JP4846560B2 - 流動体吐出ポンプ - Google Patents

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Description

この発明は、流動体吐出ポンプに関し、特に詳しくは、液だれを生じることなく流動体を吐出することのできる流動体吐出ポンプに関する。
特許文献1には、「・・・ベースキャップと、・・・シリンダと、・・・スライダーと、・・・押圧ヘッドとを備えるポンプであって、前記スライダーの貫通路に、・・・弁体を配設し、前記貫通路と弁体との相互間に、該貫通路を閉塞するまでの弁体の動作を遅延させて該弁体からノズルに至るまでに残存する液体を貫通路及び/又はシリンダ内に呼び込む極僅かな隙間を形成してなることを特徴とする液体排出用ポンプ」が記載されている(特許文献1参照)。
しかしながら、ポンプ部に液体の漏出防止部を備えた液体排出ポンプは、弁、シリンダ及びスプリング等を有する複雑な構造の装置中にさらに液体の漏出防止部を付加することとなり、装置全体としての構造がより複雑になることが考えられ、また仮に該漏出防止部が破損した場合、ポンプ部全体を交換しなければならないことも考えられるので、構造が単純でかつ交換及び点検等を簡便に行うことができる漏出防止部を備えたポンプが望まれていた。
特開2003−137329公報
この発明が解決しようとする課題は、ポンプ部以外に設けられ、かつ構造が単純で交換及び点検等が簡便であり、液だれを生じることなく流動体を吐出することのできる流動体漏出防止部を備えた流動体吐出ポンプを提供することである。
前記課題を解決するための手段として、
請求項1は、流動体を収容することのできる容器本体と、
前記流動体を吐出することができるように、前記容器本体に向かって移動する往動及び前記容器本体から離れるように移動する復動から成る往復動をする流通路と、
を備えた流動体吐出ポンプにおいて、
前記流通路に連通する引込流路と、
前記引込流路内で、前記流通路に接近する往動及び前記流通路から離れるように移動する復動から成る往復動をすることのできるピストンとを有し、
前記ピストンが、前記流通路の往動により前記引込流路内を往動することができ、かつ前記流通路の復動により前記引込流路内を復動することができる流動体漏出防止部を備えて成ることを特徴とする流動体吐出ポンプであり、
請求項2は、前記ピストンには、付勢部材により前記ピストンが前記流通路から離れるように付勢されるピストン基部及び前記流通路の往復動と前記ピストンの往復動とを連動させることのできるピストン規制部が付設されることを特徴とする前記請求項1に記載の流動体吐出ポンプである。
この発明は、構造が単純で交換及び点検等が簡便であり、液だれを生じることなく流動体を吐出することのできる流動体漏出防止部を備えた流動体吐出ポンプを提供することができる。
図1を参照しながら、この発明の流動体吐出ポンプの構造を説明する。
この発明の一実施例である流動体吐出ポンプ1は、容器本体2と流通路3と流動体漏出防止部4とを備えて成る。
前記容器本体2は、流動体を収容することができる。
前記容器本体2の形状は、この発明の目的を達成でき、かつ、流動体を収容できる限り特に限定されず、例えば円筒型、多角筒型又は円錐台状筒型等を採用することができる。
また、この発明の流動体吐出ポンプ1に用いることのできる流動体は、特に限定されないが、例えば洗髪剤又は化粧品等の中高粘度を有する流動体を好適例として挙げることができる。なぜならば、容器本体内に収容されていて、吐出に際して液だれを生じることの多い内容物は中高粘度を有する流動体であるからである。
前記流通路3は、流動体の流路であり、前記容器本体2内に収容されている流動体を吐出することができる。また、前記流通路3は、前記流動体を吐出することができるように、前記容器本体2内の方向へ移動する往動及び前記容器本体2外方向へ移動する復動から成る往復動をする。
更に詳述すると、この発明における流通路は、容器本体における開口部に装着されたポンプ機構部(図示せず。)を構成する要素として形成され、ポンプ機構部を動作させると流通路の一端開口部から容器本体内の流動体を吸引収容し、吸引収容された流動体を流通路の他端開口部からこの流動体吐出ポンプの外に吐出する流路を形成する。したがって、このポンプ機構部は、流通路が容器本体に向かって移動し、また流通路が容器本体から離れるように流通路を往復動させ、この往復動により流通路から流動体を吐出することのできる構造を有する限り特に制限なく、様々の構造を採用することができる。なお、この発明におけるポンプ機構部は流動体と気体とを混合する構造を採用していない。
