JP4843089B2 - 無線ネットワークにおけるデータパケット伝送方法及びチャネル割当方法 - Google Patents

無線ネットワークにおけるデータパケット伝送方法及びチャネル割当方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線ネットワークに関するもので、より具体的には、無線ネットワークにおけるデータパケットを伝送する方法とチャネルを割り当てる方法に関する。
近年、通信、コンピュータ及びネットワーキング技術の発達に伴い、多種多様なネットワークが開発され、実生活で具現されている。ネットワークは、有線または無線インターネットのように全世界を連結する大規模ネットワークが存在する一方で、一般家庭または職場などのような限定された空間で家電製品間を連結する小規模の有線または無線ネットワークも存在する。ネットワークの種類が多様化するに伴ってネットワークとネットワーク間またはデバイスとデバイス間を連結し、互いに通信を行なえるようにするインターフェーシング(interfacing)技術も多様化しつつある。
ネットワーク上で特定デバイスはデータ伝送のためのチャネル資源を受け取るために帯域幅要請メッセージ(Bandwidth Request command)を調整器に伝送する。すると、調整器は、デバイスに割り当てるチャネル資源が存在するかチェックし、チャネル資源が存在する場合は、要請されたチャネル資源をデバイスに割り当てる。この場合、デバイスに割り当てられるチャネル資源に関する情報、すなわち、タイミング割当情報は後で伝送されるビーコンを通じてWVAN内のデバイスに伝達される。
チャネル上、予約領域を通じては命令語、データストリーム、非同期データなどが伝送され、非予約領域を通じては調整器とデバイスまたはデバイスとデバイス間で制御情報、MAC命令語または非同期データなどが伝送される。通常のデータストリームや命令語などを伝送する際には上記のチャネル資源割当方法は有用になり得る。しかし、デバイス間にデータまたはメッセージ伝送における一定の制約、例えば、特定デバイスが他のデバイスにメッセージを伝送した後、他のデバイスからそれに対する応答メッセージを受信するまで既に設定された時間制約がある場合などにおいては、上記のチャネル資源割当方法とは異なるチャネル資源割当方法が望まれる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためのもので、その目的は、無線ネットワークでデバイス間にデータまたはメッセージを伝送する際に一定の制約がある場合、その制約を満たすことができるチャネル資源割当方法を提供することにある。
本発明の一実施様態による無線ネットワークでデータパケットを伝送する方法は、特定データパケットを伝送するための第1チャネル時間ブロックと前記特定データパケットに対する応答を受信するための第2チャネル時間ブロックとを含む両方向チャネル時間ブロックの割当を要請する段階と、前記第1チャネル時間ブロックを通じて前記特定データパケットを送信する段階と、前記第2チャネル時間ブロックを通じて前記特定データパケットに対する応答を受信する段階と、を含み、前記両方向チャネル時間ブロックは、スーパーフレーム内の非予約領域内に割り当てられるようにあらかじめ設定されることを特徴とする。
前記非予約領域は、前記特定データパケットのために非予約状態に維持されることが好ましい。
前記非予約領域は、前記特定データパケットのための割当要請がない場合、競争基盤として用いられることができる。
前記特定データパケットは、Round Trip Time(RTT)_TESTと関連することができる。
前記両方向チャネル時間ブロックは、前記特定データパケットが伝送され、前記応答が受信される往復時間(round trip time)を考慮して割り当てられることができる。
前記特定データパケットは、上位階層から受信されることができ、ここで、前記上位階層は、AVCプロトコル階層及びDTCP(Digital Transmission Content Protection)階層のうち一つであり得る。
本発明の他の実施様態による無線ネットワークでデータパケットを伝送する方法は、第1データパケットを伝送するための第1伝送ブロック及び第2データパケットを伝送するための第2伝送ブロックを同時に予約する段階と、前記第1伝送ブロックを通じて前記第1データパケットを伝送する段階と、前記第2伝送ブロックを通じて前記第2データパケットを受信する段階と、を含み、前記第1伝送ブロックと前記第2伝送ブロック間の少なくとも一つのスケジュールピリオド(schedule period)は、前記第1データパケットが伝送され、前記第2データパケットが受信される時間間隔に基づいて決定されることを特徴とする。
前記第1伝送ブロック及び前記第2伝送ブロックは、スーパーフレーム内の前記第1データパケット及び前記第2データパケットのために非予約状態に維持される非予約領域に割り当てられるようにあらかじめ設定されることが好ましい。
前記非予約領域は、前記第1データパケット及び前記第2データパケットのための割当要請がない場合、競争基盤として用いられることができる。
前記第1データパケット及び前記第2データパケットのそれぞれは、認証キー値と関連することができる。
前記第2伝送ブロックは、前記第1伝送ブロックと隣接することが好ましい。
前記少なくとも一つのスケジュールピリオドは、最大スケジュールピリオド及び最小スケジュールピリオドを含むことができる。
本発明のさらに他の実施形態による、調整器及び少なくとも一つのデバイスを含むwireless HDシステムで通信チャネルを割り当てる方法は、第1デバイスから前記調整器に、第1メッセージを伝送するための第1チャネル及び第2メッセージを受信するための第2チャネルの割当のための要請命令語を伝送する段階と、前記調整器から、前記要請命令語に対する応答を受信する段階と、第2デバイスに、前記第1チャネルを通じて前記第1メッセージを伝送する段階と、前記第2デバイスから、前記第2チャネルを通じて前記第2メッセージを受信する段階と、を含む。
前記第1チャネル及び前記第2チャネルは、前記第1メッセージが伝送され、前記第2メッセージが受信されるべき時間制限を考慮して割り当てられることができる。
前記第1メッセージは、Round Trip Time(RTT)_TEST命令語であり、前記第2メッセージは、RTT_TEST応答命令語でありうる。
上記方法は、前記第1メッセージと前記第2メッセージ間の往復時間を特定する段階と、前記往復時間に対する情報を上位階層に伝送する段階と、をさらに含むことができる。
前記上位階層は、AVCプロトコル階層及びDTCP(Digital Transmission Content Protection)階層のうち一つでありうる。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
無線ネットワークでデータパケットを伝送する方法であって、
特定データパケットを伝送するための第1チャネル時間ブロックと上記特定データパケットに対する応答を受信するための第2チャネル時間ブロックとを含む両方向チャネル時間ブロックの割当を要請する段階と、
上記第1チャネル時間ブロックを通じて上記特定データパケットを送信する段階と、
上記第2チャネル時間ブロックを通じて上記特定データパケットに対する応答を受信する段階と、を含み、
上記両方向チャネル時間ブロックは、スーパーフレーム内の非予約領域内に割り当てられるようにあらかじめ設定されることを特徴とする、データパケット伝送方法。
(項目2)
