JP4848856B2 - デジタル・アナログ変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の電圧コンバータ装置等の電力変換器が組み込まれるIP(Intelligent Power Module)に適用され、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号をアナログ電圧に変換する2値化回路と、この2値化回路の出力側に接続される低域通過フィルタとを有して構成されるデジタル・アナログ変換器に関する。
近年、車両機器においては、高効率化、省エネルギー対策として、図11に示す駆動力を生む電動機11を有する車両駆動システム10では、大別して電源12と、昇降圧コンバータ13と、インバータ14とが含まれている。但し、電動機11は、車両の駆動時には3相のモータであるが、車両の制動時には発電機となる。また、矢印Y1で車両駆動時に流れるエネルギーの方向を示し、矢印Y2で車両制動時に流れるエネルギーの方向を示す。
電源12は、架線からの給電電圧又は直列接続されたバッテリーから構成される。
昇降圧コンバータ13は、車両駆動時には電源12の電圧VL(例:280V)を、モータ11の駆動に適した電圧VH(例:750V)に昇圧し、車両の制動時には発電機となるモータ11から生じる電圧VH(例:750V)を電源回路の電圧VL(例:280V)に降圧して電力の回生動作を行う。
インバータ14は、車両駆動時には昇降圧コンバータ13により昇圧された電圧VHから、3相モータ11の各相に電流を流すように、インバータ14内部のスイッチング素子をON/OFF制御し、このスイッチングの周波数により車両の速度を変化させる。また、車両制動時には、モータ11の各相に生じる電圧に同期してスイッチング素子をON/OFF制御し、いわゆる整流動作を行い、直流電圧に変換して回生を行う。
次に、昇降圧コンバータ13の詳細構成を図12に示し、その説明を行う。昇降圧コンバータ13は、大別してリアクトル16と、コンデンサ17と、2つのスイッチング素子21,22と、これらスイッチング素子21,22を制御する制御回路23a,23bとを備えて構成されている。最近の車両機器の駆動系のスイッチング素子21,22は、図12に示すように、IGBT25(又は26)と、このIGBT25(又は26)のエミッタ・コレクタ間に、並列にダイオード27(又は28)を接続して構成されている。つまり、ダイオード27(又は28)は、IGBT25(又は26)に流れる電流とは逆方向で電流を流すように接続されている。
この昇降圧コンバータ13の昇降圧動作の原理を説明する。また、昇圧時にリアクトル16に流れる電流波形を図13に示す。
最初に、昇圧動作を説明する。図13の時刻t0〜t1間、時刻t2〜t3間、時刻t4〜t5間に示すように、スイッチング素子21のIGBT25がON(導通)すると、リアクトル16に電流Iが流れ、リアクトル16(インダクタンスL)にLI2/2のエネルギーが蓄積される。
一方、時刻t1〜t2間、時刻t3〜t4間、時刻t5以降に示すように、スイッチング素子21のIGBT25がOFF(非導通)すると、スイッチング素子22のダイオード28に電流Iが流れて、リアクトル16に蓄えられたエネルギーがコンデンサ17に送られる。
次に、降圧動作を説明する。スイッチング素子22のIGBT26がON(導通)すると、リアクトル16に電流Iが流れ、リアクトル16にLI2/2のエネルギーが蓄積される。
一方、スイッチング素子22のIGBT26がOFF(非導通)すると、スイッチング素子21のダイオード27に電流が流れて、リアクトル16に蓄えられたエネルギーが電源12へ回生される。
このようにスイッチング素子21又は22のON時間(ONデューティ)を変更する事で、昇降圧の電圧を調整する事が可能であり、概略の値は次式にて求める事が出来る。
L/VH=ONデューティ (%)
L:電源電圧
H:昇圧後の電圧
ONデューティ:スイッチイング素子21又は22のスイッチング周期に対する導通期間の割合。
しかし、実際には負荷の変動、電源電圧の変動などがあるので、昇降圧後の電圧VHを監視し、目標値となるように、スイッチング素子21,22のON時間(ONデューティ)の制御を行う。