なおここで、この発明においては、流通路が往動するとは、この流動体吐出ポンプを静止した状態つまり初期状態における流通路の位置から容器本体に向かって移動する動きを示し、流通路が復動するとは、変位した位置から流動体吐出ポンプの初期状態における流通路の位置に戻るように容器本体から離れる方向に移動する動きを示す。ポンプ機構部については後述する。
この発明の一例としての流動体吐出ポンプ1は、図1に示されるように、前記容器本体2の頸部33の周面部に螺合により装着されたポンプヘッド固定部30と、このポンプヘッド固定部30に対して上下動することができるように装着された可動部14と、この可動部14に固定されると共にポンプヘッド固定部30にも固定されて可動部14の上下動に応じて伸縮することによりポンプ作用を行うポンプ部13とを備える。
前記ポンプヘッド固定部30は、図1に示されるように、前記容器本体2の頸部33の周面部に螺合により装着される装着部34と、その装着部34の上部に形成された有底円筒部35とを有する。なお、前記頸部33は、容器本体2に前記ポンプヘッド固定部30を装着する部位をいうのであってその形状等については特に制限がない。
この有底円筒部35の底部における中心部に挿通装着孔36が開設される。後に詳述するポンプ部13がこの挿通装着孔36に挿通されて有底円筒部35の底面部31に固定される。この有底円筒部35における挿通装着孔36の縁辺には、底面部31とは反対側に立設する装着用筒部39が形成される。
可動部14はポンプ部13の上端部を結合固定する。この可動部14には、流通路3が形成され、その流通路3の一端が前記ポンプ13に連結する一方、その流通路3の他端が開口して吐出口32を形成する。可動部14は更に流動体漏出防止部4を内蔵する。
前記流動体漏出防止部4は、引込流路5とピストン6とを有する。
前記引込流路5は前記流通路3に連通して成り、前記ピストン6は前記引込流路5内で、前記流通路3に接近する方向に移動する往動及び前記流通路3から離れる方向に移動する復動から成る往復動をすることができる。なおここで、この発明においては、ピストンが往動するとは、この流動体吐出ポンプを静止した状態つまり初期状態におけるピストンの位置から流通路に向かって移動する動きを示し、ピストンが復動するとは、往動の結果として変位した位置から流動体吐出ポンプの初期状態における位置に戻るように移動する動きを示す。
前記引込流路5の前記流通路3に連通する位置は、この発明の目的を達成できる限り特に限定されず、図1に示される例においては、ポンプ部13より下流側で、かつ吐出口32より上流側であるのが好適である。
前記ピストン6は、前記流通路3の往動により前記引込流路5内を往動することができ、かつ前記流通路3の復動により前記引込流路5内を復動することができる。
また、前記ピストン6には、第1付勢部材7により前記ピストン6が前記流通路3から離れる、又は遠ざかるように付勢されるピストン基部8及び前記流通路3の往復動と前記ピストン6の往復動とを連動させることのできるピストン規制部9が付設される。
前記第1付勢部材7には、種々の付勢部材を採用することができ、例えばコイルバネ、板ばね又は空気バネ等を挙げることができる。
図1に示されるように、前記ピストン基部8は、前記ピストン6の直径よりも大きな直径を有する円柱体に形成され、その円柱体の前記ピストン6に向かう端面には、第1付勢部材7を保持できるように付勢部材装着溝10が開設される。もっとも、この発明の流動体吐出ポンプ1においては、ピストン6が流通路3から離れるように付勢される限り、前記付勢部材装着溝10に代えて、又は前記付勢部材装着溝10に加えて付勢部材を取り付けることのできる部材、例えばフック等の冶具を取り付けてもよい。
前記ピストン6の長さは、前記流通路3及び前記ピストン6の往動が完了したときに、前記ピストン6の先端部が前記流通路3における引込流路5の開口部から突出し、又は前記ピストン6の先端部が引込流路5の開口部が開口する前記流通路3の内壁面と面一になる程度が好ましい。前記ピストン6の長さが前記長さに達していない場合は、ピストンが引込流路5内を往動し終わったときに、ピストン6の先端部が引込流路5内に位置するようになってピストン6の往動完了において引込流路5内にデッドスペースが発生することとなり、そうすると引込流路5内に流動体が残留し、特に高粘度を有する流動体を用いると引込流路5内に長期間にわたって流動体が残留することになる。残留した流動体は時間の経過とともに劣化又は変質するので、例えば化粧品等の生体に用いる流動体を収容及び吐出する流動体吐出ポンプ1に適用するピストンは、ピストンが往動仕切ったときに引込流路にデッドスペースを生じないように設計するのが好ましい。
