JP4849058B2 - 含フッ素オレフィンの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は含フッ素オレフィンの製造方法に関し、より詳細には、含フッ素ハロゲン化プロパンからの脱ハロゲン化水素反応により含フッ素オレフィンを生成させる反応工程を含んで成る含フッ素オレフィンの製造方法に関する。
従来、CFC(クロロフルオロカーボン)およびHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)などが冷媒物質として用いられていたが、これらはオゾン層を破壊し得るため、代替冷媒物質としてHFC(ハイドロフルオロカーボン)、特にHFC−125(ペンタフルオロエタン)およびHFC−32(ジフルオロメタン)などが広く用いられるようになっている。しかしながら、HFC−125およびHFC−32は強力な温暖化物質であり、その拡散によって地球温暖化に影響を及ぼすことが懸念されている。拡散ひいては温暖化の防止策として、これらを不要になった装置から回収しているものの、全てを回収できるわけではない。また、漏洩などによる拡散も無視できない。更なる代替冷媒物質として、COや炭化水素系化合物を利用することも検討されているが、効率や安全性の面で問題が多い。
このような問題を解決する代替冷媒物質として、最近、温暖化係数の低いオレフィンのHFCである1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペン(CFCF=CHF、以下、「HFC−1225ye」とも言う)や1,1,1,2−テトラフルオロプロペン(CFCF=CH、以下、「HFC−1234yf」とも言う)が注目されている。
これら含フッ素オレフィンは、対応する含フッ素ハロゲン化アルカンの脱ハロゲン化水素反応により製造することができる(例えば特許文献1〜3を参照のこと)。
特許第3158440号公報 米国特許出願公開第2007/0179324号明細書 国際公開第2007/056194号パンフレット 特許第3412165号公報 特開2000−34237号公報
しかしながら、従来の含フッ素オレフィンの製造方法では、副生成物が多量に生成するという難点がある。特に1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236ea)からの脱HF反応によるHFC−1225yeの生成反応では、低沸点成分であるHFC−23(トリフルオロメタン)、HFC−143a(1,1,1−トリフルオロエタン)およびHFC−134(1,1,2,2−テトラフルオロエタン)などが副生成物として生じる。これら副生成物も強力な温暖化物質であり、大気中への放出により地球温暖化に影響を及ぼすことが懸念される。特にHFC−134は、目的物質であるHFC−1225yeと沸点が近く(HFC−134:−19.7℃、(Z)−HFC−1225ye:−19.5℃、(E)−HFC−1225ye:−15.3℃ 尚、これらはいずれも0.1013MPa(1atm)の圧力下での標準沸点(normal boiling point)、蒸留により容易に分離除去することができない。更に、これら副生成物が生じると収率が悪化するため、コストアップの原因となる。
本発明の目的は、含フッ素オレフィンを得る反応工程において生じる副生成物の量を低減し、目的物質である含フッ素オレフィンを従来よりも高い選択率で得ることができる含フッ素オレフィンの製造方法を提供することにある。
本発明の1つの要旨によれば、以下の一般式
CFCH(2−n)CH(3−m) ・・・(I)
(式中、n=0、1または2、m=0、1、2または3、かつn+m≦3を満たし、XはF、ClおよびBrから独立して選択される)で表わされる含フッ素ハロゲン化プロパンからの脱ハロゲン化水素反応によって含フッ素オレフィンを生成させる反応工程において、フッ素含有量が30重量%以上の酸化フッ化クロムを触媒として使用することを特徴とする、含フッ素オレフィンの製造方法が提供される。
本発明によれば、フッ素含有量が30重量%以上の酸化フッ化クロム(以下、「高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒」とも言う)を脱ハロゲン化水素反応の触媒として用いることにより、副生成物の量を効果的に低減でき、目的物質である含フッ素オレフィンを従来よりも高い選択率で得ることができる。
高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒それ自身は、テトラクロロエチレンなどをフッ化水素によりフッ素化する反応において使用され得る(例えば特許文献4を参照のこと)。しかしながら、本発明は含フッ素ハロゲン化プロパンからの脱ハロゲン化水素反応を利用するものであり、フッ化水素によるフッ素化反応とは全く異なるものである。また、高い活性を持つ触媒は、通常であれば、目的物質を生じる所望の反応のみならず、副生成物を生じる副反応も促進するので、より多くの副生成物が生じることが予測されるであろう。
しかしながら、本発明者らは、上記一般式(I)で表わされる含フッ素ハロゲン化プロパンからの脱ハロゲン化水素反応によって含フッ素オレフィンを生成させる反応工程において、高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を用いると、高い触媒活性を維持したまま、副生成物の量を効果的に低減でき、目的物質である含フッ素オレフィンを従来よりも高い選択率で得ることができるという独自の知見を得て、本発明を完成するに至ったものである。高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を用いると、フッ素含有量がそれより低い酸化フッ化クロム触媒(以下、「低フッ素化−酸化フッ化クロム触媒」とも言う)を用いる場合に比べて、顕著な効果を奏し得る。
本発明において、上記一般式(I)中、XはF、ClおよびBrから独立して選択されるものであればよいが、XはFであることが好ましい。
