JP4828023B2 - プロセス変数伝送器用の帯域幅可調整フィルタ - Google Patents

プロセス変数伝送器用の帯域幅可調整フィルタ Download PDF

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、プロセス施設(プラント)内の流体を監視するために用いられる型式のプロセス変数伝送器に関する。
【0002】
発明の背景
プロセス変数伝送器は、化学物質、パルプ、石油、ガソリン、薬品、食物、およびその他の流体処理施設における、スラリー、液体、蒸気および気体などの流体に関連するプロセス変数を監視するために用いられる。プロセス変数は圧力、温度、流量、(液)面の高さ(レベル)、pH、伝導率、濁度、密度、濃度、化学組成、およびその他の流体の諸特性を含む。プロセス変数伝送器はセンサを含むか、あるいはセンサに接続され、そのセンサは、プロセス変数を感知してプロセス変数を表わす出力を供給する。センサ出力は信号処理回路に接続される。
【0003】
典型的には、信号処理回路は伝送器出力のための、局所的(現場で)かまたは遠隔的に、手動で設定されることができるような減衰時間調整を含む。ノイズを強力に制限するように伝送器の減衰時間が長く設定された場合には、伝送器出力は、感知されたプロセス変数が変化する時に、より一層緩慢に応答するだろう。伝送器の減衰時間が短かく設定されると、伝送器の出力は、より一層速く応答して、より多くのノイズがセンサ出力から伝送器出力へ通過するであろう。ノイズを低減するような他の信号濾波は、プロセス変数に関する伝送器出力に、より一層の時間遅延を生じさせる傾向がある。
【0004】
本発明では、フィルタは、プロセス変数伝送器内のセンサ出力内に検出されたノイズに基づいて、フィルタの帯域幅を自動的に調整する。プロセス変数伝送器は、センサが感知したプロセス変数を表わすような、減衰された伝送器出力を供給する。伝送器がより高いセンサノイズレベルを感知すると、伝送器はフィルタ帯域幅を自動的に狭くして伝送器出力内のノイズを減衰させる。伝送器がより低いセンサノイズレベルを感知すると、伝送器はフィルタ帯域幅を自動的に広くしてプロセス変数の変化に迅速に応答する。
【0005】
図面の簡単な説明
図1は、本発明によるプロセス変数伝送器のブロック図である。
図2および3は、図1のプロセス変数伝送器のためのセンサ配列のブロック図である。
図4は、本発明によるフィルタの実施例の、一部ブロック化した回路図である。
図5は、本発明によるプロセス変数伝送器の応答のタイミング図である。
図6は、二次プロセス変数PV2の異なる値における、信号処理回路の遅延時間と誤差限界との関係のグラフである。
図7は、本発明による圧力伝送器の実施例のブロック図である。
図8は、本発明による磁気式流量計の実施例のブロック図である。
図9は、本発明による信号処理方法のフローチャートである。
図10は、プロセス変数伝送器のブロック図である。
図11は、帯域幅可調整フィルタを有する制御システム装置のブロック図である。
図12は、ノイズを効果的に補償するようにセンサ励起が変更されるような伝送器のブロック図である。
【0006】
図1には、プロセス変数伝送器10が示される。プロセス変数伝送器10は、化学物質、パルプ、石油、ガソリン、薬品、食物、およびその他の流体プロセス施設内のスラリー、液体、蒸気および気体などのプロセス施設16内の流体に関連するプロセス変数14を監視するように構成されることができる。監視されるプロセス変数14は流体の圧力、温度、流量、(液)面の高さ(レベル)、pH、伝導率、濁度、密度、濃度、化学組成、およびその他の諸特性であってよい。プロセス変数伝送器10は少なくとも1つのセンサ18に接続され、そのセンサ18は、プロセス施設16の設備要求にしたがって、伝送器10の外部にあってもよいし、(破線11で示されるように)伝送器10内に含まれてもよい。プロセス変数伝送器10は、センサ18を介してプロセス施設16内の流体に関する少なくとも1つのプロセス変数14を感知するセンサ回路12を含む。
【0007】
