JP4828359B2 - 監視装置及び監視プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、公共施設などの構内に設置されている複数の監視カメラにより撮影された映像を収集して、構内の監視を行う監視装置及び監視プログラムに関するものである。
従来の典型的な監視装置では、監視対象領域(例えば、公共施設などの構内)に設置されているN台の監視カメラに対応するN台のテレビカメラモニタを一箇所(例えば、監視室)に集め、N台のテレビカメラモニタがN台の監視カメラにより撮影された映像を表示するようにしている。
したがって、監視要員がN台のテレビカメラモニタにより表示されている全ての映像を見ることにより、構内の監視を行うことになる。
しかし、従来の監視装置では、N台の監視カメラが設置されている位置関係が明確でないため、監視カメラの設置台数が多くなると、熟練の監視要員でなければ、或るテレビカメラモニタにより表示されている映像を見ることによって、監視対象物である侵入者を発見しても、その侵入者が構内のどの位置に存在しているかを直感的に把握することが困難である課題があった。
この課題を解決している監視装置として、以下の特許文献1に開示されている監視装置がある。
この監視装置では、例えば、車両などの特定の筐体の周囲に複数の監視カメラを配置し、特定の筐体を中心にして、複数の監視カメラにより撮影された映像をマッピングするようにしている。
複数の監視カメラにより撮影された映像のマッピング画像は、特定の筐体の周囲の状況を筐体の中心を基準にして表現しているため、特定の筐体の周囲に存在している侵入者の位置を直感的に把握することができる。
特開2005−268847号公報(段落番号[0005]、図3)
従来の監視装置は以上のように構成されているので、例えば、車両などの特定の筐体の周囲に複数の監視カメラを配置することができれば、特定の筐体の周囲の状況を筐体の中心を基準にして表現することができる。しかし、監視対象領域が車両などの特定の筐体ではなく、例えば、空港や発電所などの広範囲の領域である場合、複数の監視カメラが広く分散して配置されるため、複数の監視カメラにより撮影された映像をマッピングすることが困難である。そのため、或る監視カメラの映像を見ることによって、侵入者を発見しても、その侵入者が構内のどの位置に存在しているかを直感的に把握することが困難である課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、例えば、空港や発電所など、広範囲の領域を監視する場合でも、侵入者が構内のどの位置に存在しているかを直感的に把握することができる監視装置及び監視プログラムを得ることを目的とする。
この発明に係る監視装置は、監視対象領域に分散して設置されている少なくとも2台以上の監視カメラにより撮影された映像の中から監視対象物が存在している領域を抽出する領域抽出手段と、その領域抽出手段により抽出された領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定し、仮想3次元空間モデル内の3次元位置に上記領域の映像をマッピングするマッピング手段とを設け、マッピング手段により映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成するようにしたものである。
この発明によれば、監視対象領域に分散して設置されている少なくとも2台以上の監視カメラにより撮影された映像の中から監視対象物が存在している領域を抽出する領域抽出手段と、その領域抽出手段により抽出された領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定し、仮想3次元空間モデル内の3次元位置に上記領域の映像をマッピングするマッピング手段とを設け、マッピング手段により映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成するように構成したので、例えば、空港や発電所など、広範囲の領域を監視する場合でも、監視対象物が構内のどの位置に存在しているかを直感的に把握することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による監視装置を示す構成図であり、図において、監視カメラ1−1〜1−Nは例えば空港や発電所などの監視対象領域に広く分散して設置されており、その監視対象領域における所定の領域を撮影する。
ネットワーク2は例えばLANなどの構内ネットワークであり、監視カメラ1−1〜1−Nや監視装置3が接続されている。
監視装置3はN台の監視カメラ1−1〜1−Nにより撮影された映像を収集して、構内の監視を行う装置である。
監視装置3のネットワークI/F部11はネットワーク2に対するインタフェース処理を実施する。
監視装置3の映像収集処理部12は例えばデータ受信器などから構成されており、ネットワークI/F部11を介して、監視カメラ1−1〜1−Nにより撮影された映像を収集する処理を実施する。
なお、ネットワークI/F部11及び映像収集処理部12から映像収集手段が構成されている。
