JP4814624B2 - エアアウトレット - Google Patents

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Description

本発明は、エアアウトレットに関し、更に詳細には、ダクトに連結される空気導入口および空気吹出口を有した筒状のケース部材と、このケース部材内の空気流通空間に姿勢変位可能に配設されたダンパー部材とを備え、前記ダンパー部材の姿勢変位により前記空気流通空間を開閉するよう構成したエアアウトレットに関するものである。
乗用車等の車両乗員室内には、例えばインストルメントパネル、フロアコンソール、ルーフパネル等の種々車両内装部材が設置されている。そして、これら車両内装部材の所要位置には、空気ダクトを介してエアコンユニットに連通接続されたエアアウトレットが配設され、該エアコンユニットから送出される調温空気を車両乗員室内の適宜方向に向けて吹出すようになっている。
図7は、フィンタイプのエアアウトレットを、各構成部品を分解または省略した状態で示した概略斜視図であり、図8は、このエアアウトレットをダクトに接続した状態で示した説明断面図である。エアアウトレットAV1は、ダクトDに連結される空気導入口12および乗員室へ開口する空気吹出口14を有した角筒状のケース部材10と、空気吹出口14から吹出す空気の吹出し方向を調整する風向制御機構20と、この空気吹出口14からの空気の吹出しを許容・規制または調整するダンパー機構30とから基本的に構成されている。風向制御機構20は、上下方向へ所要間隔毎に配設されて図示しない連結部材により同期的に姿勢変位する複数の横フィン22と、左右方向へ所要間隔毎に配設されて図示しない連結部材により同期的に姿勢変位する複数の縦フィン24とから構成され、これら横フィン22および縦フィン24の角度を調節することで乗員室内へ吹出す空気の吹出し方向を上下・左右に調整し得る。
ダンパー機構30は、ケース部材10の内部において前述した風向制御機構20の後方側に配設され、該ケース部材10内に画成した空気流通空間15を非連通状態(全閉状態)および連通状態(全開状態)となるよう姿勢変位可能なダンパー部材31と、このダンパー部材31に連繋した状態でケース部材10の外側(下側)に配設され、該ダンパー部材31の姿勢変位させるための操作部材34とから構成されている。ダンパー部材31は、ダンパー本体32の上端縁中央および下端縁中央において同一軸線上に突設された回動支軸36,36を、ケース部材10の上壁部および下壁部に形成した支持孔16,16に嵌合させることで、該ケース部材10内で回動的に姿勢変位可能となっている。また操作部材34は、ケース部材10の下側に突設した支軸18に回動可能に配設され、ケース部材10の前面パネル部10Aから乗員室へ露出する指先操作部34Aと、ダンパー本体32の下側の回動支軸36に装着された連結部材38に係合するレバー部34Bとからなっている。
従って、指先操作部34Aを介して操作部材34を正面右方向へ回動させると、図8に2点鎖線表示したように、該操作部材34は図8において反時計方向へ回動するため、ダンパー部材31はケース部材10内の空気流通空間15を非連通状態とした第1位置へ姿勢変位し、空気吹出口14から空気が吹出すことを規制する。また、指先操作部34Aを介して操作部材34を正面左方向へ回動させると、図8に実線表示したように、該操作部材34は図8において時計方向へ回動するため、ダンパー部材31はケース部材10内の空気流通空間15を連通状態とした第2位置へ姿勢変位し、空気吹出口14から空気が吹出すことを許容する。なお、図7および図8に例示したダンパー機構はリンク機構となっているが、図示省略するがこの他にギア機構を利用したものもある。なお、このようなエアアウトレットのダンパー構造は、例えば特許文献1および特許文献2等に開示されている。
特開2003−341356号公報 特開2000−335234号公報