プロセス変数伝送器10内のフィルタ22は、センサ回路12からの線13上の出力を受信するように接続されたフィルタ入力を有する。線13上の濾波回路26への入力は、センサ18およびセンサ回路12を介してプロセスプラント16から受信される。フィルタ22は、より高いセンサノイズレベレでは、センサ18から受信されたノイズを減衰するように自動的に狭くなるような帯域幅を有する。より低いセンサノイズでは一層良く応答するように、フィルタ22の帯域幅は自動的に広くなる。
【0008】
本明細書において用いられる用語「ノイズ」とは、変数内のあらゆる不所望な妨害を意味する。それは、正しい値から逸脱はしていないけれども、伝送器あるいは伝送器出力を受信するシステムの動作を妨害するような周波数範囲内にある変動はもちろんのこと、正しい値からの逸脱をも含む。タンクのレベル信号を伝送するためにタンクの底に結合された圧力伝送器の場合は、タンク内の流体が波打つことで、圧力の高い周波数変動を実際に生じることがあるが、これらの高い周波数変動はタンク内の流体の量の変化ではないのでノイズとして扱われることができる。
【0009】
線23上の濾波回路26の出力は、濾波回路によって制限された帯域幅であり、プロセス変数の大きさを表わす。典型的には、濾波回路26は、調整可能な遮断(カットオフ)特性あるいは調整回路28によって制御された帯域幅を有する低域回路を含む。調整回路28は、センサ18を介してプロセス施設16から線27上の第2の信号を受信して、濾波回路26の帯域幅または遮断周波数を制御または調整するような出力を、濾波回路26への線29上に供給する。調整回路28は、フィルタ22の帯域幅の調整範囲を制限するようなリミッタ回路30を含む。
【0010】
リミッタ回路30は、線31上の伝送器出力を仕様限界内に保つように、自動帯域幅調整を規定された範囲に制限する。リミッタ回路30は、通信回路24および線31、34を介して、予め規定された範囲を調整するための情報を通信リンク32から受信する。フィルタ22は、アナログフィルタ、デジタルフィルタ、内蔵マイクロコンピュータ内で実行されるソフトウェア、あるいはそれらの技術の組合せとして実現されることができる。
【0011】
通信回路24は、線23上のフィルタ22の出力を受信する入力を有する。通信回路24は、監視されたプロセス変数を表し、センサノイズに対して自動的に調整される減衰を有する伝送器出力を、線31上に供給する。通信回路24は、プロセス変数を表わす伝送器出力を通信リンク32に接続する。通信回路24はまた、帯域幅を示す付加的出力を通信リンク32に供給するように適合されることもできる。さらに、通信回路24は、通信リンク32からの命令を調整回路28に伝達するように適合されることができ、調整回路28はさらに、限界を設けるか、または制御システム(図示されず)からの命令を自動帯域幅調整よりも優先させるかの、どちらかの方法によって帯域幅を調整する。
【0012】
典型的には、通信リンク32は2線式4−20mA電流ループであり、伝送器全体に給電し、HART(登録商標)デジタルプロトコルなどのプロセス制御産業標準によって2線式電流ループ上に畳重されるデジタル信号を有する。この装置では、低周波数の4−20mA供給電流は、伝送器によって制御され、監視されたプロセス変数を表わす大きさを有する。フィールドバスプロトコルとして知られる、他のプロセス制御産業通信リンク装置を用いることもできる。
【0013】
図2および3には、図1のセンサ18の別の配列が示される。図2では、1つのセンサ40が線42上のプロセス変数14(図1)を感知して、センサ回路12(図1)への線44上にセンサ出力を供給し、また調整回路28(図1)への線46上に同じセンサ出力を供給する。図2に示される実施例では、プロセス変数内のノイズ自身が濾波の帯域幅を調整するために用いられる。
【0014】
図3では、センサ(複数)18は、第1のプロセス変数52を感知するセンサ50および二次的(補助的)なプロセス変数53を感知する第2のセンサ51を含む。センサ50はセンサ回路12(図1)への線54上にセンサ出力を供給し、センサ51は調整回路28(図1)への線56上に第2のセンサ出力を供給する。図3の配列は、第2のプロセス変数が、センサ回路出力自身内のノイズの示数よりも良好な、線54上でのセンサ回路出力内のノイズレベル示数を供給する場合に用いられる。
