JP4832305B2 - ステレオ信号生成装置およびステレオ信号生成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ステレオ信号生成装置およびステレオ信号生成方法に関し、特に、モノラル信号および信号パラメータからステレオ信号を生成するステレオ信号生成装置およびステレオ信号生成方法に関する。
大部分の音声コーデックでは、音声のモノラル信号のみを符号化する。モノラルの音声は、ステレオのように空間情報を提供しない。そのようなモノラルコーデックは、信号が、例えば、人間の発声等の単一ソースから生成されるような、携帯電話およびテレコンファレンス機器などの通信機器において一般に用いられる。従来は、送信帯域幅の制約により、そのようなモノラル信号でも十分であった。しかしながら、技術進歩により帯域幅が改善されるにつれ、この制約は、次第に重要性を有しないものとなってきている。一方で、音声品質が、考慮すべきより重要な要素となっており、可能な限り低いビットレートで、高い品質の音声を提供することが重要となっている。
ここで、ステレオ機能は、知覚される音声品質を改善するのに役立つ。ステレオ機能の用途の一つとしては、同時に複数の発話者が存在する状況において、発話者の位置を識別することのできる、高品質なテレコンファレンス機器がある。
現在、ステレオ音声コーデックは、ステレオオーディオコーデックに比べて、あまり一般的ではない。オーディオ符号化では、様々な方法で立体音響符号化を実現することができ、オーディオ符号化においてステレオ機能は標準と考えられている。左右二つのチャネルを独立して、デュアルモノとして符号化することにより、ステレオ効果を実現することができる。また、左右二つのチャネル間の冗長性を利用して、ジョイントステレオとして符号化することもでき、これにより良い品質を保ちつつ、ビットレートを低減することができる。ジョイントステレオは、ミッドサイド(MS)ステレオおよびインテンシティ(I)ステレオを用いて行なうことができる。これらの二つの方法を合わせて用いることで、より高い圧縮率を実現することができる。
これらのオーディオ符号化には、以下のような短所がある。すなわち、左右のチャネルを独立して符号化する場合は、チャネル間の相関冗長性を利用したビットレートの低減がなされないので、帯域幅が浪費されてしまう。従って、ステレオチャネルは、モノラルチャネルに比べて、二倍のビットレートを必要とする。
また、MSステレオでは、ステレオチャネル間の相関性を利用する。MSステレオでは、狭帯域幅送信のために低いビットレートで符号化がなされるときには、エイリアジング歪みを生じ易く、信号のステレオイメージングも影響を受ける。
また、Iステレオについては、人間の聴覚系統が高周波数成分を分解する能力が高周波領域で低下するため、Iステレオは高周波領域のみにおいて有効であって、低周波領域では有効でない。
また、大抵の音声コーデックは、線形予測法の変形を用いたパラメータにより人間の声道をモデル化して機能する、パラメトリック符号化と考えられており、ジョイントステレオ方法もまた、ステレオ音声コーデックには適していない。
ここで、オーディオコーデックに類似する音声コーデック方法の一つに、ステレオ音声の各チャネルを独立に符号化し、これによってステレオ効果を実現するものがある。しか
し、このコーデック方法には、モノラルソースのみを符号化するのに比べて二倍の帯域幅を使用するというオーディオコーデックの短所と同一の短所がある。
また別の音声コーデック方法としては、クロスチャネル予測を用いるものがある(例えば、非特許文献1参照)。この方法では、立体音響信号にチャネル間相関が存在することを利用して、立体音響チャネル間の強度差、遅延差および空間差などの冗長性をモデル化する。
また、別の音声コーデック方法として、パラメトリック空間オーディオを用いた方法がある(例えば、特許文献1参照)。この方法の基本的な考えは、パラメータのセットを用いて、音声信号を表現することである。音声信号を表現するこれらのパラメータは、原音と知覚的に類似する信号を再合成するために、復号側で用いられる。この方法においては、帯域をサブバンドと呼ばれる多数の周波数帯に分割した後、パラメータは帯域毎に計算される。各サブバンドは、いくつかの周波数成分または帯域係数からなり、成分の数は、より高い周波数サブバンドほど増加する。例えば、各サブバンドについて計算されるパラメータの一つは、チャネル間レベル差である。このパラメータは、左チャネル(Lチャネル)と右チャネル(Rチャネル)との間の電力比である。このチャネル間レベル差は、復号側において、帯域係数を修正するのに用いられる。各サブバンドに対して一つのチャネル間レベル差が計算されるので、同一のチャネル間レベル差が当該サブバンドにおける全ての帯域係数に対して適用される。このことは、サブバンドにおける全ての帯域係数に対して同一の変更係数が適用されることを意味する。
国際公開第03/090208号パンフレット Ramprashad, S. A., "Stereophonic CELP coding using Cross Channel Prediction", Proc. IEEE Workshop on Speech Coding, Pages:136-138, (17-20 Sept. 2000)