監視装置3の領域抽出処理部13は例えばMPUを実装している半導体集積回路や映像収集処理部12により収集された映像を一時的に格納するバッファメモリなどから構成されており、映像収集処理部12により収集された映像の中に侵入者(監視対象物)が写っている場合、その映像の中から侵入者が存在している領域を抽出する処理を実施する。なお、領域抽出処理部13は領域抽出手段を構成している。
監視装置3の空間モデル記憶部14は監視対象領域の3次元空間を仮想的に表現している仮想3次元空間モデル(例えば、監視対象領域に存在する建物等を模しているポリゴンなどの3次元モデルデータ)を記憶しているハードディスクなどのメモリ装置である。なお、空間モデル記憶部14は空間モデル記憶手段を構成している。
監視装置3の3次元位置特定処理部15は例えばMPUを実装している半導体集積回路などから構成されており、領域抽出処理部13により抽出された領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定する処理を実施する。
監視装置3のマッピング処理部16は例えばMPUを実装している半導体集積回路などから構成されており、3次元位置特定処理部15により特定された仮想3次元空間モデル内の3次元位置に、領域抽出処理部13により抽出された領域の画像をマッピングする処理を実施する。
ただし、マッピング処理部16は同一の侵入者が写っている映像が複数存在している場合、同一の侵入者を撮影している複数の監視カメラ1のうち、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から最も近い位置に設置されている監視カメラ1により撮影された映像を仮想3次元空間モデル内にマッピングする。
なお、3次元位置特定処理部15及びマッピング処理部16からマッピング手段が構成されている。
監視装置3の仮想空間画像生成処理部17は例えばGPUなどのグラフィックスプロセッサを実装している半導体集積回路などから構成されており、マッピング処理部16により映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成する処理を実施する。
即ち、仮想空間画像生成処理部17は仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から見える仮想3次元空間モデルの透視投影画像を生成する処理を実施する。なお、仮想空間画像生成処理部17は画像生成手段を構成している。
表示装置4は例えば液晶ディスプレイなどの表示機器であり、監視装置3の仮想空間画像生成処理部17により生成された透視投影画像を表示する処理を実施する。
図1の例では、監視装置3の構成要素であるネットワークI/F部11、映像収集処理部12、領域抽出処理部13、3次元位置特定処理部15、マッピング処理部16及び仮想空間画像生成処理部17が専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、監視装置3がコンピュータ(計算機)で構成されている場合、図2に示すように、予め、監視装置3の構成要素であるネットワークI/F部11、映像収集処理部12、領域抽出処理部13、3次元位置特定処理部15、マッピング処理部16及び仮想空間画像生成処理部17の処理内容を記述している監視プログラム(映像収集処理プログラム、領域抽出処理プログラム、3次元位置特定処理プログラム、マッピング処理プログラム、仮想空間画像生成処理プログラム)を当該コンピュータのメモリに記憶するとともに、仮想3次元空間モデルを当該コンピュータのハードディスクなどのメモリに記憶して、当該コンピュータのCPUが当該メモリに記憶されている監視プログラムを実行するようにしてもよい。
図3はこの発明の実施の形態1による監視装置の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、図4に示すように、監視対象領域に建物A、建物B及び建物Cが存在しており、建物A、建物B及び建物Cを模しているポリゴンなどの3次元モデルデータ(図5を参照)が仮想3次元空間モデルとして監視装置3の空間モデル記憶部14に記憶されているものとする。
また、監視対象領域には、図4に示すように、3つの監視カメラ1−1,1−2,1−3が分散して設置されているものとする。
なお、図6は侵入者(監視対象物)が監視対象領域に存在していないとき、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像を示す説明図であり、特に(a)は監視カメラ1−1により撮影された映像、(b)は監視カメラ1−2により撮影された映像、(c)は監視カメラ1−3により撮影された映像である。
また、図7は侵入者(監視対象物)が監視対象領域に存在しているとき、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像を示す説明図であり、特に(a)は監視カメラ1−1により撮影された映像、(b)は監視カメラ1−2により撮影された映像、(c)は監視カメラ1−3により撮影された映像である。
