JP4819452B2 - グレア検査装置及びグレア検査方法 - Google Patents

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Description

この発明は、眩しさを表わすグレアの度合を測定するグレア検査装置及びグレア検査方法に関する。
グレアは視野内の輝度の不均一によって惹き起こされ、例えば、夜間に対向車のヘッドライトによって視機能の低下(グレア障害)を招いたり(減能グレア、中心グレア)、天井に設置された照明器具の明るさに不快感を感じたり(不快グレア、周辺グレア)する現象として知られている。また、ヘッドライトのような高輝度を有する光源の周囲には淡い光の輪(ハロー)ができ、視機能が一層低下することもある。
このような減能グレア(又はハロー)は、一般的に、角膜や水晶体に変形、混濁等を生じると、眼内に入った光が散乱し、網膜像が不鮮明になって見えにくくなることで発生しやすくなると考えられている。また、角膜の変形を矯正したり(角膜矯正術)、水晶体の混濁を除去したり(白内障手術)することによってもグレア障害が発生することがある。ところで、グレア(眩しさ)の度合を測定して治療(手術)の要否を判定したり、あるいは治療(手術)後のグレア障害の改善度合を評価したりするには、従来より、コントラスト感度測定を利用するのが一般的であった。
これは、グレア負荷(グレア発光)のない状態とある状態とでそれぞれコントラスト感度測定を行い、グレア発光なしで見えていたものがグレア発光ありではどの程度見えなくなるかを見出す方法である。図10に示す例では、下の段に行くほど縞本数(空間周波数)が増え、右に行くほどコントラストが小さく(濃淡の差が小さく)なる縞視標コントラストチャート210を有するコントラスト感度測定装置200を用いる。コントラストチャート210の外枠には、左右両側にランプ等のグレア光源211,211がそれぞれ取り付けられている。まず、グレア光源211,211の消灯状態において、被検者はそれぞれの段について、上下どちらに縞模様があるかを答え、縞視標コントラスト感度を測定する。次に、グレア光源211,211の点灯状態において、同様に縞視標コントラスト感度を測定し、グレア光源211,211の消灯状態からどの程度コントラスト感度が低下したかでグレア障害を評価する。
したがって、図10に示すようなコントラスト感度測定を利用するグレア検査では、
(1)グレアの度合を直接的に測定するものではないため、検査結果と被検者(患者)のグレア障害の発生状況とは必ずしも一致しなかった。
(2)グレア発光の有無以外の条件を一定にしてコントラスト感度を2回測定する必要があるから、検査時間を要し、また被検者に集中力を強いることになる。
(3)測定精度を上げるために、文字・数字・符号・記号・模様・図形(例えばランドルト環)等を組み合わせたコントラストチャートを用いる場合には、検査時間が一層長くなるおそれがある。
本発明の課題は、グレア(眩しさ)の度合を直接的に測定することによって、被検者(患者)のグレア障害の発生状況やその改善度を数値化して把握することのできるグレア検査装置及びグレア検査方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明に係るグレア検査装置は、
被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査装置であって、
前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置され、その被検眼に向けて所定の輝度で発光する光源と、
その光源を前記被検眼で見たときの光の広がりを読み取るために、前記光源から二以上の方向にそれぞれ所定間隔で配置された複数の指標とを備え、
前記複数の指標は、前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の方向に配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標を含み、
暗所内で前記光源を発光させたときに、前記被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が前記発光指標によって読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とする。
具体的には、
被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査装置であって、
前記被検眼の視野の中央部に固定して配置され、その被検眼に向けて所定の輝度で発光する光源と、
その光源を前記被検眼で見たときの光の広がりを読み取るために、前記光源を中心として放射状に延びる複数のラインに沿ってそれぞれ所定間隔で配置された複数の指標とを備え、