しかしながら、上記のクロスチャネル予測を用いた音声コーデック方法では、複雑なシステムにおいてチャネル間の冗長性が失われて、それによりクロスチャネル予測の効果が減じられてしまう。よって、この方法は、ADPCMのような簡単なコーデックに適用される場合にのみ有効である。
また、上記のパラメトリック空間オーディオを用いた音声コーデック方法では、サブバンド毎に一つのチャネル間レベル差を用いることによる結果、ビットレートはより低いものとなるものの、復号側では、周波数成分に渡ってレベル変更の調整がかなり粗いものとなってしまい再現性が低下する。
本発明の目的は、低いビットレートで再現性の良いステレオ信号を得ることができるステレオ信号生成装置およびステレオ信号生成方法を提供することである。
本発明のステレオ信号生成装置は、ステレオ信号の左右各チャネルの信号から得られた時間領域のモノラル信号を周波数領域のモノラル信号に変換する変換手段と、前記周波数領域のモノラル信号の第1の電力スペクトルを求める電力算出手段と、前記第1の電力スペクトルと前記ステレオ信号の左チャネルの電力スペクトルとの第1の差から前記左チャネルに対する第1のスケーリング比を求めるとともに、前記第1の電力スペクトルと前記ステレオ信号の右チャネルの電力スペクトルとの第2の差から前記右チャネルに対する第2のスケーリング比を求めるスケーリング比算出手段と、前記周波数領域のモノラル信号
に前記第1のスケーリング比を乗算して前記ステレオ信号の左チャネル信号を生成するとともに、前記周波数領域のモノラル信号に前記第2のスケーリング比を乗算して前記ステレオ信号の右チャネル信号を生成する乗算手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、低いビットレートで再現性の良いステレオ信号を得ることができる。
本発明では、モノラル信号およびステレオソースからのLPCパラメータのセットを用いて、ステレオ信号を生成する。本発明では、LチャネルおよびRチャネルの電力スペクトルエンベロープおよびモノラル信号を用いて、LチャネルおよびRチャネルのステレオ信号を生成する。電力スペクトルエンベロープは、各チャネルのエネルギー分散に対する近似値として考えることができる。よって、モノラル信号に加えて、LチャネルおよびRチャネルの近似化されたエネルギー分散を用いて、LチャネルおよびRチャネルの信号を生成することができる。モノラル信号は、標準的な音声符号器/復号器またはオーディオ符号器/復号器を用いて、符号化および復号することができる。本発明では、LPC分析のプロパティを用いてスペクトルエンベロープを計算する。信号電力スペクトルPのエンベロープは、以下の式(1)に示すように、全極フィルタの伝達関数H(z)をプロットすることにより得られる。
Figure 0004832305
ここで、akはLPC係数であり、GはLPC分析フィルタのゲインである。
上式(1)を用いたプロットの例を、図1〜図6に示す。点線は、実際の信号電力を表わし、実線は、上式(1)を用いて得られた信号電力のエンベロープを表わす。
図1〜図4は、フィルタ次数 P=20において、異なる特性の信号のいくつかのフレームについての電力スペクトルプロットを示す。図1〜図4より、エンベロープが、周波数間にわたって、信号電力の上昇、下降、あるいはその推移線にかなり忠実に沿っていることが分かる。
また、図5および図6は、ステレオ信号のフレームの電力スペクトルプロットを示す。図5はLチャネルのエンベロープを示し、図6はRチャネルのエンベロープを示す。図5および図6より、LチャネルのエンベロープとRチャネルのエンベロープが、互いに異なることが分かる。
よって、ステレオ信号のLチャネル信号とRチャネル信号は、LチャネルとRチャネルの電力スペクトルおよびモノラル信号に基づいて構成することができる。よって、本発明では、モノラル信号に加えて、ステレオソースからのLPCパラメータのみを用いてステレオ出力信号を生成する。モノラル信号は、標準的な符号器により符号化することができる。一方、LPCパラメータは付加情報として送信されるため、LPCパラメータの送信には、符号化されたLチャネル信号とRチャネル信号を独立に送信する場合に比べ、かなり少ない帯域幅しか必要としない。また、本発明では、LチャネルとRチャネルの電力スペクトルを用いて、各周波数成分または帯域係数を修正、調整することが可能となる。これにより、ビットレートに負担をかけることなく、各周波数成分にわたってスペクトルレベルの細かな調整を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図7に、本発明の一実施の形態に係る符号化/復号システムの構成を示す。図7において、符号化装置は、ダウンミクス部10、符号化部20、LPC分析部30および多重化部40を含んで構成される。また、復号装置は、分離部60、復号部70、電力スペクトル演算部80およびステレオ信号生成装置90を含んで構成される。なお、符号化装置に入力されるLチャネル信号LとRチャネル信号Rは、既にデジタルフォーマットになっているものとする。
