JP4814300B2 - 接続制御方法および通信システム - Google Patents

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本発明は、接続制御方法および通信システムに関し、特には、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)においてユーザが接続を希望しない接続拒否端末との接続を拒否するサービスを提供可能な接続制御方法および通信システムに関する。
交換機を用いた迷惑電話拒否サービスが知られている(特許文献1および2参照)。
以下、交換機を用いた迷惑電話拒否サービス例を説明する。
着信側ユーザは、着信者の電話機で迷惑電話を受けた後に、電話を切断して迷惑電話拒否サービスを実行するための登録操作を行う。この登録操作によって、迷惑電話をかけてきた電話機の電話番号(以下「発信者電話番号」と称する)が、交換機内のリストに記憶される。その後、交換機は、リストに記憶された発信者電話番号から着信者の電話機への着信に対しては、着信拒否のメッセージで応答し、迷惑電話を拒否する。
具体的には、発信者の電話機と、発信側加入者交換機と、共通線信号網と、着信側加入者交換機と、着信者の電話機と、を含むシステムは、以下のように動作する。
発信者が、発信者の電話機を操作して、相手先の電話番号、つまり、着信者の電話機の電話番号(以下「着信者電話番号」と称する)をダイヤルすると、着信者電話番号と発信者電話番号が、発信側加入者交換機から、共通線信号網を経由し、着信側加入者交換機に送信される。着信側加入者交換機は、発信者電話番号を、最終IDメモリ部に記憶し、発信者の電話機を、着信者の電話機に接続する。
着信者は、発呼に応答することによって、発信者からの電話が迷惑電話であると判断した場合、いったん電話を切断した後、着信者の意思により、迷惑電話拒否サービスに対応する電話番号(例えば、特番「144」)をダイヤルし、ガイダンスを確認後、登録に対応する番号(例えば、「2」)をダイヤルして、発信者電話番号からの電話を拒否するように迷惑電話拒否サービスを実行するための登録を行う。
着信側加入者交換機は、迷惑電話拒否サービスを実行するための登録を受け付けると、最終IDメモリ部に記憶されている発信者電話番号を、お断りリストに登録する。
発信者が、その後、迷惑電話をかけた電話機を操作して、着信者電話番号を発信した場合は、発信者電話番号が、共通線信号網を経由し、着信側加入者交換機に送信される。
着信側加入者交換機は、発信者電話番号がお断りリストに登録されているかを照合する。発信者電話番号が、お断りリストに登録されていると、着信側加入者交換機は、発信者の電話機を、着信側加入者交換機内の音声蓄積装置に接続する。音声蓄積装置は、発信者の電話機に「この電話はお受けできません。ご了承ください」と自動的に着信拒否のガイダンスを応答する。発信者は、発信者の電話機から着信拒否のガイダンスを聞いて通話を終了する。
また、IP(Internet Protocol)技術を利用した通信網として、NGN(Next Generation Network)が注目されている。NGNでは、セッションがセッション管理用プロトコルを用いて管理され、データ通信がデータ通信用プロトコルを用いて管理される。
NGNを利用可能な音声通信技術として、VoIP(Voice over Internet Protocol)が知られている。VoIPを利用した音声通信でも、セッション制御とデータ通信制御の両方が行われる。
特開2003−264857号公報 特開平9−307630号公報
特許文献1および2に記載のように、迷惑電話拒否サービスを実行する交換機は、セッション制御を行わない。
このため、交換機を用いた迷惑電話拒否サービスを、VoIPのようなセッション制御を含む通信技術に適用しても、セッション制御が前提となる通信技術では、迷惑電話拒否サービスを実現することが困難であった。つまり、セッション制御が前提となる通信技術において、ユーザが接続を希望しない接続拒否端末との接続を拒否するサービスを実現することが困難であった。
本発明の目的は、セッション制御を有する通信において、接続拒否端末との接続を拒否するサービスを実現することが可能な接続制御方法および通信システムを提供することである。
本発明の接続制御方法は、第1端末と第2端末とのセッションを制御して前記第1端末と前記第2端末との接続を制御する通信システムが行う接続制御方法であって、記憶手段に、前記第2端末が接続を拒否する端末の識別情報を記憶する記憶ステップと、前記第1端末から前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立する動作を中止するセッション制御ステップと、を含む。
