JP4832791B2 - 対話型モデル編集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モデリングツールやCADツールのような対話型モデル編集装置に関するものである。
従来、UMLモデリングツールやCADツールのような対話型モデル編集装置が知られている。このような対話型モデル編集装置で使用されるUMLなどのモデル記述言語には、関連、継承、依存関係、多重度、状態のネストなど、多くの記述(文法)が備わっている。これら記述は、単純で判りやすいものから理解が困難で注意して使う必要のあるものまで、様々である。従来のモデリングツールにおいては、全てのユーザに対し全ての記述を許している。
特許文献1には、ユーザインタフェース画面のカスタマイズを行う編集装置において、画面ファイルを編集する編集者を識別し、画面ファイルが編集者のものであれば、カスタマイズ可能範囲を変更せず、画面ファイルが編集者のものでなければ、カスタマイズ可能範囲を制限するようにした技術が開示されている。
特開平7−110763号公報
従来の対話型モデル編集装置は、前述したように、単純でわかりやすい機能から専門的な技術や知識が必要とされる機能までさまざまな機能を有しているが、全てのユーザに対し全ての記述を許している。従って、従来の対話型モデル編集装置においては、ユーザがモデル記述言語やモデリングツールに不慣れな場合、機能の意味やその結果作成されるモデルが妥当かどうかの認識が不十分なまま編集を行うことになり、概念的には存在可能であるが、利用する上では不適切なモデルが容易に作成されてしまう問題点がある。また、特許文献1では、単にユーザアカウントによって、カスタマイズ可能範囲を変更しているに過ぎず、未熟者によって不適切なユーザインタフェース画面が作成されるという問題は解消し得ない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、モデリングツールやモデル記述言語に不慣れなユーザが不適切なモデルを作成するのを未然に防止する対話型モデル編集装置を得ることを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力されたコマンドに基づいてモデルを作成する対話型モデル編集装置において、ユーザ毎のスキルレベルが記憶されるスキルレベル記憶部と、コマンドと当該コマンドを実行可能なスキルレベルを示すコマンド実行条件との対応関係が記憶されるコマンド実行条件記憶部と、コマンドが入力されると、該コマンドを入力したユーザのスキルレベルを前記スキルレベル記憶部から取得するとともに、入力されたコマンドに対応するコマンド実行条件を前記コマンド実行条件記憶部から取得し、取得したユーザスキルレベルとコマンド実行条件とを比較することにより、当該ユーザが当該コマンドを実行可能か否かを判定するコマンド実行制御部と、該コマンド実行制御部によって実行可能と判定されたコマンドのみを実行してモデルを作成するコマンド実行部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、コマンドを入力するユーザにスキルレベルを付与し、付与されたスキルレベルが所定のスキルレベル条件を満たす場合にコマンドの実行を許可してモデルの編集を行うこととしたので、モデリングツールやモデル記述言語に不慣れなユーザが不適切なモデルを作成するのを未然に確実に防止することができる。
以下に、本発明にかかる対話型モデル編集装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1〜図7に従って、この発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明にかかる対話型モデル編集装置の機能構成を示す図である。同図において、対話型モデル編集装置1は、スキルレベル付与条件格納部2、スキルレベル識別部3、スキルレベル記憶部4、コマンド実行制御部5、コマンド実行部6、およびモデル格納部7を備えている。この対話型モデル編集装置1には、ユーザの入力操作によってモデル編集コマンド(以下コマンドと略す)が入力されるとともに、ユーザ毎のチュートリアル読了試験の結果、ユーザが作成したユーザ毎のモデルの評価結果などのスキルレベルをユーザ毎に識別するための情報(以下、スキルレベル付与条件情報という)が入力される。また、対話型モデル編集装置1の出力は表示部13に出力される。
スキルレベル付与条件格納部2には、スキルレベルと、当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係が記憶されている。図2は、スキルレベル付与条件格納部2の記憶データの一例を示すものである。この場合、スキルレベル付与条件は、複数のカテゴリにより細分化され、各カテゴリのスキルレベル毎に付与条件が設定されている。図9,図10に示すように、カテゴリには、例えば、ステートチャート図、コード生成、クラス図などが含まれ、また、付与条件としては、例えば、チュートリアル「複合状態」の項を参照する、ステートチャート図のレビューに合格する、チュートリアル「コード生成」の使い方の項を参照する、チュートリアル「コード生成ルール」の項を参照するなどが含まれる。なお、スキルレベル付与条件格納部2に格納される付与条件は、ユーザの上司等の特別な権限を持つ者が明示的に設定するようにしてもよい。
