JP4854038B2 - 情報アクセス装置および浮上量制御方法 - Google Patents
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Description
ここで、Δdはヘッドの浮上量の変化、λは記録波長、T1は以前のAGC利得値、T2は現在のAGC利得値である。
情報が記録された記録媒体と、
記録媒体に近接した状態に浮上し記録媒体に記録された情報を読み取ってアナログ信号を取得するヘッドであって、ヒータが内蔵され熱膨張によって浮上量が変化するヘッドと、
アナログ信号を、利得制御値に応じて、利得制御値の指数関数倍に増幅する利得可変増幅器と、
利得可変増幅器から出力されるアナログ信号が所定振幅のアナログ信号となるように利得制御値を調整するゲインコントロール部と、
ヒータに電力を供給する電力供給部と、
電力供給部からヒータに供給される電力を調整することによって、記録媒体に対するヘッドの浮上量を目標の浮上量に制御する浮上量制御部と、
ヘッドが記録媒体に接触したときの利得制御値と、ヘッドが記録媒体に対し目標の浮上量だけ浮上した状態にあるときの利得制御値との差分値を記憶しておく差分値記憶部とを備え、
浮上量制御部が、ヒータへの供給電力を調整してヘッドを記録媒体に一旦接触させ、接触時の、ゲインコントロール部で調整された第1の利得制御値を取得し、第1の利得制御値と上記差分値とから、ヘッドが記録媒体に対し目標の浮上量に浮上したときにゲインコントロール部で調整されるべき第2の利得制御値を求め、ゲインコントロール部により、利得可変増幅器に、第2の利得制御値が供給されるように、ヒータへの供給電力を調整するものであることを特徴とする。
ただし、a,bは定数
この式(2)を式(1)に代入すると、以下の式(3)が導かれる。
=(λ/2π)×(G1−G2)×Ln(b) ・・・(3)
ここで、波長が一定であれば(λ/2π)は定数であり、Ln(b)も定数であるため、C=(λ/2π)×Ln(b)とすると、
Δd=C×(G1−G2) ・・・(4)
と表わすことができる。このように、利得可変増幅器の利得値が利得制御値の指数関数で表わされることを利用すると、Wallace式中の対数項を利得制御値の差分の定数倍で表わすことができ、計算量が多い対数計算を省くことができる。また、利得値を利用する場合、増幅器における入出力信号をオシロスコープなどを使って計測して利得値を取得する必要があるが、利得制御値を利用する場合、ゲインコントロール部から利得可変増幅器に提供される利得制御値をそのまま流用することができ、計測の手間を省くこともできる。
情報が記録された記録媒体と、
記録媒体に近接した状態に浮上し記録媒体に記録された情報を読み取ってアナログ信号を取得するヘッドであって、ヒータが内蔵され熱膨張によって浮上量が変化するヘッドと、
アナログ信号を、利得制御値に応じて、利得制御値の指数関数倍に増幅する利得可変増幅器と、
利得可変増幅器から出力されるアナログ信号が所定振幅のアナログ信号となるように利得制御値を調整するゲインコントロール部と、
ヒータに電力を供給する電力供給部とを備えた情報アクセス装置における前記記録媒体に対するヘッドの浮上量を制御する浮上量制御方法において、
ヒータへの供給電力を調整して、ヘッドを記録媒体に接触させるときの、ゲインコントロール部で調整される利得制御値と、ヘッドを記録媒体に対し目標の浮上量だけ浮上させるときの、ゲインコントロール部で調整される利得制御値との差分値を求めておく準備ステップと、
この情報アクセス装置の実稼動にあたり、ヒータへの供給電力を調整してヘッドを記録媒体に一旦接触させ、接触時の、ゲインコントロール部で調整された第1の利得制御値を取得し、第1の利得制御値と上記差分値とから、ヘッドが記録媒体に対し目標の浮上量に浮上したときにゲインコントロール部で調整されるべき第2の利得制御値を求め、ゲインコントロール部により、利得可変増幅器に、第2の利得制御値が供給されるように、ヒータへの供給電力を調整する浮上量制御ステップとを有することを特徴とする。
ゲインコントローラ330は、上述した情報アクセス装置および浮上量制御方法におけるゲインコントロール部の一例にあたり、可変増幅部310は、上述した情報アクセス装置および浮上量制御方法における可変増幅器の一例にあたり、AD変換部340は、上述した情報アクセス装置および浮上量制御方法におけるA/D変換器の一例に相当する。
D=d1−d2=(λ/2π)×Ln(b(G1−G2))
=(λ/2π)×Ln(b)×(G1−G2) ・・・(5)
