JP4844226B2 - 移動通信システム、通信装置及びそれらに用いるマッピング方法 - Google Patents

移動通信システム、通信装置及びそれらに用いるマッピング方法 Download PDF

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Description

本発明は移動通信システム、通信装置及びそれらに用いるマッピング方法に関し、特にDFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換) spread OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)におけるサブキャリア(Sub−carrier:搬送波)のマッピング方法に関する。
上記のDFT spread OFDMでは、送信側において、主信号のデータ系列に対してCRC(Cyclic Redundancy Check)が付加され、一連のチャネルコーディング(Channel Coding)された符号化データ系列が変調され、DFTをかけることによって周波数領域の信号に変換される。
周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対しては、周波数領域でサブキャリアにマッピング(Mapping)され、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)をかけてCP(Cyclic Prefix)を挿入して送信される。
また、受信側においては、受信された信号からCPを除去し、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)することによって周波数領域の信号に変換され、ユーザ毎にサブキャリアからデマッピング(De−mapping)され、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform:逆離散フーリエ変換)されて時間領域に戻された後に復調され、チャネルデコーディング(Channel Decoding)されてCRCのチェックが行われる(例えば、非特許文献1参照)。
この非特許文献1にて提案されているシングルキャリア伝送方式に用いられるフレームフォーマットの構成例を図5に示す。図5において、1つのサブフレーム(sub−frame)では、6つのLB(Long Block:ロングブロック)#1〜#6でデータ信号が送信され、2つのSB(Short Block:ショートブロック)#1,#2でパイロット信号が送信されることが想定されている。
また、これらLB#1〜#6及びSB#1,#2の前段にはCP(Cyclic Prefix:サイクリックプレフィックス)が、受信側での周波数領域等化を効果的に実行するために付加されている。ここで、CPの付加とは、ブロックの後部をブロックの前部にコピーすることである。
"Physical Layer Aspects for Evolved UTRA"(3GPP TR25.814 v1.2.2(2006−3),9.1.1章)
上記のDFT spread OFDMでは、周波数領域でマッピングを行うので、伝搬路の周波数特性がわかれば、並列伝送や再送制御で周波数領域でのサブキャリアのマッピングを適切に考慮することで、特性が改善可能となる。
そこで、本発明の目的は、並列伝送や再送制御で周波数領域でのサブキャリアのマッピングを適切に考慮することができ、特性を改善することができる移動通信システム、通信装置及びそれらに用いるマッピング方法を提供することにある。
本発明による移動通信システムは、送信側において、主信号のデータ系列に対して離散フーリエ変換を行って周波数領域の信号に変換し、その周波数領域の信号に変換されたデータ系列をサブキャリアにマッピングして送信する移動通信システムであって、
前記送信側に、前記周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対して周波数領域で前記サブキャリア毎にシンボルを繰り返すことによるレート制御及び前記シンボルのインタリーブ制御を行う機能を備え、
HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御及び回線品質情報によって前記レート制御及前記インタリーブ制御を適応的に制御している。
本発明による通信装置は、送信時に、主信号のデータ系列に対して離散フーリエ変換を行って周波数領域の信号に変換し、その周波数領域の信号に変換されたデータ系列をサブキャリアにマッピングして送信する通信装置であって、
前記周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対して周波数領域で前記サブキャリア毎にシンボルを繰り返すことによるレート制御及び前記シンボルのインタリーブ制御を行う機能を備え、
HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御及び回線品質情報によって前記レート制御及前記インタリーブ制御を適応的に制御している。
本発明によるマッピング方法は、送信側において、主信号のデータ系列に対して離散フーリエ変換を行って周波数領域の信号に変換し、その周波数領域の信号に変換されたデータ系列をサブキャリアにマッピングして送信する移動通信システムに用いる前記サブキャリアへのマッピング方法であって、
