JP4819310B2 - プロジェクタおよび投射映像歪補正方法 - Google Patents

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本発明は、プロジェクタおよび投射映像歪補正方法に関する。
スクリーン上に投射映像を表示するプロジェクタでは、例えば、プロジェクタが設置される設置面に対するプロジェクタの傾斜角度に起因して、スクリーン上に表示された映像に台形歪みが生じる可能性があり、従来、投射映像の台形歪みを補正する機能を有するプロジェクタが提案されている。
特許文献1(特開2001−186538号公報)には、重力加速度センサーの検出出力に基づいて所定の面(例えば、地表平面)に対してのプロジェクタの傾斜角度(以下、単に「傾斜角度」と称する。)を求め、求めた傾斜角度に基づいて表示映像の台形歪を自動的に補正するプロジェクタが記載されている。
また、特許文献1には、スクリーン上に表示された映像の台形歪みを補正する手法として、傾斜角度に応じて所定の形に歪ませた映像を形成し、所定の形に歪ませた映像をスクリーン上に投射することによって、所定の形の歪みと投射による台形歪みとを相殺させて、スクリーン上に台形歪のない映像を表示させる手法が記載されている。
特開2001−186538号公報
特許文献1に記載のプロジェクタのように加速度センサーを用いて傾斜角度を求める場合、例えば、プロジェクタが設置されているテーブルがユーザによって叩かれた際、プロジェクタの傾斜角度は変わらなくても、加速度センサーの出力は一時的に大きく変化してしまう可能性があり、加速度センサーの出力に基づいて求められる傾斜角度も一時的に大きく変化してしまう可能性がある。
したがって、台形歪補正機能を有するプロジェクタが、加速度センサーの出力に基づいて求められる傾斜角度に基づいて直ちに台形歪補正を実行してしまうと、例えば、プロジェクタが設置されているテーブルがユーザによって叩かれた際に、台形歪補正によって一時的に投射映像が大きく乱れてしまうという問題が生じる可能性がある。
なお、台形歪補正によって一時的に投射映像が大きく乱れてしまうという問題は、プロジェクタの傾斜角度は変わらなくても、例えば、突発的なノイズの影響によりプロジェクタの傾斜角度を検出する角度センサーの出力が一時的に大きく変化してしまう場合にも生じる可能性のある問題である。
本発明の目的は、投射映像の歪補正に用いる角度センサーの出力がプロジェクタの傾斜角度とは無関係に一時的に大きく変化した場合に生じる投射映像の乱れを少なくすることが可能なプロジェクタおよび投射映像歪補正方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のプロジェクタは、所定の面に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタであって、前記傾斜角度を検出する角度センサーと、歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部と、記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御部と、前記歪補正用傾斜角度制御部が前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御部が出力する歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正部とを含むことを特徴とする。
また、本発明のプロジェクタは、鉛直方向に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタであって、前記傾斜角度を検出する角度センサーと、歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部と、記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御部と、前記歪補正用傾斜角度制御部が前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御部が出力する歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の投射映像歪補正方法は、所定の面に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタが行う投射映像歪補正方法であって、前記プロジェクタは、歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部を含み、角度センサーが前記傾斜角度を検出する角度検出ステップと、記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御ステップと、前記歪補正用傾斜角度制御ステップで前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御ステップで出力される歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の投射映像歪補正方法は、鉛直方向に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタが行う投射映像歪補正方法であって、前記プロジェクタは、歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部を含み、角度センサーが前記傾斜角度を検出する角度検出ステップと、記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御ステップと、前記歪補正用傾斜角度制御ステップで前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御ステップで出力される歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプロジェクタおよび本発明の投射映像歪補正方法によれば、歪補正用傾斜角度が角度センサーによって検出された傾斜角度に追従するように、歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算または減算して歪補正用傾斜角度を変更していき、歪補正用傾斜角度を変更するごとに、変更された歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する。