図14は、昇降圧コンバータ用IPM30のブロック図である。IPM30は、大きく分けて、上アームのスイッチング部31と、下アームのスイッチング部32と、制御部23とを備えて構成され、高電圧回路側の各スイッチング部31,32と、低電圧回路側の制御部23とは電気的に絶縁が必要であり、このためフォトカプラ34,35,36,37,38や図示せぬパルストランスなどを用いて、信号の授受を行うようになっている。
上アームのスイッチング部31は、上述したスイッチング素子22と同一チップ内に埋め込まれた温度検出用ダイオード40と、IGBT26のエミッタとアース間に直列接続された2つの抵抗器41,42の間と温度検出用ダイオード40のアノード側とに接続されたIGBT保護回路43と、このIGBT保護回路43の出力側とIGBT26のゲート側との間に接続されたゲートドライバ44と、温度検出用ダイオード40のアノード側に接続されたIGBTチップ温度検出部45とを備えて構成されている。
下アームのスイッチング部32は、上述したスイッチング素子21と同一チップ内に埋め込まれた温度検出用ダイオード50と、IGBT25のエミッタとアース間に直列接続された2つの抵抗器51,52の間と温度検出用ダイオード50のアノード側とに接続されたIGBT保護回路53と、このIGBT保護回路53の出力側とIGBT25のゲート側との間に接続されたゲートドライバ54と、温度検出用ダイオード50のアノード側に接続されたIGBTチップ温度検出部55と、昇圧後の電圧VHを検出するVH検出回路56とを備えて構成されている。
VH検出回路56は、入力される電圧VHを分圧する分圧回路57と、この分圧回路57で分圧された電圧のレベルを調整するレベル調整回路58と、三角波を生成する三角波生成器59と、その三角波とレベル調整後の電圧を比較し、この比較結果得られる「L」又は「H」レベルの電圧をフォトカプラ38へ出力する比較器60とを備えて構成されている。
制御部23は、フォトカプラ38からの「L」に対応する「0」又は「H」に対応する「1」の信号を平滑化して直流レベルに変換するLPF(Low Pass Filter)62と、このLPF62からの直流レベルと昇降圧指令値とを比較するVH比較器63と、このVH比較器63の比較結果に応じて、昇圧後の電圧VHが昇降圧指令値に応じた所定電圧値となるようにゲート信号をフォトカプラ34,36へ出力するゲート信号発生器64とを備えて構成されている。
このような構成のIPM30において、本発明の対象となる部分は、システムとしてIPM30の稼動状態を制御するために、スイッチング素子22,21と同一チップ内に埋め込まれた温度検出用ダイオード40,50のVF電圧により、IGBT26,25のチップ温度を測定するIGBTチップ温度検出部45,55である。
これらIGBTチップ温度検出部45,55を、上アームのスイッチング部31のIGBTチップ温度検出部45を代表して図15に内部ブロック図を示し、その説明を行う。なお、温度検出用ダイオード40は、図示の様に複数個直列に接続されている。
IGBTチップ温度検出部45は、高電圧回路側に、温度検出用ダイオード40のアノード側に接続された定電流源70と、この定電流源70と温度検出用ダイオード40との間に+入力が接続されたオペアンプによるバッファ回路71と、このバッファ回路71の出力に抵抗器72を介して−入力が接続されたオペアンプ73及び、当該オペアンプ73の入出力の間に接続された抵抗器74、第1の電源Vcc1及びアース間並びにオペアンプ73の+,−入力の間に接続された抵抗器75,76から成るレベル変換器77と、三角波発生器78と、三角波発生器78及びレベル変換器77の出力側に接続されたオペアンプによるコンパレータ79と、このコンパレータ79の出力側に抵抗器80を介してゲートが接続され、ソースが抵抗器82を介してフォトカプラ35に接続されたFET(Field Effect Transistor)81とを備えて構成されている。
フォトカプラ35は、第1の電源Vcc1とFET81との間に接続されると共にダイオード84が並列接続された発光ダイオード85と、この発光ダイオード85からの発光光を受光する受光ダイオード87とを備え、受光ダイオード87が、アースにエミッタが接続されたトランジスタ88のゲートと第2の電源Vcc2との間に接続され、また、受光ダイオード87のカソードとトランジスタ88のコレクタとの間に抵抗器89が接続されて構成されている。
