JP4835038B2 - Mri用信号検出装置 - Google Patents

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この発明はMRI用信号検出装置に関し、より特定的には、小型のMRI装置に用いられる信号検出装置に関する。
本願出願人は、小型MRI装置の一例をたとえば特許文献1において提案している。
特許文献1に開示されているMRI装置は、核磁気共鳴を得るための均一な磁場を発生させる磁場発生装置と、傾斜磁場を発生するための傾斜磁場コイルと、試料(被検体)に高周波磁場を印加するためのRFコイル(高周波コイル)と、試料からの核磁気共鳴信号を検出するためのRFコイルとを含む。通常、これらのRFコイルは、試料中のプロトン(水素の原子核)の核磁気共鳴を得るため、プロトンのラーモア周波数(42.577MHz/T)に同調されている。このようなMRI装置は、微弱な核磁気共鳴信号を検出するため銅板などで構成された静電シールド内に配置されている。
特開2004−41715号公報
しかし、RFコイルの内側の試料挿入部分はシールドされていない。
この場合、RFコイル内に収まる小型の試料ではさほど問題を生じないが、四肢の撮像などのように撮像箇所以外の部分が装置内に収まらない場合は、外部からの誘導ノイズが試料を伝導してRFコイルの内側に進入し撮像S/N比を悪化させX線写真などと比較して撮像画質が劣るおそれがある。特に小型の装置の場合は、構造上磁場強度を高く設定することが難しく実用的な磁場強度は永久磁石を用いた場合で0.1T〜0.2Tであり、全身用装置(0.4T〜)に比して低磁場であるため、核磁気共鳴信号が小さくなる。その結果、撮像S/N比の低下ひいては撮像画質の劣化が顕著になる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、良好な撮像S/N比が得られ、検出される核磁気共鳴信号が比較的小さくても高精度の撮像画質が得られる、MRI用信号検出装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のMRI用信号検出装置は、試料を配置する空間に静磁場を発生させる磁場発生部、空間に傾斜磁場を発生させるために空間を挟むように設けられる一対の傾斜磁場コイル、および一対の傾斜磁場コイル間に設けられるRFプローブを備え、RFプローブは、空間に配置された試料に高周波磁場を印加しかつ試料からの核磁気共鳴信号を検出するためのRFコイルと、空間をシールドするためにRFコイルの内側かつ空間を包囲するように設けられるRFシールドとを含み、RFコイルは、隙間をあけて平行に延びかつ螺旋状に複数回巻回される2つの導体を含み、2つの導体の一端部は相互に接続されかつ他端部は相互に接続されることを特徴とする。
請求項2に記載のMRI用信号検出装置は、請求項1に記載のMRI用信号検出装置において、RFプローブはその外面に外部シールドを有し、RFシールドは、それぞれRFコイルによって空間内に発生する高周波磁場に対して平行に延びる複数の第1導体と、複数の第1導体を繋ぐ第2導体とを含み、第2導体が外部シールドに接続されることを特徴とする。
請求項3に記載のMRI用信号検出装置は、請求項1または2に記載のMRI用信号検出装置において、RFコイルの2つの導体は帯状であることを特徴とする。
請求項1に記載のMRI用信号検出装置では、RFコイルの内側にRFシールドが設けられるので、たとえ試料が大きく撮像箇所以外の部分が装置内に収まらない場合であっても、外部からの誘導ノイズが試料を伝導してRFコイルの内側に進入し撮像S/N比を悪化させることを防止できる。したがって、検出される核磁気共鳴信号が比較的小さくても、高精度の撮像画質が得られる。
請求項2に記載のMRI用信号検出装置では、RFシールドが、RFコイルによって試料配置空間に発生する高周波磁場に対して平行に延びる複数の第1導体と、複数の第1導体を繋ぐ第2導体とを含み、第2導体が外部シールドに接続される。この場合、外部シールドによって、空間に配置された試料に印加される高周波磁場および試料からの核磁気共鳴信号を妨げることなく、試料からの静電誘導結合を大幅に低下することができノイズを効果的に抑えることができる。また、上述のような第1導体と第2導体とからなるRFシールドを設けることによって、試料を空間に配置することによるRFコイルの浮遊容量の変化が小さいためインピーダンス変動が小さくなり、共鳴周波数の変化が少なくラーモア周波数からのズレが小さくなる。したがって、核磁気共鳴信号の検出強度の低下や変動が殆ど見られなくなり、安定した撮像が可能となる。