符号化装置において、ダウンミクス部10は、入力されるL信号とR信号をダウンミクスして時間領域のモノラル信号Mを生成する。符号化部20は、モノラル信号Mを符号化して多重化部40に出力する。なお、符号化部20は、オーディオ符号器または音声符号化器のいずれであってもよい。
一方、LPC分析部30は、L信号とR信号をLPC分析によって分析してLチャネルとRチャネル各々に対するLPCパラメータを求め、多重化部40に出力する。
多重化部40は、符号化されたモノラルデータとLPCパラメータとを多重したビットストリームを通信路50を介して復号装置に送信する。
復号装置において、分離部60は、受信したビットストリームをモノラルデータとLPCパラメータとに分離する。モノラルデータは復号部70に入力され、LPCパラメータは電力スペクトル演算部80に入力される。
復号部70は、モノラルデータを復号する。これにより、時間領域のモノラル信号M’tが得られる。時間領域のモノラル信号M’tは、ステレオ信号生成装置90に入力されるとともに、復号装置から出力される。
電力スペクトル演算部80は、入力されるLPCパラメータを用いて、LチャネルとR
チャネルの電力スペクトルPL,PRを求める。ここで求められる電力スペクトルのプロットは、図5および図6に示すようになる。電力スペクトルPL,PRは、ステレオ信号生成装置90に入力される。
ステレオ信号生成装置90は、これらの三つのパラメータ、すなわち、時間領域のモノラル信号M’t、電力スペクトルPL,PRを用いて、ステレオ信号L’,R’を生成して出力する。
次に、図8を用いて、LPC分析部30の構成について説明する。LPC分析部30は、Lチャネル用のLPC分析部301aおよびRチャネル用のLPC分析部301bを含んで構成される。
LPC分析部301aは、Lチャネル信号Lの全ての入力フレームに対してLPC分析を行う。このLPC分析により、LPC係数aL,kおよびLPCゲインGL(k= 1, 2,…, P:PはLPCフィルタの次数)がLチャネルのLPCパラメータとして得られる。
また、LPC分析部301bは、Rチャネル信号Rの全ての入力フレームに対してLPC分析を行う。このLPC分析により、LPC係数aR,kおよびLPCゲインGR(k= 1, 2,…, P:PはLPCフィルタの次数)がRチャネルのLPCパラメータとして得られる。
LチャネルのLPCパラメータおよびRチャネルのLPCパラメータは多重化部40でモノラルデータと多重され、ビットストリームが生成される。このビットストリームは、通信路50を介して復号装置へ送信される。
次に、図9を用いて、電力スペクトル演算部80の構成について説明する。電力スペクトル演算部80は、インパルス応答形成部801a、801b、FT(周波数変換)部802a、802b、対数演算部803a、803bを含んで構成される。電力スペクトル演算部80には、ビットストリームが分離部60で分離されることにより得られた各チャネルのLPCパラメータ(すなわち、LPC係数aL,k、aR,k)およびLPCゲインGL、GRが入力される。
Lチャネルについては、インパルス応答形成部801aが、LPC係数aL,kおよびLPCゲインGLを用いてインパルス応答hL(n)を形成してFT部802aに出力する。FT部802aは、インパルス応答hL(n)を周波数領域に変換して伝達関数HL(z)を得る。よって、伝達関数HL(z)は、以下の式(2)で表される。
Figure 0004832305
対数演算部803aは、伝達関数応答HL(z)の対数振幅を求めてプロットする。これにより、Lチャネル信号の近似化された電力スペクトルPLのエンベロープが得られる。電力スペクトルPLは、以下の式(3)で表される。
Figure 0004832305
一方、Rチャネルについては、インパルス応答形成部801bが、LPC係数aR,kおよびLPCゲインGRを用いてインパルス応答hR(n)を形成してFT部802bに出力する。
FT部802bは、インパルス応答hR(n)を周波数領域に変換して伝達関数HR(z)を得る。よって、伝達関数HR(z)は、以下の式(4)で表される。
Figure 0004832305
対数演算部803bは、伝達関数応答HR(z)の対数振幅を求めてプロットする。これにより、Rチャネル信号の近似化された電力スペクトルPRのエンベロープが得られる。電力スペクトルPRは、以下の式(5)で表される。
Figure 0004832305
Lチャネルの電力スペクトルPLおよびRチャネルの電力スペクトルPRはステレオ信号生成装置90に入力される。また、ステレオ信号生成装置90には、復号部70で復号された時間領域のモノラル信号M’tが入力される。
次に、図10を用いて、ステレオ信号生成装置90の構成について説明する。ステレオ信号生成装置90には、時間領域のモノラル信号M’t、Lチャネルの電力スペクトルPLおよびRチャネルの電力スペクトルPRが入力される。
FT(周波数変換)部901は、時間領域のモノラル信号M’tを、周波数変換関数を用いて周波数領域のモノラル信号M’に変換する。なお、これ以降の説明では、特に明記しない限り、すべての信号および演算は、周波数領域でのものとする。
