JP4821872B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
電子写真方式は、感光体上にレーザ光を照射して静電潜像を形成し、現像処理によって感光体上に形成されたトナー画像を用紙上に転写するプリント方式である。形成する画像の画素値に応じてレーザ光のPWM(Pulse Width Modulation)制御が行われ、レーザ光の照射範囲が変更される。
電子写真方式によりプリントする際の階調の再現手法として多値ディザ法が利用されている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。多値ディザ法は、画像の入力画素値を複数のレベル、すなわち多値の出力画素値に変換する方法である。例えば、画素の位置に応じて2つの閾値T1、T2(T1<T2)が定められたサブセルが用いられ、画像の各画素の位置に対応する閾値T1、T2がサブセルから取得される。次に、2つの閾値T1、T2と画素値が比較され、画素値が閾値T1より小さければ定数値Dminに変換され、閾値T2よりも大きければ定数値DMaxに変換される。閾値T1以上閾値T2以下であれば定数値Dmin、DMaxの補間値に変換される。
特許第4023095号
Daniel L.Lau and Gonzalo R.Arce,Modern Digital Halftonig
近年では画像の高解像度化がすすみ、レーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超えてしまう場合がある。例えば、図14に示すように、高解像度1200dpiの1画素の1辺のサイズは約21μmであるのに対し、レーザ光のビームスポット径は約60μmと大きい場合である。図14において破線の円はレーザ光の照射範囲を示している。図14に示すように、ビームスポット径は複数画素に相当するサイズであるため、注目画素に対して照射されたレーザ光が注目画素の周辺画素にも照射され、ドットゲインが生じる。
図15は、ドットゲインを説明する図である。
図15に示すように、注目画素が最大値255、周辺画素が最小値0の画素値を持つ画像の場合、最大値255の注目画素に対しレーザ光は最大出力で発光される。最大出力で発光されると、レーザ光により形成された潜像においては裾野が広がったエネルギー分布となるため、潜像として形成されるドットのサイズが拡大する。その結果、1画素分の露光をしたにも拘わらず、複数画素分の大きなドットが形成され、過度なドットゲインが生じる。ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超えている以上、注目画素の画素値が中間調の128であっても同様にドットゲインが生じ、図15に示すように1画素のサイズを超えたドットが形成される。
このようなドットゲインは階調つぶれを招く。注目画素の画素値が中間調であったとしても、隣接する画素が最大値に近い場合、隣接画素の露光時に注目画素も露光され、最大値に達してしまうからである。
このように、ドットゲインの発生によって元の画像の階調の再現性が低下していた。
より多階調とするため、特許文献1のようにサブセルを複数組み合わせたスーパーセルと呼ばれる方式の多値ディザ処理が行われた場合、ドットゲインや階調つぶれによって粒状性が低下することがある。スーパーセルの中で小さい閾値が割り当てられた画素は最大値に達しやすいためドットゲインが生じ、そのような画素を含むサブセルでは大きな網点が形成される。一方、大きい閾値が割り当てられた画素では最小値か中間調の画素値が出力されるため、当該画素を含むサブセルではドットゲインが生じず(又は生じても程度が小さく)、小さな網点が形成される。このように同じ濃度の画像であるにも拘わらず、大小異なる網点が混在することによってざらついた粒状感のある画像となる。
高解像度の1画素のサイズよりも小さな範囲のビームスポット径を持つレーザ光を用いることができればよいが、そのような高性能のレーザ光源は高価でありコストがかかる。
また、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズ以下の場合であっても、1画素に与える光量が1画素より大きいビームスポット径の場合と同様の光量となる程度に大きなパワーでレーザ光が出力される場合、同じような問題が起こると考えられる。パワーが大きければそれだけ潜像におけるエネルギー分布に広がりが生じ、結果として形成されるドットサイズが拡大するからである。
本発明の課題は、ドットゲインを低減し、階調の再現性の向上を図ることである。
請求項1に記載の発明によれば、
画素の位置に応じて、第1閾値及び第2閾値(第1閾値<第2閾値)が定められたサブセルを用いてスクリーン処理するスクリーン処理手段を備え、
