JP4837683B2 - 移動局装置および基地局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動局装置および基地局装置、特に同一の無線アクセス技術のセル間または異なる無線アクセス技術のセル間をハンドオーバする移動局装置および基地局装置に関する。
本願は、2006年2月10日に、日本に出願された特願2006−34124号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
無線アクセス技術RAT(Radio Access Technology)が同一のセルラ移動通信システムでは、サービスエリアに多数の基地局装置を分散配置して、これらの基地局装置によりセルと呼ばれる無線エリアをそれぞれ形成し、移動局装置を当該移動局装置が存在するセルの基地局装置に無線チャネルを介して接続することにより無線通信を可能にしている。
また、移動局装置が通信中に他のセルへ移動した場合には、ハンドオーバ(HO:Hand Over)を行うことにより異なるセルに亘って通信を継続できるようにしている。
ハンドオーバには、同一の無線周波数が割り当てられたセル間を移動局装置が移動する際に行われる同一周波数間のハンドオーバであるIntra−Freq−HO(Intra Frequency Handover)と、異なる無線周波数が割り当てられたセル間を移動局装置が移動する際に行われる異なる周波数間のハンドオーバであるInter−Freq−HO(Inter Frequency Handover)がある。
また、異なる無線アクセス技術RATにより構成されているセルラ移動通信システムでは、異なる無線アクセス技術を使用するセル間を移動局装置が移動する際に行われる異なる無線アクセス技術間のハンドオーバであるInter−RAT−HO(Inter RAT Handover)がある。これと対称に同一の無線アクセス技術のセル間のハンドオーバであるIntra−RAT−HO(Intra RAT Handover)がある。
図16は、移動局装置が移動する際のハンドオーバの処理について説明するための図である。二次元平面上に、基地局装置BS1、BS2、BS3、BS4が、それぞれ設置されている。基地局装置BS1、BS2、BS3、BS4は、それぞれ周波数f1、f2、f1、f3を使用して、移動局装置との間で無線通信を行う。また、基地局装置BS1、BS2、BS3、BS4は、それぞれ無線アクセス技術RAT1、RAT1、RAT1、RAT2を利用して、移動局装置との間で無線通信を行う。
基地局装置BS1、BS2、BS3、BS4は、無線通信可能な範囲であるセルc1、c2、c3、c4内に位置する移動局装置MS1、MS2、MS4、MS6、移動局装置MS4、MS5、移動局装置MS2、MS3、移動局装置MS6、MS7との間でそれぞれ無線通信を行うことができる。
セルc1とセルc2との間を移動している移動局装置MS4は、Intra−RAT−HO(又は、Inter−Freq−HO)によるハンドオーバを行う。また、セルc1とセルc3との間を移動している移動局装置MS2は、Intra−RAT−HO(又は、Intra−Freq−HO)によるハンドオーバを行う。また、セルc1とセルc4との間を移動している移動局装置MS6は、Inter−RAT−HO(又は、Inter−Freq−HO)によるハンドオーバを行う。
従来、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されているW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の無線アクセス技術が第三世代セルラ移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている(非特許文献1参照)。W−CDMA方式では、Intra−RAT−HO(又は、Inter−Freq−HO)や、Inter−RAT−HO(又は、Inter−Freq−HO)を行う際に異なる周波数を使用する基地局装置の監視又は測定を行うための機能としてコンプレストモード(Compressed Mode)が規定されている。すなわち当該コンプレストモードによれば、基地局装置は、図17のような伝送中断時間であるギャップ(GAP)区間を設定して、当該ギャップ区間で個別チャネル(DPCH:Dedicated Physical Channel)でのデータの送信を停止させる。ここで、図17は、基地局装置から移動局装置に送信される個別チャネルの一例を示す図である。一方、移動局装置は、このギャップ区間内の時間を利用して周波数を切り替えて異周波数を使用する基地局装置の監視を行う。
また、3GPPでは、W−CDMA無線インタフェースを拡張した最大伝送速度14.4Mbps程度の高速パケット伝送を下りリンク(Down link)において実現するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が標準化されている(非特許文献2参照)。コンプレストモードが本来適用される個別チャネルとは別の独立したチャネルとして、下りリンクでは、共用制御チャネル(HS−SCCH:High Speed-Downlink Shared Control Channel)、共用データチャネル(HS−PDSCH:High Speed-Physical Downlink Shared Channel)が追加定義されている。また、上りリンク(Up Link)では、個別制御チャネル(HS−DPCCH:High Speed Dedicated Physical Control Channel)が追加定義されている。
高速下りパケットアクセス技術HSDPAでは、適応変調技術AMCS(Adaptive Modulation and Coding Scheme)が採用されている。AMCSとは、高速パケットデータ伝送を効率的に行うために、各移動局装置の伝搬路状況である下り受信品質指標CQI(Channel Quality Indication)に応じて、下りリンクの共用データチャネルHS−PDSCHのデータ変調多値数、誤り訂正方式、誤り訂正の符号化率、データ変調多値数、時間・周波数軸の符号拡散率(SF:Spreading Factor)、マルチコード多重数など無線伝送パラメータを切り替える方式である。また、ハイブリッド自動再送(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)を採用している。移動局装置は、受信した通達確認情報であるACK/NACK(Acknowledgement/Negative Acknowledgement)、及び受信品質指標を個別制御チャネルを通じて基地局装置にフィードバックしている。
W−CDMAの個別チャネルDPCHにてコンプレストモードが適用されて、異周波数/基地局装置の監視(測定)が行われる場合、下りの共用データチャネルHS−PDSCHにおいても基地局装置との間でデータ伝送ができなくなるため、その異周波数/基地局装置の監視が行われるギャップ区間に相当するHS−PDSCHの区間には所望移動局装置宛てのパケットデータ割り当てが行われない。基地局装置側では、ギャップ区間が生成されるのに先立ち、共用制御チャネルHS−SCCHを用いて下りの共用データチャネルHS−PDSCHのデータの割り当ての停止を移動局装置側へ指示する。この指示を受けた移動局装置は、前述したように、図17で示したギャップ区間を生成し、異周波数/基地局装置の監視(測定)を行う。