上記非予約領域は、上記特定データパケットのために非予約状態に維持されることを特徴とする、項目1に記載のデータパケット伝送方法。
(項目3)
上記非予約領域は、上記特定データパケットのための割当要請がない場合、競争基盤として用いられることを特徴とする、項目1に記載のデータパケット伝送方法。
(項目4)
上記特定データパケットは、Round Trip Time(RTT)_TESTと関連することを特徴とする、項目1に記載のデータパケット伝送方法。
(項目5)
上記両方向チャネル時間ブロックは、上記特定データパケットが伝送され、上記応答が受信される往復時間(round trip time)を考慮して割り当てられることを特徴とする、
項目1に記載のデータパケット伝送方法。
(項目6)
上記特定データパケットは、上位階層から受信されることを特徴とする、項目1に記載のデータパケット伝送方法。
(項目7)
上記上位階層は、AVCプロトコル階層及びDTCP(Digital Transmission Content Protection)階層のうち一つであることを特徴とする、項目6に記載のデータパケット伝送方法。
(項目8)
無線ネットワークでデータパケットを伝送する方法であって、
第1データパケットを伝送するための第1伝送ブロック及び第2データパケットを伝送するための第2伝送ブロックを同時に予約する段階と、
上記第1伝送ブロックを通じて上記第1データパケットを伝送する段階と、
上記第2伝送ブロックを通じて上記第2データパケットを受信する段階と、
を含み、
上記第1伝送ブロックと上記第2伝送ブロック間の少なくとも一つのスケジュールピリオド(schedule period)は、上記第1データパケットが伝送され、上記第2データパケ
ットが受信される時間間隔に基づいて決定されることを特徴とする、データパケット伝送方法。
(項目9)
上記第1伝送ブロック及び上記第2伝送ブロックは、スーパーフレーム内の上記第1データパケット及び上記第2データパケットのために非予約状態に維持される非予約領域に割り当てられるようにあらかじめ設定されることを特徴とする、項目8に記載のデータパケット伝送方法。
(項目10)
上記非予約領域は、上記第1データパケット及び上記第2データパケットのための割当要請がない場合、競争基盤として用いられることを特徴とする、項目9に記載のデータパケット伝送方法。
(項目11)
上記第1データパケット及び上記第2データパケットのそれぞれは、認証キー値と関連することを特徴とする、項目8に記載のデータパケット伝送方法。
(項目12)
上記第2伝送ブロックは、上記第1伝送ブロックと隣接することを特徴とする、項目8に記載のデータパケット伝送方法。
(項目13)
上記少なくとも一つのスケジュールピリオドは、最大スケジュールピリオド及び最小スケジュールピリオドを含むことを特徴とする、項目8に記載のデータパケット伝送方法。
(項目14)
調整器及び少なくとも一つのデバイスを含むwireless HDシステムで通信チャネルを割り当てる方法であって、
第1デバイスから上記調整器に、第1メッセージを伝送するための第1チャネル及び第2メッセージを受信するための第2チャネルの割当のための要請命令語を伝送する段階と、
上記調整器から、上記要請命令語に対する応答を受信する段階と、
第2デバイスに、上記第1チャネルを通じて上記第1メッセージを伝送する段階と、
上記第2デバイスから、上記第2チャネルを通じて上記第2メッセージを受信する段階と、
を含む、チャネル割当方法。
(項目15)
上記第1チャネル及び上記第2チャネルは、上記第1メッセージが伝送され、上記第2メッセージが受信されるべき時間制限を考慮して割り当てられることを特徴とする、項目14に記載のチャネル割当方法。
(項目16)
上記第1メッセージは、Round Trip Time(RTT)_TEST命令語であり、上記第2メッセージはRTT_TEST応答命令語であることを特徴とする、項目14に記載のチャネル割当方法。
(項目17)
上記第1メッセージと上記第2メッセージ間の往復時間を特定する段階と、
上記往復時間に対する情報を上位階層に伝送する段階と、
をさらに含むことを特徴とする、項目14に記載のチャネル割当方法。
(項目18)
上記上位階層は、AVCプロトコル階層及びDTCP(Digital Transmission Content Protection)階層のうち一つであることを特徴とする、項目17に記載のチャネル割当方法。
本発明によれば、無線ネットワークで特定メッセージの送受信時に時間制約が設定された状況で、チャネル資源を確保し、安定的に時間制約を満たすことが可能になる。
複数のデバイスで構成された例示的なWVANを示す図である。 WVANで用いられる例示的なスーパーフレーム(superframe)構造を示す図である。 WVANのデバイスに具現された例示的なプロトコル階層構造を示す図である。 RTTテスト過程中におけるRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージ及びACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージの送受信過程をより具体的に説明するための図である。 RTTテスト過程中におけるRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージ及びACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージの送受信過程を、WVANで用いられるスーパーフレームを通じて説明するための図である。 本発明の好適な一実施例を示すフローチャートである。 図6でチャネル資源割当手順を行なう過程[S66]を説明するためのフローチャートである。 本発明の好適な一実施例をスーパーフレーム上で説明するための図である。 本発明の実施形態を説明するための図である。 本発明の他の実施形態を説明するためのフローチャートである。
以下に説明される実施例は、本発明の技術的特徴が無線ネットワークの一種であるWVAN(Wireless Video Area Network)に適用された例とする。WVANは、60GHz帯の周波数帯域を用いて10m以内の近距離で1080pのA/Vストリームを圧縮無しで伝送できるように4.5Gbps以上のスループット(throughput)を提供できるWiHD(wireless HD)技術を利用する無線ネットワークである。
図1は、複数のデバイスで構成されたWVANの一例を示す図である。
WVANは、一定の空間に位置しているデバイス間のデータ交換のために構成されたネットワークである。このWVANは、2つ以上のデバイス10〜14で構成され、これらのうち一つは調整器(coordinator)10として動作する。調整器10は、デバイス間に無線ネットワークを構成するにあたり、所定の無線資源を複数のデバイスが衝突なしに共有するように、無線資源を割り当てスケジューリングする機能を果たす装置である。調整器は、無線資源を割当及びスケジューリングして各デバイスに知らせるために、周期的にスケジューリング情報を含むメッセージを伝送する。このメッセージを以下ではビーコン(beacon)と呼ぶ。調整器は、ネットワークを構成するデバイスが通信を行なえるように資源を割り当てる機能の他にも、普通のデバイスとして少なくとも一つのチャネルを通じてデータを送受信することができる。また、クロック同期(clocksynchronization)、ネットワーク加入(association)、帯域幅資源維持(maintaining bandwidth resource)などの機能も行なうことができる。
