JP4816407B2 - スライドドアのガラス回収装置およびその方法 - Google Patents
スライドドアのガラス回収装置およびその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4816407B2 JP4816407B2 JP2006291139A JP2006291139A JP4816407B2 JP 4816407 B2 JP4816407 B2 JP 4816407B2 JP 2006291139 A JP2006291139 A JP 2006291139A JP 2006291139 A JP2006291139 A JP 2006291139A JP 4816407 B2 JP4816407 B2 JP 4816407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- sliding door
- door
- window
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/56—Reuse, recycling or recovery technologies of vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/60—Glass recycling
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
一方、廃棄車両等から窓ガラスを回収する場合、回収作業効率を考慮すると、先端が鋭利な形状であるガラスハンマー等を使用して粉砕するのが好ましい。従来のガラス回収方法においては、窓ガラスを粉砕する場合、ガラスハンマー等で叩いた面と反対側に大部分のガラス片が飛散するため、ドアを開放し、ドアの両面をカバーした後に窓ガラスを粉砕することにより、ガラス片が周囲への飛散することを防ぎ、回収効率を上げている。
しかしながら、上述した従来のガラス回収方法をスライドドアに適用しようとすると、図3に示すように、スライドドア3の室内側の面が車体2の後部を覆う形になるため、従来のガラス回収方法のようにスライドドア3の両面をカバーすることが困難となり、さらに、ガラスハンマー等で叩く場合は、室外側から(矢印F方向から)しか叩けない。そして、室外側から叩いて粉砕すると、ガラスハンマー等で叩いた面と反対側にガラス片が飛散し、スライドドア3と車体2の後部との隙間にガラス片が落ちるため、ガラス片を回収することができない。
ここで、スライドドア3の下部で飛散したガラス片を回収する方法が考えられるが、スライドドア3の下部で回収すると、車体2やスライドドア3に付着している砂、錆び、小部品の混入が避けられない。リサイクル用のガラスは異物混入が不可であるため、車体2の上部(ベルトライン付近)でスライドドア3のウインドガラス4を回収する方法が必要となる。
また、本発明のスライドドアのガラス回収装置によれば、スライドドアの下方ではなく、窓ガラスのすぐ下で回収することになり、不純物が混じるのを防止することができる。さらに、板状部材と箱材との間に窓ガラスが配置されるため、ガラス片の飛散が防止され、作業の安全性が向上する。
また、本発明のスライドドアのガラス回収方法によれば、スライドドアの下方ではなく、ガラスのすぐ下での回収するため、不純物が混じるのを防止することが可能となる。さらに、板状部材と箱材との間にガラスが配置されるため、ガラス片の飛散が防止され、作業の安全性が向上する。
ガラス回収板11は、スライドドア3を開けた状態で、スライドドア3と車体2との間の空間H内に配置され、そして、ガラス回収板11の下端11aは、ウインドガラス4のベルトライン4a(ドアトリム13の上端)に当たるように設置され、ガラス回収板11の上端11bは、リヤクォータガラス5の室外側の面5aに当たるように設置されている。すなわち、ガラス回収板11は、ウインドガラス4のベルトライン4aとリヤクォータガラス5の室外側の面5aとに斜めに掛け渡して配置されるようになっている。
一方、ガラス回収板11の寸法は、上下端11a,11bがウインドガラス4のベルトライン4aとリヤクォータガラス5の室外側の面5aとに当たり、かつ空間H内に入る寸法で、持ち運びが良いように小さい方が好ましい。通常、幅の寸法Mは約600mm程度、高さの寸法Nは約300mm程度、厚さは約3〜5mm程度とするのがよい。
さらに、ガラス回収箱8の開口部8aの下端にはフラップ6が取付られている。フラップ6は、例えばゴム板(厚さ約5mm程度)のような柔軟な材質で形成されており、フラップ6の先端部分は、多種類のドアガラスの下端形状に追従するようになっている。このフラップ6は、粉砕したウインドガラス4のガラス片をガラス回収箱8へ導くべく、開口部8aとウインドガラス4の室外側のベルトライン4bとを掛け渡すように配置されている。
一方、ガラス回収箱8の寸法は、スライドドア3のウインドガラス4の最大寸法(例えば、900mm以上)に合わせた大きさに形成されている。
まず、図2に示すように、車体2のスライドドア3を全開する。次いで、図4に示すように、ガラス回収箱8を台車7の載置台9上に載置するとともに、このガラス回収装置1を車体2のスライドドア3の近接に配置する。
その後、台車7のリフター機構10にてガラス回収箱8の位置調節や高さ調節を行い、ガラス回収箱8のフラップ6の先端をウインドガラス4の室外側のベルトライン4bに当てるように設置する。また、フラップ6の先端は、ウインドガラス4の室外側のベルトライン4bより下方のドア外板面14に当ててもよい。ここで、ガラス回収箱8は上方に行くにつれて車体2から遠ざかる斜面を形成しているため、ガラス回収装置1と車体2との間に逆三角形空間Gができる。
この状態で、図4に示すように、ガラス回収板11を、スライドドア3と車体2との間の空間Hに車体2の前、又は後方向から挿入する。そして、ガラス回収板11の下端11aをウインドガラス4のベルトライン4a(ドアトリム13の上端)に当てるように設置し、ガラス回収板11の上端11bをリヤクォータガラス5の室外側の面5a(車体後部のサイドボディの室外側の面)に当てるように設置する。すると、ウインドガラス4のベルトライン4aと、リヤクォータガラス5の室外側の面5aとの間に、ガラス回収板11が斜めに掛け渡されることになる。
車体2の反対側もスライドドアとなっている場合には、このような作業を反対側のウインドガラスに対しても行う。そして、ガラス回収箱8内に所定量のガラス片が溜まったとき、ガラス回収箱8を台車7によって図外のフレキシブルコンテナ等まで移送して粉砕したウインドガラス4を回収すれば、ウインドガラス4の回収作業は終了する。
また、本実施形態のスライドドアのガラス回収装置1は、従来技術である特許文献2のガラス回収装置を流用できるような構成となっており、対象部位が変わるごとにガラス回収装置を変更する必要がなく、投資が抑えられ設備償却がないため、コストを削減することができ、さらに作業スペースも有効に使用できる。
2 車体
3 スライドドア
4 スライドドアガラス
4a スライドドアガラスの室内側のベルトライン
4b スライドドアガラスの室外側のベルトライン
5 リヤクォータガラス
5a リヤクォータガラスの室外側の面
6 フラップ(板材)
7 台車
8 ガラス回収箱(箱材)
8a ガラス回収箱の開口部
8b ガラス回収箱の壁面
9 載置台
10 リフター機構
11,21,31 ガラス回収板(板状部材)
11a ガラス回収板の下端
11b ガラス回収板の上端
12 車輪
13 ドアトリム
14 スライドドア外板
21a スライド板
31a フラップ
Claims (4)
- 車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収装置において、
