JP4832728B2 - カテーテル、および心臓のまたは心臓付近の管状の領域をマッピングする方法 - Google Patents

カテーテル、および心臓のまたは心臓付近の管状の領域をマッピングする方法 Download PDF

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Description

本発明は肺静脈、冠状静脈洞、上大静脈、または肺への流出路などの詳しく言うとある程度不規則な形状を有する領域といった心臓のまたは心臓の近くのほぼ円形の管状の領域をマッピングするためのカテーテルおよび方法に関する。
心房細動はよく知られた持続性の心不整脈であり脳卒中の主要な原因である。この症状は異常な心房組織の基質内に伝えられる再入する波動(wavelets)によって持続的にされる。この波動を妨害するためのさまざまな方法が外科的な心房切開術またはカテーテルを媒介とする心房切開術を含めて開発されてきた。この症状を治療する前に、波動の位置を最初に特定する必要がある。そのような特定を行うためのさまざまな方法が提案されてきた。提案されたある方法では肺静脈、冠状静脈洞、または心臓内または心臓の周りのその他のほぼ管状の構造の活性を測定するものであり、この方法では活性はその構造の内側の円周に沿った複数の点で同時に測定される。
そのような方法を実施するためのカテーテルが特許文献1(特許された米国特許出願第09/551,467号「マッピングアセンブリを備えたカテーテル(Catheter Having Mapping Assembly)」)に記載されている。そのカテーテルはカテーテルの遠位の端部にほぼ円形の電極アセンブリを含んでいる。ほぼ円形の電極アセンブリは電極アセンブリの外側の円周が肺静脈の内側の円周と接触するように肺静脈内に導入される。電極アセンブリに配列された電極を用いることによって、肺静脈の内側の円周全体に沿った電気的な活性が測定できる。この方法は、例えばひとつのマッピング電極または一対のマッピング電極のみを備えた標準的なカテーテルを用いて肺静脈の内側の円周に沿った各点を個別に測定するのに比べてより効率が良く正確である。
米国特許第6,628,976号明細書(第3−4欄、第4図)
しかし、肺静脈の形状はある程度不規則なことがある。そのような場合、上述されたほぼ円形の電極アセンブリは肺静脈の内側の円周に十分に接触しないこともある。したがって、肺静脈の不規則さが考慮された円周に沿った複数の点を同時にマッピングするために肺静脈の内側の円周の十分な点と接触することができるカテーテルが必要とされている。
本発明は肺静脈、冠状静脈洞、上大静脈、または肺への流出路などの詳しく言うとある程度不規則な形状を有する領域といった心臓のまたは心臓の近くのほぼ円形の管状の領域をマッピングするのにとりわけ有益な改良されたカテーテルを指向している。
ある実施の形態では、本発明は近位の端部、遠位の端部、および長手方向に沿って延在する少なくともひとつの内腔を備えた長寸のカテーテル本体を有するカテーテルを指向している。マッピングアセンブリがカテーテル本体の遠位の端部に取り付けられていてこのマッピングアセンブリは少なくとも2個のスパイン(spine)を有する。各スパインはカテーテル本体の遠位の端部に取り付けられた近位の端部と遠位の自由端部とを有する。各スパインは少なくともひとつの電極を保持している。マッピングアセンブリは、各スパインがカテーテル本体から半径方向外向きに延出していてほぼU形の形状を有する拡張した形状と各スパインがカテーテル本体の長手方向の軸にほぼ沿って配置されている潰れた形状との間を移動できる。
別の実施の形態では、本発明は心臓のまたは心臓の近くの管状の領域をマッピングするための方法を指向している。この方法は、上述したカテーテルの遠位の端部を管状の領域に導入する過程を有する。マッピングアセンブリは各スパインからの少なくともひとつの電極が管状の領域の組織に接触するように配置される。次に組織に接触した少なくともひとつの電極から受取られた電気的なデータが記録される。
本発明の上記のおよびその他の特徴および利益が添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照して考察されたときにより良好に理解される。
本発明によれば、心臓のまたは心臓の近くの管状の領域の内側の円周の十分な点と接触して円周に沿った複数の点を同時にマッピングすることができる効果がある。
本発明は複数のスパインを備えたマッピングアセンブリを有するカテーテルを指向している。各スパインは少なくともひとつの電極、好ましくは複数の電極を保持していて、スパインが心臓の組織に接触して配置されたときに各スパインが電気的なデータをそして必要に応じて機械的なおよび位置に関するデータを得ることができる。図1に示されているように、カテーテル10は近位の端部および遠位の端部を備えた長寸のカテーテル本体12と、カテーテル本体12の近位の端部の制御ハンドル16と、カテーテル本体12の遠位の端部に取り付けられた複数のスパイン14を備えたマッピングアセンブリ18とを有する。