WVANは、2種類の物理階層(PHY)を支援する。すなわち、WVANは、物理階層としてHRP(high-rate physical layer)とLRP(low-rate physical layer)を支援する。HRPは、1Gb/s以上のデータ伝送速度を支援できる物理階層で、LRPは、数Mb/sのデータ伝送速度を支援する物理階層である。HRPは、高指向性(highlydirectional)のもので、ユニキャスト連結(unicast connection)を通じて等時性(isochronous)データストリーム、非同期データ、MAC命令語(command)及びA/V制御データの伝送に用いられる。LRPは、指向性または全方向性(omni-directional)モードを支援し、ユニキャストまたは放送を通じてビーコン、非同期データ、ビーコンを含むMAC命令語の伝送などに用いられる。HRPチャネルとLRPチャネルは周波数帯域を共有し、TDM方式によって区分して用いられる。HRPは、57〜66GHz帯域で2.0GHz帯域幅の4つのチャネルを使用し、LRPは、92MHz帯域幅の3つのチャネルを使用する。
図2は、WVANで用いられる例示的なスーパーフレーム(superframe)構造を説明するための図である。
図2を参照すると、各スーパーフレームは、ビーコン(beacon)が伝送される領域20、予約されたチャネルタイムブロック(reserved channel time block)22及び非予約チャネルタイムブロック(unreservedchannel time block)21を含んでなる。また、それぞれのチャネルタイムブロック(channel time block: CTB)は、HRPを通じてデータが伝送される領域(HRP領域)と、LRPを通じてデータが伝送される領域(LRP領域)とに時分割(timedivision)される。
ビーコン(beacon)20は、調整器により周期的に伝送される。ビーコンを通じて毎スーパーフレームの導入部を識別することができる。ビーコンは、スケジューリングされたタイミング情報、WVANの管理及び制御情報を含む。デバイスは、ビーコンに含まれたタイミング情報及び管理/制御情報などに基づいてネットワークでデータ交換ができる。HRP領域は、デバイスのチャネル時間割当要請に応じて調整器がチャネル時間を割り当てたデバイスが、他のデバイスにデータを伝送するのに用いられることができる。
予約CTB領域22は、デバイスのチャネル時間割当要請に応じて調整器がチャネル時間を割り当てたデバイスが、他のデバイスにデータを伝送するのに用いられる。このCTB領域を通じて命令語、データストリーム、非同期データなどが伝送されることができる。特定デバイスが予約CTB領域を通じて他のデバイスにデータを伝送する場合はHRPチャネルを使用し、データを受信するデバイスが、受信したデータに対する受信確認信号(ACK/NACK)を伝送する場合はLRPチャネルを使用することができる。
非予約CTB領域21は、調整器とデバイスまたはデバイスとデバイス間に制御情報、MAC命令語または非同期データなどを伝送するのに用いられることができる。この非予約CTB領域でのデバイス間のデータ衝突を防止するためにCSMA(Carrier Sense Multiple Access)方式またはスロットアロハ(slotted Aloha)方式を適用することができる。この非予約CTB領域ではLRPチャネルのみを通じてデータを伝送できる。もし、伝送される制御情報や命令語が多い場合は、LRPチャネルに予約領域を設定することも可能である。各スーパーフレームにおける予約CTB及び非予約CTBの長さ及び個数はスーパーフレームごとに異なることができ、調整器により制御される。
また、図2には示さぬが、緊急な制御/管理メッセージを伝送するためにビーコンに続いて位置した競争基盤制御区間(CBCP: Contention-Based Control Period)を含む。CBCPの区間長は、一定の臨界値(mMAXCBCPLen)を設定し、この臨界値を越えないように設定される。
図3は、WVANのデバイスに具現されたプロトコル階層構造の一例を示す図である。
図3を参照すると、WVANに含まれた各デバイス31の通信モジュール32は、その機能によって少なくとも2つの階層(layer)に区分されることができ、一般的にPHY階層(図示せず)、MAC階層33、Adaptation階層及びSME(stationmanagement entity)(図示せず)を含んでなる。Adaptation階層には、AVCプロトコル34及びAVパケッタイザー(packetizer)35の少なくとも2つのプロトコルが含まれる。AVCプロトコル34は、デバイスの制御、連結制御、デバイス特性、デバイス性能(capability)などの機能を果たすことができる。そして、AVパケッタイザー35は、HRPデータサービスを提供するためのAVデータを構成する機能を担当できる。
上の各階層は、高速データサービス、低速データサービス、管理サービスなどを提供できる。高速データサービスは、ビデオ、オーディオ及びデータ伝達を支援する。低速データサービスは、オーディオデータMAC命令語及び少ない量の非同期データなどを支援する。SME(図示せず)は、階層に独立的な個体で、各階層におけるデバイス状態情報を収集し、下位階層を制御する。また、ホストと無線デバイス間の制御通路(interface)の機能を果たすことができる。
また、各階層には階層管理個体が含まれ、MAC階層を管理する個体をMLME(MAC Layer Management Entity)、PHY階層を管理する個体をPLME(PHY Layer ManagementEntity)という。互いに異なる階層間にやり取りするメッセージをプリミティブ(primitive)といい、上記の通信モジュールをモデム(modem)という。サービス接近点(servicesaccess point: SAP)37,38を通じた通信のために用いられうるプリミティブの例に、要請(request)、指示(indication)、応答(response)、確認(confirm)などのプリミティブがある。
要請(request)は、管理個体に一過程を要請するために用いられる。指示(indication)は、ピア管理個体からの要請または情報の受信または上位階層からの要請によらず、地域的な下位階層の状態変化を管理個体に知らせるために用いられる。応答(response)は、ピア管理個体からの要請に応答するために用いられる。確認(confirm)は、以前要請の結果を管理個体に知らせるために用いられる。
プロトコル階層には、データ伝送の保安及び認証などのための階層、例えば、DTCP(Digital Transmission Content Protection)階層36をさらに含むことができる。図3ではこれがAVパケッタイザー35内に構成されるとしたが、別に構成されても良いことは当然である。DTCP階層36では認証のためのキー値などを互いに交換し、これを通じて認証し、その値を暗号化して伝送する機能が行なわれることができる。以下では保安及び認証のための階層をDTCP階層36として説明するが、当該技術分野における当業者は、その他にも同一または類似な機能を果たしうる階層のいずれをも名称に関らずに適用できるということを理解する。
以下、出力データを伝送または提供するデバイスをソースデバイスとし、出力データを受信して各デバイスの機能に基づいて出力するデバイスをシンクデバイスとする。