本発明の通信システムは、第1端末と第2端末とのセッションを制御して前記第1端末と前記第2端末との接続を制御する通信システムであって、前記第2端末が接続を拒否する端末の識別情報を記憶する記憶手段と、前記第1端末から前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立する動作を中止するセッション制御手段と、を含む。
本発明によれば、セッション制御を有する通信において、接続拒否端末との接続を拒否するサービスを実現することが可能になる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の通信システムを示すブロック図である。
図1において、通信システムは、NGN1内に存在する。NGN1は、第1ネットワークの一例である。通信システムは、SSC(Subscriber Session Control server:加入者セッション制御サーバ)2と、MS−C(Media Server - Custom control:カスタマー制御メディアサーバ)3と、MS−G(Media Server - Guidance:ガイダンスメディアサーバ)4と、NAT(Network Address Transfer)5と、PSTN−GW(Public Switched Telephone Network - Gate Way)6と、を含む。SSC2は、お断りリスト登録部11と、セッション制御機能部12と、着信拒否機能部13と、効果確認機能部14と、を含む。セッション制御機能部12と着信拒否機能部13とは、セッション制御部15に含まれる。
PSTN−GW6は、ゲートウェイ装置の一例である。PSTN−GW6は、第2ネットワークであるPSTN7を介して、電話機8と接続される。なお、第2ネットワークは、PSTNに限らず、NGN1と異なるネットワークであればよい。NAT5は、TA(Terminal Adapter)10を介して、電話機9と接続される。電話機8は、第1端末(以下「発信側端末」と称する)の一例として用いられる。電話機9は、第2端末(以下「受信側端末」と称する)の一例として用いられる。
なお、図1では、発信側端末として1台の電話機8、受信側端末として1台の電話機9が示されているが、発信側端末および受信側端末は、複数の電話機のいずれかでもよい。
ここで、通信システムの概要を説明する。
発信者が使用する電話機8は、PSTN7とNGN1とを経由し、接続を希望しない接続拒否端末との接続を拒否するサービスの一例である迷惑電話拒否サービスの契約者(以下、単に「契約者」と称する)が使用する電話機9と接続する。なお、契約者が接続を希望しない接続拒否端末との接続を拒否するサービスは、迷惑電話拒否サービスに限らず、例えば迷惑接続拒否サービスでもよい。
契約者が、電話機8から迷惑電話を受けた直後、電話機9を操作して、迷惑電話拒否サービスを実行するための電話番号(例えば、特番「144」)をダイヤルし、その後、迷惑電話拒否設定ガイダンスに従い、登録に対応する番号(例えば、「2」)をダイヤルすると、SSC2は、電話機8の電話番号を、お断りリスト登録部11に登録する。
その後、SSC2は、お断りリスト登録部11に登録されている電話機8の電話番号から電話機9への着信に対し、着信拒否し、お断りガイダンスを、発信者の電話機8に送出する。
以下の説明では、迷惑電話拒否サービスを実行するための電話番号として「144」を用い、登録に対応する番号として「2」を用いる。
なお、迷惑電話拒否サービスを実行するための電話番号は、「144」に限らず適宜変更可能である。また、登録に対応する番号も、「2」に限らず適宜変更可能である。
次に、通信システムの各構成要素について説明する。
NGN1は、サービス制御層と、パケット転送層と、を有するネットワークである。NGN1では、セッションとデータ通信とが、別々のプロトコルを用いて制御される。
SSC2は、制御装置の一例である。SSC2は、電話機8と電話機9とのセッションを制御して、電話機8と電話機9との接続および通信を制御する。
お断りリスト登録部11は、記憶手段の一例である。
お断りリスト登録部11は、電話機9が着信および接続を拒否する電話機の電話番号を記憶する。なお、電話機9が着信および接続を拒否する電話機の電話番号は、着信側端末が接続を拒否する端末の識別情報の一例である。また、端末の識別情報は、電話番号に限らず適宜変更可能である。
お断りリスト登録部11は、予め定められた電話機のグループごとに、そのグループ内の電話機が接続を拒否する電話機の電話番号を記憶する。なお、グループに属する電話機の数は、1台でもよいし、複数台でもよい。
本実施形態では、グループは、迷惑電話拒否サービスの契約時に、契約者にて設定される。