RFコイルが帯状の導体を用いたソレノイドである場合、表皮効果によってRFコイルを流れる電流は導体のエッジ部に集中し、導体の中央部が通電に寄与する割合は小さい。したがって、請求項3に記載のMRI用信号検出装置のように、隙間をあけて平行に延びる2つの導体を含み2つの導体の一端部が相互に接続されかつ他端部も相互に接続されたRFコイル、すなわち導体の中央部を除去した平行2線型のRFコイルを用いても、導体としての通電性能は損なわれず、それどころか等価直列抵抗を上昇させることなく線間(2つの導体間)およびRFコイルとRFシールドとの間の分布容量を小さくすることができ、RFコイルの性能指数Qを向上させることができる。
この発明によれば、小型MRI装置において、装置内に収まらない試料を測定する場合であっても試料からの誘導ノイズを抑えることができる。したがって、検出される核磁気共鳴信号が比較的小さくても高精度の撮像画質が得られる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
ここでは、図1に示すように、この発明の一実施形態の信号検出装置10をMRI装置100に用いた場合について説明する。
図1を参照して、MRI装置100は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して試料102の断層画像を得るものであり、信号検出装置10、中央処理装置(以下、CPUという)104、シーケンサ106、送信系108、傾斜磁場電源110、受信系112および信号処理系114を含む。試料102としては、たとえば指などの身体の一部分や小動物、食物等が用いられ、MRI装置100によってその中身が検査される。この実施形態では、試料102としてたとえばマウスが用いられる。
図2をも参照して、信号検出装置10は、一対の永久磁石12a,12bを含む磁場発生部12と、磁場発生部12の内側において空間Sを挟むように設けられかつそれぞれX,Y,Zの3方向に巻かれた一対の傾斜磁場コイル14a,14bと、一対の傾斜磁場コイル14a,14b間において空間Sを包囲するように設けられるRFプローブ16とを含む。磁場発生部12によって、試料102が配置される空間Sに、水平方向(図2において破線で示す)の均一な静磁場が発生される。傾斜磁場コイル14a,14bによって空間Sに傾斜磁場が発生され、RFプローブ16によって試料102に高周波磁場が印加されかつ試料102からの核磁気共鳴信号が検出される。
シーケンサ106は、CPU104によって制御され、試料102の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を、送信系108、傾斜磁場電源110および受信系112に送る。
送信系108は、高周波発振器116、変調器118および高周波増幅器120を含む。高周波発振器116から出力された高周波パルスがシーケンサ106の命令に従って変調器118で振幅変調され、この振幅変調された高周波パルスが高周波増幅器120で増幅された後に、試料102近傍に配置されたRFコイル(高周波コイル)22(後述)に供給されることによって、試料102に高周波磁場が印加される。
シーケンサ106からの命令に従って、傾斜磁場コイル14a,14bそれぞれの傾斜磁場電源110が駆動されることによって、X,Y,Zの3方向の傾斜磁場Gx,Gy,Gzが試料102に印加される。傾斜磁場Gx,Gy,Gzの加え方によって、試料102に対するスライス面を設定することができる。
受信系112は、増幅器122、シフター124、直交位相検波器126およびA/D変換器128を含む。RFコイル22によって試料102に高周波磁場が印加されると、それに応じて試料102からの核磁気共鳴信号がRFコイル22で検出され、増幅器122、シフター124および直交位相検波器126を介してA/D変換器128に入力されてデジタル量に変換される。この際、A/D変換器128はシーケンサ106からの命令によるタイミングで、直交位相検波器126から出力された2系列の信号をサンプリングし、2系列のデジタル信号を出力する。それらのデジタル信号は信号処理系114に送られフーリエ変換される。
信号処理系114は、CPU104、磁気ディスク130および磁気テープ132等の記録装置、ならびにCRT等のティスプレイ134を含む。デジタル信号を用いてフーリエ変換、補正係数計算、像再構成等の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは複数の信号に適当な演算を行って得られた分布が画像化されて、ディスプレイ134に表示される。
ついで、RFプローブ16について説明する。
図3および図4を参照して、RFプローブ16は有底中空状の筐体18を含む。筐体18内には対向する側壁間に跨るようにたとえばアクリルからなる中空筒状の巻き枠20が設けられる。
巻き枠20の外面には、RFコイル22が巻回されている。RFコイル22は、平行に延びる帯状または線状の2つの導体22aを含み、2つの導体22aの一端部22bが相互に接続されかつ他端部22cも相互に接続されている。すなわち、RFコイル22は、導体の中央部を除去し隙間24が形成された平行2線型として構成される。