スキルレベル付与条件は、さらに、図3に示すようなサブ条件に細分化した構成としてもよい。各サブ条件にはポイントが設定される。
スキルレベル識別部3には、ユーザ情報としてのユーザIDと、該ユーザIDに対応するユーザに関するチュートリアル読了試験などのスキルレベル付与条件情報とが入力される。このスキルレベル付与条件情報は、スキルレベル付与条件格納部2に格納された前述のスキルレベル付与条件に対応するものであり、例えば、本対話型モデル編集装置1と連動したチュートリアル装置で特定のページセットを全て読んだ(表示した)ことを示した情報、あるいは連動した試験装置で特定分野の試験に合格したことを示した情報などがある。スキルレベル識別部3は、入力された或るユーザのスキルレベル付与条件情報を、スキルレベル付与条件格納部2に格納されたスキルレベルとスキルレベル付与条件との対応関係と、対比することにより、当該ユーザのスキルレベルを認定し、認定したユーザ毎のスキルレベルをスキルレベル記憶部4に格納する。すなわち、ユーザが、スキルレベル付与条件格納部2に格納された付与条件を満たす行為をしたとき、スキルレベル識別部3によって所定のスキルレベルが該当するユーザに付与される。また、図3に示したような、サブ条件が設定されている場合、スキルレベル識別部3では、ユーザがサブ条件を満たす行為をしたとき、そのサブ条件に対応するポイントを、当該サブ条件が所属する付与条件のポイントとして加算し、付与条件の合計ポイントが一定値に達したとき、その付与条件を満たしたものとして該付与条件に対応するスキルレベルを付与するようにする。
スキルレベル記憶部4には、スキルレベル識別部3で付与されたスキルレベル情報が記憶される。すなわち、スキルレベル記憶部4には、ユーザ情報(ユーザID)と、当該ユーザが現在持っているスキルレベル情報との対応関係が記憶される。なお、後述するが、コマンド実行条件として、カテゴリ毎に所要スキルレベルが設定される場合には、スキルレベル記憶部4には、スキルレベル情報としては、各カテゴリ毎の取得スキルレベルが設定され、またコマンド実行条件として、カテゴリ全体でのスキルレベルの総和が設定される場合は、スキルレベル情報としては、各カテゴリでの取得スキルレベルの合計値が設定される。
つぎに、コマンド実行制御部5は、コマンド実行条件格納部51、スキルレベル到達判定部52、メトリクス変更条件格納部53、結果推論部54、およびメトリクス判定部55を備えており、ユーザのスキルレベルを勘案してユーザの指定したコマンドの実行の有無を決定する。
コマンド実行条件格納部51には、図4に示すように、コマンド実行条件がコマンド毎に格納されている。コマンド実行条件は、コマンドを実行するのに必要なスキルレベルで表し、カテゴリ毎に所要スキルレベルが設定されている場合と、カテゴリ全体でのスキルレベルの総和で設定する場合がある。カテゴリ毎に所要スキルレベルが設定されている場合においては、或るコマンド1を例に取ると、カテゴリ1の所要スキルレベルはレベル2、カテゴリ2の所要スキルレベルはレベル3、…、カテゴリMの所要スキルレベルはレベル1と云うように設定されている、またカテゴリ全体でのスキルレベルの総和で設定される場合においては、或るコマンド1を例に取ると、カテゴリ1からカテゴリMまでの各所要スキルレベル値の合計値が設定される。なお、各カテゴリ毎の所要スキルレベルにスキルレベル「0」が設定される場合は、そのカテゴリはスキルレベルに関係がなく実行可能であることを表し、カテゴリ全体でのスキルレベルの総和値として、スキルレベル「0」が設定される場合は、そのコマンドはスキルレベルに関係なく実行可能であることを表している。
スキルレベル到達判定部52は、コマンド実行条件格納部51に格納されたコマンド実行条件に基づいて、ユーザが入力したコマンドがユーザのスキルレベルで実行可能であるかを判定する。具体的には、スキルレベル到達判定部52は、入力されたコマンドを解析して、ユーザIDおよび実行しようとしているコマンドを識別し、識別したユーザIDに対応するスキルレベル情報をスキルレベル記憶部4から取得するとともに、実行しようとしているコマンドに対応するコマンド実行条件をコマンド実行条件格納部51から取得し、これらを比較することによりユーザのスキルレベルがコマンド実行条件を満たしているか否かを判定し、満たしていれば、当該コマンドを実行可能と判定し、満たしていない場合は、当該コマンドの実行を取り止める。当該コマンドを実行可能と判定した場合、スキルレベル到達判定部52は、当該コマンド、実行可能の判定結果およびユーザIDなどを結果推論部54に出力する。
