JP4828613B2 - ガントリー型ローダ - Google Patents

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本発明は、建屋内に設けられたガントリー型ローダに関し、例えば車両用エンジンの部品などの被保持部品(ワーク)を所定の搬入位置から所定の搬出位置へと搬送するローダに関する。
上記ガントリー型ローダとして、ガイドに沿って水平方向に走行する走行体と、この走行体にその走行方向と直交する方向に移動可能に設置した横行体と、被保持部品(ワーク)を保持するワーク保持部材と、前記横行体に設けられて前記ワーク保持部材を吊り索で昇降可能に吊り下げた巻上げ装置とを備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平08−108337号公報
ところで、上述したガントリー型ローダは、ワーク保持部材を吊り索で昇降可能に吊り下げた構成となっているので、吊り索が揺れることでワーク保持部材の位置を所定の水平位置に一致させることが困難となっていた。
そこで、吊り索に代えて、上下方向にスライドする昇降部材を用いてワーク保持部材を昇降させる機構を採用することが考えられる。
しかしながら、昇降部材による場合には、ワーク保持部材を昇降させる範囲と同一範囲で昇降部材を昇降させる必要があり、天井が低い場合にはその天井に昇降部材の上端が当接したり、或いは天井近傍の障害物に当たったりし、スムーズに被保持部品を移動させることができないでいた。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、天井が低い場合にもスムーズに被保持部品を移動させ得るガントリー型ローダを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明のガントリー型ローダは、被保持部品を保持する保持部材が、水平に設けられた走行レールに沿って水平移動するとともに昇降手段を介して昇降するように設けられたガントリー型ローダであって、前記昇降手段は、前記走行レールに沿って水平に移動する水平移動体に昇降可能に支持された昇降部材と、進出・退入するシリンダロッドを下向きに配してシリンダブロックが前記昇降部材に固着されるとともに前記シリンダロッドの下端に前記保持部材が設けられたシリンダとを具備し、前記昇降部材の昇降長さにシリンダロッドの進出長さを加えた寸法が、前記保持部材の昇降範囲となっており、前記シリンダがエアシリンダで、かつ前記昇降部材を昇降させる駆動手段が電動モータであり、前記昇降部材が、前記電動モータにより回転駆動される歯車と、前記昇降部材の外側面に設けられ前記歯車と噛合するラックとにより昇降駆動され、その昇降部材の内部に前記シリンダブロックが配設されるとともに前記シリンダブロックと前記ラックとが上下方向に重なっていることを特徴とする。
本発明による場合には、保持部材の昇降長さは、昇降部材の昇降長さよりも長い。よって、仮にシリンダを省略して昇降部材の下端に保持部材を直接配置した場合において、本発明での保持部材の昇降範囲を確保するときと比べて、本発明にあっては昇降部材の長さ寸法を短くすることが可能になり、これに伴って昇降部材の上端の上限高さ位置を低くすることができ、建屋の天井等に干渉し難くなる。また、昇降部材の長さ寸法を短くしても、シリンダロッドの進出長さにより保持部材の昇降長さを補うことができ、保持部材の昇降長さが不足することがない。よって、天井が低い場合にもスムーズに被保持部品を移動させることができる。
また、本発明による場合には、電動モータを用いることで保持部材の高さの位置決めを精度良く行うことが可能となり、一方エアシリンダを用いることで保持部材の高さ変動を迅速に行うことが可能になる。また、駆動手段として電動モータとエアシリンダを組み合わせて用いることにより、両駆動手段を同時に作動させることで保持部材の高さ変動を更に迅速化させ得る。更に、保持部材の昇降範囲の全域を電動モータだけで駆動させる構成を採用した場合には、電動モータと保持部材との間の力伝達部材が重量的に重いものとなるが、エアシリンダを用いることで軽量化が図れる。
