JP4822017B2 - ヘアスタイルアドバイス方法 - Google Patents

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Description

本発明は、顔型とヘアスタイルのボリューム感に基づいてヘアスタイルの似合いを評価するヘアスタイルアドバイス方法及びそのためのシステムに関する。
一般に、消費者は、自己のヘアスタイルを決定するにあたり、雑誌やカタログ等で眼にする種々のヘアスタイルの中からTPOを考慮しつつ自己の好みに合ったものを選択しているが、そうして選択したヘアスタイルが、必ずしもその消費者に似合っているとは限らない。
また、美容院、ヘアサロン等において美容専門家は、消費者からどのようなヘアスタイルにしたらよいかについてアドバイスを求められることがあるが、種々のヘアスタイルの中からその消費者に似合いかつ消費者の好みに合うヘアスタイルを選択することは、容易ではない。
これに対し、ヘアスタイルの決定に際して、顔と髪の境界(インナーライン)とヘアスタイルの外側のライン(アウターライン)から顔の輪郭やイメージを把握し、これらがヘアスタイルのバランスや形、あるいはイメージに合うか否かを、「大人」、「子供」、「直線」、「曲線」等の言葉によるイメージマップを用いて調べる方法が提案されている(特許文献1)。
また、消費者の性格等の内面情報と顔立ち等の外面情報を、言葉によるイメージサークルにマッピングし、そこに消費者がなりたいイメージを重ね、ヘアスタイルを決定していく方法が提案されている(特許文献2)。
特開平11−56469号公報 特開2001−211933号公報
従来の方法は、いずれも顔形状やヘアスタイルを、特定の言葉で表現されるイメージにクラスター化し、当該ヘアスタイルが消費者に似合うか否かをクラスター単位で判断するものである。しかし、消費者の顔形状やヘアスタイルによっては、それらのイメージがいずれのクラスターに区分されるものか明確でない場合がある。このため、従来の方法では、消費者に似合わないヘアスタイルを提案する事態も生じる。
そこで、本発明は、或るヘアスタイルが消費者に似合うか否かを、連続的な数値をとる指標を用いてできる限り客観的な手法で判断し、常に消費者に似合うヘアスタイルを提案できるようにすることを目的とする。
本発明者は、ヘアスタイルのボリューム感の分布の特徴が、ヘアスタイルを複数領域に区分した場合の特定領域間の面積の対比データ(以下、髪型形状データという)で表され、この髪型形状データと顔型形状データとによってヘアスタイルの似合いの良否を判断できることを見出した。
即ち、本発明は、複数の頭部画像についての
(a)顔型形状データ、
(b)髪型形状データ、及び
(c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価
から得られた、顔型とヘアスタイルの似合いの評価の高い顔型形状データと髪型形状データとの関係(以下、似合い関係という)に基づき、
任意の頭部画像の顔型と任意の頭部画像のヘアスタイルの似合いを評価するヘアスタイルアドバイス方法を提供する。
また、本発明は、上述のヘアスタイルアドバイス方法を実施するシステムとして、画像の取得手段、演算手段及び画像の表示手段を備えたヘアスタイルアドバイスシステムであって、演算手段が、
複数の頭部画像についての
(a)顔型形状データ、
(b)髪型形状データ、及び
(c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価
から得られた顔型とヘアスタイルの似合い関係を記憶する機能、
頭部画像から顔型形状データ及び髪型形状データを取得する機能、及び
前記似合い関係に基づき、任意の頭部画像の顔型と任意の頭部画像のヘアスタイルの似合いを評価する機能、
を有するヘアスタイルアドバイスシステムを提供する。