図1および図2に示されているように、カテーテル本体12は単一の軸に沿ったまたは中心の内腔15を有しているが必要な場合には所望に応じてその全長または一部に亘って延在する複数の内腔を有していてもよい長寸の管状構造をなしている。カテーテル本体12は柔軟であり、例えば折り曲げることができるが、その長さ方向には実質的に圧縮されない。カテーテル本体12は任意の適切な構造でよく、任意の適切な材料から作られていてよい。カテーテル本体12の現在の好ましい構造は、ポリウレタンまたはPEBAX(登録商標:ポリエーテルブロックアミド)から作られた外側壁13を有する。外側壁13は、カテーテル本体12の捩り剛性を増加して制御ハンドル16が回されたときにカテーテル本体12の遠位の端部が対応して回転するように当業者に一般的に知られているようなステンレス鋼またはその類似物から作られた埋め込まれた編組線を有する。
カテーテル本体12の長さは特に重要というわけではないが、好ましくは約90cmから約120cmまでの範囲内にあり、より好ましくは約110cmである。カテーテル本体12の外径も特に重要というわけではないが、好ましくは約8フレンチ(約8/3mm)以下であり、より好ましくは約7フレンチ(約7/3mm)である。同様に、外側壁13の厚さは特に重要というわけではないが、中心の内腔15がリードワイヤ、センサケーブル、およびその他の任意のワイヤ、ケーブル、またはチューブを収容できるように十分に薄い。必要な場合には、外側壁13の内側面は捩れ安定性を改善するために補剛チューブ(図示されていない。)が内張りされていてよい。本発明と共に用いるのに適したカテーテル本体の構造の例が本明細書に参照文献として引用される米国特許第6,064,905号に記載され図示されている。
図示された実施の形態では、マッピングアセンブリ18は5個のスパイン14を有する。各スパイン14はカテーテル本体12の遠位の端部に取り付けられた近位の端部および自由端を有し、その自由端である遠位の端部は他のスパイン、カテーテル本体12、および遠位の端部の動きを拘束するその他の構造のいずれにも取り付けられていない。各スパイン14は形状記憶特性を有する金属またはプラスチック材料で作られた支持アーム24を収容していて、支持アーム24は外部から力が加えられていないときに初期形状をなしていて、外部からの力が加えられると偏向した形状をなし、外部からの力が取り除かれると初期形状に戻る。好ましい実施の形態では、支持アーム24は例えばニチノール(nitinol)のようなニッケルチタン合金といった超弾性材料からなる。各スパイン14は支持アーム24を覆う非導電性のカバー26をさらに有する。好ましい実施の形態では、非導電性のカバー26はポリウレタン製チューブまたはポリイミド製チューブのような生体適合性のプラスチック製チューブからなる。
図1に示されているように、各スパイン14は、ほぼU形の形状を有し、その近位の端部がカテーテル本体12から外向きにカテーテル本体12とほぼ同一線上に延在し、その中間部分がカテーテル本体12に向かって湾曲してすなわちカテーテル本体12に向かって曲げ戻って、その遠位の端部がカテーテル本体12に戻る向きを指していているが遠位の端部はカテーテル本体12と必ずしも平行でなくてもよい。本明細書では、スパイン14を記載するのに用いられる用語「U形」はスパインの遠位の端部の軸がカテーテル本体12の軸に対して約80度未満、好ましくは70度未満、より好ましくは約60度未満の角度であるαをなすようにスパイン14がスパイン14自身に曲げ戻った任意の配置を表している。U形の望ましさが以下にさらに記載される。
当業者には認識されるように、スパイン14の個数は各用途に応じて望ましく変更でき、カテーテル10は少なくとも2個のスパインを有し、好ましくは少なくとも3個のスパインを有し、より好ましくは少なくとも5個のスパインを有し、または、8個またはそれ以上のスパインを有する。以下により詳しく記載されるように、スパイン14は、例えば各スパインがカテーテル本体12から半径方向外向きに広がった拡張した配置と、スパイン14が以下にさらに記載されるようにガイドシースの内腔内に収容されるように各スパインがカテーテル本体12の長手方向の軸にほぼ沿って配置されている潰れた配置との間を移動できる。
各スパイン14の長さは特に重要というわけではない。好ましくは各スパイン14は約4cmから約16cmまでの範囲内の全長(真っ直ぐにされているときの全長)を有し、より好ましくは約6cmから約14cmまでの範囲内の全長を有し、より好ましくは約9cmから約12cmまでの範囲内の全長を有する。好ましくは全てのスパイン14は同じ長さを有する。
各スパイン14はその長さ方向に沿って取り付けられた少なくともひとつの電極を保持している。図示された実施の形態では、先端電極20が非導電性のカバー26の各々の遠位の端部に取り付けられていて、少なくともひとつのリング電極28が非導電性のカバー16の各々に、好ましくは非導電性のカバー16の遠位の端部に取り付けられている。この双極配置では、リング電極28は基準電極として使用される。先端電極20とリング電極28との間の距離は好ましくは約0.5mmから約2mmまでの範囲内にある。別の双極配置(図示されていない。)では、先端電極20が用いられておらず、少なくとも2つのリング電極28が非導電性のカバー26の各々に、好ましくは非導電性のカバー26の遠位の端部に取り付けられている。さらに別の実施の形態(図示されていない。)では、単極配置が用いられていて、この単極配置では先端電極20が非導電性のカバー26の各々の遠位の端部に取り付けられていて、ひとつまたは複数の基準のリング電極がカテーテル本体12の遠位の端部に取り付けられているか、ひとつまたは複数の基準電極が(例えばパッチの形態で)患者の体の外側に取り付けられている。別の単極配置では、非導電性のカバー26の各々に好ましくは非導電性のカバー26の遠位の端部に取り付けられたリング電極28が先端電極20の代わりに用いられている。2個、3個、4個、またはそれ以上のリング電極28が必要に応じて各スパイン14の長さ方向に沿って配置されていてよい。さらに別の実施の形態(図示されていない。)では、スパイン14はひとつの先端電極および4個から8個のリング電極を保持している。さらに、電極はドーム状の先端電極とリング電極の形態で示されたが、その他の形態の電極を用いることもできる。