前記スクリーン処理手段は、画像の各画素の位置に対応する第1閾値及び第2閾値を前記サブセルから取得し、前記第1閾値より画素値が小さければ定数値Dminを出力し、前記第2閾値より画素値が大きければ定数値DMaxを出力し、画素値が第1閾値以上第2閾値以下であれば2つの定数値DminとDMaxの補間値を出力し、
前記サブセルは、1つの網点を構成する画素群からなり、画素値の全領域において、サブセル中の画素の第1閾値が、当該画素より1つ先の順にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている画像処理装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
前記スクリーン処理手段は、露光時に用いられるレーザ光のビームスポット径が、制御可能な1画素のサイズを超える場合、前記サブセルを用いたスクリーン処理を行う請求項1に記載の画像処理装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
前記スクリーン処理手段は、露光時に用いられるレーザ光のビームスポット径が、制御可能な1画素のサイズ以下であって、当該レーザ光の露光量が、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合と略同一の露光量となる場合、前記サブセルを用いたスクリーン処理を行う請求項1に記載の画像処理装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、
前記スクリーン処理手段は、z(z>1)個のサブセルを組み合わせたスーパーセルを用いてスクリーン処理を行い、
前記スーパーセルは、少なくともz−1個の画素について、当該画素の第1閾値が、当該画素より先にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、
前記サブセルは、サブセル内の少なくとも3個の画素について、当該画素の第1閾値が、当該画素より先にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている請求項1〜4の何れか一項に記載の画像処理装置が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、
前記定数値DMaxと定数値Dminの補間値を出力する補間関数は、単調増加の直線又は曲線で表される請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、
前記スクリーン処理の前に、画像のビット数を変換し、入力ビット数より出力ビット数を大きくする第1γ補正手段を備える請求項1〜6の何れか一項に記載の画像処理装置が提供される。
請求項8に記載の発明によれば、
前記スクリーン処理の後に、画像の画素値を変換し、高濃度領域にある画素の画素値を低減する第2γ補正手段を備える請求項1〜7の何れか一項に記載の画像処理装置が提供される。
請求項9に記載の発明によれば、
画素の位置に応じて、第1閾値及び第2閾値(第1閾値<第2閾値)が定められたサブセルを用いてスクリーン処理する工程を含み、
前記スクリーン処理する工程は、画像の各画素の位置に対応する第1閾値及び第2閾値を前記サブセルから取得する工程と、前記第1閾値より画素値が小さければ定数値Dminを出力し、前記第2閾値より画素値が大きければ定数値DMaxを出力し、画素値が第1閾値以上第2閾値以下であれば2つの定数値DminとDMaxの補間値を出力する工程と、を含み、
前記サブセルは、1つの網点を構成する画素群からなり、画素値の全領域において、サブセル中の画素の第1閾値が、当該画素より1つ先の順にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている画像処理方法が提供される。
本発明によれば、ドットゲインの低減を図ることができる。ドットゲインの低減により、スクリーン処理時の階調の再現性を向上させることができる。