前記送信側で、前記周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対して周波数領域で前記サブキャリア毎にシンボルを繰り返すことによるレート制御及び前記シンボルのインタリーブ制御を行い、
HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御及び回線品質情報によって前記レート制御及前記インタリーブを適応的に制御している。
すなわち、本発明の移動通信システムは、DFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換) spread OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)を用いるシステムにおいて、周波数領域でサブキャリア(Sub−carrier:搬送波)毎にシンボルを繰り返すことによるレート(Rate matching){繰り返し(Repetition)制御}(ビット系列に対して一定周期でビットを繰り返し挿入する処理)及びシンボルをインタリーブ(Interleave)する機能を有し、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御や回線品質情報によってそれらを適応的に制御することを特徴としている。
より具体的に説明すると、本発明の移動通信システムでは、端末送信側において、主信号のデータ系列に対してCRC(Cyclic Redundancy Check)が付加され、一連のチャネルコーディング(Channel Coding)された符号化データ系列が変調され、DFTをかけることによって周波数領域の信号に変換される。
この変換された周波数領域の信号に対しては、周波数領域でシンボルの繰り返し制御及びインタリーブが行われ、サブキャリアにマッピング(Mapping)され、パルス整形フィルタ(Pulse Shaping Filter)を通した後、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)をかけ、CP(Cyclic Prefix)を挿入して送信される。
また、基地局受信側では、受信された信号からCPが除去され、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)することによって周波数領域の信号に変換され、ユーザ毎にパルス整形フィルタを通した後、ユーザ毎にサブキャリアからデマッピング(De−mapping)され、デインタリーブ(De−interleave)合成、De−repetition合成後、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform:逆離散フーリエ変換)をかけることによって時間領域に戻した後、復調し、チャネルデコーディング(Channel Decoding)し、CRCのチェックを行う。
このCRCの判定結果は、HARQ時の再送判断に使用される。CRCの判定結果がNGで、HARQの再送制御をする場合、それらの再送制御情報を下り制御情報に多重して端末にも通知する。再送制御情報としては、従来からのPuncturingパターン(ビット系列から一定周期でビットを抜き取る処理のためのパターン)を変えるためのRedundancy versionに相当するPuncturing制御パターン情報に加えて、周波数領域での処理でも再送制御するため、繰り返し制御パターン情報及びインタリーブ制御パターン情報が各ブロックに通知される。また、再送制御情報を決める時に、パイロット(Pilot)信号から測定した品質情報も使用する。
本発明では、繰り返し制御において、再送送信時にスケジューラで個々のユーザの優先度を決める際に、優先度の高いユーザに対してNの値(シンボルの倍数)を大きくすることによって、再送時にダイバーシティ効果を持たせることが可能となる。また、新規送信時でも、比較的優先度の高いユーザに対して、Nの値(シンボルの倍数)を大きくして送信することによって、再送の確率を低くすることが可能となる。さらに、受信したパイロット信号の受信品質から伝搬路の周波数特性を求め、複数のシンボルの適切なマッピング及びインタリーブパターンを選択することによって、受信品質の悪い周波数に偏らないように割り当てることも可能となる。
さらにまた、インタリーブ制御では、Nの値(シンボルの倍数)が大きい場合に、それぞれの#0〜#N−1のインタリーブパターンを変えることによって、周波数選択性フェージング等に対するダイバーシティ効果が得られ、再送時にインタリーブパターンを変えることによって、比較的遅いフェージングに対してもダイバーシティ効果が得られる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、並列伝送や再送制御で周波数領域でのサブキャリアのマッピングを適切に考慮することができ、特性を改善することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、端末装置1はCRC(Cyclic Redundancy Check)付加部11と、チャネルコーディング(Channel Coding)部12と、変調部13と、DFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換)部14と、繰り返し(Repetition)部(#0〜#N−1)15と、インタリーブ(Interleave)部(#0〜#N−1)16と、制御情報分離部17と、再送制御情報保持部18と、インタリーブ制御パターン保持部19と、繰り返し制御パターン保持部20と、Puncturing制御パターン保持部21と、サブキャリアマッピング(Sub carrier Mapping)部22と、パルス整形フィルタ(Pulse Shaping Filter)部23と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部24と、CP(Cyclic Prefix)挿入部25,27と、パイロット信号生成部26と、多重部(MUX:Multiplexer)28とから構成されている。