スキルレベル記憶部4およびコマンド実行条件格納部51に、カテゴリ毎にスキルレベルおよびコマンド実行条件が設定されている場合、スキルレベル到達判定部52は、スキルレベル記憶部4からユーザIDに対応するカテゴリ毎のスキルレベルを取得し、コマンド実行条件格納部51からコマンドに対応するカテゴリ毎のコマンド実行条件を取得し、スキルレベルとコマンド実行条件とをカテゴリ毎に比較し、ユーザのスキルレベルがコマンド実行条件を全てのカテゴリについて満たしている場合に当該コマンドを実行可能と判定する。
また、スキルレベル記憶部4およびコマンド実行条件格納部51に、カテゴリ全体でのスキルレベルの総和が設定される場合、スキルレベル到達判定部52は、スキルレベル記憶部4からユーザIDに対応するカテゴリ全体でのスキルレベルの総和値を取得し、コマンド実行条件格納部51からコマンドに対応するカテゴリ全体でのスキルレベルの総和値(コマンド実行条件)を取得し、これら総和値を比較し、ユーザのスキルレベルとしての総和値がコマンド実行条件としての総和値よりも大きい場合に、当該コマンドを実行可能と判定する。
メトリクス変更条件格納部53には、図5に示すように、メトリクス毎にモデルのメトリクス変更条件が格納されている。メトリクスとは、図10に示すように、例えば、クラス図内のクラス数、クラスの属性数などである。メトリクス変更条件格納部53では、メトリクス毎に複数のメトリクス値の範囲が設定されており、メトリクス値の範囲毎に、該メトリクス値の範囲のメトリクスを実行可能なスキルレベル情報として表されたメトリクス変更条件が設定されている。図5において、範囲1−1,範囲1−2などがメトリクス値の範囲に対応し、条件1−1,条件1−2などがメトリクス変更条件に対応する。すなわち、メトリクス変更条件は、当該メトリクス変更に必要なスキルレベル情報を表すものであり、前述のコマンド実行条件と同様、カテゴリ毎に所要スキルレベルが設定されている場合と、カテゴリ全体でのスキルレベルの総和が設定される場合がある。メトリクス値の範囲が広いものはメトリクス変更条件が厳しくなるが、より自由なモデル作成が可能になる。
結果推論部54は、スキルレベル到達判定部52によって実行可能と判定されたコマンドの実行後のモデルを推論し、推論したモデルとコマンド実行前のモデルとでメトリクスの変化があるか否かを判定し、メトリクスの変化がある場合は、変化があったメトリクスについてコマンド実行後のモデルのメトリクス値を取得する。結果推論部54は、変化があったメトリクスのメトリクス値、当該コマンド、およびユーザIDなどをメトリクス判定部55に出力する。
メトリクス判定部55は、メトリクス変更条件格納部53に格納されたメトリクス変更条件に基づいて、結果推論部54が推論したコマンド実行後のモデルのメトリクス値を持つメトリクスが、ユーザのスキルレベルで実行可能であるかを判定する。具体的には、メトリクス判定部55は、入力されたユーザIDに対応するスキルレベル情報をスキルレベル記憶部4から取得するとともに、結果推論部54から入力されたメトリクス値が含まれるメトリクス範囲のうちで最も狭い範囲に対応付けられたメトリクス変更条件をメトリクス変更条件格納部53から取得し、ユーザのスキルレベルがそのメトリクス変更条件を満たしているか否かを判定する。そして、結果推論部54から入力された変化のあった全てのメトリクスのメトリクス値が、メトリクス変更条件を満たしていれば、当該コマンドを実行可能と判定して当該コマンドをコマンド実行部6に出力し、満たしていない場合は、当該コマンドの実行を取り止める。なお、メトリクス変更条件として、カテゴリ毎に所要スキルレベルが設定されている場合は、前述と同様、カテゴリ毎にユーザスキルレベルと所要スキルレベルとの比較を行い、メトリクス変更条件として、カテゴリ全体でのスキルレベルの総和が設定される場合は、ユーザスキルレベルの総和値と所要スキルレベルの総和値との比較を行うことで、メトリクス値変更が可能か否かを判定する。
コマンド実行部6は、モデル格納部7に格納されたモデルに対して、メトリクス判定部55において実行可能と判定されたコマンドの処理を実行する。これにより、コマンドの実行結果が表示部13に表示されているモデルに反映される。
次に、上述した構成を有する対話型モデル編集装置1におけるコマンド入力時の動作について図6、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、この場合は、カテゴリ別にスキルレベルが設定されている場合について説明する。
コマンドが入力されると、スキルレベル到達判定部52は、図6に示すような処理を実行する。スキルレベル到達判定部52は、入力されたコマンドを解析し、ユーザIDおよび実行しようとしているコマンドを識別する(ステップS101)。そして、スキルレベル到達判定部52は、識別したユーザIDに対応するスキルレベル情報をスキルレベル記憶部4から取得するとともに、実行しようとしているコマンドに対応するコマンド実行条件をコマンド実行条件格納部51から取得する(ステップS102,S103)。