ただし、λは記録波長
と表わされる。式(5)から、記録波長λが同じという条件下では、浮上量の差分が同じである場合には利得制御値の差分も同じになることがわかる。浮上制御部120では、予め、記録波長λごとに、基準位置d1および目標位置d2それぞれにおける利得制御値の差分S=(G1−G2)が算出され、記憶部122に記憶されている。
制御利得値g2=差分S±制御利得値g1 ・・・(6)
となるときの制御利得値g2が基準位置d1から目標の浮上量Dだけ離れた目標位置d2における制御利得値として算出される。この算出された制御利得値g2におけるヒータ供給電力Pが、磁気ヘッド109を目標の浮上量Dに調整するためのヒータ供給電力として決定される。
100 ハードディスク装置
101 ハウジング
102 スピンドルモータ
104 浮上ヘッドスライダ
105 アーム軸
106 キャリッジアーム
107 ボイスコイルモータ
108 制御回路
109 磁気ヘッド
111 ハードディスク制御部
112 サーボ制御部
113 ボイスコイルモータ駆動部
114 スピンドルモータ駆動部
115 フォーマッタ
116 リード/ライトチャネル
117 バッファ
118 RAM
119 プリアンプ
120 浮上制御部
121 電力供給部
122 記憶部
210 記録ヘッド
220 再生ヘッド
230 ヒータ
Claims (2)
- 情報が記録された記録媒体と、
前記記録媒体に近接した状態に浮上し該記録媒体に記録された情報を読み取ってアナログ信号を取得するヘッドであって、ヒータが内蔵され熱膨張によって浮上量が変化するヘッドと、
前記アナログ信号を、利得制御値に応じて、該利得制御値の指数関数倍に増幅する利得可変増幅器と、
前記利得可変増幅器から出力されるアナログ信号が所定振幅のアナログ信号となるように前記利得制御値を調整するゲインコントロール部と、
前記ヒータに電力を供給する電力供給部と、
前記電力供給部から前記ヒータに供給される電力を調整することによって、前記記録媒体に対する前記ヘッドの浮上量を目標の浮上量に制御する浮上量制御部と、
前記ヘッドが前記記録媒体に接触したときの利得制御値と、前記ヘッドが前記記録媒体に対し目標の浮上量だけ浮上した状態にあるときの利得制御値との差分値を記憶しておく差分値記憶部とを備え、
前記浮上量制御部が、前記ヒータへの供給電力を調整して前記ヘッドを前記記録媒体に一旦接触させ、接触時の、前記ゲインコントロール部で調整された第1の利得制御値を取得し、該第1の利得制御値と前記差分値とから、前記ヘッドが前記記録媒体に対し目標の浮上量に浮上したときに前記ゲインコントロール部で調整されるべき第2の利得制御値を求め、前記ゲインコントロール部により、前記利得可変増幅器に、前記第2の利得制御値が供給されるように、前記ヒータへの供給電力を調整するものであることを特徴とする情報アクセス装置。 - 情報が記録された記録媒体と、
前記記録媒体に近接した状態に浮上し該記録媒体に記録された情報を読み取ってアナログ信号を取得するヘッドであって、ヒータが内蔵され熱膨張によって浮上量が変化するヘッドと、
前記アナログ信号を、利得制御値に応じて、該利得制御値の指数関数倍に増幅する利得可変増幅器と、
前記利得可変増幅器から出力されるアナログ信号が所定振幅のアナログ信号となるように前記利得制御値を調整するゲインコントロール部と、
前記ヒータに電力を供給する電力供給部とを備えた情報アクセス装置における前記記録媒体に対する前記ヘッドの浮上量を制御する浮上量制御方法において、
前記ヒータへの供給電力を調整して、前記ヘッドを前記記録媒体に接触させるときの、前記ゲインコントロール部で調整される利得制御値と、該ヘッドを前記記録媒体に対し目標の浮上量だけ浮上させるときの、前記ゲインコントロール部で調整される利得制御値との差分値を求めておく準備ステップと、
当該情報アクセス装置の実稼動にあたり、前記ヒータへの供給電力を調整して前記ヘッドを前記記録媒体に一旦接触させ、接触時の、前記ゲインコントロール部で調整された第1の利得制御値を取得し、該第1の利得制御値と前記差分値とから、前記ヘッドが前記記録媒体に対し目標の浮上量に浮上したときに前記ゲインコントロール部で調整されるべき第2の利得制御値を求め、前記ゲインコントロール部により、前記利得可変増幅器に、前記第2の利得制御値が供給されるように、前記ヒータへの供給電力を調整する浮上量制御ステップとを有することを特徴とする浮上量制御方法。
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