図2は本発明の一実施例による基地局装置の構成を示すブロック図である。図2において、基地局装置3は分離部(DeMUX:Multiplexer)31と、CP除去部32,36と、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部33と、パルス整形フィルタ(Pulse Shaping Filter)部34と、サブキャリアデマッピング(Sub carrier De−mapping)部35と、パイロット信号復調部37と、品質情報測定部38と、デインタリーブ(De−interleave)部(#0〜#N−1)39と、De−repetition部(#0〜#N−1)40と、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform:逆離散フーリエ変換)部41と、復調部42と、チャネルデコーディング(Channel Decoding)部43と、CRCチェック部44と、再送制御情報生成部45と、遅延部(Delay)46,48,50と、Puncturing制御パターン保持部47と、繰り返し制御パターン保持部49と、インタリーブ制御パターン保持部51と、制御情報多重部52とから構成されている。
尚、繰り返し制御パターン保持部20,49には、ビット系列に対して一定周期でビットを繰り返し挿入する処理(Repetition)や繰り返し抜き取る処理(De−repetition)のためのパターンが保持され、Puncturing制御パターン保持部21,47には、ビット系列から一定周期でビットを抜き取る処理(Puncturing)やそれを復元する処理のためのパターンが保持されている。
これら図1に示す端末装置1及び図2に示す基地局装置3の送信側や受信側の構成について説明する。尚、これら端末装置1及び基地局装置3の構成としては、DFT spread OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)における構成を示しているが、本発明はOFDMにも適用可能である。
端末装置1の送信側では、主信号のデータ系列に対してCRC付加部11でCRCが付加され、チャネルコーディング部12で一連のChannel Codingされた符号化データ系列が変調部13でQPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4位相偏移変調)や16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)に変調され、DFT部14でDFTをかけることによって周波数領域の信号に変換される。
この変換された周波数領域の信号に対しては、周波数領域で、繰り返し部(#0〜#N−1)15によるN倍のシンボルのRepetition制御(レート制御)及びインタリーブ部(#0〜#N−1)16によるRepetition毎の単位でそれぞれ異なるパターンでのインタリーブが行われ、サブキャリアマッピング部22でサブキャリアにマッピングされ、パルス整形フィルタ部23でパルス整形フィルタを通した後、IFFT部24でIFFTをかけ、CP挿入部25でCPを挿入して送信される。
また、基地局装置3の受信側では、受信した信号のCPがCP除去部32で除去され、FFT部33でFFTをかけることによって周波数領域の信号に変換され、パルス整形フィルタ部34でユーザ毎にパルス整形フィルタを通した後、サブキャリアデマッピング部35でユーザ毎に、サブキャリア毎にデマッピングされ、デインタリーブ合成部(#0〜#N−1)39で再送時のデインタリーブ後、再送前の信号との軟判定合成を行い、De−repetition合成部(#0〜#N−1)40で再送時のDe−repetition後、再送前の信号との軟判定合成を行い、IDFT部41でIDFTをかけて時間領域に戻す。
この時間領域に戻された信号は、復調部42でデータ復調され、チャネルデコーディング部43で一連のチャネルデコーディング処理が行われ、CRCチェック部でCRC結果が判定される。このCRC判定結果は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)時の再送判断に使用される。
CRC結果がNGで、HARQの再送制御をする場合、再送制御情報生成部45でそれらの再送制御情報を生成し、下り制御情報に多重して端末装置1にも通知するとともに、再送制御周期を考慮して基地局装置3の各ブロックでも使用される。