以下に説明される実施例は、本発明の技術的特徴が、WiHDシステム上におけるDTCP−IP(Supplement EDTCP Mapping to IP)のためのRTT(Round Trip Time)テストに応用された例とする。DTCP(DigitalTransmission Content Protection)プロトコルは、ビデオストリームの伝送と再生中におけるコンテンツ不法複製を防止するためのプロトコルで、その標準として“DigitalTransmission Content Protection Specification Vol.1 and Vol.2”が定義されている。
DTCPは、IEEE 1394ケーブル用に開発されたプロトコルで、これを拡張してWiHDのようなホームネットワークにおけるIP(Internet Protocol)用に使用するためには付加地域化(AL: Additional Localization)過程が追加される。付加地域化過程が要る理由は、IEEE1394ケーブル用に開発したDTCPプロトコルをホームネットワーク用に拡張する上で使用長を制限する必要性があり、かつ、ソースデバイスに記憶されたシンクデバイスのデバイスID(identification)がないためである。
ソース及び/またはシンクデバイスは、RTT_TESTを通じて往復時間(round trip time: RTT)を確認し、往復時間があらかじめ設定された臨界値より大きいか否かを判断することができる。そして、ソースデバイスは、シンクデバイスのデバイスIDをソースデバイスの記憶領域に記憶する、タイマーを設定し、コンテンツのようなデータが特定時間内に伝送されるようにする、往復時間を確認する、及び、往復時間があらかじめ設定された臨界値よりも大きいか否かによってキー値を交換する、ことができる。好ましくは、ソースデバイスは、往復時間があらかじめ設定された臨界値よりも大きくない場合にのみキー値を交換することができる。
RTTテストは、ソースデバイスが伝送したデータストリームを受信するシンクデバイスが認証されたデバイスか否かを確認するために行われる。RTTテストにおいてソースデバイスとシンクデバイスは認証キー(AKE: Authentication Key)を交換する過程を経る。RTTテスト過程が始まりながらソースデバイスとシンクデバイスはRTTテスト準備のためのメッセージを交換する。RTTテスト準備のためのメッセージを交換した後に、ソースデバイスは、暗号化パラメータである‘N’をRTT_SETUP(N)_CMDメッセージを通じてシンクデバイスに伝送する。
ソースデバイスとシンクデバイスは、暗号化パラメータ‘N’を用いて共有の認証キー(AKE)を下記の数学式1及び数学式2によって暗号化し、MAC1AとMAC2A、及びMAC1BとMAC2Bをそれぞれ計算する。
[数1]
MAC1A=MAC1B=[SHA-1(MK+N)]msb80
[数2]
MAC2A=MAC2B=[SHA-1(MK+N)]lsb80
シンクデバイスは、RTT_SETUP(N)_CMDメッセージに対する応答としてACCEPTED(N)_RSPメッセージをソースデバイスに伝送する。
その後、ソースデバイスはRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを通じてシンクデバイスに当該算出されたMAC1Aを伝達し、シンクデバイスはソースデバイスにACCEPTED(MACK2B)_RSPメッセージを通じてMAC2Bを伝達する。続いて、ソースデバイスは、シンクデバイスから受信したMAC2Bを自身の計算したMAC2Aと比較し、シンクデバイスはソースデバイスから受信したMAC1Aを自身の計算したMAC1Bと比較する過程を通じてRTTテストを行なう。この過程でシンクデバイスが認証されると、ソースデバイスはこのシンクデバイスをRTTレジストリ(registry)に追加する。
上記のRTTテスト過程で、ソースデバイスがRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを伝送した時点から時間間隔(time interval)、例えば、7ms以内にシンクデバイスからACCEPTED(MACK2B)_RSPメッセージを受信すべきという時間制約(timelimit)が設定される。すなわち、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを伝送した時点から7ms以内にACCEPTED(MACK2B)_RSPメッセージを受信できないと、RTT_SETUP(N)_CMDメッセージを伝送する過程から再び行なう。
図4は、上記RTTテスト過程のうち、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージ及びACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージの送受信過程をより具体的に説明するための図である。
図4で、WVANのソースデバイス及びシンクデバイスにはDTCP−IPのための階層(layer)またはエンティティ(entity)が具現される。DTCP−IPのための階層またはエンティティは、ソースデバイス及びシンクデバイスのDMEに含まれて具現されたり、または、別の上位階層またはエンティティに具現可能である。図4では、DTCP−IPのための階層またはエンティティがDMEに具現されたとする。
図4を参照すると、ソースデバイスのDMEは、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを伝送することを指示するために、RTT_TEST_CMD.reqプリミティブをソースデバイスのMAC/MLMEに伝達する[S41]。ソースデバイスのMAC/MLMEは、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージをシンクデバイスに伝送する[S42]。シンクデバイスのMAC/MLMEは、RTT_TEST_CMD.indプリミティブをシンクデバイスのDMEに伝達し、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージが受信されたことを知らせる[S43]。
シンクデバイスのDMEは、シンクデバイスのMAC/MLMEにRTT_TEST_CMD.rspプリミティブを伝達し、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージに対する応答としてACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを伝送することを指示する[S44]。シンクデバイスのMAC/MLMEは、ACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージをソースデバイスに伝送する[S45]。ソースデバイスのMAC/MLMEは、ACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージが受信されたことを知らせるために、ソースデバイスのDMEにRTT_TEST_CMD.cfmプリミティブを伝達する[S46]。