監視装置3の映像収集処理部12は、構内の監視を開始する前に、侵入者が監視対象領域に存在していない状態で、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像(図6(a)〜(c)の映像)をネットワークI/F部11経由で収集し、それらの映像を領域抽出処理部13のバッファメモリに格納する。
以下、侵入者が監視対象領域に存在していない状態で、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像(図6(a)〜(c)の映像)を「背景映像」と称する。
監視装置3の映像収集処理部12は、構内の監視を開始すると、ネットワークI/F部11経由で、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像を収集する(ステップST1)。
映像収集処理部12が映像を収集するに際して、映像収集処理部12が映像の送信指令を監視カメラ1−1〜1−3に出力することによって、監視カメラ1−1〜1−3から映像が送信されるようにしてもよいし、監視カメラ1−1〜1−3から定期的に送信される映像を受信するようにしてもよい。
監視装置3の映像収集処理部12は、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像(図7(a)〜(c)の映像)を収集すると、それらの映像を領域抽出処理部13に出力する。
監視装置3の領域抽出処理部13は、映像収集処理部12から監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像(図7(a)〜(c)の映像)を受けると、その映像(図7(a)〜(c)の映像)とバッファメモリに格納している背景映像(図6(a)〜(c)の映像)を比較して、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像(図7(a)〜(c)の映像)の中に写っている侵入者を検出し(ステップST2)、その映像の中から侵入者が存在している領域を抽出する(ステップST3)。
図8は領域抽出処理部13における領域抽出処理の手順を示す説明図である。以下、図8を参照して、侵入者が存在している領域の抽出処理を具体的に説明する。
領域抽出処理部13は、事前に背景映像(図6(a)〜(c)の映像)をバッファメモリに格納したのち(処理手順(1))、映像収集処理部12から監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像(図7(a)〜(c)の映像)を受けると(抽出手順(2))、バッファメモリに格納されている背景映像(図6(a)〜(c)の映像)と、映像収集処理部12から出力された映像(図7(a)〜(c)の映像)とを比較して、不一致画素を抽出する(抽出手順(3))。
領域抽出処理部13は、不一致画素を抽出すると、不一致画素に対するノイズ除去処理を実施して(抽出手順(4))、不一致画素が固まっている画素集合領域にラベル付けを実施する(抽出手順(5))。
図8の例では、侵入者が3人存在しており、3人とそれぞれの影とを合わせて6つの画素集合領域が存在するので、3つの画素集合領域にラベル付けを実施する。
領域抽出処理部13は、画素集合領域にラベル付けを実施すると、例えば、画素集合領域の大きさが最大基準値以上である場合や、画素集合領域の大きさが最小基準値以下である場合、人間でない可能性が高いため、画素集合領域の大きさが最大基準値以上であるなどの場合には、その画素集合領域を侵入者が存在している領域の候補から除外し、残った画素集合領域を侵入者が存在している領域とする(抽出手順(6))。
監視装置3の3次元位置特定処理部15は、領域抽出処理部13から侵入者が存在している領域の映像を受けると、空間モデル記憶部14から仮想3次元空間モデルを読み込み、図9に示すように、侵入者が存在している領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定する(ステップST4)。
仮想3次元空間モデル内の3次元位置の特定処理は、例えば、以下のように実施する。
3次元位置特定処理部15は、監視カメラ1−1〜1−3の設置位置と設置方向が既知である場合(図10を参照)、監視カメラ1−1〜1−3の映像の中心線から侵入者が存在している領域までの距離を求め、その距離から監視カメラ1−1〜1−3の設置方向を基準とする侵入者の存在方向α、β、γを求める。
3次元位置特定処理部15は、監視カメラ1−1〜1−3の設置方向を基準とする侵入者の存在方向α、β、γを求めると、侵入者の存在方向α、β、γに基づいて幾何学的計算を実施することにより、侵入者が存在している領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定する。
監視装置3のマッピング処理部16は、3次元位置特定処理部15が、侵入者が存在している領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定すると、図11に示すように、その仮想3次元空間モデル内の3次元位置に、仮想パネル(投影用ポリゴン)を配置する(ステップST5)。