再送制御情報としては、従来からのPuncturingパターンを変えるためにチャネルコーディング/チャネルデコーディング部で使用されるRedundancy versionに相当するPuncturing制御パターン情報に加えて、周波数領域での処理でも再送制御するため、Repetition/De−repetition部で使用される繰り返し制御パターン情報及びインタリーブ/デインタリーブ部で使用されるインタリーブ制御パターン情報が各ブロックに通知される。
また、再送制御情報を決める時にはパイロット信号から測定した品質情報(品質情報測定部38で測定された品質情報)も使用する。端末装置1側のパイロット信号生成部26で生成されたパイロット信号はCP挿入部27でCPが挿入され、多重部28で主信号と多重される。基地局装置3側では、分離部31で主信号と分離された信号のCP除去がCP除去部36で行われ、パイロット信号復調部37で復調され、品質情報測定部38で品質情報を求める。その品質情報は、再送制御情報を決める時に使用する。
図3(a),(b)は本発明の一実施例によるRepetition制御の一例を示す図であり、図4は本発明の一実施例によるInterleave制御の一例を示す図である。これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例による移動通信システムの動作について説明する。
端末装置1の送信側では、主信号のデータ系列に対してCRC付加部11でCRCが付加され、チャネルコーディング部12で一連のChannel Codingされた符号化データ系列が変調部13でQPSKや16QAMに変調され、DFT部14でDFTをかけることによって周波数領域の信号に変換される。
この変換された周波数領域の信号に対しては、周波数領域で、繰り返し部(#0〜#N−1)15によるN倍のシンボルのRepetition制御及びインタリーブ部(#0〜#N−1)16によるRepetition毎の単位でそれぞれ異なるパターンでのインタリーブが行われ、サブキャリアマッピング部22でサブキャリアにマッピングされ、パルス整形フィルタ部23でパルス整形フィルタを通した後、IFFT部24でIFFTをかけ、CP挿入部25でCPを挿入して送信される。
図3には、N=2の場合のRepetition制御の一例を示している。図3において、同じシンボルを繰り返すことにより、N倍のシンボル数が出力される。インタリーブ後にサブキャリアにマッピングする方法の一例として、方法1[図3(a)に示す方法]と方法2[図3(b)に示す方法]とを示す。
Repetition#0,#1がともに(0,1,2,3,4,5,6,7)の場合、方法1ではサブキャリアに(0,1,2,3,4,5,6,7,0,1,2,3,4,5,6,7)とマッピングされ、方法2ではサブキャリアに(0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7)とマッピングされる。
図4には、N=2の場合のInterleave制御の一例を示している。インタリーブ部(#0〜#N−1)16では、バースト誤りに対する耐性を上げるためにビットの入れ替えが行われる。N=2の場合に関して、インタリーブの一例を図4に示す。インタリーブ部#0,#1への入力データ列#0,#1は、それぞれインタリーブパターン#0(0,4,2,6,1,5,3,7)、インタリーブパターン#1(7,3,5,1,6,2,4,0)のように入力データ列に対して、異なるインタリーブパターンでインタリーブされる。
その結果、インタリーブパターン#0の場合には(0,1,2,3,4,5,6,7)が(0,4,2,6,1,5,3,7)とインタリーブされ、インタリーブパターン#1の場合には(0,1,2,3,4,5,6,7)が(7,3,5,1,6,2,4,0)とインタリーブされる。
また、基地局装置3の受信側では、受信した信号のCPがCP除去部32で除去され、FFT部33でFFTをかけることによって周波数領域の信号に変換され、パルス整形フィルタ部34でユーザ毎にパルス整形フィルタを通した後、サブキャリアデマッピング部35でユーザ毎に、サブキャリア毎にデマッピングされ、デインタリーブ合成部(#0〜#N−1)39で再送時のデインタリーブ後、再送前の信号との軟判定合成を行い、De−repetition合成部(#0〜#N−1)40で再送時のDe−repetition後、再送前の信号との軟判定合成を行い、IDFT部41でIDFTをかけて時間領域に戻す。
この時間領域に戻された信号は、復調部42でデータ復調され、チャネルデコーディング部43で一連のチャネルデコーディング処理が行われ、CRCチェック部でCRC結果が判定される。このCRC判定結果は、HARQ時の再送判断に使用される。
CRC結果がNGで、HARQの再送制御をする場合、再送制御情報生成部45でそれらの再送制御情報を生成し、下り制御情報に多重して端末装置1にも通知するとともに、再送制御周期を考慮して基地局装置3の各ブロックでも使用される。
再送制御情報としては、従来からのPuncturingパターンを変えるためにチャネルコーディング/チャネルデコーディング部で使用されるRedundancy versionに相当するPuncturing制御パターン情報に加えて、周波数領域での処理でも再送制御するため、Repetition/De−repetition部で使用される繰り返し制御パターン情報及びインタリーブ/デインタリーブ部で使用されるインタリーブ制御パターン情報が各ブロックに通知される。