【0015】
図3の配列は例えば、センサ回路出力内のノイズが感知されたプロセス変数の変動の周波数と同じ周波数範囲の近くにあるが、第2のプロセス変数がセンサ回路出力内のノイズと共変(covariant)関係にある大きさか、またはノイズのいずれかを有する場合に用いられる。伝導率のノイズがより大きくなって磁気式流量センサのノイズがより大きくなるような状況では、例えば、流量センサ回路出力を濾波するための帯域幅を調整するために、伝導率センサを用いることができる。図3の配列では、センサ回路18は二次的(補助)変数53を感知し、フィルタは当該二次的変数に基づいてその帯域幅を調整する。
【0016】
図4には、図1のフィルタ22の好ましい実施例であるフィルタ60が示される。明確にするために、図4では、いくつかの要素には図1の同じ要素に対応する符号が付けられている。図4では、センサ回路出力は濾波回路への線13上に接続され、第2のセンサ信号は調整回路28への線27上に接続され、調整回路28からの調整または制御出力は、線29を介して濾波回路26の帯域幅制御入力に接続される。フィルタ60はリミッタ30を含む。リミッタ30は、伝送器出力内の時間応答および誤差を仕様限界内に維持するように調整の限度を設定する。その限度は線34上の制御信号によって変えられることができる。線34上の制御信号は、通信リンクに接続された制御システムによって、そのように命令されたときに前記限度を変えることができ、あるいは濾波回路26の出力に示されるようなプロセス変数の変化に基づいても、同様にすることができる。
【0017】
図4では、センサ回路出力が線13で受信され、濾波回路26によってノイズを除去するように調整的に濾波され、濾波された出力がデジタル形式でバス23上に供給される。図4の濾波回路26では、RC低域フィルタは抵抗器62、63、64、65およびコンデンサ66を含む。低域フィルタの遮断周波数は、スイッチ72、73、74、75の選択された組合せを閉じることによって調整されることができる。アナログ/デジタル変換器76は、コンデンサ66の電極間電位をデジタル信号に変換して、通信回路(図1に示される)へのバス23上に伝送する。ノイズをも含む第2の信号は線27上に受信される。帯域フィルタ77は、線27上の、ノイズを含む信号を濾波し、典型的にはプロセス変数より高い周波数のノイズを選択的に通過させる。
【0018】
フィルタ77の出力に生ずるノイズは、単極性を有するようにノイズを整流する整流器78に接続される。整流器78の出力に生ずる単極性ノイズは積分器79に供給され、積分器79はノイズの平均値を算出し、閾値検出器80にその平均値を供給する。閾値検出器80は、前記平均ノイズがあらかじめ選択された閾値の上か下かを感知して、スイッチ制御論理回路81にデジタル出力を供給する。スイッチ制御論理回路81は、ノイズ閾値データを論理的に結合して線29上の信号を制御または調整し、スイッチを制御する。スイッチは、ノイズが増大するにつれてRCフィルタの帯域幅が狭くなり、所望のプロセス変数情報よりも周波数が高いノイズを減衰させるように制御される。
【0019】
図5には、本発明によるプロセス変数伝送器出力のステップ応答の自動調整のタイミングチャートが示される。図5では、互いに異なるノイズ状態の下で、プロセス変数は、90に見られるように、非常に急峻な、すなわち「階段状の」様々な変化を受ける。これらの階段状の変化に応答したプロセス変数伝送器出力の変化は、むだ時間92だけ遅延される。むだ時間92はセンサおよび伝送器回路の応答遅れによって生じる。むだ時間後に、プロセス変数伝送器出力は94に示されるように階段状の変化に応答する。符号94で示した応答は時によって変化して、単一の軌跡(特性)を有せず、時には速く、時には遅い多くの軌跡を有する。ノイズレベルが高い時には、伝送器は自動的に伝送器出力軌跡を調整して、96で示した限界内でより一層遅くなる。ノイズレベルが低い時には、伝送器は自動的に伝送器出力軌跡を調整して、98に見られる限界内で、より一層速くなる。異なる軌跡を実現するのに作業者が介在する必要はなく、本発明の伝送器はノイズレベルに基づく限界内で自動的に調整する。
【0020】
