JP4838842B2 - 積層型巻線構造を有するトランスフォーマー - Google Patents

積層型巻線構造を有するトランスフォーマー Download PDF

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Description

本発明は、トランスフォーマー(Transformer)に関し、より詳しくは、トランスフォーマーの巻線構造を積層型で構成して、高周波で特に問題となるコア損失及び導通損失を減らして、高効率を有する積層型トランスフォーマーに関する。
一般に、トランスフォーマーは、1つの回路から交流電力を供給されて電子誘導作用により他の回路に電力を供給する装置であって、変圧器または変成器とも呼ばれる。トランスフォーマーにおいて、電圧は1次コイル及び2次コイルに巻かれる巻線(Winding)比に比例し、電流は巻線比に反比例する(V1:V2=N1:N2=1/I1:1/I2)。理想的なトランスフォーマーの場合には、入力電力と出力電力が同一な100%のエネルギー変換効率が可能であるが、実際的には変圧器から多様な損失が発生して変換効率の低下が発生する。
トランスフォーマーから発生する損失は、コア損失(Core Loss)と導通損失(Conduction Loss)とに大別される。トランスフォーマーの巻線数は印加される電圧に比例し、使用するコアの断面積に反比例する。コアに適した巻線数を巻いてもコア内の磁束密度の変化量と周波数の指数関数に比例するコア損失が発生する。一般に、コア損失は、使用するコアの種類及びサイズなどを適切に選定し、コア損失と導通損失が適切に均衡をなすように設計する方法により減らすことができる。
一方、トランスフォーマーに使われる巻線は、大容量のトランスフォーマーの場合、重量のためにアルミニウムを使用する一部の場合を除いては、銅(Copper)が主流をなす。したがって、トランスフォーマーに電圧が印加されて銅に沿って電流が流れながらIRに該当する量の電力損失である導通損失または銅損が発生することになる。
また、高周波の場合、トランスフォーマーの巻線では表皮効果(Skin Effect)と近接効果(Proximity Effect)により巻線の抵抗値が幾何級数的に増加して導通損失が格段に増加して、トランスフォーマーの変換効率が格段に落ちる短所がある。ここで、表皮効果とは、導体に高周波電流が流れる場合、導体の表面に電流が偏向される現象である。また、近接効果とは、2つの平衡に位置した導体に高周波電流が流れる場合、高周波電流が他の導体と近い部分に、より集中的に流れる現象である。したがって、高周波において、表皮効果により導体の表面に集中した電流は近接効果により導体の一側表面のみに偏重される。
図1a及び図1bは、従来の単層型1ターントランスフォーマー及び単層型複数ターントランスフォーマーの平面図及び断面図である。
図1a及び図1bにおいて、左側の図面が平面図であり、右側の図面が切断線140を基準にして切断した場合の断面図である。図1a及び図1bに図示された単層型トランスフォーマーは、便宜のため、電圧の入力及び出力端子を省略した1次巻線110、110’及び2次巻線120、120’がコア130、130’を一回巻く(1ターン)形態及び複数回巻く(10ターン)形態のトランスフォーマーである。図1bの複数ターントランスフォーマーは、図1aの1ターントランスフォーマーと巻線のターン数が相異するだけであり、機能は殆ど類似している。
図1a及び図1bの断面図から分かるように、十分に太い導体を巻線として利用する場合にも、前述した表皮効果及び近接効果により1次巻線110’及び2次巻線120’を流れる電流は互いに対向する面のみに電流が流れることになって、トランスフォーマーの変換効率が落ちるが、このような問題は高周波でより深刻に作用する。
例えば、厚み10mmの銅板で巻線をしたとしても、周波数20KHzで銅板の表皮厚み(Skin Depth)は常温でほぼ0.5mm位にしかならない。したがって、トランスフォーマーの1次巻線または2次巻線において、電流が実際に流れる銅板の断面積は全体断面積の5%にしかならず、残りの95%に該当する銅板は導体としての機能を喪失したままに、付随的な効果として冷却の以外には殆ど機能しない。ここで、表皮厚みとは、全ての電流が同一な損失を持って流れなければならない導体(導線)において、等価の電流貫通深さ(Current Penetration Depth)をいう。表皮厚みは、ただ周波数及び導線の特性と関数関係を有するが、周波数の平方根に反比例する特徴を有する。
図1a及び図1bで説明した単層型トランスフォーマーにおける低い変換効率を改善するために提案された構造が積層型トランスフォーマーである。
図2は、従来の積層型トランスフォーマーの断面図である。
図2に図示されている積層型トランスフォーマーは、図1bで説明した複数ターン単層型トランスフォーマーの断面図を反時計回りの方向に90゜回転させて、多層で構成した積層型トランスフォーマーの断面図である。即ち、積層型トランスフォーマーは、単層型トランスフォーマーを多層で積み上げたものである。図2の積層型トランスフォーマーも便宜のため、各巻線210、220の入力及び出力端子を省略した。図2の積層型トランスフォーマーのように、1次巻線210と2次巻線220を順次に積層すると、1次巻線210と2次巻線220が対向する銅板の面積が図1a及び図1bで説明した単層型トランスフォーマーに比べて2倍になるので、電流が実際に流れる銅板の面積も2倍になる。即ち、図2の積層型トランスフォーマーは、図1で説明した単層型トランスフォーマーに比べて2倍の変換効率が可能になる。図2の積層型トランスフォーマーに使われる巻線方法をサンドイッチ(Sandwich)巻線方式という。このようなサンドイッチ巻線方式は多くのトランスフォーマー製作会社が採択して広く用いられている巻線方式である。