また、再送制御情報を決める時にはパイロット信号から測定した品質情報(品質情報測定部38で測定された品質情報)も使用する。端末装置1側のパイロット信号生成部26で生成されたパイロット信号はCP挿入部27でCPが挿入され、多重部28で主信号と多重される。基地局装置3側では、分離部31で主信号と分離された信号のCP除去がCP除去部36で行われ、パイロット信号復調部37で復調され、品質情報測定部38で品質情報を求める。その品質情報は、再送制御情報を決める時に使用する。
図5に無線フレームフォーマットの一例を示す。図5において、例えば、SB(Short Block:ショートブロック)#1,#2にパイロット信号、LB(Long Block:ロングブロック)#1〜#6にデータ信号というように時分割に多重される。
基地局装置3側では、分離部31で主信号と分離された信号のCP除去が行われ、パイロット信号復調部37で復調され、品質情報測定部38で周波数毎の品質情報を求める。その品質情報は、再送制御情報を決める時に使用する。
例えば、Repetition制御で使用されるNの値(シンボルの倍数)の決め方としては、再送送信時にスケジューラ(図示せず)で個々のユーザの優先度を決める時に優先度の高いユーザに対して、Nの値(シンボルの倍数)を大きくすることによってダイバーシティ効果を持たせることが考えられる。新規送信時でも、比較的優先度の高いユーザに対して、Nの値(シンボルの倍数)を大きくして送信することも考えられる。
また、受信したパイロット信号の受信品質から伝搬路の周波数特性を求め、複数のシンボルを受信品質の悪い周波数に偏らないように割り当てることも考えられる。この場合には、インタリーブ処理をスルーする必要がある。または、受信品質の悪い周波数に偏らないようなインタリーブ制御パターンを選択することも考えられる。
さらに、インタリーブ制御では、Nの値(シンボルの倍数)が大きい場合には、それぞれの#0〜#N−1のインタリーブ制御パターンを変えることによって、周波数選択性フェージング等に対するダイバーシティ効果が得られ、再送時にインタリーブ制御パターンを変えることによって、比較的遅いフェージングに対してもダイバーシティ効果が得られる。
このように、本実施例では、Repetition制御において、再送送信時に、スケジューラで個々のユーザの優先度を決める時に優先度の高いユーザに対して、Nの値(シンボルの倍数)を大きくすることによって、再送時にダイバーシティ効果を持たせることができる。
また、本実施例では、新規送信時でも比較的優先度の高いユーザに対して、Nの値(シンボルの倍数)を大きくして送信することによって、再送の確率を低くすることができる。
さらに、本実施例では、受信したパイロット信号の受信品質から伝搬路の周波数特性を求め、複数のシンボルの適切なマッピング及びインタリーブ制御パターンを選択することによって、受信品質の悪い周波数に偏らないように割り当てることもできる。
さらにまた、本実施例では、インタリーブ制御において、Nの値(シンボルの倍数)が大きい場合に、それぞれの#0〜#N−1のインタリーブ制御パターンを変えることによって、周波数選択性フェージング等に対するダイバーシティ効果が得られ、再送時にインタリーブ制御を変えることによって、比較的遅いフェージングに対してもダイバーシティ効果が得られる。
したがって、本実施例では、上記の制御を行うことによって、並列伝送や再送制御で周波数領域でのサブキャリアのマッピングを適切に考慮することができ、特性を改善することができる。
本発明の一実施例による端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による基地局装置の構成を示すブロック図である。 (a),(b)は本発明の一実施例によるRepetition制御の一例を示す図である。 本発明の一実施例によるInterleave制御の一例を示す図である。 上り無線フレームの構成例を示す図である。
符号の説明
1 端末装置
3 基地局装置
11 CRC付加部
12 チャネルコーディング部
13 変調部
14 DFT部
15 繰り返し部(#0〜#N−1)
16 インタリーブ部(#0〜#N−1)
17 制御情報分離部
18 再送制御情報保持部
19 インタリーブ制御パターン保持部
20 繰り返し制御パターン保持部
21 Puncturing制御パターン保持部
22 サブキャリアマッピング部
23 パルス整形フィルタ部
24 IFFT部
25,27 CP挿入部
26 パイロット信号生成部
28 多重部
31 分離部
32,36 CP除去部
33 FFT部
34 パルス整形フィルタ部
35 サブキャリアデマッピング部
37 パイロット信号復調部
38 品質情報測定部
39 デインタリーブ部(#0〜#N−1)
40 De−repetition部(#0〜#N−1)
41 IDFT部
42 復調部
43 チャネルデコーディング部
44 CRCチェック部
45 再送制御情報生成部
46,48,50 遅延部(Delay)
47 Puncturing制御パターン保持部
49 繰り返し制御パターン保持部
51 インタリーブ制御パターン保持部
52 制御情報多重部

Claims (15)

  1. 送信側において、主信号のデータ系列に対して離散フーリエ変換を行って周波数領域の信号に変換し、その周波数領域の信号に変換されたデータ系列をサブキャリアにマッピングして送信する移動通信システムであって、