したがって、角度センサーによって検出された傾斜角度が特定の変更角度よりも大きく変動しても、投射映像の歪の補正は、歪補正用傾斜角度が特定の変更角度だけ変更されるたびに実行され、投射映像の歪の補正によって投射映像が急激に変化してしまうことを防止することが可能となる。
よって、実際のプロジェクタの傾斜角度と大きく異なる出力を一時的に発生する可能性のある角度センサー、例えば、加速度センサーの検出出力に基づいて傾斜角度を求める角度センサーを使用しても、角度センサーの出力に応じた投射映像の乱れを少なくすることが可能となる。
また、前記特定の変更角度として1度を用いることが望ましい。
また、上記のプロジェクタにおいて、前記角度センサーは、加速度センサーを含み、該加速度センサーの出力に基づいて前記傾斜角度を検出することが望ましい。
また、前記角度検出ステップは、加速度センサーの出力に基づいて前記傾斜角度を検出する角度センサーが行うことが望ましい。
また、上記のプロジェクタにおいて、前記投射映像補正部は、所定範囲内の傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正し、前記歪補正用傾斜角度制御部は、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を加算または減算した傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際には、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度を維持することが望ましい。
また、上記の投射映像歪補正方法において、前記投射映像補正ステップは、所定範囲内の傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正し、前記歪補正用傾斜角度制御ステップは、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を加算または減算した傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際には、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度を維持することが望ましい。
上記の発明によれば、上記の効果に加え、角度センサーが歪補正の限界値(所定範囲内の傾斜角度)を超えた値を出力した場合、投射映像の歪を最も少なくできる歪補正を行うことが可能となる。
また、上記のプロジェクタにおいて、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際にエラー通知を行うエラー通知部をさらに含むことが望ましい。
また、上記の投射映像歪補正方法において、前記角度検出ステップで検出された傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際にエラー通知を行うエラー通知ステップをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、検出された傾斜角度が所定範囲内の傾斜角度と異なる際にエラー通知を行う。したがって、プロジェクタの傾斜角度が歪補正の限界値(所定範囲内の傾斜角度)を超えた傾斜角度であることをユーザに知らせることができる。この場合、ユーザがエラー通知に応じてプロジェクタの傾斜角度を調整すれば、歪の少ないまたは歪のない映像をスクリーンに表示することが可能となる。
本発明によれば、角度センサーによって検出された傾斜角度が特定の変更角度よりも大きく変動しても、投射映像の歪の補正は、歪補正用傾斜角度が特定の変更角度だけ変更されるたびに実行され、投射映像の歪の補正によって投射映像が急激に変化してしまうことを防止することが可能となる。よって、例えば、角度センサーが実際のプロジェクタの傾斜角度と大きく異なる出力を一時的に発生した場合でも、角度センサーの出力に応じた投射映像の乱れを少なくすることが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例のプロジェクタを示したブロック図である。
図1において、本実施例のプロジェクタ1は、地面、設置面または地面に対して鉛直な面等の所定の面または鉛直方向に対するプロジェクタ1の傾斜角度(以下、単に「傾斜角度」または「プロジェクタ1の傾斜角度」と称する。)に基づいて投射映像の歪みを自動的に補正する自動歪補正機能を有する。
プロジェクタ1は、映像信号入力部11と、投射映像補正部としての画像処理部12と、表示部13と、投射部14と、投射レンズ15と、角度センサー16と、歪補正用傾斜角度制御部としての制御部17と、記憶部18と、エラー通知部としてのブザー19とを含む。
記憶部18は、制御プログラム記憶部18aと、歪補正用傾斜角度記憶部18bと、特定変更角度記憶部18cと、検出傾斜角度記憶部18dと、所定範囲記憶部18eとを含む。
映像信号入力部11は、プロジェクタ1がスクリーン2に投射する映像を示す映像信号を受け付ける。
画像処理部12は、予め定められた所定範囲内の傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する。具体的には、画像処理部12は、予め定められた所定範囲内の傾斜角度を受け付けた際に、映像信号入力部11が受け付けた映像信号に応じた映像に対して制御部17から受け付けた傾斜角度に対応した歪補正が行われた映像を歪補正映像として表示部13に表示させるための歪補正映像信号を生成する。なお、画像処理部12が行う歪補正映像信号の生成技術は公知技術なので詳細な説明は省略する。
表示部13は、画像処理部12が生成した歪補正映像信号が示す歪補正映像を表示する。
光源等の投射部14は、表示部13に光を照射することにより、表示部13に表示された歪補正映像を投射レンズ15を介してスクリーン2に投射する。
なお、表示部13が表示する歪補正映像について簡単に説明すると、表示部13が表示する歪補正映像は、映像信号入力部11が受け付けた映像信号に応じた映像を制御部17から供給された歪補正用傾斜角度に基づいて所定の形に歪ませたものであり、さらに言えば、歪補正映像をスクリーン2上に投射させた際に、所定の形の歪と投射による台形歪みとが相殺してスクリーン2上に台形歪のない映像が表示されるようにする歪補正映像である。