しかしながら、現在、広く用いられているサンドイッチ巻線方式も高周波トランスフォーマーの場合には変圧器から発生する損失が大きいという短所がある。高周波大容量トランスフォーマーの場合に大型コアを使用するので、10ターン未満のターン数でも数千ボルトの電圧印加が可能になる。したがって、ターン数に比例するトランスフォーマーの変換効率を考慮すると、高周波大容量トランスフォーマーの場合、相変わらず変換効率が落ちる問題点を有することになる。
例えば、1,000V、1,000A入力の1,000KWトランスフォーマーの場合、20KHzの周波数で10ターンに設計されたとすれば、1つの銅パイプの両面に1,000Aを供給しなければならないが、この場合、トランスフォーマーの適切な変換効率のための銅パイプの幅は非常に大きくなって、銅パイプの製作が殆ど不可能な水準になる。特に、表皮の厚みが周波数の平方根に反比例するため、周波数が高まるほど変換効率が低くなり、適切な変換効率を維持するためには、銅パイプの幅が非常に大きくなることになる等の重大な問題点が発生することになる。
前述した問題点を解決するために、本発明はトランスフォーマーの巻線構造を積層型で構成して、高周波で特に問題となるコア損失及び導通損失を減らして、高効率を有する積層型トランスフォーマーを提供することをその目的とする。
本発明は、交流電力を供給されて電子誘導作用により他の回路に電力を供給するトランスフォーマーにおいて、中空部を有するコア部と、上記コア部に相互電気的に絶縁された1次巻線及び2次巻線が巻かれ、かつ上記1次巻線及び上記2次巻線は各々金属板が間隙をなしながら積層され、一側端が結合された積層金属板であり、上記1次巻線及び上記2次巻線の他側端が互いに挿入されて結合し、かつ上記1次巻線の金属板が上記2次巻線の上記間隙の間に交互に挿入される形態で結合されることを特徴とする積層型巻線構造を有するトランスフォーマーを提供する。
前述したように、従来の積層型トランスフォーマーは、周波数が高周波である場合や大容量になる場合には、導通損失などが非常に大きくなって、変圧効率が格段に低下する等の問題点があったが、本発明によると、巻線構造自体を積層型で設計することで、導通損失を格段に減らして変圧効率を上げることができるという長所がある。
また、従来の大容量トランスフォーマーの場合、巻線に使われる銅パイプの幅が非常に大きくなって、実際の製作が不可能な場合も発生するが、本発明による積層型巻線構造トランスフォーマーは、同一な変圧効率下で、従来の大容量トランスフォーマーに比べて巻線のターン数が減少するので、巻線の放熱量が格段に低減する効果が発生する。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、各図面の構成要素への参照符号の付加において、同一な構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されてもできる限り同一な符号が与えられていることに留意しなければならない。また、本発明の説明において、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
図3は、本発明の好ましい実施形態に従う積層型巻線構造を有するトランスフォーマーの組み立て前の状態のコアの平面図及び巻線の側面図である。
図3において、上段の図面がコアの平面図であり、下段の図面が巻線の側面図である。図3において、1次側コア310と2次側コア330は、各々矩形の中空部311、331を有し、かつ一側が開口されている矩形であって、各々同一な大きさと形状を有する。そして、1次巻線320は第1レイヤ(Layer)321、第2レイヤ322、第3レイヤ323、及び第4レイヤ324の計4個のレイヤを有する積層型構造を有する。各々のレイヤ321〜324は、同一な厚みを有する平らな板形状で、各々一定の間隔で離隔している。各々のレイヤ321〜324は、入力端子部から分岐する形態を有する。
2次巻線340も1次巻線320と類似する形状を有し、かつ1次巻線320と互いに挟まれることができる構造であって、1次巻線320の上面と下面を返して置いた構造を有する。2次巻線340の第1レイヤ341〜第4レイヤ344の間の間隔は、1次巻線320での各レイヤ321〜324の間の間隔と同一である。また、2次巻線340の各レイヤ341〜344は、出力端子部345から分岐する形態を有する。
一方、図3に図示されている矢印は、1次側コア310と2次側コア330の結合方向及び各々のコア310、330に巻かれる1次巻線320及び2次巻線340の結合方向を表す。図3において、1次側コア310と2次側コア330は、1次側の内周面312と2次側の内周面332が対向する状態で結合される。
一方、本発明の実施形態に従う1次巻線320及び2次巻線340の材質としては、銅、アルミニウムなどを用いることが可能である。
図4は、本発明の好ましい実施形態に従う積層型巻線構造を有するトランスフォーマーの組み立て状態でのコアの平面図及び巻線の側面図である。