本実施形態における画像処理装置の機能的構成を示す図である。 画像処理部とプリンタ部の構成の一部を示す図である。 (a)通常用いられるサブセルを示す。(b)は(a)に示すサブセルに設定された閾値テーブルを示す。 k番のセルに設定された第1閾値及び第2閾値を示す図である。 サブセルを用いたスクリーン処理を示すフローチャートである。 (a)はレーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合に用いられるサブセルの一例を示す。(b)は(a)に示すサブセルに設定された閾値テーブルの例を示す。 (a)はレーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合に使用される閾値テーブルと入力画素値Dexの関係を示す。(b)は(a)に示す閾値テーブルを用いたスクリーン処理の結果を示す。 (a)は通常使用される閾値テーブルと入力画素値Dexの関係を示す。(b)は(a)に示す閾値テーブルを用いたスクリーン処理の結果を示す。 通常のサブセルを用いた場合と、レーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合のサブセルを用いた場合のそれぞれにおいて、スクリーン処理によって得られる画像とその画像信号が変換されたPWM信号、レーザ光により形成される潜像におけるエネルギー分布、レーザ光の露光によって形成される網点を示す図である。 (a)は4つのサブセルを組み合わせたスーパーセルの一例を示す。(b)は(a)に示すスーパーセルに設定された閾値テーブルの例を示す。 (a)は図3(a)に示す閾値テーブルと同じ方法で閾値が設定されたスーパーセルによりスクリーン処理された結果を示す。(b)は図10(b)に示す閾値テーブルが設定されたスーパーセルによりスクリーン処理された結果を示す。 第2γ補正処理に用いられるLUTの入出力特性を示す。 ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超えるレーザ光L1と、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズ以下であるが、露光量がレーザ光L1と略同一となるレーザ光L2とで潜像におけるエネルギー分布を比較した図である。 レーザ光のビームスポット径と1画素のサイズとの関係を示す図である。 ドットゲインを説明する図である。
本発明に係る画像処理装置としては、例えばプリンタ、コピー機、ファクシミリ装置又はこれらの複合機等が挙げられるが、スクリーン処理を行う画像処理装置であればこれに限定されず、スクリーン処理を行うパーソナルコンピュータであってもよい。
本実施形態では、原稿から画像を読み取ってプリントするコピー機能を有する画像処理装置を一例として、以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における画像処理装置1の主な機能的構成を示す。
図1に示すように、画像処理装置1は、画像読取部11、操作部12、表示部13、タッチパネル14、制御部15、記憶部16、メモリ制御部17、画像メモリ18、画像処理部2、プリンタ部3を備えて構成されている。図中、各部を接続する実線はシステムバスを示し、点線はシリアルバスを示す。
画像読取部11は、光源、光学系、CCD(Charge Coupled Device)、A/D変換器を備えている。画像読取部11は、光源から原稿へ照明走査した光の反射像を光学系により結像し、CCDにより光電変換して原稿画像を読み取る。読み取られたアナログ信号の画像はA/D変換器によりデジタル信号に変換され、画像処理部2に出力される。
操作部12は、プリント開始を指示するためのスタートキーや数字キー等の各種機能キーを備え、これら機能キーやタッチパネル14が操作されると、対応する操作信号を生成して制御部15に出力する。
表示部13は、タッチパネル14と一体に形成されたLCD(Liquid Crystal Display)を備え、このLCD上にプリント操作するための各種操作画面を表示する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)を備えている。制御部15は、記憶部16に記憶されたプログラムとの協働により、プリント処理等の各種処理を実行する。処理において、制御部15は各種演算を行い、画像処理装置1の各部の動作を集中制御する。
記憶部16は、制御部15により実行されるプログラムや、プログラムの実行に必要なファイルやデータを記憶する。記憶部16としては、例えばハードディスクを用いることができる。
メモリ制御部17は、画像メモリ18への画像の書き込み、或いは画像メモリ18に記憶された画像の読み出しを行う。
画像メモリ18は画像を記憶する。画像メモリ18としては、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いることができる。
画像処理部2は、画像にシェーディング補正や色変換、拡大又は縮小、解像度変換、γ補正処理、スクリーン処理といった各種画像処理を施す。
画像読取部11により読み取られた画像は、画像処理部2により色変換や解像度変換等の必要な画像処理が施された後、一旦画像メモリ18に保存される。制御部15によりプリントの指示があると、画像メモリ18から読み出されたプリント対象の画像が画像処理部2に入力されるので、画像処理部2はスクリーン処理等の画像処理を施してプリンタ部3に画像を出力する。