更に、本発明による場合には、電動モータにより回転駆動される歯車と噛合するラックが昇降部材の外側面に設けられ、昇降部材の内部に配設されたシリンダブロックと前記ラックとが上下方向に重なっているので、保持部材の所望の昇降範囲(昇降長さ)を確保した状態でコンパクトな構成にすることが可能になる。
本発明の一実施形態に係るガントリー型ローダを示す正面図である。 図1の平面図である。 図1の右側面図である。
以下に本発明を具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るガントリー型ローダを示す正面図であり、図2はその平面図、図3はその右側面図である。
このガントリー型ローダ1は、被保持部品3を保持する保持部材5が、水平に設けられた走行レール7に沿って水平移動するとともに昇降手段10を介して昇降するように設けられている。
走行レール7は、複数(図1には1つが表れている)の支柱7aによりほぼ水平に配されていて、この走行レール7には水平移動体9が走行レール7に沿って水平に移動するように設けられている。なお、図3中の9aは水平移動体9を移動させるための走行用モータである。
上記昇降手段10は、前記水平移動体9に昇降可能に支持された2つの昇降部材11、21と、各昇降部材11、21にシリンダブロック13a、23aが固着されたエアシリンダ13、23とを備える。上記エアシリンダ13、23は、進出・退入するシリンダロッド13b、23bを有し、シリンダロッド13b、23bを下向きに配してシリンダブロック13a、23aが昇降部材11、21に固着されている。上記シリンダロッド13b、23bの進出・退入は、水平移動体9と各昇降部材11、21とに両端部が配設されたケーブル保護管12、22により導かれるエア配管(図示せず)を送られるエアにより行われるようになっている。なお、ケーブル保護管12、22は、上部が円弧状に湾曲し両側部分が上下方向に直線となるものである。
上述したシリンダロッド13bの下端には1対の保持部材5、5が設けられ、またシリンダロッド23bの下端にも一対の保持部材5、5が設けられている。各保持部材5は、下側が開閉する2つの脚部5a、5aを有し、脚部5a、5aの下側が閉じると被保持部品3、例えば図示例では丸棒状のものを挟持し、脚部5a、5aの下側が開くと被保持部品3を離すように構成されている。このように脚部5a、5aの下側の開閉は、各シリンダロッド13b、23bの下端と各昇降部材11、21とに両端部が配設されたケーブル保護管14、24により導かれるエア配管(図示せず)を送られるエアにより行われるようになっている。なお、ケーブル保護管14、24は、上部が円弧状に湾曲し両側部分が上下方向に直線となるものである。
昇降部材11、21は、例えば角筒状に形成されていて、その1側面の外表面にはラック15、25が歯の並んだ方向を昇降部材11、21の長手方向に一致させて設けられている。上記ラック15、25は、水平移動体9に取付けられた電動モータ17、27の回転軸17a、27aに取付けた歯車18、28と噛合し、その歯車18、28の正逆回転に伴って昇降部材11、21は昇降する。上記ラック15、25と歯車18、28とは、力伝達部材19、29を構成する。
これら昇降部材11、21の内部には、前記エアシリンダ13、23のシリンダブロック13a、23aが同心状に配置されていて、シリンダロッド13b、23bは下向きとなっている。よって、保持部材5、5の昇降範囲は、昇降部材11、21の昇降長さAに、シリンダロッド13b、23bの進出長さBを加えた寸法(A+B)と一致する。
また、昇降部材11の内側に設けたシリンダブロック13aと、昇降部材11の外側に設けたラック15とが、上下方向に重なった配置となっており、昇降部材21の内側に設けたシリンダブロック23aと、昇降部材21の外側に設けたラック25とが、上下方向に重なった配置となっている。