ところで、図7に例示したダンパー構造や特許文献1および特許文献2に開示されたダンパー構造は、何れもダンパー部材31のダンパー本体32に設けた回動支軸36,36を、ケース部材10に設けた対応の支持孔16,16へ夫々嵌合させることで、該ダンパー部材31は固定的(移動不能)に支持された回動支軸36,36を中心として回動する所謂「固定回動タイプ」である。このため図8に図示したように、ダンパー部材31が第2位置へ姿勢変位する際に、ダンパー本体32の外周部分に設けたシール部33が風向制御機構20の縦フィン24と干渉するのを防止するため、ダンパー部材31の外形サイズに合わせて支持孔16,16をケース部材10の後方側に設定する必要がある。これに伴い、ダンパー部材31が第1位置へ姿勢変位した際に、シール部33がケース部材10の内壁面に接触するシールポイントSPは、図8に図示したように、ケース部材10の空気吹出口14からかなり奥まった位置となるので、ケース部材10の全長L1が必然的に大きくなってしまい、エアアウトレットAV1の大型化および重量化を招来する問題を内在していた。
更に、エアアウトレットAV1の大型化に伴い、次に指摘するような弊害が併発していた。すなわち、インストルメントパネル等の車両内装部材IPでは、その内側にその他種々の車載機器や部品等が数多く配設されているため、図8に例示したように、該車両内装部材IPの内壁面とダクトDの後端面との間隔Hを大きく設定できない制約がある。このような場合では、エアアウトレットAV1が連結されるダクトDの空気流出口D1の近傍部分、すなわち該ダクトDの下流端部分D2が、略直角に折曲してダクト曲がりRが小さくなり、特に内側の曲がりRがかなり小さくなってしまう。このため、折曲した下流端部分D2の内側で空気の流通に乱れが発生し易く、流通抵抗の増加および流通速度の低下等が発生して流通効率が悪化する弊害が起こってしまう。
しかも前述したダンパー部材31は、図8から明らかなように、第2位置へ姿勢変位しても殆どケース部材10内に位置することとなるため、ダクトDの空気流出口D1に臨むよう折曲した下流端部分D2における流通空気の整流化を図る機能は殆どなかった。換言すると、従来のエアアウトレットでは、ダンパー部材31に整流機能を併有させる思想はなかった。
従って本発明では、外形サイズを小さくして小型化を図り、ダクトから流入する空気の流通効率の向上を図り得るようにしたエアアウトレットのダクト構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
ダクトに連結される空気導入口および空気吹出口を有した筒状のケース部材と、このケース部材内の空気流通空間に姿勢変位可能に配設されたダンパー部材と、前記ダンパー部材に連繋した状態で前記ケース部材の外側に配設される操作部材とを備え、前記操作部材の姿勢変位に連動した前記ダンパー部材の姿勢変位により前記空気流通空間を開閉するよう構成したエアアウトレットにおいて、
前記ケース部材は、前記空気流通空間の空気流通方向へ延在する第1ガイド部と、該空気流通方向と交差する方向へ延在する第2ガイド部とが設けられ、
前記ダンパー部材は、前記第1ガイド部に摺動可能に係合した第1支持部と、前記第1ガイド部から離間した位置で前記第2ガイド部に摺動可能に係合すると共に、前記ケース部材の外側へ延出する第2支持部とが設けられ、
前記操作部材は、前記ケース部材の外側に操作可能に配設された本体部と、前記本体部に形成されて前記第2支持部に係合し、該本体部の姿勢変位により前記第2ガイド部の延在方向へ往復移動して該第2支持部を該第2ガイド部に沿って移動させるレバー部とを備え、
前記ダンパー部材は、前記操作部材の姿勢変位により前記第2支持部が前記第2ガイド部に沿って前記空気流通方向と交差する方向へ移動すると共に、前記第1支持部が前記第1ガイド部に沿って前記空気流通方向へ移動することで、前記ケース部材内で姿勢変位して前記空気流通空間を開閉するよう構成したことを特徴とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、ケース部材の外側に配設した操作部材を姿勢変位させると、ケース部材内に配設したダンパー部材に設けた第2支持部が第2ガイド部に沿って空気流通方向と交差する方向へ移動すると共に、該ダンパー部材に設けた第1支持部が第1ガイド部に沿って該空気流通方向へ移動するよう構成されているから、前記ダンパー部材が、該ケース部材内を移動することで空気流通空間を開閉するよう姿勢変位する。またダンパー部材は、第1支持部が第1ガイド部に沿って移動すると共に第2支持部が第2ガイド部に沿って移動するため、ケース部材に安定的に支持された状態で姿勢変位する。
請求項2に記載の発明は、前記第1ガイド部は、前記空気流通空間における空気流通方向と交差する方向の中間に設けられる一方、前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部の前記空気吹出口側に位置し、前記空気流通空間における空気流通方向と交差する方向の中間から前記ケース部材の内壁面に向けて延在するよう設けられ、