前記ピストン6の径については、前記引込流路5内でピストン6が液密に摺動することができるように、決定される。
前記引込流路5の径及び/又は長さにより流動体の吐出後に前記引込流路5内に引き込む流動体の体積を調節することができる。この発明の流動体吐出ポンプ1が流動体を吐出した後に、流通路3の吐出口32から出かかっている流動体、又は前記吐出口32から更に流動体を吐出させようとする内部圧力のかかった流動体の体積が大きい場合には、前記引込流路5の内容積を大きくすることにより流動体の漏出を好適に防ぐことができる。
図1に示されるように、前記ピストン基部8は、可動部14に設けられたピストン基部装填部37に、そのピストン基部装填部37を形成する円筒内周面を摺動しつつ往復動可能に、装填される。このピストン基部装填部37の軸線と、前記ピストン6の軸線とは同軸である。またこのピストン基部装填部37が底面部31に向かって開口する開口部における内周面には、係止部38が突出形成され、この係止部38に前記ピストン基部8の端部が係止することにより、前記ピストン基部8が前記ピストン基部装填部37から脱落不能になっている。また、この流動体吐出ポンプ1の初期状態においては、前記第1付勢部材7により付勢された前記ピストン基部8の下端が前記係止部38に係止された状態になっている。
図1に示されるように、ピストン規制部9は、円柱状に形成され、前記ピストン基部8の前記ピストン6とは反対側に延在する。このピストン規制部9の軸線長さは、この流動体吐出ポンプ1が初期状態にあるときのピストン規制部9の下端部と前記底面部31との間隔が、この流動体吐出ポンプ1が初期状態にあるときのピストン6の先端面と、可動部14が下降しきった状態すなわち可動部14の下端部が底面部31に接触した状態にあるときにピストン6の先端面が流通路3に位置するようなピストン6の先端面との間隔になるように、設計されることができる。
なお、図1に示される流動体漏出防止部4を一例とするように、容器本体の開口部に装着されたポンプヘッド固定部に対して可動部を往動させると、ポンプ部に吸蔵されていた流動体が可動部内の流通路を通じて吐出口から吐出され、往動しきった可動部を復動させるとポンプ部内に容器本体内の流動体が吸引されるように形成された流動体吐出ポンプであって、その流動体吐出ポンプが流動体漏出防止部を備え、その流動体漏出防止部が、流通路に連通するとともに、可動部が往復動する仮想的軸線と平行な仮想的軸線を有する引込流路と、この引込流路に、この引込流路の内壁面に対して液密状態で摺動可能に装着されたピストンと、ピストンの他端に結合されたピストン基部の端部に、又はピストン基部の存在しないときにはピストンの一端に直接に結合されたピストン規制部とを有する場合には、可動部が往動するときの前記ピストン規制部の移動距離すなわち往動又は復動の長さと可動部の移動距離すなわち往動又は復動の長さとが相関する。可動部が初期状態にあるときにピストン規制部の下端部がそれ以上に流通路から遠ざからないようにポンプヘッド固定部に接するなどして規制してあると、可動部を往動させると直ちにピストンが引込流路内を往動することができるようになる。可動部が初期状態にあるときにピストン規制部の下端部とポンプヘッド固定部との間に距離Aがある場合には、可動部が往動し始めてからその往動長さが距離Aになると直ちにピストンが往動する。つまり、ピストンの往動長さを調節して引込流路内に形成されるところのピストン先端面から流通路迄の引込流路の内容積を、ピストン規制部の下端部とポンプヘッド固定部との間に生じる距離Aを調節することにより、決定することができる。
この発明の流動体吐出ポンプ1に採用可能なポンプ部の構造は、容器本体2内に収容される流動体を、流通路3の吐出口32から吐出することができる限り特に限定されず、以下に、その一実施例を示す。
前記ポンプ部13は吸引管15、シリンダ支持部16、上流ボール弁体17、第2付勢部材18、シール部19、細径シリンダ20、下流ボール弁21及び太径シリンダ22を有する。
前記シリンダ支持部16は、前記装着用筒部39を緊密に挿入可能とする開口部を有する一端部と、その一端部において環状に形成された鍔部41と、その開口部から同径となって他端側に延在形成され、途中で僅かに前記開口部の径よりも小さくなるように形成された円筒本体部40aと、その円筒本体部40aの他端部に形成された吸引管装着部40bとを有する。このシリンダ支持部16は、前記装着用筒部39を前記一端部の開口部内に挿入するとともに、前記鍔部41をポンプヘッド固定部30における底面部31とは反対側の面に当接させることにより、ポンプヘッド11にガタつきなく一体的に結合される。前記吸引管装着部40bには、吸引管15が挿入されて、これによってシリンダ支持部16に吸引管15が固定される。