ただし、1つの監視カメラ1により撮影された映像だけでなく、複数の監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像に侵入者が写っている場合には(図7を参照)、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から最も近い位置に設置されている監視カメラ1に正面が向くように仮想パネル(投影用ポリゴン)を配置する。
図9の例では、視点が建物Bの手前の位置に定義されており、監視カメラ1−1〜1−3の中で、監視カメラ1−2の設置位置が視点に最も近いので、正面が監視カメラ1−2を向くように仮想パネルを配置する。
マッピング処理部16は、仮想パネルを仮想3次元空間モデル内に配置すると、図12に示すように、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から最も近い位置に設置されている監視カメラ1により撮影された映像を仮想パネルにマッピングする(ステップST6)。
図9の例では、監視カメラ1−2の設置位置が視点に最も近いので、監視カメラ1−2により撮影された映像を仮想パネルにマッピングする。
監視装置3の仮想空間画像生成処理部17は、マッピング処理部16が監視カメラ1により撮影された映像を仮想パネルにマッピングすると、映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成する(ステップST7)。
即ち、仮想空間画像生成処理部17は、図13に示すように、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から見える仮想3次元空間モデルの透視投影画像を生成する。透視投影画像の生成処理は、例えば、OpenGLなど、広く普及している3次元グラフィクスソフトウェアライブラリを使用することにより実施することができる。
表示装置4は、監視装置3の仮想空間画像生成処理部17が仮想3次元空間モデルの透視投影画像を生成すると、その透視投影画像を表示する(ステップST8)。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、監視対象領域に分散して設置されている少なくとも2台以上の監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像の中から侵入者が存在している領域を抽出する領域抽出処理部13と、領域抽出処理部13により抽出された領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定する3次元位置特定処理部15と、3次元位置特定処理部15により特定された仮想3次元空間モデル内の3次元位置に領域抽出処理部13により抽出された領域の映像をマッピングするマッピング処理部16とを設け、マッピング処理部16により映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成するように構成したので、例えば、空港や発電所など、広範囲の領域を監視する場合でも、侵入者が構内のどの位置に存在しているかを直感的に把握することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、少なくとも2台以上の監視カメラカメラ1−1〜1−3のうち、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から最も近い位置に設置されている監視カメラ1−2により撮影された映像の中から抽出された領域の映像を仮想3次元空間モデル内にマッピングするように構成したので、視点から見える仮想3次元空間モデルの透視投影画像を正確に生成することができるようになる効果がある。
また、この実施の形態1によれば、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から見える仮想3次元空間モデルの透視投影画像を生成するように構成したので、表示装置4には常に視点から見える仮想3次元空間モデルの透視投影画像が表示されるようになり、その結果、侵入者が存在している位置を直感的に把握することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、構内の侵入者が1名であるものについて示したが、構内の侵入者が2名以上であっても、同様の処理を実施することにより、2名以上の侵入者が写っている透視投影画像を表示することができる。
また、この実施の形態1では、監視対象物が構内の侵入者であるものについて示したが、監視対象物が構内の侵入者であるものに限るものではなく、例えば、車両や組み立てラインの部品など、人間以外の物体を監視対象物にしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、監視装置3の領域抽出処理部13が図8の領域抽出処理手順にしたがって侵入者が存在している領域を抽出するものについて示したが、他の方法で侵入者が存在している領域を抽出するようにしてもよい。
例えば、領域抽出処理部13が赤外線カメラを用いて観測対象領域の温度分布を観測し、他の領域と比べて温度分布が高い領域に侵入者が存在するものとして、当該領域を抽出するようにしてもよい。