プリンタ部3は、電子写真方式により画像をプリントする。プリンタ部3は、露光部、現像部、転写部、定着部を備えている。プリント時、露光部はレーザ光を照射して感光ドラム上に静電潜像を形成する。現像部は現像処理を実行し、感光ドラム上の静電潜像をトナーにより可視化したトナー画像を形成する。転写部は当該トナー画像を用紙上に転写し、定着部は用紙上に転写されたトナー画像の定着処理を行う。
図2は、プリント対象の画像が入力された後に機能する画像処理部2の主な構成部分と、露光時に機能するプリンタ部3の主な構成部分を示している。ここでは、8ビットの画像が画像処理部2に入力される例を示す。
図2に示すように、画像処理部2は第1γ補正部21、スクリーン処理部22を備えている。スクリーン処理部22は、閾値処理部22a、閾値選択部22bを備えている。
第1γ補正部21は、入力された画像の濃度を変更する第1γ補正処理を施す。第1γ補正処理には予め準備されたLUT(ルックアップテーブル)が用いられる。当該LUTは、プリンタ特性を考慮して、元の入力画像の濃度に対するプリント後の出力画像の濃度の比(つまりγ値)が1となるように入出力特性が定められている。
第1γ補正部21は、画像のビット数を変換し、入力ビット数より出力ビット数を大きくする。例えば、上記第1γ補正処理に使用するLUTの入出力特性を、入力のビット数を8ビット(256階調)、出力のビット数を10ビット(1024階調)として設計し、LUTによって上記濃度変更と同時にビット変換も可能とする。
スクリーン処理部22は、サブセルを用いて画像にスクリーン処理を施す。
図3(a)は通常用いられるサブセルAの一例を示し、図3(b)はサブセルAに設定された閾値テーブルAtの一例を示している。サブセルAはm×n個のセルの集合であり、1つのセルは1つの画素に対応する。閾値テーブルAtにはサブセルAの各セルの位置に応じて閾値が定められている。サブセルAを用いたスクリーン処理により各画素にドットが形成され、ドットの集合により1つの網点が形成される。すなわち、サブセルAは1つの網点を構成する画素群である。
図3(a)に示すように、サブセルAは、m=4、n=4の合計16個のセルからなる正方形のサブセルである。各セルにはセル番号k(k=1、…、16)が設定されている。図3(a)に示すセル内の数字はセル番号kである。セル番号kはドットの形成が望まれる順番に設定される。スクリーン処理によって1つのサブセルから1つの網点が形成されるが、この網点が円形となるように、サブセルAでは網点の中心に位置するセル(1番のセル)から周辺に位置するセルへと渦巻き状にセル番号が設定されている。
閾値テーブルAtには、セル番号kに対応して各セルの閾値が定められている。k番のセルに注目して閾値について説明すると、図4に示すように、k番のセルにはT1(k)<T2(k)を満たす第1閾値T1(k)、第2閾値T2(k)が定められている。セル番号kの順にドットが形成されるように、2つの閾値T1(k)、T2(k)は、T1(k)<T1(k+1)、T2(k)<T2(k+1)を満たすように設定されている。また、2つの閾値T1(k)、T2(k)は、セル番号kの第1閾値T1(k)がセル番号k−1の第2閾値T2(k−1)と同一値となるように設定されている。
閾値テーブルAtは、入力画素値に対しスクリーン処理によって出力される出力画素値を示す変換テーブルでもある。図4に示すように、閾値テーブルAtは、k番のセルの位置にある画素の入力画素値が第1閾値T1(k)よりも小さければ定数値Dminを、第2閾値T2(k)により大きければ定数値DMaxを、第1閾値T1(k)以上第2閾値T2(k)以下であれば定数値Dminと定数値DMaxの補間値を、出力画素値として出力することを示している。定数値Dmin、DMaxは任意に設定可能であるが、ここでは10ビットの入力画像に対し、Dminを最小値の0、DMaxを最大値の1024に設定する。
定数値DMaxと定数値Dminの補間値は、2つの閾値T1(k)、T2(k)によって規定される補間関数を用いて求めることができる。閾値テーブルAtにおいて2つの閾値T1(k)、T2(k)を結ぶ直線は、補間値を出力する補間関数を示す。補間関数は、図3(b)に示すように単調増加の直線であってもよいし、図示していないが単調増加の曲線であってもよい。
サブセルAを用いてスクリーン処理部22が実行するスクリーン処理について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、スクリーン処理部22は入力された画像を走査し、注目画素の位置座標と画素値を取得する(ステップS1)。閾値選択部22bは、取得された画素の位置座標に対応する閾値T1(k)、T2(k)を、サブセルAの閾値テーブルAtから取得する(ステップS2)。