例示的な実施の形態では、各先端電極20は好ましくは約0.5mmから約4mmまでの範囲内の露出された長さを有し、より好ましくは約0.5mmから約2mmまでの範囲内の露出された長さを有し、さらにより好ましくは約1mmの露出された長さを有する。各リング電極28は好ましくは約2mmまでの長さを有し、より好ましくは約0.5mmから約1mmまでの範囲内の長さを有する。
各先端電極20および各リング電極28は電極リード線29に電気的に接続されていて、電極リード線29はコネクタ17に電気的に接続されている。コネクタ17は適切なマッピングすなわちモニタリングシステム(図示されていない。)に接続されている。各電極リード線29はコネクタ17から制御ハンドル16およびカテーテル本体12の中心の内腔15を通ってスパイン14の非導電性のカバー26内まで延在し、非導電性のカバー26内で各電極リード線29は対応する先端電極20またはリング電極28に取り付けられている。その全長のほぼ全体に亘って非導電性の被膜を有する各電極リード線29は任意の適切な方法によって対応する先端電極20またはリング電極28に取り付けられている。
電極リード線29をリング電極28に取り付けるための好ましい方法は、最初に非導電性のカバー26の外側壁を通して小さな孔を形成することを含んでいる。そのような孔は、例えば非導電性のカバー26を通して針を挿入し、その針を十分に加熱して半永久的な孔を形成することよって作られる。次に、電極リード線29はマイクロフックまたはその類似物を用いてその孔に通される。次に電極リード線29の端部の被膜が剥がされて、リング電極28の裏側(非導電性のカバー16に面した側)に溶接され、リング電極28が孔を覆う位置に摺動されてポリウレタン接着剤またはその類似物によって所定の位置に固定される。代わりに、各リング電極28は、電極リード線29を非導電性のカバー26の周囲に複数回巻き付けて電極リード線29自体の非導電性の被膜を外側を向いた表面に亘って剥がすことによって形成されてもよい。そのような場合、電極リード線29がリング電極として機能する。
図示された実施の形態では、各スパイン14は少なくともひとつの位置センサ30をも含んでいる。図4に示されているように、位置センサ30は各スパイン14の遠位の端部の近くに取り付けられている。各スパイン14が先端電極20を有する図示された実施の形態では、位置センサ30は位置センサ30の遠位の端部が対応する先端電極20内に保持され位置センサ30の近位の端部が非導電性のカバー26の遠位の端部内に延在するように取り付けられている。各位置センサ30は先端電極20が電気的なマッピングデータ点を収集するのに用いられているときの各瞬間の位置センサ30に対応する先端電極20の座標を求めるのに用いられる。その結果、電気的なデータおよび位置に関するデータの両方がマッピングされる各データ点に対して獲得される。スパイン14が少なくともひとつのリング電極28を有して先端電極20を有しない場合、位置センサ30は非導電性のカバー26の遠位の端部の近くに好ましくはスパイン14の遠位の端部のできるだけ近くにまたはリング電極28と同中心の平面上で取り付けられてよい。
各位置センサ30は対応するセンサケーブル36に接続されている。各センサケーブル36は非導電性のカバー26、カテーテル本体12、および制御ハンドル16を通って延在し制御ハンドル16の近位の端部から外側では臍部コード(図示されていない。)内に入り回路基板(図示されていない。)を収容したセンサ制御モジュール(図示されていない。)に達している。代わりに、本明細書でその開示内容が参照文献として引用される米国特許第6,024,739号に記載されているように回路基板が制御ハンドル16内に収容されていてもよい。各センサケーブル36はプラスチックで覆われたシース内に収容された複数の配線からなる。センサ制御モジュールでは、センサケーブル36の配線は回路基板に接続されている。回路基板は対応する位置センサ30から受信した信号を増幅し増幅した信号をセンサ制御モジュールの近位の端部に配置されたセンサコネクタを介してコンピュータによって認識される形態でコンピュータに伝達する。さらに、カテーテル10は一度だけ使用されるように設計されているので、回路基板は好ましくはカテーテル10が使用されてから約24時間後に回路基板を停止させるEPROMチップを収容している。これによって、カテーテル10または少なくとも位置センサ30が2度使用されるのが防止される。必要な場合、位置センサ30はスパイン14に設けられなくてよい。