更に、IGBTチップ温度検出部45は、低電圧回路側に、フォトカプラ35の受光側に接続されたデジタル・アナログ変換器90を備えている。デジタル・アナログ変換器90は、フォトカプラ35のトランジスタ88のコレクタに接続された2値化回路91と、この2値化回路91の出力側に+入力が接続されると共に−入力と出力とが接続されたオペアンプによるバッファ回路92と、このバッファ回路92の出力に接続されたLPF(低域通過フィルタ)回路93とを備えて構成されている。
このようなIGBTチップ温度検出部45によってIGBT26の温度を測定する場合、定電流源70からIGBT26と同一チップ内に埋め込まれた温度検出用ダイオード40に定電流を供給する。これによって、温度検出用ダイオード40の両電圧VF(VF電圧信号とも称す)が、温度に比例した電圧値となる。但し、温度検出用ダイオード40の温度特性は、図16に示す通りとする。
一方、三角波発生器78からはPWM(Pulse Width Modulation)による三角波信号が所定の上限値と下限値との間で発生されている。
温度検出用ダイオード40の両電圧VFは、バッファ回路71でインピーダンス変換された後、レベル変換器77にて、三角波信号の上限値と高温(例:155℃)側VFとが合致、三角波信号の下限値と低温(例:25℃)側VFとが合致するるように、増幅及びレベルの加減算が行われる。
つまり、レベル変換器77は、三角波信号の上限と下限との幅のレベルに、VF電圧信号のレベルを拡大して等しくすると共に、この拡大したVF電圧信号のレベルの上下が三角波の上限と下限の位置に一致するように調整する。即ち、ゲインとオフセットの調整を行う。
このレベル合わせを行った後、後段のコンパレータ79にてレベル変換器77の出力電圧Vlevと、三角波発生器の出力電圧Vtriとを比較し、Vlev>Vtriの場合はコンパレータ79の出力を「L」、Vlev<Vtriの場合は「H」とする。
この動作によって生成されるコンパレータ79の出力パルスのデューティは、VF電圧信号に比例する。例えばデューティ0%は低温(例:25℃)側VF、100%は高温(例:165℃)側VFとして、次段のフォトカプラ35によるPWM信号の絶縁伝送回路を介して、上及び下アームのスイッチング部31,32から制御部23のデジタル・アナログ変換器90にPWM信号として伝送される。
このPWM信号は、デジタル・アナログ変換器90の2値化信号を生成するスイッチング回路である2値化回路91に入力され、当該PWM信号のデューティが0%ではV1、100%ではV2なる電圧(2値化信号V1/V2)が形成されて出力される。この2値化信号V1/V2をバッファ回路92でインピーダンス変換した後、LPF回路93にて平滑化して直流レベルに変換すると、温度検出用ダイオード40の両電圧VFに相当する各アームと絶縁された出力電圧(IGBTチップ温度電圧信号)Voutを得る事が出来る。
このようにして得られたIGBTチップ温度に比例した電圧信号Voutは、昇降圧コンバータ13の上位のシステム(図示せず)に伝達され、そのシステムが常にIGBT25,26の温度を検出しながら、例えばIGBTチップ温度が所定の温度T1を超過すると、スイッチング周波数を1/2にし、更に所定の温度T2を超過するとスイッチング(昇降圧動作)を停止する保護機能を働かせる。
この保護機能の作動は車両の駆動に影響を与えるので、IGBT25,26のチップ温度は正確に測定されなければならなず、概ね±5%の精度が要求される。チップ温度の測定の際の誤差要因は大別すると、IGBTチップに埋め込まれた温度検出用ダイオード40,50の両電圧VF値及び温度係数のバラツキと、バッファ回路71、レベル変換器77、三角波発生器78、フォトカプラ(PWM信号の絶縁伝送回路)35、2値化回路91、バッファ回路92及びLPF回路93から成る回路系のバラツキとの2種類となる。
温度検出用ダイオード40,50のVF値のバラツキは、半導体プロセスに起因する要因が主で有るので、全体の許容誤差±5%のうち、例えばその6割である±3%をVF値のバラツキとして見込むと回路系では±2%の誤差に抑制する必要がある。このため各々の回路では±0.5%の誤差に抑えた性能が求められる。従って、抵抗素子、定電圧素子、オペアンプから成る回路素子は高精度品を用いる必要がある。