電力スペクトル演算部902は、モノラル信号M’がゼロでない場合、モノラル信号M’の電力スペクトルPM’を以下の式(6)に従って求める。なお、モノラル信号M’がゼロである場合、電力スペクトル演算部902は、電力スペクトルPM’をゼロに設定する。
Figure 0004832305
減算部903aは、モノラル信号M’がゼロでない場合、Lチャネルの電力スペクトルPLとモノラル信号の電力スペクトルPM’との差DPLを以下の式(7)に従って求める。なお、モノラル信号M’がゼロである場合、減算部903aは、差分値DPLをゼロに設定する。
Figure 0004832305
スケーリング比算出部904aは、差分値DPLを用いて、以下の式(8)に従ってLチャネルに対するスケーリング比SLを求める。よって、モノラル信号M’がゼロである場合、スケーリング比SLは1に設定される。
Figure 0004832305
一方、減算部903bは、モノラル信号M’がゼロでない場合、Rチャネルの電力スペクトルPRとモノラル信号の電力スペクトルPM’との差DPRを以下の式(9)に従って求める。なお、モノラル信号M’がゼロである場合、減算部903aは、差分値DPRをゼロに設
定する。
Figure 0004832305
スケーリング比算出部904bは、差分値DPRを用いて、以下の式(10)に従ってRチャネルに対するスケーリング比SRを求める。よって、モノラル信号M’がゼロである場合、スケーリング比SRは1に設定される。
Figure 0004832305
乗算部905aは、以下の式(11)に示すように、モノラル信号M’とLチャネルに対するスケーリング比SLとを乗算する。また、乗算部905bは、以下の式(12)に示すように、モノラル信号M’とRチャネルに対するスケーリング比SRとを乗算する。これらの乗算により、ステレオ信号のLチャネル信号L”とRチャネル信号R”が生成される。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
乗算部905aで得られたLチャネル信号L”および乗算部905bで得られたRチャネル信号R”は、信号の大きさについては正しいものの、正負の符号が正しくない場合もある。よって、この段階でLチャネル信号L”およびRチャネル信号R”を最終的な出力信号とすると再現性の悪いステレオ信号を出力してしまうことがある。そこで、符号決定部100が、以下の処理を行って、Lチャネル信号L”およびRチャネル信号R”の正しい符号を決定する。
まず、加算部906aおよび除算部907aにより、以下の式(13)に従って、和信号Miを求める。加算部906aが、Lチャネル信号L”とRチャネル信号R”とを加算し、その加算結果を除算部907aが2で割る。
Figure 0004832305
また、減算部906bおよび除算部907bにより、以下の式(14)に従って、差信号Moを求める。減算部906aが、Lチャネル信号L”とRチャネル信号R”との差を求め、その減算結果を除算部907bが2で割る。
Figure 0004832305
次に、絶対値算出部908aが、和信号Miの絶対値を求め、減算部910aが、絶対値算出部909で算出されるモノラル信号M’の絶対値と和信号Miの絶対値との差を求め、絶対値算出部911aが、絶対値算出部910aで算出された差分値の絶対値DMiを求める。よって、絶対値算出部911aで算出される絶対値DMiは、以下の式(15)によって表される。この絶対値DMiは、比較部915に入力される。
Figure 0004832305
同様に、絶対値算出部908bが、差信号Moの絶対値を求め、減算部910bが、絶対値算出部909で算出されるモノラル信号M’の絶対値と差信号Moの絶対値との差を求め、絶対値算出部911bが、絶対値算出部910bで算出された差分値の絶対値DMoを求める。よって、絶対値算出部911bで算出される絶対値DMoは、以下の式(16)によって表される。この絶対値DMoは、比較部915に入力される。
Figure 0004832305
一方、モノラル信号M’の正負の符号が判定部912で判定され、判定結果SM’が比較部915に入力される。また、和信号Miの正負の符号が判定部913aで判定され、判定結果SMiが比較部915に入力される。また、差信号Moの正負の符号が判定部913bで判定され、判定結果SMoが比較部915に入力される。さらに、乗算部905aで得られたLチャネル信号L”がそのまま比較部915に入力されるとともに、そのLチャネル信号L”の符号が反転部914aで反転され-L”となって比較部915に入力される。また、乗算部905bで得られたRチャネル信号R”がそのまま比較部915に入力されるとともに、そのRチャネル信号R”の符号が反転部914bで反転され-R”となって比較部915に入力される。
比較部915は、以下の比較に基づいてLチャネル信号L”およびRチャネル信号R”の正しい符号を決定する。