好ましくは各位置センサ30は電磁気的位置センサからなる。例えば、各位置センサ30は米国特許第5,391,199号に記載されているようなひとつの磁界反応コイルまたは国際公開第96/05758号パンフレットに記載されているように複数の磁界反応コイルからなっていてよい。複数のコイルによって位置センサ30の6次元の座標(すなわち、3つの位置座標および3つの向きの座標)が求められるようになる。代わりに、電気的な、磁気的な、または音響的なセンサのような当業者に知られた任意の適切なセンサが用いられてもよい。本発明に用いるのに適した位置センサは、例えば米国特許第5,558,091号、米国特許第5,443,489号、米国特許第5,480,422号、米国特許第5,546,951号、米国特許第5,568,809号、国際公開第95/02995号パンフレット、国際公開第97/24983号パンフレット、および国際公開第98/29033号パンフレットにも記載されていて、これらの特許およびパンフレットの開示内容は本明細書で参照文献として引用される。とりわけ好ましい位置センサ30は、その開示内容が本明細書で参照文献として引用される2001年6月15日に出願された米国特許出願第09/882,125号「高透磁率材料のコアを有する位置センサ(Position Sensor Having Core with High Permeability Material)」に記載されたセンサのような約3mmから約7mmまでの範囲内の長さを有する、好ましくは約4mmの長さを有する単一軸センサである。より小さいセンサはスパイン14の外径をスパイン14の全てがガイドシースの内腔に収容されるよう十分に小さく保つことが必要なので本発明で用いるのにとりわけ望ましい。
図4および図5は、電極リード線29、位置センサ30、および支持アーム24を先端電極20に取り付ける適切な方法を例示している。電極リード線29は、好ましくはボア穴である第1の止まり穴48を先端電極20に穴あけし、電極リード線29の任意の被膜を剥がし、電極リード線29を第1の止まり穴48内に配置して電極リード線29がはんだ付けまたは溶接のような適切な方法によって先端電極20に電気的に接続されることによって先端電極20に取り付けられてよい。次に電極リード線29は例えばポリウレタン接着剤またはその類似物を用いて所定の位置に固定されてよい。位置センサ30も同様に先端電極20に固定されてよい。例えば、好ましくはボア穴である第2の止まり穴50が位置センサ30が第2の止まり穴50に挿入されて例えばポリウレタン接着剤またはその類似物を用いて第2の止まり穴50内で固定されるように先端電極20に穴あけされてよい。支持アーム24も同様に先端電極20に固定されてよい。例えば、好ましくはボア穴である第3の止まり穴52が支持アーム24が第3の止まり穴52に挿入されて例えばポリウレタン接着剤またはその類似物を用いて第3の止まり穴52内で固定されるように先端電極20に穴あけされてよい。代わりに、先端電極20の近位の端部の近くのひとつの止まり穴(図示されていない。)が位置センサ30および支持アーム24を取り付けるために用いられ、リード線29の遠位の端部が、はんだ付け、溶接、またはその他の任意の適切な方法によって取り付けられた先端電極20の露出されていない外側の近位の端部に巻き付けられてよい。スパイン内にこれらのコンポーネントを取り付けるための任意のその他の構成が用いられてもよい。
スパイン14が取り付けられているカテーテル本体12の遠位の端部の適切な構造が図2および図3に示されている。明瞭にするために、2つのみのスパイン14が図2に示されている。カテーテル本体12の内腔15の遠位の端部にはスパイン取り付けアセンブリ31が取り付けられている。スパイン取り付けアセンブリ31はカテーテル本体12の外側壁13内に配置された外側取り付けリング32を有する。外側取り付けリング32は好ましくはステンレス鋼のような金属材料からなり、より詳しく言うとステンレス鋼303からなり、溶接によって、またはポリウレタン接着剤のような接着剤によってなど、さまざまな方法によって、カテーテル本体12の遠位の端部に取り付けられていてよい。代わりに、外側取り付けリング32はプラスチック材料からなっていてもよい。取り付け構造体34は外側取り付けリング32内に同軸に設けられている。図示された実施の形態では、取り付け構造体34は、複数の側面を有し、ステンレス鋼のような金属材料からなり、より詳しく言うとステンレス鋼303からなる。取り付け構造体34は代わりにプラスチック材料からなっていてもよい。外側取り付けリング32および取り付け構造体34は各支持アーム24の近位の端部が配置されているチャネルを形成している。より詳しく言うと、各スパイン14は各スパイン14の近位の端部の非導電性のカバー26の一部を取り除き、各支持アーム24の近位の端部を外側取り付けリング32と複数の側面を有する取り付け構造体34との間のチャネルに挿入し、各支持アーム24をポリウレタン接着剤またはその類似物を用いるなどの適切な手段によってチャネル38内で固定することによってカテーテル本体12に取り付けられている。電極リード線29およびセンサケーブル36も外側取り付けリング32と取り付け構造体34との間のチャネル38を通って延在している。