図4で、‘RTT’は、ソースデバイスのDMEがRTT_TEST_CMD.reqプリミティブをソースデバイスのMAC/MLMEに伝達した時からRTT_TEST_CMD.cfmプリミティブを受け取るべき時点までの時間制限(time limit)と定義されることができる。また、ソースデバイスのMAC/MLMEは、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージをシンクデバイスに伝送した時からACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを受信すべき時点までの時間制限と定義されることができる。もちろん、シンクデバイスのMAC/MLMEは、RTT_TEST_CMD.indプリミティブをシンクデバイスのDMEに伝達した時からRTT_TEST_CMD.rspプリミティブを受信すべき時点までの時間制限と定義されることができる。
本実施例では、‘RTT’は、ソースデバイスのDMEがRTT_TEST_CMD.reqプリミティブをソースデバイスのMAC/MLMEに伝達した時からRTT_TEST_CMD.cfmプリミティブを受信すべき時点までの時間制限(time limit)と定義され、7msに設定されるとする。
‘MaxTI’は、上記した時間制限を満たしうるような限度で、ソースデバイスのMAC/MLMEがRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージをシンクデバイスに伝送した時点からシンクデバイスからACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを受信すべき時点までの最大時間間隔(MaximumTime Interval)を意味する。‘MaxTI’は、上記の時間制限(RTT)とソースデバイスにおけるメッセージ伝送のためのデータプロセシング時間を考慮して設定される。
‘MinTI’は、上記時間制限(RTT)を満たしうるような限度で、シンクデバイスのMAC/MLMEがシンクデバイスのDMEにRTT_TEST_CMD.indプリミティブを伝達した点からRTT_TEST_CMD.rspプリミティブを受け取る時点までかかる最小時間間隔(MinimumTime Interval)を意味する。
図4で、ソースデバイスのDMEがRTT_TEST_CMD.reqプリミティブを伝達してから上記時間制限(RTT)内にRTT_TEST_CMD.cfmプリミティブを受け取るためには、ソースデバイスがシンクデバイスにRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを伝送した時点から最小時間間隔(MinTI)よりは大きく最大時間間隔(MaxTI)よりは小さい間隔でもってシンクデバイスからACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを受信できるようなチャネル資源が保障されると好ましい。また、時間制限(RTT)は定義によって最大時間間隔(MaxTI)または最小時間間隔(MinTI)と同じ値を持つことができる。
図5は、上記の状況をWVANで用いられるスーパーフレームを通じて説明するための図である。
このスーパーフレームの長さは20msとする。同図で、上記時間制限(RTT)を満たすためには、ソースデバイスは‘A’区間内でRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージをシンクデバイスに伝送しなければならなく、‘B’区間内でシンクデバイスからACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを受信しなければならない。
競争方式(contentionbased)によりメッセージを送受信する場合は上記の条件を確実に満たすことを保障できないので、ソースデバイスまたはシンクデバイスには当該メッセージの送受信のためのチャネル資源が割り当てられなければならない。この時、上記の条件を満たしうるような範囲内で一つの連続したチャネル資源、すなわち、連続した複数のCTBを受け取ることも可能であるが、これは、チャネル資源の浪費につながる。したがって、本発明による実施例では、ソースデバイスからシンクデバイスにRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを伝送するための第1チャネル資源(a)と、第1チャネル資源(a)と分離されたもので、シンクデバイスからソースデバイスにACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを伝送するための第2チャネル資源(b)を受け取ることが考えられる。WVANにおいて第1及び第2チャネル資源は少なくとも一つのCTBを意味する。
図6は、本発明の好ましい一実施例を示すフローチャートである。
図6で、ソースデバイスとシンクデバイス間の認証キー交換過程[S61]、RTTテスト準備のためのメッセージの交換過程[S62]、ソースデバイスがシンクデバイスにRTT_SETUP(N)_CMDメッセージを伝送する段階[S63]、ソースデバイス及びシンクデバイスでそれぞれMAC1AとMAC2A、MAC1BとMAC2Bを算出する段階(S64)、及びシンクデバイスからソースデバイスにACCEPTED(N)_RSPメッセージを伝送する段階[S65]は、上記RTTテスト過程で説明した通りである。ただし、図6では、ソースデバイス及びシンクデバイスで各メッセージを伝送するための内部階層間のプリミティブ伝達過程が幾つか追加された点が異なる。
ACCETED(N)_RSPメッセージを受信したソースデバイスは、シンクデバイスとRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージ及びACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを交換するために要求されるチャネル資源を受け取る手順を行なう[S66]。このチャネル資源割当手順は、ソースデバイスとWVANの調整器(coordinator)との間に行なわれる。
チャネル資源割当過程[S66]は、図7を参照して以下に具体的に説明する。チャネル資源割当過程[S66]によってソースデバイスがチャネル資源を受け取った後にソースデバイスは受け取った第1チャネル資源を用いてシンクデバイスにRTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを伝送する[S67]。シンクデバイスは、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージを受信し、それに対する応答として当該割り当てられた第2チャネル資源を用いてソースデバイスにACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを伝送する[S68]。この場合、シンクデバイスも調整器により放送されるビーコンを受信することから第2チャネル資源の割当情報を獲得でき、よって、第2チャネル資源を用いてACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを伝送できるわけである。
図7は、チャネル資源割当手順を行なう過程[S66]を示すフローチャートである。
図7を参照すると、ソースデバイスのDMEは、ソースデバイスのMAC/MLMEにMLME−ADD−STREAM.reqプリミティブを伝達し、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージ及びACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージを交換するために要求されるチャネル資源の割当を要請することを指示する[S71]。ソースデバイスのMAC/MLMEは、調整器にBW要請メッセージ(bandwidthrequest command)を伝送する[S72]。このBW要請メッセージは、要求されるチャネル資源がRTTテスト、すなわち、RTT_TEST(MAC1A)_CMDメッセージ及びACCEPTED(MAC2B)_RSPメッセージの伝送のためのチャネル資源であることを知らせる情報を含む。