例えば、契約者が、1つの電話番号について、接続を拒否する電話機を設定したい場合には、グループには、1台の電話機のみが含まれる。この場合、お断りリスト登録部11は、1つの電話番号(契約者が使用する電話機の電話番号)と、接続を拒否する電話機の電話番号(発信者の電話機の電話番号)とを、互いに対応づけて記憶した、個別リストを記憶する。
一方、例えば、契約者が、同一の契約によって指定された複数の電話機の全てに対して、接続を拒否する電話機を設定したい場合には、グループには、その複数の電話機が含まれる。この場合、お断りリスト登録部11は、複数の電話番号(契約者が使用する複数の電話機のそれぞれの電話番号)と、音声通信を拒否する電話機の電話番号とを、互いに対応づけて記憶した、共有リストを記憶する。
セッション制御部15は、制御手段の一例である。
セッション制御部15は、電話機8から電話機9への接続要求を受信した状況で、その接続要求に記載されている電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されている場合には、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止する。
なお、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作は、電話機8から電話機9への接続要求を受信することから始まる。つまり、セッション制御部15は、電話機8から電話機9への接続要求を受信することは許容するが、その接続要求に記載されている電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されている場合、それ以降のセッション確立動作を中止する。
本実施形態では、セッション制御部15は、電話機8から電話機9(所定端末)への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、電話機9が属するグループに対応づけられてお断りリスト登録部11に記憶されている場合には、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止する。
また、セッション制御部15は、電話機8から電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されていない場合には、電話機8と電話機9とのセッションを確立して、電話機8と電話機9との間の通信、具体的には、音声通信を許容する。
本実施形態では、セッション制御部15は、電話機8から電話機9(所定端末)への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、電話機9が属するグループに対応づけられてお断りリスト登録部11に記憶されていない場合には、電話機8と電話機9とのセッションを確立して、電話機8と電話機9との間の通信、具体的には、音声通信を許容する。
セッション制御部15は、電話機8と電話機9との間の通信が終了した後、電話機9から登録要求を受信すると、接続要求に記載の電話機8の電話番号を、電話機9が接続を拒否する電話機の電話番号として、お断りリスト登録部11に記憶する。なお、本実施形態では、登録要求として、ダイヤル「144」とそれに続くダイヤル「2」が用いられる。
また、セッション制御部15は、グループごとに、セッションの確立を中止した中止回数をカウントし、そのカウント値をグループごとに保持する。
セッション制御機能部12は、電話機8と電話機9との間のセッションを制御し、また、各機能部との接続を制御する機能を有する。
また、セッション制御機能部12は、電話機9から迷惑電話拒否サービスを実行するための電話番号(「144」)を受信し、お断りリスト登録部11に、着信拒否する電話番号を登録する機能を有する。
また、セッション制御機能部12は、お断りリスト登録部11に登録されている電話番号を一括解除する機能と、お断りリスト登録部11に登録されている電話番号を、登録時期が新しい順に1つずつ解除する機能と、を有している。
着信拒否機能部13は、発信元の電話番号を、お断りリスト登録部11に登録されている電話番号と照合する。発信元の電話番号がお断りリスト登録部11に登録されているとき、着信拒否機能部13は、グループごとに、迷惑電話拒否回数をカウントし、MS−G4に、お断りガイダンスを要求する機能を有する。
効果確認機能部14は、通知手段の一例である。効果確認機能部14は、着信拒否機能部13にてグループごとにカウントされた迷惑電話拒否回数を確認し、MS−C3を用いて、電話機9に、電話機9が属するグループの拒否回数を通知する機能を有している。
NAT5は、TA10側のIPアドレスをNGN1側のIPアドレスに変換する。
MS−C3は、カスタマーに対応する登録時ガイダンス、および、解除時ガイダンス、および、効果確認ガイダンスを送出するサーバである。