図6は、信号処理回路16の遅延時間102および誤差限界104と、二次(補助的)プロセス変数53(PV)との関係の一例を示す。調整回路28は、PVの関数として線13上のセンサ回路出力(PV)を信号処理するための遅延時間および誤差限界の公称値108に濾波回路26を調整する。公称値の組合せは、PV(図2)、他のプロセス変数(図3)、あるいはそれらの組合せのいずれかからのノイズに基づいて選択されることができる。公称値は、伝送器の性能仕様範囲106と比べて、速さと誤差との間の均衡のとれた伝送器10の動作を維持するように選択される。
【0021】
このようにして、リミッタ30内に設定される濾波と限界は、公称値ライン108に沿って、誤差と時間遅延との間の好ましい均衡が得られるように、PVの関数として調整される。公称値情報はリミッタ内に記憶される。もちろん、伝送器は、一時的に「範囲(仕様範囲106)外」で動作をし、そして低い誤差限界および低い時間遅延のどちらかを供給するという命令を通信リンク32から受信することができる。図6に示される媒介変数(パラメータ)曲線および限界は、各伝送器の設計および性能仕様ごとに異なる形状を有することができる。
【0022】
図7には、デジタル式圧力伝送器の実施例120が示される。図7では、伝送器120は、プロセス施設内の流体圧力P1およびP2であるプロセス変数間の差を表わす伝送器出力を伝送する差圧伝送器である。伝送器120は、プロセス施設内の環境、すなわち局所的な周囲圧力PAおよび局所的な電子回路温度TAの影響も受ける。圧力センサ122は圧力P1を受け、流体温度T1にさらされる。圧力センサ124は圧力P2を受け、流体温度T2のさらされる。温度センサ126は伝送器の電子回路の温度を感知する。典型的には、センサ122、124は、温度感知抵抗器ばかりでなく、圧力感能静電容量および基準静電容量を有するような静電容量型圧力センサである。
【0023】
センサ122、124は、図示されるように伝送器120の内部に存在するか、あるいは何らかの支援回路と共に伝送器から離れて配置されることもできる。信号処理集積回路セット128は、典型的にはスイッチング回路であるようなセンサ回路130を含む。センサ回路130はセンサ122、124、126に接続されて、プロセス変数を表わすセンサ回路出力132、134、136、138を供給する。センサ回路出力132は差圧ΔP=P2−P1を表わす。センサ出力134は圧力P1を表わす。センサ出力136は圧力P2を表わす。センサ出力138は伝送器の電子回路内の温度TAを表わす。物理的には、センサ122、124、126、および信号処理回路130は、所望されるならば他の伝送器電子回路とは独立に較正されることができるようなセンサカプセル140内に配列されることができる。
【0024】
回路130はまた、バス142を介して調整回路144にプロセス変数を表わす出力も供給する。調整回路144は、プロセス変数を表わす受信出力内のノイズを感知し、バス146および148を介して命令を送る。信号処理回路130へ送出されるバス146上の命令は信号処理回路130を変更して、線132、134、136、および138上を伝わる信号内のノイズを濾波して除去する。典型的には、信号処理回路130はデジタルスイッチング回路を含み、線146上の命令は、帯域制限された濾波を実行するように、ノイズレベルに基づいて異なる切替の形式(パターン)あるいはタイミングを選択する。調整回路144がバス148上に供給する命令は、可変周波数シグマデルタ(ΣΔ)変調器150、152、154、156に接続されて、シグマデルタ変調器内の切替タイミングを変更し、必要な場合には、さらにノイズに応じて帯域幅限界を調整する。
【0025】
線132上の差圧を表わす出力は、増幅器158およびフィルタ166を介してシグマデルタ変調器150に接続される。線134上の圧力P1を表わす出力は、増幅器160およびフィルタ168を介してシグマデルタ変調器152に接続される。線136上の圧力P2を表わす出力は、増幅器162およびフィルタ170を介してシグマデルタ変調器154に接続される。線138上の温度を表わす出力は、増幅器164およびフィルタ172を介してシグマデルタ変調器156に接続される。シグマデルタ変調器は、センサ信号のために、好ましい、高精度でむだ時間の短い、アナログ形式からデジタル形式への変換を実行する。