なお、三角波発生器78の発振周波数は、その高調波成分がAMラジオの周波数帯において、十分低い値である事が要求される。例えば、AMラジオの周波数帯の千分の1から若干ずらした周波数とする。
次に、デジタル・アナログ変換器90の詳細な回路構成を図17に示し、その説明を行う。
2値化回路91は、エミッタ接地されたトランジスタTR30を備え、このトランジスタTR30のベースが抵抗器R10を介してフォトカプラ35の出力側に接続されると共に抵抗器R11を介して接地され、コレクタが抵抗器R12を介してオペアンプIC40に接続され、その抵抗器R12とオペアンプIC40間と+5V電源との間に抵抗器R14が接続され、同抵抗器R12とオペアンプIC40間とアースとの間に抵抗器R15が接続されて構成されている。
バッファ回路92は、−入力端と出力端とが接続されたオペアンプIC40を用いて構成されている。
LPF回路93は、オペアンプIC40の出力側に一端が接続された抵抗器R16と、この抵抗器R16の他端とアース間に接続されたコンデンサC20とから成る1次のLPFとして構成されている。
このような構成のデジタル・アナログ変換器90において、フォトカプラ35から抵抗器R10を介してトランジスタTR30のベースに、デューティがIGBTチップ温度に比例したパルスが印加されると、オペアンプIC40の入力電圧は、トランジスタTR30がON時には0.5V、OFF時には4.5Vとなり、オペアンプIC40でインピーダンス変換された後に、1次のLPF回路93により平滑化される。
但し、抵抗器R16とコンデンサC20から成るLPF回路93の時定数は、PWM信号の周期=1.78msに対して、十分大きな値である10.89msとしている。
この回路構成における入力信号であるPWM信号のデューティに対する出力電圧信号Voutの直線性誤差の測定値を図18に示す。この図から分かるように、その直線性誤差は、目標とする±0.5%以内の誤差に収まっている。また、IGBTチップ温度に比例したLPF回路93の出力は、電源電圧の10〜90%の範囲であり、回路素子破壊など伴う出力電圧異常と区別できるように設定されている。
この種の従来のデジタル・アナログ変換器として、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開平9−232958号公報
しかし、従来のデジタル・アナログ変換器においては、PWM信号から2値化信号を生成する2値化回路91と、その2値化信号を平滑して直流化するLPF回路93との間に、入出力信号の直線性の悪化を防止するために、オペアンプIC40などから構成されるインピーダンス変換回路であるバッファ回路92を接続するのが通常であるが、入出力信号の直線性の悪化防止のために、他の部品と比べコストの高いバッファ回路92を用いなければならないので、その分、デジタル・アナログ変換器全体がコスト高となる問題がある。
特に、デジタル・アナログ変換器を車両用の電圧コンバータ装置に用いる場合、車両は低コスト化が必須となっているので、より安価なデジタル・アナログ変換器が要求されている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、より低コストなデジタル・アナログ変換器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1によるデジタル・アナログ変換器は、パルス幅変調信号を2値化信号に変換する2値化回路と、この2値化回路から出力される2値化信号を抵抗器及びコンデンサの組合せによって平滑化してアナログ信号に変換する低域通過フィルタ(LPF)とから成るデジタル・アナログ変換器において、前記コンデンサに対する充電時定数と放電時定数との差を充電時定数と放電時定数との平均値で除算して得られる正規化時定数差が、前記低域通過フィルタにおける入出力信号の直線性誤差を規定値内とする比率となるように、前記2値化回路及び前記低域通過フィルタの回路定数を定めたことを特徴とする。