各画素の画像における位置座標を(x,y)で示し、サブセルAにおけるセルの位置座標を(i,j)とすると、閾値選択部22bは下記式により、注目画素の位置座標(x,y)から、注目画素が対応するサブセルAのセルを特定する。なお、下記式において、a%bはaをbで除算したときの剰余を求めることを示す。
i=x%m
j=y%n
閾値選択部22bは、特定されたセルのセル番号kに対応する2つの閾値T1(k)、T2(k)を閾値テーブルAtから取得する。
例えば、位置座標が(3,2)の画素が対応するセルは、(i,j)=(3%4,2%4)=(3,2)の位置にある、1番のセルである。よって、1番のセルに対応する第1閾値T1(1)、第2閾値T2(1)が、図3(b)に示す閾値テーブルAtから取得される。
取得された第1閾値T1(k)、第2閾値T2(k)は閾値処理部22aに出力される。
閾値処理部22aは、注目画素の画素値(これを入力画素値という)と、取得した閾値T1(k)、T2(k)とを比較し、入力画素値に対する出力画素値を出力する。すなわち、入力画素値が第2閾値T2(k)より大きければ(ステップS3;Y)、出力画素値として定数値DMax=1024が出力される(ステップ4)。入力画素値が第1閾値T1(k)より小さければ(ステップS3;N、S5;Y)、出力画素値として定数値Dmin=0が出力される(ステップS6)。入力画素値が第1閾値T1(k)以上第2閾値T2(k)以下であれば(ステップS3;N、S5;N)、定数値DMaxと定数値Dminの補間値が算出されて出力画素値として出力される(ステップS7)。
スクリーン処理部22は、通常は上述したサブセルAを用いてスクリーン処理を行う。しかし、プリンタ部3で露光時に用いるレーザ光のビームスポット径が、画像を解像度変換することによって画像処理装置1が制御できる1画素のサイズを超える場合がある。この場合、スクリーン処理部22は、図6(a)に示すサブセルBを用いてスクリーン処理を行う。サブセルBのセル構成やセル番号kの設定はサブセルAと同じであり、サブセルBを用いたスクリーン処理も図5に示す処理内容と同じであるが、設定されている閾値テーブルが異なる。図6(b)は、サブセルBに設定されている閾値テーブルBtを示す。
閾値テーブルBtでは、k番のセルの第1閾値T1(k)が、k番のセルよりも先にドットを形成するように定められているk−1番のセルの第1閾値T1(k−1)より大きく、かつ第2閾値T2(k−1)より小さく定められている。例えば、図6(b)の閾値テーブルBtにおいて、2番のセルの第1閾値T1(2)は1番のセルの閾値に対し、T1(1)<T1(2)<T2(1)の関係を満たしている。このように設計することにより、ある画素にドットが形成される画像濃度において、当該画素より先にドットを形成するよう定められた画素(これを先画素と呼ぶ)の出力画素値が最大値に達しないように設計することができる。
なお、1つのサブセルB内に、k番のセルの第1閾値T1(k)が、k番のセルよりも先にドットを形成するように定められているk−1番のセルの第1閾値T1(k−1)より大きく、かつ第2閾値T2(k−1)より小さく定められているセルは、少なくとも3以上あることが好ましい。
例えば、画素値Dexの4×4画素の画像領域に、サブセルBを用いたスクリーン処理が施された場合、図7(a)に示すように入力画素値Dexは13番のセルの閾値T1(13)より小さいため、1〜12番のセルの画素のみドットが形成される。このとき、2番の画素にドットが形成されるが、2番のセルより先にドットを形成するよう定められた1番の先画素の出力画素値はまだ最大値1024に達していない。同様のことが2番の画素と3番の画素、3番の画素と4番の画素といったように、セル番号が前後する画素でいえる。スクリーン処理の結果、図7(b)に示す画像が得られるが、ドットが形成されても出力画素値が最大値に達している画素はなく、セル番号1〜12の画素全てが中間調の出力画素値である。
同じ画像領域に通常のサブセルAが用いられた場合、図8(a)に示すように、入力画素値Dexは8番のセルの第1閾値T1(8)より小さいため、1〜7番のセルの画素にドットが形成される。閾値テーブルAtはk番のセルの第1閾値T1(k)がk−1番のセルの第2閾値T2(k)と同一値であるため、ドットが形成される1〜7番の画素のうち、1〜6番の画素は出力画素値が最大値に達する。スクリーン処理後の画像は、図8(b)に示すように1〜6番の画素全てが最大値の出力画素値となり、7番のみ中間調となる。
サブセルAを用いた場合のように最大値に達した画素が多いと、図9に示すように露光時のレーザ光の光量が増大し、レーザ光により形成される潜像では裾野が広いエネルギー分布となるため、ドットゲインが生じる。その結果、サブセルAにより形成される網点によって表現される濃度は、元の画像の濃度に比べて大きく、画像の再現性が低下する。