MS−G4は、SSC2と接続している電話機のうち、お断りリスト登録部11に電話番号が登録されている電話機に、お断りガイダンスを送出するサーバである。
発信者の電話機8は、迷惑電話などを発呼する加入者電話機である。契約者の電話機9は、迷惑電話拒否サービスを契約している契約者が使用する着信側のIP電話機である。
次に、動作を説明する。
発信者が、電話機8を操作して、契約者の電話機9の電話番号をダイヤルすると、電話機8は、PSTN7を経由して、PSTN−GW6に、電話機8から電話機9への接続要求を送信する。なお、このとき、お断りリスト登録部11には、電話機8の電話番号が電話機9に対応づけて登録されていないとする。
PSTN−GW6は、電話機8から電話機9への接続要求を受信すると、SSC2と接続するために、電話機8からの接続要求を変換し、変換後の接続要求を、SSC2に送信する。なお、電話機8から電話機9への接続要求のヘッダには、接続要求の発信元の識別情報、つまり、電話機8の電話番号が記載されている。
SSC2が、電話機8からの接続要求を着信すると、セッション制御機能部12は、その接続要求に記載されている電話機8の電話番号を一時記憶する。
このとき、お断りリスト登録部11には、電話機8の電話番号が電話機9に対応づけて登録されていないので、着信拒否機能部13は、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止(禁止)しない。よって、セッション制御機能部12は、NAT5とTA10とを経由し、契約者の電話機9に接続要求を送信する。
電話機9が電話機8からの接続要求に応答することで、セッション制御機能部12は、電話機9と電話機8とのセッションを確立し、電話機8と電話機9との間の音声データなどのデータの通信を許容する。
契約者は、電話機9を用いて発信者と通話することによって、発信者からの電話が迷惑電話であると判断すると、迷惑電話を受けた直後に、電話機9を操作して、電話機8について迷惑電話拒否サービスを実行する旨の登録を行うことで、電話機8からの着信を拒否することができる。
本実施形態では、契約者が、通話終了後、電話機9の受話器をあげて「144」をダイヤルすると、電話機9は、SSC2から、迷惑電話拒否設定ガイダンスを受信する。契約者は、迷惑電話拒否設定ガイダンスに従って、登録に対応する「2」をダイヤルする。
SSC2では、セッション制御機能部12は、電話機9から「2」を受信すると、着信時に一時記憶している電話機8の電話番号を、お断りリスト登録部11に登録する。
続いて、セッション制御機能部12は、MS−C3に登録完了を通知することによって、MS−C3に登録完了ガイダンスを要求する。MS−C3は、登録完了ガイダンスの要求を受信すると、登録完了ガイダンスを電話機9に送出する。以上の動作によって、電話機8の登録が完了する。
その後、SSC2が、電話機8から電話機9への接続要求を着信した場合、着信拒否機能部13は、お断りリスト登録部11に、着信電話番号、すなわち、電話機8の電話番号が登録されているか否かを照合する。
お断りリスト登録部11に、電話機8の電話番号が登録されている場合、着信拒否機能部13は、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止し、電話機9が属するグループについて、迷惑電話拒否回数をカウントして記憶し、MS−G4に、お断りガイダンスを要求する。
MS−G4は、お断りガイダンスの要求を受け付けると、発信者の電話機8に対し、セッション制御機能部12を経由し、お断りガイダンスを送出する。
発信者の電話機8は、お断りガイダンスを出力し、通話が終了する。
また、電話機9は、お断りリスト登録部11に登録されている全ての登録電話番号の一括解除と、最新登録電話番号の削除をすることができる。
契約者は、電話機9を操作して「144」をダイヤルすることで、迷惑電話拒否設定ガイダンスを確認する。
新しい登録電話番号から順番に一つずつ解除する場合は、契約者は、電話機9を操作して、最新登録番号解除に対応する「3」をダイヤルする。
また、お断りリスト登録部11に登録されている全ての電話番号を一括解除する場合は、契約者は、電話機9を操作して一括解除に対応する「9」をダイヤルする。例えば、一括解除に対応する「9」がダイヤルされると、「登録電話番号の一括削除が完了しました。」というガイダンスが、MS−C3からSSC2を経由して電話機9に提供され、解除完了となる。
また、電話機9は、お断りリスト登録部11に登録されている電話番号に対し、2ヶ月分の着信拒否回数を確認することができる。
SSC2内の効果確認機能部14は、電話機9から効果確認の要求を受信すると、着信拒否機能部13から、電話機9が属するグループについて、先月と今月との2ヶ月分の迷惑電話拒否回数を取得する。