この構成によれば、低域通過フィルタにおける入出力信号の直線性誤差が規定値内となる。つまり、パルス幅変調信号を2値化回路で変換した2値化信号を、低域通過フィルタで更に平滑化した出力信号であるアナログ信号の特性が規定値内に収まるので、例えば、そのアナログ信号を車両用の電力変換器などに用いれば車両を適正に制御することができる。従来のデジタル・アナログ変換器では、2値化回路と低域通過フィルタとの間に、入出力信号の直線性の悪化を防止するためのオペアンプなどから構成されるインピーダンス変換回路であるバッファ回路を接続するのが通常であった。しかし、本発明のデジタル・アナログ変換器では、バッファ回路を用いなくても入出力信号の直線性を良くすることができる。従って、バッファ回路が不要となって、その分、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の請求項2によるデジタル・アナログ変換器は、請求項1において、前記正規化時定数差は、2.3%以下であることを特徴とする。
この構成によれば、パルス幅変調信号のデューティ比が50%の場合の最大直線性誤差を規定値内の0.5%以下に抑制することができる。
また、本発明の請求項3によるデジタル・アナログ変換器は、請求項1または2において、前記回路定数は、前記低域通過フィルタの抵抗器の抵抗値が、前記2値化回路において前記パルス幅変調信号を2値化信号に変換する際の電圧レベルを所定値とするための複数の抵抗器の内、電源と前記低域通過フィルタの抵抗器との間に接続される抵抗器の抵抗値に対して、50倍以上であることを特徴とする。
この構成によれば、正規化時定数差を概略2.3%以下とすることができるので、パルス幅変調信号のデューティ比が50%の場合の最大直線性誤差を規定値内の0.5%以下に抑制することができる。
以上説明したように本発明によれば、より低コストなデジタル・アナログ変換器を提供することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル・アナログ変換器の構成を示す回路図である。
図1に示すデジタル・アナログ変換器100は、図17に示した従来のデジタル・アナログ変換器90のバッファ回路92を用いず、2値化回路91の抵抗器R12,R14,R15の接続点とLPF回路93の抵抗器R16とを直接接続してデジタル・アナログ変換回路を構成し、LPF回路93を構成するコンデンサC20に対する充電時定数と放電時定数との差を、充電時定数と放電時定数との平均値で除算して得られる正規化時定数差が、2.3%以下になるように回路定数を定めた。
このLPF回路93を構成するコンデンサC20の充放電時定数の差を低減するように、回路定数の最適化を行う場合を以下に説明する。
まず、図17に示した2値化回路91とLPF回路93との間にバッファ回路92が接続されたデジタル・アナログ変換器90において、2値化回路91の出力電圧、即ちバッファ回路92の出力電圧VinとLPF回路93の出力電圧(IGBTチップ温度電圧信号)Voutとの関係は、下式(1)で表される。
Figure 0004848856
但し、
0 :初期電荷量
C20:0.33μF
R14:33kΩ
Vin :0.5V又は4.5V(トランジスタTR30がオン時は0.5V、オフ時は4.5V)
とする。
これらの定数において、コンデンサC20の初期電圧=0.5V、PWM信号の周期=1.78ms、PWM信号のデューティ=50%とした場合のLPF回路93の出力電圧Voutの時間経過の計算結果を図2に示す。
一方、図1の本実施の形態のバッファ回路92が無く2値化回路91とLPF回路93とが直接接続されたデジタル・アナログ変換器100において、トランジスタTR30がオン時の回路方程式は下式(2)のように表される。
Figure 0004848856
上式(2)から、Voutは下式(3)で表される。
Figure 0004848856
また、上式(3)のRaは下式(4)となる。
Figure 0004848856
次に、トランジスタTR30がオフ時の回路方程式は、簡略化のためTR30のコレクタ・エミッタ間電圧Vceが概ね0Vとすると、下式(5)のように表される。
Figure 0004848856
上式(5)から、Voutは下式(6)で表される。
Figure 0004848856
また、上式(6)のRbは下式(7)となる。
Figure 0004848856
但し、
0 :初期電荷量
