JP4814971B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は電子機器装置に関し、特に家庭用エンタテインメント装置その他の電子機器機の外観形状の機能性向上に関する。
従来のエンタテインメント装置その他の電子機器の多くは、機器の最前面に操作面を配し、この操作面に操作ボタン、周辺機器を接続するための端子等を設けている(例えば、下記特許文献1参照)。このような外観形状によれば、ユーザは操作ボタンや接続端子の位置を容易に把握し、また容易に利用することができ、装置の操作性を向上させることができる。
特開2001−77568号公報
本発明の目的は、従来よりも機能性を向上させた外観形状を備えるエンタテインメント装置その他の電子機器を提供することにある。
本発明に係る電子機器は、概略楕円柱状に形成されるとともに、長手方向が設置面に略水平となるよう配置され、可搬型の情報記憶媒体を挿入する媒体挿入口が設けられるメイン筐体と、前記メイン筐体の下部に取り付けられる概略箱状の台座部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電子機器よれば、メイン筐体が概略楕円柱状に形成され、その長手方向(楕円柱の軸方向)が設置面に略水平となるよう配置されるので、オーディオボードのような収納ラックに収容された場合にも、メイン筐体の上部に確実に空間を確保することができ、本電子機器の冷却効率を増すことができる。こうして、エンタテインメント装置その他の電子機器の外観形状の機能性を向上させることができる。
また、前記台座部は、平面視において前記メイン筐体に対して前記長手方向又は短手方向のうち少なくとも一方の方向にオフセットして、該メイン筐体の下部に取り付けられるようにしてもよい。こうすれば、メイン筐体の下部にも確実に空間を確保することができる。この空間は、例えば本電子機器の冷却や、本電子機器の配線に役立てることができる。
また、本発明に係る電子機器は、可搬型の情報記憶媒体を挿入する媒体挿入口が形成された挿入口形成面部と、前記媒体挿入口よりも下側に配置されるとともに、少なくとも前記挿入口形成面部よりも手前側に略水平に広がるフロントボード部と、を備えることを特徴とする。電子機器は、例えば家庭用ゲーム機等のエンタテインメント装置であり、可搬型の情報記憶媒体が挿入されると、該媒体から情報を読み出すようになっている。本発明では、この情報記憶媒体を挿入するための媒体挿入口よりも下側にフロントボード部を備え、このフロントボード部が、少なくとも媒体挿入口よりも手前側(挿入方向とは逆側)に広がっている。このため、ユーザが情報記憶媒体を媒体挿入口に挿入したり、あるいは媒体挿入口から情報記憶媒体を取り出したりする際、該媒体が直接床に落ちてしまうことを防止できる。こうして、従来よりも機能性を向上させた外観形状を備える電子機器を実現することができる。
なお、フロントボード部の面積を情報記憶媒体の面積よりも大きくすれば、より確実に情報記憶媒体の落下を防止できる。また、媒体挿入口に挿入しようとする情報記憶媒体、或いは媒体挿入口から取り出した情報記憶媒体をフロントボード部に仮置きすることもできるようになる。
また、前記フロントボード部の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備えるようにしてもよい。こうすれば、フロントボード部に塵が溜まらないようにできる。この結果、情報記憶媒体がフロントボード部に触れても、該媒体に塵が付かないようにできる。
この場合、前記カバーは、前記フロントボード部の前記少なくとも一部を覆う位置と該少なくとも一部を露出させる位置とを移動可能に支持されるようにしてもよい。
また、前記カバーは、前記フロントボード部の前記少なくとも一部とともに、前記媒体挿入口を覆うようにしてもよい。こうすれば、媒体挿入口から電子機器に塵が入ることを防止できる。
また、前記電子機器を、縦置き及び横置きの双方が可能に形成するとともに、前記挿入口形成面部を複数備えるようにしてもよい。この場合、前記カバーにより、前記複数の挿入口形成面部のうち1つに形成された前記媒体挿入口の下側に配置されたフロントボード部を覆うようにし、前記複数の挿入口形成面部を、前記電子機器が横置きされる場合に横方向に並ぶとともに、縦置きされる場合に縦方向に並ぶよう配置し、前記複数の挿入口形成面部のうち前記1つを、前記電子機器が縦置きされる場合に、最も下側に位置するよう配置してもよい。こうすれば、縦置きしたとき、最も接地面に近く塵が舞いやすいフロントボード部をカバーで覆うことができる。