図4において、上段の図面が組み立て状態でのコアの平面図であり、下段の図面が組み立て状態での巻線の側面図である。図4の組み立て状態図は、図3で説明した1次側コア310及び2次側コア330の各々の中空部311、331が重畳される程度まで1次側コア310及び2次側コア330が対向する直線方向に移動した場合である。
各々のコイル310、330に巻かれる1次巻線320及び2次巻線340も各々のレイヤが互いに対向するように結合される。したがって、図3の組み立て前の状態で、2次巻線340は1次側コイル310に巻かれている1次巻線320と挟まれることができる地点で2次側コイル330に巻かれなければならない。また、1次巻線320と2次巻線340が結合する場合、1次巻線320の各々のレイヤ321〜324と2次巻線340の各々のレイヤ341〜344の間の間隙が交互に挿入される形態で結合される。
図4に図示された巻線の側面図のように、巻線が積層型構造を有することになれば、巻線から電流が実際的に流れる断面積が層数に比例して増加するので、トランスフォーマーの変換効率も増加することになる。
より詳細に説明すると、図2で説明した積層型トランスフォーマーの場合には一回のターン毎に各巻線の2面のみで電流が流れる。勿論、一回のターンは1次巻線210及び2次巻線220全てに該当するので、2つの巻線210、220を合すると、一回のターン毎に巻線の4面で電流が流れることになる。
一方、図4に図示された積層型巻線構造では、一回のターン毎に1次巻線320及び2次巻線340が4層で構成されているので、各レイヤ当たり、2つの面に電流が流れる点を考慮すれば、1次巻線320及び2次巻線340の各々毎に8面で電流が流れることになる。したがって、2つの巻線320、340を合すると、一回のターン毎に巻線の16面で電流が流れることになる。したがって、図2で前述した単層型トランスフォーマーを順次に積み上げた積層型トランスフォーマーにおいて、4面に電流が流れることに比べて一回のターンだけでも、4倍の変圧効率が向上する効果を有することになる。これは、言い換えると、図2で前述した4層形トランスフォーマーと本発明の実施形態に従う4層巻線構造トランスフォーマーが同一な高さを有する場合、導通損失が1/4に減ることと同様の効果を有するものである。
一方、図4では、巻線1ターン当たり、4層を有するトランスフォーマーに対して、例として説明しているが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。即ち、本発明の技術思想に従う積層型巻線構造において、巻線1ターン当たり、層数は2層または3層になることもでき、4層以上になることもできる。
本発明の実施形態にかかる積層型巻線構造トランスフォーマーにおいて、巻線1ターン当たりの積層数の決定は、利用する交流周波数の帯域幅に従う表皮厚みと目標変圧効率に従ってなされることができる。例えば、トランスフォーマーで利用する交流周波数が高周波であるほど、即ち、表皮厚みが薄くなるほど、目標変圧効率が高いほど、巻線1ターン当たりの積層数も増加することが好ましい。
一方、図4には図示してはいないが、1次巻線320及び2次巻線340が結合された状態で、各巻線の対向する各々のレイヤ間の間隙は、所定の絶縁性物質により絶縁される。また、1次巻線320及び2次巻線340の各レイヤの厚みは、結合される2次巻線340及び1次巻線320の間隙の厚みより小さい。
図5は、本発明の好ましい実施形態にかかる4ターン積層型巻線構造トランスフォーマーである。
図5に図示された4ターン積層型巻線構造トランスフォーマーは、4層型巻線をコア510に4回巻いたトランスフォーマーである。各々の巻線521〜524は、一定の間隔で離隔してコイル510に巻かれる。本発明の実施形態にかかる積層型巻線構造トランスフォーマーにおいて、巻線のターン数は目標とする変圧効率及びコア510の高さに従って適切に設定される。即ち、目標変圧効率を高くするには、巻線のターン数を増加させなければならないが、巻線のターン数の増加はコア510の高さが考慮される範囲でなされるべきである。
一方、図5のような多数ターン積層型巻線構造トランスフォーマーにおいて、各巻線521〜524の連結は、巻線の外部でなされることができる。各巻線521〜524の連結方法には、1次側及び2次側毎に全ての巻線を直列または並列に連結することができる。例えば、図5に図示したように、1次側巻線を全て直列に連結し、2次側巻線を全て並列に連結すれば、変圧器の理論上、4:1の巻線比を有する高効率のトランスフォーマーとなる。
一方、大容量トランスフォーマーの場合には、巻線から発生する熱が格段に増加することになるので、熱を放出する放熱問題が重要である。したがって、本発明の実施形態のように、積層型巻線構造トランスフォーマーを利用することになれば、従来の積層型トランスフォーマーに比べて、同一な変圧効率下でも巻かれる巻線のターン数が減ることになるので、巻線の発熱量自体が構造的に減る効果が発生する。
勿論、より精巧な放熱作業を必要とする場合には、各巻線521〜524の開始地点と終了地点を繋ぐ冷却水路を各巻線521〜524のレイヤの表面に沿って形成させて冷却水を流すと、放熱効果を高めることができるはずである。
一方、本発明の実施形態において、各巻線521〜524を連結する工程及び各巻線521〜524に冷却水路を形成する工程は、従来のトランスフォーマーや水冷式トランスフォーマーで広く使われる工程であって、通常の当業者に公知された内容であるので、詳細な説明は省略する。