好ましい実施の形態では、支持アーム24は湾曲した斜辺を備えたほぼ台形の端部の断面形状を有している。そのような形状では、各支持アーム24がチャネル38に挿入されると、各支持アーム24の実質的に平坦な辺が、好ましくは台形の端部の断面の底辺が複数の側面を有する取り付け構造体34の実質的に平坦な表面に取り付けられる。好ましくは複数の側面を有する取り付け構造体24の平坦な表面の個数はスパイン14の個数に等しい。そのような場合、各スパイン14の支持アーム24は複数の側面を有する取り付け構造体34の対応する側面に隣接してチャネル38内に取り付けられて、支持アーム24、したがってスパイン14が複数の側面を有する取り付け構造体34の周りに等間隔で配置されるようになっている。複数の側面を有する取り付け構造体34はスパイン14がカテーテル本体12に対しても等間隔で配置されるようにカテーテル本体12の長手方向の軸とほぼ同軸に配置されていてよい。各支持アーム24がチャネル38内に適正に配置されると、各支持アーム24はポリウレタン接着剤のような接着剤を用いるなどの任意の適切な手段によってチャネル38内に固定されてよい。代わりに、取り付け構造体34は湾曲した表面を有していてよいが、そのような実施の形態では、支持アーム24が取り付け構造体34に関して等間隔に配置されなければならない場合にはより注意が必要となる。
図示された実施の形態では、第1の非導電性のチューブ40が外側取り付けリング32と支持アーム24の間に配置されていて、第2の非導電性のチューブ42が支持アーム24と取り付け構造体34の間に配置されている。ポリイミド製チューブであってよい第1の非導電性のチューブ40および第2の非導電性のチューブ42によって各支持アーム24が確実に電気的に絶縁されるようになる。
灌注チューブ44が好ましくは同軸に取り付け構造体34内に延在している。灌注チューブ44は好ましくはPEBAX、ポリイミド、またはポリウレタンのような非導電性材料からなる。灌注チューブ44は、カテーテル本体12を貫通し制御ハンドル16を通って外に出る、または当業者に知られかつ本明細書で参照文献として引用される米国特許第6,120,476号に記載されているようにサイドアーム(図示されていない。)の外に出る。以下にさらに記載されるように、灌注チューブ44は、血栓を形成しやすくその結果患者の体からカテーテルを取り除くのに不利な出来事を引き起こしてカテーテルを取り除くのを困難にするスパインの間の領域に灌注液を導入するのに用いられる。灌注チューブ44の遠位の端部は好ましくはスパイン44の間の所定の位置に接着されている。当業者には認識されるように、灌注チューブ44はひとつまたは複数の内腔およびひとつまたは複数のチューブの組み合わせを含めたカテーテル本体12を通ってハンドル16内に達する連続した経路を画定する複数の構造を有していてよい。
上述したように、支持アーム24をスパイン取り付けアセンブリ31に取り付ける場合、各スパイン14の近位の端部の非導電性のカバー26の一部が取り除かれて支持アーム24が露出される。各スパイン24の近位の端部の非導電性のカバー26の一部を取り除くことによって、先端電極20、リング電極28、および位置センサ30の各々に対応する電極リード線29およびセンサケーブル36がカテーテル12の内腔15から外側取り付けリング32の内腔46を通って各非導電性のカバー26まで延在するようになる。図4に示されているように、非導電性のカバー26に一旦挿入されると、電極リード線29およびセンサケーブル36は非導電性のカバー26内に延在し電極リード線29およびセンサケーブル36の遠位の端部で対応する先端電極20、リング電極28、または位置センサ30に電気的に接続される。
本発明のカテーテル10を使用するために、心臓病専門医または電気生理学専門医はガイドシースおよび拡張器(ダイレータ)を当業者に知られているように患者の体内に導入し、ガイドシースおよび拡張器の遠位の端部がマッピングされるべき心臓内のまたは心臓の近くの領域の近くに配置される。その後、拡張器がガイドシースから取り除かれてカテーテル10がガイドシースを通して患者の体内に導入される。カテーテル10をガイドシースに挿入するために、マッピングアセンブリ18は各スパイン14がカテーテル本体12の長手方向の軸にほぼ沿って配置されている潰れた形状でなければならない。カテーテル10と共に用いるのに適したガイドシースしてPREFACE(商標)を商標とするガイドシース(アメリカ合衆国カリフォルニア州ダイアモンドバーのバイオセンス・ウェブスター・インコーポイテッド(Biosense Webster, Inc.))がある。そのようなガイドシースは各支持アーム24を潰れた形状に保つ十分な強度を有し、スパイン14およびカテーテル10のその他の部分全てが患者の体の挿入点から静脈または動脈を通って心臓の所望の位置までガイドシースを通って移動できる。
カテーテルの遠位の端部が肺静脈内の位置のような所望の位置に到達すると、カテーテル10とガイドシースが長手方向に相対的に動かされて、スパイン14がガイドシースから押し出される。好ましくは、ガイドシースはスパイン14を露出させるようにカテーテルの遠位の端部に対して近位の向きに動かされる。各スパイン14の一部がガイドシースから押し出されてガイドシースからスパインに圧縮力が加えられなくなると、支持アーム24の形状記憶特性によって支持アーム24が予め与えられ初期のU形の形状を呈する拡張した形状に復帰する。肺静脈またはその他の管状領域は狭い領域なので、スパイン14が「変形」してその予め与えられた初期のU形の形状を呈するための余地がある心臓内で露出させるようにガイドシースを移動させることが望ましい。U形のスパインは次に肺静脈またはその他の管状の領域内にカテーテルを遠位の向きに動かすことによって進められる。