一方、サブセルBの閾値テーブルBtにより、最大値に達する画素をできるだけ中間調の画素に代えることにより、図9に示すように出力されるレーザ光を低減して形成されるドットのサイズ拡大を抑えることができる。ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズより大きくなる場合でも、できるだけ潜像におけるエネルギー分布の広がりを小さくすることにより、ドットゲインを低減することができる。ドットゲインの低減により、網点も過度に大きくならず、元の画像の階調の再現を図ることができる。
上述のように、k番のセルの画素の第1閾値T1(k)が、先画素の閾値T1(k−1)、T2(k−1)に対し、T1(k−1)<T1(k)<T2(k−1)を満たすように設計されている以外は、閾値テーブルBtは基本的に閾値テーブルAtと同じ構成である。例えば、2つの閾値T1(k)、T2(k)は、T1(k)<T1(k+1)、T2(k)<T2(k+1)を満たす。また、定数値DMax、Dminの補間値を出力する補間関数も、単調増加の直線又は曲線により表される。
レーザ光のビームスポット径が、高解像度の画像の1画素のサイズを超える場合であって、スーパーセル方式により網点を形成する場合、例えば図10(a)に示すようにサブセルC1〜C4を4つ組み合わせたスーパーセルCを用いることができる。4つのサブセルC1〜C4は、サブセルC1、C2、C3、C4の順に、各サブセルC1〜C4内で中央から周辺へとドットが形成されるようにセル番号kが付与されている。図10(a)のセル内に示す数字はセル番号kを示す。
図10(b)はスーパーセルCに設定された閾値テーブルCtを示している。閾値テーブルCtは、閾値T1(k)、T2(k)が設定されるセル数が、スーパーセルCのセルの数16×4に増えたのみで、閾値T1(k)、T2(k)の設定方法は閾値テーブルBtと同じである。また、スーパーセルCを用いたスクリーン処理の方法は、図5により説明した処理内容と同様であるので、ここでは説明を省略する。
スーパーセル方式を採用した場合でも、閾値テーブルCtによれば、k番のセルの画素にドットが形成される画像濃度であったとしても、k−1番のセルの先画素は最大値に達しない。よって、単数のサブセルBを用いた場合と同様に、最大値に達する画素数の減少を図ることができる。
同じスーパーセルCでも、閾値の設定方法として図3(a)に示す閾値テーブルAtと同じ方法が採用された場合、各セルの閾値はT1(k)=T2(k−1)を満たす。そのため、1番の画素から順に最大値に達してドットゲインが生じ、網点の大きさもサブセルC1、C2、C3、C4の順に大きくなりやすい。各サブセルC1〜C4の網点の大きさが異なるため、スクリーン処理された画像は、図11(a)に示すようにざらついた粒状感が残る。
これに対し、閾値テーブルCtを用いた場合、各サブセルC1〜C4で中間調のドットが多く形成され、ドットゲインを低減することができる。その結果、図11(b)に示すように各サブセルC1〜C4により形成される網点の大きさの差は小さく、粒状性が改善する。
このように、スーパーセル方式によってドットを形成する場合、スーパーセルに用いるサブセルの数をz(zはz>1の整数)で表すと、k番の画素の第1閾値T1(k)が、k番の画素よりも先にドットを形成するように定められているk−1番の先画素の第1閾値T1(k−1)より大きく、かつ先画素の第2閾値T2(k−1)より小さい関係を満たす画素は、サブセル内の画素中、少なくともz−1画素あればよい。z−1画素以上あれば、スーパーセル中の各サブセルで形成される網点が異なる大きさとなることを防止し、粒状性の改善を図ることができる。
また、スーパーセルCにおいても、1つのサブセルB内に、k番のセルの第1閾値T1(k)が、k番のセルよりも先にドットを形成するように定められているk−1番のセルの第1閾値T1(k−1)より大きく、かつ第2閾値T2(k−1)より小さく定められているセルは、少なくとも3以上あることが好ましい。
以上のようにしてスクリーン処理された画像は、プリンタ部3に出力される。
図2に示すように、プリンタ部3はPWM変換部31とLD(Laser Driver)32を備えている。
PWM変換部31は、スクリーン処理部22から入力された画像の画像信号をPWM信号に変換する。変換には予め準備されたLUTが用いられる。LUTは入力された画像信号に対し出力するPWM信号(%)が定められている。
PWM変換部31は、画像信号をPWM信号に変換すると同時に、入力された画像の高濃度領域にある画素値を低減する第2γ補正処理を行う。