なお、本発明において、頭部画像とは、顔領域と毛髪領域を含む画像をいい、また、実際の人の頭部画像の他に、画像合成による頭部画像を含む。
また、顔型とは、一般に、丸顔、四角顔、三角顔、面長顔、卵顔等で表される顔の外形形状をいう。顔内部の眉毛、眼、鼻、口等の形状は含まず、それらによってもたらされるイメージの如何にも関わらない。
本発明のヘアスタイルアドバイス方法及びヘアスタイルアドバイスシステムによれば、顔形状やヘアスタイルをそれらのイメージによってクラスター化することなく、顔型形状データと髪型形状データという連続的数値をとり得るデータを使用して顔型とヘアスタイルの似合いを客観的に評価するので、個人個人によって異なる顔型に厳密に対応してヘアスタイルの似合いを評価することができる。よって、個々の消費者に似合わないヘアスタイルを提示するという事態をなくすことができ、消費者は、提示されたヘアスタイルの中から自己の好みにあうヘアスタイルを安心して選択することができる。また、消費者は現在のヘアスタイルが似合っているか否かについて客観的な評価を得ることができる。
以下、本発明を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
図1は、本発明のヘアスタイルアドバイス方法の一実施例を示す流れ図であり、図2は、このヘアスタイルアドバイス方法を実施するヘアスタイルアドバイスシステムのブロック図である。
このシステム10は、パソコン本体1、並びにパソコン本体1に接続されたディスプレイ2、デジタルカメラ3、イメージスキャナ4及びプリンタ5等から構成されており、インターネットとも接続可能となっている。
パソコン本体1は、複数の頭部画像を、顔型形状データ、髪型形状データ等の付帯情報と共に記憶する機能、頭部画像から毛髪領域、顔領域等の特定領域を抽出する機能、抽出した領域を指定した方法で分割し、それぞれの領域の面積を計測する機能、指定した部位の長さを計測する機能、画像の拡大縮小機能、画像の移動機能、画像の合成機能、数値計算機能、グラフ作成機能等を有する演算手段として設けられており、それにより後述する本発明の方法の実施に必要なデータの蓄積、似合い関係の関数の算出、評価等を行うことを可能としている。なお、個々の機能は、市販の画像処理ソフト及び表計算ソフトなどをパソコン本体に搭載することにより得ることができる。
デジタルカメラ3及びイメージスキャナ4はそれぞれ、パソコン本体1に頭部画像等の画像を取得させる画像取得手段として設けられている。
ディスプレイ2は、パソコン本体1が取り込んだ頭部画像、パソコン本体1が蓄積している頭部画像、パソコン本体1で合成した頭部画像、パソコン本体1でグラフに展開した似合い関係等を適宜表示する。
図1のヘアスタイルアドバイス方法では、まず、本発明に特徴的な「似合い関係」を求めておく。本発明者の知見によれば、(1)丸顔、四角顔、三角顔、面長顔、卵顔等といった顔型と、ヘアスタイルにおいてトップ、ミドル、ボトムのいずれにボリュームがあるかというヘアスタイルのボリューム感の分布の特徴とによって、個々の頭部画像におけるヘアスタイルの似合いの良否が大きく左右され、この場合に(2)顔型は、顔型の計測値による顔型形状データで表わすことができ、(3)ヘアスタイルのボリューム感の分布は、頭部画像における毛髪領域を複数領域に区分した場合の特定領域同士の面積比等の対比データで表わすことができ、したがって、(4)多数の頭部画像のそれぞれについて、顔型形状データと髪型形状データを求めると共に、顔型とヘアスタイルの似合いを評価しておき、これらの関係を求めると、この似合いの評価の高い顔型形状データと髪型形状データとには一定の関係が得られる。
この似合い関係を求める具体的手法としては、まず、パソコン本体1に、図3に示すように頭部画像を取得する。この頭部画像の取得は、デジタルカメラ3で被験者を撮り、その画像データをパソコン本体1に取り込ませることによってもよく、イメージスキャナ4で被験者の頭部写真を読み取ることによってもよく、インターネット等の通信回線を利用して取得してもよい。なお、ヘアスタイルの似合いの評価精度を高める点から、正面画像を取得することが好ましい。