【0026】
シグマデルタ変調器150、152、154、156からのそれぞれの感知されたプロセス変数ΔP、P1、P2、TAの全てのデジタル表示は、それぞれバス174を介して通信回路176に接続される。通信回路176は、線178を介して通信リンク(図示されず)に接続される。通信回路176は、バス180を介して調整回路144と通信する。通信リンクから調整回路への命令は、同回路内に設定された限界を調整するために線180を介して接続されることができる。回路144は、そのノイズの調整についての情報をバス180を介して、通信リンクへの伝送用の通信回路176に接続することができる。
【0027】
調整回路144はまた、所望される場合には、センサおよび電子回路の温度に対する圧力測定の補償、ライン圧効果(センサ122および124が単一装置として形成される場合には)用の差圧測定の補正、用途によっては必要な線形化あるいは診断などの、他の調整機能を果たすこともできる。ノイズに対する調整可能な帯域幅調整は、信号処理回路130内、シグマデルタ変調器内、あるいはそれら双方内のどこかのいずれでも実行されることができる。
【0028】
図8には、磁気式流量計200が示される。図8では、流体管206内に、パルス状、交番状あるいは正弦波状の磁場を生じるように、コイルの組202がコイルドライバ204によって励起される。流体管206には前記磁場を流通する液体が入っている。前記磁場を通る流体の動きは、電極208間に、対応するパルス状か、交番状、あるいは正弦波状の電圧を誘起する。電極208間に誘起された電圧は、前記磁場と同期する周波数、および流体管206内の流量の大きさを表わす振幅を有する。流量感知回路210は、誘起された電圧を感知して増幅し、増幅された流量出力を可調整フィルタ212へ供給する。
【0029】
可調整フィルタ212は、帯域幅を制限する帯域を有し、その帯域幅限界によって減衰された出力を通信回路214に供給する。通信回路214は、通信リンク(図示されず)へ伝送されることができるような流量を表わす出力216を供給する。伝導率ノイズ感知回路218は、電極208間および流体管206内の流体に流れる伝導率感知電流を供給する。伝導率ノイズ感知電流の周波数は磁場の周波数とは異なるので、伝導率感知は流体感知の妨げにはならない。伝導率ノイズ感知回路218は、伝導率ノイズ感知電流の周波数に近い周波数範囲内の電極間の電圧を感知し、流体の伝導率に含まれるノイズの総量を測定する。伝導率ノイズ感知回路218によって測定されたノイズは調整回路220へ供給される。
【0030】
調整回路220は、測定されたノイズに基づいて帯域幅制御信号を生成する。伝導率ノイズレベルが高い時には、可調整フィルタ212は自動的に、より狭い帯域幅に調整される、すなわちより多くの減衰が適用される。伝導率ノイズレベルが低い時には、可調整フィルタ212は自動的により広い帯域幅に調整される、すなわち、より少量の減衰が適用される。電極208からのノイズが低レベルの時には、受信可能な出力は過度に減衰されることなく、さまざまなノイズ状況の下で通信回路214から自動的に取得される。すなわち、磁気式流量計200は泡、不完全に混合された化学物質および粒子などの様々な過渡的な流体状況でも、作業者が過渡的なノイズ状況を調整する必要なしに用いられることができる。
【0031】
図8では、調整回路220は可調整フィルタの代わりにコイルドライバを制御することができる。励起周波数に近い帯域内のノイズが出現すると、調整回路220は、異なる励起周波数を供給するようにコイルドライバを制御することができる。図8では、調整回路はさらに、流量感知回路210からそのノイズ信号を受信することもできる、その場合、伝導率ノイズ感知回路218は省略されてもよい。
【0032】
図9には、プロセス論理(シーケンス)のある実施例230が示される。図9に示されるようなプロセス要素232、234、236、238、240が実行されると、前記要素を反復的に実行するように、プロセスは242で始めに戻る。前記各要素は反復的に実行されるので、開始点および前記要素が実行される特定の順序は変更されることができる。プロセス要素の順序はまた、必要に応じては、伝送器内の他のプロセスによって割込まれ、前記他のプロセスが実行された後に継続されることもできる。