前記ダンパー部材は、前記第2支持部が前記第2ガイド部における前記ケース部材の内壁面側に移動し、前記第1支持部が前記第1ガイド部における前記空気吹出口側に移動することで、第1位置へ姿勢変位して前記空気流通空間を全閉状態とする一方前記第2支持部が前記第2ガイド部における空気流通空間の中間側に移動し、前記第1支持部が前記第1ガイド部における空気導入口側に移動することで、前記空気流通空間における空気流通方向と交差する方向の中間である第2位置へ姿勢変位して該空気流通空間を全開状態とすることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、第1位置においては、ダンパー部材が空気吹出口側へ姿勢変位して空気流通空間を全閉状態とするので、ケース部材の全長を短くすることが可能となり、エアアウトレットの小型化および軽量化を図り得る。また、エアアウトレットに連結されるダクトの下流端部分のダクト曲がりRを大きく設定して、該下流端部分を緩やかな湾曲形状とすることが可能となるから、ダクトからエアアウトレット内へ流入する空気の流通をスムーズにすることができ、流通抵抗の増加や流通速度の低下等が回避されて流通効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記第2ガイド部は、前記空気流通空間における空気流通方向と交差する方向の中間側から前記ケース部材の内壁面側に向かうにつれて前記空気吹出口側に近づくように延在していることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、操作部材の姿勢変位により第1支持部および第2支持部が第1ガイド部および第2ガイド部に沿って移動するため、ダンパー部材がケース部材に安定的に支持された状態で姿勢変位する。
請求項4に記載の発明は、前記ダンパー部材は、前記第2位置において、前記空気導入口から前記ダクト内に向け所要量延出することを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、第2位置へ移動したダンパー部材がダクト内へ延出するようになるから、ダンパー部材に整流機能を併有することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、前記ダンパー部材を構成するダンパー本体、前記ダクト内へ延出した部分が、該ダクトの空気流通路に沿った形状に形成されていることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、ダクトからエアアウトレット内へ流入する空気の流通を更にスムーズにすることができ、より一層の流通効率の向上が期待できる。
請求項6に記載の発明は、前記操作部材のレバー部は、前記第2ガイド部を挟んで前記第2ガイド部の延在方向の両側から該第2ガイド部に当接するよう設けられていることを要旨とする。
従って、請求項6に係る発明によれば、操作部材は、本体部を回動させて姿勢変位させることで、第2支持部を第2ガイド部に沿って適切に往復移動させ得る。
本発明に係るエアアウトレットによれば、外形サイズを小さくして小型化を図り、ダクトから流入する空気の流通効率の向上を図り得る等の利点がある。
次に、本発明に係るエアアウトレットにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお後述する実施例では、図7および図8に既出の部材・部位と同一の部材・部位については、同一の参照符号を付して説明する。また後述する実施例では、説明の便宜上、車両内装部材IPから乗員室側へ臨む側(空気吹出口側)をエアアウトレットの「前側」、ダクトDに接続される側(空気導入口側)をエアアウトレットの「後側」とする。
図1は、本実施例に係るエアアウトレットを、ダクトに連結した状態で示した説明断面図、図2は、本実施例のエアアウトレットを、各構成部品を分解または省略した状態で示した概略斜視図である。本実施例のエアアウトレットAVは、基本的には図7および図8に例示した従来のエアアウトレットAV1と同様に、ダクトDに連結される空気導入口12および乗員室へ開口する空気吹出口14を有した角筒状のケース部材10と、空気吹出口14から吹出す空気の吹出し方向を調整する風向制御機構20と、空気吹出口14からの空気の吹出しを許容・規制または調整するダンパー機構60とから構成されている。そして、後述するダンパー部材62を含むダンパー機構60を変更したことを特徴としている。