次に、(a)顔型形状データとして、両目の中心を通る直線(以下、眼ラインという)L6に平行で上唇の最上部を通る直線(以下、上唇ラインという)L4 上の顔の輪郭線L0 の幅(以下、顎幅という)X1 と眼ラインL6 上の顔の輪郭線L0 の幅(以下、顔幅という)X2 との比X1/X2(以下、顎幅比という)、及び眼ラインL6 に平行で顎の最下部を通る直線(以下、顎先ラインという)L2 と眼ラインL6 との距離(以下、顔長さという)Y1 と顎幅X2 との比Y1/X2(以下、顔長さ比という)を取得する。なお、このように眼ラインL6 と平行な直線を考えることにより、頭部画像が正立していない場合でも本発明の方法を適用することが可能となる。また、眼ラインL6 と顔の輪郭線L0 との交点が毛髪で隠れている場合には、毛髪で隠れていない顔の輪郭線L0 を外挿して眼ラインL6 と顔の輪郭線L0 との交点を求めてもよく、あるいは、一律に両眼の間隔の所定倍数を顔幅X1 としてもよい。
この顎幅比X1/X2 が1に近いほど四角顔であり、1よりも大きいほど三角顔であり、1よりも小さいほど逆三角顔である。また、顔長さ比Y1/X2 が1よりも大きいほど面長顔であり、1よりも小さいほど幅広顔である。
この顎幅比X1/X2 や顔長さ比Y1/X2 を求めるにあたり、顔の輪郭線は、本システム10の操作者が、ディスプレイ2に表示された頭部画像上で指定してもよく、エッジ検出や肌色領域の検出を利用した公知の方法で自動的に取得されるようにしてもよい。上唇および眉の最上部の位置や眼の位置も、本システム10の操作者がディスプレイ2に表示された頭部画像上で指定してもよく、画像をフェードアウトした後漸次フェードインして眼の位置を自動的に検出する方法(画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2006),論文集CD-ROM,IS1-18「顔パーツ(髪・眉・目・鼻・口)検出の高精度化と実用化」,2006.7.19発行)を使用してもよい。
なお、顔型形状データとしては、上述の顎幅比X1/X2 や顔長さ比Y1/X2 に限らず、顎先鋭敏度X1/X3 等を使用してもよい。ここで、X3 は、顎先ラインL2 と上唇ラインL4 との中間を通る直線L3 上の顔の輪郭線L0 の幅である。
一方、ヘアスタイルのボリューム感の分布に関し、(b)髪型形状データを取得する。より具体的には、図3に示す正面頭部画像において、眼ラインL6 に平行で頭頂部を通る直線(以下、頭頂ラインという)L8 と眼ラインL6 に平行で眉の最上部の高い方を通る水平線(眉ライン)L7 との間の毛髪領域の面積を髪トップ面積A1、眉ラインL7 と上唇ラインL4 との間の毛髪領域の面積を髪ミドル面積A2、眼ラインL6 に平行で鎖骨の最上部を通る直線L1 と上唇ラインL4 との間の毛髪領域の面積を髪ボトム面積A3 とした場合の、髪トップ面積A1と髪ミドル面積A2 との比A1/A2(以下、トップボリューム比という)、及び髪ボトム面積A3 と髪ミドル面積A2 との比A3/A2(以下、ボトムボリューム比という)を求める。
このトップボリューム比A1/A2 が大きいヘアスタイルは、トップにボリュームがあり、この比が小さいヘアスタイルはトップにボリュームがない。また、ボトムボリューム比A3/A2 が大きいヘアスタイルは、ボトムにボリュームがあり、この比が小さいヘアスタイルはボトムにボリュームがなく、この比がゼロの場合にはショートカットとなる。
トップボリューム比A1/A2 やボトムボリューム比A3/A2 を求めるにあたり、毛髪領域は本システム10の操作者がディスプレイ2に表示された頭部画像上で指定してもよく、エッジ検出や髪の色を利用した公知の方法で自動的に取得されるようにしてもよい。