C20 :0.33μF
R12 :301Ω
R14 :2.67kΩ
R15 :24.3kΩ
R16 :33kΩ
トランジスタTR30がオン/オフ時の上式(2)〜(7)を用いて、コンデンサC20の初期電圧=0.5V、PWM信号の周期=1.78mS、PWM信号のデューティ=50%とした場合のLPF回路93の出力電圧Voutの時間経過の計算結果の波形を図3に示す。
ここで、2値化回路91から出力されるPWM信号は、0.5Vと4.5Vの2値を有し、トランジスタTR30のベースに供給される。このPWM信号のデューティは50%であるので、LPF回路93の出力電圧Voutの飽和値は、理想的には2.5Vでなければならない。
図2に示すように、バッファ回路92を設けたデジタル・アナログ変換器90でのLPF回路93の出力電圧Voutの収束値は、平均で2.5Vである。
しかし、バッファ回路92を設けないデジタル・アナログ変換器100の各構成要素の抵抗値等の値をデジタル・アナログ変換器90のものと同一条件とした場合に、図3に示すように、デジタル・アナログ変換器100でのLPF回路93の出力電圧Voutの収束値は、平均で2.44Vとなって理想的な値から下回り、(2.44V−2.5V)/4V=−1.5%の誤差が発生する。
この結果は、図4に示すように、上記同一条件のデジタル・アナログ変換器100におけるPWM信号のデューティ=50%での実測結果の約−1.7%と、この実測結果に含まれる抵抗値の公差を考慮すると概ね一致する。
この要因は図5に示すように、バッファ回路92を設けた(有り)デジタル・アナログ変換器90でのLPF回路93のコンデンサC20の充電及び放電時定数が10.89msと同一であるのに対して、バッファ回路92を設けない(無し)デジタル・アナログ変換器100でのコンデンサC20の充電及び放電時定数が11.68msと10.97msとのように相違している事にある。
バッファ回路92を設けないデジタル・アナログ変換器100では、コンデンサC20の充電時定数11.68msよりも放電時定数10.97msの方が小さいため、充放電時間が同一でも、充電電荷より放電電荷の方が多くなる。このため、PWM信号のデューティが50%でもLPF回路93の出力電圧Voutが2.5Vを下回る事になる。
このことから、LPF回路93のコンデンサC20の充電時定数と放電時時定数を概ね同一にすると改善できるので、上式(4)と(7)に着目すると、下記の条件となる。
Figure 0004848856
上式(8)において、左辺と右辺を同一にするための条件として、2値化回路91のPWM信号のレベル=0.5V又は4.5Vを得るために、抵抗器R14,R15,R12の抵抗比は定められた値しか取れないので、実質上は抵抗器R16について上式(8)を満たすような値にする必要がある。
ここで、バッファ回路92を設けないデジタル・アナログ変換器100において、その条件を満たすように抵抗器R16の抵抗値を変更せず、抵抗器R14,R15,R12における抵抗比は定められた通り保持しながら図17に示した抵抗値(R14=2.67kΩ、R15=24.3kΩ、R12=301Ω)の1/2,1/4,1/8として、コンデンサC20の初期電圧=0.5V、PWM信号の周期=1.78ms、PWM信号のデューティ=50%とした場合に計算したLPF回路93の出力電圧Voutの波形を図6に示す。
この波形から判るように、出力電圧Voutの飽和値は、抵抗値R14,R15,R12の値を小さくする事により高くなって改善出来る。
図7に、LPF回路93の出力電圧Voutの飽和状態における平均値(リップル分を除く)の比較を示す。この図7に示すように、直線性誤差をほぼ0.5%以下に抑制するには、図17に示した抵抗値(R14=2.67kΩ、R15=24.3kΩ、R12=300Ω)の1/4以下にしなければならない。
この結果は、抵抗器R16の抵抗値を変更しない事を前提としたため、抵抗器R16,R12の加算抵抗値は745Ωとなり、トランジスタTR30がオンした場合の電流は6.73mAとなる。ここで、省エネルギー化を目的とする機器では高効率な変換効率が求められるため、そのオン時の電流を出来るだけ少なくするため、2値化回路91を構成する抵抗器R16の抵抗値を高抵抗化すれば良いが、その抵抗値を高くしすぎると耐ノイズ性が劣化する欠点がある。