ケース部材10は、その内部に空気流通空間15が画成されると共に、その前部に額縁状の前面パネル部10Aが形成され、この前面パネル部10Aの下部に、後述する操作部材64が臨む開口部40が形成されている。そして左壁部および右壁部には、風向制御機構20における各横フィン22を回動可能に支持する第1支持孔42が形成され、上壁部および下壁部には、各縦フィン24を回動可能に支持する第2支持孔44が形成されている。また、上壁部および下壁部の後部側には、後述するダンパー部材62に設けた第1支持部66,66および第2支持部68,68が摺動可能に嵌合するガイド溝46,46が形成されている。更に、下壁部の前部外側には、操作部材64を回動可能に支持させるための支軸18が突設されている。このようなケース部材10は、図1に例示したように、前面パネル部10Aを車両内装部材IPの取付開口部Bに整合させ、後端部をダクトDの空気流出口D1に連結させた状態に配設され、ダクトD内とケース部材10内(空気流通空間15)とが空間的に連通するようになる。
風向制御機構20は、基本的には図7に例示した従来のエアアウトレットと同一であって、上下方向へ所要間隔毎に配設されて図示しない連結部材により同期的に姿勢変位する複数の横フィン22と、左右方向へ所要間隔毎に配設されて図示しない連結部材により同期的に姿勢変位する複数の縦フィン24とから構成されている。そして、上下の中央に設置された横フィン22に、各横フィン22および各縦フィン24の角度調整を行なうためのスライドレバー52が配設されており、このスライドレバー52を把持して上下方向へ捻ることで各横フィン22の角度調整を行なうことができ、まだ該スライドレバー52を左右方向へスライドさせることで各縦フィン24の角度調整を行なうことができる。従って、これら縦フィン24および横フィン22の角度を調節することで、空気吹出口14を介して乗員室内へ吹出す空気の吹出し方向を上下・左右に調整し得る。
本実施例のダンパー機構60は、ケース部材10の内部において前述した風向制御機構20の後方側に配設され、該ケース部材10内の空気流通空間15を非連通状態(全閉状態)および連通状態(全開状態)となるよう姿勢変位可能なダンパー部材62と、このダンパー部材62に連繋した状態でケース部材10の外側(下側)に配設され、該ダンパー部材62を姿勢変位させるための操作部材64とから構成されている。そして、この操作部材64に対する指先操作により、ダンパー部材62を、空気流通空間15を非連通状態とした第1位置(図3,図4)および該空気流通空間15を連通状態とした第2位置(図5,図6)に姿勢変位させ得るようになっている。
本実施例のダンパー機構60では、ケース部材10の内部に収納されたダンパー部材62が、該ケース部材10内(空気流通空間15)をスライドしながら移動することで、該空気流通空間15を開閉するよう姿勢変位することを特徴としている。このようなスライド移動を実現するためダンパー部材62は、ダンパー本体63の上端縁および下端縁に、前述したガイド溝46,46へ摺動可能に嵌合する第1支持部66,66および第2支持部68,68が突設されている。ここで、ケース部材10の上壁部および下壁部に形成されたガイド溝46,46は、図1および図2に図示したように、ケース部材10の長手方向、すなわち空気流通空間15における空気流通方向と同一方向に延在する第1ガイド部48と、該ケース部材10の短手方向、すなわち該空気流通空間15における空気流通方向と交差する方向に延在する第2ガイド部50とからなり、全体的には「略く字状」に折曲した形態となっている。なお、下壁部に形成されたガイド溝46においては、第2ガイド部50だけが貫通孔となっており、前述した第2支持部68の挿通を許容し得る。
従ってダンパー部材62は、ガイド溝46,46の第1ガイド部48,48に沿って摺動することで空気流通方向へ移動可能に配設される第1支持部66,66と、該ガイド溝46,46の第2ガイド部50,50に沿って摺動することで空気流通方向と交差する方向へ移動可能に配設される第2支持部68,68とを有している。これによりダンパー部材62の姿勢変位は、後述するように、操作部材64の操作に基づいて第1支持部66,66および第2支持部68,68が、夫々ガイド溝46,46の第1ガイド部48,48および第2ガイド部50,50に沿って移動することで、曲線的にスライドしながら移動するようになる。