なお、髪型形状データとしては、上述のトップボリューム比A1/A2 やボトムボリューム比A3/A2 に限らず、トップボトムボリューム比A4/A5 等を使用してもよい。ここで、A4 は、眉ラインL7 と上唇ラインL4 との中間を通る直線(以下、中央ラインという)L5 と頭頂ラインL8 との間の毛髪領域の面積、A5 は、中央ラインL5 と顎先ラインL2 との間の毛髪領域の面積を表す。
(c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価としては、頭部画像に対し似合いの良否について、例えば、3〜5段階の評価スコアを複数の美容専門家から取得し、その平均値を似合いの評価値とする。
このような、(a)顔型形状データ、(b)髪型形状データ、及び(c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価値の取得を、顔型とヘアスタイルが異なる種々の頭部画像に対して行い、その結果を蓄積する。その場合、種々の頭部画像としては、実際の人の頭部画像を使用してもよく、或る人の頭部画像の毛髪領域に、ヘアスタイルが異なる別人の頭部画像の毛髪領域を重ねた合成画像から得てもよい。例えば、図4に示すように、複数の被験者の顔画像(丸顔、卵顔、面長顔、…)とヘアスタイル画像(ヘアスタイル1、ヘアスタイル2、ヘアスタイル3、…)を組み合わせて頭部画像を合成する。これにより、顔型とヘアスタイルの異なる頭部画像の多数を容易に得ることが可能となる。
こうして蓄積した、(a)顔型形状データ、(b)髪型形状データ、及び(c)ヘアスタイルの似合いの評価値を用い、似合いの評価の高い顔型とヘアスタイルの組み合わせか否かの評価を可能にする顔型形状データと髪型形状データとの関係(似合い関係)を求める。
似合い関係を求める具体的な方法としては、例えば、図4に示した方法で得た多数の頭部画像を用い、顔型形状データ(顎幅比又は顔長さ比)に対して髪型形状データ(トップボリューム比又はボトムボリューム比)をプロットし、各顔型形状データにおいて似合いの評価値が高くなる髪型形状データの分布幅のうち最高値と最低値を求める。図5A〜図5Dは、こうして求めた最高値と最低値のプロットを示している。
したがって、図5A〜図5Dにおいて、上限ラインと下限ラインの間の領域が、顔型とヘアスタイルの似合い評価が高い範囲である。ここで上限ラインは、各顎幅比又は顔長さ比におけるトップボリューム比又はボトムボリューム比の最高値について回帰式をたてることにより得、下限ラインは、同様に最低点について回帰式をたてることにより得たものである。この上限ラインと下限ラインの算出は、パソコン本体1で、複数の頭部画像について、顔型形状データと髪型形状データと似合いの評価が蓄積されていくのと同時に計算が更新されていくようにしてもよい。
この似合い関係により、例えば、図5Aから、顎幅比X1/X2 が0.8程度の逆三角顔も、顎幅比X1/X2 が1程度の四角顔も、それらの中庸の顔に比して、トップボリューム比A1/A2 を大きくできる範囲(即ち、トップのボリュームを重くできる許容幅)が狭いことがわかる。
また、図5Bから、顔長さ比Y1/X2 とトップボリューム比A1/A2 の関係がわかり、例えば、この顔長さ比Y1/X2 が0.95程度の面長顔も、顔長さ比Y1/X2 が0.75程度の幅広顔も、それらの中庸の顔に比してトップボリューム比A1/A2 を大きくできる範囲(即ち、トップのボリュームを重くできる許容幅)が狭いこと、顔長さ比Y1/X2 が0.75程度の幅広顔ではトップボリューム比A1/A2 の許容最低値が面長顔よりも高く、トップボリュームを過度に小さくしたヘアスタイルが似合い難いことがわかる。