なお、吸引管15は、容器本体2内の流動体をシリンダ支持部16内に送出することができる管状体であればよく、この吸引管15の長さ等の寸法及び材質等については特に制限がない。
図1にも示されるように、この流動体吐出ポンプ1においては、前記シリンダ支持部16における鍔部41と、容器本体2における頸部33の開口部端部とで、パッキン12を挟み、ポンプヘッド11における装着部34を頸部33に螺合によって装着し、これによって、容器本体2とポンプヘッド11とが液密に結合される。
細径シリンダ20は、その一端部つまり図1における下端部に、第2付勢部材18を装着する付勢部材取り付け部を有する。細径シリンダ20の下端部は太径の外周面を有し、この太径の外周面がシリンダ支持部16における内周面に摺動可能に接触する。この細径シリンダ20の下端部には一端開口部24及び第1開口部26が設けられ、この一端開口部24及び第1開口部26を通じて、この細径シリンダ20の下端よりも下方に位置するシリンダ支持部16内の流動体が、細径シリンダ20の外側とシリンダ支持部16の内周面との間に流通することができるようになっている。この細径シリンダ20の前記第1開口部26の上部に位置する周側面には、第2開口部27が開設され、この第2開口部27を通じて、細径シリンダ20の外側とシリンダ支持部16の内周面との間に存在する流動体が、細径シリンダ20の内部に流入することができるようになっている。
シリンダ支持部16の内部では、弁座23が形成され、この弁座23には連通孔が形成される。この弁座23の上方にはリブ台座が形成される。このリブ台座には、前記第2付勢部材18の端部が取り付けられる。このリブ台座と弁座23との軸線方向距離は上流ボール弁体17の直径よりも大きく設計されていて、可動部が復動することにより容器本体2内の流動体をシリンダ支持部16内に吸引するときに上流ボール弁体17が前記リブ台座と弁座23とで形成される空間内で遊動する程度の「遊び」が形成され、可動部14が往動するときには上流ボール弁体17がシリンダ支持部16内の流動体の重みにより弁座23に押しつけられるようになっている。なお、可動部14が初期状態であるとき、つまり可動部14を押圧しない状態であるとき、上流ボール弁体17は、自重により弁座23に液密に着座している。
シリンダ支持部16の内部には、細径シリンダ20の前記第2開口部27を閉塞するように、シール部19が装着される。
更に言うと、このシール部19は、この流動体吐出ポンプ1の初期状態では前記第2開口部27を閉鎖しているが、細径シリンダ20が下降すると第2開口部27が開放状態にしつつ、シリンダ支持部16の内部を下降するように、シリンダ支持部16の内部に装着される。
詳述すると、前記シール部19は、略円筒形状に形成されており、シール部19の内周面は後記の細径シリンダ20の略円錐台の外周面を囲繞し密着するように形成され、シール部19の外周面は凹形状に形成されている。前記シール部19は、弁作用を有していて、流動体吐出ポンプ1が図1のように静置状態にあるときは、シール部19の内周面が細径シリンダ20の略円錐台の外周面に密着し、前記流通路3の往動が起こり細径シリンダ20が上流側に移動したときは、シール部19の内周面が細径シリンダ20の略円錐台の外周面から離れて流動体の流通が起こる。前記シール部19の凹形状の外周面は、シリンダ支持部16の内周面を摺動する。
細径シリンダ20の下端部には、第2付勢部材18例えばコイルスプリングが装着され、この第2付勢部材18は、図1において細径シリンダ20を押し上げるように付勢する。
細径シリンダ20の一端すなわち図1における上端は、太径シリンダ22の下端開口部から挿入される。細径シリンダ20の上端は開口しており、太径シリンダ22の内部空間と細径シリンダ20の内部空間とが連通している。
太径シリンダ22の下端部は、既述したように、挿通装着孔36を挿通しており、また太径シリンダ22の下端部の直径が前記挿通装着孔36の直径よりも大きく、装着用筒部39の内周面に摺動可能に、形成されているので、この太径シリンダ22は、挿通装着孔36から、底面部31側に抜け出ることがない。
この太径シリンダ22の一端すなわち図1における上端部は、可動部14に固着され、太径シリンダ22の上端開口部は流通路3に連通する。この太径シリンダ22の上端部にはまた、下流弁座29と上流弁座28とに挟まれた弁室が形成され、この弁室内に下流ボール弁体21が遊動可能に収容されている。