比較部915では、まず、絶対値DMiと絶対値DMoとの間で比較が行われる。そして、比較部915は、絶対値DMiが絶対値DMo以下の場合は、最終的に出力される時間領域のLチャネル出力信号L’と時間領域のRチャネル出力信号R’とが、正負何れかの同一符号であると決定する。また、比較部915は、Lチャネル出力信号L’およびRチャネル出力信号R’の実際の符号を決定するために、符号SM’と符号SMiとを比較する。そして、比較部915は、符号SM’と符号SMiとが同一の場合は、正のLチャネル信号L”をLチャネル出力信号L’とし、正のRチャネル信号R”をRチャネル出力信号R’とする。一方、符号SM’と符号SMiとが異なる場合は、比較部915は、負のLチャネル信号L”をLチャネル出力信号L’とし、負のRチャネル信号R”をRチャネル出力信号R’とする。この比較部915での処理をまとめると、以下の式(17)および式(18)のようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
一方、比較部915は、絶対値DMiが絶対値DMoより大きい場合は、最終的に出力される時間領域のLチャネル出力信号L’と時間領域のRチャネル出力信号R’とが、互いに異なる正負何れかの符号であると決定する。また、比較部915は、Lチャネル出力信号L’およびRチャネル出力信号R’の実際の符号を決定するために、符号SM’と符号SMoとを比較する。そして、比較部915は、符号SM’と符号SMoとが同一の場合は、負のLチャネ
ル信号L”をLチャネル出力信号L’とし、正のRチャネル信号R”をRチャネル出力信号R’とする。一方、符号SM’と符号SMoとが異なる場合は、比較部915は、正のLチャネル信号L”をLチャネル出力信号L’とし、負のRチャネル信号R”をRチャネル出力信号R’とする。この比較部915での処理をまとめると、以下の式(19)および式(20)のようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
なお、モノラル信号M’がゼロである場合は、Lチャネル信号とRチャネル信号の双方がゼロであるか、または、Lチャネル信号とRチャネル信号とが正負逆であるかのいずれかである。そこで、符号決定部100は、モノラル信号M’がゼロである場合は、一方のチャネルの信号がそのチャネルにおける直前の信号と同一符号であり、他方のチャネルの信号がその一方のチャネルの信号に対して反対の符号であると決定する。この符号決定部100での処理を式により示すと以下の式(21)あるいは式(22)のようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
また、符号決定部100は、モノラル信号M’がゼロである場合は、一方のチャネルの信号の符号を、そのチャネルにおける直前の信号と直後の信号との平均値の符号とし、他方のチャネルの信号がその一方のチャネルの信号に対して反対の符号であると決定することもできる。この符号決定部100での処理を式により示すと以下の式(23)あるいは式(24)のようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
なお、上式(21)〜(24)において、下付き文字「−」および「+」は、それぞれ、現在値の計算の基になる直前および直後の値を示す。
以上のようにして符号が決定されたLチャネル信号およびRチャネル信号はそれぞれ、IFT(逆周波数変換)部916aおよびIFT部916bに出力される。そして、IFT部916aは、周波数領域のLチャネル信号を時間領域に変換して最終的なLチャネル出力信号L’として出力する。また、IFT部916bは、周波数領域のRチャネル信号を時間領域に変換して最終的なRチャネル出力信号R’として出力する。
以上のように、出力ステレオ信号の精度は、モノラル信号M’の精度、および、LチャネルおよびRチャネルの電力スペクトルPL,PRに関係する。モノラル信号M’が元のモノラル信号Mに非常に近似しているものと仮定すると、出力ステレオ信号の精度は、LチャネルおよびRチャネルの電力スペクトルPL,PRが元の電力スペクトルにどの位近似しているかに依存する。電力スペクトルPL,PRはそれぞれのチャネルのLPCパラメータから生成されるので、電力スペクトルPL,PRの元の電力スペクトルに対する近似度合いは、LPC分析フィルタのフィルタ次数Pに依存する。よって、より高いフィルタ次数Pを有するLPC分析フィルタほど、より正確にスペクトルエンベロープを表わすことができる。
なお、ステレオ信号生成装置が図11に示す構成、すなわち、電力スペクトル演算部902に時間領域のモノラル信号M’tがそのまま入力される構成を採る場合は、電力スペクトル演算部902の構成は図12に示すようになる。
図12において、LPC分析部9021は、時間領域のモノラル信号M’tのLPCパラメータ、すなわち、LPCゲインとLPC係数を求める。インパルス応答形成部9022は、このLPCパラメータを用いて、インパルス応答hM’(n)を形成する。FT(周波数変換)部9023は、インパルス応答hM’(n)を周波数領域に変換して伝達関数HM’(z)を得る。そして、対数演算部9024が、伝達関数HM’(z) の対数を演算して、演算結果に係数20を乗算することにより、電力スペクトルPM’求める。よって、電力スペクトルPM’は、以下の式(25)によって表される。
Figure 0004832305