スキルレベル到達判定部52は、スキルレベル記憶部4から取得したユーザIDに対応するカテゴリ毎のスキルレベルと、コマンド実行条件格納部51から取得したコマンドに対応するカテゴリ毎のコマンド実行条件とを、カテゴリ毎に比較し(ステップS104)、ユーザIDに対応するカテゴリ毎のスキルレベルが、カテゴリ毎のコマンド実行条件を全て満たしている場合には、当該コマンドを実行可能と判定し、当該コマンド、実行可能の判定結果およびユーザIDなどを結果推論部54に出力する(ステップS106)。一方、ユーザのスキルレベルがコマンド実行条件を満たしていない場合、スキルレベル到達判定部52は、当該コマンドの実行を取り止め、コマンドAAAは実行が不可能ですなどのメッセージを表示部13に表示する(ステップS105)。
結果推論部54は、スキルレベル到達判定部52からコマンド、当該コマンドの実行可能の判定結果およびユーザIDなどが入力されると、当該コマンドの実行後のモデルを推論し、推論したモデルとコマンド実行前のモデルとでメトリクスの変化があるか否かを判定し、メトリクスの変化がある場合は、変化があったメトリクスについてコマンド実行後のモデルのメトリクス値を取得する。結果推論部54は、メトリクスの変化があった場合は、変化があったメトリクスのメトリクス値、当該コマンド、およびユーザIDなどをメトリクス判定部55に出力し、メトリクスの変化がない場合は、その旨を示す信号およびコマンドをメトリクス判定部55に出力する。
メトリクス判定部55は、結果推論部54からメトリクスの変化がない旨を示す信号を受信した場合は、受信したコマンドをコマンド実行部6に出力して、そのコマンドを実行させる。一方、メトリクス判定部55は、結果推論部54から変化があったメトリクスのメトリクス値、コマンド、およびユーザIDなどを受信すると、図7に示すような処理を実行する。
メトリクス判定部55は、結果推論部54から変化があったメトリクスのメトリクス値、コマンド、およびユーザIDなどを取得する(ステップS200)。メトリクス判定部55は、入力されたユーザIDに対応するスキルレベル情報をスキルレベル記憶部4から取得するとともに(ステップS201)、結果推論部54から入力された1〜複数のメトリクスのメトリクス値のうちの1つのメトリクスのメトリクス値を選択し、選択したメトリクスのメトリクス値が含まれるメトリクス範囲のなかで最も狭い範囲に対応付けられたメトリクス変更条件(変化のあったメトリクスに関するメトリクス変更条件)をメトリクス変更条件格納部53から取得する(ステップS202)。
そして、メトリクス判定部55は、ユーザIDに対応するカテゴリ毎のスキルレベルと、カテゴリ毎のメトリクス変更条件とを対比し(ステップS203)、ユーザIDに対応するカテゴリ毎のスキルレベルが、カテゴリ毎のメトリクス変更条件を全て満たしている場合には、当該メトリクスは変更条件を満たすと判定する。当該メトリクスが変更条件を満たすと判定すると、つぎのメトリクスについて同様の処理を行って、そのメトリクスが変更条件を満たすか否かを判定する。このようにして、メトリクス判定部55は、結果推論部54から入力された変化のあった全てのメトリクスのメトリクス値が、メトリクス変更条件を満たしていれば、当該コマンドを実行可能と判定して当該コマンドをコマンド実行部6に出力し(ステップS205)、1つのメトリクスでもメトリクス変更条件を満たしていない場合は、当該コマンドの実行を取り止め、コマンドAAAは実行が不可能ですなどのメッセージを表示部13に表示する(ステップS204)。コマンド実行部6では、モデル格納部7に格納されたモデルに対して、メトリクス判定部55から許可されたコマンドを実行処理し、処理されたモデルを表示部13に表示する。
このように実施の形態1においては、コマンドを入力するユーザにスキルレベルを付与し、付与されたユーザスキルレベルがコマンド実行条件およびメトリクス変更条件を満たす場合にコマンドの実行を許可してモデルの編集を行うこととしたので、ユーザレベルに応じてコマンドが制限されることになり、モデリングツールやモデル記述言語に不慣れなユーザが不適切なモデルを作成するのを未然に確実に防止することができる。また、スキルレベルを数値化するようにしているので、ユーザの技術や知識を他者に対して客観的に示すことができ、かつユーザの学習意欲を引き出すことができる。また、ユーザスキルレベルとコマンド実行条件およびメトリクス変更条件とのカテゴリ毎の対比処理をもって、コマンドの実行の可否を判定しているので、コマンド実行可否の判断をメトリクスレベル、さらにはカテゴリレベルで詳細に行うことができる。
なお、上記実施の形態1では、コマンド実行条件およびメトリクス変更条件によって当該コマンドを使用可能であるか否かを判定するようにしたが、コマンド実行条件のみで当該コマンドを使用可能であるか否かを判定するようにしてもよい。
実施の形態2.
