JP4831450B2 - カラーフィルタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の背景】
発明の分野
本発明は、カラーフィルタ、特に反射型や半透過型の液晶表示装置用のカラーフィルタ、に関するものである。
【0002】
背景技術
近年、反射型の液晶表示装置が、低消費電力でかつ軽量であるという利点から、携帯用端末の表示装置を始めとする各種応用製品等の用途において、ますます重要な表示装置となっている。特に、カラーフィルタを用いることによりカラー表示が可能な応用製品は、多く開発されるとともに、生産量も急激に増加している。
【0003】
この反射型のカラー液晶表示装置には、着色された画像を表示するために、複数の色(通常、赤緑青(RGB)の3原色)からなる着色層と、透明電極層とを少なくとも備えたカラーフィルタが設けられる。その一方、このカラーフィルタに対向する電極として、アルミニウム等の金属からなる反射電極層と、薄膜トランジスタ(TFT素子)とを少なくとも備えたTFTアレイ基板も設けられる。そして、このカラーフィルタとTFTアレイ基板との間に液晶が挟持される構成とすることで、カラー画像を表示する。
【0004】
ところで、このようなカラーフィルタには、明るさや色特性を始めとして、低コスト、低反射率(カラーフィルタ単体)、高いコントラスト比が要求されている。そして、カラーフィルタ内にブラックマトリックスを設けて、高いコントラスト比、低反射率を実現する方法が知られていた。
しかしながら、従来は、明るさやコストを重視するため、ブラックマトリックスを用いないカラーフィルタが一般的であった。
【0005】
ところが、反射型液晶表示装置の多様化が進むにつれ、ディスプレイの視認性向上が重視されるようになってきた。そして、この視認性向上のために、ディスプレイのコントラストを向上させることが考えられた。このコントラストを上げるためには、カラーフィルタのコントラスト比を高くすることが必要とされ、そのためブラックマトリックスの必要性が新たに生じてきた。
【0006】
しかしながら、金属材料を用いたブラックマトリックスでは、ディスプレイの反射率を抑えるために、別途金属酸化膜等を積層して低反射化を図る必要があり、コストが上昇してしまう。
このような問題に対し、顔料分散法を利用した樹脂ブラックマトリックスを用いることにより、低コスト化を図ることも考えられる。しかしながら、樹脂ブラックマトリックス材料は一般的に解像度が低く、寸法の細いブラックマトリックスパターンが形成しにくいという傾向がある。このため、高開口率化の実現が困難であり、明るさの確保が十分ではなかった。
【0007】
【発明の概要】
本発明者らは、今般、樹脂ブラックマトリックスの光学濃度を適正化することにより、高コントラスト比を有し、かつ高開口率なカラーフィルタを低コストで得られることを知見した。
【0008】
したがって、本発明は、高い消偏特性を有し、かつ高開口率なカラーフィルタを低コストで得るのに適した、反射型または半透過型の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタを提供することを目的としている。
【0009】
本発明のカラーフィルタは、反射型または半透過型の液晶表示装置に用いられるものであって、基板と、
複数色の着色画素パターンからなる着色層と、
前記着色層の層内および/または層外に、少なくとも該着色層の各着色画素の境界部分を遮光するように線状に形成されてなるブラックマトリックス層とを含んでなり、
前記ブラックマトリックス層の光学濃度が1.0〜2.5であることにより、上記目的を達成する。
【0010】
【発明の具体的説明】
以下、本発明のカラーフィルタについて具体的に説明する。
【0011】
カラーフィルタ
本発明のカラーフィルタは、反射型や半透過型の液晶表示装置用のカラーフィルタであって、基板と、着色層と、ブラックマトリックス層とを少なくとも含んでなる。そして、本発明においては、このブラックマトリックス層の光学濃度が1.0〜2.5である。
【0012】
通常、「透過型」液晶表示装置に使用されるカラーフィルタの場合には、ブラックマトリックスの光学濃度は2.0以上が必要とされるのが一般的である。しかし、樹脂ブラックマトリックスを用いる場合において上記数値を満たすように光学濃度を上げるようとすると、高濃度の顔料を添加せざるを得ない。このため、解像度が低く、寸法の細いブラックマトリックスパターンが形成しにくく、その結果、高開口率化の実現が困難であり、明るさの確保が十分ではなかった。
【0013】