また、領域抽出処理部13が観測対象領域の地面に設置されている信号ケーブルの波形を観測し、その信号ケーブルの波形が変化している領域に侵入者が存在するものとして、当該領域を抽出するようにしてもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、監視装置3の3次元位置特定処理部15が幾何学的計算を実施して、侵入者が存在している領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定するものについて示したが、他の方法で仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定するようにしてもよい。
例えば、3次元位置特定処理部15がレーザーセンサーや地面に設置されている信号ケーブルの波形変化などから、侵入者が存在している領域に対応する仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1による監視装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による監視装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による監視装置の処理内容を示すフローチャートである。 監視対象領域に存在している建物と、監視対象領域に分散して設置されている監視カメラとを示す説明図である。 監視対象領域に存在している建物のポリゴン(仮想3次元空間モデル)を示す説明図である。 侵入者(監視対象物)が監視対象領域に存在していないとき、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像を示す説明図である。 侵入者(監視対象物)が監視対象領域に存在しているとき、監視カメラ1−1〜1−3により撮影された映像を示す説明図である。 領域抽出処理部13における領域抽出処理の手順を示す説明図である。 仮想3次元空間モデルにおける侵入者の存在領域を示す説明図である。 3次元位置特定処理部15における3次元位置の特定処理を説明する説明図である。 仮想3次元空間モデルに対する仮想パネルの配置を示す説明図である。 仮想パネルに対する映像のマッピングを示す説明図である。 仮想3次元空間モデルの透視投影画像を示す説明図である。
符号の説明
1−1〜1−N 監視カメラ、2 ネットワーク、3 監視装置、4 表示装置、11 ネットワークI/F部(映像収集手段)、12 映像収集処理部(映像収集手段)、13 領域抽出処理部(領域抽出手段)、14 空間モデル記憶部(空間モデル記憶手段)、15 3次元位置特定処理部(マッピング手段)、16 マッピング処理部(マッピング手段)、17 仮想空間画像生成処理部(画像生成手段)。

Claims (4)

  1. 監視対象領域に分散して設置されている少なくとも2台以上の監視カメラにより撮影された映像を収集する映像収集手段と、上記映像収集手段により収集された映像の中から監視対象物が存在している領域を抽出する領域抽出手段と、上記監視対象領域の3次元空間を仮想的に表現している仮想3次元空間モデルを記憶している空間モデル記憶手段と、上記領域抽出手段により抽出された領域に対応する上記仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定し、上記仮想3次元空間モデル内の3次元位置に上記領域の映像をマッピングするマッピング手段と、上記マッピング手段により映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成する画像生成手段とを備えた監視装置。
  2. マッピング手段は、少なくとも2台以上の監視カメラのうち、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から最も近い位置に設置されている監視カメラにより撮影された映像の中から抽出された領域の映像を仮想3次元空間モデル内にマッピングすることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  3. 画像生成手段は、仮想3次元空間モデル内に定義されている視点から見える仮想3次元空間モデルの透視投影画像を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の監視装置。
  4. 監視対象領域に分散して設置されている少なくとも2台以上の監視カメラにより撮影された映像を収集する映像収集処理手順と、上記映像収集処理手順により収集された映像の中から監視対象物が存在している領域を抽出する領域抽出処理手順と、メモリから上記監視対象領域の3次元空間を仮想的に表現している仮想3次元空間モデルを読み込み、上記領域抽出処理手順により抽出された領域に対応する上記仮想3次元空間モデル内の3次元位置を特定し、上記仮想3次元空間モデル内の3次元位置に上記領域の映像をマッピングするマッピング処理手順と、上記マッピング処理手順により映像がマッピングされた仮想3次元空間モデルの画像を生成する画像生成処理手順とをコンピュータに実行させるための監視プログラム。
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