つぎに、図8〜図13に従って、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、ユーザに対して新しいコマンドやより広範囲な編集が可能になるにはどのような条件を満たせばよいかを提示するための構成を実施の形態1の構成に追加している。図8は、主にその追加構成を示すものである。図8において、図1の構成要素と同じものに関しては同一符号を付している。
スキルレベル探索部101は、スキルレベル記憶部4から取得した当該ユーザのスキルレベルとコマンド実行条件格納部51の記憶データとに基づいて、まだ使用できないコマンドを使えるようにするにはどのカテゴリのスキルレベルを取得すればよいかを探索するとともに、取得した当該ユーザのスキルレベルとメトリクス変更条件格納部53の記憶データとに基づいて、メトリクス値の範囲を広げるにはどのカテゴリのスキルレベルを取得すればよいかを探索する。スキルレベル探索部101は、探索して得られたカテゴリ毎のスキルレベルを含む取得推奨スキルレベル情報を取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶する。
レベル付与条件探索部103は、取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶されたカテゴリ毎の取得推奨スキルレベル情報とスキルレベル記憶部4から取得した当該ユーザのスキルレベルとに基づいて、取得推奨スキルレベルを取得するにはどのようなスキルレベル付与条件を満たせばよいかをスキルレベル付与条件格納部2の記憶内容に基づいてそれぞれ探索する。具体的には、カテゴリ毎に、取得推奨スキルレベルと当該ユーザのスキルレベルとの間に存在するスキルレベルを求め、該求めたスキルレベルに対応するスキルレベル付与条件をスキルレベル付与条件格納部2から検索し、該検索の結果得られたスキルレベル付与条件を、レベル付与条件記憶部104に記憶する。レベル付与条件探索部103は、取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶された取得推奨スキルレベル及びレベル付与条件記憶部104に記憶されたスキルレベル付与条件などを表示部13に表示させる。
図9は、使用不可能なコマンドと、該コマンドを使用可能とするためにクリアすべきスキルレベル付与条件とが表示部13に表示された一例を示している。図9では、例えば、複合状態の作成のためのコマンドを使用可能にするためには、ステートチャート図のカテゴリで、取得推奨スキルレベル「5」を必要とし、この取得推奨スキルレベル5が認定されるためには、チュートリアル「複合状態」の項を参照することと、ステートチャート図のレビューに合格することが必要であることを示している。
図10は、メトリクスと、該メトリクス値の範囲と、該メトリクス値の範囲を取得するためにクリアすべきスキルレベル付与条件とが表示部13に表示された一例を示している。図10では、例えば、クラス図内のクラス数を10まで使えるようにするためには、クラス図のカテゴリで取得推奨スキルレベル「3」を必要とし、この取得推奨スキルレベル3が認定されるためには、チュートリアル「クラス図3」の項を参照することと、試験項目「クラス図」に合格することが必要であることを示している。
つぎに、図11、図12を用いて、スキルレベル探索部101における探索処理手順について説明する。まず、図11を用いて、使用できないコマンドおよび所要スキルレベルの探索処理について説明する。
図11において、スキルレベル探索部101は、まず、スキルレベル記憶部4から当該ユーザのスキルレベル情報を取得する(ステップS300)。つぎに、スキルレベル探索部101は、スキルレベル情報とコマンド実行条件格納部51の記憶データとを対比することにより、使用不可能なコマンドを1つ抽出し(ステップS301)、該抽出した使用不可能コマンドに対応するコマンド実行条件を参照することにより、この抽出したコマンドを実行するためにスキルレベルが必要なカテゴリ、すなわち所要スキルレベルが1以上であるカテゴリを抽出する(ステップS302)。そして、スキルレベル探索部101は、抽出した或る一つのカテゴリについてのコマンド実行条件をユーザの当該カテゴリについてのスキルレベルと比較することにより、このカテゴリのスキルレベルをすでに取得済みか否かを判定する(ステップ303,304)。
ステップS304の判定の結果が未取得である場合は、スキルレベル探索部101は、当該コマンド、カテゴリおよびコマンド実行条件(所要スキルレベル)を含むコマンド用取得推奨スキルレベル情報を取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶する(ステップS305)。ステップS304の判定の結果が取得済みである場合は、手順をステップS306に移行させる。他のカテゴリがある場合は(ステップS306)、ステップS303〜ステップS305の処理を繰り返す。このようにして、或るコマンドについての全てのカテゴリに関して、同様の処理が終了すると(ステップS306)、スキルレベル探索部101は、全ての使用不可能コマンドが選択されたか否かを判定し(ステップS307)、選択されていない場合は、つぎの使用不可能コマンドについて、前記と同様にして、ステップS300〜ステップS306の処理を繰り返す。このようにして、スキルレベル探索部101では、全ての使用不可能コマンドにおけるスキルレベルが未取得の全てのカテゴリについてのコマンド用取得推奨スキルレベル情報を取得し、取得したコマンド用取得推奨スキルレベル情報を取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶する。