このような状況の下、本発明者らは、「反射型」もしくは「半透過型」液晶表示装置に使用されるカラーフィルタの場合には、入射した光が反射されて出射する構成となるため、光が2回カラーフィルタ層を通過するという点に着目した。そして、光が1回カラーフィルタ層を通過する場合には満足のいく遮光効果が得られなくても、光が2回カラーフィルタ層を通過する結果として満足のいく光学濃度に相当する遮光効果が得られることを知見した。すなわち、本発明者らは、ブラックマトリックス層の光学濃度を1.0〜2.5、好ましくは1.1〜2.3、より好ましくは1.2〜2.2、という低いレベルにすることで、十分な視認性が得られることを知見した。
【0014】
このように、ブラックマトリックス用レジストにおいて、低い光学濃度で液晶ディスプレイへの使用を可能としたことにより、レジスト中の顔料成分の含有量を低下させることが可能となる。これにより、(1)解像度向上・パターン形状改善による高精細化の実現、(2)高感度化により露光時間が短縮されることによる生産性の向上、(3)ブラックマトリックスパターンのガラス等への密着性の向上、(4)ブラックマトリックス層の薄膜化によるカラーフィルタ表面の平坦性向上、などの種々の利点を得ることができる。これらの中でも、特に上記(1)の高精細化が、高い消偏特性と、高い開口率との両方の実現に特に大きく寄与する。
したがって、本発明によれば、高いコントラスト比を有し、かつ高開口率なカラーフィルタを低コストで得るのに適した、反射型または半透過型の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタを高品質かつ高い生産性で提供することができる。
【0015】
ここで、本発明におけるカラーフィルタは、液晶表示装置内で液晶層に対して「観測者側」に配設されるタイプのカラーフィルタと(以下、前方設置型カラーフィルタという)、液晶表示装置内で液晶層に対して「観測者側と反対側」に配設されるタイプのカラーフィルタ(以下、後方設置型カラーフィルタという)のいずれをも包含する。
【0016】
(a)基板
本発明における基板としては、特に限定されないが、前方設置型カラーフィルタの場合にあっては、透明の基板であることが必要である。一方、後方設置型カラーフィルタの場合にあっては、基板は必ずしも透明である必要はないが、透明基板でもよい。一方、基板の厚みは、カラーフィルタの用途等を考慮して適宜設定することができ、例えぱ0.3〜10mm程度とすることができる。
前方設置型カラーフィルタに用いる透明基板の好ましい例としては、石英ガラス、パイレックスガラス、合成石英板等の可撓性のない透明なリジット材、あるいは透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する透明なフレキシブル材が挙げられる。後方設置型カラーフィルタに用いる基板の好ましい例としては、各種のガラス基板、金属基板、樹脂基板、これらの2種以上の材料からなる複合基板等が挙げられる。
【0017】
(b)着色層
本発明における着色層は、カラー表示を目的とした複数色の着色された画素パターンからなる。複数色の着色パターンとしては、赤色着色パターン、緑色着色パターン、および青色着色パターンとから構成するのが一般的である。このような着色パターンは公知の顔料分散法、染色法、電着法等により形成することができ、また、各着色パターンも、ストライプ型、モザイク型、トライアングル型、4画素配置型等を採用することができ、特に限定されない。このような着色パターンは、着色層の各着色画素が互いに所定間隔離間して形成されてもよいし、各着色画素が互いに隣接して形成されてもよく、特に限定されない。
【0018】
(c)ブラックマトリックス層
本発明におけるブラックマトリックス層は、着色層の層内および/または層外に、少なくとも該着色層の各着色画素の境界部分を遮光するように線状に形成されてなる。ここで、「境界部分」とは、着色層の各着色画素が互いに所定間隔離間して形成されている場合には、この離間部分を意味し、各着色画素が互いに隣接して形成されている場合には、この隣接部分そのものを意味する。
【0019】
ブラックマトリックス層は、遮光性樹脂、クロム等の金属等の種々の材料で形成することができるが、顔料を含有する樹脂から実質的になるのがコストを低くできる点で好ましい。この顔料を含有する樹脂は、通常、ベースとしての感光性組成物に、顔料、多官能不飽和モノマーもしくはオリゴマー、および光重合開始剤を含有させたものを、光重合により硬化させて得られたものである。また、顔料としては、有機および/または無機の顔料の一種または二種以上からなるもの、金属酸化物の一種または二種以上からなるもの、および有機および/または無機の顔料と金属酸化物との混合系からなるもの、のいずれも好ましく用いることができる。
【0020】