本発明の実施形態に係る電子機器の斜視図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の正面図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の左側面図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の右側面図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の背面図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の上面図である。 本発明の実施形態に係る電子機器の底面図である。 本発明の他の実施形態に係る電子機器の右側面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器の斜視図であり、図2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図、図5は背面図、図6は上面図、図7は底面図である。本電子機器は、横置き及び縦置きの双方が可能なものであり、本電子機器を横置きした状態において横向きに配置される概略楕円柱状のメイン筐体10と、該メイン筐体の下部に取り付けられ、メイン筐体10を側壁によって支持しつつ、内部が該メイン筐体10の内部と連通している概略箱状の台座部52と、から構成され、このメイン筐体10は、その長手方向が設置面に水平となるよう配設されている。本電子機器の情報処理装置や情報記憶装置、各種メディアドライブ装置等は、それぞれこのメイン筐体10と台座部52のいずれか一方又は双方に亘って収納されている。特に、台座部52には矩形の基盤等が効率よく収納されるようになっている。
台座部52の前方には下部が前方に向けて張り出すフロントスカート64が形成されており、本電子機器の美観及び本電子機器を置いた時の安定性を向上させるようにしている。また、フロントスカート64の上方には複数のUSB端子74が設けられ、各USB端子74の右側には、USB端子74が動作している時に点灯しユーザにいずれのUSB端子74が動作しているかを通知するランプ74a(例えば、LED)が設けられている。また、本電子機器は、作動時又はスリープ時(作動待機時)に、このUSB端子74に接続される外部装置(例えば、バッテリを内蔵するコントローラ)をも充電できるようになっている。そして、ランプ74aは、充電時には、充電中である旨をユーザに通知する色で点灯し、バッテリが満充電に至った時には、ランプ74aの点灯色が変更され、ユーザに満充電に至ったことを通知するようにもなっている。
メイン筐体10の横幅及び縦幅に比べて、台座部52の横幅及び縦幅はそれぞれ狭くなっており、台座部52は、その左側面がメイン筐体10の左側面と概略面一になるようにして取り付けられている。そのため、台座部52は、平面視においてその正面及び右側面、背面109がそれぞれメイン筐体10の縁より内側に位置するように備えられている。
図3及び図4に示すように、メイン筐体10の前側には、前側オーバーハング(張り出し)部69が備えられ、ユーザは上方から本電子機器を見下ろした場合には、USB端子74が見えないようになっている。しかしながら、上述したように台座部52にはフロントスカート64が形成されており、ユーザはこのフロントスカート64を視認することにより、USB端子74に本電子機器の周辺機器の端子を挿入することができる。さらに、USB端子74の接続部分上方には、前側オーバーハング部69が位置し、このUSB端子74の接続部分を保護している。メイン筐体10の後側(背面側)には、後側オーバーハング部71が備えられている。後述するように、台座部52の背面109及びメイン筐体10の背面111にも本電子機器に接続する各種端子が設けられている。これらの接続部分は、メイン筐体10は後側オーバーハング部71によりを備えていることにより、各種端子の接続部分が保護されている。また、図2に示すように、メイン筐体10の右側にはオーバーハング(張り出し)部68が備えられる。
メイン筐体10は、本電子機器の剛性を確保するのに適切な厚みを有し、設置面に対して水平に配される矩形状の枠部材60を備えており、この枠部材60の左縁部には楕円板を長軸にて切断した形状を有する左上側板110が起立するよう取り付けられ、同じく楕円板を長軸にて切断した形状を有する左下側板112が垂下するよう取り付けられている。同様に、右縁部にも楕円板を長軸にて切断した形状を有する右上側板116が起立するよう取り付けられ、同じく楕円板を長軸にて切断した形状を有する右下側板118が垂下するよう取り付けられている。
そして、湾曲した板状のアルミカバー56が、左上側板110及び右上側板116の湾曲した上縁部に沿って取り付けられ、これにより電子機器の上面が覆われるようになっている。また、湾曲したアルミカバー108が、左下側板112及び右下側板118の湾曲した下縁部に沿って取り付けられ、台座部52とアルミカバー108とによって、メイン筐体10の下面が覆われるようになっている。