つぎに、図12を用いて、メトリクス値の範囲を拡げるための所要スキルレベルの探索処理について説明する。スキルレベル探索部101は、まず、スキルレベル記憶部4から当該ユーザのスキルレベル情報を取得する(ステップS400)。つぎに、スキルレベル探索部101は、メトリクス変更条件格納部53に登録された1つのメトリクスを選択する(ステップS401)。スキルレベル探索部101は、選択されたメトリクスについてメトリクス値の全範囲が利用可能であるかを判定し(ステップS402)、全範囲が利用可能である場合は、手順をステップS409に移行させて、次のメトリクスについての処理を実行する。
スキルレベル探索部101は、選択されたメトリクスの全範囲が利用可能でないときは、利用可能でない範囲のうちで一番狭い範囲のものを選択し(ステップS403)、選択した一番狭い範囲に対応するメトリクス変更条件を取得する。そして、スキルレベル探索部101は、取得したメトリクス変更条件のうちで、スキルレベルが必要なカテゴリ、すなわち所要スキルレベルが1以上であるカテゴリを抽出する(ステップS404)。そして、スキルレベル探索部101は、抽出した或る一つのカテゴリについてのメトリクス変更条件をユーザの当該カテゴリについてのスキルレベルと比較することにより、このカテゴリのスキルレベルをすでに取得済みか否かを判定する(ステップS405,406)。
ステップS406の判定の結果が未取得である場合は、スキルレベル探索部101は、当該メトリクス、メトリクス値の範囲、カテゴリおよびメトリクス変更条件(所要スキルレベル)を含むメトリクス用取得推奨スキルレベル情報を取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶する(ステップS407)。ステップS406の判定の結果が取得済みである場合は、手順をステップS408に移行させる。他のカテゴリがある場合は(ステップS408)、ステップS405〜ステップS407の処理を繰り返す。このようにして、或るメトリクスについての全てのカテゴリに関して、同様の処理が終了すると(ステップS408)、スキルレベル探索部101は、全てのメトリクスが選択されたか否かを判定し(ステップS409)、選択されていない場合は、つぎのメトリクスについて、前記と同様にして、ステップS401〜ステップS408の処理を繰り返す。このようにして、スキルレベル探索部101では、全てのメトリクスにおけるスキルレベルが未取得の全てのカテゴリについてのメトリクス用取得推奨スキルレベル情報を取得し、取得したメトリクス用取得推奨スキルレベル情報を取得推奨スキルレベル記憶部102に記憶する。
以上の図11及び図12に示した処理を終了すると、スキルレベル探索部101は、その旨をレベル付与条件探索部103に出力し、レベル付与条件探索部103が、図13に示す処理を開始する。つぎに、図13に従って、レベル付与条件探索部103におけるスキルレベル付与条件の探索処理について説明する。
レベル付与条件探索部103は、まず、取得推奨スキルレベル記憶部102に格納された1つのコマンド用取得推奨スキルレベル情報を選択する(ステップS500)。つぎに、レベル付与条件探索部103は、選択したコマンド用取得推奨スキルレベル情報のカテゴリと同一のカテゴリのユーザスキルレベルをスキルレベル記憶部4から取得する(ステップS501)。つぎに、レベル付与条件探索部103は、ユーザのスキルレベルから取得推奨スキルレベルまでに存在する差分スキルレベルを列挙する(ステップS502)。差分スキルレベルとは、ユーザスキルレベルから取得推奨スキルレベルまでの間に存在するスキルレベルであり、正確にはユーザスキルレベルより大きくて取得推奨スキルレベル以下のスキルレベルのことを云う。例えば、取得推奨スキルレベルが5であり、ユーザのスキルレベルが3であれば、スキルレベル4と5とが差分スキルレベルである。
次に、レベル付与条件探索部103は、スキルレベル付与条件格納部2に問い合わせを行い、各差分スキルレベルに対応するスキルレベル付与条件を取得する(ステップS503)。レベル付与条件探索部103は、取得したスキルレベル付与条件を、選択した1つのコマンド用取得推奨スキルレベル情報(コマンド、カテゴリおよび所要スキルレベル)とともにレベル付与条件記憶部104に記憶する(ステップS504)。レベル付与条件探索部103は、他の取得推奨スキルレベル情報が取得推奨スキルレベル記憶部102に格納されているか否かを判定し、他の取得推奨スキルレベル情報がある場合は(ステップS505)、ステップS500〜ステップS504の処理を繰り返す。
このようにして、コマンド用取得推奨スキルレベル情報についての処理が終了すると、レベル付与条件探索部103は、つぎに、取得推奨スキルレベル記憶部102に格納された各メトリクス用取得推奨スキルレベル情報を選択し(ステップS500)、前述したステップS501〜S504の処理を実行することで、各メトリクス用取得推奨スキルレベル情報に対応するスキルレベル付与条件を取得し、取得したスキルレベル付与条件をメトリクス用取得推奨スキルレベル情報と共にレベル付与条件記憶部104に記憶する(ステップS504)。このようにして得られたスキルレベル付与条件が取得推奨スキルレベル情報と共に、図9または図10に示したように、表示部13に表示される。
このように実施の形態2においては、ユーザに対して新しいコマンドやより広範囲な編集が可能になるにはどのようなスキルレベル付与条件を満たせばよいかをカテゴリ毎に提示するようにしているので、この提示内容を参照することでユーザは今後学習すべき内容を具体的に簡単に取得することができるようになる。
なお、上記では、カテゴリ毎にスキルレベル付与条件をユーザに提示するようにしたが、カテゴリ分類することなくスキルレベル付与条件をユーザに提示するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる対話型モデル編集装置は、UMLモデリングツールやCADツールなどを用いたモデル編集に適している。