暗所内で前記光源を発光させたときに、前記被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が前記指標によって周方向の複数の箇所で読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定される場合がある。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るグレア検査方法は、
被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査方法であって、
前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置される光源を暗所内でその被検眼に向けて所定の輝度で発光させ、
前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の方向に配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標によって、前記光源を前記被検眼で見たときにその被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とする。
このように、光源を被検眼で見たときにその被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域を複数の指標(目盛)によって読み取り、グレアの度合を測定することによって、グレアの度合を直接的に測定することができる。したがって、グレアの度合によって被検者(患者)の症状(グレア障害の発生状況)を数値化して把握できるので、治療や手術の要否判定が客観的に行なえる。また、グレアの度合によって治療後や手術後の被検者(患者)の症状改善度(グレア障害の減少度合)を数値化して把握できるので、治療や手術によるグレア障害改善度の評価も客観的に行なえる。さらに、コントラスト感度測定を利用する従来のグレア検査のように同様の測定を2回繰り返す必要がないので、検査時間を短縮でき、被検者の集中力が持続しやすい。
ここで、光の広がりを読み取るための指標(目印、目盛)には、インキ等で印刷した指標(印刷指標)、絵具等で着色した指標(着色指標)、メッキ等で光沢を付けた指標(光沢指標)の他に、発光体からなる指標(発光指標)を用いることができる。発光体としては、検査時に自身のグレアを生じないように、蛍光体(例えば夜光塗料)、蓄光体(例えば蓄光塗料)、発光素子(発光ダイオード)等のルミネセンス発光体(温度輻射によらない発光体;冷光体)が望ましい。また、これらの発光体は、(1)液晶表示部(Liquid Crystal Display;LCD)、(2)プラズマ表示部(Plasma Display Panel;PDP)、(3)有機EL表示部(Organic Light Emitting Diode;OLED/Organic Electroluminescence;OEL)、等の「フラットパネル表示部(Flat Panel Display;FPD)」として用いられる場合もある。さらに、指標には、干渉縞の形で記録された像を再生する技術であるホログラフィーを用いることもできる。なお、中央部に配置される光源は、減能グレアを発生させるために、ハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)等の高輝度発光体が推奨される。
次に、上記課題を解決するために、本発明に係るグレア検査装置は、
被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査装置であって、
前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置され、その被検眼に向けて所定の輝度で発光する光源と、
その光源を前記被検眼で見たときの光の広がりを読み取るために、前記光源から二以上の方向にそれぞれ所定間隔で配置された複数の指標と、
前記光源と被検眼との間に配置され、その光源から被検眼に到達する光の光量を抑制する光抑制部材とを備え、
前記複数の指標は、前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の第一ラインに沿って配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標と、前記光源を中心として両側を前記第一ラインで挟まれた領域内において、放射状に延びる第二ラインに沿って配置された非発光の指標とを含み、
暗所内で前記光源を発光させたときに、前記光抑制部材により前記被検眼に到達する光量を抑制しつつ、その被検眼の網膜に前記光源を囲むように形成される光の広がり領域が前記発光指標及び非発光の指標によって読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とする。
具体的には、
被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査装置であって、