こうして、アルミカバー56及び108により概略楕円柱状のメイン筐体10の楕円側面部分が構成され、左上側板110及び左下側板112により一端面部分が構成され、右上側板116及び右下側板118により他端面部分が構成されている。また、アルミカバー56、108は各々湾曲しメイン筐体10の美観を向上させつつ、メイン筐体10の径方向外方にメイン筐体10の上部及び下部に空間を確保し、本電子機器の冷却効率を向上させている。なお、アルミカバー56,108、左上側板110、左下側板112、右上側板116及び右下側板118は、例えばアルミ押し出しにより成形される。
メイン筐体10は、本電子機器の横置き状態において、楕円柱状の筒体の前方に切り欠きが設けられた形状を有している。この切り欠き部分は、メイン筐体10の上面を構成するアルミカバー56の前方の縁部に配設されるパネル部材12の前面と、該パネル部材12の前面の下縁部から前方に広がり、本電子機器の設置面に対して水平に設けられるフロントボード部20、22とで構成されている。パネル部材12はその傾斜する前面に挿入口形成面部18,24を有している。なお、フロントボード部20、22については後において詳説する。
挿入口形成面部18は電子機器の右側に設けられ、本電子機器の動作プログラムを記憶する主記憶媒体を挿入する挿入口が形成されている。具体的には、動作プログラムは光ディスクに記憶されており、挿入口形成面部18には光ディスクを挿入する光ディスク挿入口14が形成されている。光ディスク挿入口14の奥部には自動ローディング機構が備えられており、ユーザが光ディスクの一部を光ディスク挿入口14に挿入すると、本電子機器の横置き状態において設置面に平行なディスク通路82(図4参照)を、自動的に光ディスクが移動し、光ディスク全体が電子機器の中に取り込まれるようになっている(図4参照)。
なお、図8に示すように、ディスク通路82aを設置面と非平行となる向きに設けてもよい。このとき、ディスク通路82aを挿入口形成面部18に略垂直に設けることにより、本電子機器の横置き時にはユーザの視線方向とディスク通路82aが略平行となり、より機能性に優れた電子機器が実現される。一方、挿入口形成部24は電子機器の左側に設けられ、本電子機器の動作プログラムによって利用されるデータを記憶するメディアを挿入する挿入口が形成されている。具体的には、挿入口形成部24には、メモリースティック(商標)挿入口26、SD(商標)カード挿入口28及びコンパクトフラッシュ(登録商標)カード挿入口30が左側からこの順で、メイン筐体10の長手方向と略平行に形成されている。
挿入口形成面部18の下端は枠部材60の上面に接続しており、枠部材60の内側に連成される平らなフロントボード部20が該挿入口形成面部18の下方から前方に、且つ、本電子機器の横置き状態で設置面と平行に広がっている。同様に挿入口形成面部24の下端も枠部材60の内側に連成される平らなフロントボード部22が該挿入口形成面部24の下方から前方に、且つ、本電子機器の横置き状態で設置面と平行に広がっている。本電子機器では、本電子機器の横置き状態において、これらフロントボード部20、22の上面が各メディア(情報記憶媒体)の挿入口の下側に広がっているので、メディアを挿入口に挿入したり、或いは挿入口から取り出したりするとき、ユーザが手を滑らせても、フロントボード部20、22により直接メディアが床まで落下し難くいという利点がある。また、フロントボード部22はメモリースティックやSDカードの面積よりも広く形成されているので、メディアの交換のとき、フロントボード部22に仮置きすることができ、利便性を向上できる。また、各メディアの挿入方向はフロントボード部20、22と略平行であるので、ユーザはこのフロントボード部20、22を、各メディアを挿入する際のガイドとしても利用することができる。
フロントボード部22及び挿入口形成部24は開閉カバー76により覆われるようになっている。開閉カバー76は、アルミ押し出しにより形成され、湾曲した板状のアルミカバー32を備えている。このアルミカバー32には、例えばプラスチックにより形成されたカバー支持部材36に接着されている。カバー支持部材36はアルミカバー32の裏面に接着される平板部分を備え、その一辺の両端にヒンジアーム36L,36Rが取り付けられている。ヒンジアーム36L,36Rは、挿入口形成部24の左右には形成された開口から、電子機器の内部に挿入されており、それらの端部は開閉軸78(図3)により回動可能に軸支されている。また、フロントボード部22の左右にはストッパ40,38が立設されており、開閉カバー76を閉位置としたとき、アルミカバー32の両端に当接するようになっている。このストッパ40は、本電子機器の縦置き状態では、ストッパ40が挿入口形成面部24の前方下側に広がることとなり、ユーザは各種メディアを該ストッパ40に仮置きすることができ、利便性を向上できている。
ストッパ40のさらに側方には左上側板110が位置し、ストッパ38のさらに側方には仕切り板62が位置している。仕切り板62は、アルミ押し出しにより形成されており、この仕切り版62により開口形成面部18、24及びフロントボード部20、22が区画されている。開閉カバー76が閉位置に配されたとき、該開閉カバー76の左側が左側板110により塞がれ、右側が仕切り板62により塞がれる。なお、アルミカバー32の上面には、手前側の縁部に滑り止め用突起34が形成されており、ユーザが該滑り止め突起34に手を掛けて開閉カバー76を開閉させ易いようにしている。