表1に、このBW要請メッセージのデータフォーマットの一例を示す。
Figure 0004843089
表2は、表1の各‘BW request item’フィールドのデータフォーマットの一例である。
Figure 0004843089
表2で、SchedulePeriodは、同一のスケジューリングに割り当てられる少なくとも二つのチャネル時間ブロックのそれぞれの開始する時間差を意味するもので、表2に示すように、最小値のMinimumSchedule Periodと最大値のMaximum Schedule Periodで知らせることができる。
表3は、表2の‘RequestControl’フィールドのデータフォーマットの一例である。
Figure 0004843089
表3で、‘Bi-directional’フィールドは、要請されるチャネル資源がソースデバイスの立場でメッセージの送信及び受信のための両方向(bi-directional)のチャネル資源、すなわち、第1チャネル資源及び第2チャネル資源であることを表示するフィールドである。例えば、‘Bi-directional’フィールドが‘1’に設定されると両方向チャネル資源を意味し、‘0’に設定されると、一つの連続したチャネル資源を意味すると約束することができる。その逆の場合も可能である。
ソースデバイスからBW要請メッセージを受信すると、これを知らせるために調整器のMAC/MLMEは、調整器のDMEにMLME−ADD−STREAM.indプリミティブを伝達する[S73]。調整器のDMEは、ソースデバイスから要請されたチャネル資源、すなわち、第1チャネル資源及び第2チャネル資源の割当が可能かチェックし[S74]、可能であれば、要請されたチャネル資源をソースデバイスに割り当てると決定する。
この時、第1チャネル資源及び第2チャネル資源のスーパーフレーム上における位置、配置間隔(spacing)及びそれぞれの区間長は、WVAN内で固定した値にあらかじめ設定される。例えば、特定WVANが最初に形成される時に調整器のシグナリングによって第1チャネル資源及び第2チャネル資源のスーパーフレーム上における位置、配置間隔及び区間長などと関連した情報をデバイス間に共有することができる。
上記の方式でWVAN内の特定デバイスから第1チャネル資源及び第2チャネル資源の割当要請がある場合、調整器は特定デバイスに第1チャネル資源及び第2チャネル資源の割当可否のみを表示して伝達することによって、割当可能な場合、特定デバイスはあらかじめ知っている第1チャネル資源及び第2チャネル資源の情報を用いてメッセージを送受信することも可能である。第1チャネル資源及び第2チャネル資源が特定デバイスに割り当てられない間には、他の用途、例えば、競争方式の非予約CTBとして活用可能である。
図7で、調整器のDMEは、ソースデバイスに要請されたチャネル資源の割当が可能であることを知らせるために、調整器のMAC/MLMEにMLME−ADD−STREAM.rspプリミティブを伝達する[S75]。調整器のMAC/MLMEは、‘Reason Code’フィールドが‘SUCCESS’と表示されたBW応答メッセージ(bandwidth responsecommand)をソースデバイスに伝送する[S76]。ソースデバイスのMAC/MLMEはソースデバイスのDMEに、‘Reason Code’フィールドが‘SUCCESS’と表示されたMLME−ADD−STREAM.cfmプリミティブを伝達し、要請されたチャネル資源の割当が可能であるということを知らせる[S77]。
調整器のDMEは、特定スーパーフレームに対するビーコン(beacon)の放送のために調整器のMAC/MLMEにMLME−BEACON.reqプリミティブを伝達する[S78]。調整器のMAC/MLMEはWVANにビーコンを放送する[S79]。この放送されるビーコンには、ソースデバイス及びシンクデバイスに割り当てられる第1チャネル資源及び第2チャネル資源に関する割当情報を含め、当該スーパーフレーム内における全体チャネル資源の割当情報が含まれる。第1チャネル資源及び第2チャネル資源に関する割当情報は、第1チャネル資源及び第2チャネル資源の割当可否に対する情報を含む。
表4は、WVANで用いられるビーコンのデータフォーマットの一例である。
Figure 0004843089
Figure 0004843089
WVANの各デバイスに割り当てられるチャネル資源と関連した情報は、ビーコンに‘Reserved Schedule IE’の形態で含まれる。表5は、ビーコンに含まれる‘Reserved Schedule IE’のデータフォーマットの一例である。
Figure 0004843089
表6は、表5の‘Scheduleblock’フィールドのデータフォーマットの一例である。
Figure 0004843089
表6で、‘StreamIndex’フィールドは、該当のチャネル資源割当と関連したストリーム(stream)を指示する情報を含む。表7は、表6の‘Schedule info’フィールドのデータフォーマットの一例である。
Figure 0004843089
表7で、‘ScrID’フィールドは、チャネル資源が割り当てられるソースデバイスの識別情報(ID)を含み、‘DestID’フィールドは、シンクデバイスの識別情報を含む。‘Static’フィールドは、割り当てられるスケジュールブロックが静的(static)スケジュールか或いは動的(dynamic)スケジュールかを表す情報を含み、‘PHYmode’フィールドは、HRPモードを使用するか或いはLRPモードを使用するかを表す情報を含む。‘Beam formed’フィールドは、ビームフォーミング(beamforming)が用いられるか否かを表す情報を含む。‘Bi-directional’フィールドは、割当要請されたチャネル資源、すなわち、第1チャネル資源及び第2チャネル資源の割当可否を表す情報を含む。
このビーコンを受信すると、ソースデバイスのMAC/MLMEは、ソースデバイスのDMEにMLME−BEACON.indプリミティブを伝達する[S70]。
図8は、本発明の好適な一実施例をスーパーフレーム上で説明するための図である。
同図で、スーパーフレームにおいて第1チャネル資源及び第2チャネル資源の位置、配置間隔及び区間長は、固定した値を持つ。ただし、第1チャネル資源及び第2チャネル資源は、特定デバイスに割り当てられたか否かによって異なる用途を持つ。すなわち、図8の(N−1)番目のスーパーフレームまたは(N+1)番目のスーパーフレームのように、第1チャネル資源及び第2チャネル資源が特定デバイスに割り当てられなかった場合は第1チャネル資源及び第2チャネル資源は一般的な非予約CTBと同じ方式で任意のデバイスにより用いられることができる。
一方、同図で、N番目のスーパーフレームの場合のように、特定デバイスのチャネル資源割当要請に応じて第1チャネル資源及び第2チャネル資源が割り当てられた場合は、第1チャネル資源及び第2チャネル資源は予約CTBとなり、これが割り当てられた特定デバイスによってのみ用いられることができる。同図で、第1チャネル資源及び第2チャネル資源間の配置間隔(BCS)は、最小時間間隔(MinTI)よりは大きく最大時間間隔(MaxTI)よりは小さい間隔とすることが好ましい。
図9は、本発明の実施形態を説明するための図である。