また、本発明を、サブバンドを用いる符号化および復号化に適用することも可能である。この場合のLPC分析部30の構成は図13に示すようになり、また、電力スペクトル演算部80の構成は図14に示すようになる。
図13に示すLPC分析部30において、SB(サブバンド)分析フィルタ302a、302bは、入力されるLチャネル信号およびRチャネル信号を1〜Nのサブバンドに分離する。LPC分析部303aは、Lチャネルの各サブバンド1〜Nに対してLPC分析を行い、各サブバンド毎に、LPC係数aL,kおよびLPCゲインGL(k= 1, 2,…, P:PはLPCフィルタの次数)をLチャネルのLPCパラメータとして得る。また、LPC分析部303bは、Rチャネルの各サブバンド1〜Nに対してLPC分析を行い、各サブバンド毎に、LPC係数aR,kおよびLPCゲインGR(k= 1, 2,…, P:PはLPCフィルタの次数)をRチャネルのLPCパラメータとして得る。各サブバンドのLチャネルのLPCパラメータおよびRチャネルのLPCパラメータは多重化部40でモノラルデータと多重され、ビットストリームが生成される。このビットストリームは、通信路50を介して復号装置へ送信される。
図14に示す電力スペクトル演算部80において、インパルス応答形成部804aは、各サブバンド1〜NのLPC係数aL,kおよびLPCゲインGLを用いて、各サブバンド毎にインパルス応答hL(n)を形成してFT部805aに出力する。FT部805aは、サブバンド1〜Nのインパルス応答hL(n)を周波数領域に変換してサブバンド1〜Nの伝達関数H
L(z)を得る。そして、対数演算部806aは、各サブバンド1〜Nの伝達関数応答HL(z)の対数振幅を求めて、サブバンド毎の電力スペクトルPLを得る。
一方、Rチャネルについては、インパルス応答形成部804bが、各サブバンド1〜NのLPC係数aR,kおよびLPCゲインGRを用いて、各サブバンド毎にインパルス応答hR(n)を形成してFT部805bに出力する。FT部805bは、サブバンド1〜Nのインパルス応答hR(n)を周波数領域に変換してサブバンド1〜Nの伝達関数HR(z)を得る。そして、対数演算部806bは、各サブバンド1〜Nの伝達関数応答HR(z)の対数振幅を求めて、サブバンド毎の電力スペクトルPRを得る。
このように、復号装置では、各サブバンドについて、上述したのと同様の処理が行われる。全てのサブバンドに対して上述したのと同様の処理がなされた後、サブバンド合成フィルタが、全てのサブバンドの出力を合成して、最終的な出力ステレオ信号を生成する。
次に、具体的な数値例1〜4を以下に示す。なお、以下の例で挙げた数値はすべて周波数領域のものである。
<例1>
符号化装置において、L = 3781、R = 7687、M = 5734とする。また、復号装置において、PL= 71.82dB、PR = 77.51dB、M’ = 5846、よって、PM=75.3372dBとする。その結果、Lチャネルについては表1、Rチャネルについては表2に示すようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
この場合、DMiがDMo以下で、また、M’とMiの両符号が同一であるので、Lチャネル出力信号L’およびRチャネル出力信号R’は以下のようになる。
L’ = L” = 3899.40
R’ = R” = 7507.55
<例2>
符号化装置において、L = -3781、R = -7687、M = -5734とする。また、復号装置において、PL= 71.82dB、PR = 77.51dB、M’ = -5846、よって、PM = 75.3372dBとする。その結果、Lチャネルについては表3、Rチャネルについては表4に示すようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
この場合、DMiがDMo以下で、また、M’とMiの両符号が同一であるので、Lチャネル出力信号L’およびRチャネル出力信号R’は以下のようになる。
L’ = L” = -3899.40
R’ = R” = -7507.55
<例3>
符号化装置において、L = -3781、R = 7687、M = 1953とする。また、復号装置において、PL= 71.82dB、PR = 77.51dB、M’ = 1897、よって、PM = 65.5613dBとする。その結果、Lチャネルについては表5、Rチャネルについては表6に示すようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
この場合、DMiがDMoより大きく、また、M’とMiの両符号が同一であるので、Lチャネル出力信号L’およびRチャネル出力信号R’は以下のようになる。
L’ = -L” = -3899.40
R’ = R” = 7507.55
<例4>
符号化装置において、L = 3781、R = -7687、M = -1953とする。また、復号装置において、PL= 71.82dB、PR = 77.51dB、M’ = -1897、よって、PM = 65.5613dBとする。その結果、Lチャネルについては表7、Rチャネルについては表8に示すようになる。
