JP4838682B2 - 燃焼器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービンの燃焼器に関するもので、特に、その内部を流れる空気流の偏流及び乱れを減少させる構造とされる燃焼器に関する。
図11の断面図に、一般的なガスタービンの構成を示す。この図11に示すように、ガスタービンは空気を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1で圧縮された空気と燃料が供給されて燃焼動作を行う燃焼器2と、燃焼器2からの燃焼ガスにより回転駆動するタービン3と、を備える。この圧縮機1、燃焼器2、及びタービン3はそれぞれ、車室4で覆われ、又、燃焼器2が、圧縮機1とタービン3とを1軸とするロータ5の外周に等間隔で、例えば、16個のように複数配置される。
このガスタービンにおいて、圧縮機1で圧縮された空気が、車室4内を通じて燃焼器2やロータ5に供給される。そして、燃焼器2に供給された圧縮空気は、燃焼器2に供給される燃料の燃焼に使用される。又、タービン3側の車室4内及びロータ5内に供給された圧縮空気は、燃焼器2からの燃焼ガスにより高温に曝される車室4に固定された静翼31とロータ5に固定された動翼32とを冷却するために使用される。
このような構成のガスタービンに設置される燃焼器2は、燃料供給側に設置される内筒2aと、内筒2aと接続されて燃焼ガスをタービン3側の第1段静翼31に噴出する尾筒2bと、車室4の内壁に沿うように挿入されるとともに内筒2aを覆う外筒2cとを備える。又、燃焼器2周辺の詳細な構成を説明するために、燃焼器2周辺における拡大断面図を図12に示す。
図12に示すように、燃焼器2は、内筒2aにおいて、その中心に拡散燃焼を行うパイロットノズル21と、パイロットノズル21の外周に等間隔に配置されて予混合燃焼を行う複数のメインノズル22と、パイロットノズル21の下流側先端部分を覆うように設置されたパイロットコーン23と、メインノズル22の下流側先端部分を覆うように設置されたメインバーナ24と、を備える。又、圧縮機1は、燃焼器2が挿入される車室4内に圧縮空気を供給するための圧縮機出口11を備え、この圧縮機出口11から排出される圧縮空気が内筒2a内に供給される。
更に、燃焼器2の詳細な構成を説明するために、燃焼器2の内筒2aにおける拡大断面図を図13に示す。図13に示すように、燃焼器2は、パイロットコーン23内の上流側においてパイロットノズル21外周に当接するように設置されたパイロットスワラ25と、メインバーナ24内の上流側においてメインノズル22外周に当接するように設置されたメインスワラ26とを備える。これにより、パイロットコーン23に供給される空気がパイロットスワラ25で整流されるとともに、メインバーナ24に供給される空気がメインスワラ26で整流される。
又、燃焼器2は、上流側で内筒2aの更に外周に複数の支柱27が設けられるとともに、下流側における外筒2cと内筒2aとの間の空間への入り口部分に設けられた多孔板によって構成されるパンチメタル28を支持するリブ29が設けられる。この支柱27とリブ29とが外筒2c及び内筒2aに接続されることで、外筒2cに内筒2aが支持固定される。更に、パイロットノズル21の下流側において、パイロットノズル21の外周面とメインノズル22とを接続する支柱30を設けることによって、メインノズル22が固定される。
このように構成される燃焼器2に対して、圧縮機出口11から車室4内に排出される圧縮空気が、外筒2cと内筒2aとの間にできる空間に、パンチメタル28を通じて流れ込む。このパンチメタル28は、多孔板とすることで抵抗を与えることで、燃焼器2に流れ込む圧縮空気を整流させる役割を果たす。パンチメタル28を通じて、外筒2cと内筒2aとの間の空間に流れ込んだ圧縮空気は、外筒2cの内壁に沿って流れる。
よって、圧縮空気が外筒2cの底部分(パイロットノズル21及びメインノズル22の基部)で180°転回することで、内筒2aを支持する支柱27の間に圧縮空気が流れ込み、内筒2a内部に圧縮空気が供給される。そして、最終的に、燃焼器2のパイロットスワラ25及びメインスワラ26で旋回流が与えられて、パイロットノズル21による拡散燃焼及びメインノズル22による予混合燃焼に使用される。