図9を参照して待ち行列遅延とチャネル接近遅延(Channel Access Delay)を考慮する例示的な方法を説明する。
チャネル接近遅延を減らすための例示的な方法として、特定データパケット、例えば、RTT_TESTデータパケットを伝送するための伝送資源、例えば、チャネル時間ブロック(CTB)をあらかじめ予約し、予約されたCTBを通じてRTT_TESTデータパケットを伝送するが、このとき、送信時に用いる第1CTBと受信時に用いる第2CTBを同時に予約する方法が挙げられる。これを両方向BW予約方法と称することができる。
この方法で、往復時間などを考慮して適切な間隔を持つ少なくとも二つのCTBを一度で予約することによって、送信及び受信が遅延するのを防止することができる。これは、一つのCTBを通じては一方向の伝送が可能であるということを前提としたもので、もし、一つのCTBを通じて両方向の伝送が可能な場合には、往復時間を考慮した時間間隔が保障されるとしたら一つのCTBを予約することも可能である。
図9を参照して、Part#1(90)でRTT_TESTデータパケットを送受信するために用いられるCTB、すなわち、送受信用CTBを予約する過程を示す。ソースデバイスのDTCP階層でRTT_TESTデータパケット送受信のためのCTB予約のためにRTT_SETUPデータパケットをソースデバイスのMAC階層に伝達すると、調整器(またはシンクデバイス)にRTT_TESTデータパケット送受信用CTBを予約することを要請するメッセージまたはデータなどを伝送する。これを受信した調整器のMAC階層は、これを調整器のDTCP階層に伝達する。
すると、調整器のDTCP階層はそれを確認し、RTT_TESTデータパケット送受信用CTBを割り当て、該割り当てられたCTBに関する情報または受諾/拒否をRTT_SETUP_RSPデータパケットに含め、調整器のMAC階層、ソースデバイスのMAC階層及びソースデバイスのDTCP階層に順次に伝達または伝送する(92)。ソースデバイスは受信されたRTT_SETUP_RSPからCTB予約情報を確認しても良く、後で放送されるビーコンを通じてCTB予約情報を確認しても良い。
PART#2(91)において、上記の予約過程で予約されたCTBを通じてRTT_TESTデータパケットを送受信する過程について説明すると、次の通りである。予約されたCTBを通じてRTT_TESTデータパケットを送信及び受信する(93,94)。この場合には、既に設定された時間内にRTT_TESTデータパケットを受信することができる。
MAC階層にDTCP階層だけでなく他の上位階層、例えば、AVパケッタイザー階層から少なくとも一つのデータパケットを受信することができる。この場合には、たとえRTT_TESTデータパケット送受信のためのCTBを予約しておいた場合であっても、MAC階層に受信された順に伝送することになり、以前にMAC階層に受信されたデータパケットによって予約されたCTBを利用できない。すなわち、待ち行列遅延を招くおそれがある。例えば、PART#2(91)過程中に上記の待ち行列遅延によって予約された、すなわち、予想するCTBを用いてRTT_TESTデータパケットを伝送できない場合があり得る。したがって、MAC階層でRTT_TESTデータパケットを識別するようにし、上記両方向BW予約方法をより效果的に行なうことができる。
図10は、本発明の他の実施形態を説明するためのフローチャートである。
上述のデータパケットを識別して受信順序によらずに伝送する方法及び両方向BW予約方法はそれぞれ及び/またはそれらの組合せで行なうことができる。図10を参照して、データパケットを識別して受信順序によらずに伝送する方法及び両方向BW予約方法を組合わせて使用する場合について説明する。
以下に説明される過程は、例として説明するRTT_TESTデータパケットだけでなく、他のいずれのデータパケットまたはメッセージを伝送する場合にも適用可能である。
RTT_TESTデータパケットの送信用伝送ブロック及び受信用伝送ブロックを予約する[S100]。もちろん、一つの伝送ブロックを用いて送信及び受信の両方向伝送が可能な場合には、一つの伝送ブロックを予約しても良い。
MAC階層ではRTT_TESTデータパケットを受信する[S101]。この時、RTT_TESTデータパケットだけでなく、他の複数のデータパケットを受信しても良い。受信した各データパケットを確認してRTT_TESTデータパケットを識別する[S102]。データパケットを識別するための方法には、上記識別情報を一緒に伝送してこれを用いる方法、優先順位情報を用いる方法、物理的にまたは論理的に区分されるバッファーを用いる方法などを適用できる。
一データパケットがRTT_TESTデータパケットであることを識別した場合には、S100過程で予約された送信用伝送ブロック及び受信用伝送ブロックを検索または確認する[S103]。これは、放送されるビーコン、受信メッセージまたは予約過程時に受信する応答メッセージなどから確認可能である。MAC階層は当該データパケットを送信用伝送ブロックを通じて伝送する[S104]。そして、MAC階層は当該データパケットを既に設定された時間内に受信用伝送ブロックを通じて受信する[S105]。これで、往復時間を検査する例示的な一過程が終了する。
図10に示す各手順は全て行なっても良く、その一部のみを行なっても良いし、図示手順の順序にかかわることはない。また、一部の手順は、本発明の実施形態を行なうのに先立ってあらかじめ行なわれ、仮定されて他の一部手順が行なわれても良い。
上述した本発明の好適な実施形態についての詳細な説明は、当業者が本発明を具現して実施できるように提供された。上記では本発明の好適な実施形態を参照して説明したが、当該技術分野における熟練した当業者にとっては、以下の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域を逸脱しない範囲内で、本発明を様々に修正及び変更させることができるということがわかる。例えば、本発明は、RTT_TESTデータパケットを中心にして説明したが、任意のデータパケットに対しても本発明の方式が適用されることができる。また、上述した実施形態で往復メッセージでなくても遅延なしで速い伝送をしようとする場合にも同様に適用可能である。
以上の実施例は、本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素または特徴は別の明示的な言及がない限り選択的なものとして考慮されるべきである。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施されても良く、一部構成要素及び/または特徴を結合させて本発明の実施例を構成しても良い。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は他の実施例に含まれることができ、または、他の実施例の対応する構成または特徴と取り替えられることができる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係のない請求項を結合させて実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めることもできることは明らかである。
