーフィルタCFを除く他のカラーフィルタ、すなわち、赤色(R)のカラーフィルタCF、および緑色(G)のカラーフィルタCFに若干の微粒子(たとえばシリカ微粒子)を混入させるように構成することにより、上述した色調差を抑制させることができる。前記微粒子の混入によって、赤色(R)のカラーフィルタCFおよび緑色(G)のカラーフィルタCFにおいてレイリー散乱を積極的に発生させようとする趣旨である。この場合、コントラストはたとえば2000から3000の範囲内とすることができる。
図8は、このように赤色(R)のカラーフィルタCFおよび緑色(G)のカラーフィルタCFに若干の微粒子を混入させるように構成した液晶表示装置において、黒表示した場合の分光透過率を示したグラフである。該グラフはその横軸に波長を縦軸に透過率を示したもので、高いコントラストが得られることが判り、これにより、低階調における緑や赤の色純度が低下せず、高画質の表示を実現できる。また、図9は、この場合におけるx−y色度図を示し、液晶表示装置の黒白色度を示している。図9において、黒塗りの丸、四角、三角は、それぞれ、黒表示における青色(B)、赤色(R)、緑色(G)を示し、白塗りの丸、四角、三角は、それぞれ、白表示における青色(B)、赤色(R)、緑色(G)を示している。図9から明らかとなるように、白色度に対して黒色度が近づく効果が得られる。
上述した実施例では、赤(R)色、青(B)色、および緑(G)色の各カラーフィルタCFにおいてそれぞれ染色基材で構成し、赤色のカラーフィルタCFに微粒子を混入させた構成について説明をした。しかし、赤色のカラーフィルタCFにおいて顔料を含有させ、微粒子を混入させない構成としてもよい。このように構成することによって、微粒子のレイリー散乱による短波長の透過率の増大を防ぐことができるようになる。
すなわち、微粒子の混入によって散乱強度の制御を図る場合、たとえば450nm以下の短波長の光において、透過率の増大を招き、光漏れを発生させる場合があるからである。この場合における散乱強度は、微粒子の径の6乗、光の波長λの1/4乗に比例する。
このため、赤色のカラーフィルタCFにおいて、顔料を用いて構成することにより、該顔料は色素の微粒子であるため、短波長の光を吸収でき、上述した不都合を解消できる。
そして、上述の実施例において、緑色のカラーフィルタCFに微粒子を混入させるようにしてもよい。緑色のカラーフィルタCFへの微粒子混入はたとえば波長400〜450nmの光に対して光漏れに寄与することはないからである。
したがって、このように構成することによって、低階調における赤色の色とをより良好な色純度として表示させる効果を奏する。
上述した液晶表示装置はいわゆる透過型と称されるものを実施例として揚げたものである。しかし、いわゆる半透過型あるいは反射型と称する種類の液晶表示装置にも適用できることはいうまでもない。この場合、その種類に応じて、画素電極PXあるいは対向電極CTを透明導電材以外の材料で構成するようにしてもよい。たとえば、半透過型の液晶表示装置の場合に画素電極PXをたとえばアルミニュウムからなる光反射効率の良好な材料で構成し、また、反射型の液晶表示装置の場合に対向電極CTをたとえばアルミニュウムからなる光反射効率の良好な材料で構成するが如くである。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
本発明による液晶表示装置のカラーフィルタの一実施例を液晶側から観た平面図である。 本発明による液晶表示装置の一実施例の全体を示す概略斜視図である。 本発明による液晶表示装置の偏光板の一実施例を示す説明図である。 本発明による液晶表示装置の画素の一実施例を示す等価回路図である。 本発明による液晶表示装置の画素の一実施例を示す構成図である。 図5(a)のVI−VI線における断面図である。 各色のカラーフィルタを染色基材で構成した場合の黒表示におけるスペクトルと白表示におけるスペクトルとの関係を示すグラフである。 各色のカラーフィルタを染色基材で構成し、赤および緑のカラーフィルタに微粒子を混入させた場合の黒表示における分光透過率を示したグラフである。 本発明による液晶表示装置の効果を示す色度図である。 従来の液晶表示装置の黒表示と白表示における各スペクトルを示したグラフである。 従来の液晶表示装置に黒表示におけるカラーフィルタの散乱によって生じるスペクトルを示したグラフである。
符号の説明
CF……カラーフィルタ、PIX……画素、CPIX……カラー表示における一画素、PNL……液晶表示パネル、OST……光学シート、DBD……拡散板、BL……バックライト、CDR……冷陰極線管、PL1、PL2……偏光板、SUB1、SUB2……透明基板、V……走査信号駆動回路、He……映像信号駆動回路、GL……ゲート信号線、CL……コモン信号線、DL……ドレイン信号線、TFT……薄膜トランジスタ、PX……画素電極、CT……対向電極、GL……絶縁膜、PSV1、PSV2……保護膜。

Claims (5)

  1. 第一の基板と、第二の基板と、
    前記第一の基板と前記第二の基板との間に配置する液晶層と、
    前記第一の基板に備えられる第一の電極とこの第一の電極との間に生じる電位差により前記液晶層に電界を印加させる第二の電極と、
    前記第一の基板あるいは第二の基板に備えられるカラーフィルタと、を有し、
    前記液晶層は光学的等方の状態から電圧印加により光学的異方性が生じる性質を有し、
    前記カラーフィルタは、赤色の染色基材に微粒子が混入されてなる赤色のカラーフィルタと、
    緑色の染色基材に微粒子が混入されてなる緑色のカラーフィルタと、
    青色の染色基材のみからなる青色のカラーフィルタと、によって構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記赤色及び緑色並びに青色の染色基材は感光性を有する基材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記微粒子は、シリカ微粒子であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 第一の基板に形成された面状の電極およびこの電極を被って形成される絶縁膜を介して前記電極に重畳して形成される電極群とで、前記第一の電極および第二の電極を構成していることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. ゲート信号線と、このゲート信号線からの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタを介して前記第一の電極および第二の電極のうちの一方の電極に映像信号を供給するドレイン信号線と、前記第一の電極および第二の電極のうち他方の電極に前記映像信号に対して基準となる基準信号を供給するコモン信号線とを備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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