しかしながら、図12に示すように、外筒2cと内筒2aとの間に形成される圧縮空気入口の各位置と圧縮機出口11との相対距離が異なる。そのため、燃焼器2に供給される圧縮空気の流量は、外筒2cと内筒2aとの間に形成される圧縮空気入口の各位置で不均一になってしまう。そのため、燃焼器2内における圧縮空気の流れが不安定なものとなり、その燃焼が不安定となる。これにより、NOxの発生率が高くなるだけでなく、燃焼振動が発生することによる耐久性劣化などの問題も生じる。
これに対して、本出願人は、半円形断面形状で且つリング状となるフローリングを支柱27と内筒2aとの接続位置に設置することで、内筒2a内における圧縮空気の流れの乱れや偏流を抑制させた燃焼器を提案している(特許文献1参照)。この特許文献1において、この圧縮機出口11から排出される圧縮空気が均一な流れで燃焼器2内に供給されるように、圧縮空気の流れを設定するためのフローガイドが圧縮機出口11に設けられることを開示している。
特開2000−346361号公報
このようにフローガイドを設けることにより、圧縮機出口11の外側に設置された燃焼器に向かう圧縮空気の流れを形成して、燃焼器2へ供給される圧縮空気の流量に均一性を与えるものとしている。しかしながら、外筒2cと内筒2aとの間に形成される圧縮空気入口における各位置と圧縮機出口11との経路が異なることにより、その経路によっては圧縮空気の流れやすさが異なる。そのため、結果的に、内筒2a内に供給される圧縮空気の流れが不均一なものとなっている。更に、燃焼器2よりも外側の車室4内壁を沿う流れが多くを占めることにより、その不均一性を大きくしている。
このような問題を鑑みて、本発明は、その流れが均一な状態となるように、空気が内部に供給される燃焼器を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の燃焼器は、燃焼器の軸心に設置されて拡散燃焼を行うパイロットノズルと、前記パイロットノズルの外周側で周方向に等間隔となるように設置されて予混合燃焼を行うメインノズルと、前記パイロットノズル及び前記メインノズルの外周側を覆う内筒と、前記内筒の外周側に設けられてその内壁と前記内筒の外壁との間を圧縮空気の通路とする外筒と、を備える燃焼器において、前記外筒の圧縮空気の入口側となる先端に接続されるテーパ形状の側面を備えた筒型のスリーブを備えるとともに、前記スリーブの側面の長さを、圧縮空気を排出する圧縮機出口との距離が遠い側が長く、圧縮空気を排出する圧縮機出口との距離が近い側が短くなるように、変化させることを特徴とする。
このような燃焼器において、前記スリーブの形状を、円錐に対して、頂点側を底面と平行となるように切断し、底面側を底面と交わるように斜めに切断した形状とするものとする。
そして、ガスタービンの車室に設置されたとき、前記スリーブが前記車室の内壁面より前記車室室内に突出し、前記圧縮機出口との距離が遠い側ほど前記スリーブの突出する長さが長いものとする。
更に、前記圧縮機出口が、前記燃焼器に向かって屈曲したフローガイドを備えるものとしても構わない。
本発明によると、外筒の先端に設けられたスリーブの側面の長さを、圧縮機出口との距離が遠い側が長くなるようにすることで、燃焼器が設置される車室内壁を沿って流れる圧縮空気を、圧縮機出口との距離が近い側まで回り込ませることができる。即ち、車室内壁を沿って流れる圧縮空気が、車室内壁とスリーブの外側との間の空間を回り込むことによって、スリーブの圧縮機出口との距離が近い側に供給される圧縮空気の量を増加させることができる。これにより、スリーブより外筒内に供給される圧縮空気の流れを均一なものとすることができ、燃焼器における燃焼を安定化させることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、燃焼器が挿入される燃焼器室内部の構成を示す概略断面図である。又、図2は、図1に示す燃焼器における内筒内部の構成を示す概略断面図である。尚、図1及び図2の各部の構成において、図12及び図13と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。又、以下の説明において、内筒内では、尾筒側を下流とし、又、外筒と内筒との間の空間では、尾筒側を上流とする。