本発明におけるブラックマトリックス層の光学濃度は、上述したように、1.0〜2.5であり、好ましくは1.1〜2.3、より好ましくは1.2〜2.2である。このような範囲とすることで、十分な視認性を得ながら、膜厚を薄くし、かつブラックマトリックス層(特に樹脂ブラックマトリックス)中の顔料含有量を減らしたりすることができる。これにより、解像度を高くし、寸法の細いブラックマトリックスパターンを容易に形成することができる。このため、高開口率化を実現して、明るさを十分に確保することができる。
【0021】
本発明の好ましい態様によれば、ブラックマトリックス層の単位膜厚当たりの光学濃度が0.75〜2.5/μmであるのが好ましく、より好ましくは1.0〜2.2/μm、さらに好ましくは1.3〜2.0/μmであり、かつ、ブラックマトリックス層の膜厚が0.4〜1.4μmであるのが好ましく、より好ましくは0.5〜1.2/μm、さらに好ましくは0.6〜1.0/μmである。さらに、ブラックマトリックスの最小線幅が15μm以下であるのが好ましく、より好ましくは7〜10μm、さらに好ましくは4〜7μmである。このように、解像度を高くし、寸法の細いブラックマトリックスパターンを形成することにより、高開口率化を実現して、明るさを十分に確保する。
【0022】
また、ブラックマトリックスの体積抵抗値が、1×10 −10 Ω・cm以上であるのが好ましく、より好ましくは1×10−7Ω・cm以上、さらに好ましくは1×10 −4 Ω・cm以上である。これにより、横電界駆動方式の液晶表示装置に適用が可能になるという利点がある。
【0023】
このようなブラックマトリックス層は、例えば、樹脂ブラックマトリックスとしての顔料を分散したレジストをスピンコーティング法を始めとした一般的な手法を用いて塗布し、その後フォトマスクを用いた露光を行い、現像により不要部を除去し、ポストベークにて所望のブラックマトリックスパターンを形成することにより製造することができる。
【0024】
本発明のカラーフィルタにおいて、着色層およびブラックマトリックス層の好ましい構造としては、以下の構造A〜Jを挙げることができる。
【0025】
以下に説明する構造A〜Dは着色層の各着色画素が互いに所定間隔離間して形成されている例である。
構造A
構造Aは、透明基板、ブラックマトリックス層、着色層の順に各層が形成されたものである。図1に、構造Aのカラーフィルタ10の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ10は、基板12上に所定間隔毎に離間させて帯状のブラックマトリックス層14が形成されている。さらに、基板12上のブラックマトリックス層の形成されない離間部分と、それに隣接するブラックマトリックス層14の外周部分とを覆うように、各色ごとにドメイン化されてなる着色層16R,16G,16Bが形成されている。すなわち、着色層16上の全表面と、この着色層で覆われないブラックマトリックス層14の中央部分とが露出した状態となっている。この構造Aのカラーフィルタは、一般的なカラーフィルタの製造工程と同じ工程で製造できるという利点がある。
【0026】
構造B
構造Bは、透明基板、着色層、ブラックマトリックス層の順に各層が形成されたものである。図2に、構造Bのカラーフィルタ20の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ20は、基板22上に所定間隔毎に離間させて各色毎にドメイン化されてなる着色層26R,26G,26Bが形成されている。さらに、基板22上の着色層26の形成されない離間部分と、それに隣接する着色層26の外周部分とを覆うように、ブラックマトリックス層24が形成されている。すなわち、ブラックマトリックス層24上の全表面と、このブラックマトリックス層で覆われない着色層26の中央部分とが露出した状態となっている。この構造Bのカラーフィルタは、先に形成する着色層の光学濃度に合わせてブラックマトリックス層の光学濃度が調節できるという利点がある。
【0027】
構造C
構造Cは、着色層(3色)中の1色、透明基板、ブラックマトリックス層、着色層の残り2色の順に各層が形成されたものである。図3に、構造Cのカラーフィルタ30の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ30は、基板32上に所定間隔毎に離間させてドメイン化されてなる1色分の着色層36Rのみが先に形成されてなる。そして、基板32上に所定間隔毎に離間させて、かつ着色層36Rの外周部分を覆うように、帯状のブラックマトリックス層34が形成されている。次に、基板32上の露出部分と、それに隣接するブラックマトリックス層34の外周部分とを覆うように、各色毎にドメイン化されてなる残り2色分の着色層36G,36Bが形成されている。すなわち、2色分の着色層36G,36B上の全表面と、この着色層で覆われないブラックマトリックス層34の部分と、このブラックマトリックス層で覆われない1色分の着色層36Rの中央部分とが露出した状態となっている。なお、図示例は赤色パターン36Rを先に形成する例としたが、緑色パターン36Gあるいは青色パターン36Bを先に形成する構成としてもよい。この構造Cのカラーフィルタは、先に形成する着色層の光学濃度に合わせてブラックマトリックス層の光学濃度が調節できるという利点がある。