拡張した形状のとき、各スパイン14からの少なくともひとつの電極が電気的な、位置に関する、および機械的な情報が接触した心臓の組織から得られるように肺静脈またはその他の管状の領域内の組織と接触して配置される。スパインのU形の形状はスパインが管状の領域内に収容されるとスパインが接触した組織に外向きの力を加える傾向があるので有益である。この外向きの力によってスパインの全てが組織と接触する少なくともひとつの電極を有するようになる。さらに、この形状によって各スパインが組織の形状によって許容される範囲内で管状の領域内で拡張または圧縮されるようになるので内側の円周がある程度不規則な形状であったとしても管状の領域の内側の円周と接触できるようになる。したがって、不規則な形状の管状の領域は円形の電極アセンブリを用いる場合に比べてより正確にマッピングされる。
スパイン14の全てが同じ長さを有する場合、電極20および電極28は管状の領域の円周に接触する傾向をおおむね有する。複数の電極が各スパイン14の長さ方向に沿って配置されている場合、管状の領域の複数の円周を同時にマッピングできる。電極20および電極28に接触する組織がマッピングされた後に、カテーテルは組織の新たな領域をマッピングするために遠位の向きに進められる。この過程が必要に応じて繰り返される。
マッピングが完了した後、カテーテルはガイドシースに対して近位の向きに動かされてガイドシース内にスパインを後退させる。代わりに、ガイドシースがカテーテルに対して遠位の向きに動かされてもよい。マッピング中はスパイン14の間の領域では血栓が形成され易く、その血栓の形成によってスパイン14をガイドシース内に後退させにくくなる。そのような血栓の形成を最小にするために、灌注液がスパイン14の間の領域を洗い流す(フラッシュする)ためにマッピングの前、マッピング中、および/または、マッピング後に灌注チューブ44に導入される。好ましくは灌注は灌注チューブ内で血液が凝固する可能性を最小にするために手技の間を通じて連続的に行われる。本発明と共に用いられるのに適した灌注液には、食塩水、ヘパリン化食塩水、トロンボリティカ(thrombolitica)などがある。灌注チューブ14は全てのスパイン14の間に置かれるようにカテーテル本体12と同軸に配置されるのが好ましいが、灌注チューブをカテーテルの遠位の端部にまたは遠位の端部の近くに配置するその他の配置も本発明に基づいて用いられてよい。
各々が電気的なおよび機械的なマッピング機能および位置検出機能を備えた複数のスパイン14を有する本発明のカテーテル10を用いることによって、心臓病専門医は局所の活性時間をマッピングでき電圧マップを得ることができる。心臓病専門医は心臓周期の完全な1周期の間に位置センサの位置が変化するかどうかを監視することによって機械的な活性のない肺静脈またはその他の管状の領域内の位置をも求めることができる。この情報は心臓病専門医が患者を治療するときのてびきをする。例えば、心臓病専門医が機械的な活性のない心臓の領域を見出した場合、心臓病専門医は遺伝子治療または心筋を横切る血管再生(transmyocardial revasularization)のような公知の方法を用いてその領域の血管再生をすることができる。本発明のカテーテル10によって心臓病専門医は同時に複数のポイントのデータを測定することによって従来のカテーテルに比べてより迅速にマッピングを行えるようになる。
必要な場合には、カテーテルはカテーテル本体12の遠位の端部を偏向させるためのステアリング機構を含んでいてよい。そのような構造では、カテーテル本体12の遠位の端部は好ましくはカテーテル本体12のその他の部分に比べてより柔軟な長さの短いすなわち5.08cm(2インチ)から10.16cm(4インチ)までの長さのチューブを有していてよい。適切なステアリング機構は、制御ハンドル16の近位の端部からカテーテル本体12の中心の内腔15を通って長さの短いチューブの中心軸からずれた内腔内まで延在している引張りワイヤ(図示されていない。)を有している。カテーテル本体12内では引張りワイヤは曲がることができて実質的に圧縮されない緊密に巻かれたコイルを通って延在している。そのコイルはカテーテル本体12の近位の端部および遠位の端部の近くに固定されていて、カテーテル本体12が偏向するのを防止している。引張りワイヤの遠位の端部は長さの短いチューブの遠位の端部に中心軸からずれた内腔で繋留されている。引張りワイヤの近位の端部はカテーテル本体12に対して動かすことができる制御ハンドル16内の可動部材に繋留されている。可動部材をカテーテル本体12に対して近位の向きに動かすと、長さの短いチューブが偏向する。そのようなステアリング機構および構造の例が本明細書で参照文献として引用される米国特許第6,064,905号により詳しく記載されている。本発明のカテーテル10にステアリング機構が組み込まれている場合、カテーテル本体12の遠位の端部に位置センサを含んでいることが望ましいだろう。当業者に認識されるように、ステアリング機構が含まれていない場合、制御ハンドル16は省略できるが、心臓病専門医が容易に使用できるようにするためにハンドルが残されたまま記載されている。
これまでの説明は本発明の現在の好ましい実施の形態について記載された。本発明が関連する技術分野の当業者は記載された構造の変形および変更が本発明の原理、真髄、および範囲を有意に逸脱せずに実現できることが適切に理解される。したがって、上述された説明は記載されたおよび添付の図面に示された正確な構造のみに関するものとして読まれてはならず、本発明の完全かつ公平な範囲を有する特許請求の範囲と一致しかつ特許請求の範囲を支持するものとして読まれなければならない。