同様に、図5Cから、顎幅比X1/X2 が0.8程度の逆三角顔は、顎幅比X1/X2 が1程度の四角顔に比して、ボトムボリューム比A3/A2 を大きくできる範囲(即ち、ボトムのボリュームを重くできる許容幅)が狭いことがわかる。
また、図5Dから、顔長さ比Y1/X2 が0.95程度の面長顔は、顔長さ比Y1/X2 が0.75程度の幅広顔に比してボトムボリューム比A3/A2 を大きくできる範囲(即ち、ボトムのボリュームを重くできる許容幅)およびボトムボリューム比A3/A2 を小さくできる範囲(即ち、ボトムのボリュームを軽くできる許容幅)が狭いことがわかる。
そこで、本発明の方法により被験者の当該ヘアスタイルの似合いを評価する場合には、被験者の頭部画像を取得し、その頭部画像から顔型形状データと髪型形状データを取得する。そして、取得した顔型形状データと髪型形状データから、上述の似合い関係に基づき、被験者の顔型とヘアスタイルの似合いの良否を判断し、その結果をディスプレイ2に出力する。より具体的には、ある被験者の顎幅比がXi1/Xi2 であり、顔長さ比がYi1/Xi2 の場合、ヘアスタイルのトップボリュームについては、図5Aから求まるトップボリューム比A1/A2 の範囲At1 と図5Bから求まるトップボリューム比A1/A2 の範囲At2 の重複範囲がこの被験者に似合っていることになり、同様に、ボトムボリュームについては、図5Cから求まるボトムボリューム比A3/A2 の範囲Ab1 と図5Dから求まるボトムボリューム比A3/A2 の範囲Ab2 の重複範囲がこの被験者に似合っていることになる。
そこで、被験者のヘアスタイルの髪型形状データのトップボリューム比とボトムボリューム比が、それぞれ上述の重複範囲にある場合に、被験者のヘアスタイルは被験者の顔型に似合っていると評価し、その旨をディスプレイ2に出力する。反対に、被験者のヘアスタイルのトップボリューム比又はボトムボリューム比のいずれか一方又は双方が上述の重複範囲から外れた場合には、似合っていないと評価し、その旨をディスプレイ2に出力する。
また、本発明の方法によりある被験者に、新たにヘアスタイルを提案する場合には、予め、パソコン本体1に複数のヘアスタイル画像をその髪型形状データと共に記憶させておく。あるいは、通信回線を利用して、これらのデータをパソコン本体1で利用できるようにしておく。
次に、被験者の当該ヘアスタイルの似合いを評価する場合と同様に、被験者の頭部画像を取得し、その頭部画像から顔型形状データを取得する。そして、図5A及び図5Bから、被験者の顔型に似合うヘアスタイルのトップボリューム比を取得し、また図5C及び図5Dから、被験者の顔型に似合うヘアスタイルのボトムボリューム比を取得し、このトップボリューム比とボトムボリューム比の双方を満足するヘアスタイルを、記憶しておいた複数のヘアスタイル画像の中から選択し、被験者に提示する。この場合、こうして選択したヘアスタイル画像は一覧でディスプレイ2に表示してもよく、順次切り替えて表示してもよい。また、この提示に際し、選択したヘアスタイル画像と、被験者の顔画像とを合成したシミュレーション画像を提示することが好ましい。このシミュレーション画像の合成は、ヘアスタイル画像の元となる顔画像の顔幅X2 と被験者の顔画像の顔幅X2 とが一致するようにヘアスタイル画像の横方向の倍率を適宜調整し、また、ヘアスタイル画像の元となる顔画像の上唇ラインL4 と眉ラインL7 の距離と被験者の上唇ラインL4 と眉ラインL7 の距離とが一致するようにヘアスタイル画像の縦方向の倍率を適宜調整した後、ヘアスタイル画像と被験者の顔画像とを重ね合わせることにより得ることができる。
また、被験者の顔型に似合うトップボリューム比のヘアスタイルのトップ側と、被験者の顔型に似合うボトムボリューム比のヘアスタイルのボトム側とを適宜組み合わせて合成したヘアスタイル画像を被験者に提示してもよい。