さらに、第三世代無線アクセス技術の進化(EUTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)及び第三世代無線アクセス技術のアクセスネットワークの進化(EUTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)が検討されている。
EUTRAの下りリンクとして、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式が提案されている。EUTRA技術として、OFDMA方式にAMCS技術が適用されている(非特許文献3、非特許文献4参照)。
EUTRAでは、下りリンク無線フレームの構成、無線チャネルのマッピング方法が提案されている(非特許文献4参照)。
図18は、3GPPの提案に基づくEUTRAの下りリンク無線フレーム構成、無線チャネルマッピングの例を示す図である。下りリンク無線フレームは、周波数軸の複数サブキャリアのかたまりで周波数帯域幅Bchと時間軸のサブフレーム間隔TTI(Trasmission Timing Interval、以降TTIと称する)による2次元の複数無線リソースブロックRB(Resource Block)により構成されている。BWは下りリンク周波数帯域幅、Bchは複数無線リソースブロックRBの周波数帯域幅、Bscはサブキャリア周波数帯域幅、TsはOFDMシンボル長を表す。
図18に示したように、共通パイロットチャネルCPICHは、各サブフレーム間隔TTIの先頭にマッピングされ、報知チャネルBCHと同期チャネルSCHは、各無線フレームの先頭のサブフレーム間隔TTIにマッピングされている。各無線リソースブロックRBの残りの一部はトラフィックチャネルTCHとして使用し、適用変調技術AMCSを用いて各移動局装置(移動局装置1、2、3)にマッピングされる。
EUTRA/EUTRANの同一の無線アクセス技術間のハンドオーバであるIntra−RAT−HO(Intra−Freq−HO)と異なる無線アクセス技術間のハンドオーバであるInter−RAT−HO(Inter−Freq−HO)を行う際に異なる周波数/基地局装置の監視(測定)を行うギャップ区間の制御方法として、高速下りパケットアクセス技術HSDPAと同様に基地局装置及び移動局装置のシグナリング制御によるギャップ区間の制御方法と、移動局装置の下り受信品質指標であるCQI瞬時値(Instantaneous CQI Sample)の測定及び基地局装置へのフィードバックによる自律的なギャップ区間の制御方法(Autonomous Gap Control Method)が提案されている(非特許文献5)。
図19のグラフG1は自律的なギャップ区間の制御方法を示す。移動局装置は共通パイロットチャネルCPICHを受信し、一定のCQI間隔(CQI Interval)でCQI瞬時値を測定し、基地局装置に報告する。同時に移動局装置は一定の周期(システムパラメータ)でCQI瞬時値を平均し、CQI平均値(Mean CQI)を算出する。移動局装置では、測定したCQI平均値は、システムパラメータのCQI閾値と比較し、CQI閾値より大きい場合は、通常モードNM(Normal Mode)に設定し、CQI閾値より小さい場合は、異なる周波数/基地局装置の監視(測定)ための測定モードMM(Measurement Mode)に設定する。測定モードMMにおいて、測定したCQI瞬時値がCQI平均値より小さい場合、接続している基地局装置周波数での受信及び/または送信を停止し、ギャップ区間を生成する。
基地局装置では、移動局装置と同様にCQI瞬時値の報告を受け、該当移動局装置のCQI平均値を算出する。算出したCQI平均値は、システムパラメータのCQI閾値と比較し、CQI閾値より大きい場合、通常モードNMに設定し、CQI閾値より小さい場合、異なる周波数/基地局装置の監視(測定)のための測定モードMMに設定する。測定モードMMにおいて、測定したCQI瞬時値がCQI平均値より小さい場合、接続している該当移動局装置宛てのパケットデータ送信を停止し、ギャップ区間を生成する。図19に示したように、移動局装置は、異なる周波数あるいは基地局装置の監視(測定)が完了した後に、ギャップ区間を終了し、CQI瞬時値の測定及び基地局装置への報告を再開する。その後も、同様な処理を繰り返す。
図19のグラフG1の部分拡大図をグラフG2、G3に示す。グラフG2ではギャップ区間は生成されていない様子を示している。グラフG3では複数のギャップ区間が連続して生成される様子を示している。グラフG1に示すように、基地局装置及び移動局装置では、CQI瞬時値により通常モードNM、測定モードMMに切り換えられ、そしてギャップ区間の開始/終了を自律的に制御ができる。
非特許文献5には、EUTRA/EUTRANの同一無線アクセス技術間ハンドオーバIntra−RAT−HO(Inter−Freq−HO)、異無線アクセス技術間ハンドオーバInter−RAT−HO(Inter−Freq−HO)を行う際に異なる周波数基地局装置の監視(測定)を行うギャップ区間の自律的な生成方法を提示している。
その方法は、CQI閾値とCQI平均値を比較し、CQI平均値がCQI閾値を下回っていることを判定条件とする測定モードMMの判定を行い、更に測定モードMMにおいてCQI瞬時値がCQI平均値より低くなった場合にギャップ区間の生成を行うという方法である。この方法では、図20のCQI値の時間変化の例に示したX、Y領域にあるギャップ区間のように、CQIの測定後にCQI瞬時値が上昇してCQI平均値を上回っているCQIの特性が良い区間であっても、その区間開始時の測定でCQI瞬時値がCQI平均値を下回っているとギャップ区間が生成される。
また、移動局装置と基地局装置との間の無線状態に応じて、AMCSと数msの周期で動作するスケジューリングを組み合わせることで、個々のユーザに対するスループット、及びシステム全体のスループットを向上させるようにできるようになっている。スケジューリングのアルゴリズムとしては、Round Robin(以降RRと称する)スケジューリングやMaximum CIR(以降Max CIRと称する)スケジューリング、Proportional Fairness(以降PFと称する)スケジューリング(非特許文献6)などが知られている。
RRスケジューリングは、下りの通信品質を考慮せず、基地局装置に属する移動局装置に対し順番に下りリンクの割り当てを行うスケジューリングである。公平性を最優先にしたスケジューリング方法でシステム全体のスループットは低いという特徴がある。
Max CIRスケジューリングは、基地局装置に属する移動局装置の中で、下りリンクの通信品質が一番の良好な移動局装置に対して割り当てを行うスケジューリング方法である。その為、システム全体のスループットは高くなるが、基地局装置から近い位置にいる移動局装置に割り当ての多くが行われ、基地局装置殻から遠い位置にいる移動局装置に対して割り当てがあまり行われず、移動局装置間での不公平性が高い特徴がある。