図1に示すように、車室4で構成される燃焼器室内には、外部より挿入される燃焼器20が、ロータ5の外周において周方向に等間隔となるように、複数配置される。この燃焼器20は、図2に示すように、図12の燃焼器2と同様、その中心に設置されるとともに拡散燃焼を行うパイロットノズル21と、パイロットノズル21の外周側の周方向に等間隔となるように複数配置されるとともに予混合燃焼を行うメインノズル22と、パイロットノズル21の先端側を覆うように設置されるパイロットコーン23と、メインノズル22の先端側を覆うように設置されるメインバーナ24と、パイロットノズル21の外壁とパイロットコーン23の内壁との間に設置されるパイロットスワラ25と、メインノズル22の外壁とメインバーナ24の内壁との間に設置されるメインスワラ26と、を備える。
そして、この燃焼器20は、図1及び図2に示すように、パイロットノズル21及びメインノズル22を覆うように形成される内筒2aと、内筒2aに嵌合されるとともにパイロットノズル21及びメインノズル22による燃焼ガスをタービン3側に誘導する尾筒2bと、内筒2aの外周側を覆うとともに車室4の内壁に当接された外筒2cと、外筒2cの下流を閉じる背面壁2dと、外筒2cの上流側先端より燃焼器室に向かって開いたテーパ形状を備えた円筒となるスリーブ2eと、を備える。
更に、燃焼器20は、内筒2aと外筒2cとの間の空間における外筒2cの上流側を覆うリング状の多孔板となるパンチメタル51と、パンチメタル51を支持するとともに内筒2aと外筒2cとに接続されたリブ52と、内筒2aの上流側に接続されて外筒2cに対して膨らみを備えたベルマウス構造となる円筒53と、メインノズル22の間を覆うように円筒53の上流側先端近傍に設置されるリング状のターニングベーン54と、を備える。
このように構成される燃焼器20において、内筒2aの下流側の内壁に複数のメインバーナ24が周方向に等間隔となるように接続され、このメインバーナ24それぞれに当接するように内筒2aの中心位置にパイロットコーン23が接続される。これにより、パイロットコーン23及びメインバーナ24が内筒2aの下流側に固定される。逆に、内筒2aの上流側先端に対して、その内壁が内筒2aの内壁と同一壁面を構成するように、円筒53が接続されて、円筒53が固定される。
そして、外筒2cの上流側を覆うように、内筒2aの外壁と外筒2cの内壁とにパンチメタル51が接続され、パンチメタル51を固定する複数のリブ52が周方向に等間隔に設置される。このリブ52が、内筒2aの外壁と外筒2cの内壁とに接続されることで、外筒2cの内側に内筒2aが固定される。又、背面壁2dに対して、その中心位置にパイロットノズル21が挿入されるとともに、パイロットノズル21の周囲に周方向に対して等間隔にメインノズル22が挿入される。そして、隣接する2つのメインノズル22にターニングベーン54を接続することで、メインノズル22の周方向の間隔にターニングベーン54を設置する。このパイロットノズル21及びメインノズル22が挿入された背面壁2dが、外筒2cの下流側から挿入される。
このように、背面壁2dが外筒2cに嵌合されて固定されることで、パイロットノズル21及びメインノズル22それぞれが内筒2a内部に挿入された状態となるように、背面壁2dによってパイロットノズル21及びメインノズル22の上流側が支持される。又、パイロットノズル21の下流側先端の外壁がパイロットコーン23のパイロットスワラ25の内壁に当接するように、パイロットノズル21がパイロットスワラ25に挿入されることで、パイロットノズル21の下流側が支持される。同様に、メインノズル22の下流側先端の外壁がメインバーナ24のメインスワラ26の内壁に当接するように、メインノズル22がメインスワラ26に挿入されることで、メインノズル22の下流側が支持される。