角度センサー16は、加速度センサーを含み、所定の面または鉛直方向に対するプロジェクタ1の傾斜角度を検出する。例えば、角度センサー16として、プロジェクタ1の上下方向に検出軸を合わせて設置した一軸加速度センサーを含み、この一軸加速度センサーの出力に基づいて地面などの所定の面または地面と鉛直方向に対するプロジェクタ1の傾斜角度を検出するものを用いてもよい。
図2は、角度センサー16が検出する傾斜角度の一例を説明するための説明図である。なお、図2において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を附してある。
本実施例では、角度センサー16は、所定の面としての設置面3に対するプロジェクタ1の傾斜角度xを検出する。なお、設置面3は、地面と平行な面である。また、所定の面は、プロジェクタ1の設置面に限らず適宜変更可能であり、例えば地面または地面に対して鉛直な面を用いてもよい。また、角度センサー16は、鉛直方向に対するプロジェクタ1の傾斜角度を検出するようにしてもよい。
図1に戻って、制御部17は、制御プログラム記憶部18aに格納されている制御プログラムに応じてプロジェクタ1の全体を制御する。
歪補正用傾斜角度記憶部18bは、画像処理部12に供給する歪補正用傾斜角度を格納する。特定変更角度記憶部18cは、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を変更する際に用いる特定の変更角度を格納している。検出傾斜角度記憶部18dは、角度センサー16が検出した傾斜角度を格納する。所定範囲記憶部18eは、画像処理部12が歪補正を実行可能な所定範囲内の傾斜角度を規定する所定範囲規定値を格納している。
制御部17は、角度センサー16によって検出された傾斜角度と、記憶部18に格納されている種々の値とを用いて、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を変更する。
具体的には、制御部17は、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度が角度センサー16によって検出された傾斜角度に追従するように、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度に対して、特定変更角度記憶部18cに格納されている特定の変更角度を加算または減算して新たな歪補正用傾斜角度を随時生成し、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を新たな歪補正用傾斜角度に随時変更していく。
制御部17は、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を変更するごとに、変更後の歪補正用傾斜角度を画像処理部12に供給する。
なお、制御部17は、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算または減算した傾斜角度が、所定範囲記憶部18eに格納されている所定範囲規定値によって規定される所定範囲内の傾斜角度と異なる際には、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を変更せずに維持する。
画像処理部12は、制御部17が歪補正用傾斜角度を出力するごとに、制御部17から出力された歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する。
ブザー19は、制御部17によって制御されてエラー通知を行う。なお、エラー通知の必要が無い場合、プロジェクタ1はブザー19を含まない構成としてもよい。
図3は、プロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートである。さらに言えば、図3に示したタスクAは、角度センサー16が検出したプロジェクタ1の傾斜角度を検出傾斜角度記憶部18dに角度保持変数Aとして格納する処理であり、図3に示したタスクBは、角度保持変数Aに応じた角度追随変数(歪補正用傾斜角度)Bを生成する処理である。なお、角度追随変数Bは、制御部17によって生成され、歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納される変数である。
以下、図3を参照して図1に示したプロジェクタ1の動作を説明する。
まず、タスクAを説明する。
角度センサー16は、プロジェクタ1の加速度を検出すると(ステップ3a)、検出した加速度に基づいて傾斜角度を求め(ステップ3b)、求めた傾斜角度を制御部17に供給する。
制御部17は、角度センサー16から供給された傾斜角度を検出傾斜角度記憶部18dに角度保持変数Aとして格納する(ステップ3c)。
角度センサー16は、傾斜角度を制御部17に供給するとステップ3aに戻る。
次に、タスクBを説明する。なお、角度追随変数Bには、ある値が代入されているものとする。
制御部17は、検出傾斜角度記憶部18dに格納されている角度保持変数A(以下、単に「A」と称する。)が歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている角度追随変数B(以下、単に「B」と称する。)より大きいか否かを判定する(ステップ3d)。
ステップ3dにおいてAがBより大きい場合、制御部17は、特定変更角度記憶部18cに格納されている特定の変更角度(本実施例では、特定の変更角度を「1度」とする。)を読み出す。
続いて、制御部17は、特定変更角度記憶部18cから読み出した特定の変更角度をBに加算した際に得られる傾斜角度が、所定範囲記憶部18eに格納されている所定範囲規定値によって規定される、画像処理部12が歪補正を実行可能な所定範囲内の傾斜角度である場合(ステップ3e)、Bに特定の変更角度を加算した値を新たなBとする加算処理を実行する(ステップ3f)。続いて、制御部17は 歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を新たなBに書き換える。
続いて、制御部17は、AがBより小さいか否かを判定する(ステップ3g)。
なお、ステップ3dにおいて、AがB以下の場合、制御部17は、ステップ3gの動作を実行する。