PFスケジューリングは、下りリンクの瞬時の通信品質と時間平均した下りリンクの通信品質の比が最大になる移動局装置に対して割り当てを行うスケジューリング方法である。図21はPFスケジューリングによる割り当て例を示す図である。図21に示す区間A、Bにおいては、CQI瞬時値およびCQI平均値は、移動局装置2よりも移動局装置1の方が大きいが、CQI瞬時値とCQI平均値の比が、移動局装置1よりも移動局装置2の方が大きいため、移動局装置2が割り当てられている。PFスケジューリングでは、Max CIRスケジューリングに比べ、システム全体のスループットは低くなるが、RRスケジューリングの様に各移動局装置に対して時間的な公平性が高い特徴がある。
EUTRAの下りリンクにおいても、上記のようなスケジューリング方法を用いて、システム全体のスループットを向上させつつも、移動局装置間の公平性を考慮したスケジューリング方法が考えられている。
立川 敬二、"W-CDMA移動通信方式"、ISBN4-621-04894-5 3GPP TR(Technical Report)25.858、及び3GPPのHSDPA仕様関連資料、<http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/25-series.htm> 3GPP TR(Technical Report)25.913、V2.1.0(2005-05)、Requirements for evolved Universal Terrestrial Radio Access (UTRA) and Universal Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)、<http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/25913.htm> 3GPP TR(Technical Report)25.814、V0.5.0(2005-11)、Physical Layer Aspects for Evolved UTRA、<http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/25814.htm> NTT DoCoMo、Inc."Measurement for LTE Intra-and Inter-RAT Mobility"、3GPP TSG RAN WG2 Meeting #50、Sophia Antipolis、France、9-13 January、2006 "Data Throughput of CDMA HDR a High Efficiency-High Data Rate Personal Communication Wireless System"、IEEE VTC2000-Spring、 pp.1854-1858、Tokyo、May 2000
解決しようとする問題点は、非特許文献5に示すEUTRA/EUTRANのIntra−RAT−HO(Inter−Freq−HO)、Inter−RAT−HO(Inter−Freq−HO)を行う際のギャップ区間の設定方法にあっては、図20のX、Y領域のようなCQI特性が改善されるような場合においてもギャップ区間が設定される。このため、移動局装置の下りリンクに割り当てられる可能性のある領域までギャップ区間となることで、下りリンクの割り当てが行われない期間が長くなる場合があり、そのような場合には、移動局装置のスループットが極端に下がったり、QoS(Quality of Service)を満足できなくなったりして、通信効率が悪くなるという問題があるという点である。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明は、通信している基地局装置と通常の通信状態にある通常モードと、前記基地局装置との通信又はハンドオーバの対象となる基地局装置の監視を行う状態にある測定モードの2つのモードを判断するモード判定手段を備える移動局装置において、前記モード判定手段は、受信品質指標の閾値と、通信中の周波数の受信品質指標に関する増減傾向とに基づき、通常モードとするか測定モードとするかを判定することを特徴とする移動局装置である。
また、本発明は、前述の移動局装置であって、前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向であることを特徴とする。
また、本発明は、前述の移動局装置と通信する基地局装置であって、受信品質指標の閾値と、通信中の前記移動局装置から得られる受信品質指標より算出された受信品質指標に関する増減傾向とに基づき、前記移動局装置が通常モードにあるか測定モードにあるかを判定するモード判定手段を備えることを特徴とする基地局装置である。
また、本発明は、前述の基地局装置であって、前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向であることを特徴とする。
また、本発明は、ハンドオーバの対象となる基地局装置の監視を行うギャップ区間を持つ移動局装置において、少なくとも通信中の周波数の受信品質指標に関する増減傾向に基づき、ギャップ区間とするか否かを判定するギャップ判定手段を備えることを特徴とする移動局装置である。
また、本発明は、前述の移動局装置であって、前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の瞬時値と平均値の差分と、受信品質指標の平均値の増減傾向とであることを特徴とする。
また、本発明は、前述の移動局装置であって、前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向と、受信品質指標の瞬時値の増減傾向とであることを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも通信中の移動局装置から得られる受信品質指標より算出された受信品質指標に関する増減傾向に基づき、前記移動局装置に送信しないギャップ区間とするか否かを判定するギャップ判定手段を備えることを特徴とする基地局装置である
また、本発明は、前述の基地局装置であって、前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の瞬時値と平均値の差分と、受信品質指標の平均値の増減傾向とであることを特徴とする。
また、本発明は、前述の基地局装置であって、前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向と、受信品質指標の瞬時値の増減傾向とであることを特徴とする。
本発明の移動局装置および基地局装置は、受信品質指標の閾値および受信品質指標の特性値に基づき、通常モードとするか測定モードとするかの判定をするので、受信品質指標の特性が改善されるような場合に測定モードに成り難い。したがって、移動局装置に下りリンクの割り当てが行われない期間が長くなることもなく、優れた通信効率で、通信することができるという利点がある。
また、本発明の移動局装置および基地局装置は、受信品質指標の瞬時値と平均値の大小関係と、受信品質指標の特性値とに基づき、ギャップ区間とするか否かの判定をするので、受信品質指標の特性が改善されるような場合にギャップ区間に成り難い。したがって、移動局装置に下りリンクの割り当てが行われない期間が長くなることもなく、優れた通信効率で、通信することができる。