本発明に用いる高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒のフッ素含有量は、30重量%以上であればよいが、好ましくは30重量%以上、約45重量%以下である。フッ素含有量が30〜45重量%であれば、副生成物の量を一層効果的に低減でき、目的物質である含フッ素オレフィンの選択率がより改善される。
本発明の1つの態様においては、含フッ素ハロゲン化プロパンが1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236ea)であり、脱ハロゲン化水素(より詳細には脱HF)反応により含フッ素オレフィンとして1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペン(HFC−1225ye)を生じる。よって、この態様によればHFC−1225yeの製造方法が提供される。
本発明のもう1つの態様においては、含フッ素ハロゲン化プロパンが1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)であり、脱ハロゲン化水素(より詳細には脱HF)反応により含フッ素オレフィンとして1,1,1,2−テトラフルオロプロペン(HFC−1234yf)を生じる。よって、この態様によればHFC−1234yfの製造方法が提供される。
本発明によれば、フッ素含有量が30重量%以上の酸化フッ化クロムを脱HF反応の触媒として用いることにより、副生成物の量を効果的に低減でき、目的物質である含フッ素オレフィンを従来よりも高い選択率で得ることができる。
(実施形態1)
まず、高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を準備する。酸化フッ化クロムは、酸化クロムをHFによりフッ素化することにより得ることができる(特許文献4および5を参照のこと)。高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒は、酸化クロムを通常より高温、長時間でフッ素化することにより得られるが、ハロゲン化アルキルのHFによるフッ素化に使用することでも得られる(特許文献5を参照のこと)。
高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒は30重量%以上のフッ素含有量を有するものであればよく、好ましくは30〜45重量%のフッ素含有量を有する。フッ素含有量は、触媒の重量変化もしくは一般的なクロム酸化物の定量分析法により測定することができる。高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒の比表面積(BET法による)は、通常的には25〜130m/g、好ましくは40〜100m/gであるが、これに限定されるものではない。
また、原料として用いる含フッ素ハロゲン化プロパンを準備する。含フッ素ハロゲン化プロパンは、以下の一般式
CFCHXCHX ・・・(I)
(式中、XはHおよびFから独立して選択される)で表わされる。例えば1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236ea)または1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)であり得るが、これらに限定されるものではない。
そして、反応工程において、上記のような高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒に含フッ素ハロゲン化プロパンを気相状態で接触させる。接触方式は特に限定されず、例えば固定床型または流動床型などとし得る。
反応条件は、用いる触媒および原料などによって異なり得るが、例えば常圧下では、約200〜600℃、好ましくは約250〜450℃の温度および約0.1〜300秒、好ましくは約0.5〜120秒の接触時間とし得る。
この反応工程において、含フッ素ハロゲン化プロパンからHFが脱離して、含フッ素オレフィンが生成する。目的物質である含フッ素オレフィンは、原料の含フッ素ハロゲン化プロパンにHFC−236eaを用いた場合は1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペン(HFC−1225ye)であり、HFC−245cbを用いた場合は1,1,1,2−テトラフルオロプロペン(HFC−1234yf)であり得るが、これらに限定されるものではない。尚、HFC−1225yeには、(Z)−1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペンおよび(E)−1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペンの2種の異性体(以下、それぞれ「(Z)−HFC−1225ye」および「(E)−HFC−1225ye」とも言う)が存在するが、HFC−1225yeの選択率はこれら異性体を合わせたものとする。
以上のようにして、含フッ素オレフィンを製造することができる。本実施形態によれば、高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を脱HF反応の触媒として用いることにより、副生成物の量を効果的に低減でき、目的物質である含フッ素オレフィンを従来よりも高い選択率で得ることができる。
以下、本発明の実施例および比較例を通じて本発明を更に説明する。
(実施例1)HFC−236eaの脱HF反応
まず、触媒の前駆体である酸化クロムを特許文献4に記載されている方法を参考にして調製した。5.7%硝酸クロム水溶液765gに10%アンモニア水を加え、これにより生じた沈殿をろ過により回収して洗浄した後、空気中で120℃、12時間乾燥させて水酸化クロムを得た。この水酸化クロムを直径3.0mm、高さ3.0mmのペレット状に成形した。このペレットを窒素気流中400℃で2時間焼成して酸化クロムを得た。得られた酸化クロムの比表面積(BET法による)は約200m/gであった。