本発明による実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現されることができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例は一つまたはそれ以上のASICs(applicationspecific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digitalsignal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(fieldprogrammable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどにより具現されることができる。
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明された機能または動作を行なうモジュール、手順、関数などの形態で具現されることができる。ソフトウェアコードはメモリユニットに記憶されてプロセッサーにより駆動されることができる。このメモリユニットはプロセッサ内部または外部に位置し、公知の様々な手段によりプロセッサとデータを交換することができる。
以上で使われた用語は別のものに取り替えることができる。例えば、デバイスは、使用者装置(または機器)、ステーション(station)等に、調整器は、調整(または制御)装置、調整(または制御)デバイス、調整(または制御)ステーション、コーディネータ(coordinator)、PNC(Piconetcoordinator)などに変更して使用可能である。
本発明は、無線通信システム及びwireless HDシステムに適用されることができる。本発明は、両方向予約方法を用いてデータパケット伝送遅延を低減できるデータパケット伝送方法の実施例を提供する。

Claims (15)

  1. 無線ネットワーク内の第1のデバイスにおいて、チャネル資源を割り当てる方法であって、前記方法は、
    チャネル資源を要請するコーディネーターに帯域幅要請命令を伝送することであって、前記帯域幅要請命令は、前記要請されたチャネル資源が双方向チャネルタイムブロック(CTB)であることを示すインジケータと、割り当てられるCTBの数に関連する情報と、最小スケジュールピリオドおよび最大スケジュールピリオドに関する情報とを含み、前記双方向CTBは、第1のCTBと第2のCTBとを含み、前記第1のCTBは、前記第1のデバイスによって、第1のメッセージを第2のデバイスに伝送するために使用され、前記第2のCTBは、前記第1のメッセージに応答して、前記第2のデバイスによって、第2のメッセージを前記第1のデバイスに伝送するために使用される、ことと、
    前記第1のCTBおよび前記第2のCTBをスーパーフレーム内に割り当てるための割り当て情報を前記コーディネーターから受信することであって、前記割り当て情報は、前記割り当てられた第1のCTBおよび第2のCTBが前記双方向CTBであることを示す第1のフィールドを含む、ことと、
    前記第1のCTBを用いて前記第2のデバイスに前記第1のメッセージを伝送することと、
    前記第1のメッセージに応答して、前記第2のCTBを用いることによって、前記第2のデバイスから前記第2のメッセージを受信することと
    を含む、方法。
  2. 前記割り当て情報は、前記コーディネーターによって放送されたビーコン内で受信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記割り当て情報は、前記無線ネットワーク内で使用される高レート物理(HRP)チャネルおよび低レート物理(LRP)チャネルの中のLRPチャネルにおいて受信される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記割り当て情報は、前記割り当てられた第1のCTBおよび第2のCTBが静的スケジュールまたは動的スケジュールに関連するか否かを示す第2のフィールドをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記割り当て情報は、前記第1のCTBおよび第2のCTBにおいて使用されるPHYモードを示す第3のフィールドをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 無線ネットワーク内のコーディネーターにおいて、チャネル資源を割り当てる方法であって、前記方法は、
    チャネル資源を要請するために第1のデバイスから帯域幅要請命令を受信することであって、前記帯域幅要請命令は、前記要請されたチャネル資源が双方向チャネルタイムブロック(CTB)であることを示すインジケータと、割り当てられるCTBの数に関連する情報と、最小スケジュールピリオドおよび最大スケジュールピリオドに関する情報とを含み、前記双方向CTBは、第1のCTBと第2のCTBとを含み、前記第1のCTBは、前記第1のデバイスによって、第1のメッセージを第2のデバイスに伝送するために使用され、前記第2のCTBは、前記第1のメッセージに応答して、前記第2のデバイスによって、第2のメッセージを前記第1のデバイスに伝送するために使用される、ことと、
    前記第1のCTBおよび前記第2のCTBをスーパーフレーム内に割り当てるための割り当て情報を放送することであって、前記割り当て情報は、前記割り当てられた第1のCTBおよび第2のCTBが前記双方向CTBであることを示す第1のフィールドを含む、ことと
    を含む、方法。
  7. 前記割り当て情報は、放送されたビーコン内に含まれる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2のメッセージは、前記第1のメッセージへの応答である、請求項6に記載の方法。
  9. 前記割り当て情報は、前記無線ネットワーク内で使用される高レート物理(HRP)チャネルおよび低レート物理(LRP)チャネルの中のLRPチャネルにおいて放送される、請求項6に記載の方法。
  10. 前記割り当て情報は、前記割り当てられた第1のCTBおよび第2のCTBが静的スケジュールまたは動的スケジュールに関連するか否かを示す第2のフィールドをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  11. 前記割り当て情報は、前記第1のCTBおよび第2のCTBにおいて使用されるPHYモードを示す第3のフィールドをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記割り当て情報を受信する前に、前記帯域幅要請命令に応答して帯域幅応答命令を前記コーディネーターから受信することをさらに含み、前記帯域幅応答命令は、前記第1のCTBおよび前記第2のCTBが前記スーパーフレーム内に割り当てられることが可能であることを示す「SUCCESS」の理由コードを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記割り当て情報を放送する前に、前記帯域幅要請命令に応答して帯域幅応答命令を前記第1のデバイスに伝送することをさらに含み、前記帯域幅応答命令は、前記第1のCTBおよび前記第2のCTBが前記スーパーフレーム内に割り当てられることが可能であることを示す「SUCCESS」の理由コードを含む、請求項6に記載の方法。
  14. 前記インジケータは、前記要請されたチャネル資源が、前記第1のCTBおよび前記第2のCTBの対である場合には、1に設定される、請求項1に記載の方法。
  15. 前記インジケータは、前記要請されたチャネル資源が、前記第1のCTBおよび前記第2のCTBの対である場合には、1に設定される、請求項6に記載の方法。
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