【0028】
構造D
構造Dは、着色層(3色)中の2色、透明基板、ブラックマトリックス層、着色層の残り1色の順に各層が形成されたものである。図4に、構造Dのカラーフィルタ40の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ40は、基板42上に所定間隔毎に離間させて、各色毎にドメイン化されてなる2色分の着色層46R,46Bのみが先に形成されてなる。そして、基板42上に所定間隔毎に離間させて、かつ着色層46R,46Bの外周部分を覆うように、帯状のブラックマトリックス層44が形成されている。次に、基板42上の露出部分と、それに隣接するブラックマトリックス層44の外周部分とを覆うように、ドメイン化されてなる残り1色分の着色層46Gが形成されている。すなわち、1色分の着色層46G上の全表面と、この着色層で覆われないブラックマトリックス層44の部分と、このブラックマトリックス層で覆われない2色分の着色層46R,46Bの中央部分とが露出した状態となっている。なお、図示例は緑色パターン46Gを後に形成する例としたが、赤色パターン46Rあるいは青色パターン46Bを後に形成する構成としてもよい。この構造Dのカラーフィルタは、先に形成する着色層の光学濃度に合わせてブラックマトリックス層の光学濃度が調節できるという利点がある。
【0029】
以下に説明する構造E〜Jは、各着色画素が互いに隣接して形成されている例である。
構造E
構造Eは、透明基板、ブラックマトリックス層、着色層の順に各層が形成されたものである。図5に、構造Eのカラーフィルタ50の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ50は、基板52上に所定間隔毎に離間させて帯状のブラックマトリックス層54が形成されている。さらに、基板52およびブラックマトリックス層54上の全面にわたって、かつ、ブラックマトリックス層54の線幅の中央部分に、各色の境界部分が位置するように、各色毎にドメイン化されてなる着色層56R,56G,56Bが形成されている。この構造Eのカラーフィルタは、一般的なカラーフィルタの製造工程と同じ工程で製造できるという利点がある。
【0030】
構造F
構造Fは、透明基板、着色層、ブラックマトリックス層の順に各層が形成されたものである。図6に、構造Fのカラーフィルタ60の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ60は、基板62上の全面にわたって、各色毎にドメイン化されてなる着色層66R,66G,66Bが形成されている。さらに、着色層66上に所定間隔毎に離間させて、かつ各色の境界部分をその中央部分が覆うように、帯状のブラックマトリックス層54が形成されている。この構造Fのカラーフィルタは、先に形成する着色層の光学濃度に合わせてブラックマトリックス層の光学濃度が調節できるという利点がある。
【0031】
構造G
構造Gは、透明基板、ブラックマトリックス層、着色層の順に各層が形成されたものである。図7に、構造Gのカラーフィルタ70の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ70は、基板72上に所定間隔毎に離間させて帯状のブラックマトリックス層74が形成されている。さらに、基板72およびブラックマトリックス層74上の全面にわたって、かつ、ブラックマトリックス層74の外縁が各色の境界線と一致するように、各色毎にドメイン化されてなる着色層76R,76G,76Bが形成されている。この構造Gのカラーフィルタは、一般的なカラーフィルタの製造工程と同じ工程で製造できるという利点がある。
【0032】
構造H
構造Hは、透明基板、着色層、ブラックマトリックス層の順に各層が形成されたものである。図8に、構造Fのカラーフィルタ80の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ80は、基板82上の全面にわたって、各色毎にドメイン化されてなる着色層86R,86G,86Bが形成されている。さらに、着色層86上に、各色の境界線がその外縁と一致するように、帯状のブラックマトリックス層84が所定間隔毎に離間させて形成されている。この構造Hのカラーフィルタは、先に形成する着色層の光学濃度に合わせてブラックマトリックス層の光学濃度が調節できるという利点がある。