Figure 0004832305
Figure 0004832305
この場合、DMiがDMoより大きく、また、M’の符号とMiの符号が相違するので、Lチャネル出力信号L’およびRチャネル出力信号R’は以下のようになる。
L’ = L” = 3899.40
R’ = -R” = -7507.55
以上、<例1>〜<例4>の結果からわかるように、符号化装置に入力されるLチャネル信号L 及びRチャネル信号R の値と、最終的に出力されるLチャネル信号L’ 及びRチャネル信号R’ の値とを比較すると、モノラル信号M 及びM’ の値に関わらず、それぞれのチャネルにおいて近い値が得られている。よって、本発明により再現性の良いステレオ信号が得られることが確認された。
なお、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーL
SI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2004年8月31日出願の特願2004−252027に基づくものである。この内容はすべてここに含めておく。
本発明は、デジタルオーディオ信号およびデジタル音声信号の送信、配信および蓄積メディア等に利用することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る電力スペクトルプロット図 上記実施の形態に係る電力スペクトルプロット図 上記実施の形態に係る電力スペクトルプロット図 上記実施の形態に係る電力スペクトルプロット図 上記実施の形態に係るステレオ信号のフレームの電力スペクトルプロット図(Lチャネル) 上記実施の形態に係るステレオ信号のフレームの電力スペクトルプロット図(Rチャネル) 上記実施の形態に係る符号化/復号システムの構成を示すブロック図 上記実施の形態に係るLPC分析部の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る電力スペクトル演算部の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係るステレオ信号生成装置の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係るステレオ信号生成装置の別の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る電力スペクトル演算部の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係るLPC分析部の別の構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る電力スペクトル演算部の別の構成を示すブロック図

Claims (16)

  1. ステレオ信号の左右各チャネルの信号から得られた時間領域のモノラル信号を周波数領域のモノラル信号に変換する変換手段と、
    前記周波数領域のモノラル信号の第1の電力スペクトルを求める電力算出手段と、
    前記第1の電力スペクトルと前記ステレオ信号の左チャネルの電力スペクトルとの第1の差から前記左チャネルに対する第1のスケーリング比を求めるとともに、前記第1の電力スペクトルと前記ステレオ信号の右チャネルの電力スペクトルとの第2の差から前記右チャネルに対する第2のスケーリング比を求めるスケーリング比算出手段と、
    前記周波数領域のモノラル信号に前記第1のスケーリング比を乗算して前記ステレオ信号の左チャネル信号を生成するとともに、前記周波数領域のモノラル信号に前記第2のスケーリング比を乗算して前記ステレオ信号の右チャネル信号を生成する乗算手段と、
    を具備するステレオ信号生成装置。
  2. 前記スケーリング比算出手段は、前記周波数領域のモノラル信号がゼロである場合、前記第1のスケーリング比および前記第2のスケーリング比を1に設定する、
    請求項1記載のステレオ信号生成装置。
  3. 前記乗算手段で生成された前記左チャネル信号および前記右チャネル信号の正負の符号を決定する決定手段、
    をさらに具備する請求項1記載のステレオ信号生成装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記左チャネル信号と前記右チャネル信号の和信号の絶対値と前記周波数領域のモノラル信号の絶対値との差の第1の絶対値が、前記左チャネル信号と前記右チャネル信号の差信号の絶対値と前記周波数領域のモノラル信号の絶対値との差の第2の絶対値以下の場合、前記左チャネル信号の符号と前記右チャネル信号の符号とが同一符号であると決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  5. 前記決定手段は、