操作部材64は、ケース部材10の下側に突設した支軸18に回動可能に配設される円形状の本体部70と、この本体部70の端面に形成されて前面パネル部10Aの開口部40から乗員室へ露出する指先操作部72と、この本体部70の端面に形成されて、ガイド溝46の第2ガイド部50から延出した第2支持部68に係合するレバー部74,74とから構成されている。従って、指先で指先操作部72を利用して操作部材64を回動させることで、レバー部74,74は指先操作方向と反対方向へ移動するようになり、これにより第2支持部68を移動させるようになる。
例えば、図3および図4に例示したように、指先操作部72を正面右方向へ移動させた場合、操作部材64は図3において反時計方向へ回動してレバー部74,74が左方向へ移動するため、第2支持部68はガイド溝46における第2ガイド部50の左端まで移動するようになる。これによりダンパー部材62は、夫々の第2支持部68,68が対応の第2ガイド部50,50の左端へ移動すると共に、夫々の第1支持部66,66が対応の第1ガイド部48,48の前端へ移動するようになるから、図3に例示したように、ケース部材10を非連通状態とする第1位置へスライド移動しながら姿勢変位するようになる。
一方、図5および図6に例示したように、指先操作部72を正面左方向へ移動させた場合、操作部材64は図5において時計方向へ回動してレバー部74,74が右方向へ移動するため、第2支持部68はガイド溝46における第2ガイド部50の右端まで移動するようになる。これによりダンパー部材62は、夫々の第2支持部68,68が対応の第2ガイド部50,50の右端へ移動すると共に、夫々の第1支持部66,66が対応の第1ガイド部48,48の後端へ移動するようになるから、図5に例示したように、ケース部材10を連通状態とした第2位置へスライド移動しながら姿勢変位するようになる。
すなわち本実施例のダンパー機構60では、操作部材64の指先操作に基づき、第1支持部66,66および第2支持部68,68が、空気流通方向と同一方向(ケース部材10の長手方向)および空気流通方向と交差する方向(ケース部材10の短手方向)へ夫々移動することで、ダンパー部材62が姿勢変位する。換言するとダンパー部材62は、ヒンジポイントである回動支軸36が固定される従来のダンパー部材31とは異なり、ケース部材10の長手方向(前後方向)へ移動することで第1位置と第2位置との間で姿勢変位するようになる。
これにより、ダンパー部材62が第1位置へ姿勢変位する際には、図3に図示したように、該ダンパー部材62の後部側が前方へスライドしながら移動するようになるため、ダンパー本体63の外周部分に設けたシール部76がケース部材10の内壁面に接触するシールポイントSPは、図8に例示した従来のエアアウトレットAV1と比較すると、所要量Wだけ前方側へオフセットした位置となる。従って、ケース部材10の全長Lは、図3に2点鎖線で図示した従来のエアアウトレットAV1のケース部材10の全長L1と比較して、前述した所要量Wに相当する分だけ短くすることが可能となる。
また、ケース部材10の全長が小さくなり、エアアウトレットAVの外形サイズが小型コンパクト化したことに伴い、車両内装部材IPの内壁面とダクトDとの間隔Hが同一であっても、該エアアウトレットAVへ至るダクトDの下流端部分D2のダクト曲がりRを大きく設定することができ、該下流端部分D2を緩やかな湾曲形状を呈するようにすることが可能となる。すなわち、図8に例示した従来のエアアウトレットAV1は、図3に2点鎖線で例示したように、ケース部材10の全長がL1と大きいため、該エアアウトレットAV1へ至るダクトDが下流端部分D2が急激に折曲した形状に設定せざるを得なかったのに対し、本実施例のエアアウトレットAVを採用した場合には、ケース部材10の全長がLであるから、ダクトDの下流端部分D2を緩やかな湾曲形状とし、その内側の曲がりRも大きくすることが可能となるのである。
従って、ダクトDの下流端部分D2における内部での空気の流通がスムーズとなり、この部分における空気の流通に乱れが発生し難くなるから、流通抵抗の増加および流通速度の低下等による流通効率の悪化を好適に回避できるようになる。