そして、この内筒2a、外筒2c、及び背面壁2dそれぞれが接続された部位が燃焼器室を形成する車室4に挿入されて固定される。この燃焼器室内において、挿入された内筒2aが尾筒2bに挿入されて燃焼器20が形成される。このとき、燃焼器室内では、車室4の燃焼器20が挿入される穴を囲むようにスリーブ2eが設置され、このスリーブ2eに内筒2a、外筒2c、及び背面壁2dそれぞれが接続された部位が挿入される。よって、燃焼器室内で設置された燃焼器20において、その外筒2cの上流側先端にスリーブ2eが接続されて固定される。
又、図1に示すように、圧縮機1は、ロータ5に設置された動翼12と、車室4に設置された静翼13とを備え、ロータ5がタービン3の回転により回転して、動翼12と静翼13とが作用することで、外部からの空気が圧縮される。そして、圧縮機1で得られた圧縮空気は、圧縮機1の圧縮機出口11より燃焼器室に排出される。この圧縮機出口11の下流側先端には、圧縮機出口11から排出される圧縮空気を燃焼器室内の燃焼器20におけるスリーブ2eに向かって流れるように導くフローガイド14が設置される。よって、圧縮機1で圧縮された圧縮空気が圧縮機出口11より排出されると、フローガイド14によって、圧縮空気が、車室4の内壁側に誘導されて、燃焼器20の挿入部分近傍に設置されたスリーブ2eに向かって流れる。
(スリーブ及びフローガイドの構成)
このように、車室4による燃焼器室内で固定される燃焼器20に備えられるスリーブ2eの構成と、圧縮機1の圧縮機出口11に設置されたフローガイド14の構成とを説明する。まず、スリーブ2eの形状は、図3(a)の斜視図に示すように、点線で示すような円錐に対して、頂点X側を底面Yに平行となるように切断し、底面Y側を底面Yに対して交わるように斜めに切断した形状とする。即ち、スリーブ2eにおいて、頂点X側の面積の狭い端面200が底面Yと平行な面となり、底面Y側の面積の広い端面201が底面Yに対して角度を備えた面となる。
又、このスリーブ2eは、図3(b)の断面図に示すように、底面Yの中心と頂点Xとを結ぶ軸に対する側面202の角度θ1と、端面200と端面201との角度θ2と、側面202において長さが最短となる部分の長さLとが、スリーブ2eに流れ込む圧縮空気の流れが均一になるための最適な値に設定される。例えば、この角度θ1、θ2及び長さLの関係を、θ1=20度、θ2=15度、L=100mmのような構成とすることで、圧縮空気の流れを均一にすることができる。このように各部の値が設定されたスリーブ2eは、図1に示すように、側面202の長さが最短となる部分がロータ5に最も近い位置となるように設置される。このとき、面積の狭い端面200が外筒2cの上流側先端に接続されている。
即ち、側面202の長さが最短となる部分が車室4の内壁面と同一面となるとともに、この長さが最短となる部分以外の側面202が車室4の内壁面より燃焼器室内へ突出するように、スリーブ2eが設置される。又、このスリーブ2eは、軸に対する側面202の角度θ1が適当な値に設定されることで、その車室4の内壁面より突出した側面202と車室4の内壁面との間に空間が形成される。
又、フローガイド14は、ロータ5の外周に二重筒形状で構成された圧縮気出口11の先端に設置される二重筒形状とされる。即ち、フローガイド14が、図4に示すように、圧縮機出口11の内側環11aを燃焼器室側に延長する内側環14aと、圧縮機出口11の外側環11bを燃焼器室側に延長する外側環14bと、を備える。このとき、内側環14aが、圧縮機1とタービン3とを1軸に接続するための中間軸の一部として形成され、又、外側環14bが、車室4における燃焼器2の支持部材40が設置される突出部分41に接続される。