本電子機器によれば、開閉カバー76が、フロントボード部22及び挿入口形成部24を覆う閉位置(図3において破線で示される)と、それらを露出させる開位置(図3において二点鎖線で示される)とを移動可能に取り付けられているので、ユーザは、メモリースティック、SDカード又はコンパクトフラッシュを挿入又は取り出ししないときに開閉カバー76を閉位置に移動させておき、フロントボード部22又はストッパ40に塵が溜まったり、メモリースティック挿入口26、SDカード挿入口28及びコンパクトフラッシュ挿入口30に塵が入ったりすることがないようにできる。また、本電子機器は、主用途が光ディスクに記録された各種コンテンツの再生・実行にあるので、光ディスクを利用するのに必要な光ディスク挿入口14のみを露出させ、普段は他のメディアの挿入口を開閉カバー76により塞いでおくことで、初心者にも利用方法を理解させ易い。
続いて、メイン筐体10の左右側面について説明する。まず、メイン筐体10の左側面に配設された左上側板110には拡張インターフェースカバー58が取り付けられており、該拡張インターフェースカバー58を外して、ハードディスクやROMカートリッジ等の情報記憶媒体や、通信モジュール、センサなどの周辺機器を本電子機器に接続することができるようになっている(図3参照)。そして、この拡張インターフェースカバー58に覆われる周辺機器の取り付け位置をメイン筐体10の左側面の中心位置近傍に備えることにより、メイン筐体10のこの周辺機器を本電子機器に装着し、本電子機器を縦置きすると、本電子機器の重心がより下側に集中することとなり、本電子機器を安定して設置することができる。
また、本電子機器の縦置き時に、本電子機器を安定して設置し、且つ、設置面と非接触にして冷却効果を有するように、メイン筐体10の左側面には縦置き用の突起部(例えば、ゴム製)が取り付けられている。すなわち、左上側板110の上縁部には突起部46が取り付けられ、また、メイン筐体10の左側面に露出した枠部材60の部分にも2つの突起部42,44が取り付けられている。さらに、メイン筐体10の下部に取り付けられた台座部52の左側面にも2つの突起部48,50が取り付けられており、本電子機器の縦置き時に、これらの突起部42,44,46,48,50により支持されるようになっている。特に、枠部材60に突起部42,44を取り付けるようにしたので、電子機器を安定的に縦置きすることができる。
また、図7に示すように、台座部52の底面には突起部70,72,80,84が取り付けられており、本電子機器の横置き時には、本電子機器はこれらの突起部70,72,80,84により支持されるようになっている。
次に、本電子機器のメイン筐体10の右側面には、上述したように右上側板116及び右下側板118が設けられている。このうち、右下側板118には多数の通気口66が開設されている(図2,図4参照)。この通気口66の内部には図示しないファンが設けられ、本電子機器の冷却が行われるようになっている。特に、本電子機器では、横置きした状態では下側に位置し、床等の設置面により近い通気口66の数が少なく、またそのサイズ(開口面積)も小さくなっている。すなわち、通気口66は設置面に略平行する複数の列上に配置されており、設置面からの距離により、その列に配置される通気口66の数やサイズが変化するようになっている。そして、この構成により、通気口66から空気を排出するときには、設置面に溜まった塵がその空気により巻き上げられ難くなっており、逆に、通気口66から空気を導入する場合にも、設置面に溜まった塵を吸い込みにくくなっている。
本電子機器では、メイン筐体10の前側及び後側だけでなく、メイン筐体10の通気口66が形成された右側にもオーバーハング部68が設けられている(図2参照)。すなわち、通気口66が形成された右側面と台座部52の右側面とが同一平面を形成しておらず、メイン筐体の右側面より内側に配設され、メイン筐体10の右側部の下側にも台座部52が取り付けられておらず、宙に浮いている状態となっている。これにより、通気口66の上及び左右方向のみならず、下方向も空間が確保され、本電子機器の冷却を効率的に行うことができる。
最後に本電子機器の背面について説明すると、背面には、各種接続端子及びスイッチが2段に配置されている。この各種接続端子等のうち下段に配置される端子は、2つのHDMI(High Definition Multimedia Interface)端子96、AV端子100、光デジタル端子102、主電源スイッチ104、電源ケーブル端子106であり、これらは台座部52の背面109に左からこの順で設けられている。また、各種接続端子等のうち下段に配置される端子は、2つのUSB端子86、3つのイーサ(Ether)ポート90であり、これらは左から順に台座部52の背面109とメイン筐体10の平面状背面111とに亘って設けられている。平面状背面111は、図3に示すように、メイン筐体10の最後端より前側に位置し、また上述したように、メイン筐体10の後側には後側オーバーハング部71が設けられているので、本電子機器の後側に接続される各種接続端子の接続部分はメイン筐体10により保護されている。