    前記送信側に、前記周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対して周波数領域で前記サブキャリア毎にシンボルを繰り返すことによるレート制御及び前記シンボルのインタリーブ制御を行う機能を有し、
    HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御及び回線品質情報によって前記レート制御及前記インタリーブ制御を適応的に制御することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記レート制御において、再送送信時にスケジューラで個々のユーザの優先度を決める際に優先度の高いユーザに対して前記シンボルの繰り返し数を大きくすることを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 前記主信号の新規送信時に比較的優先度の高いユーザに対して前記シンボルの繰り返し数を大きくして送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動通信システム。
  4. 前記インタリーブ制御において、前記シンボルの繰り返し数が大きい場合に前記レート制御毎のインタリーブ制御パターンを変えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の移動通信システム。
  5. DFT(Discrete Fourier Transform) spread OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の移動通信システム。
  6. 送信時に、主信号のデータ系列に対して離散フーリエ変換を行って周波数領域の信号に変換し、その周波数領域の信号に変換されたデータ系列をサブキャリアにマッピングして送信する通信装置であって、
    前記周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対して周波数領域で前記サブキャリア毎にシンボルを繰り返すことによるレート制御及び前記シンボルのインタリーブ制御を行う機能を有し、
    HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御及び回線品質情報によって前記レート制御及前記インタリーブ制御を適応的に制御することを特徴とする通信装置。
  7. 前記レート制御において、再送送信時にスケジューラで個々のユーザの優先度を決める際に優先度の高いユーザに対して前記シンボルの繰り返し数を大きくすることを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  8. 前記主信号の新規送信時に比較的優先度の高いユーザに対して前記シンボルの繰り返し数を大きくして送信することを特徴とする請求項6または請求項7記載の通信装置。
  9. 前記インタリーブ制御において、前記シンボルの繰り返し数が大きい場合に前記レート制御毎のインタリーブ制御パターンを変えることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の通信装置。
  10. DFT(Discrete Fourier Transform) spread OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載の通信装置。
  11. 送信側において、主信号のデータ系列に対して離散フーリエ変換を行って周波数領域の信号に変換し、その周波数領域の信号に変換されたデータ系列をサブキャリアにマッピングして送信する移動通信システムに用いる前記サブキャリアへのマッピング方法であって、
    前記送信側で、前記周波数領域の信号に変換されたデータ系列に対して周波数領域で前記サブキャリア毎にシンボルを繰り返すことによるレート制御及び前記シンボルのインタリーブ制御を行い、
    HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)での再送制御及び回線品質情報によって前記レート制御及前記インタリーブを適応的に制御することを特徴とするマッピング方法。
  12. 前記レート制御において、再送送信時にスケジューラで個々のユーザの優先度を決める際に優先度の高いユーザに対して前記シンボルの繰り返し数を大きくすることを特徴とする請求項11記載のマッピング方法。
  13. 前記主信号の新規送信時に比較的優先度の高いユーザに対して前記シンボルの繰り返し数を大きくして送信することを特徴とする請求項11または請求項12記載のマッピング方法。
  14. 前記インタリーブ制御において、前記シンボルの繰り返し数が大きい場合に前記レート制御毎のインタリーブ制御パターンを変えることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載のマッピング方法。
  15. DFT(Discrete Fourier Transform) spread OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の移動通信システムに用いることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか記載のマッピング方法。
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