また、ステップ3eにおいて、Bに特定の変更角度を加算した際に得られる傾斜角度が、画像処理部12が歪補正を実行可能な所定範囲内の傾斜角度と異なる場合、制御部17は、表示部13にエラー表示をさせることによりスクリーンに2にエラー表示を表示させたり、ブザー19から警告音を発生させたりするなどのエラー通知処理を実行させ、Bの値を変更せずにステップ3gの動作を実行する。
ステップ3gにおいて、AがBより小さい場合、制御部17は、特定変更角度記憶部18cから読み出した特定の変更角度をBから差し引いた際に得られる傾斜角度が、所定範囲記憶部18eに格納されている所定範囲規定値によって規定される、画像処理部12が歪補正を実行可能な所定範囲内の傾斜角度である場合(ステップ3h)、Bから特定の変更角度を差し引いた値を新たなBとする減算処理を実行する(ステップ3i)。続いて、制御部17は 歪補正用傾斜角度記憶部18bに格納されている歪補正用傾斜角度を新たなBに書き換える。
続いて、制御部17は、画像処理部12のパラメータとしてBを画像処理部12に供給する(ステップ3j)。
画像処理部12は、映像信号入力部11が受け付けた映像信号に応じた映像を制御部17から供給されたBに基づいて歪補正した歪補正映像を表示部13に表示させるための歪補正映像信号を生成する。
制御部17は、画像処理部12が生成した歪補正映像信号を表示部13に供給し、表示部13に歪補正映像信号が示す歪補正映像を表示させる。投射部14は、表示部13に光を照射することにより、表示部13に表示された歪補正映像を投射レンズ15を介してスクリーン2に投射する。
なお、ステップ3gにおいて、AがB以上の場合、制御部17は、ステップ3jの動作を実行する。
また、ステップ3hにおいて、Bから特定の変更角度を減算した際に得られる傾斜角度が、画像処理部12が歪補正を実行可能な所定範囲内の傾斜角度と異なる場合、制御部17は、表示部13にエラー表示をさせることによりスクリーン2にエラー表示を表示させたり、ブザー19から警告音を発生させたりするなどのエラー通知処理を実行させ、Bの値を変更せずにステップ3iの動作を実行する。
本実施例によれば、画像処理部12に供給する歪補正用傾斜角度の変化率を特定の変更角度に基づいて規定することが可能となる。具体的には、特定の変更角度を大きくすれば画像処理部12に供給する歪補正用傾斜角度の変化率を大きくでき、特定の変更角度を小さくすれば画像処理部12に供給する歪補正用傾斜角度の変化率を小さくできる。
したがって、角度センサー16によって検出された傾斜角度が特定の変更角度よりも大きく変動しても、投射映像の歪の補正は、歪補正用傾斜角度が特定の変更角度だけ変更されるたびに実行され、投射映像の歪の補正によって投射映像が急激に変化してしまうことを防止することが可能となる。
よって、例えば、プロジェクタ1が設置されているテーブルがユーザによって叩かれて、プロジェクタ1の傾斜角度は変わらなくても角度センサー16の出力が一時的に特定の変更角度より大きく変化してしまう場合でも、または、突発的なノイズの影響により角度センサー16の出力が一時的に特定の変更角度より大きく変化してしまう場合でも、画像処理部12に供給する歪補正用傾斜角度の変化率を特定の変更角度によって規定される値にできるので、歪補正用傾斜角度の変化率が大きくなって画像処理部12が実行する歪補正によって投射映像が大きく乱れてしまうことを防止することが可能となる。
特に、本実施例のように特定の変更角度を1度とすれば、画像処理部12が行う歪補正を1度刻みで変化させることができ、画像処理部12が実行する歪補正によって投射映像が大きく乱れてしまうことを防止することが可能となる。
また、本実施例では、角度センサー16が歪補正の限界値(所定範囲内の傾斜角度)を超えた値を出力した場合、投射映像の歪を最も少なくできる歪補正を行うことが可能となり、また、プロジェクタの傾斜角度が歪補正の限界値を超えた傾斜角度であることをユーザに知らせることができる。この場合、ユーザがエラー通知に応じてプロジェクタの傾斜角度を調整すれば、歪の少ないまたは歪のない映像をスクリーンに表示することが可能となる。
なお、本実施例では、特定変更角度記憶部18cが格納している特定の変更角度を「1度」としたが、特定変更角度記憶部18cが格納している特定の変更角度は「1度」に限らず適宜変更可能である。
また、本実施例では、投射映像補正部として画像処理部を用いたが、投射映像補正部は画像処理部に限るものではなく適宜変更可能である。例えば、投射映像補正部は、所定の面に対するプロジェクタの所定範囲内の傾斜角度に応じた投射映像の歪を表示部13の角度を変更して補正するものでもよい。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例のプロジェクタを示したブロック図である。 図1に示したプロジェクタが検出する傾斜角度の一例を示した説明図である。 図1に示したプロジェクタの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 プロジェクタ
11 映像信号入力部
12 画像処理部
13 表示部
14 投射部
15 投射レンズ
16 角度センサー
17 制御部
18 記憶部
18a 制御プログラム記憶部
18b 歪補正用傾斜角度記憶部
18c 特定変更角度記憶部
18d 検出傾斜角度記憶部
18e 所定範囲記憶部
19 ブザー
2 スクリーン

Claims (12)

  1. 所定の面に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタであって、
    前記傾斜角度を検出する角度センサーと、
    歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部と、
    記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御部と、
    前記歪補正用傾斜角度制御部が前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御部が出力する歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正部とを含むことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 鉛直方向に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタであって、