【0033】
構造I
構造Iは、透明基板、ブラックマトリックス層、着色層の順に各層が形成されたものである。図9に、構造Iのカラーフィルタ90の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ90は、基板92上に所定間隔毎に離間させて帯状のブラックマトリックス層94が形成されている。そして、この基板92上であってブラックマトリックス層で覆われない離間部分に、各色毎に離間部分と同じサイズにドメイン化されてなる着色層96R,96G,96Bが形成されている。ここで、着色層96Bだけは、ブラックマトリックス層94上の全表面にも形成されている。なお、図示例は青色パターン96Bをブラックマトリックス層上に形成する例としたが、赤色パターン96Rあるいは緑色パターン96Gをブラックマトリックス層上に形成する構成としてもよい。この構造Iのカラーフィルタは、一般的なカラーフィルタの製造工程と同じ工程で製造できるという利点がある。
【0034】
構造J
構造Jは、透明基板、着色層、ブラックマトリックス層の順に各層が形成されたものである。図10に、構造Jのカラーフィルタ100の概略断面図を示す。同図に示されるように、カラーフィルタ100は、基板102上に所定間隔毎に離間させて、各色毎にドメイン化されてなる着色層106R,106G,106Bが形成されると同時に、着色層106Bだけが、基板102上の離間部分(この部分はブラックマトリックス層で遮光しようとする部分)にも形成されている。そして、この着色層106Bで埋められた離間部分上に、上記所定間隔毎に離間させて、帯状のブラックマトリックス層104が形成されている。この構造Jのカラーフィルタは、一般的なカラーフィルタの製造工程と同じ工程で製造できるという利点がある。
【0035】
なお、上記構成A〜Jは、ブラックマトリックス層と重なる着色層が1色のみの態様であるが、本発明はこれに限定されず、ブラックマトリックス層と重なる着色層が2色以上存在していてもよい。
また、上記構成E〜Jとしては、透明基板、1色または2色分の着色層、ブラックマトリックス層、残り1色分の着色層の順に各層が形成されてなるものであってもよい。
さらに、上記構成A〜Jにおいて、ブラックマトリックス層、2色または3色分の着色層を積層して、3層構造としてもよい。
また、上記構成A〜Jにおいて、透明基板の代わりに、駆動回路基板を使用してもよい。
【0036】
(d)その他の層
本発明のカラーフィルタは、上述したように、基板、着色層およびブラックマトリックス層を少なくとも有するものであるが、使用目的および使用態様に応じて、特定の機能を付与するようにその他の層をさらに有してなることができる。
【0037】
本発明の好ましい態様によれば、前方設置型カラーフィルタの場合には、図11に示されるように、着色層116の外側に積層される透明電極層117をさらに有してなることができる。透明電極層117の好ましい例としては、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等を挙げることができる。また、透明電極層117は、上記合金等を用いて、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法等の一般的な成膜方法により好ましく形成することができる。透明電極層の厚さは特に限定されないが、0.01〜1μmであるのが好ましく、さらに好ましくは0.03〜0.5μm程度である。
【0038】
本発明の好ましい態様によれば、後方設置型カラーフィルタの場合には、図12に示されるように、着色層126の外側に積層される透明電極層127と、基板122と前記着色層126との間において、基板上に積層される駆動素子層128と、駆動素子層上に積層される反射電極層129とをさらに有してなることができる。駆動素子層128は、所定のパターンで形成された薄膜トランジスタ(TFT)およびドレイン、ソース、ゲートの各電極からなっている。また、反射電極層129はドレイン電極に接続された画素電極であり、図示しない絶縁層を介して駆動素子層128上に形成され、鏡面仕上げが施されている。
また、半透過型カラー液晶表示装置に用いる場合、反射電極層をハーフミラー型電極層や穴あき型電極層とすることができる。この反射電極層は、アルミニウム、クロム、金、銀、銅等の金属薄膜で形成され、厚みは0.05〜1μm、好ましくは0.1〜0.3μmの範囲で設定することができる。このような反射電極層は、蒸着法、スパッタリング法、CVD法、イオンプレーティング法等の公知の薄膜形成方法により形成することができる。
【0039】
反射型カラー液晶表示装置