そこで、充放電時定数を大きく変更せずに、上記の欠点を考慮すると、コンデンサC20=0.15μF,抵抗器R16=68kΩ,抵抗器R14=1.33KΩ,抵抗器R12=150Ω,抵抗器R15=12.1kΩが、概ね直線性誤差=0.5%を満足する条件となる。
図8に、この条件でのコンデンサC20の初期電圧=0.5V、PWM信号の周期=1.78mS、PWM信号のデューティ=50%とした場合に計算したLPF回路93の出力電圧Voutの波形を示す。この結果は、図6に示した抵抗値を1/4にした場合の波形と概ね一致している。
図9に、2値化回路91とLPF回路93の回路定数をパラメータとした場合の充電時定数(msec)、放電時定数(msec)、時定数差(msec)、時定数差を充電時定数と放電時定数の平均値で除算した正規化時定数差及びPWM信号のデューティ=50%の場合の最大直線性誤差を示す。
図10に、充電時定数と放電時定数の差と充・放電時定数の平均値で除算した正規化時定数差と、PWM信号のデューティ=50%の場合の最大直線性誤差との関係を示す。この関係から図9のケース3とケース5は同じ値を示している事が判る。
図10に破線で示すように、最大直線性誤差を0.5%以下に抑制するには、正規化時定数差を2.3%以下にする必要があり、この場合の抵抗器R16とR14の抵抗比は約50倍である。
但し、抵抗器R12,R15については、2値化されたPWM信号のレベルに応じて抵抗器R14との関係が固定されているので、基本的には、抵抗器R16とR14の抵抗比を決定すれば一義的に定まる。
以上説明したように本実施の形態のデジタル・アナログ変換器100によれば、バッファ回路92を用いず、2値化回路91の抵抗器R12,R14,R15の接続点とLPF回路93の抵抗器R16とを直接接続し、LPF回路93を構成するコンデンサC20に対する充電時定数と放電時定数との差を充電時定数と放電時定数との平均値で除算して得られる正規化時定数差が、LPF回路93における入出力信号の直線性誤差を規定値内とする比率(=2.3%以内、又は概略2.3%でもよい)となるように、2値化回路91及びLPF回路93の回路定数を定めた。
これによって、LPF回路93における入出力信号の直線性誤差が規定値内となる。つまり、PWM信号を2値化回路91で変換した2値化信号を、LPF回路93で更に平滑化した出力電圧であるIGBTチップ温度電圧信号Voutの特性が規定値内に収まる。これによって、周辺温度の変化にかかわらず車両用の昇降圧コンバータ13で適正な電圧の昇降圧変換が行われるので、車両を適正に制御することができる。
また、従来のデジタル・アナログ変換器90のようにバッファ回路92を用いなくてもよいので、その分、デジタル・アナログ変換器全体の低コスト化を図ることができる。
更に、故障率を意味するFIT(Failure In Time)は、一般的に抵抗器よりもオペアンプ(IC)の方が高いが、そのオペアンプによるバッファ回路92を用いないので、デジタル・アナログ変換器のFITを向上させることができる。
また、正規化時定数差が上記のように2.3%以下となるので、PWM信号のデューティ比が50%の場合の最大直線性誤差を規定値内の0.5%以下に抑制することができる。
また、LPF回路93の抵抗器R16の抵抗値を、2値化回路91においてPWM信号を2値化信号に変換する際の電圧レベルを所定値とするための複数のR12,R14,R15の内、+5V電源とLPF回路93の抵抗器R16との間に接続される抵抗器R14の抵抗値に対して、50倍以上とした。
これによって、正規化時定数差を2.3%以下とすることができるので、PWM信号のデューティ比が50%の場合の最大直線性誤差を規定値内の0.5%以下に抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るデジタル・アナログ変換器の構成を示す回路図である。 従来の2値化回路とLPF回路との間にバッファ回路を設けたデジタル・アナログ変換器のLPF出力応答波形図である。 本実施の形態の2値化回路とLPF回路の間にバッファ回路が無いデジタル・アナログ変換器のLPF出力応答波図である。 本実施の形態のデジタル・アナログ変換器の入出力特性図である。 