    前記傾斜角度を検出する角度センサーと、
    歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部と、
    記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御部と、
    前記歪補正用傾斜角度制御部が前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御部が出力する歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正部とを含むことを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記歪補正用傾斜角度制御部は、前記特定の変更角度として1度を用いることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプロジェクタにおいて、
    前記角度センサーは、加速度センサーを含み、該加速度センサーの出力に基づいて前記傾斜角度を検出することを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプロジェクタにおいて、
    前記投射映像補正部は、所定範囲内の傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正し、
    前記歪補正用傾斜角度制御部は、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を加算または減算した傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際には、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度を維持することを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項5に記載のプロジェクタにおいて、
    前記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際にエラー通知を行うエラー通知部をさらに含むことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 所定の面に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタが行う投射映像歪補正方法であって、
    前記プロジェクタは、歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部を含み、
    角度センサーが前記傾斜角度を検出する角度検出ステップと、
    記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御ステップと、
    前記歪補正用傾斜角度制御ステップで前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御ステップで出力される歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正ステップとを含むことを特徴とする投射映像歪補正方法。
  8. 鉛直方向に対しての自己の設置状態を示す傾斜角度に基づいて投射映像の歪みを補正するプロジェクタが行う投射映像歪補正方法であって、
    前記プロジェクタは、歪補正用傾斜角度を格納する歪補正用傾斜角度格納部を含み、
    角度センサーが前記傾斜角度を検出する角度検出ステップと、
    記角度センサーによって検出された傾斜角度が前記歪補正用傾斜角度よりも大きいときは、該歪補正用傾斜角度に特定の変更角度を加算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、また、前記角度センサーによって検出された傾斜角度が該歪補正用傾斜角度よりも小さいときは、該歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を減算して該歪補正用傾斜角度を変更していき、該歪補正用傾斜角度を変更するごとに変更後の歪補正用傾斜角度を出力する歪補正用傾斜角度制御ステップと、
    前記歪補正用傾斜角度制御ステップで前記歪補正用傾斜角度を出力するごとに、該歪補正用傾斜角度制御ステップで出力される歪補正用傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正する投射映像補正ステップとを含むことを特徴とする投射映像歪補正方法。
  9. 請求項7または8に記載の投射映像歪補正方法において、
    前記歪補正用傾斜角度制御ステップは、前記特定の変更角度として1度を用いることを特徴とする投射映像歪補正方法。
  10. 請求項7ないし9のいずれか1項に記載の投射映像歪補正方法において、
    前記角度検出ステップは、加速度センサーの出力に基づいて前記傾斜角度を検出する角度センサーが行うことを特徴とする投射映像歪補正方法。
  11. 請求項7ないし10のいずれか1項に記載の投射映像歪補正方法において、
    前記投射映像補正ステップは、所定範囲内の傾斜角度に応じた投射映像の歪を補正し、
    前記歪補正用傾斜角度制御ステップは、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度に前記特定の変更角度を加算または減算した傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際には、前記歪補正用傾斜角度格納部に格納されている歪補正用傾斜角度を維持することを特徴とする投射映像歪補正方法。
  12. 請求項11に記載の投射映像歪補正方法において、
    前記角度検出ステップで検出された傾斜角度が前記所定範囲内の傾斜角度と異なる際にエラー通知を行うエラー通知ステップをさらに含むことを特徴とする投射映像歪補正方法。
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