本発明の方法は、上述のように被験者に、当該ヘアスタイルが被験者の顔型に似合っているか否かをアドバイスする場合や、被験者に似合うヘアスタイルを新たに提案する場合の他、任意の頭部画像について、美容技術者が好ましいヘアスタイルを研究する場合等においても有用となる。
(1)似合い関係の取得
50人の頭部画像を取得し、それぞれの顔画像とヘアスタイル画像を組み合わせて図4に示した方法で1200通りの頭部画像を得、各頭部画像について、顔型形状データとして顎幅比X1/X2 と顔長さ比Y1/X2 を取得し、髪型形状データとしてトップボリューム比A1/A2 とボトム比A3/A2 を取得した。また、各頭部画像について、5名の美容専門家から、次の3段階の似合いの評価スコア
3:似合う
2:似合うとは言えないが許容範囲
1:似合わない
を得、その平均を算出した。そして、各頭部画像の顎幅比又は顔長さ比とトップボリューム比又はボトムボリューム比とをプロットし、似合いの評価スコアの平均値が2.4以上となる頭部画像について、図5A〜図5Dと同様に最高値と最低値を求め、その上限ラインと下限ラインを直線回帰により求めた。
(2)被験者のヘアスタイルの評価
(1)の50人とは別に、被験者Aから図6Aに示す頭部画像を取得し、その顎幅比X1/X2、顔長さ比Y1/X2、トップボリューム比A1/A2、ボトムボリューム比A3/A2 を求めた。その結果、被験者Aのトップボリューム比は、顎幅比X1/X2 との関係でも顔長さ比Y1/X2 との関係でも似合い関係の評価の上限ラインを超え、ボトムボリューム比は、顎幅比X1/X2 との関係においても、顔長さ比Y1/X2 との関係においても、似合い関係の評価の上限ラインと下限ラインの間にあった。
また、被験者Aの顎幅比と顔長さ比について、トップボリューム比が顎幅比との関係でも、顔長さ比との関係でも上限ラインと下限ラインとの間にあり、かつボトムボリューム比が顎幅比との関係でも、顔長さ比の関係でも上限ラインと下限ラインとの間にあるヘアスタイルを選択し、そのヘアスタイル画像を被験者Aの顔画像と合成した。この合成画像を図6Bに示す。
反対に、顎幅比X1/X2 との関係でも顔長さ比Y1/X2 との関係でもトップボリューム比が上限ラインを超えるヘアスタイルを選択し、そのヘアスタイル画像を被験者Aの顔画像と合成した。この合成画像を図6Cに示す。
また、顎幅比X1/X2 との関係でボトムボリューム比A3/A2 が上限ラインを超えるヘアスタイルを選択し、そのヘアスタイル画像を被験者Aの顔画像と合成した。この合成画像を図6Dに示す。
そして、図6A〜図6Dの各画像に対し、上記5名とは別の3名の美容専門家が似合いを評価したところ、評価スコアの平均値は、図6Aが2.0、図6Bが3.0、図6Cが1.3、図6Dが1.7であった。
本発明のヘアスタイルアドバイス方法及びヘアスタイルアドバイスシステムは、美容院、ヘアサロン等においてヘアスタイルの似合いの評価をする場合に有用となる。
ヘアスタイルアドバイス方法の一実施例の流れ図である。 一実施例のヘアスタイルアドバイスシステムのブロック図である。 顔型の形状データや髪型形状データの取得方法の説明図である。 顔型とヘアスタイルの異なる種々の頭部合成画像の一覧である。 顎幅比とトップボリューム比との関係図である。 顔長さ比とトップボリューム比との関係図である。 顎幅比とボトムボリューム比との関係図である。 顔長さ比とボトムボリューム比との関係図である。 被験者の頭部画像である トップボリューム比もボトムボリューム比も上限ラインと下限ラインの間にあるヘアスタイル画像と被験者の顔画像との合成画像である。 トップボリューム比が上限ラインを超えるヘアスタイル画像と被験者の顔画像との合成画像である。 ボトムボリューム比が上限ラインを超えるヘアスタイル画像と被験者の顔画像との合成画像である。
符号の説明
1 パソコン本体
2 ディスプレイ
3 デジタルカメラ
4 イメージスキャナ
5 プリンタ
10 ヘアスタイルアドバイスシステム
A1 髪トップ面積
A2 髪ミドル面積
A3 髪ボトム面積