前記被検眼の視野の中央部に固定して配置され、その被検眼に向けて所定の輝度で発光する光源と、
その光源を前記被検眼で見たときの光の広がりを読み取るために、前記光源を中心として放射状に延びる複数のラインに沿ってそれぞれ所定間隔で配置された複数の指標と、
前記光源と被検眼との間に配置され、その光源から被検眼に到達する光の光量を抑制する光抑制部材とを備え、
暗所内で前記光源を発光させたときに、前記光抑制部材により前記被検眼に到達する光量を抑制しつつ、その被検眼の網膜に前記光源を囲むように形成される光の広がり領域が前記指標によって周方向の複数の箇所で読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定される場合がある。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るグレア検査方法は、
被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査方法であって、
前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置される光源を暗所内でその被検眼に向けて所定の輝度で発光させ、
前記光源と被検眼との間に配置される光抑制部材によりその光源から被検眼に到達する光の光量を抑制しつつ、前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の第一ラインに沿って配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標と、前記光源を中心として両側を前記第一ラインで挟まれた領域内において、放射状に延びる第二ラインに沿って配置された非発光の指標とによって、前記光源を前記被検眼で見たときにその被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とする。
このグレア検査装置(グレア検査方法)では、光源と被検眼との間に配置される光抑制部材により、その光源から被検眼に到達する光の光量が抑制される。つまり、光抑制部材により光源からの光の光量が抑制されることによって、被検眼の瞳孔を一定範囲に広げた状態(縮瞳を起こさない状態)に保持できるから、夜間に対向車に出会ったときのように実際に近い状態でのグレアの度合の測定ができる。なお、光抑制部材を使用する典型例は、サングラスを被検者が着用する場合であるが、それ以外の手段であってもよい。
そして、光源と指標とは、その光源の光軸と交差状(例えば直交状)に位置する同一平面上に配置されるとともに、光抑制部材は被検眼の近傍に配置されていることが望ましい。このように、光源と指標とが(例えば鉛直方向を向いた)同一平面上に配置されることによって、指標の読み取り誤差が小さくなる。また、光抑制部材が(例えば被検者にサングラスを着用させて)被検眼の近傍に配置されることによって、縮瞳がさらに起こりにくくなる。したがって、得られたグレアの度合は、被検眼のグレア障害の発生状況を反映したものとなる。
これらのグレア検査装置において、光源は、視差を有しない実質的に単一の発光体で構成されるとともに、指標は、光源を中心として周方向及び半径方向にそれぞれ等間隔で配置され、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体で構成されていてもよい。光源を単一の発光体で構成することによって、光の広がり領域が実際よりも拡大傾向になることが防止される。例えば赤、緑、青の光の三原色の発光素子を組み合わせて同時発光させる白色LEDは、視差を有しない実質的に単一の発光体に該当する。また、指標を光源よりも低い輝度で異色の発光体で構成することによって、検査時に自身のグレアを生じにくく、かつ光源との区別もできて読み取りやすくなる。したがって、これらによりグレアの度合の検査精度が向上する。
また、グレアの度合は、光の広がり領域の面積を近似したものとして表わすことができる。面積近似によりグレアの度合は指標の読取値の2乗成分を含むこととなり、例えば指標の読取値の平均で表わす場合と比較して格差が大きくなるので、判定(評価)がやりやすくなる。また、光の広がり領域が非対称形状(特に、いびつな形状)であっても、2乗成分を含むことによって非対称な要素が相殺され、対称形状のものとの相対比較が可能となる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1は本発明に係るグレア検査装置の一実施例を示す説明図、図2はその本体部の正面図である。図1のグレア検査装置1は、運搬台2に載置された箱状の本体部10と、本体部10(中央発光体11)から被検眼Eまで所定距離D(例えば2m)離れて椅子3に座った被検者Mが着用するサングラス20(光抑制部材)とから主として構成される。