本実施の形態のバッファ回路無しと、従来のバッファ回路有りのデジタル・アナログ変換器における充電時定数及び放電時定数を表記した図である。 本実施の形態のデジタル・アナログ変換器において2値化回路定数の値をパラメータとしたバッファ回路が無い場合のLPF出力応答波形図である。 本実施の形態のデジタル・アナログ変換器において2値化回路定数値を変更した場合のLPF出力の飽和状態での平均値を表記した図である。 本実施の形態のデジタル・アナログ変換器においてLPF回路の抵抗値を変更した場合LPF出力応答波形図である。 本実施の形態のデジタル・アナログ変換器の回路定数をパラメータにした充・放電時定数、時定数差、最大直線性誤差を表記した図である。 本実施の形態のデジタル・アナログ変換器における正規化時定数差と最大直線性誤差の関係図である。 車両駆動システムの構成を示すブロック図である。 車両駆動システムにおける昇降圧コンバータの構成を示すブロック図である。 昇降圧コンバータの昇圧動作時にリアクトルに流れる電流波形図である。 昇降圧コンバ−タ用IPMの構成を示すブロック図である。 昇降圧コンバ−タ用IPMにおけるIGBTチップ温度検出部の構成を示すブロック図である。 IGBTチップ温度検出部における定電流回路によるIGBTチップ温度検出ダイオードの順方向電圧の温度特性図である。 従来の2値化回路とLPF回路の間にバッファ回路を設けたデジタル・アナログ変換器の構成を示す回路図である。 従来のデジタル・アナログ変換器の入出力特性図である。
符号の説明
10 車両駆動システム
11 電動機
12 電源
13 昇降圧コンバータ
14 インバータ
16 リアクトル
17,C20 コンデンサ
21,22 スイッチング素子
23a,23b 制御回路
25,26 IGBT
27,28,84 ダイオード
30 昇降圧コンバータ用IPM
31 上アームのスイッチング部
32 下アームのスイッチング部
34,35,36,37,38 フォトカプラ
40 度検出用ダイオード
41,42,51,52,72,74,75,76,80,82,89、R10,R11,R12,R14,R15,R16 抵抗器
43,53 IGBT保護回路
44 ゲートドライバ
45,55 IGBTチップ温度検出部
40,50 温度検出用ダイオード
56 VH検出回路
57 分圧回路
58 レベル調整回路
59 三角波生成器
60 比較器
62 LPF
63 VH比較器
64 ゲート信号発生器
70 定電流源
71,92 バッファ回路
73 オペアンプ
77 レベル変換器
78 三角波発生器
79 コンパレータ
85 発光ダイオード
87 受光ダイオード
88,TR30 トランジスタ
90,100 デジタル・アナログ変換器
91 2値化回路
92 バッファ回路
93 LPF回路
Vcc1 第1の電源
Vcc2 第2の電源
Vout IGBTチップ温度電圧信号

Claims (3)

  1. パルス幅変調信号を2値化信号に変換する2値化回路と、この2値化回路から出力される2値化信号を抵抗器及びコンデンサの組合せによって平滑化してアナログ信号に変換する低域通過フィルタとから成るデジタル・アナログ変換器において、
    前記コンデンサに対する充電時定数と放電時定数との差を充電時定数と放電時定数との平均値で除算して得られる正規化時定数差が、前記低域通過フィルタにおける入出力信号の直線性誤差を規定値内とする比率となるように、前記2値化回路及び前記低域通過フィルタの回路定数を定めた
    ことを特徴とするデジタル・アナログ変換器。
  2. 前記正規化時定数差は、2.3%以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル・アナログ変換器。
  3. 前記回路定数は、前記低域通過フィルタの抵抗器の抵抗値が、前記2値化回路において前記パルス幅変調信号を2値化信号に変換する際の電圧レベルを所定値とするための複数の抵抗器の内、電源と前記低域通過フィルタの抵抗器との間に接続される抵抗器の抵抗値に対して、50倍以上である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル・アナログ変換器。
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