    前記左チャネル信号と前記右チャネル信号の和信号の絶対値と前記周波数領域のモノラル信号の絶対値との差の第1の絶対値が、前記左チャネル信号と前記右チャネル信号の差信号の絶対値と前記周波数領域のモノラル信号の絶対値との差の第2の絶対値より大きい場合、前記左チャネル信号の符号と前記右チャネル信号の符号とが異なる符号であると決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  6. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号の符号と前記和信号の符号とが同一符号である場合、前記左チャネル信号の符号および前記右チャネル信号の符号を正の符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  7. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号の符号と前記和信号の符号とが異なる符号である場合、前記左チャネル信号の符号および前記右チャネル信号の符号を負の符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  8. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号の符号と前記差信号の符号とが同一符号である場合、前記左チャネル信号の符号を負の符号に、前記右チャネル信号の符号を正の符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  9. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号の符号と前記差信号の符号とが異なる符号である場合、前記左チャネル信号の符号を正の符号に、前記右チャネル信号の符号を負の符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  10. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号がゼロである場合、前記左チャネル信号の符号を、前記左チャネル信号の直前の左チャネル信号の符号と同一符号に決定するとともに、前記右チャネル信号の符号を、決定した前記左チャネル信号の符号と異なる符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  11. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号がゼロである場合、前記右チャネル信号の符号を、前記右チャネル信号の直前の右チャネル信号の符号と同一符号に決定するとともに、前記左チャネル信号の符号を、決定した前記右チャネル信号の符号と異なる符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  12. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号がゼロである場合、前記左チャネル信号の符号を、前記左チャネル信号の直前および直後の2つの左チャネル信号の値の平均値の符号に決定するとともに、前記右チャネル信号の符号を、決定した前記左チャネル信号の符号と異なる符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  13. 前記決定手段は、
    前記周波数領域のモノラル信号がゼロである場合、前記右チャネル信号の符号を、前記右チャネル信号の直前および直後の2つの右チャネル信号の値の平均値の符号に決定するとともに、前記左チャネル信号の符号を、決定した前記右チャネル信号の符号と異なる符号に決定する、
    請求項3記載のステレオ信号生成装置。
  14. 請求項1記載のステレオ信号生成装置を具備する復号装置。
  15. 符号化装置における左チャネル信号のLPC分析により得られた左チャネルのLPCパラメータを入力し、前記左チャネルのLPCパラメータに基づいて前記ステレオ信号の左チャネルの電力スペクトルを算出するとともに、前記符号化装置における右チャネル信号のLPC分析により得られた右チャネルのLPCパラメータを入力し、前記右チャネルのLPCパラメータに基づいて前記ステレオ信号の右チャネルの電力スペクトルを算出する、電力スペクトル演算手段を更に有する、
    請求項14記載の復号装置。
  16. ステレオ信号の左右各チャネルの信号から得られた時間領域のモノラル信号を周波数領域のモノラル信号に変換する変換工程と、
    前記周波数領域のモノラル信号の第1の電力スペクトルを求める電力算出工程と、
    前記第1の電力スペクトルと前記ステレオ信号の左チャネルの電力スペクトルとの第1の差から前記左チャネルに対する第1のスケーリング比を求めるとともに、前記第1の電力スペクトルと前記ステレオ信号の右チャネルの電力スペクトルとの第2の差から前記右チャネルに対する第2のスケーリング比を求めるスケーリング比算出工程と、
    前記周波数領域のモノラル信号に前記第1のスケーリング比を乗算して前記ステレオ信号の左チャネル信号を生成するとともに、前記周波数領域のモノラル信号に前記第2のスケーリング比を乗算して前記ステレオ信号の右チャネル信号を生成する乗算工程と、
    を具備するステレオ信号生成方法。
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