図2にも示すように、本体部10は、箱体表面(視野)の中央部に固定して配置される単一の中央発光体11(光源)と、中央発光体11を被検眼Eで見たときの光の広がり(図3,図4参照)を読み取るための複数の指標12,13(目印、目盛)とを有する。これらの中央発光体11と指標12,13とは鉛直状の同一平面(本体部10の箱体表面)上に配置されている。したがって、この平面は、ほぼ水平方向となる中央発光体11の光軸と直交状に位置するので、指標12,13を読み取る際の誤差が小さくなる。そして、中央発光体11は、赤、緑、青の光の三原色の発光素子を組み合わせて被検眼Eに向けて高輝度で同時発光する白色LEDで構成されている。なお、中央発光体11は、その他の色(波長)を有する単色又はフルカラーの発光ダイオード(LED)や所定の色(波長)を放つハロゲンランプ等を用いてもよい。
指標は、中央発光体11とは異色(例えば赤色)のLEDからなる発光指標12(目盛発光体)と、黒インキ等で印刷された印刷指標13とを有している。このうち、発光指標12は、中央発光体11を中心として上下左右の4方向に90°間隔で放射状に延びる複数(4本)の第一ラインL1上に、複数個(例えば第一ラインL1毎に8個)が等間隔で固定・配置されている。一方、印刷指標13は、中央発光体11を中心として第一ラインL1の各中間部において斜め方向(α=45°)に放射状に延びる複数(4本)の第二ラインL2上に、複数個(例えば第二ラインL2毎に8個)が等間隔で配置されている。なお、各第二ラインL2を所定角度β(例えば15°)で挟む両側には、それぞれ中央発光体11を中心として放射状に延びる補助ラインL3が形成され、補助ラインL3上には複数個(例えば8個)の補助指標13aが黒インキ等で印刷されている。この補助指標13aは印刷指標13を読み取りやすくするために設けられる。また、ラインL1,L2,L3の太さ(線幅)は、L1>L2>L3に形成されている。
本体部10の内部には、中央発光体11と発光指標12とが搭載された発光基板15(LED基板)が設けられ、交流電源14に接続されている。中央発光体11と発光指標12の輝度は、遠隔操作装置(リモコン)16のボタン16a等の操作によって、それぞれ所定範囲で段階的又は連続的に調節できる。中央発光体11の輝度は、健常者で光の広がりが最小範囲(図3参照)になるように、周囲の明るさ等に応じて(例えば、2500〜3300cd/mの範囲で)調節可能である。同様に、発光指標12の輝度は、検査時に自身のグレアを生じないように、周囲の明るさや中央発光体11の輝度等に応じて(例えば、1個につき中央発光体11の輝度の1/1000〜1/10の範囲で)中央発光体11よりも低輝度に調節可能である。
図1に示すように、サングラス20は、中央発光体11から被検眼Eに到達する光の光量を減少させるので、被検眼Eの瞳孔を開いた状態で指標12,13を読み取ってグレアの度合(光の広がり)を測定できる。
グレアの度合を測定するには、図1に示すグレア検査装置1を暗室(例えば、照度20Lx以下)に設置し、中央発光体11及び発光指標12の輝度をリモコン16により予め適正な範囲に調節しておく。例えば、健常者の被検眼Eの網膜に中央発光体11を囲むように形成され(視神経を介して脳で知覚され)る光の広がり領域Aの外縁が、図3のように最小の発光指標12となるように調節する。なお、グレアの度合を測定すべき複数の状況(薄暮、深夜等)を再現するために、暗室内の照度を可変にしてもよい。
次に、被検者Mを椅子3に座らせ、サングラス20を着用させる。図2のように、中央発光体11及びすべて(32個)の発光指標12を点灯する。そして、被検者Mに対して計8本のラインL1,L2を順に指し示し、被検眼Eの網膜において中央発光体11を囲むように形成され(視神経を介して脳で知覚され)る光の広がり領域Aの外縁を、指標12,13を手掛かりとして計8箇所で読み取らせる。被検者Mによる読取値(指標値)を、本体部10と同様に指標12,13の位置が印刷された記録紙30(図3,図4参照)にプロットして、光の広がり領域Aをグラフ化する。
この実施例では、図5に示すように、図3,図4に表わされた光の広がり領域Aをグレアの度合(光の広がり度合)として数量化している。図5では、光の広がり領域Aを第一ラインL1上の4個の読取値S1,S2,S3,S4で定量化する場合を示している。なお、指標12,13による光の広がり領域Aの読み取り及びグレアの度合の算出・評価は、被検眼Eに対し片目ずつ行われる。
図5の(1)に示すように、読取値S1,S2,S3,S4の(絶対値の)単純平均を求め、グレアの度合としてもよい。また、図5の(2)に示すように、読取値S1,S2,S3,S4の2乗(面積)で近似したグレア指数GIをグレアの度合としてもよい。図5の(2)のように、グレア指数GIをグレアの度合とする場合には、(1)のように単純平均をとった場合に比べて、数値の変動幅を大きく表わすことができ、判定(評価)がやりやすくなる。さらに、光の広がり領域Aが図4のように非対称形状であっても、面積で近似することによって非対称な要素が相殺され、対称形状のものとの相対比較が可能となる。なお、光の広がり領域Aを第一及び第二ラインL1,L2上の8個の読取値で定量化する場合も同様に処理すればよい。