【0033】
図10には、プロセス変数伝送器250が示される。図10では、センサ回路251がセンサ254を介してプロセス変数252を感知するように適合される。
【0034】
センサ回路251は、ノイズ信号を通過させるのに十分な帯域幅を有する。フィルタ制御回路256は、センサ回路の出力258に接続されて、より高いセンサノイズではノイズを減衰するように自動的に狭くなり、より低いセンサノイズでは自動的に広くなるような帯域幅を指示するフィルタ制御出力260を生成する。通信回路262はフィルタ制御回路256およびセンサ回路251に接続されて、デジタル制御システム264に接続するように適合される。通信回路262は、プロセス変数を表わす第1の伝送器出力266、およびフィルタ制御出力を表わす第2の伝送器出力268を供給し、それによって、デジタル制御システム264がセンサノイズに対してデジタル制御システム濾波回路270を自動的に調整できるようになる。
【0035】
図11では、デジタル制御システム272が、2つのプロセス変数伝送器274および276に接続されるように適合される。デジタル制御システム272は、デジタル制御システム272へ第1のプロセス変数を供給する第1の伝送器274に接続されるように適合された第1の伝送器入力278を有する。デジタル制御システム272は、前記第1のプロセス変数内のノイズと関連(相関)させるように、既知の第2のプロセス変数を供給する第2の伝送器276に接続するように適合された第2の伝送器入力280を有する。
【0036】
デジタル制御システム272は、第2のプロセス変数280によって、第1のプロセス変数内のノイズが増大すると帯域幅が狭くなるように、設定された調整可能な帯域幅で第1の伝送器入力278を受信および濾波する濾波回路282を有する。さらにデジタル制御システム272は、第2のプロセス変数を受信し、帯域幅を設定する濾波回路に制御信号を供給するフィルタ制御回路284を含む。デジタル制御システム内の前述のような濾波は、制御ループの同調を調整することによって実行されることができる。
【0037】
図12では、プロセス変数伝送器290は、プロセス変数294を感知するように適合されたセンサ回路292を含む。センサ励起回路296はセンサ298を励起するように適合される。センサ励起制御回路300はセンサ回路292から信号を受信して、センサ励起回路296による励起を制御する。センサ励起回路296は、伝送器出力302内のノイズを低減するように、センサ回路信号内のノイズの関数として励起を調整する。濾波回路306に接続された、調整可能性を必要としない通信回路304は、センサノイズに対して自動的に調整されたプロセス変数を表わす伝送器出力302を供給する。励起周波数はノイズを回避するように調整されることができる。励起の大きさもまた、ノイズが高い時に信号対ノイズ比を増大することによってノイズを避けるように調整されることができる。図12の伝送器290は磁気式流量伝送器であってよく、例えばコイル励起の周波数が、ノイズ周波数からセンサ信号を引き離すように調整される。
【0038】
本発明を好ましい実施態様を参照して説明してきたが、本発明の精神や範囲から逸脱することなく、形式や詳細な点において変更が可能であることが当業者には明らかであろう。例えば、本発明の様々な機能ブロックが回路(要素)用語で述べられてきたが、機能ブロックは、デジタル、アナログ、ソフトウェア、あるいはそれらの組合せなどいかなる形式で実現されてもよい。
【0039】
ソフトウェア内で実現される場合には、マイクロプロセッサがその機能を果たし、信号は、それに対してソフトウェアが動作するデジタル値よりなる。プロセッサに所望のプロセス要素(処理)を実行させる命令でプログラムされた汎用プロセッサ、前記所望の要素を実行するように結線された回路を含むアプリケーション仕様ハードウェア部品、および汎用プロセッサおよびハードウェア部品のあらゆる組合せを用いることができる。
【0040】