図12は、第2γ補正処理時に用いられるLUTの入出力特性を示す図である。通常は、図12の特性曲線P2に示すように、入力される画像信号と出力されるPWM信号の比が1となる入出力特性のLUTを用いてPWM変換が行われる。しかし、レーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズよりも小さい場合、PWM変換部31は、図12の特性曲線P1に示すように、入力された画像の高濃度領域にある画素値を低減するように入出力特性が定められたLUTを用いる。特性曲線P1に係るLUTは高濃度領域付近のPWM信号の出力値が小さくなるように設計されている。ドットゲインが生じやすい高濃度領域(最大値1024付近の濃度領域)のPWM信号値を小さくすることにより、レーザ光の光量をできるだけ低減し、ドットゲインの低減を図る。
LDドライバ32は、PWM変換部31から入力されるPWM信号に基づいてレーザ光源を駆動し、レーザ光を発光させる。
以上のように、本実施形態によれば、スクリーン処理部22は、レーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合、サブセル中の画素の第1閾値T1(k)が、当該画素より先にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値T1(k−1)より大きく、第2閾値T2(k−1)より小さく定められたサブセルを用いてスクリーン処理を行う。これにより、出力画素値が最大値に達する画素を減少し、ドットゲインを低減することができる。ドットゲインの低減により階調つぶれを回避し、元の画像の再現性を向上させることができる。
また、スクリーン処理の前に、第1γ補正部21は画像のビット数を変換し、入力ビット数より出力ビット数を大きくする。スクリーン処理の対象とする画像の階調を拡大し、元の画像の階調の再現性をより高めることができる。
また、PWM変換部31は、画像信号をPWM信号に変換する際、画像の画素値も変換し、高濃度領域にある画素の画素値を低減する。最大値に達しやすい高濃度領域の画素値を低減することにより、さらなるドットゲインの低減につながる。
なお、上記実施形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
上記実施形態では、レーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合、閾値テーブルBt、Ctを用いる例を説明した。しかし、レーザ光のビームスポット径が制御可能な1画素のサイズ以下であっても、レーザ光の出力パワーが大きく、結果として得られる光量が、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合と略同一であれば、やはりドットゲインが生じる可能性がある。よって、このような場合にも閾値テーブルBtが設定されたサブセルBによるスクリーン処理を行う。
図13は、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超えるレーザ光L1と、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズ以下であるレーザ光L2とで、潜像におけるエネルギー分布を比較した図である。1024、512、256の画素値(0〜1024の階調)に対し、レーザ光L1の露光量はそれぞれ90%、50%、20%である。レーザ光L2はビームスポット径が小さいが出力パワーが大きいため、レーザ光L2の露光量はそれぞれ85%、45%、24%と、レーザ光L1と略同一の露光量となっている。この場合、レーザ光L2にも図13に示すように潜像におけるエネルギー分布の裾野部分に広がりが生じ、最大値である1024の場合には1画素のサイズを超えて露光されてしまう。また、512や256の中間調の画素値の場合、1画素のサイズを超えてはいないが、露光量が元の画像の画素値に対して出力すべき露光量よりも大きくなり、再現性に欠ける。よって、このような場合にも、閾値テーブルBtが設定されたサブセルBを用いてスクリーン処理することにより、簡易な構成でもってドットゲインを低減することが可能となる。
また、上述の実施形態では、PWM変換部31により高濃度領域の画素値を低減する第2γ補正処理を行う例を示したが、画像処理部2に第2γ補正部を設け、当該第2γ補正部により、スクリーン処理部22から出力された画像に第2γ補正処理を実行することとしてもよい。PWM変換部31では当該第2γ補正処理された画像の画像信号を、図12の特性曲線p2で示されるLUTを用いてPWM信号に変換すればよい。これによれば、PWM変換部31の設計を変更する必要がない。第2γ補正処理はスクリーン処理に先立って行うこととしてもよい。