したがって、グレア指数GIに閾値を設定することによって、グレア障害の判定やグレア障害改善度の術後評価が行なえる。例えば、閾値をGI=4に設定したとき、図3(GI=1.0<4)の事例では、「グレア障害の発生なし、又はグレア障害改善効果あり」と判定(評価)される。一方、図4(GI=5.3>4)の事例では、「グレア障害の発生あり、又はグレア障害改善効果なし」と判定(評価)される。
このように、被検眼Eの網膜に中央発光体11を囲むように形成される光の広がり領域Aを複数の指標(目盛)の読取値S1〜S4等として読み取り、グレア指数GI(グレアの度合;光の広がり度合)を算出することによって、グレアの度合を直接的に測定することができる。したがって、グレア指数GIによって被検者Mの症状(グレア障害の発生状況)を数値化して把握でき、治療や手術の要否判定を客観的に行なえる。また、グレア指数GIによって治療後や手術後の被検者Mの症状改善度(グレア障害の減少度合)を数値化して把握でき、治療や手術によるグレア障害改善度の評価も客観的に行なえる。
さらに、サングラス20を着用することにより、中央発光体11から被検眼Eに到達する光の光量が抑制される。これによって、被検眼Eの瞳孔を一定範囲に広げた状態(縮瞳を起こさない状態)に保持でき、夜間に対向車に出会ったときのように実際に近い状態でグレア指数GIが測定できる。
なお、この実施例では、光の広がり領域Aの外縁を読み取るための指標に、発光指標12と印刷指標13とが併用されている。これによって、読み取りの容易化を図りつつ指標自身によるグレアの発生が抑制され、省エネルギー化を図る上でも有効である。
(変形例)
図6に本体部の変形例を示す。図6に示す本体部10’はホログラフィーによって形成されている。干渉縞の形で記録された像(ホログラム;図示せず)に、ミラー41,41と対物レンズ42とを介してレーザー発信機40からの再生照明光Lを当てることにより、本体部10’の指標部分を再生像12’に再生する。この再生像12’に対して中央発光体11(光源;白色LED)を付加する(発光させる)ことによって、ホログラフィーで形成された本体部10’上で被検者Mによる各指標の読み取りが可能となる。
(実施例2)
次に、図7は本発明に係るグレア検査装置の他の実施例を示す説明図である。図7のグレア検査装置101では、本体部10を収容する密閉状の検査ユニット104が運搬台2に載置されている。被検者Mは、検査ユニット104の一面に形成された開口から中を覗き込んだり顎を載せたりして、本体部10(中央発光体11)と対面する。したがって、本体部10(中央発光体11)から被検眼Eまでの距離D’(例えば50cm)は実施例1(図1)の距離Dよりも短くてすむ。また、サングラス20の代わりに、光抑制板120(光抑制部材)を検査ユニット104の内壁に固定状に設けておくことができる。
さらに、図7のグレア検査装置101では、グレア検査及びデータ処理の自動化が図られている。そのために、中央発光体11と発光指標12とが搭載された基板を制御基板115として用いている。
図8は図7のグレア検査装置101の電気的構成を示すブロック図である。制御基板115は、グレア検査及びデータ処理の自動化を図るために、CPU115b,RAM115c,ROM115d,入出力インターフェース115a,115e等を有し、これらが送受信可能に接続されたマイクロコンピュータにより構成されている。CPU115bは、ROM115dから読み込んだ制御プログラムに基づいて自動グレア検査等を実行する。RAM115cはそのプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
検査ユニット104内の照度を設定調節するための検査ユニット内照度調節スイッチ116a(照度調節手段)が運搬台2の検査担当者側に設けられ(図7参照)、入力インターフェース115aを介して制御基板115へ入力されている。そして、中央発光体11の輝度を設定調節するための中央発光体輝度調節スイッチ116b(光源輝度調節手段)が運搬台2の検査担当者側に設けられ(図7参照)、入力インターフェース115aを介して制御基板115へ入力されている。同様に、発光指標12の輝度を設定調節するための発光指標輝度調節スイッチ116c(指標輝度調節手段)が運搬台2の検査担当者側に設けられ(図7参照)、入力インターフェース115aを介して制御基板115へ入力されている。
ところで、検査ユニット内照度調節スイッチ116aは、グレアの度合(グレア指数GI)を測定すべき複数の状況(薄暮、深夜等)を再現するために、検査ユニット104内の照度を(例えば、50Lx以下の範囲で)段階的又は連続的に調節できる。また、中央発光体輝度調節スイッチ116bは、健常者で光の広がりが最小範囲(図3参照)になるように、検査ユニット104内の照度等に応じて、中央発光体11の輝度を(例えば、2500〜3300cd/mの範囲で)段階的又は連続的に調節できる。同様に、発光指標輝度調節スイッチ111cは、検査時に発光指標12のグレアを生じないように、検査ユニット104内の照度や中央発光体11の輝度等に応じて、発光指標12の輝度を(例えば、1個につき中央発光体11の輝度の1/1000〜1/10の範囲で)段階的又は連続的に調節できる。