更に、本実施例のエアアウトレットAVでは、ケース部材10の全長がLに短縮されていることにより、ダンパー部材62が第2位置へ姿勢変位した際には、図1および図5に図示したように、第1支持部66,66より後側となるダンパー本体63の後側部分63Aが、後方へ移動しながら空気導入口12からダクトD内へ所要量だけ延出するようになる。従って、ダンパー本体63の後側部分63Aを、ダクトDの下流端部分D2の湾曲形状に合わせて湾曲した形状、すなわちダクトD内(下流端部分D2)の空気流通路に沿った形状としてあり、これにより整流板として機能するよう考慮されている。すなわち本実施例のダンパー機構60では、第2位置へ姿勢変位したダンパー部材62に関し、ダクトDの空気流出口D1およびエアアウトレットAVの空気導入口12に位置するようになることを利用して、ダクトDからケース部材10内へ流入する空気の流通を更に整流化する整流機能を併有させてある。
従って、前述した本実施例に係るエアアウトレットによれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、ケース部材10内に配設したダンパー部材62が、スライドしながら移動することで空気流通空間15を開閉するよう姿勢変位するため、該ケース部材10の全長Lを短くすることが可能となり、エアアウトレットAVの外形サイズの小型化および軽量化を図り得る利点がある。そしてダンパー部材62は、第1支持部66,66および第2支持部68,68の2つの支持部が所定の方向へ移動するので、空気流通空間15内において空気流通方向へ移動しながら適切に姿勢変位するようになる。しかもダンパー部材62は、第1支持部66および第2支持部68が、ケース部材10に設けたガイド溝46の第1ガイド部48および第2ガイド部50に沿って移動するため、ケース部材10に安定的に支持された状態で姿勢変位する。
また、エアアウトレットAVの小型コンパクト化に伴い、該エアアウトレットAVに連結されるダクトDの下流端部分D2のダクト曲がりRを大きく設定することができるから、該下流端部分D2を緩やかな湾曲形状とすることが可能となる。従って、ダクトDからエアアウトレットAV内へ流入する空気の流通をスムーズにすることができるから、流通抵抗の増加や流通速度の低下等が回避されて流通効率の向上を図り得る。
更に、エアアウトレットAVの小型コンパクト化に伴い、第2位置へ移動したダンパー部材62がダクトD内へ延出するようになるから、該ダンパー部材62に整流機能を併有することが可能となる。しかも、ダクトD内へ延出するダンパー本体63の後側部分63Aを、ダクトD(下流端部分D2)の空気流通路に沿った形状とすれば、該ダクトDからエアアウトレットAV内へ流入する空気の流通を更にスムーズにできるから、より一層の流通効率の向上が期待できる。
なお、ダンパー部材62と操作部材64の連繋構造、操作部材64の形状等は、前述した実施例の形態に限定されるものではなく、様々な形態を応用して実施可能である。例えば、ケース部材10の左右側壁部の後部側にガイド溝46,46を形成すると共に、ダンパー本体63の左側縁および右側縁に第1支持部66,66および第2支持部68,68を突設し、これら第1支持部66,66および第2支持部68,68を対応のガイド溝46,46へ摺動可能に嵌合させた形態としても、ケース部材10の空気流通空間15内においてダンパー部材62を適切に姿勢変位させ得る。
本発明に係るエアアウトレットは、ダクトに連結される空気導入口および空気吹出口を有した筒状のケース部材と、このケース部材内の空気流通空間に姿勢変位可能に配設されたダンパー部材とを備え、前記ダンパー部材の姿勢変位により前記空気流通空間を開閉するよう構成したエアアウトレットであって、種々車両内装部材に設置されるエアアウトレットに好適に実施可能である。
本実施例に係るエアアウトレットを、ダクトに連結した状態で示した説明断面図。 本実施例のエアアウトレットを、各構成部品を分解または省略した状態で示した概略斜視図。 ケース部材の内部を非連通状態とした第1位置へダンパー部材を姿勢変位させた状態で示したエアアウトレットおよびダクトの横断平面図。 図3の状態を示したエアアウトレットおよびダクトの縦断側面図。 ケース部材の内部を連通状態とした第2位置へダンパー部材を姿勢変位させた状態で示したエアアウトレットおよびダクトの横断平面図。 図5の状態を示したエアアウトレットおよびダクトの縦断側面図。 従来のエアアウトレットを、各構成部品を分解または省略した状態で示した概略斜視図。 従来のエアアウトレットを、ダクトに連結した状態で示した説明断面図。