このようにして形成されるポンプ部13は、流動体吐出ポンプ1の初期状態においては、第2付勢部材18の付勢力により、細径シリンダ20の略円錐台の外周面にシール部19の内周面を液密に押しつけ、しかも、太径シリンダ22の下端部近傍が挿通装着孔36で係止される状態となるように太径シリンダ22を底面部31側に付勢している。したがって、太径シリンダ22の上端を結合する可動部14は、前記第2付勢部材18の弾性力により、往復動可能となる。
以下に、この発明の流動体吐出ポンプ1の作用を説明する。
図1に示される状態が、この発明の流動体吐出ポンプ1の初期状態を示しており、流動体の吐出及び引き込みは生じない。また、前記ポンプ部13内の上流ボール弁体17は前記シリンダ支持部16の弁座23に、前記下流ボール弁21は前記太径シリンダ22の前記上流弁座28に載置されている。前記シール部19は、前記シール部19の内周面が前記細径シリンダ20の略円錐台の外周面に密着している。また、図1に示される初期状態においては、上流ボール弁体17と下流ボール弁体21で挟まれる太径シリンダ22、細径シリンダ20及び円筒本体部40aの内部空間内に既に流動体が充填されているものとする。なお、可動部14を複数回にわたって上下動をさせると、前記内部空間内に流動体を容易に充填することができる。
図2〜図3は、可動部14を下降させることにより、吐出口32から流動体を吐出する動きを理解するために、示される。初期状態にある可動部14が押し下げられ、つまり往動する。可動部14が往動すると、流通路3もまたその初期位置から位置を変えて往動することになる。可動部14が下降すると、図2に示されるように、太径シリンダ22及び細径シリンダ20が一体となって下降し、これによって第2付勢部材18が縮み始め、液圧により上流ボール弁体17が弁座23に押しつけられることにより容器本体2内の流動体が円筒本体部40a内に侵入不可能となる。前記シール部19の内周面が前記細径シリンダ20の略円錐台の外周面から離脱し、前記上流ボール弁体17と前記下流ボール弁21との間の内部空間容積が減少するので、減少した内部空間容積分の流動体が流通路3に出ようとし、排出される流動体によって前記下流ボール弁21は前記上流弁座28と前記下流弁座29との間で遊動状態となる。よって、前記上流ボール弁体17と前記下流ボール弁21との間の内部空間に充填されていた流動体が、前記一端開口部24、前記第1開口部26、前記第2開口部27、前記他端開口部25及び太径シリンダ22を通って吐出口32から吐出される。前記流動体漏出防止部4における前記ピストン規制部9は、図2の状態ではまだ前記底面部31に当接せず、したがって前記引込流路5内に存在する流動体は吐出されない。
図2に示されるように、ピストン規制部9の下端部が底面部31に接触するまでの、可動部14が下降しつつある状態では、ピストン6は引込流路5内では往動つまり上昇もせず、静止した状態にある。
図3に示される状態は、可動部14を更に下降させることにより、ピストン規制部9の下端面が底面部31に接触している状態である。図2に示す状態から更に可動部14を下降つまり往動させると、太径シリンダ22及び細径シリンダ20が一体に成ってさらに下降するので、下流ボール弁体21及び上流ボール弁体17との間にあるシリンダ支持部16の内部空間内に存在する流動体の一部が流通路3内に押し出され、吐出口32から流動体が吐出される。一方、図3に示す状態から可動部14を更に下降させると、ピストン規制部9は底面部31により更に下降することができず、その結果、第1付勢部材7を縮めるようにしてピストン6が引込流路5内を往動する。引込流路5内に流動体が存在するときには、前記ピストン6が往動して前記引込流路5内の流動体が吐出される。
図4は、可動部14の往動が完了した状態、換言すると可動部14が下降しきった状態を示す。前記流通路3が往動すなわち図4においては下降できる限界位置まで往動した状態では、図4に示されるように前記ピストン6により前記引込流路5内の流動体が全て吐出されてしまっており、また前記流通路3が往動できる限界位置まで往動しているので流動体の吐出は起こらない。前記下流ボール弁21が自重によって前記上流弁座28に接触し、太径シリンダ22の出口開口部を閉鎖する。
図5は、可動部14が復動すなわち図5においては上昇しつつある状態を示す。この状態では、ポンプ部13の内部空間の容積が増大しつつあるのでその内部空間が陰圧になり、この陰圧により下流ボール弁体21が上流弁座28に密着することにより太径シリンダ22の上端開口部を閉鎖する。同時に、上流ボール弁体17が弁座23から離れて遊動する。このように可動部14の復動により、ポンプ部13の内部空間内に、容器本体2内の流動体が、吸い込まれる。一方、可動部14を復動させると、可動部14内の流通路3も又この流動体吐出ポンプ1の初期状態におけるもとの位置へと復動する。可動部14が復動している過程では、先ず、第1付勢部材7により下方に向かってピストン規制部9が下方に付勢されているので、ピストン規制部9の下端部が底面部31に接触した状態のまま可動部14が復動する。可動部14の復動につれて引込流路5内のピストン6も復動する。ピストン6の復動により流通路3内の流動体が、引込流路5内に引き込まれる。流動体が引込流路5内に引き込まれることにより、吐出口32から僅かに外部に出かかっている流動体、及び吐出口32から僅かに外部に出てしまっている流動体が、流通路3内に引き戻される。