L0 顔の輪郭線
L1 眼ラインL6 に平行で鎖骨の最上部を通る直線
L2 顎先ライン
L4 上唇ライン
L6 眼ライン
L7 眉ライン
L8 頭頂ライン
X1 顎幅
X2 顔幅
Y1 顔長さ

Claims (2)

  1. 複数の頭部画像についての
    (a)顔型形状データ、
    (b)毛髪領域を複数領域に区分した場合の特定領域同士の面積の対比データ(以下、髪型形状データという)、及び
    (c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価
    から得られた、顔型とヘアスタイルの似合いの評価の高い顔型形状データと髪型形状データとの関係(以下、似合い関係という)を得ると共に、複数のヘアスタイル画像をその髪型形状データと共に蓄積し、
    一方、被験者の頭部画像を取得し、
    被験者の顔型形状データを求め、
    前記似合い関係に基づき、被験者の顔型形状データから被験者の顔型に似合うヘアスタイルの髪型形状データを得、
    得られた髪型形状データを有するヘアスタイル画像を、前記複数のヘアスタイル画像の中から選択して提示するヘアスタイルアドバイス方法であって、
    (a)顔型形状データとして、頭部画像における、両眼の中心を通る直線(以下、眼ラインという)に平行で上唇の最上部を通る直線上の顔の輪郭線の幅(以下、顎幅という)X1 と眼ライン上の顔の輪郭線の幅(以下、顔幅という)X2 との比X1/X2(以下、顎幅比という)、及び眼ラインに平行で顎の最下部を通る直線と眼ラインとの距離(以下、顔長さという)Y1 と顔幅X2 との比Y1/X2(以下、顔長さ比という)を使用し、
    (b)髪型形状データとして、頭部画像における、眼ラインに平行で頭頂部を通る直線と眼ラインに平行で左右の眉の最上部の高い方を通る直線(以下、眉ラインという)との間の毛髪領域の面積を髪トップ面積A1、眼ラインに平行で上唇の最上部を通る直線(以下、上唇ラインという)と眉ラインとの間の毛髪領域の面積を髪ミドル面積A2、眼ラインに平行で鎖骨の最上部を通る直線と上唇ラインとの間の毛髪領域の面積を髪ボトム面積A3 とした場合に、髪トップ面積A1 と髪ミドル面積A2 との比A1/A2(以下、トップボリューム比という)、及び髪ボトム面積A3 と髪ミドル面積A2 との比A3/A2(以下、ボトムボリューム比という)を使用し、
    (c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価として、頭部画像に対して複数の美容専門家から取得した似合いの良否についての評価スコアの平均値を使用し、
    前記似合い関係に基づき、被験者の頭部画像の顎幅比Xi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うトップボリューム比A1/A2 の範囲を求めると共に、被験者の顔長さ比Yi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うトップボリューム比A1/A2 の範囲を求め、さらに双方のトップボリューム比A1/A2 の重複範囲を求め、一方、
    前記似合い関係に基づき、被験者の顎幅比Xi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うボトムボリューム比A3/A2 の範囲を求めると共に、被験者の顔長さ比Yi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うボトムボリューム比A3/A2 の範囲を求め、さらに双方のボトムボリューム比A3/A2 の重複範囲を求め、
    前記複数のヘアスタイル画像の中から選択して提示するヘアスタイル画像を、トップボリューム比が前記A1/A2 の重複範囲にあり、ボトムボリューム比が前記A3/A2 の重複範囲にあるヘアスタイル画像とするヘアスタイルアドバイス方法。