複雑なデジタル回路の特性のために、センサ回路、調整回路および濾波回路は、典型的には、アナログ回路のように、区分されたブロックに、簡単には分割されないけれども、様々な機能のために用いられる部品は混合されて共有されることができる。さらに、ソフトウェアによる実行の場合と同様に、典型的には、1つのマイクロプロセッサが、調整、濾波、およびセンサ回路機能を分担してい指示・命令を実行するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプロセス変数伝送器のブロック図である。
【図2】 図1のプロセス変数伝送器のためのセンサ配列のブロック図である。
【図3】 図1のプロセス変数伝送器のためのセンサ配列のブロック図である。
【図4】 本発明によるフィルタの実施例の、一部ブロック化した回路図である。
【図5】 本発明によるプロセス変数伝送器の応答のタイミング図である。
【図6】 二次プロセス変数PV2の異なる値における、信号処理回路の遅延時間と誤差限界との関係のグラフである。
【図7】 本発明による圧力伝送器の実施例のブロック図である。
【図8】 本発明による磁気式流量計の実施例のブロック図である。
【図9】 本発明による信号処理方法のフローチャートである。
【図10】 プロセス変数伝送器のブロック図である。
【図11】 帯域幅可調整フィルタを有する制御システム装置のブロック図である。
【図12】 ノイズを効果的に補償するようにセンサ励起が変更されるような伝送器のブロック図である。
【符号の説明】
10……プロセス変数伝送器、12……センサ回路、14……プロセス変数、16……プロセス施設(プラント)、18……センサ、22……フィルタ、24……通信回路、26……濾波回路、28……調整回路、30……リミッタ回路、32……通信リンク、

Claims (23)

  1. プロセス変数および第2のプロセス変数を感知するように適合されたセンサ回路
    前記センサ回路に接続されて、前記第2のプロセス変数に基づき、高いセンサノイズではノイズを減衰するため自動的に狭くなり、低いセンサノイズでは自動的に広くなるように帯域幅を調整する調整回路、および伝送器出力を仕様限界内に維持するように、あらかじめ定められた調整可能な範囲に自動帯域幅調整を制限するようなリミッタ回路を含むフィルタと、
    前記フィルタに接続されて、プロセス変数を表わし、かつ、センサノイズに対して自動的に調整された減衰を有する伝送器出力を供給する通信回路とを備え、
    前記通信回路が通信リンクに接続可能であり、前記通信リンクから、前記リミッタ回路が、あらかじめ定められた範囲を調整する情報を受信するプロセス変数伝送器。
  2. 前記センサ回路が、プロセス変数伝送器の外部にあるセンサに接続される請求項1のプロセス変数伝送器。
  3. 前記センサ回路に接続されたセンサをさらに含む請求項1のプロセス変数伝送器。
  4. 前記帯域幅フィルタが可調整アナログ式フィルタである請求項1のプロセス変数伝送器。
  5. 前記帯域幅フィルタが可調整デジタル式フィルタである請求項1のプロセス変数伝送器。
  6. 自動的な帯域幅濾波を制御する内蔵マイクロプロセッサをさらに含む請求項1のプロセス変数伝送器。
  7. プロセス施設から第1の信号を受信し、濾波回路によって制限された帯域幅であり、かつプロセス変数の大きさを表わすような、濾波された信号を供給するように適合された濾波回路、
    前記濾波された信号を受信し、プロセス変数を表わす伝送器出力信号を通信リンクへ伝送するように適合された通信回路、
    およびプロセス施設から第2の信号を受信し、該第2の信号に基づいて伝送器出力のノイズを低減するように、濾波回路の帯域幅を自動的に調整するように適合された調整回路よりなる、プロセス施設に接続可能なプロセス変数伝送器。
  8. 前記第1の信号を供給するセンサをさらに含む請求項7のプロセス変数伝送器。
  9. 前記第1の信号および第2の信号が同じ信号である請求項7のプロセス変数伝送器。
  10. 前記第2の信号が第2の変数を表し、前記第1の信号とは異なる請求項7のプロセス変数伝送器。
  11. 前記通信回路が帯域幅を表わす出力を供給するようにさらに適合された請求項7のプロセス変数伝送器。