この発明の第1の実施形態による基地局装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態における移動局装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるCQI値の時間変化の例を示す図である。 同実施形態における移動局装置のモード判定の動作を説明するフローチャートである。 同実施形態における基地局装置のモード判定の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第2の実施形態におけるCQI値の時間変化の例を示す図である。 同実施形態における基地局装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態における移動局装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態における移動局装置のギャップ区間判定の動作を説明するフローチャートである。 同実施形態における基地局装置のギャップ区間判定の動作を説明するフローチャートである。 この発明の第3の実施形態におけるCQI値の時間変化の例を示す図である。 同実施形態における基地局装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態における移動局装置の概略構成を示すブロック図である。 同実施形態における移動局装置のギャップ区間判定の動作を説明するフローチャートである。 同実施形態における基地局装置のギャップ区間判定の動作を説明するフローチャートである。 セルラ移動通信システムにおけるハンドオーバの種別を説明する図である。 W−CDMA方式におけるコンプレストモードを説明する図である。 3GPPの提案をベースに想定されているEUTRAの下りリンク無線フレーム構成、無線チャネルマッピングの例を示す図である。 自律的なギャップ区間の制御方法を示す図である。 測定モードにおけるCQI値の時間変化の例を示す図である。 Proportional Fairnessスケジューリングを用いた例を示す図である。 基地局装置が収容する移動局装置の配置例を示す図である。
符号の説明
10…無線部
11…上りリンク復調部
12、112、212…CQI記憶部
13…CQI測定部
14、114、214…NM/MM判定部
15、115、215…GAP判定部
16…制御データ抽出部
17…スケジューリング部
18…データ制御部
19…OFDM変調部
20…上りリンクスケジューリング部
21…下りリンクスケジューリング部
30…無線部
31…無線制御部
32…切替部
33…OFDM復調部
34、134、234…CQI測定・記憶部
35…Other−RAT復調部
36…CQI測定部
37、137、237…NM/MM判定部
38、138、238…GAP判定部
39…制御データ抽出部
40…制御データ生成部
41…データ制御部
42…上りリンク変調部
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態における下りリンク無線フレームの構成、無線チャネルのマッピングは、図18に例示したような、背景技術でも述べたEUTRA/EUTRANで提案されている下りリンク無線フレームの構成、無線チャネルのマッピング方法と大綱において同じである。
下りリンク無線フレームは、周波数軸の複数サブキャリアのかたまりで周波数帯域幅Bchと時間軸のサブフレーム間隔TTI(Trasmission Timing Interval、以降TTIと称する)による2次元の複数無線リソースブロックRB(Resource Block、以降RBと称する)により構成されている。
共通パイロットチャネルCPICH(Common Pilot Channel、以降CPICHと称する)は、各サブフレーム間隔TTIの先頭にマッピングされ、報知チャネルBCH(Broadcast Channel、以降BCHと称する)と同期チャネルSCH(Synchronization Channel、以降SCHと称する)は、各無線フレームの先頭のサブフレーム間隔TTIにマッピングされている。各無線リソースブロックRBの残りの一部はトラフィックチャネルTCHとして使用し、適用変調技術AMCSを用いて各移動局装置にマッピングされる。
移動局装置は、初めて電源が入る場合、同期チャネルSCHを受信し、キャリアオフセット、OFDMシンボルタイミング、無線フレームタイミング、サブフレーム間隔TTIタイミング、セル番号グループ(Cell Group Index)/番号(Cell Index)(例えば、スクランブルコード番号グループ/スクランブルコード番号)などの同定を行う。その後、報知チャネルBCHにより基地局装置の固有情報などシステム報知情報を受信し、位置登録を経て、待ち受けモードIM(Idle mode)に入り、下りリンクのページングインジケータチャネルPICH(以降PICHと称する)の監視、周辺基地局装置監視を行う。基地局装置から着信がある場合、移動局装置はPICH及びページングチャネルPCHなどを通じて、無線接続手順を経て、基地局装置と接続し、アクティブモードAM(Active mode)に入り、下り受信品質指標であるCQI瞬時値の測定、フィードバックを行う。基地局装置は各移動局装置のCQI瞬時値を受信し、下りトラフィックチャネルTCHの各無線リソースブロックRBにパケットデータの割り当て(パケットデータのスケジューリング)を行う。
図1に、本発明の実施形態における基地局装置の概略構成のブロック図を示す。基地局装置は、無線部10、上りリンク復調部11、下りCQI受信品質指標であるCQIのCQI記憶部12、CQI測定部13、通常モードNMと測定モードMMに関するNM/MM判定部14(モード判定部)、GAP判定部15(ギャップ判定部)、制御データ抽出部16、スケジューリング部17、データ制御部18、OFDM変調部19から構成される。
送信データ(各ユーザ宛データ)及び制御データは、データ制御部18に入力される。
データ制御部18は、スケジューリング部17からの指示により制御データを報知チャネルBCH、同期チャネルSCH、パイロットチャネルCPICHにマッピングし、各移動局装置に対する送信データをトラフィックチャネルTCHにマッピングする。OFDM変調部19は、データ変調、入力信号の直列/並列変換、拡散符号及びスクランブリングコードの乗算、IFFT(Inverse Discrete Fast Fourier Transform;逆離散高速フーリエ変換)変換、CP(Cyclic Prefix)挿入、フィルタリングなどOFDM信号処理を行い、OFDM信号を生成する。また、スケジューリング部17から渡されたAMC(Adaptive Modulation and Coding;適用変調技術)情報の変調方式で各サブキャリアのデータ変調を行う。無線部10は、OFDM変調されたデータを送信用の無線周波数にアップコンバートして、移動局装置に送信する。
また、無線部10は、移動局装置からの上りリンクのデータを受信し、ベースバンド信号にダウンコンバートして、受信データを上りリンク復調部11、下り受信品質指標であるCQI測定部13に渡す。CQI測定部13は、上りリンクパイロットチャネルから無線伝搬路特性を推定し、上りリンクのスケジューリングを行うために無線伝搬路推定結果をスケジューリング部17(上りリンクスケジューリング部20)に渡す。上りリンク復調部11は、移動局装置が行った変調データの復調処理を行う。尚、上りリンクの通信方式は、DFT−spred OFDMやVSCRF−CDMAのようなシングルキャリア方式を想定しているが、OFDM方式のようなマルチキャリア方式でもかまわない。