本発明にかかる対話型モデル編集装置の実施の形態1の機能構成を示すブロック図である。 スキルレベル付与条件の一例を示す図である。 スキルレベル付与サブ条件の一例を示す図である。 コマンド実行条件の一例を示す図である。 メトリクス変更条件の一例を示す図である。 スキルレベル到達判定部における処理手順を示すフローチャートである。 メトリクス判定部における処理手順を示すフローチャートである。 本発明にかかる対話型モデル編集装置の実施の形態2の機能構成を示すブロック図である。 スキルレベル付与条件の表示の一例を示す図である。 スキルレベル付与条件の表示の一例を示す図である。 コマンド実行条件でのスキルレベル探索処理の動作を示すフローチャートである。 メトリクス変更条件でのスキルレベル探索処理の動作を示すフローチャートである。 レベル付与条件探索部の探索処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 対話型モデル編集装置
2 スキルレベル付与条件格納部
3 スキルレベル識別部
4 スキルレベル記憶部
5 コマンド実行制御部
6 コマンド実行部
7 モデル格納部
13 表示部
51 コマンド実行条件格納部
52 スキルレベル到達判定部
53 メトリクス変更条件格納部
54 結果推論部
55 メトリクス判定部
101 スキルレベル探索部
102 取得推奨スキルレベル記憶部
103 レベル付与条件探索部
104 レベル付与条件記憶部

Claims (10)

  1. 入力されたコマンドに基づいてモデルを作成する対話型モデル編集装置において、
    ユーザ毎の当該対話型モデル編集装置および当該対話型モデル編集装置で使用されるモデル記述言語に対するスキルレベルが記憶されるスキルレベル記憶部と、
    コマンドと当該コマンドを実行可能なスキルレベルを示すコマンド実行条件との対応関係が記憶されるコマンド実行条件記憶部と、
    コマンドが入力されると、該コマンドを入力したユーザのスキルレベルを前記スキルレベル記憶部から取得するとともに、入力されたコマンドに対応するコマンド実行条件を前記コマンド実行条件記憶部から取得し、取得したユーザスキルレベルとコマンド実行条件とを比較することにより、当該ユーザが当該コマンドを実行可能か否かを判定するコマンド実行制御部と、
    該コマンド実行制御部によって実行可能と判定されたコマンドのみを実行してモデルを作成するコマンド実行部と、
    を備えることを特徴とする対話型モデル編集装置。
  2. 前記コマンド実行制御部は、
    コマンドが入力されると、該コマンドを入力したユーザのスキルレベルを前記スキルレベル記憶部から取得するとともに、入力されたコマンドに対応するコマンド実行条件を前記コマンド実行条件記憶部から取得し、取得したユーザスキルレベルとコマンド実行条件とを比較することにより、当該ユーザスキルレベルで当該コマンドが実行可能か否かを判定するスキルレベル到達判定部と、
    実行可能と判定されたコマンドを実行後のモデルと実行前のモデルの各メトリクスの変化があるか否かを判定する変化判定部と、
    メトリクス毎に、メトリクス値の範囲と該範囲のメトリクスを実行可能なスキルレベルを示すメトリクス変更条件との対応関係が記憶されるメトリクス変更条件格納部と、
    前記変化のあったメトリクス夫々についてコマンド実行後のメトリクス値を求め、該メトリクス値に対応するメトリクス変更条件を前記メトリクス変更条件格納部から取得し、取得したメトリクス変更条件を前記ユーザスキルレベルと比較することにより、ユーザスキルレベルが前記取得したメトリクス変更条件に到達しているか否かを前記変化のあったメトリクス夫々について判定し、この判定結果に基づいて当該ユーザスキルレベルで当該コマンドが実行可能か否かを判定するメトリクス判定部と、
    を備え、前記コマンド実行部は、前記スキルレベル到達判定部およびメトリクス判定部で実行可能と判定されたコマンドのみを実行してモデルを作成することを特徴とする請求項1に記載の対話型モデル編集装置。
  3. スキルレベルと当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係が記憶されるスキルレベル付与条件格納部と、
    ユーザ情報および該ユーザ情報に対応するユーザのスキルレベル付与条件情報が入力され、該入力情報と前記スキルレベル付与条件格納部の記憶データとに基づいて、入力されたユーザ情報に対応するユーザのスキルレベルを識別し、識別したスキルレベルをユーザ情報に対応付けて前記スキルレベル記憶部に記憶するスキルレベル識別部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の対話型モデル編集装置。
  4. スキルレベルと当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係が記憶されるスキルレベル付与条件格納部と、
    スキルレベル記憶部から取得した当該ユーザのスキルレベルとコマンド実行条件格納部の記憶データとに基づいて、使用不可能コマンドおよび該使用不可能コマンドを使用可能とするために取得すべき取得推奨スキルレベルを探索するスキルレベル探索部と、
    前記探索した取得推奨スキルレベルに対応するスキルレベル付与条件を前記スキルレベル付与条件格納部から取得し、取得したスキルレベル付与条件をユーザに提示するレベル付与条件探索部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の対話型モデル編集装置。
  5. スキルレベルと当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係が記憶されるスキルレベル付与条件格納部と、