以上の説明は、本発明を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な変形が可能である。したがって、本明細書に開示された実施形態は本発明を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の思想と範囲が限るのではない。本発明の範囲は下記の請求範囲により解されなければならなくて、それと同等な範囲内にある全ての技術は本発明の権利範囲に含まれることと解されているべきである。
従来の単層型1ターントランスフォーマー及び単層型複数ターントランスフォーマーの平面図及び断面図である。 従来の単層型1ターントランスフォーマー及び単層型複数ターントランスフォーマーの平面図及び断面図である。 従来の積層型トランスフォーマーの断面図である。 本発明の好ましい実施形態に従う積層型巻線構造を有するトランスフォーマーの組み立て前の状態のコアの平面図及び巻線の側面図である。 本発明の好ましい実施形態に従う積層型巻線構造を有するトランスフォーマーの組み立て状態におけるコアの平面図及び巻線の側面図である。 本発明の好ましい実施形態に従う4ターン積層型巻線構造トランスフォーマーである。

Claims (12)

  1. 交流電力を供給されて電子誘導作用により他の回路に電力を供給するトランスフォーマー(Transformer)であって、
    中空部を有するコア(Core)部と、
    前記コア部に相互に電気的に絶縁されて巻かれる1次巻線及び2次巻線と、
    を備え、
    前記1次巻線及び前記2次巻線は、各々金属板が間隙をなしながら3層以上積層され、一側端が結合されて一体化された積層金属板であり、前記1次巻線及び前記2次巻線の他側端が互いに挿入されて結合し、かつ前記1次巻線の金属板が前記2次巻線の前記間隙の間に交互に挿入される形態で結合されることを特徴とする積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  2. 各々の前記金属板は、一定の厚みと高さを有する平らな直方体形状であることを特徴とする請求項1記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  3. 前記1次巻線及び前記2次巻線は、同一な数の前記金属板を有し、前記1次巻線及び前記2次巻線の形状は、鏡対称(Mirror Symmetric)であることを特徴とする請求項1記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  4. 前記金属板の数は2つ以上で、かつ前記トランスフォーマーに用いられる周波数帯域幅(Frequency Depth)及び/又は目標変圧効率に従って、前記金属板の数が決まることを特徴とする請求項3記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  5. 前記金属板の数は、前記周波数帯域幅が高い高周波であるほど、また前記目標変圧効率が高いほど、増加することを特徴とする請求項4記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  6. 前記コア部には前記1次巻線及び前記2次巻線のターン回数が1回以上であることを特徴とする請求項1記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  7. 前記1次巻線及び前記2次巻線が互いに挟まれてなされる巻線の各ターンの間は、一定間隔で離隔していることを特徴とする請求項6記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  8. 前記ターン回数は、目標変圧効率及び前記コア部の高さによって決まることを特徴とする請求項6記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  9. 前記ターン回数が2回以上の場合、1つ以上の前記1次巻線は前記入力端子部を連結する電線により直列に連結され、1つ以上の前記2次巻線は前記出力端子部を連結する電線により並列に連結されることを特徴とする請求項1または6記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  10. 各々の前記1次巻線及び各々の前記2次巻線には発生する熱を放出するための冷却水が流れる冷却水路が各々の前記1次巻線及び各々の前記2次巻線の各金属板に形成されていることを特徴とする請求項9記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  11. 前記間隙の厚みは前記金属板の厚みより厚いことを特徴とする請求項1記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
  12. 前記1次巻線の前記金属板と前記2次巻線の前記金属板は、電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1記載の積層型巻線構造を有するトランスフォーマー。
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