符号の説明
10 ケース部材,12 空気導入口,14 空気吹出口,15 空気流通空間,
48 第1ガイド部,50 第2ガイド部,62 ダンパー部材,63 ダンパー本体,
63A 後側部分(延出した部分),64 操作部材,66 第1支持部,68 第2支持部,
70 本体部,74 レバー部,D ダクト

Claims (6)

  1. ダクト(D)に連結される空気導入口(12)および空気吹出口(14)を有した筒状のケース部材(10)と、このケース部材(10)内の空気流通空間(15)に姿勢変位可能に配設されたダンパー部材(62)と、前記ダンパー部材(62)に連繋した状態で前記ケース部材(10)の外側に配設される操作部材(64)とを備え、前記操作部材(64)の姿勢変位に連動した前記ダンパー部材(62)の姿勢変位により前記空気流通空間(15)を開閉するよう構成したエアアウトレットにおいて、
    前記ケース部材(10)は、前記空気流通空間(15)の空気流通方向へ延在する第1ガイド部(48)と、該空気流通方向と交差する方向へ延在する第2ガイド部(50)とが設けられ、
    前記ダンパー部材(62)は、前記第1ガイド部(48)に摺動可能に係合した第1支持部(66)と、前記第1ガイド部(48)から離間した位置で前記第2ガイド部(50)に摺動可能に係合すると共に、前記ケース部材(10)の外側へ延出する第2支持部(68)とが設けられ、
    前記操作部材(64)は、前記ケース部材(10)の外側に操作可能に配設された本体部(70)と、前記本体部(70)に形成されて前記第2支持部(68)に係合し、該本体部(70)の姿勢変位により前記第2ガイド部(50)の延在方向へ往復移動して該第2支持部(68)を該第2ガイド部(50)に沿って移動させるレバー部(74)とを備え、
    前記ダンパー部材(62)は、前記操作部材(64)の姿勢変位により前記第2支持部(68)が前記第2ガイド部(50)に沿って前記空気流通方向と交差する方向へ移動すると共に、前記第1支持部(66)が前記第1ガイド部(48)に沿って前記空気流通方向へ移動することで、前記ケース部材(10)内で姿勢変位して前記空気流通空間(15)を開閉するよう構成した
    ことを特徴とするエアアウトレット。
  2. 前記第1ガイド部(48)は、前記空気流通空間(15)における空気流通方向と交差する方向の中間に設けられる一方、前記第2ガイド部(50)は、前記第1ガイド部(48)の前記空気吹出口(14)側に位置し、前記空気流通空間(15)における空気流通方向と交差する方向の中間から前記ケース部材(10)の内壁面に向けて延在するよう設けられ、
    前記ダンパー部材(62)は、前記第2支持部(68)が前記第2ガイド部(50)における前記ケース部材(10)の内壁面側に移動し、前記第1支持部(66)が前記第1ガイド部(50)における前記空気吹出口(14)側に移動することで、第1位置へ姿勢変位して前記空気流通空間(15)を全閉状態とする一方前記第2支持部(68)が前記第2ガイド部(50)における空気流通空間(15)の中間側に移動し、前記第1支持部(66)が前記第1ガイド部(50)における空気導入口(12)側に移動することで、前記空気流通空間(15)における空気流通方向と交差する方向の中間である第2位置へ姿勢変位して該空気流通空間(15)を全開状態とする請求項1記載のエアアウトレット。
  3. 前記第2ガイド部(50)は、前記空気流通空間(15)における空気流通方向と交差する方向の中間側から前記ケース部材(10)の内壁面側に向かうにつれて前記空気吹出口(14)側に近づくように延在している請求項2記載のエアアウトレット。
  4. 前記ダンパー部材(62)は、前記第2位置において、前記空気導入口(12)から前記ダクト(D)内に向け所要量延出する請求項2または3記載のエアアウトレット。
  5. 前記ダンパー部材(62)を構成するダンパー本体(63)、前記ダクト(D)内へ延出した部分(63A)が、該ダクト(D)の空気流通路に沿った形状に形成されている請求項4記載のエアアウトレット。
  6. 前記操作部材(64)のレバー部(74)は、前記第2ガイド部(50)を挟んで前記第2ガイド部(50)の延在方向の両側から該第2ガイド部(50)に当接するよう設けられている請求項1〜の何れか一項に記載のエアアウトレット。
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