次に、このようにして得られた酸化クロムをフッ化水素により200℃〜360℃まで段階的に温度を上げながら加熱し、360℃に到達した後、HFにより220時間フッ素化して、酸化フッ化クロムを得た(特許文献5を参照のこと)。得られた酸化フッ化クロムの比表面積(BET法による)は70m/gであり、そのフッ素含量は31.4重量%であった。これにより、高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を調製した。
そして、このようにして調製した酸化フッ化クロム触媒を予め充填したハステロイ製反応管に、原料の含フッ素ハロゲン化プロパンとしてHFC−236eaを気相状態でフィードして脱HF反応に付した。
脱HF反応の反応条件は、反応管への含フッ素ハロゲン化プロパンの供給量F0=18Nml/min(記号「N」は0℃および1atmでの標準状態換算を示す)、反応管に充填した触媒の量W=12gとし、よって、W/F0=40g・Nml−1・secであった。また、反応温度は350℃および400℃とした。
反応管から出てくるガスを回収し、これを水洗した後、ポラパックQカラムのガスクロマトグラフにより分析した。結果を表1に示す。
Figure 0004849058
(実施例2)HFC−236eaの脱HF反応
フッ素含有量が41.2重量%である高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を使用したこと以外は、実施例1と同様の条件でHFC−236eaの脱HF反応を行った。本実施例で用いた高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒は、HCFC-133aのフッ素化反応に用いて得られたものである。結果を表2に示す。
Figure 0004849058
(比較例1)HFC−236eaの脱HF反応
フッ素含有量が12重量%である低フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を使用したこと以外は、実施例1と同様の条件でHFC−236eaの脱HF反応を行った。この低フッ素化−酸化フッ化クロム触媒は、比表面積(BET法による)が200m/gの酸化クロム(特許文献4を参照のこと)を200℃にて2時間に亘ってHFと接触させることによりフッ素化して調製した。結果を表3に示す。
Figure 0004849058
(比較例2)HFC−236eaの脱HF反応
実施例1において酸化クロムのフッ素化条件を360℃、120時間とし、フッ素含有量が22重量%である低フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を使用したこと以外は、実施例1と同様の条件でHFC−236eaの脱HF反応を行った。結果を表4に示す。
Figure 0004849058
(実施例3)HFC−245cbの脱HF反応
酸化フッ化クロム触媒を予め充填したハステロイ製反応管に、原料の含フッ素ハロゲン化プロパンとしてHFC−245cbを気相状態でフィードして脱HF反応に付した。
触媒には、実施例2で使用したものと同様の、フッ素含有量が41.5重量%である高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を使用した。
脱HF反応の反応条件は、反応管への含フッ素ハロゲン化プロパンの供給量F0=6Nml/min、反応管に充填した触媒の量W=2gとし、よって、W/F0=20g・Nml−1・secであった。また、反応温度は350℃および400℃とした。
反応管から出てくるガスを実施例1と同様にして分析した。結果を表5に示す。
Figure 0004849058
(比較例3)HFC−245cbの脱HF反応
比較例1で使用したものと同様の、フッ素含有量が12重量%である低フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を使用したこと以外は、実施例3と同様の条件でHFC−245cbの脱HF反応を行った。結果を表6に示す。
Figure 0004849058
以上の実施例および比較例の結果から、含フッ素ハロゲン化プロパンからの脱ハロゲン化水素(より詳細には脱HF)によって含フッ素オレフィンを生成させる反応の触媒として高フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を用いることにより、低フッ素化−酸化フッ化クロム触媒を用いた場合よりも、副生成物の量が著しく低減され、目的物質である含フッ素オレフィンが極めて高い選択率で得られることが確認された。
本発明により含フッ素オレフィン、例えば1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペンや1,1,1,2−テトラフルオロプロペンを製造でき、これらはいずれも冷媒物質として使用できる。

Claims (4)

  1. 以下の一般式
    CFCH(2−n)CH(3−m)
    (式中、n=0、1または2、m=0、1、2または3、かつn+m≦3を満たし、XはF、ClおよびBrから独立して選択される)で表わされる含フッ素ハロゲン化プロパンからの脱ハロゲン化水素反応によって含フッ素オレフィンを生成させる反応工程において、フッ素含有量が30重量%以上の酸化フッ化クロムを触媒として使用することを特徴とする、含フッ素オレフィンの製造方法。
  2. 前記酸化フッ化クロム触媒のフッ素含有量が30〜45重量%である、請求項1に記載の含フッ素オレフィンの製造方法。
  3. 含フッ素ハロゲン化プロパンが1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパンであり、脱ハロゲン化水素反応により含フッ素オレフィンとして1,1,1,2,3−ペンタフルオロプロペンを生じる、請求項1または2に記載の含フッ素オレフィンの製造方法。
  4. 含フッ素ハロゲン化プロパンが1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパンであり、脱ハロゲン化水素反応により含フッ素オレフィンとして1,1,1,2−テトラフルオロプロペンを生じる、請求項1または2に記載の含フッ素オレフィンの製造方法。
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