また、この実施例では、点灯する発光指標12を第一ラインL1に沿って順次変化させることができ、その点灯タイミングを設定調節するための発光指標点灯タイミング調節スイッチ116d(指標点灯タイミング調節手段)が運搬台2の検査担当者側に設けられ(図7参照)、入力インターフェース115aを介して制御基板115へ入力されている。さらに、その発光指標12の点灯変化を停止させることによって指標値(読取値)を決定するための発光指標ストップボタン117(指標停止手段)が運搬台2の被検者M側に設けられ(図7参照)、入力インターフェース115aを介して制御基板115へ入力されている。
一方、制御基板115(CPU115b)からの制御信号が、出力インターフェース115eを介して液晶等の表示装置130、プリンタ131、外部記憶装置132等に出力されている。
ここで、図9により、発光指標12の点灯変化と停止についてさらに具体的に説明する。図9では、1つの第一ラインL1上に位置する8個の発光指標12は同時に点灯せず、内側(中央発光体11側)から外側へ向って点灯するものが1個ずつ順次移動(変化)していく。上側の第一ラインL1において、内側から2番目の発光指標12のみが点灯している。そして、所定の時間が経過すると、内側から2番目の発光指標12は消灯し、その代わりに内側から3番目の発光指標12が点灯する。このように上側の第一ラインL1において、発光指標12の点灯位置が移動(変化)しているとき、被検者Mが光の広がり領域に合致するタイミングで発光指標ストップボタン117を押すと、点灯位置の移動が停止し、点灯中の発光指標12が指標値(読取値)として確定する。右側の第一ラインL1はこのようにして内側から3番目の発光指標12が点灯し、指標値(読取値)として確定した状態を表わしている。
このように、1つの第一ラインL1上では発光指標12は1個しか点灯させないので、検査時にグレアを生じにくく、省エネルギー化を図ることもできる。なお、前述した発光指標点灯タイミング調節スイッチ116dは、発光指標12の点灯位置の移動タイミング(すなわち1個の点灯時間の長さ)を調節するためのものである。
以上のようにして確定された指標値(読取値)、図5(実施例1)により算出されたグレアの度合(グレア指数GI等)のデータは、図8のプリンタ131により、図3又は図4(実施例1)のように記録紙30に出力することができる。また、図8に示す表示装置130の画面上に表示することもできる。さらに、これらのデータを集計・解析するために、図8に示す外部記憶装置132に蓄積しておくこともできる。
なお、実施例2(図7〜図9)において、実施例1(図1〜図5)と共通する機能を有する部分には同一符号を付して説明を省略する。
以上の例では、第一ラインL1上に発光指標12を配置し、第二ラインL2上に印刷指標13を配置したが、第二ラインL2上に発光指標12を配置してもよい。また、第一ラインL1上に印刷指標13を配置してもよい。なお、第一ラインL1上の発光指標12又は第二ラインL2上の印刷指標13のみによって光の広がり領域Aを読み取ってもよい。
慣例的な呼称に倣って、本発明の名称をグレア検査装置(方法)としたが、冒頭にも記載した通り、本発明のグレア(現象)にはハロー(現象)を概念的に含む。
本発明に係るグレア検査装置の一実施例を示す説明図。 図1の本体部の正面図。 図1のグレア検査装置による測定結果の一例を示すグラフ。 図1のグレア検査装置による測定結果の他の例を示すグラフ。 図3又は図4の読取値を面積に近似させて指数化する方法の一例を示す説明図。 本体部の変形例を示す説明図。 本発明に係るグレア検査装置の他の実施例を示す説明図。 図7のグレア検査装置の電気的構成を示すブロック図。 図7における発光指標の点灯状態を示す正面図。 従来のグレア検査方法を示す説明図。
符号の説明
1,101 グレア検査装置
10 本体部
11 中央発光体(光源;白色LED)
12 発光指標(指標;目盛発光体;赤色LED)
13 印刷指標(指標)
14 電源
15 発光基板(LED基板)
16 遠隔操作装置
20 サングラス(光抑制部材)
115 制御基板
120 光抑制板(光抑制部材)
A 光の広がり領域
E 被検眼
GI グレア指数(グレアの度合)

Claims (7)

  1. 被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査装置であって、
    前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置され、その被検眼に向けて所定の輝度で発光する光源と、