図5(a)および(b)に示すように、共鳴周波数およびインピーダンスを調整するために、RFコイル22の一端部22bにはトリマコンデンサC1が接続され、RFコイル22の他端部22cには固定コンデンサC2が接続され、RFコイル22の一端部22bと他端部22cとの間にはトリマコンデンサC3と固定コンデンサC4とが並列接続され、2つの導体22a間には分割容量C5が接続されている。
このようなRFコイル22を用いることによって図6に示すような高いQ(たとえば86.6)が得られる。
巻き枠20の内側すなわち中空部は筐体18を貫通しており、巻き枠20の内側にはRFシールド26が配置され、RFシールド26内に測定すべき試料102が配置される空間Sが形成される。
図7(a)に示すように、RFシールド26は、巻き枠20内において長手方向に延びる複数の直線状の導体26aと、複数の導体26aの一端部を繋ぎかつ各導体26aと直交する略環状の導体26bとを含む。導体26aは、RFコイル22によって空間Sに発生する高周波磁場(図3において実線矢印で示し、巻き枠20の軸方向に形成)に対して平行に延びる。図7(b)にRFシールド26を展開した状態を示す。
図3に戻って、筐体18の上面開口部にはたとえば銅板からなる外部シールド28が設けられる。外部シールド28にRFシールド26の導体26bの一端が接続される。
このような信号検出装置10によれば、外部シールド28によって、空間Sに配置された試料102に印加される高周波磁場および試料102からの核磁気共鳴信号を妨げることなく、試料102からの静電誘導結合を大幅に低下することができノイズを効果的に抑えることができる。また、RFコイル22の内側にRFシールド26が設けられるので、たとえ試料102が大きく撮像箇所以外の部分が信号検出装置10内に収まらない場合であっても、試料102が導電性を有するために発生する外部からの誘導ノイズが試料102を伝導してRFコイル22の内側に進入するのを抑えることができる。
したがって、小型MRI用の信号検出装置10において、装置内に収まらない試料を測定する場合であってもノイズを抑えることができ、撮像S/N比を向上できるので、検出される核磁気共鳴信号が比較的小さくても高精度の撮像画質が得られる。
また、図7(a)に示す導体26aと26bとからなるRFシールド26を空間Sを覆うように設けることによって、RFコイル22より印加される励起用高周波磁場によって渦電流が発生するのを抑制でき、RFコイル22によって空間Sに発生する高周波磁場の変動を抑えることができる。また、試料102を空間Sに配置したとき試料102とRFコイル22との間で発生する浮遊容量の変化を小さくできるため、共鳴周波数の変化が少なくラーモア周波数からのズレが小さくなる。したがって、核磁気共鳴信号の検出強度の低下や変動が殆ど見られなくなり、撮像時の共鳴周波数の煩わしい再調整が殆ど不要となるため、取扱いが容易になるとともに安定した撮像が可能となる。
さらに、RFコイル22として平行2線型のコイルを用いることによって、等価直列抵抗を上昇させることなく線間(2つの導体22a間)およびRFコイル22とRFシールド26との間の分布容量を小さくすることができ、RFコイル22の性能指数Qを向上させることができる。また、このようなRFコイル22を用いても導体としての性能は損なわれない。
ついで、信号検出装置10を用いた実験例について説明する。
この実験では、磁場発生部12の磁気ギャップは200mm(図2参照)、空間Sにおける静磁場強度は0.12Tとした。図4を参照して、RFプローブ16の筐体寸法は、高さ270mm×幅237mm×奥行き162mmに設定された。RFコイル22はソレノイド状で、断面190mm×150mmの略楕円状、長さ120mmとし、幅5mm、厚さ0.1mmの銅箔からなる2本の導体22aを間隔5mm(総幅15mm)で、巻き枠20の外周に5回巻いた。RFコイル22に接続されるトリマコンデンサC1およびC3の容量は0.5〜40pF、固定コンデンサC2の容量は140pF、固定コンデンサC4の容量は680pF、分割容量C5は820pFとした。捲き枠20の内側においてRFコイル22から5mm離れた位置にRFシールド26を配置し、RFシールド26の複数の導体26aはφ0.12mmの径を有しかつ絶縁性材料(たとえばポリウレタン)で被覆された導線からなりそれを10mm間隔で平行に配置した。
このようなRFコイル22にネットワークアナライザ(図示せず)を接続し共鳴周波数(この場合5.3MHz)で50Ωになるよう調整した。この状態でRFプローブ16を磁場発生部12の所定の位置に挿入し、MRI装置100に接続して画像の取得実験を行った。