次に、本発明のカラーフィルタを用いた反射型カラー液晶表示装置の例を挙げる。図13は、図11に示される前方設置型カラーフィルタ110を用いた反射型カラー液晶表示装置を示す概略縦断面図である。図13において、反射型カラー液晶表示装置130は、観察者側に本発明のカラーフィルタ110を配設し、このカラーフィルタ110の透明基板112上に位相差板133と偏光板134を備え、基板136上に駆動素子層138、反射電極層139が形成された対向電極基板とカラーフィルタ110との間に液晶層135を形成したものである。
【0040】
また、図14は図12に示される後方設置型カラーフィルタ120を用いた反射型カラー液晶表示装置を示す概略縦断面図である。図14において、反射型カラー液晶表示装置140は、透明基板142の一方の面に透明電極層141を備え他の面に位相差板143と偏光板144を備えた対向基板と、本発明のカラーフィルタ120との間に液晶層145を形成したものである。この反射型カラー液晶表示装置140では、本発明のカラーフィルタ120が液晶層145を介して観察者側と反対側に位置する。
【0041】
本発明のカラーフィルタは、上述のような反射型カラー液晶表示装置の他に半透過型カラー液晶表示装置にも用いることができる。
半透過型カラー液晶表示装置は、透過型と反射型の各カラー液晶表示装置の長所を兼ね備えたものとして開発されており、1つの画素の中に、透過表示部分と反射表示部分を形成し、従来、表示原理の異なる液晶表示モードであった透過/反射の液晶表示モードを両立した表示モードを備えるものである。
【0042】
図13に示すような構造で半透過型カラー液晶表示装置を作製する場合、上述の反射電極層139をハーフミラー型の電極層や穴あき型の電極層とすればよい。また、本発明の前方設置型カラーフィルタはそのまま使用することができる。
【0043】
また、図14に示すような構造で半透過型カラー液晶表示装置を作製する場合、本発明の後方設置型カラーフィルタの各反射電極層をハーフミラー型の電極層や穴あき型の電極層とする。ハーフミラー型電極層は、一部の光を透過させ残りを反射する半透過特性を導電性薄膜自体にもたせたものであり、蒸着法、スパッタリング法、CVD法、イオンプレーティング法等の公知の成膜プロセスを制御することにより形成できる。また、穴あき型電極層は、1つの画素を面積的に透過部(穴あき部)と反射部に割り振ったものであり、上記のような成膜方法により金属薄膜を成膜した後、これをパターニングして所定の微細開口を設けることにより形成できる。
【0044】
【実施例】
以下の実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0045】
塗工液の組成
以下の実施例および比較例において使用した塗工液の組成は次の通りである。
(1)樹脂ブラックマトリックス用塗工液:
多官能アクリレートモノマー(DPHA;日本化薬社製) 15重量%
ベンジルメタクリレートポリマー(分子量5000) 25重量%
エポキシアクリレート(EA450;東亞合成社製) 10重量%
光重合開始剤(イルガキュア369;日本化薬社製) 10重量%
黒顔料(ダイヤカーボンMA11;三菱化学社製) 15重量%
青顔料(P.B15:3) 10重量%
分散剤(Disperbyk161;ビックケミージャパン社製) 15重量%
【0046】
(2)赤色画素用塗工液:
多官能アクリレートモノマー(DPHA;日本化薬社製) 20重量%
ベンジルメタクリレートポリマー(分子量5000) 40重量%
エポキシアクリレート(EA450;東亞合成社製) 5重量%
光重合開始剤(イルガキュア907;日本化薬社製) 10重量%
赤顔料(P.R48:1) 10重量%
分散剤(Disperbyk161;ビックケミージャパン社製) 15重量%
【0047】
(3)緑色画素用塗工液:
多官能アクリレートモノマー(DPHA;日本化薬社製) 20重量%
ベンジルメタクリレートポリマー(分子量5000) 40重量%
エポキシアクリレート(EA450;東亞合成社製) 5重量%
光重合開始剤(イルガキュア907;日本化薬社製) 10重量%
緑顔料(P.G36) 10重量%
分散剤(Disperbyk161;ビックケミージャパン社製) 15重量%
【0048】
(4)青色画素用塗工液:
多官能アクリレートモノマー(DPHA;日本化薬社製) 20重量%
ベンジルメタクリレートポリマー(分子量5000) 40重量%
エポキシアクリレート(EA450;東亞合成社製) 5重量%
光重合開始剤(イルガキュア907;日本化薬社製) 10重量%
青顔料(P.B15:3) 10重量%
分散剤(Disperbyk161;ビックケミージャパン社製) 15重量%
【0049】
光学濃度の測定方法
以下の実施例および比較例における光学濃度の測定は、顕微分光測定装置(OSP−SP200;オリンパス社製)を用い、三刺激値Yから求めた。