制御データ抽出部16では、復調された受信データをユーザデータ(各ユーザデータ)と制御データに分離する。制御データの中で下りリンクのCQI情報はCQI記憶部12に渡される。下りリンク及び上りリンクのスケジューリングに関する制御データはスケジューリング部17に渡される。その他の制御データは、上位層に渡される。CQI記憶部12は、移動局装置から送られたCQI瞬時値を記憶し、更にCQI平均値、平均CQI曲線を算出する。算出結果とCQI瞬時値を通常モードNM/測定モードMMのモード判定手段であるNM/MM判定部14に渡す。NM/MM判定部14は測定モードMMの判定を行い、算出結果とCQI瞬時値をGAP判定部15に渡す。GAP判定部15はギャップ区間の判定を行い、算出結果とCQI瞬時値をスケジューリング部17に渡す。
スケジューリング部17は、下りリンクのスケジューリングを行う下りリンクスケジューリング部21と上りリンクのスケジューリングを行う上りリンクスケジューリング部20から構成され、下りリンクスケジューリング部21は移動局装置から通知される下り受信品質指標であるCQI瞬時値、GAP判定部15から渡されるCQI平均値、MM判定結果、GAP判定結果や上位層からの通知される各ユーザのデータ情報から下りリンクの各チャネルにユーザデータをマッピングする為のスケジューリングや各データを変調する為のAMCを算出し、上りリンクスケジューリング部20は、CQI測定部13からの上りリンクの無線伝搬路推定結果と移動局装置からのリソース割り当て要求から上りリンクの各チャネルにユーザデータをマッピングする為のスケジューリングや各データを変調する為のAMCを算出する。
図2に、本実施形態における移動局装置の概略構成のブロック図を示す。
移動局装置は、無線部30、無線制御部31、切替部32、OFDM復調部33、CQI測定・記憶部34、Other−RAT復調部35、CQI測定部36、NM/MM判定部37(モード判定部)、GAP判定部38(ギャップ判定部)、制御データ抽出部39、制御データ作成部40、データ制御部41、上りリンク変調部42から構成される。
送信データ、制御データ及び下りリンクのCQI瞬時値は、データ制御部41に入力される。データ制御部41は、上りリンクのフレームフォーマットになるように、送信データ、制御データ及び下りリンクのCQI瞬時値を多重して、上りリンク変調部42に渡す。上りリンク変調部42は、上りリンクの変調方式でデータ変調等の処理を行い、変調したデータを無線部30に渡す。尚、上りリンクの通信方式は、DFT−spred OFDMやVSCRF−CDMAのようなシングルキャリア方式を想定しているが、OFDM方式のようなマルチキャリア方式でもかまわない。無線部30は、上りリンク変調されたデータを送信用の無線周波数にアップコンバートして、基地局装置に送信する。また、無線部30は、基地局装置および他のRATからの下りリンクのデータを受信し、ベースバンド信号にダウンコンバートして、受信データを切替部32に渡す。切替部32は、GAP判定部38及び上位層の切替制御情報により受信データをOFDM復調部33、CQI測定・記憶部34又はOther−RAT復調部35、CQI測定部36に渡す為の受信経路の切り替えを行う。
無線制御部31は、GAP判定部38及び上位層の切替制御情報により無線周波数の切り替えを行う。OFDM復調部33は、OFDM信号の復調処理を行い、復調データを制御データ抽出部39に送る。CQI測定・記憶部34は、下りリンクパイロットチャネルから無線伝搬路特性を推定し、CQI瞬時値を測定し記憶する。測定したCQI瞬時値からCQI平均値および平均CQI曲線を算出し、算出結果とCQI瞬時値をNM/MM判定部37に渡す。また、CQI瞬時値を基地局装置に送信するために、データ制御部41に渡す。算出結果とCQI瞬時値からNM/MM判定部37は測定モードMMの判定を行い、算出結果とCQI瞬時値をGAP判定部38に渡す。GAP判定部38はギャップ区間の判定を行い、判定結果に基づいて、無線制御部31に無線周波数の切り替え指示を行い、また、切替部32に受信経路の切り替え指示を行う。Other−RAT復調部35は、他のRATからの受信データの復調処理を行い、復調データを制御データ抽出部39に送る。CQI測定部36は、他のRATの下りリンクパイロットチャネルから無線伝搬路特性を推定し、CQI瞬時値を測定し、測定結果を制御データ生成部40に渡す。制御データ抽出部39は、復調された受信データをユーザデータと制御データに分離する。他のRATに関する制御データは、制御データ生成部40に渡し、その他は上位層に渡す。
制御データ生成部40は、ギャップ期間に監視(測定)した結果を制御データにして、基地局装置に送信する為にデータ制御部41に渡す。
図4を参照して、本実施形態における移動局装置の通常モードNMと測定モードMMを判定する動作を説明する。
下り受信品質指標に関するCQI測定・記憶部34は、CQI瞬時値を測定し(Sa1)、今回のCQI瞬時値と前回までのCQI瞬時値からCQI平均値及びCQI平均値による平均CQI曲線(受信品質指標の平均値曲線)を算出し、この平均CQI曲線における前回のCQI平均値と今回のCQI平均値間の傾きKを算出する(Sa2)。NM/MM判定部37は、CQI閾値とCQI平均値を比較し(Sa3)、CQI平均値が大きい場合、通常モードNMに移行する(Sa4)。CQI平均値が小さい場合、傾きKを参照し(Sa5)、傾きKが正の値の場合(傾きが零か、傾きが上向きの場合)、通常モードNMに移行する(Sa4)。傾きKが負の値の場合(傾きが下向きの場合)、測定モードMMに移行する(Sa6)。測定モードMMに移行するとギャップ区間の判定処理を行う。
図5を参照して、本実施形態における基地局装置の通常モードNMと測定モードMMを判定する動作を説明する。
制御データ抽出部16は、移動局装置から上りリンクで送信されたCQI瞬時値を抽出して、これをCQI記憶部12に出力する(Sb1)。CQI記憶部12は、CQI瞬時値を受けると、今回のCQI瞬時値と前回までのCQI瞬時値からCQI平均値及びCQI平均値による平均CQI曲線(受信品質指標の平均値曲線)を算出し、この平均CQI曲線における前回のCQI平均値と今回のCQI平均値間の傾きKを算出する(Sb2)。CQI記憶部12は、算出したCQI平均値および傾きKをNM/MM判定部14に出力する。NM/MM判定部14は、CQI閾値とCQI平均値を比較し(Sb3)、CQI平均値が大きい場合、通常モードNMに移行する(Sb4)。CQI平均値が小さい場合、傾きKを参照し(Sb5)、傾きKが正の値の場合(傾きが零か、傾きが上向きの場合)、通常モードNMに移行する(Sb4)。傾きKが負の値の場合(傾きが下向きの場合)、測定モードMMに移行する(Sb6)。測定モードMMに移行するとギャップ区間の判定処理を行う。
移動局装置と基地局装置における通常モードNMと測定モードMMの判定を、図3を参照して具体的に説明する。