    その光源を前記被検眼で見たときの光の広がりを読み取るために、前記光源から二以上の方向にそれぞれ所定間隔で配置された複数の指標とを備え、
    前記複数の指標は、前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の方向に配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標を含み、
    暗所内で前記光源を発光させたときに、前記被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が前記発光指標によって読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とするグレア検査装置。
  2. 被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査装置であって、
    前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置され、その被検眼に向けて所定の輝度で発光する光源と、
    その光源を前記被検眼で見たときの光の広がりを読み取るために、前記光源から二以上の方向にそれぞれ所定間隔で配置された複数の指標と、
    前記光源と被検眼との間に配置され、その光源から被検眼に到達する光の光量を抑制する光抑制部材とを備え、
    前記複数の指標は、前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の第一ラインに沿って配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標と、前記光源を中心として両側を前記第一ラインで挟まれた領域内において、放射状に延びる第二ラインに沿って配置された非発光の指標とを含み、
    暗所内で前記光源を発光させたときに、前記光抑制部材により前記被検眼に到達する光量を抑制しつつ、その被検眼の網膜に前記光源を囲むように形成される光の広がり領域が前記発光指標及び非発光の指標によって読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とするグレア検査装置。
  3. 前記光源と前記発光指標及び非発光の指標とは、その光源の光軸と交差状に位置する同一平面上に配置されるとともに、
    前記光抑制部材は前記被検眼の近傍に配置されている請求項2に記載のグレア検査装置。
  4. 前記光源は、視差を有しない実質的に単一の発光体で構成されるとともに、
    前記発光指標は、前記光源を中心として周方向及び半径方向にそれぞれ等間隔で配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のグレア検査装置。
  5. 前記グレアの度合は、前記光の広がり領域の面積を近似したものとして表わされる請求項1ないし4のいずれか1項に記載のグレア検査装置。
  6. 被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査方法であって、
    前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置される光源を暗所内でその被検眼に向けて所定の輝度で発光させ、
    前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の方向に配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標によって、前記光源を前記被検眼で見たときにその被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とするグレア検査方法。
  7. 被検者の被検眼の視野内に位置する高輝度光により発生するグレアの度合を測定するグレア検査方法であって、
    前記被検眼の視野の中央部に位置するように配置される光源を暗所内でその被検眼に向けて所定の輝度で発光させ、
    前記光源と被検眼との間に配置される光抑制部材によりその光源から被検眼に到達する光の光量を抑制しつつ、前記光源が取り付けられた本体部の表面において、前記光源を中心として放射状に延びる複数の第一ラインに沿って配置された発光体であって、その光源よりも低い輝度でかつ異なる色の発光体からなる発光指標と、前記光源を中心として両側を前記第一ラインで挟まれた領域内において、放射状に延びる第二ラインに沿って配置された非発光の指標とによって、前記光源を前記被検眼で見たときにその被検眼の網膜にその光源を囲むように形成される光の広がり領域が読み取られることに基づき、前記グレアの度合が測定されることを特徴とするグレア検査方法。
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