以上説明した電子機器によれば、メイン筐体10が概略楕円柱状に形成され、その長手方向(楕円柱の軸方向)が設置面に略水平となるよう配置されるので、オーディオボードのような収納ラックに収容された場合にも、メイン筐体10の上部に確実に空間を確保することができ、本電子機器の冷却効率を増すことができる。また、光ディスク挿入口14、メモリースティック挿入口26、SDカード挿入口28、コンパクトフラッシュ挿入口30の前方にフロントボード部20,22が形成されているので、各種メディアを取扱中にそれらを直接床に落としてしまうことがないようにでき、利便性を向上できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、当業者にとって種々の変形が可能なのはもちろんであり、それらも変形も本発明の範囲に含まれる。
10 メイン筐体、12 パネル部材、14 光ディスク挿入口、18,24 挿入口形成面部、20,22 フロントボード部、24 挿入口、26 メモリースティック挿入口、28 SDカード挿入口、30 コンパクトフラッシュカード挿入口、32,56,108 アルミカバー、34 滑り止め用突起、36 カバー支持部材、36L,36R ヒンジアーム、38,40 ストッパ、42,44,46,48,50 縦置き用突起部、52 台座部、58 拡張インターフェースカバー、60 枠部材、62 仕切り板、64 フロントスカート、66 通気口、68,69,71 オーバーハング(張り出し)部、70,72,80,84 横置き用突起部、74,86 USB端子、76 開閉カバー、78 開閉軸、82 光ディスク、90 LANポート、96 HDMI端子、100 AV端子、102 光デジタル出力端子、104 主電源スイッチ、106 電源ケーブル接続端子、109 台座部の背面、110 左上側板、111 メイン筐体の平面状背面、112 左下側板、116 右上側板、118 右下側板。

Claims (7)

  1. メイン筐体と、
    前記メイン筐体の下部の取り付けられる概略箱状の台座部と、を備え、
    前記メイン筐体は、その前部に、前記台座部の前面より前方に張り出したオーバーハング部を有し、
    前記オーバーハング部には、当該オーバーハング部の前縁より後方に位置し、可搬型の情報記憶媒体を挿入する媒体挿入口が形成された挿入口形成面部と、前記媒体挿入口よりも下側に配置されるとともに、前記挿入口形成面部から当該オーバーハング部の前縁に向かって略水平に広がるフロントボード部とが設けられ、
    前記台座部の前記前面は前記挿入口形成面部よりもさらに後方に位置し、
    前記媒体挿入口は前記フロントボード部よりも高い位置に位置している、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記オーバーハング部の下面は、前記台座部の前面の上縁から前方且つ斜め上方に伸びている、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記メイン筐体は、軸方向が左右方向に向いた概略楕円柱状に形成されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記フロントボード部の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記カバーは、前記フロントボード部の前記少なくとも一部を覆う位置と該少なくとも一部を露出させる位置とを移動可能に支持される、
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4又は5に記載の電子機器において、
    前記カバーは、前記フロントボード部の前記少なくとも一部とともに、前記媒体挿入口を覆う、
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記電子機器は、縦置き及び横置きの双方が可能に形成されるとともに、前記挿入口形成面部を複数備え、
    前記カバーは、前記複数の挿入口形成面部のうち1つに形成された前記媒体挿入口の下側に配置されたフロントボード部を覆い、
    前記複数の挿入口形成面部は、前記電子機器が横置きされる場合に横方向に並ぶとともに、縦置きされる場合に縦方向に並ぶよう配置され、
    前記複数の挿入口形成面部のうち前記1つは、前記電子機器が縦置きされる場合に、最も下側に位置するよう配置される、
    ことを特徴とする電子機器。
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