時刻Aにおいて、CQI瞬時値がCQI閾値を下回っており(Sa3、Sb3)、更に平均CQI曲線の傾きが0未満であるので(Sa5、Sb5)、測定モードMMに移行する。B点まで測定モードMMの状態にあり、測定モードMM区間の中でギャップ区間の判定を行う。ここでは、CQI瞬時値がCQI平均値を下回るとギャップ区間が設定なされることとしている。時刻B点において、CQI瞬時値がCQI閾値を下回っているが(Sa3、Sb3)、平均CQI曲線の傾きが正の値となり(Sa5、Sb5)、通常モードNMに移行する(Sa4、Sb4)。時刻C点までは通常モードNM状態であり、CQI瞬時値がCQI平均値を下回った場合でもギャップ区間は設定されず、下りリンクの割り当てが可能な状態がつづく。時刻C点において、再度、CQI瞬時値がCQI閾値を下回っており(Sa3、Sb3)、更に平均CQI曲線の傾きが0未満であるので(Sa5、Sb5)、測定モードMMに移行し、時刻D点まで測定モードMM状態になる(Sa6、Sb6)。時刻D点以降、CQI平均値がCQI閾値を下回っているが(Sa3、Sb3)、平均CQI曲線の傾きが正の値となり(Sa5、Sb5)、通常モードNMに移行し(Sa4、Sb4)、時刻D点以降はCQI瞬時値がCQI平均値を下回った場合でもギャップ区間に設定されず、下りリンクの割り当てが可能な状態がつづく。
この様にCQI閾値とCQI平均値の比較による判定だけでなく、受信品質指標CQIの特性値である平均CQI曲線の傾きを考慮した通常モードNM/測定モードMMの判定をすることで、CQIの特性が改善される領域において測定モードMMになることなく、下りリンクのスケジューリングが行われるので、異なる周波数/異なる無線アクセス技術の基地局装置を監視(測定)する移動局装置に対するスループットの低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、平均CQI曲線の傾きを前回のCQI平均値と今回のCQI平均値間の傾きとしたが、前回と今回のCQI平均値に加えて、前々回や前々々回のCQI平均値を用いて、高次の補間を行って傾きを求めても良い。
[第2の実施形態]
本実施形態における基地局装置の概略構成を図7に示す。この基地局装置は、第1の実施形態と同様に、無線部10、上りリンク復調部11、CQI記憶部112、CQI測定部13、NM/MM判定部114(モード判定部)、GAP判定部115(ギャップ判定部)、制御データ抽出部16、スケジューリング部17、データ制御部18、OFDM変調部19から構成される。本実施形態における基地局装置において、CQI記憶部112、NM/MM判定部114、GAP判定部115を除く各部は、第1の実施形態と同様であるため、その相違点に絞って、以下に説明する。
また、本実施形態における移動局装置の概略構成を図8に示す。この移動局装置は、第1の実施形態と同様に、無線部30、無線制御部31、切替部32、OFDM復調部33、CQI測定・記憶部134、Other−RAT復調部35、CQI測定部36、NM/MM判定部137(モード判定部)、GAP判定部138(ギャップ判定部)、制御データ抽出部39、制御データ作成部40、データ制御部41、上りリンク変調部42から構成される。本実施形態における移動局装置において、CQI測定・記憶部134、NM/MM判定部137、GAP判定部138を除く各部は、第1の実施形態と同様であるため、その相違点に絞って、以下に説明する。
尚、本実施形態の基地局装置のNM/MM判定部114および移動局装置のNM/MM判定部137における、測定モードMMの判定条件は、CQI平均値がCQI閾値を下回ることである。
次に、図9を参照して、本実施形態の移動局装置における測定モードMM時のギャップ区間を判定する動作を説明する。
CQI測定・記憶部134は、CQI瞬時値を測定し(Sc1)、今回のCQI瞬時値と前回までのCQI瞬時値からCQI平均値及びCQI平均値による平均CQI曲線を算出し、前回のCQI平均値と今回のCQI平均値の傾きKを算出し(Sc2)、今回のCQI瞬時値と算出したCQI平均値と傾きKとをGAP判定部138に出力する。GAP判定部138は、傾きKが正の値の場合(Sc3)、CQI平均値とCQI瞬時値の差分が所定の閾値αより大きいかどうか判定する(Sc4)。差分が閾値αより大きい場合、GAP判定部138は、ギャップ区間と判定し(Sc5)、ギャップ区間の間、無線制御部31には異なる周波数基地局装置の信号を受信するように指示し、切替部32には受信信号をCQI測定部36に送るように指示する。CQI測定部36は、切替部32から受けた信号のCQIの測定(監視)を行う。差分が閾値αより小さい場合(Sc4)、GAP判定部138は、通常状態と判定し(Sc6)、無線制御部31と切替部32に指示して、下りリンクのCQI測定・記憶部134によるモニタリングまたはOFDM復調部33によるデータ受信を続ける。傾きKが0未満の場合(Sc3)、GAP判定部138は、CQI平均値とCQI瞬時値の差分が閾値β(ただし、β<α)より大きいかどうか判定する(Sc7)。GAP判定部38は、差分が閾値βより大きい場合、ギャップ区間と判定し(Sc8)、ステップSc5と同様にして、移動局装置はギャップ区間の間、異なる周波数基地局装置の測定(監視)を行う。GAP判定部138は、差分が閾値βより小さい場合(Sc7)、通常状態と判定し(Sc6)、前述のように、下りリンクのモニタリングまたはデータ受信を続ける。
図10を参照して、本実施形態の基地局装置における測定モードMM時のギャップ区間を判定する動作を説明する。
制御データ抽出部16は、移動局装置から上りリンクで送信されたCQI瞬時値を抽出して、CQI記憶部112に出力する(Sd1)。CQI記憶部112は、今回のCQI瞬時値と前回までのCQI瞬時値からCQI平均値及びCQI平均値による平均CQI曲線を算出し、前回のCQI平均値と今回のCQI平均値の傾きKを算出して、CQI瞬時値と算出したCQI平均値と傾きKをGAP判定部115に出力する(Sd2)。GAP判定部115は、これらを受けると、傾きKが正の値の場合(Sd3)、CQI平均値とCQI瞬時値の差分が所定の閾値αより大きいかどうか判定する(Sd4)。GAP判定部115は、差分が閾値αより大きい場合、ギャップ区間と判定して、下りリンクスケジューリング部21にギャップ区間であることを通知する。下りリンクスケジューリング部21は、通知を受けると、ギャップ区間であると認識し、対象の移動局装置に下りリンクの割り当てを行わないようにする(Sd5)。差分が閾値αより小さい場合(Sd3)、GAP判定部15は、(Sd6)。傾きKが0未満の場合(Sd3)、GAP判定部15は、CQI平均値とCQI瞬時値の差分が閾値β(ただし、β<α)より大きいかどうか判定する(Sd7)。GAP判定部15は、差分が閾値βより大きい場合、ギャップ区間と判定し、ステップSd5のときと同様にして、基地局装置はギャップ区間の間、対象の移動局装置に下りリンクの割り当てを行わないようにする(Sd8)。差分が閾値βより小さい場合、通常状態と判定し、対象の移動局装置を下りリンクの割り当て対象として扱い、全体のスケジューリングを行う(Sd6)。
なお、閾値α、βはシステムパラメータとして基地局装置から報知チャネルBCHを通じて移動局装置に通知するか、移動局装置のパラメータとして移動局装置が上りリンクシグネリングチャネルを通じて基地局装置に通知することもできる。また、閾値α、βは、基地局装置や移動局装置の環境や状態により適応的に変更することも可能である。