この発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
(A)近位の端部、遠位の端部、および長手方向に沿って貫通する少なくともひとつの内腔とを備えた長寸のカテーテル本体と、
上記カテーテル本体の上記遠位の端部に取り付けられていて少なくとも2個のスパインを有するマッピングアセンブリであって、上記スパインの各々は上記カテーテル本体の上記遠位の端部に取り付けられた近位の端部と遠位の自由端部とを有すると共に少なくともひとつの電極を保持していて、上記マッピングアセンブリは、上記スパインの各々が上記カテーテル本体から半径方向外向きに拡張してほぼU形の形状を有する拡張した形状と、上記スパインの各々が上記カテーテル本体の長手方向の軸にほぼ沿って配置されている潰れた形状との間を移動可能な、上記マッピングアセンブリと
を有する、カテーテル。
(1)スパインの各々が上記スパインの遠位の端部または上記遠位の端部の近くに取り付けられた先端電極を保持している、実施態様(A)記載のカテーテル。
(2)スパインの各々が少なくともひとつの位置センサをさらに有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(3)少なくとも4個のスパインを有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(4)少なくとも8個のスパインを有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(5)カテーテル本体を貫通し上記カテーテル本体の遠位の端部の外側と連通する開いた遠位の端部を備えた灌注チューブをさらに有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(6)スパインの各々が先端電極および少なくともひとつのリング電極を保持している、実施態様(A)記載のカテーテル。
(7)スパインの各々が少なくとも4個の電極を保持している、実施態様(A)記載のカテーテル。
(8)スパインの各々が、実質的に4cmから実質的に16cmまでの範囲内の長さを有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(9)スパインの各々が、実質的に6cmから実質的に14cmまでの範囲内の長さを有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(10)スパインの各々が、実質的に9cmから実質的に12cmまでの範囲内の長さを有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(11)スパインの各々が、形状記憶特性を備えた支持アームを有する非導電性のカバーを有する、実施態様(A)記載のカテーテル。
(12)支持アームの各々がニチノールからなる、上記実施態様(11)記載のカテーテル。
(13)スパインの遠位の端部の軸がカテーテル本体の軸に対して実質的に70度未満の角度αをなしている、実施態様(A)記載のカテーテル。
(14)スパインの遠位の端部の軸がカテーテル本体の軸に対して実質的に60度未満の角度αをなしている、実施態様(A)記載のカテーテル。
(B)心臓のまたは心臓付近の管状の領域をマッピングする方法であって、
請求項1記載のカテーテルの遠位の端部を上記管状の領域内に導入する過程と、
各スパインからの少なくともひとつの電極が上記管状の領域内の組織と接触するようにマッピングアセンブリを配置する過程と、
上記組織に接触した上記少なくともひとつの電極から受け取った電気的なデータを記録する過程と
を有する、心臓のまたは心臓付近の管状の領域をマッピングする方法。
(15)各スパインからの少なくともひとつの電極が管状の領域内の別の第2の領域の組織と接触するようにマッピングアセンブリを再配置する過程と、
上記第2の領域の組織からの電気的なデータを記録する過程と
をさらに有する、実施態様(B)記載の方法。
(16)カテーテルの遠位の端部が心臓内または心臓付近に配置された遠位の端部を備えたガイドシースを通して導入されて、導入される間にマッピングアセンブリのスパインが上記ガイドシースに覆われているようにされている、実施態様(B)記載の方法。
(17)管状の領域が、肺静脈、冠状静脈洞、上大静脈、および肺への流出路からなる集合から選択された、実施態様(B)記載の方法。
(18)管状の領域が肺静脈である、実施態様(B)記載の方法。
(19)スパインの各々が上記スパインの遠位の端部または上記遠位の端部の近くに取り付けられた先端電極を保持している、実施態様(B)記載の方法。
(20)スパインの各々が少なくともひとつの位置センサをさらに有する、実施態様(B)記載の方法。
(21)カテーテルが少なくとも4個のスパインを有する、実施態様(B)記載の方法。
(22)カテーテルが少なくとも8個のスパインを有する、実施態様(B)記載の方法。
(23)カテーテルが、カテーテル本体を貫通し上記カテーテル本体の遠位の端部の外側と連通する開いた遠位の端部を備えた灌注チューブをさらに有する、実施態様(B)記載の方法。
(24)スパインの各々が先端電極および少なくともひとつのリング電極を保持している、実施態様(B)記載の方法。
(25)スパインの各々が少なくとも4個の電極を保持している、実施態様(B)記載の方法。