したがって、本実施形態による場合には、保持部材5、5の昇降長さ(A+B)は、昇降部材11、21の昇降長さAよりも長い。よって、仮にエアシリンダ13、23を省略して昇降部材11、21の下端に保持部材5、5を直接配置した場合において、本実施形態での保持部材5、5の昇降範囲(A+B)を確保するときと比べて、本実施形態にあっては昇降部材11、21の長さ寸法を短くすることが可能になり、これに伴って昇降部材11、21の上端の上限高さ位置を低くすることができ、建屋の天井等に干渉し難くなる。また、昇降部材11、21の長さ寸法を短くしても、シリンダロッド13b、23bの進出長さBにより保持部材5、5の昇降長さ(A+B)を補うことができ、保持部材5、5の昇降長さ(A+B)が不足することがない。よって、天井が低い場合にもスムーズに被保持部品3を移動させることができる。
また、本実施形態にあっては、電動モータ17、27を用いることで保持部材5、5の高さの位置決めを精度良く行うことが可能となり、一方エアシリンダ13、23を用いることで保持部材5、5の高さ変動を迅速に行うことが可能になる。また、駆動手段として電動モータ17、27とエアシリンダ13、23を組み合わせて用いることにより、両駆動手段を同時に作動させることで保持部材5、5の高さ変動を更に迅速化させ得る。更に、保持部材5、5の昇降範囲(A+B)の全域を電動モータ17、27だけで駆動させる構成を採用した場合には、電動モータ17、27と保持部材5、5との間の力伝達部材19、29が重量的に重いものとなるが、エアシリンダ13、23を用いることで軽量化が図れる。更にまた、本実施形態にあっては、昇降部材11、21の内部にエアシリンダ13、23を設置する構造であるので、エアシリンダ13、23を同心状に取付ける作業を簡単に行うことができる。
更にまた、シリンダブロック13a、23aとラック15、25とが上下方向に重なっているので、保持部材5、5における所望の昇降範囲(昇降長さ)を確保した状態で、コンパクトな構成にすることが可能になる。
なお、上述した実施形態では保持部材5、5として、脚部5a、5aの下側が開閉する機構のものを使用しているが、本発明はこれに限らない。例えば、バケットで掬い上げる方式などを用いることができる。また、保持部材5で保持できる被保持部品としては、前述した丸棒状のものに限らず、種々の形状のものが含まれる。
また、上述した実施形態では保持部材5、5をエアにより駆動しているが、本発明はこれに限らず、電動モータにより駆動してもよい。
更に、上述した実施形態ではエアシリンダ13、23を用いているが、本発明はこれに限らず、油圧シリンダを用いてもよい。
1 ガントリー型ローダ
3 被保持部品
5 保持部材
7 走行レール
9 水平移動体
10 昇降手段
11、21 昇降部材
13、23 エアシリンダ
13a、23a シリンダブロック
13b、23b シリンダロッド
17、27 電動モータ
A 昇降部材の昇降長さ
B シリンダロッドの進出長さ
A+B 保持部材の昇降範囲

Claims (1)

  1. 被保持部品を保持する保持部材が、水平に設けられた走行レールに沿って水平移動するとともに昇降手段を介して昇降するように設けられたガントリー型ローダであって、
    前記昇降手段は、
    前記走行レールに沿って水平に移動する水平移動体に昇降可能に支持された昇降部材と、
    進出・退入するシリンダロッドを下向きに配してシリンダブロックが前記昇降部材に固着されるとともに前記シリンダロッドの下端に前記保持部材が設けられたシリンダとを具備し、
    前記昇降部材の昇降長さにシリンダロッドの進出長さを加えた寸法が、前記保持部材の昇降範囲となっており、
    前記シリンダがエアシリンダで、かつ前記昇降部材を昇降させる駆動手段が電動モータであり、
    前記昇降部材が、前記電動モータにより回転駆動される歯車と、前記昇降部材の外側面に設けられ前記歯車と噛合するラックとにより昇降駆動され、その昇降部材の内部に前記シリンダブロックが配設されるとともに前記シリンダブロックと前記ラックとが上下方向に重なっていることを特徴とするガントリー型ローダ。
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