図6を参照して、本実施形態における移動局装置および基地局装置の動作を具体的に説明する。
時刻A’点および時刻F’点において、平均CQI曲線の傾きが0未満であり(Sc3、Sd3)、CQI平均値とCQI瞬時値の差分がβより大きいので(Sc7、Sd7)、ギャップ区間に判定され、移動局装置は、ギャップ区間に異なる周波数基地局装置の監視(測定)を行う(Sc8)。基地局装置は、ギャップ区間に移動局装置をスケジューリングの対象から外す(Sd8)。時刻B’点および時刻C’点において、平均CQI曲線の傾きが0未満であるが(Sc3、Sd3)、CQI平均値とCQI瞬時値の差分がβ以下であるので(Sc7、Sd7)、ギャップ区間とは判定されず、移動局装置は下りリンクのモニタリングまたはデータ受信を行う(Sc6)。基地局装置は、対象移動局装置を含めたスケジューリングを行う(Sd6)。時刻D’点および時刻E’点において、平均CQI曲線の傾きが正の値であり(Sc3、Sd3)、CQI平均値とCQI瞬時値の差分がαより小さいので(Sc4、Sd4)、ギャップ区間とは判定されず、移動局装置は下りリンクのモニタリングまたはデータ受信を行う(Sc6)。基地局装置は、対象移動局装置を含めたスケジューリングを行う(Sd6)。
この様にCQI瞬時値とCQI平均値の比較による判定だけでなく、CQI特性値である平均CQI曲線の傾きおよびCQI瞬時値とCQI平均値の差分を考慮したギャップ区間の判定をすることで、CQIの特性が改善される領域において下りリンクのスケジューリングが行われるので、基地局装置の監視(測定)をする移動局装置に対するスループットの低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態において、CQI特性値として、平均CQI曲線の傾きおよびCQI瞬時値とCQI平均値の差分を用いたが、CQI瞬時値とCQI平均値の比などを用いてもよい。
また、本実施形態においては、平均CQI曲線の傾きを前回のCQI平均値と今回のCQI平均値間の傾きとしたが、前回と今回のCQI平均値に加えて、前々回や前々々回のCQI平均値を用いて、高次の補間を行って傾きを求めても良い。
[第3の実施形態]
本実施形態における基地局装置の概略構成を図12に示す。この基地局装置は、第1の実施形態と同様に、無線部10、上りリンク復調部11、CQI記憶部212、CQI測定部13、NM/MM判定部214(モード判定部)、GAP判定部215(ギャップ判定部)、制御データ抽出部16、スケジューリング部17、データ制御部18、OFDM変調部19から構成される。本実施形態における基地局装置において、CQI記憶部212、NM/MM判定部214、GAP判定部215を除く各部は、第1の実施形態と同様であるため、その相違点に絞って、以下に説明する。
また、本実施形態における移動局装置の概略構成を図13に示す。この移動局装置は、第1の実施形態と同様に、無線部30、無線制御部31、切替部32、OFDM復調部33、CQI測定・記憶部234、Other−RAT復調部35、CQI測定部36、NM/MM判定部237(モード判定部)、GAP判定部238(ギャップ判定部)、制御データ抽出部39、制御データ作成部40、データ制御部41、上りリンク変調部42から構成される。本実施形態における移動局装置において、CQI測定・記憶部234、NM/MM判定部237、GAP判定部238を除く各部は、第1の実施形態と同様であるため、その相違点に絞って、以下に説明する。
尚、本実施形態の基地局装置のNM/MM判定部214および移動局装置のNM/MM判定部237における、測定モードMMの判定条件は、CQI平均値がCQI閾値を下回ることである。
図14を参照して、本実施形態の移動局装置における測定モードMM時のギャップ区間を判定する動作を説明する。
CQI測定・記憶部234は、CQI瞬時値を測定し(Se1)、今回のCQI瞬時値と前回までのCQI瞬時値からCQI平均値及びCQI平均値による平均CQI曲線とCQI瞬時値による瞬時CQI曲線を算出し、平均CQI曲線における前回のCQI平均値と今回のCQI平均値の傾きKと、瞬時CQI曲線における前回のCQI瞬時値と今回のCQI瞬時値の傾きLとを算出する(Se2)。GAP判定部238は、CQI瞬時値とCQI平均値を比較し(Se3)、CQI瞬時値がCQI平均値と等しいあるいはCQI平均値を超える値の場合、通常状態と判定し(Se4)、無線制御部31と切替部32に指示して、下りリンクのCQI測定・記憶部234によるモニタリングまたはOFDM復調部33によるデータ受信を続ける。
CQI瞬時値がCQI平均値未満の場合、GAP判定部238は、平均CQI曲線の傾きKが0未満で(Se5)更に瞬時CQI曲線の傾きLが0未満の場合に(Se6)ギャップ区間と判定し(Se7)、ギャップ区間の間、無線制御部31には異なる周波数基地局装置の信号を受信するように指示し、切替部32には受信信号をCQI測定部36に送るように指示する。CQI測定部36は、切替部32から受けた信号のCQIの測定(監視)を行う。
次に、図15を参照して、本実施形態の基地局装置におけるMM時のギャップ区間を判定する動作を説明する。
制御データ抽出部16は、移動局装置から上りリンクで送信されたCQI瞬時値を抽出し、CQI記憶部212に出力する(Sf1)。CQI記憶部212は、今回のCQI瞬時値と前回までのCQI瞬時値からCQI平均値及びCQI平均値による平均CQI曲線とCQI瞬時値による瞬時CQI曲線(受信品質指標値曲線)を算出し、平均CQI曲線における前回のCQI平均値と今回のCQI平均値の傾きKと、瞬時CQI曲線における前回のCQI瞬時値と今回のCQI瞬時値の傾きLとを算出する(Sf2)。GAP判定部215は、CQI瞬時値とCQI平均値を比較し(Sf3)、CQI瞬時値がCQI平均値と等しいあるいはCQI平均値を超える値の場合、通常状態と判定し(Sf4)、下りリンクスケジューリング部21にギャップ区間ではないことを通知する。下りリンクスケジューリング部21は、通知を受けると、下りリンクの割り当て対象として扱い、全体のスケジューリングを行う。CQI瞬時値がCQI平均値未満の場合、平均CQI曲線の傾きKが0未満で(Sf5)更に瞬時CQI曲線の傾きLが0未満の場合に(Sf6)ギャップ区間と判定し(Sf7)、下りリンクスケジューリング部21にギャップ区間であることを通知する。下りリンクスケジューリング部21は、通知を受けると、ギャップ区間であると認識し、対象の移動局装置に下りリンクの割り当てを行わないようにする。これ以外の場合は、通常状態と判定し(Sf4)、下りリンクスケジューリング部21にギャップ区間ではないことを通知する。
下りリンクスケジューリング部21は、通知を受けると、対象の移動局装置を下りリンクの割り当て対象として扱い、全体のスケジューリングを行う。
図11を参照して、本実施形態における移動局装置および基地局装置の動作を具体的に説明する。
