JP4834582B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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Description
図1は実施例1の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
N階調の入力画像を、M階調の出力画像に量子化する場合、四値パターンメモリ102が予め記憶するM値パターン画像を用いる。四値パターン画像の画像サイズWf×Hf画素は任意である。四値パターン画像が入力画像よりも小さい場合は、四値パターン画像をタイル状に繰り返し配列することで、四値パターンを入力画像の各画素に対応させる。
fg1 + fg2 + fg3 + fg4 = 1 …(1)
fg = 0×fg1 + 85×fg2 + 170×fg3 + 255×fg4
ここで、0 ≦ fg ≦255、整数 …(2)
図2は画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。
I' = I + E(x) …(3)
ここで、Iは注目画素の値
I'は誤差拡散値を加算した注目画素の値(以下、加算値)
xf = x % Wf
yf = y % Hf …(4)
ここで、%はモジュロ(剰余)演算を表す
E = I' - O …(5)
x<Wの場合、E(x+1) = E(x+1) + E×7/16
x>1の場合、E(x-1) = E(x-1) + E×3/16
1<x<Wの場合、 E(x) = E0 + E×5/16
x = 1の場合、 E(x) = E0 + E×8/16 …(6)
x = Wの場合、 E(x) = E0 + E×13/16
x<Wの場合、 E0 = E×1/16
x = Wの場合、 E0 = 0
量子化部103は、注目画素の値I、加算値I'、四値パターン画像の画素値F、四値パターン画像の階調値fg、および、量子化閾値thを比較し出力画素値Oを決定する。四値の量子化レベルOfおよび量子化閾値thは、例えば、次のように設定する。
Of(0) = 0
Of(1) = 85
Of(2) = 170
Of(3) = 255
th(1) = 43
th(2) = 128
th(3) = 213
Of(n-1) < I ≦ Of(n) …(7)
ここで、0<n≦3、整数
I = 0の場合はn = 1とする
I<fg かつ F≦Of(n)の場合、O = F …(8)
I<fg かつ F>Of(n)
かつ I'<th(n)の場合、O = Of(n-1) …(9)
かつ I'≧th(n)の場合、O = F
I≧fg かつ F>Of(n)の場合、O = F …(10)
I≧fg かつ F≦Of(n)
かつ I'<th(n)の場合、O = F …(11)
かつ I'≧th(n)の場合、O = Of(n)
図6は実施例2の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す構成と異なるのは、四値パターンメモリ102の代わりに、四値の乱数を発生する四値乱数発生器602を備えることである。
四値乱数発生器602が、画素単位に発生する乱数は0、85、170、255の四値のうちの何れかである。四値乱数発生器602が発生する値0、85、170、255の割合(出現率)はそれぞれrg1、rg2、rg3、rg4である。割合rg1、rg2、rg3、rg4は任意値(0≦rg1, rg2, rg3, rg4≦1、実数)であるが、次式の関係が存在する。
rg1 + rg2 + rg3 + rg4 = 1 …(12)
rg = 0×rg1 + 85×rg2 + 170×rg3 + 255×rg4
0 ≦ rg ≦255、整数 …(13)
D = (-1)x+yRnd …(14)
ここで、x、yは入力画像中の処理画素の座標
Rndは1および2を発生する乱数
図7は画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。図2に示す動作と異なるのは、四値パターン画像の画素値Fと階調値fgを入力する(S203)代わりに、四値の乱数Rを発生する(S703)ことである。また、四値乱数発生器602は、乱数Rの発生と併せて、四値乱数パターンの階調値rgを出力する。
図8は量子化部103の処理を説明するフローチャートである。
Of(n-1) < I ≦ Of(n) …(15)
ここで、1<n≦3、整数
I = 0の場合はn = 1とする
I<rg かつ R≦Of(n)の場合、O = R …(16)
I<rg かつ R>Of(n)
かつ I'<th(n)の場合、O = Of(n-1) …(17)
かつ I'≧th(n)の場合、O = R
I≧rg かつ R>Of(n)の場合、O = R …(18)
I≧rg かつ R≦Of(n)
かつ I'<th(n)の場合、O = R …(19)
かつ I'≧th(n)の場合、O = Of(n)
図9は実施例3の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す構成と異なるのは、四値パターンメモリ102の代わりに、二値パターン画像を格納する二値パターンメモリ902を備えることである。
二値パターンメモリ902は、所定の階調bgの二値パターン画像を予め記憶する。二値パターン画像の画像サイズWb×Hb画素は任意である。二値パターン画像が入力画像よりも小さい場合は、二値パターン画像をタイル状に繰り返し配列することで、二値パターンを入力画像の各画素に対応させる。