前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインに載置可能な下辺と、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面に当接する上辺とを備え、前記スライドドアと前記車体の室外側の面とに斜めに掛け渡して配置可能な板状部材と、
前記スライドドアの室外側に配置され、前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材とを備え、
前記箱材は、前記開口部の下端と前記窓ガラスの室外側のベルトラインとに掛け渡される可撓性の板材を備えたことを特徴とするスライドドアのガラス回収装置。 - 前記箱材の前記開口部が上方に行くにつれて前記車両から遠ざかる斜面に形成したことを特徴とする請求項1に記載のスライドドアのガラス回収装置。
- 前記板状部材の長さを調節可能なスライド機構を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のスライドドアのガラス回収装置。
- 車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収方法において、前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインと、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面との間に板状部材を斜めに掛け渡して配置するとともに、前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材を前記スライドドアの室外側に配置し、前記窓ガラスを車両室外側から粉砕して、前記板状部材または車両室外側の面に粉砕したガラスを伝わせて、前記箱材の開口部内へ落下させることを特徴とするスライドドアのガラス回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291139A JP4816407B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | スライドドアのガラス回収装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291139A JP4816407B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | スライドドアのガラス回収装置およびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008105586A JP2008105586A (ja) | 2008-05-08 |
JP4816407B2 true JP4816407B2 (ja) | 2011-11-16 |
Family
ID=39439299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006291139A Expired - Fee Related JP4816407B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | スライドドアのガラス回収装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4816407B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5355242B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2013-11-27 | 株式会社とわに | ガラス回収用スクラップ作業車 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004338596A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車の窓ガラス回収装置及び回収方法 |
JP4415666B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2010-02-17 | スズキ株式会社 | ドアガラスの回収装置および回収方法 |
JP2005319883A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Suzuki Motor Corp | ドアガラスの回収装置および回収方法 |
JP2006341164A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Suzuki Motor Corp | ガラスの回収装置および回収方法 |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291139A patent/JP4816407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008105586A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN201537506U (zh) | 一种锤式破碎机 | |
CN207042622U (zh) | 一种方便分选的矿石破碎设备 | |
JP4816407B2 (ja) | スライドドアのガラス回収装置およびその方法 | |
CN213996096U (zh) | 一种具有除尘结构的反击式破碎机 | |
CN211586785U (zh) | 一种尾矿尾渣用回收处理装置 | |
CN216359049U (zh) | 一种玻璃破碎机的收集机构 | |
CN106563546A (zh) | 一种原料处理装置 | |
KR100705773B1 (ko) | 산업폐기물 및 폐차량 처리용 슈레더 | |
JP5074730B2 (ja) | ガラス成形体の粉砕機及び粉砕システム | |
CN211989117U (zh) | 一种污染小降噪的砾石粉碎机 | |
CN113842999A (zh) | 一种危险固体废弃物用中和处理设备 | |
EP1673968A1 (en) | Agricultural machine | |
CN112169899A (zh) | 一种矿山机械用碎石设备 | |
CN215594643U (zh) | 屋顶进人孔滑动式盖板 | |
CN113499822B (zh) | 一种建筑施工用的旋转式砂石破碎分离设备 | |
CN221715751U (zh) | 一种剪板机防护装置 | |
CN221017233U (zh) | 一种振动筛分破碎机 | |
CN210545443U (zh) | 一种锤式破碎机 | |
CN219765552U (zh) | 一种带吸尘组件的石粉加工设备 | |
CN221334476U (zh) | 一种无尘破碎机 | |
CN211707064U (zh) | 一种玻璃残品破碎装置 | |
CN219836592U (zh) | 一种用于煤废渣携带防尘组件的破碎机 | |
JPH04165278A (ja) | 砕氷機の安全装置 | |
CN220405782U (zh) | 玻璃钢化冷玻段碎料收集装置 | |
EP3865331B1 (en) | Work vehicle provided with an improved solar panel assembly |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110802 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110815 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |