JP4816407B2 - スライドドアのガラス回収装置およびその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、廃棄車両等のスライドドアのガラスをリサイクルするための回収装置、および回収方法に関するものである。
近年、廃棄車両等のリサイクル率を上げるため、ドアガラスのリサイクルが行われている。このようなリサイクル作業においては、フロントピラー、センターピラーに設定されたヒンジを有し、地面に垂直な回転軸を中心に開閉するようなフロントドアおよびリヤドアを対象としたガラス回収装置が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、および特許文献3参照)。
このようなガラス回収装置を用いた回収方法においては、フロントまたはリヤドアを開放し、ドアの両面をカバーした後、窓ガラスを粉砕し、回収箱で粉砕されたガラスを回収するようにしている。
一方、廃棄車両等から窓ガラスを回収する場合、回収作業効率を考慮すると、先端が鋭利な形状であるガラスハンマー等を使用して粉砕するのが好ましい。従来のガラス回収方法においては、窓ガラスを粉砕する場合、ガラスハンマー等で叩いた面と反対側に大部分のガラス片が飛散するため、ドアを開放し、ドアの両面をカバーした後に窓ガラスを粉砕することにより、ガラス片が周囲への飛散することを防ぎ、回収効率を上げている。
特開2004−338596号公報 特開2005−178545号公報 特開2005−319883号公報
近年、スライドドア設定の車両(図1参照)が増えており、廃棄車両のガラスのリサイクル率を上げるため、スライドドアのガラス回収も行う必要が生じてきた。
しかしながら、上述した従来のガラス回収方法をスライドドアに適用しようとすると、図3に示すように、スライドドア3の室内側の面が車体2の後部を覆う形になるため、従来のガラス回収方法のようにスライドドア3の両面をカバーすることが困難となり、さらに、ガラスハンマー等で叩く場合は、室外側から(矢印F方向から)しか叩けない。そして、室外側から叩いて粉砕すると、ガラスハンマー等で叩いた面と反対側にガラス片が飛散し、スライドドア3と車体2の後部との隙間にガラス片が落ちるため、ガラス片を回収することができない。
ここで、スライドドア3の下部で飛散したガラス片を回収する方法が考えられるが、スライドドア3の下部で回収すると、車体2やスライドドア3に付着している砂、錆び、小部品の混入が避けられない。リサイクル用のガラスは異物混入が不可であるため、車体2の上部(ベルトライン付近)でスライドドア3のウインドガラス4を回収する方法が必要となる。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、従来の回収で使用していた機材をできるだけ流用することで投資を抑え、かつ、初心者でも容易、安全なガラス回収装置およびその方法を提供する。
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1の本発明では、車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収装置において、前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインに載置可能な下辺と、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面に当接する上辺とを備え、前記スライドドアと前記車体の室外側の面とに斜めに掛け渡して配置可能な板状部材と、前記スライドドアの室外側に配置され、前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材とを備え、前記箱材は、前記開口部の下端と前記窓ガラスの室外側のベルトラインとに掛け渡される可撓性の板材を備えている。
請求項2の本発明では、請求項1において、前記箱材の開口部が上方に行くにつれて車両から遠ざかる斜面に形成するようになっている。
請求項3の本発明では、請求項1または2のいずれかにおいて、前記板状部材の長さを調節可能なスライド機構を設けている。
請求項4の本発明では、車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収方法において、前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインと、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面との間に板状部材を斜めに掛け渡して配置するとともに前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材を前記スライドドアの室外側に配置し、前記窓ガラスを車両室外側から粉砕して、前記板状部材または車両室外側の面に粉砕したガラスを伝わせて、前記箱材の開口部内へ落下させている。
請求項1の発明では、車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収装置において、前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインに載置可能な下辺と、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面に当接する上辺とを備え、前記スライドドアと前記車体の室外側の面とに斜めに掛け渡して配置可能な板状部材と、前記スライドドアの室外側に配置され、前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材とを備え、前記箱材は、前記開口部の下端と前記窓ガラスの室外側のベルトラインとに掛け渡される可撓性の板材を備えているので、簡易な装置で従来回収が困難であったスライドドアの窓ガラスの回収が可能となる。また、車幅方向の幅を取る事無く作業が可能となり、作業スペースの節約となる。さらに、車両室内に入って回収作業を行う手間がなく、室外のみで回収作業を行うことが可能となっている。
また、本発明のスライドドアのガラス回収装置によれば、スライドドアの下方ではなく、窓ガラスのすぐ下で回収することになり、不純物が混じるのを防止することができる。さらに、板状部材と箱材との間に窓ガラスが配置されるため、ガラス片の飛散が防止され、作業の安全性が向上する。
請求項2の発明では、前記箱材の開口部が上方に行くにつれて車両から遠ざかる斜面に形成しているので、ガラスを粉砕する工具を入れるスペースを十分確保することができ、作業性が向上する。
請求項3の発明では、前記板状部材の長さを調節可能なスライド機構を設けているので、様々なガラス幅の車両に適用が可能となる。
請求項4の発明では、車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収方法において、前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインと、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面との間に板状部材を斜めに掛け渡して配置するとともに前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材を前記スライドドアの室外側に配置し、前記窓ガラスを車両室外側から粉砕して、前記板状部材または車両室外側の面に粉砕したガラスを伝わせて、前記箱材の開口部内へ落下させているので、簡易な装置で、従来回収が困難であったスライドドアの窓ガラスの回収が可能となる。さらに、車両室内に入って回収作業を行う手間がなく、室外のみで回収作業を行うことが可能となっている。
また、本発明のスライドドアのガラス回収方法によれば、スライドドアの下方ではなく、ガラスのすぐ下での回収するため、不純物が混じるのを防止することが可能となる。さらに、板状部材と箱材との間にガラスが配置されるため、ガラス片の飛散が防止され、作業の安全性が向上する。
以下、本発明に係るスライドドアのガラス回収装置および回収方法を、図面を参照しながら説明する。
図1は、スライドドア設定の車両の側面図である。図2は、図1における車両のスライドドアを開けた状態の側面図であり、図3は、図2におけるA−A線断面図である。また図4は、本発明の実施形態に係るスライドドアのガラス回収装置を示す全体斜視図であり、図5は、図4におけるB−B線断面図である。
本発明の実施形態に係るガラス回収装置1は、図4および図5に示す如く、車体2のスライドドア3に装着されたウインドガラス4を粉砕し、ガラス片(図示せず)の状態にしてリサイクルするときに用いられる装置であり、室外からの粉砕によって落下したガラス片を受け止めるガラス回収板11と、ウインドガラス4に向かって開口する開口部8aを備えたガラス回収箱8とをそれぞれ備えている。
ガラス回収板11は、図4および図5に示す如く、平坦な四角形のパネルを用いて形成されており、ガラス回収板11の幅の寸法Mはウインドガラス4の幅の寸法と同じまたはそれ以上となるように形成されている。
ガラス回収板11は、スライドドア3を開けた状態で、スライドドア3と車体2との間の空間H内に配置され、そして、ガラス回収板11の下端11aは、ウインドガラス4のベルトライン4a(ドアトリム13の上端)に当たるように設置され、ガラス回収板11の上端11bは、リヤクォータガラス5の室外側の面5aに当たるように設置されている。すなわち、ガラス回収板11は、ウインドガラス4のベルトライン4aとリヤクォータガラス5の室外側の面5aとに斜めに掛け渡して配置されるようになっている。
一方、ガラス回収板11の寸法は、上下端11a,11bがウインドガラス4のベルトライン4aとリヤクォータガラス5の室外側の面5aとに当たり、かつ空間H内に入る寸法で、持ち運びが良いように小さい方が好ましい。通常、幅の寸法Mは約600mm程度、高さの寸法Nは約300mm程度、厚さは約3〜5mm程度とするのがよい。
ガラス回収箱8は、図4および図5に示す如く、ウインドガラス4に向かって開口する開口部8aを備えており、該開口部8aは、上方に行くにつれて車体2から遠ざかる斜面に形成されている。また、開口部8aに対向する8b側は壁を設けており、ガラス片が飛散しない様にしている。
さらに、ガラス回収箱8の開口部8aの下端にはフラップ6が取付られている。フラップ6は、例えばゴム板(厚さ約5mm程度)のような柔軟な材質で形成されており、フラップ6の先端部分は、多種類のドアガラスの下端形状に追従するようになっている。このフラップ6は、粉砕したウインドガラス4のガラス片をガラス回収箱8へ導くべく、開口部8aとウインドガラス4の室外側のベルトライン4bとを掛け渡すように配置されている。
また、ガラス回収箱8は、上下動可能なリフター機構10を有する台車7に載置されている。台車7は、リフター機構10によって上下動可能に構成されており、台車7上に載置したガラス回収箱8の高さがスライドドア3のウインドガラス4の配設位置に対応させて調節できるようになっている。しかも、リフター機構10の下部の4隅には車輪12がそれぞれ取付けられており、ガラス回収箱8の運搬に便利なように構成されている。
一方、ガラス回収箱8の寸法は、スライドドア3のウインドガラス4の最大寸法(例えば、900mm以上)に合わせた大きさに形成されている。
次に、本発明の実施形態のスライドドアのガラス回収装置1を用いて車体2のスライドドア3のウインドガラス4を回収する方法を説明する。
まず、図2に示すように、車体2のスライドドア3を全開する。次いで、図4に示すように、ガラス回収箱8を台車7の載置台9上に載置するとともに、このガラス回収装置1を車体2のスライドドア3の近接に配置する。
その後、台車7のリフター機構10にてガラス回収箱8の位置調節や高さ調節を行い、ガラス回収箱8のフラップ6の先端をウインドガラス4の室外側のベルトライン4bに当てるように設置する。また、フラップ6の先端は、ウインドガラス4の室外側のベルトライン4bより下方のドア外板面14に当ててもよい。ここで、ガラス回収箱8は上方に行くにつれて車体2から遠ざかる斜面を形成しているため、ガラス回収装置1と車体2との間に逆三角形空間Gができる。
この状態で、図4に示すように、ガラス回収板11を、スライドドア3と車体2との間の空間Hに車体2の前、又は後方向から挿入する。そして、ガラス回収板11の下端11aをウインドガラス4のベルトライン4a(ドアトリム13の上端)に当てるように設置し、ガラス回収板11の上端11bをリヤクォータガラス5の室外側の面5a(車体後部のサイドボディの室外側の面)に当てるように設置する。すると、ウインドガラス4のベルトライン4aと、リヤクォータガラス5の室外側の面5aとの間に、ガラス回収板11が斜めに掛け渡されることになる。
その後、作業者は、逆三角形空間Gにハンマー等の工具(図示せず)を入れ、矢印F方向からウインドガラス4を叩いて粉砕する。すると、ウインドガラス4のガラス片は矢印F方向に飛散する。飛散したガラス片は、ガラス回収板11およびリヤクォータガラス5の室外側の面5aに落下し、受け止められる。そして、ガラス片は、重力によって、ガラス回収板11およびフロップ6の斜面を転がり、ガラス回収箱8内に落下して集まることになる。ここで、ウインドガラス4を叩いて粉砕する際、少量であるが、矢印F方向と反対方向に飛散するガラス片もあるが、ガラス回収箱8及びガラス回収箱8の壁面8bによって周囲への飛散が防止される。
車体2の反対側もスライドドアとなっている場合には、このような作業を反対側のウインドガラスに対しても行う。そして、ガラス回収箱8内に所定量のガラス片が溜まったとき、ガラス回収箱8を台車7によって図外のフレキシブルコンテナ等まで移送して粉砕したウインドガラス4を回収すれば、ウインドガラス4の回収作業は終了する。
このように、本実施形態のスライドドアのガラス回収装置および方法によれば、粉砕したウインドガラス4のガラス片を回収するガラス回収箱8には一方向が開口する開口部8aが設けられており、かつ開口部8aの下端にはフラップ6が設けられているので、様々な形状の廃棄車両に対応することが可能となっている。また、スライドドア3を開けた状態で、ガラス回収板11をスライドドア3と車体2との間に配置し、室外からウインドガラス4を粉砕するような方法のため、車内に乗り込んで治具の設置等の作業を行う手間がなく、室外での作業のみでガラス回収作業を行うことができる。
また、本実施形態のスライドドアのガラス回収装置および方法によれば、ガラス粉砕作業は、作業者がガラス回収装置1の横からガラス回収装置1と車体2との間の逆三角形空間Gにハンマー等の工具を入れて行うため、ガラス回収箱8及びガラス回収箱8の壁面8bによりガラス片が周囲への飛散することが防止され、安全である。また、ウインドガラス4のベルトライン4aとリヤクォータガラス5の室外側の面5aとの間にガラス回収板11を配置して、ウインドガラス4のガラス片が飛散する方向に斜面を形成することにより、飛散したガラス片が自然に落下し、ガラス回収箱8に集められるため、ガラス回収作業が容易である。
また、本実施形態のスライドドアのガラス回収装置1は、従来技術である特許文献2のガラス回収装置を流用できるような構成となっており、対象部位が変わるごとにガラス回収装置を変更する必要がなく、投資が抑えられ設備償却がないため、コストを削減することができ、さらに作業スペースも有効に使用できる。
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施形態において、ガラス回収板11は、幅の寸法Mは約600mm程度、高さの寸法Nは約300mm程度としているが、車両の大きさやデザインにより、ガラスが大きくなり、ガラス回収板11の幅の寸法が不足する可能性がある。ガラス回収板11の幅の寸法が不足し、両端からガラスがこぼれるのを防ぐために、図6(a)および図6(b)に示しているように、ガラス回収板21にスライド板21aを設け、ガラス回収板21の幅が調節可能なように構成してもよい。これにより、1つのガラス回収板で様々なガラス幅の車両に適用することが可能となる。
また、図7(a)および図7(b)に示しているように、ガラス回収板31の下端部にフラップ31aを装着してもよい。フラップ31aは、ゴムのような軟らかい材料、または硬い毛を有するブラシのようなものを用いて作られていてもよい。さらに、フラップ31aは、ガラス回収板31の下端だけでなく、上端にも装着させてもよい。これにより、スライドドア3の窓ガラス4の室内側のベルトライン4aと、スライドドア3に覆われた車体2の室外側の面との間にガラス回収板31を斜めに掛け渡す際の密着性を向上させることができる。
また、ガラス回収装置1は、ウインドガラス4を粉砕する際に周囲へのガラスの飛散を少なくするために、スライドドア3やガラス回収装置1を覆う網やシートを備えていてもよい。
また、本実施形態では、スライドドア3のウインドガラス4は固定ガラスとなっているが、本発明は、上下巻上げ式のウインドガラスや前後スライド式のウインドガラスであっても問題なく、実施可能である。
スライドドア設定の車両の側面図である。 図1における車両のスライドドアを開けた状態の側面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係るスライドドアのガラス回収装置の全体を示す斜視図である。 図4におけるB−B線断面図である。 本発明の第1変形例に係るスライドドアのガラス回収装置の一部であり、スライド板を設けたガラス回収板の正面図であって、(a)は、正面図であり、(b)は、図6(a)におけるC−C線断面図である。 本発明の第2変形例に係るスライドドアのガラス回収装置の一部であり、フラップ設けたガラス回収板の正面図であって、(a)は、正面図であり、(b)は、図7(a)におけるD−D線断面図である。
符号の説明
1 ガラス回収装置
2 車体
3 スライドドア
4 スライドドアガラス
4a スライドドアガラスの室内側のベルトライン
4b スライドドアガラスの室外側のベルトライン
5 リヤクォータガラス
5a リヤクォータガラスの室外側の面
6 フラップ(板材)
7 台車
8 ガラス回収箱(箱材)
8a ガラス回収箱の開口部
8b ガラス回収箱の壁面
9 載置台
10 リフター機構
11,21,31 ガラス回収板(板状部材)
11a ガラス回収板の下端
11b ガラス回収板の上端
12 車輪
13 ドアトリム
14 スライドドア外板
21a スライド板
31a フラップ

Claims (4)

  1. 車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収装置において、
    前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインに載置可能な下辺と、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面に当接する上辺とを備え、前記スライドドアと前記車体の室外側の面とに斜めに掛け渡して配置可能な板状部材と、
    前記スライドドアの室外側に配置され、前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材とを備え、
    前記箱材は、前記開口部の下端と前記窓ガラスの室外側のベルトラインとに掛け渡される可撓性の板材を備えたことを特徴とするスライドドアのガラス回収装置。
  2. 前記箱材の前記開口部が上方に行くにつれて前記車両から遠ざかる斜面に形成したことを特徴とする請求項1に記載のスライドドアのガラス回収装置。
  3. 前記板状部材の長さを調節可能なスライド機構を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のスライドドアのガラス回収装置。
  4. 車両用スライドドアの窓ガラスを粉砕して回収するガラス回収方法において、前記スライドドアを開けた状態で、前記スライドドアの窓の室内側のベルトラインと、前記スライドドアに覆われた車体の室外側の面との間に板状部材を斜めに掛け渡して配置するとともに、前記窓ガラスに向かって開口する開口部を備えた箱材を前記スライドドアの室外側に配置し、前記窓ガラスを車両室外側から粉砕して、前記板状部材または車両室外側の面に粉砕したガラスを伝わせて、前記箱材の開口部内へ落下させることを特徴とするスライドドアのガラス回収方法。

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