可動部14が完全に復動し終わると、図6に示されるように、流動体が前記引込流路5内に引き込まれ、前記ピストン規制部9が前記底面部31から離脱している初期状態に戻る。この状態では、図5の流動体引き込み開始状態と同様に流動体が前記吸引管15から前記上流ボール弁体17と前記シール部19との間に充填される。また、引込流路5内に、この引込流路5がなければ液だれを生じていたであろう流動体が液だれを起こすことなく収容されている。
この発明に係る流動体吐出ポンプにおいては、ポンプ機構部から吐出される流動体を流通路を経由してその吐出口から流動体を流動体吐出ポンプ外に吐出する。この流動体の吐出口からの吐出は、ポンプ機構部の動作に伴う流通路の往復動を伴う。図1〜図6に示される流動体吐出ポンプにおいては、可動部14の往復動に伴って流通路が往復動する。可動部14の往復動のストローク長と連動してピストン6のストローク長が決定されている。つまり、ピストン規制部9の軸線長さと初期状態における底面部31からピストン規制部9の下端面までの長さとによって、引込流路5内に引き込まれる流動体の量が決定される。引込流路5内に引き込まれる流動体の量が多い程、流動体を吐出口32から吐出した後に生じるであろう液だれを有効に防止することができる。図1〜6に示される構造を有する流動体吐出ポンプ1において、引込流路5内に引き込まれる流動体の容積を最大にするには、可動部14の往復動のストロークつまり流通路3の往復動のストローク長とピストン6のストローク長とを同一にするのが、良い。換言すると、この発明においては、流通路の往復動のストローク長とピストンの往復動のストローク長とを同一にするのが好ましい。もっとも、ピストンの往復動のストローク長を流通路のストローク長よりも短くして、流通路を往動又は復動させてもピストンが動かないという遊びを設けても良い。
更なるこの発明の流動体吐出ポンプの実施態様として、図7に示すこの発明の一実施例である流動体吐出ポンプを挙げることができ、ポンプヘッド固定部の底面部とピストン基部とを一体化し、かつ可動部回転防止部42を備えていること、及び、上流ボール弁体と第2付勢部材との間に台座45を設け、該台座45と上流ボール弁体との間に第3付勢部材46を設けたことが、図1に示すこの発明の他の実施例である流動体吐出ポンプと相違している。
詳述すると、図7に示すこの発明の一実施例である流動体吐出ポンプは、ポンプヘッド固定部の底面部とピストン基部とを一体化することにより、流通路の往復動のストローク長とピストンの往復動のストローク長とが同一になる。これによって、上述のように引込流路内に引き込まれる流動体の容積を最大にすることができる。更に、図1に示される第1付勢部材及び規制部を設ける必要がないので、流動体吐出ポンプを簡素化でき、かつ流動体吐出ポンプの組み立て工程数を減らすこともできる。
また、可動部回転防止部は、可動部の内周面でかつピストン基部が可動部の内周面に接近する部位に設けられ、溝部と凸部とから成る。前記溝部及び前記凸部は、溝部内で凸部が摺動するように形成される。図7〜11に可動部回転防止部42の一例として、可動部内周面に溝部43が設けられ、かつピストン基部周側面に凸部44が設けられて成る態様を示しているが、可動部内周面に凸部が設けられ、かつピストン基部周側面に溝部が設けられて成る態様を採用することもできる。ポンプヘッド固定部の底面部とピストン基部とが一体化されている場合には、可動部がポンプ部の軸線に沿って回転すると、ピストン又はピストン基部が折損する等の可能性があるので、可動部回転防止部を設けるのが好ましい。
図7に示されるように、上流ボール弁体と第2付勢部材との間に台座45が設けられ、該台座45と上流ボール弁体との間に第3付勢部材46が設けられている。この発明の流動体吐出ポンプの台座は、筒体形状を有し、第2付勢部材及び第3付勢部材を取り付けることができる限り種々の態様を採用することができ、例えば図7に示されるように台座45は円筒形状を有し、その円筒体の外側及び内側に張り出したフランジが形成され、第2付勢部材18及び第3付勢部材46が取り付けられる態様を挙げることができる。
詳しく言うと、図7では弁座23の上方に台座45が形成される。この台座45の外側に張り出したフランジには、前記第2付勢部材18の端部が取り付けられ、内側に張り出したフランジには、第3付勢部材46の端部が取り付けられている。図7における台座45の下端と弁座23との軸線方向距離は上流ボール弁体17の直径よりも大きく設計されていて、可動部が復動することにより容器本体2内の流動体をシリンダ支持部16内に吸引するときに上流ボール弁体17が前記台座45と弁座23とで形成される空間内で第3付勢部材46の付勢力に抗して遊動できる程度の「遊び」が形成され、可動部14が往動するときには上流ボール弁体17がシリンダ支持部16内の流動体の重みにより弁座23に押しつけられるようになっている。なお、可動部14が初期状態であるとき、つまり可動部14を押圧しない状態であるとき、上流ボール弁体17は、自重により弁座23に液密に着座している。
更に、流通路が往動した後に復動を始めると、容器本体内の流動体が吸引管を通ってポンプ部内に充填されるが、容器本体内に高粘度の流動体が収容されている場合は、流通路の復動が完了して流動体吐出ポンプが初期状態に戻ったときに上流ボール弁体が遊動状態である可能性があり、ポンプ部内に充填された流動体が容器本体内に逆流することがある。この流動体の逆流が生じると、ポンプ部内に所定量の流動体が充填されていないことになる。台座45及び第3付勢部材46を設けることにより、流動体が高粘度であっても、容器本体内の流動体が吸引管を通ってポンプ部内に充填された後は、第3付勢部材46の付勢力で上流ボール弁体を弁座に押し付けるので流動体の逆流を防ぐことができる。
以下に、図7〜11に示される、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの作用を説明する。
図7に示される状態が、流動体吐出ポンプ1の初期状態を示しており、流動体の吐出及び引き込みは生じない。また、前記ポンプ部13内の上流ボール弁体17は前記シリンダ支持部16の弁座23に第3付勢部材46の付勢力により着座している。前記シール部19は、前記シール部19の内周面が前記細径シリンダ20の略円錐台の外周面に密着している。また、図7に示される初期状態においては、太径シリンダ22、細径シリンダ20及び円筒本体部40aの内部空間内に既に流動体が充填されているものとする。なお、可動部14を複数回にわたって上下動をさせると、前記内部空間内に流動体を容易に充填することができる。
図8は、可動部14を下降させることにより、吐出口32から流動体を吐出する動きを理解するために示される。初期状態にある可動部14が押し下げられ、つまり往動する。可動部14が往動すると、流通路3もまたその初期位置から位置を変えて往動することになる。可動部14が下降すると、図2に示されるように、太径シリンダ22及び細径シリンダ20が一体となって下降し、これによって第2付勢部材18が縮み始め、液圧により上流ボール弁体17が弁座23に押しつけられることにより容器本体2内の流動体が円筒本体部40a内に侵入不可能となる。前記シール部19の内周面が前記細径シリンダ20の略円錐台の外周面から離脱し、前記上流ボール弁体17と前記下流ボール弁21との間の内部空間容積が減少するので、減少した内部空間容積分の流動体が、前記一端開口部24、前記第1開口部26、前記第2開口部27、前記他端開口部25及び太径シリンダ22を通って吐出口32から吐出される。前記流動体漏出防止部4における前記ピストン6は、前記流通路3の往動と共に引込流路5内を往動し始める。引込流路5内に流動体が存在するときには、前記ピストン6が往動して前記引込流路5内の流動体が吐出される。
図9は、可動部14の往動が完了した状態、換言すると可動部14が下降しきった状態を示す。前記流通路3が往動できる限界位置まで往動した状態では、図9に示されるように前記ピストン6により前記引込流路5内の流動体が全て吐出されてしまっており、また前記流通路3が往動できる限界位置まで往動しているので流動体の吐出は起こらない。
図10は、可動部14が復動すなわち図10においては上昇しつつある状態を示す。この状態では、ポンプ部13の内部空間の容積が増大しつつあるのでその内部空間が陰圧になり、この陰圧により上流ボール弁体17が弁座23から第3付勢部材46の付勢力に抗して離れ、遊動する。このように可動部14の復動により、ポンプ部13の内部空間内に、容器本体2内の流動体が、吸い込まれる。一方、可動部14を復動させると、可動部14内の流通路3も、この流動体吐出ポンプ1の初期状態におけるもとの位置へと復動する。可動部14が復動している過程では、引込流路5内のピストン6も復動する。ピストン6の復動により流通路3内の流動体が、引込流路5内に引き込まれる。流動体が引込流路5内に引き込まれることにより、吐出口32から僅かに外部に出かかっている流動体、及び吐出口32から僅かに外部に出てしまっている流動体が、流通路3内に引き戻される。
可動部14が完全に復動し終わると、図7に示されるように、流動体が前記引込流路5内に引き込まれて、初期状態に戻る。この状態では、流動体が前記吸引管15から前記上流ボール弁体17と前記シール部19との間に充填され、第3付勢部材46の付勢力によって上流ボール弁体が前記弁座に着座している。また、引込流路5内に、この引込流路5がなければ液だれを生じていたであろう流動体が液だれを起こすことなく収容されている。
図7〜11に示されるこの発明の一実施例である流動体吐出ポンプの流動体漏出防止部が有する作用については、図1〜6に示される流動体漏出防止部と同様であり、流通路が往動した後に復動するとき、引込流路内に液だれを起こすことなく流動体を収容することができる。
図1は、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの初期状態を示す断面図である。 図2は、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの流動体吐出開始状態を示す断面図である。 図3は、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの流動体吐出状態を示す断面図である。 図4は、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの流動体吐出完了状態を示す断面図である。 図5は、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの流動体引き込み開始状態を示す断面図である。 図6は、この発明の一実施例である流動体吐出ポンプの流動体引き込み完了状態を示す断面図である。 図7は、この発明の他の実施例である流動体吐出ポンプの初期状態を示す断面図である。 図8は、この発明の他の実施例である流動体吐出ポンプの流動体吐出開始状態を示す断面図である。 図9は、この発明の他の実施例である流動体吐出ポンプの流動体吐出完了状態を示す断面図である。 図10は、この発明の他の実施例である流動体吐出ポンプの流動体引き込み開始状態を示す断面図である。 図11は、この発明の他の実施例である流動体吐出ポンプの可動部回転防止部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 流動体吐出ポンプ
2 容器本体
3 流通路
4 流動体漏出防止部
5 引込流路
6 ピストン
7 第1付勢部材
8 ピストン基部
9 ピストン規制部
10 付勢部材装着溝
11 ポンプヘッド
12 パッキン
13 ポンプ部
14 可動部
15 吸引管
16 シリンダ支持部
17 上流ボール弁体
18 第2付勢部材
19 シール部
20 細径シリンダ
21 下流ボール弁体
22 太径シリンダ
23 弁座
24 一端開口部
25 他端開口部
26 第1開口部
27 第2開口部
28 上流弁座
29 下流弁座
30 ポンプヘッド固定部
31 底面部
32 吐出口
33 頸部
34 装着部
35 有底円筒部
36 挿通装着孔
37 ピストン基部装填部
38 係止部
39 装着用筒部
40a 円筒本体部
40b 吸引管装着部
41 鍔部
42 可動部回転防止部
43 溝部
44 凸部
45 台座
46 第3付勢部材

Claims (2)

  1. 流動体を収容することのできる容器本体と、
    前記流動体を吐出することができるように、前記容器本体に向かって移動する往動及び前記容器本体から離れるように移動する復動から成る往復動をする流通路と、
    を備えた流動体吐出ポンプにおいて、
    前記流通路に連通する引込流路と、
    前記引込流路内で、前記流通路に接近する往動及び前記流通路から離れるように移動する復動から成る往復動をすることのできるピストンとを有し、
    前記ピストンが、前記流通路の往動により前記引込流路内を往動することができ、かつ前記流通路の復動により前記引込流路内を復動することができる流動体漏出防止部を備えて成ることを特徴とする流動体吐出ポンプ。
  2. 前記ピストンには、付勢部材により前記ピストンが前記流通路から離れるように付勢されるピストン基部及び前記流通路の往復動と前記ピストンの往復動とを連動させることのできるピストン規制部が付設されることを特徴とする前記請求項1に記載の流動体吐出ポンプ。
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