    スキルレベル記憶部から取得した当該ユーザのスキルレベルとコマンド実行条件格納部の記憶データとに基づいて、使用不可能コマンドおよび該使用不可能コマンドを使用可能とするために取得すべき取得推奨スキルレベルを探索するとともに、前記取得したユーザのスキルレベルとメトリクス変更条件格納部の記憶データとに基づいて、メトリクス値の全範囲を使用不可能なメトリクスおよびメトリクス値の範囲を範囲を拡張するために取得すべき取得推奨スキルレベルを探索するスキルレベル探索部と、
    前記探索した取得推奨スキルレベルに対応するスキルレベル付与条件を前記スキルレベル付与条件格納部から取得し、取得したスキルレベル付与条件をユーザに提示するレベル付与条件探索部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の対話型モデル編集装置。
  6. 前記スキルレベル記憶部には、当該対話型モデル編集装置が持つ機能の分類を示すカテゴリ毎にスキルレベルが記憶され、
    前記コマンド実行条件記憶部には、コマンド実行条件がカテゴリ毎に記憶され、
    前記コマンド実行制御部は、コマンドが入力されると、該コマンドを入力したユーザのスキルレベルを前記スキルレベル記憶部からカテゴリ毎に取得するとともに、入力されたコマンドに対応するコマンド実行条件を前記コマンド実行条件記憶部からカテゴリ毎に取得し、取得したユーザスキルレベルとコマンド実行条件とをカテゴリ毎に比較することにより、当該ユーザが当該コマンドを実行可能か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の対話型モデル編集装置。
  7. 前記スキルレベル記憶部には、当該対話型モデル編集装置が持つ機能の分類を示すカテゴリ毎にスキルレベルが記憶され、
    前記コマンド実行条件記憶部には、コマンド実行条件がカテゴリ毎に記憶され、
    前記スキルレベル到達判定部は、コマンドが入力されると、該コマンドを入力したユーザのスキルレベルを前記スキルレベル記憶部からカテゴリ毎に取得するとともに、入力されたコマンドに対応するコマンド実行条件を前記コマンド実行条件記憶部からカテゴリ毎に取得し、取得したユーザスキルレベルとコマンド実行条件とをカテゴリ毎に比較することにより、当該ユーザが当該コマンドを実行可能か否かを判定し、
    前記メトリクス変更条件格納部に記憶されるメトリクス変更条件には、カテゴリ毎に所要スキルレベルが設定されており、
    前記メトリクス判定部は、メトリクス変更条件をユーザスキルレベルとカテゴリ毎に比較することにより、ユーザスキルレベルがメトリクス変更条件に到達しているか否かをカテゴリ毎に比較し、その比較結果に基づいて当該ユーザスキルレベルで当該コマンドが実行可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の対話型モデル編集装置。
  8. スキルレベルと当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係がカテゴリ毎に記憶されるスキルレベル付与条件格納部と、
    ユーザ情報および該ユーザ情報に対応するユーザのスキルレベル付与条件情報が入力され、該入力情報と前記スキルレベル付与条件格納部の記憶データとに基づいて、入力されたユーザ情報に対応するユーザのスキルレベルをカテゴリ毎に識別し、識別したカテゴリ毎のスキルレベルをユーザ情報に対応付けて前記スキルレベル記憶部に記憶するスキルレベル識別部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載の対話型モデル編集装置。
  9. スキルレベルと当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係がカテゴリ毎に記憶されるスキルレベル付与条件格納部と、
    スキルレベル記憶部から取得した当該ユーザのカテゴリ毎のスキルレベルと、コマンド実行条件格納部から取得したコマンドとカテゴリ毎のコマンド実行条件と対応関係に基づいて、使用不可能コマンドおよび該使用不可能コマンドを使用可能とするために取得すべきカテゴリ毎の取得推奨スキルレベルを探索するスキルレベル探索部と、
    前記探索したカテゴリ毎の取得推奨スキルレベルに対応するスキルレベル付与条件を前記スキルレベル付与条件格納部から取得し、取得したスキルレベル付与条件をユーザに提示するレベル付与条件探索部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の対話型モデル編集装置。
  10. スキルレベルと当該スキルレベルを付与する条件を示すスキルレベル付与条件との対応関係がカテゴリ毎に記憶されるスキルレベル付与条件格納部と、
    スキルレベル記憶部から取得した当該ユーザのカテゴリ毎のスキルレベルと、コマンド実行条件格納部から取得したコマンドとカテゴリ毎のコマンド実行条件と対応関係に基づいて、使用不可能コマンドおよび該使用不可能コマンドを使用可能とするために取得すべきカテゴリ毎の取得推奨スキルレベルを探索するとともに、前記取得したユーザのカテゴリ毎のスキルレベルと、メトリクス変更条件格納部の記憶データとに基づいて、メトリクス値の全範囲を使用不可能なメトリクスおよびメトリクス値の範囲を範囲を拡張するために取得すべきカテゴリ毎の取得推奨スキルレベルを探索するスキルレベル探索部と、
    前記探索したカテゴリ毎の取得推奨スキルレベルに対応するスキルレベル付与条件を前記スキルレベル付与条件格納部から取得し、取得したスキルレベル付与条件をユーザに提示するレベル付与条件探索部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の対話型モデル編集装置。
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