  2. 画像の取得手段、演算手段及び画像の表示手段を備えたヘアスタイルアドバイスシステムであって、演算手段が、
    複数の頭部画像についての
    (a)顔型形状データ、
    (b) 毛髪領域を複数領域に区分した場合の特定領域同士の面積の対比データ(以下、髪型形状データという)、及び
    (c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価
    から得られた顔型とヘアスタイルの似合いの評価の高い顔型形状データと髪型形状データとの関係(以下、似合い関係という)を記憶する機能、
    頭部画像から顔型形状データ及び髪型形状データを取得する機能、複数のヘアスタイル画像をその髪型形状データと共に蓄積する機能、及び
    被験者の頭部画像から顔型形状データを求め、前記似合い関係に基づき、被験者の顔型に似合うヘアスタイルの髪型形状データを得、得られた髪型形状データを有するヘアスタイル画像を、前記複数のヘアスタイル画像の中から選択して提示する機能を有するヘアスタイルアドバイスシステムであって、
    (a)顔型形状データとして、頭部画像における、両眼の中心を通る直線(以下、眼ラインという)に平行で上唇の最上部を通る直線上の顔の輪郭線の幅(以下、顎幅という)X1 と眼ライン上の顔の輪郭線の幅(以下、顔幅という)X2 との比X1/X2(以下、顎幅比という)、及び眼ラインに平行で顎の最下部を通る直線と眼ラインとの距離(以下、顔長さという)Y1 と顔幅X2 との比Y1/X2(以下、顔長さ比という)を使用し、
    (b)髪型形状データとして、頭部画像における、眼ラインに平行で頭頂部を通る直線と眼ラインに平行で左右の眉の最上部の高い方を通る直線(以下、眉ラインという)との間の毛髪領域の面積を髪トップ面積A1、眼ラインに平行で上唇の最上部を通る直線(以下、上唇ラインという)と眉ラインとの間の毛髪領域の面積を髪ミドル面積A2、眼ラインに平行で鎖骨の最上部を通る直線と上唇ラインとの間の毛髪領域の面積を髪ボトム面積A3 とした場合に、髪トップ面積A1 と髪ミドル面積A2 との比A1/A2(以下、トップボリューム比という)、及び髪ボトム面積A3 と髪ミドル面積A2 との比A3/A2(以下、ボトムボリューム比という)を使用し、
    (c)顔型とヘアスタイルの似合いの評価として、頭部画像に対して複数の美容専門家から取得した似合いの良否についての評価スコアの平均値を使用し、
    前記似合い関係に基づき、被験者の頭部画像の顎幅比Xi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うトップボリューム比A1/A2 の範囲を求めると共に、被験者の顔長さ比Yi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うトップボリューム比A1/A2 の範囲を求め、さらに双方のトップボリューム比A1/A2 の重複範囲を求め、一方、
    前記似合い関係に基づき、被験者の顎幅比Xi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うボトムボリューム比A3/A2 の範囲を求めると共に、被験者の顔長さ比Yi1/Xi2 から被験者の顔型に似合うボトムボリューム比A3/A2 の範囲を求め、さらに双方のボトムボリューム比A3/A2 の重複範囲を求め、
    前記複数のヘアスタイル画像の中から選択して提示するヘアスタイル画像を、トップボリューム比が前記A1/A2 の重複範囲にあり、ボトムボリューム比が前記A3/A2 の重複範囲にあるヘアスタイル画像とするヘアスタイルアドバイスシステム。
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