比較例として、上述の信号検出装置10からRFシールド26および平行2線型のRFコイル22を除きRFコイルとして単線ソレノイドからなるRFコイルを用いた比較例1と、信号検出装置10からRFシールド26を除いた(平行2線型のRFコイル22は使用)比較例2とについて、同様の実験を行った。
実験では、信号検出装置の空間Sに腕を挿入し、RFコイルによって高周波磁場を空間S内の腕に印加し、得られた核磁気共鳴信号のレベル(FID信号のレベル)と、高周波磁場を印加しない場合に検出されたバックグラウンドノイズのレベルとの比によってS/N比を求め、図8に示すような結果が得られた。
図8に示すように、単線ソレノイドコイルを使用した比較例1に比し、平行2線型コイルを使用した比較例2の方が検出信号のレベルが大きく向上し、さらに、本件発明に係る信号検出装置10のようにRFシールド26を施すことによりノイズレベルが大幅に低下した。信号検出装置10では比較例1より2.8倍程度S/N比が向上した。
なお、空間Sへの腕挿入時のインピーダンス変化は、RFシールド26を設けない比較例1では50Ωから61.3Ωとなり、RFシールド26を設けた信号検出装置10では50Ωから53.5Ωとなり、信号検出装置10の方がインピーダンス変化が少なくなった。
次に、信号検出装置10を用いた場合と比較例1を用いた場合とについて、膝の関節を撮像した例を図9に示す。
図9に示すように、比較例1を用いた場合より信号検出装置10を用いた場合の方が鮮明度が高く、信号検出装置10によれば重ね合わせ(NEX)が20回ではX線に近い等価画像が得られた。
なお、図10(a)に示すようなRFシールド30が用いられてもよい。RFシールド30は、図10(b)に示すような櫛歯状をしかつ絶縁性材料(たとえばポリウレタン)で被覆された導体を曲げることによって形成できる。
RFシールド30によれば、RFシールド26を用いた場合と同様の効果が得られる。
また、図11(a)に示すようなRFシールド32が用いられてもよい。RFシールド32は、図11(b)に示すような網目構造を有しかつ絶縁性材料(たとえばポリウレタン)で被覆された導体を曲げることによって形成できる。
RFシールド32では、導体が絶縁性部材で被覆されているので渦電流の発生を抑制できる。また、導体の端部を剥き出しの状態とすることによって高周波磁場の変動を抑制できる。
なお、この発明に係る信号検出装置は、小型MRI装置だけではなく、医療・全身用のMRI装置にも適用でき、さらに、超音波診断装置と同等以上に非破壊検査用装置に適用することができる。
この発明に係る信号検出装置を含むMRI装置の一例を示すブロック図である。 信号検出装置を示す図解図である。 RFプローブを示す斜視図である。 RFプローブの内部構造を示す図解図である。 (a)はRFコイルおよびそれに接続されるコンデンサを示す図解図であり、(b)はその等価回路図である。 RFコイルのQを示すグラフである。 (a)はRFシールドの一例を示す斜視図であり、(b)はその展開図である。 S/N比に関する実験結果を示すテーブルである。 撮像画像の比較例を示すデータである。 (a)はRFシールドの他の例を示す斜視図であり、(b)はその展開図である。 (a)はRFシールドのその他の例を示す斜視図であり、(b)はその展開図である。
符号の説明
10 信号検出装置
12 磁場発生部
14a,14b 傾斜磁場コイル
16 RFプローブ
22 RFコイル
26,30,32 RFシールド
28 外部シールド
100 MRI装置
102 試料
S 空間

Claims (3)

  1. 試料を配置する空間に静磁場を発生させる磁場発生部、
    前記空間に傾斜磁場を発生させるために前記空間を挟むように設けられる一対の傾斜磁場コイル、および
    前記一対の傾斜磁場コイル間に設けられるRFプローブを備え、
    前記RFプローブは、前記空間に配置された前記試料に高周波磁場を印加しかつ前記試料からの核磁気共鳴信号を検出するためのRFコイルと、前記空間をシールドするために前記RFコイルの内側かつ前記空間を包囲するように設けられるRFシールドとを含み、
    前記RFコイルは、隙間をあけて平行に延びかつ螺旋状に複数回巻回された2つの導体を含み、前記2つの導体の一端部は相互に接続されかつ他端部は相互に接続される、MRI用信号検出装置。
  2. 前記RFプローブはその外面に外部シールドを有し、
    前記RFシールドは、それぞれ前記RFコイルによって前記空間内に発生する前記高周波磁場に対して平行に延びる複数の第1導体と、前記複数の第1導体を繋ぐ第2導体とを含み、前記第2導体が前記外部シールドに接続される、請求項1に記載のMRI用信号検出装置。
  3. 前記RFコイルの前記2つの導体は帯状である、請求項1または2に記載のMRI用信号検出装置。
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