また、上述したサブセルB或いはスーパーセルCを用いたスクリーン処理をプログラム化し、このプログラムとCPU等のハードウェアとの協働によるソフトウェア処理によってスクリーン処理を実現することとしてもよい。プログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、このようなプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
1 画像処理装置
11 画像読取部
12 操作部
13 表示部
15 制御部
18 画像メモリ
2 画像処理部
21 第1γ補正部
22 スクリーン処理部
22a 閾値処理部
22b 閾値選択部
3 プリンタ部
31 PWM変換部

Claims (9)

  1. 画素の位置に応じて、第1閾値及び第2閾値(第1閾値<第2閾値)が定められたサブセルを用いてスクリーン処理するスクリーン処理手段を備え、
    前記スクリーン処理手段は、画像の各画素の位置に対応する第1閾値及び第2閾値を前記サブセルから取得し、前記第1閾値より画素値が小さければ定数値Dminを出力し、前記第2閾値より画素値が大きければ定数値DMaxを出力し、画素値が第1閾値以上第2閾値以下であれば2つの定数値DminとDMaxの補間値を出力し、
    前記サブセルは、1つの網点を構成する画素群からなり、画素値の全領域において、サブセル中の画素の第1閾値が、当該画素より1つ先の順にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている画像処理装置。
  2. 前記スクリーン処理手段は、露光時に用いられるレーザ光のビームスポット径が、制御可能な1画素のサイズを超える場合、前記サブセルを用いたスクリーン処理を行う請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記スクリーン処理手段は、露光時に用いられるレーザ光のビームスポット径が、制御可能な1画素のサイズ以下であって、当該レーザ光の露光量が、ビームスポット径が制御可能な1画素のサイズを超える場合と略同一の露光量となる場合、前記サブセルを用いたスクリーン処理を行う請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記スクリーン処理手段は、z(z>1)個のサブセルを組み合わせたスーパーセルを用いてスクリーン処理を行い、
    前記スーパーセルは、少なくともz−1個の画素について、当該画素の第1閾値が、当該画素より先にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記サブセルは、サブセル内の少なくとも3個の画素について、当該画素の第1閾値が、当該画素より先にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている請求項1〜4の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記定数値DMaxと定数値Dminの補間値を出力する補間関数は、単調増加の直線又は曲線で表される請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記スクリーン処理の前に、画像のビット数を変換し、入力ビット数より出力ビット数を大きくする第1γ補正手段を備える請求項1〜6の何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記スクリーン処理の後に、画像の画素値を変換し、高濃度領域にある画素の画素値を低減する第2γ補正手段を備える請求項1〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
  9. 画素の位置に応じて、第1閾値及び第2閾値(第1閾値<第2閾値)が定められたサブセルを用いてスクリーン処理する工程を含み、
    前記スクリーン処理する工程は、画像の各画素の位置に対応する第1閾値及び第2閾値を前記サブセルから取得する工程と、前記第1閾値より画素値が小さければ定数値Dminを出力し、前記第2閾値より画素値が大きければ定数値DMaxを出力し、画素値が第1閾値以上第2閾値以下であれば2つの定数値DminとDMaxの補間値を出力する工程と、を含み、
    前記サブセルは、1つの網点を構成する画素群からなり、画素値の全領域において、サブセル中の画素の第1閾値が、当該画素より1つ先の順にドットを形成するように第1閾値及び第2閾値が定められた先画素の第1閾値より大きく、かつ当該先画素の第2閾値より小さく定められている画像処理方法。
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