時刻A’点および時刻F’点において、CQI瞬時値がCQI平均値より小さく(Se3、Sf3)、平均CQI曲線の傾きと(Se5、Sf5)瞬時CQI曲線の傾きが0未満であるので(Se6、Sf6)、ギャップ区間に判定され(Se7、Sf7)、移動局装置は、ギャップ区間に異なる周波数基地局装置の監視(測定)を行う。基地局装置は、ギャップ区間に移動局装置をスケジューリングの対象から外す。時刻B’点および時刻C’点において、CQI瞬時値がCQI平均値より小さく(Se3、Sf3)、平均CQI曲線の傾きが0未満であるが(Se5、Sf5)、瞬時CQI曲線の傾きが正の値であるので(Se6、Sf6)、ギャップ区間ではなく通常状態と判定され(Se4、Sf4)、移動局装置は下りリンクのモニタリングまたはデータ受信を行う。基地局装置は、対象移動局装置を含めたスケジューリングを行う。時刻D’点および時刻E’点において、CQI瞬時値がCQI平均値より小さいが(Se3、Sf3)、平均CQI曲線の傾きが正の値であるので(Se5、Sf5)、ギャップ区間ではなく通常状態と判定され(Se4、Sf4)、移動局装置は下りリンクのモニタリングまたはデータ受信を行う。基地局装置は、対象移動局装置を含めたスケジューリングを行う。
この様に、CQI瞬時値とCQI平均値の比較だけでなく、CQI特性値である平均CQI曲線の傾きと瞬時CQI曲線の傾きを考慮したギャップ区間の判定をすることで、第1の実施形態、第2の実施形態と同様にCQIが改善される領域において下りリンクのスケジューリングが行われる可能性が増え、異なる周波数/無線アクセス技術の基地局装置を監視(測定)する移動局装置に対するスループットの低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、平均CQI曲線の傾きを前回のCQI平均値と今回のCQI平均値間の傾きとしたが、前回と今回のCQI平均値に加えて、前々回や前々々回のCQI平均値を用いて、2次もしくはより高次の補間を行い、傾きを求めても良い。
また、瞬時CQI曲線の傾きも同様に、前回と今回のCQI瞬時値に加えて、前々回や前々々回のCQI瞬時値を用いて、2次もしくはより高次の補間を行い、傾きを求めても良い。
第1から第3のいずれの実施形態でも、基地局装置と移動局装置とでCQI瞬時値の情報を共有することによりギャップ区間制御を行なっているが、上りリンクシグナリング制御チャネルの無線リソース節約の観点から、CQI値の情報量圧縮について、さまざまな工夫がなされているため、必ずしもCQI瞬時値が基地局装置にフィードバックされていると限らず、基地局装置においてCQI値の圧縮情報からCQI瞬時値を算出する、または、移動局装置においてのみNM/MM判定部、GAP判定部によりギャップ生成要否を判断し、上りリンクシグナリング制御チャネルを通じて、直接、基地局装置にギャップ区間を通知する、ギャップ区間制御を行ってもよい。
第1から第3のいずれの実施形態でも、Intra−RAT−HO(Inter−Freq−HO)、Inter−RAT−HO(Inter−Freq−HO)の為のギャップ区間制御を想定しているが、EUTRA/EUTRANでは、異なるシステム周波数帯域(例えば1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHz)を有する基地局装置に対して、異なる通信能力の周波数帯域(例えば1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHz)の移動局装置を収容することができる。図22は、一例として、基地局装置のシステム周波数帯域が20MHz、移動局装置の周波数帯域が5MHzの場合の移動局装置の配置例である。移動局装置は、同じ基地局装置周波数帯域内の自移動局装置に割り当てられた周波数帯域以外の周波数帯域の監視を目的としたギャップ区間制御も行うことができる。具体的には、移動局装置Aは、ギャップ区間を生成した場合に、同じ基地局装置周波数帯域内の移動局装置B、C、Dの周波数帯域を監視・測定し、結果を基地局装置に通知して、基地局装置周波数帯域内の別の周波数に移動を行うことにも適用できる。
第1から第3の実施形態による無線通信システムはFDD(Frequency Division Duplex)を想定しているが、TDD(Time Division
Duplex)に適応することも勿論可能である。
なお、図1、図2、図7、図8、図12および図13における各処理部は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、セルラ移動通信システムにおいて、同一の無線アクセス技術のセル間または異なる無線アクセス技術のセル間をハンドオーバする移動局装置、基地局装置、移動通信システムに用いて好適であるが、これに限定されない。

Claims (10)

  1. 通信している基地局装置と通常の通信状態にある通常モードと、前記基地局装置との通信又はハンドオーバの対象となる基地局装置の監視を行う状態にある測定モードの2つのモードを判断するモード判定手段を備える移動局装置において、
    前記モード判定手段は、受信品質指標の閾値と、通信中の周波数の受信品質指標に関する増減傾向とに基づき、通常モードとするか測定モードとするかを判定することを特徴とする移動局装置。
  2. 前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向であることを特徴とする請求項1に記載の移動局装置。
  3. 請求項1に記載の移動局装置と通信する基地局装置であって、
    受信品質指標の閾値と、通信中の前記移動局装置から得られる受信品質指標より算出された受信品質指標に関する増減傾向とに基づき、前記移動局装置が通常モードにあるか測定モードにあるかを判定するモード判定手段を備えることを特徴とする基地局装置。
  4. 前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向であることを特徴とする請求項3に記載の基地局装置。
  5. ハンドオーバの対象となる基地局装置の監視を行うギャップ区間を持つ移動局装置において、
    少なくとも通信中の周波数の受信品質指標に関する増減傾向に基づき、ギャップ区間とするか否かを判定するギャップ判定手段を備えることを特徴とする移動局装置。
  6. 前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の瞬時値と平均値の差分と、受信品質指標の平均値の増減傾向とであることを特徴とする請求項5に記載の移動局装置。
  7. 前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向と、受信品質指標の瞬時値の増減傾向とであることを特徴とする請求項5に記載の移動局装置。
  8. 少なくとも通信中の移動局装置から得られる受信品質指標より算出された受信品質指標に関する増減傾向に基づき、前記移動局装置に送信しないギャップ区間とするか否かを判定するギャップ判定手段を備えることを特徴とする基地局装置。
  9. 前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の瞬時値と平均値の差分と、受信品質指標の平均値の増減傾向とであることを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
  10. 前記受信品質指標に関する増減傾向は、受信品質指標の平均値の増減傾向と、受信品質指標の瞬時値の増減傾向とであることを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
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