そして、フローガイド14の内側環14aが、圧縮機出口11から燃焼器室への方向において、ロータ5側の内環ロータ5から車室4の内壁に向かって屈曲する曲面形状とされる。又、外側環14bは、圧縮機出口11から燃焼器室への方向において、ロータ5側の内環ロータ5から車室4の内壁に向かって屈曲する曲面を、燃焼器室側に備える。このように、フローガイド14の内側環14a及び外側環14bそれぞれが車室4の内壁側に屈曲した面を備えることで、燃焼器20のスリーブ2eの開口側に圧縮空気を誘導することができる。
このようなスリーブ2e及びフローガイド14が設置されることで、圧縮機1で圧縮された圧縮空気の燃焼器室内での流れが、図5の概略図における矢印によって示される流れとなる。即ち、フローガイド14の屈曲によって、ロータ5よりも外周側に圧縮空気が誘導されることで、燃焼器20のスリーブ2eに向かって圧縮空気の流れ(矢印A1)が形成される。
このとき、燃焼器20よりも外周側となる車室4の内壁に沿って流れる圧縮空気が、矢印A2に示すように、スリーブ2eの外周側と車室4の内壁との間の空間に流れ込む。そして、このスリーブ2eの外周側と車室4の内壁との間の空間に流れ込んだ圧縮空気は、矢印A2に示すように、スリーブ2eの外周側に沿って流れて、スリーブ2eのロータ5側まで回り込むことで、スリーブ2eのロータ5側よりスリーブ2e内に流れ込む。
よって、スリーブ2eと尾筒2bとの間の空間に流れ込む圧縮空気の流れを均一とすることができるため、外筒2cと内筒2aとの間を流れる圧縮空気の流れを、内筒2aの外周の周方向に対して均一なものとすることができる。これにより、内筒2a内に流れ込む圧縮空気の流れを均一なものとすることができ、燃焼器20に設置されるパイロットノズル21及びメインノズル22それぞれにおける燃焼を安定なものとすることができる。
(背面壁、円筒、及び、ターニングベーンの構成)
又、図2に示す燃焼器20における背面壁2d、円筒53、及びターニングベーン54の構成を説明する。上述したように、円筒53の外壁側が外筒2cに向かって膨らみを備えたベルマウス構造とされる。このベルマウス構造となる円筒53は、図6の断面図に示すように、その上流側先端から下流側に向かって外筒2cの内壁との距離が近くなるテーパ形状部分53aと、テーパ形状部分の下流側において外筒2cの内壁との距離が一定となる平坦部分53bと、下流側先端において略半円状の断面となる半円形状部分53cと、を備える。そして、テーパ形状部分53aの上流側の傾きの始まる部分と、テーパ形状部分53aと平坦部分53bとの接続部分とを、滑らかな丸みを帯びた形状とする。
このように、円筒53が構成されることにより、円筒53の外壁が下流側に向かって外筒2cの内壁に近づくように構成されるため、外筒2cの内壁と円筒53の外壁の間に構成される圧縮空気の通路の断面積が下流に向かって、緩やかに狭められる。これにより、圧縮空気の流れを絞り、円筒53下流側での流れに対して燃焼器の周方向の均一性を与えることとなる。又、円筒53のテーパ形状部分53aを滑らかな丸みを帯びた形状とすることで、パンチメタル51を通じて流れる圧縮空気が剥離することを防ぐことができる。
又、背面壁2dは、図7の断面図に示すように、円筒53よりも外周側が曲面で構成される円弧形状部分2xとされるとともに、円筒53より内周側が平坦となる平坦部分2yとされることで、その内壁面がすり鉢形状の凹曲面とされる。このとき、円弧形状部分2xの曲率は、円筒53の半円形状部分53cの外周面側に応じた曲率となり、背面壁2dの円弧形状部分2xの内壁面と円筒53の半円形状部分53cの外壁面との距離が一定とされる。又、背面壁2dにおける円弧形状部分2xと平坦部分2yとの接続部分が、円筒53における半円形状部分53cの下流側先端からの軸方向の延長線上に形成される。
このように、背面壁2dを構成することによって、背面壁2dの円弧形状部分2xの内壁面と円筒53の半円形状部分53cの外壁面とにおける断面積を、外筒2cの内壁と円筒53の平坦部分53bとにおける断面積に等しい面積で、一定とすることができる。これにより、円筒53の外壁と外筒2cの内壁との間を流れる圧縮空気を、円筒53の内側に均一の流れで誘導させることができ、背面壁2dで圧縮空気の流れを安定して180度転回させることができる。尚、背面壁2dの円弧形状部分2xの内壁と円筒53の半円形状部分53cの外壁との距離h(図7参照)と、円筒53の半円形状部分53cの半径r(図7参照)とが、圧力損失係数ζと内筒2a及び円筒53の内径D(図2参照)との関係において、圧力損失係数ζが小さくなる値に設定される。