図10は画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。図2に示す動作は、四値パターンメモリ102が、注目画素の位置に対応する四値パターン画像の画素値Fと、四値パターン画像の階調値fgを出力する(S203)。図10に示す動作では、二値パターンメモリ902が、注目画素の位置に対応する二値パターン画像の画素値Bと、二値パターン画像の階調値bgを出力する(S903)。
xb = x % Wb
yb = y % Hb …(20)
ここで、%はモジュロ(剰余)演算を表す
図11は量子化部103の処理を説明するフローチャートである。
I>bg かつ B=255の場合、O = 255 …(21)
I>bg かつ B = 0
かつ I'<thの場合、O = 0 …(22)
かつ I'≧thの場合、O = 255
I≦bg かつ B = 0の場合、O = 0 …(23)
I≦bg かつ B = 255
かつ I'<thの場合、O = 0 …(24)
かつ I'≧thの場合、O = 255
図12は実施例4の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図6に示す構成と異なるのは、四値乱数発生器602の代わりに、二値の乱数を発生する二値乱数発生器1202を備えることである。
二値乱数発生器1202が、画素単位に発生する乱数は0、255の二値のうちの何れかである。二値乱数発生器1202が発生する値255の割合(出現率)はrg255であリ、二値乱数パターンの階調値はrg=255×rg255である。階調値rgは任意の値をとることができる。
図13は画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。図7に示す動作と異なるのは、四値の乱数Rを発生する(S703)代わりに、二値の乱数Rを発生する(S403)ことである。また、二値乱数発生器1202は、乱数Rの発生と併せて、二値乱数パターンの階調値rgを出力する。
図14は量子化部103の処理を説明するフローチャートである。
I>rg かつ R = 255の場合、O = 255 …(25)
I>rg かつ R = 0
かつ I'<thの場合、O = 0 …(26)
かつ I'≧thの場合、O = 255
I≦rg かつ R = 0の場合、O = 0 …(27)
I≦rg かつ R = 255
かつ I'<thの場合、O = 0 …(28)
かつ I'≧thの場合、O = 255
なお、本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置、制御装置など)に適用してもよい。
Claims (6)
- 所定の平均階調値をもつ多値のパターン画像を構成する値から注目画素の画素位置に応じた値を入力する入力手段と、
前記注目画素の画素値に前記注目画素の周辺画素から拡散された誤差を加算する加算手段と、
前記注目画素の画素値に応じた量子化レベルおよび量子化閾値を設定する設定手段と、
前記注目画素の画素値と前記平均階調値の比較、前記入力した値と前記量子化レベルの比較、および、前記誤差が加算された画素値と前記量子化閾値の比較に基づき、前記注目画素に対する出力値を決定する量子化手段と、
前記誤差が加算された画素値と前記出力値から、前記注目画素における誤差を算出する算出手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記入力手段は、前記パターン画像を保持し、前記注目画素の画素位置に対応する前記パターン画像の位置の値を入力することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
- 前記入力手段は、前記注目画素の画素位置と乱数値から、前記注目画素の画素位置に応じた値を入力することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
- 所定の平均階調値をもつ二値のパターン画像を構成する値から注目画素の画素位置に応じた値を入力する入力手段と、
前記注目画素の画素値に前記注目画素の周辺画素から拡散された誤差を加算する加算手段と、
前記注目画素の画素値と前記平均階調値の比較、前記入力した値、および、前記誤差が加算された画素値と前記量子化閾値の比較に基づき、前記注目画素に対する出力値を決定する量子化手段と、
前記誤差が加算された画素値と前記出力値から、前記注目画素における誤差を算出する算出手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 入力手段、加算手段、設定手段、量子化手段、算出手段を有する画像処理装置の画像処理方法であって、
前記入力手段が、所定の平均階調値をもつ多値のパターン画像を構成する値から注目画素の画素位置に応じた値を入力し、
前記加算手段が、前記注目画素の画素値に前記注目画素の周辺画素から拡散された誤差を加算し、
前記設定手段が、前記注目画素の画素値に応じた量子化レベルおよび量子化閾値を設定し、
前記量子化手段が、前記注目画素の画素値と前記平均階調値の比較、前記入力した値と前記量子化レベルの比較、および、前記誤差が加算された画素値と前記量子化閾値の比較に基づき、前記注目画素に対する出力値を決定し、
前記算出手段が、前記誤差が加算された画素値と前記出力値から、前記注目画素における誤差を算出ことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータ装置を請求項1から請求項4の何れか一項に記載された画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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