  12. 前記通信回路が通信リンクから命令を受信するように適合され、前記調整回路が前記命令に基づいて帯域幅をさらに調整する請求項7のプロセス変数伝送器。
  13. 前記濾波回路が、内蔵マイクロプロセッサによって実行されるように適合されたソフトウェアで実現される請求項7のプロセス変数伝送器。
  14. 前記濾波回路がアナログ回路で実現されるフィルタを含む請求項7のプロセス変数伝送器。
  15. 前記濾波回路がデジタル回路で実現されるフィルタを含む請求項7のプロセス変数伝送器。
  16. 前記通信回路が2線式プロセス監視ループに接続されるように適合された請求項7のプロセス変数伝送器。
  17. 前記2線式ループが伝送器の動作電流のすべてを供給する請求項16のプロセス変数伝送器。
  18. 前記センサが圧力センサを含む請求項8のプロセス変数伝送器。
  19. 前記伝送器出力信号が流量を表わす請求項7のプロセス変数伝送器。
  20. 複数の、一連の命令を記憶しているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記複数の命令が、プロセッサによって実行される時に、前記プロセッサに下記の手順を実行させる複数の、一連の命令を含む媒体。
    第1の信号としてプロセス変数センサ信号を取得すること、 前記プロセス変数センサ信号を調整可能な帯域幅で濾波すること、
    前記濾波されたプロセス変数センサ信号の関数として、減衰されたプロセス変数伝送器出力を供給すること、前記プロセス変数センサ内のノイズを第2の信号として感知すること、
    および前記センサ内の感知されたノイズの関数として、調整可能な帯域幅を自動的に調整することによってプロセス変数出力内のノイズの減衰を調節することよりなり、
    第1の信号として取得した前記プロセス変数センサ信号が磁気式流量計電極信号であり、第2の信号として感知された前記ノイズが磁気式流量計電極信号内の伝導率ノイズである。
  21. 第1の信号としてプロセス変数を感知するセンサ回路、前記センサ回路に接続されて、調整可能な帯域幅を有するフィルタ、前記フィルタに接続されて、前記プロセス変数を表わす、減衰された伝送器出力を供給する通信回路、および第2の信号としてセンサノイズを感知し、かつセンサノイズが高い時には減衰を増大し、センサノイズが低い時には減衰を低減するように調整可能な帯域幅を自動的に調整するための装置よりなり、
    第1の信号として感知した前記プロセス変数が磁気式流量計電極信号であり、第2の信号として感知された前記センサノイズが磁気式流量計電極信号内の伝導率ノイズであるプロセス変数伝送器。
  22. プロセス変数を感知するように適合されたセンサ回路、前記センサ回路に接続され、センサノイズが高い時には自動的に狭くなってノイズを減衰させ、低いセンサノイズでは自動的に広くなるような帯域幅を示すフィルタ制御出力を有するフィルタ制御回路、および前記フィルタ制御回路および前記センサ回路に接続されており、かつデジタル制御システムに接続するように適合された通信回路であって、プロセス変数を表わす第1の伝送器出力、およびフィルタ制御出力を表わす第2の伝送器出力を供給し、それによってデジタル制御システムがセンサノイズに対する前記デジタル制御システムの濾波を自動的に調整することができるようにする通信回路よりなるプロセス変数伝送器。
  23. 第1のプロセス変数を供給する第1の伝送器に接続するように適合された第1の伝送器入力と、 第2の伝送器に接続するように適合され、前記第1のプロセス変数内のノイズと相関する既知の第2プロセス変数を供給する第2の伝送器入力と、 前記第1の伝送器入力を受信し、かつ前記第1のプロセス変数内のノイズが増大するときに、帯域幅が狭くなるように、前記第2のプロセス変数によって設定される調整可能な帯域幅で濾波する濾波回路とよりなり、プロセス変数伝送器に接続するように適合され、
    前記第2のプロセス変数を受信し、該第2のプロセス変数に基づいて前記濾波回路への制御信号を供給するフィルタ制御回路をさらに含むデジタル制御システム。
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