又、ターニングベーン54が、円筒53よりも上流側から下流側に向かって、メインノズル22より外周側よりメインノズル22の軸位置まで屈曲した一枚の板で形成される。そして、ターニングベーン54の曲率が、円筒53の半円形状部分53cの内壁面と同等となるように形成される。更に、このターニングベーン54は、図8に示すように、メインノズル22側面を接続する円弧状の板とされる。このように構成されるターニングベーン54により、背面壁2dで180度転回された圧縮空気が、パイロットコーン23及びメインバーナ24に誘導される。そして、このターニングベーン54を単一のベーンとすることで、圧力抵抗を抑制するとともに、圧縮空気を均一な流れとすることができる。
この背面壁2d、円筒53、及びターニングベーン54それぞれが、上述のように構成されることによって、外筒2cと円筒53との間に流れ込む圧縮空気が、円筒53のテーパ形状部53aで整流された後、背面壁2dで均一な流れのままで180度転回される。そして、背面壁2dで均一な流れのままで転回された圧縮空気が、ターニングベーン54によって整流されて、パイロットコーン23及びメインバーナ24に誘導される。又、パイロットコーン23及びメインバーナ24に誘導される圧縮空気の流れを均一に保持することができるため、従来と比べて、円筒53の上流側先端からパイロットコーン23及びメインバーナ24までの距離を短くすることができる。
(パンチメタル及びリブの構成)
又、図2に示す燃焼器20におけるパンチメタル51及びリブ52の構成を説明する。図9(a)の外筒2cの下流側から見た正面図に示すように、パンチメタル51は、内筒2aの外壁と外筒2cの内壁との間の圧縮空気の通路入口を覆うリング状の構成とされるとともに複数の孔を備えた多孔板で構成される。そして、図9(a)の正面図に示すように、リブ52が、内筒2aの外壁と外筒2cの内壁とに両端が接するように、燃焼器の軸に対して放射状に設けられる。又、リブ52は複数設けられ、この複数のリブ52が燃焼器の周方向に対して等間隔となるように配置されるとともに外筒2cに接続されることで、内筒2aを支持する。
更に、リブ52は、図9(b)の断面図に示すように、パンチメタル51の外周側に接続される固定用部材52aと、固定用部材52aから内筒2aに突起するように形成されて内筒2aと接する板状部材52bと、を備える。そして、固定用部材52aは、パンチメタル51の上流側及び下流側それぞれに突起した、断面が半円形状の柱状の構造となり、ボルト52cが挿入される貫通したねじ穴を内部に備える。この固定用部材52aの上流側は、ボルト52cのヘッド部分が埋まるような凹部52dが設けられ、ボルト52cが挿入された後、この凹部52dを金属部品で埋め込むことにより平坦な端面を形成する。
又、外筒2cは、図9(b)の断面図に示すように、その内壁に、リブ52の固定用部材52aと接続する、軸方向に略柱状となるリブ接続用部材52eを備える。このリブ接続用部材52eは、ボルト52cが挿入されるねじ穴を備える。これにより、固定用部材52aのねじ穴を貫通するボルト52cがリブ接続用部材52eのねじ穴に挿入されて、固定用部材52aがリブ接続用部材52eに固定されることで、パンチメタル51及びリブ52が外筒2cに固定される。又、下流側端面が略1/4球状の曲面とすることにより、圧縮空気の流れに乱れをできるだけ与えないようにすることができる。