【0050】
コントラスト比の測定方法
以下の実施例および比較例において行ったコントラスト比の測定方法は次の通りである。
まず、2枚の偏光板(NPF−G1220DU;日東化工社製)の中間に、製造したカラーフィルタを設置する。次いで、一方の偏光板を回転することにより、輝度の最大値(=平行輝度)と最小値(=直交輝度)を求め、下記式に従いコントラスト比を算出する。
コントラスト比 = (平行輝度)/(直交輝度)
【0051】
実施例1:樹脂ブラックマトリックスを用いたカラーフィルタ
実施例1においては、図1に示される構造Aを有するカラーフィルタを作製し、その評価(コントラスト比の測定)を行った。
まず、樹脂ブラックマトリックス用塗工液100重量部に、溶剤として3−エトキシプロピオン酸エチルを300重量部添加して希釈した。この希釈された塗工液をガラス基板上(コーニング1737;コーニング社製)に塗布し、乾燥した。さらに、このガラス基板の塗布面を所定のパターニングで露光し、現像した。このガラス基板を200℃で30分間保持して、パターニングされたブラックマトリックス層を形成させた。このとき、ブラックマトリックス層の膜厚は0.62μm、光学濃度は1.34であった(単位膜厚当りの光学濃度は2.2/μm)。こうして得られたブラックマトリックス層のパターンは、エッジ形状もシャープであり、高解像度(10μm)のパターンを形成することができた。
【0052】
次に、ブラックマトリックス層に続いて、赤緑青(RGB)の3色からなる着色層を形成した。具体的には、RGBのそれぞれの塗工液を用いて、ブラックマトリックス層を形成したガラス上に、コーティング、乾燥、露光、現像を施した。その後、200℃、30分での熱処理の工程を繰り返して、さらに透明導電膜ITO膜(膜厚0.15μm)を形成して、カラーフィルタを作製した。
【0053】
作製したカラーフィルタを用いて、コントラスト比を測定し、効果検証を行った。その結果、カラーフィルタのコントラスト比は1400であった。なお、カラーフィルタを設置しない状態についてもコントラスト比を測定したところ、10000であった。
【0054】
比較例1:樹脂ブラックマトリックスを用いないカラーフィルタ
比較例1においては、図15に示される、ブラックマトリックス層を有しない構造のカラーフィルタを作製し、その評価(コントラスト比の測定)を行った。
まず、実施例1と同様の着色層をガラス上に(コーニング1737;コーニング社製)形成した。次に、透明導電膜ITO膜(膜厚0.15μm)を形成して、カラーフィルタを作製した。
作製したカラーフィルタを用いて、コントラスト比を測定し、効果検証を行った。その結果、カラーフィルタのコントラスト比は700であった。なお、カラーフィルタを設置しない状態についてもコントラスト比を測定したところ、10000であった。
【0055】
実施例2:樹脂ブラックマトリックスを用いたカラーフィルタ
実施例2においては、図5に示される構造Eを有するカラーフィルタを作製し、その評価(コントラスト比の測定)を行った。
樹脂ブラックマトリックス材料を、ガラス基板上(コーニング1737;コーニング社製)に、膜厚0.44μmになるようにコーティングしてブラックマトリックス層を形成した。その後、着色層をブラックマトリックス層と重なる様にコーティングした。この時、ブラックマトリックス層単体では光学濃度が0.94であるが、着色層(R/G/B)と積層することで、光学濃度は、赤色の着色層とブラックマトリックスが重なった部位が1.17、緑色の着色層とブラックマトリックス層が重なった部位が1.01、青色の着色層とブラックマトリックス層が重なった部位が1.21となり、全て光学濃度が1.0以上となることで十分な画質向上が見られた。また、コントラスト比は1400となり、本発明の効果が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの一例である構造Aを示す概略断面図である。
【図2】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Bを示す概略断面図である。
【図3】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Cを示す概略断面図である。
【図4】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Dを示す概略断面図である。
【図5】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Eを示す概略断面図である。
【図6】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Fを示す概略断面図である。