(26)スパインの各々が、実質的に4cmから実質的に16cmまでの範囲内の長さを有する、実施態様(B)記載の方法。
(27)スパインの各々が、実質的に6cmから実質的に14cmまでの範囲内の長さを有する、実施態様(B)記載の方法。
(28)スパインの各々が、実質的に9cmから実質的に12cmまでの範囲内の長さを有する、実施態様(B)記載の方法。
(29)スパインの各々が、形状記憶特性を備えた支持アームを有する非導電性のカバーを有する、実施態様(B)記載の方法。
(30)支持アームの各々がニチノールからなる、上記実施態様(29)記載の方法。
(31)スパインの遠位の端部の軸がカテーテル本体の軸に対して実質的に70度未満の角度αをなしている、実施態様(B)記載の方法。
(32)スパインの遠位の端部の軸がカテーテル本体の軸に対して実質的に60度未満の角度αをなしている、実施態様(B)記載の方法。
本発明は心臓のまたは心臓付近の管状の領域をマッピングして管状領域の電気的、機械的、および位置に関す情報を得る用途に用いることができる。
本発明に基づくカテーテルの斜視図である。 図1の線2−2から見た図1のカテーテルの一部の模式的な側断面図である。 図2の線3−3から見た図1のカテーテルの一部の端部断面図である。 図1の線4−4から見た図1のカテーテルのスパインのひとつの模式的な側断面図である。 図4の線5−5から見た図4のスパインの先端電極の端部断面図である。
符号の説明
10 カテーテル
12 カテーテル本体
13 外側壁
14 スパイン
15 内腔
16 制御ハンドル
17 コネクタ
18 マッピングアセンブリ
20 先端電極
24 支持アーム
26 カバー
28 リング電極
29 電極リード線
30 位置センサ
31 スパイン取り付けアセンブリ
32 外側取り付けリング
34 取り付け構造体
36 センサケーブル
38 チャネル
40 第1の非導電性のチューブ
42 第2の非導電性のチューブ
44 灌注チューブ
46 内腔
48 第1の止まり穴
50 第2の止まり穴
52 第3の止まり穴

Claims (8)

  1. 近位の端部、遠位の端部、および長手方向に沿って貫通する少なくともひとつの内腔と、を備えた長寸のカテーテル本体と、
    前記カテーテル本体の前記遠位の端部に取り付けられていて、少なくとも前記遠位の端部付近では前記遠位の端部から遠位方向に延びる、少なくとも2個のスパインを有するマッピングアセンブリであって、前記スパインの各々は前記カテーテル本体の前記遠位の端部に取り付けられた近位の端部と遠位の自由端部と、支持アームと、当該支持アームを覆う非導電性のカバーと、少なくともひとつの電極有し、前記マッピングアセンブリは、前記スパインの各々が、前記カテーテル本体から半径方向外向きに拡張し、その中間部分が曲げ戻って、その遠位の自由端部がカテーテル本体に戻る向きを指して、ほぼU形の形状を有する拡張した形状と、前記スパインの各々が前記カテーテル本体の長手方向の軸にほぼ沿って配置されている潰れた形状との間を移動可能な、前記マッピングアセンブリと、
    スパイン取り付けアセンブリと、
    を有し、
    前記スパイン取り付けアセンブリは、
    カテーテル本体の外側壁内に配置された外側取り付けリングと、
    外側取り付けリング内に設けられている取り付け構造体であって、前記スパインの近位の端部の前記支持アームが前記外側取り付けリングと前記取り付け構造体との間のチャネル内で固定され、前記スパインの各々の少なくとも一つの電極は前記外側取り付けリングと前記取り付け構造体との間の前記チャネルを通って延在するリード線を備えている、取り付け構造体と、を有する、カテーテル。
  2. 請求項1に記載のカテーテルにおいて、
    前記スパインの各々が前記スパインの遠位の端部または前記遠位の端部の近くに取り付けられた先端電極を備えている、カテーテル。
  3. 請求項1または2に記載のカテーテルにおいて、
    前記スパインの各々が少なくとも一つの位置センサをさらに有する、カテーテル。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のカテーテルにおいて、
    前記カテーテル本体を貫通し、前記カテーテル本体の遠位の端部の外側と連通する開いた遠位の端部を備えた灌注チューブをさらに有する、カテーテル。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のカテーテルにおいて、
    前記スパインの各々が先端電極および少なくともひとつのリング電極を備えている、カテーテル。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のカテーテルにおいて、
    前記スパインの各々が少なくとも4個の電極を備えている、カテーテル。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のカテーテルにおいて、
    前記スパインの各々が、形状記憶特性を備えた支持アームを有する非導電性のカバーを有する、カテーテル。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のカテーテルにおいて、
    前記スパインの遠位の端部の軸がカテーテル本体の軸に対して70度未満の角度をなしている、カテーテル。
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