このように、外筒2cに固定されたリブ52を放射状に設けることによって、内筒2aをリブ52によって、周方向に抑えて固定することができる。これにより、メインノズル22の下流側先端を、内筒2aに接続されたメインバーナ24におけるメインスワラ26によって支持することができる。よって、上述の背面壁2d、円筒53、及び、ターニングベーン54の構成により内筒2aを流れる圧縮空気を均一な流れとすることで、パイロットノズル21及びメインノズル22の軸方向の長さを短くすることができることから、メインノズル22の下流側を支持するパイロットノズル21に接続された支柱が不要となる。更に、圧縮空気が均一な流れとされるため、従来と比べて、パンチメタル51による抵抗を小さくすることができ、パンチメタル51における圧損を抑制することができる。
尚、本実施形態において、燃焼器20として、図2に示す構成のものを例に挙げて説明したが、外筒2cの上流側先端に、図3に示す形状のスリーブ2eを備える構成であれば、他の構成の燃焼器としても構わない。よって、例えば、従来と同様の図13に示す構成や特開2000−34361号公報に示す構成に、更にスリーブ2eを設けるような構成としても構わない。又、円筒53を内筒2aと異なる部品としたが、図10に示すように、内筒2aの上流側先端が円筒53のようなベルマウス構造となるように構成するものとしても構わない。
は、本発明の実施形態における燃焼器周囲の構成を示す断面図である。 は、図1の燃焼器における内筒内部の構成を示す断面図である。 は、図2の燃焼器のスリーブの構成を示す概略斜視図及び断面図である。 は、図1の圧縮機における圧縮機出口の構成を示す断面図である。 は、図1の燃焼器室内の圧縮空気の流れを示す図である。 は、図1の燃焼器の円筒の構成を示す断面図である。 は、図1の燃焼器の背面壁の構成を示す断面図である。 は、図1の燃焼器のターニングベーンとメインノズルとの関係を示す断面図である。 は、図1の燃焼器における外筒の下流側から見た正面図、及び、リブ周辺の断面図である。 は、円筒と内筒とを一体としたときの燃焼器の構成を示す断面図である。 は、一般的なガスタービンの構成を示す概略断面図である。 は、従来のガスタービンにおける燃焼器の拡大断面図である。 は、従来のガスタービンにおける燃焼器における内筒の拡大断面図である。
符号の説明
1 圧縮機
2,20 燃焼器
3 タービン
4 車室
5 ロータ
11 圧縮機出口
12,32 動翼
13,31 静翼
14 フローガイド
2a 内筒
2b 尾筒
2c 外筒
2d 背面壁
2e スリーブ
21 パイロットノズル
22 メインノズル
23 パイロットコーン
24 メインバーナ
25 パイロットスワラ
26 メインスワラ
51 パンチメタル
52 リブ
53 円筒
54 ターニングベーン

Claims (4)

  1. 燃焼器の軸心に設置されて拡散燃焼を行うパイロットノズルと、前記パイロットノズルの外周側で周方向に等間隔となるように設置されて予混合燃焼を行うメインノズルと、前記パイロットノズル及び前記メインノズルの外周側を覆う内筒と、前記内筒の外周側に設けられてその内壁と前記内筒の外壁との間を圧縮空気の通路とする外筒と、を備える燃焼器において、
    前記外筒の圧縮空気の入口側となる先端に接続されるテーパ形状の側面を備えた筒型のスリーブを備えるとともに、
    前記スリーブの側面の長さを、圧縮空気を排出する圧縮機出口との距離が遠い側が長く、圧縮空気を排出する圧縮機出口との距離が近い側が短くなるように、変化させることを特徴とする燃焼器。
  2. 前記スリーブの形状を、円錐に対して、頂点側を底面と平行となるように切断し、底面側を底面と交わるように斜めに切断した形状とすることを特徴とする請求項1に記載の燃焼器。
  3. ガスタービンの車室に設置されたとき、前記スリーブが前記車室の内壁面より前記車室室内に突出し、前記圧縮機出口との距離が遠い側ほど前記スリーブの突出する長さが長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃焼器。
  4. 前記圧縮機出口が、前記燃焼器に向かって屈曲したフローガイドを備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の燃焼器。
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