【図7】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Gを示す概略断面図である。
【図8】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Hを示す概略断面図である。
【図9】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Iを示す概略断面図である。
【図10】本発明のカラーフィルタの他の一例である構造Jを示す概略断面図である。
【図11】本発明のカラーフィルタの他の一例を示す概略断面図である。
【図12】本発明のカラーフィルタの他の一例を示す概略断面図である。
【図13】本発明のカラーフィルタを用いた反射型カラー液晶表示装置の一例を示す概略断面図である。
【図14】本発明のカラーフィルタを用いた反射型カラー液晶表示装置の他の一例を示す概略断面図である。
【図15】比較例1において作製した、ブラックマトリックス層を有しない構造のカラーフィルタの一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,80,90,100,110,120 カラーフィルタ
12,22,32,42,52,62,72,82,92,102,112,122,136,142,152 基板
14,24,34,44,54,64,74,84,94,104,114,124 ブラックマトリックス層
16,26,36,46,56,66,76,86,96,106,116,126,156 着色層
117,127,141 透明電極層
128,138 駆動素子層
129,139 反射電極層
133,143 位相差板
134,144 偏光板
135,145 液晶層
130,140 反射型カラー液晶表示装置

Claims (11)

  1. 反射型または半透過型の、横電界駆動方式の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタであって、
    基板と、
    複数色の着色画素パターンからなる着色層と、
    前記着色層の層内および/または層外に、少なくとも該着色層の各着色画素の境界部分を遮光するように線状に形成されてなるブラックマトリックス層とを含んでなり、
    前記ブラックマトリックス層の光学濃度が1.0〜2.3であり、
    前記ブラックマトリックスの体積抵抗値が、1×10−4Ω・cm以上であり、
    前記ブラックマトリックスの最小線幅が15μm以下である、カラーフィルタ。
  2. 前記着色層の各着色画素が互いに所定間隔離間して形成されており、該離間部分が前記境界部分に相当する、請求項1に記載のカラーフィルタ。
  3. 前記着色層の各着色画素が互いに隣接して形成されており、該隣接部分が前記境界部分に相当する、請求項1に記載のカラーフィルタ。
  4. 前記ブラックマトリックス層の単位膜厚当たりの光学濃度が0.75〜2.5/μmであり、かつ、前記ブラックマトリックス層の膜厚が0.4〜1.4μmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカラーフィルタ。
  5. 前記ブラックマトリックス層が、顔料を含有する樹脂から実質的になる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカラーフィルタ。
  6. 前記ブラックマトリックス層が、ベースとしての感光性組成物に、顔料、多官能不飽和モノマーもしくはオリゴマー、および光重合開始剤を含有させたものを、光重合により硬化させて得られたものである、請求項5に記載のカラーフィルタ。
  7. 前記ブラックマトリックス層に含有される顔料が、有機および/または無機の顔料の一種または二種以上からなる、請求項5または6に記載のカラーフィルタ。
  8. 前記ブラックマトリックス層に含有される顔料が、金属酸化物の一種または二種以上からなる、請求項5または6に記載のカラーフィルタ。
  9. 前記ブラックマトリックス層に含有される顔料が、有機および/または無機の顔料と、金属酸化物との混合系からなる、請求項5または6に記載のカラーフィルタ。
  10. 前記基板が透明であり、前記着色層の外側に積層される透明電極層をさらに有してなる、請求項1〜のいずれか一項に記載のカラーフィルタ。
  11. 前記着色層の外側に積層される透明電極層と、前記基板と前記着色層との間において、前記基板上に積層される駆動素子層と、該駆動素子層上に積層される反射電極層とをさらに有してなる、請求項1〜のいずれか一項に記載のカラーフィルタ。
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