効果確認機能部14は、先月と今月との2ヶ月分の迷惑電話拒否回数を、MS−C3に送出する。
MS−C3は、先月と今月との2ヶ月分の迷惑電話拒否回数を受け付けると、先月と今月との迷惑電話拒否回数を表すガイダンスを、電話機9に送出する。このため、電話機9は、迷惑電話拒否回数を確認することができる。
次に、通信システムの動作を詳細に説明する。
(1.お断りリスト登録部11への電話番号の登録動作)
図2は、お断りリスト登録部11への電話番号の登録動作時に機能する主な構成要素を示したブロック図である。図2において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図2を参照して、お断りリスト登録部11への電話番号の登録動作を説明する。
契約者が、電話機9で電話機8から迷惑電話を受けた直後、電話機9を操作して、特番「144」をダイヤルすると、通信システムから、「迷惑電話お断りサービスの設定を行えます。迷惑電話リストへの登録は「2」、最新登録番号の削除は「3」、登録番号一括削除は「9」、効果の確認をするときは「4」を押してください。」という迷惑電話拒否設定ガイダンスが、電話機9に送出される。
契約者は、そのガイダンスに従って、電話機9を操作して、登録の「2」をダイヤルすると、お断りリスト登録部11への電話番号の登録を完了する。
次に、お断りリスト登録部11への電話番号の登録動作を詳細に説明する。
SSC2では、セッション制御機能部12が、電話機9から、特番「144」のダイヤルに対応する登録の接続要求を着信すると、MS−C3に登録の接続要求を送信する。
MS−C3は、登録の接続要求を着信すると、その応答を、セッション制御機能部12を経由して、電話機9に送信し、その後、迷惑電話拒否設定ガイダンスを、電話機9に送出する。
その後、MS−C3は、電話機9から、登録の「2」をダイヤルに対応する登録要求を着信すると、その登録要求を、セッション制御機能部12に送信する。
セッション制御機能部12は、その登録要求を着信すると、事前に一時記憶していた接続要求のヘッダ部に付与されている電話機8の電話番号を、お断りリスト登録部11に登録し、登録完了をMS−C3に通知する。
MS−C3は、登録完了を着信すると、電話機9に対し、「迷惑電話リストの登録を完了しました」というガイダンスを送出する。
契約者は、電話機9からの登録完了ガイダンスを確認し、通話を終了する。
迷惑電話拒否サービスを契約した電話機だけが、着信拒否したい電話番号を、お断りリスト登録部11に登録可能である。
契約者がお断りリスト登録部11に登録できる着信拒否の電話番号の数は、例えば、最大30件である。
例えば、登録件数が最大登録件数の30件になっている状況で、契約者が通話終了後、お断りリスト登録部11に新たな電話番号の登録を行おうとした際、SSC2は、電話機9を介して、契約者に、「最も古いものを削除し、ただいまの電話番号を登録します」というガイダンスを提供し、契約者が承知した場合に、最も古い拒否登録の電話番号を削除する。
なお、最大登録件数は、30に限らず適宜変更可能である。
また、着信が転送呼の場合には、着信拒否の電話番号を登録可能な電話番号は、転送先の電話番号でなく、発信者の電話番号とする。
図3は、同一グループに存在する複数の電話機に対する共有のお断りリストに複数の着信呼情報を登録する場合の登録可否条件の例を示す図である。
SSC2のセッション制御機能部12は、例えば、電話機Aと電話機Bと電話機Cとが同一グループに存在する複数の電話機に対してそれぞれ着信し、お互いが通話中の場合、1呼目の電話機Aが通話を終了し、電話機Aを登録可能な着信呼有効期限の60秒間内に2呼目の電話機Bが通話中のときは、電話機Aの登録を行える。
しかし、電話機Aが他の電話機よりも先に通話終了して電話機Aを登録可能な状況で、電話機Bが通話を、電話機Aを登録可能な着信呼有効期限の60秒のうちで終了した場合は、複数の電話番号の着信呼有効期限が重複しているため、どちらの電話番号を登録するか指定できないことから、電話機A、Bいずれも登録不可となる。電話機Aの着信呼有効期限が短くなり、電話機Aを登録できないことがあり、また、電話機Aと電話機Bの両方とも登録することができない期間がありえる。
電話機Aの着信呼有効期限60秒間が過ぎると、電話機Bの登録は可能となる。
本実施形態では、登録可能な時間の着信呼有効期限は、60秒以内に限られている。なお、着信呼有効期限は、60秒に限らず適宜変更可能である。
3呼目の電話機Cは、通話終了が最後となり、電話機Aと電話機Bとのそれぞれが着信呼有効期限60秒を過ぎてから登録対象となるので、登録が可能である。
なお、電話機Aと電話機Bとが登録不可の場合は、「迷惑電話登録に失敗しました」というガイダンスが送出される。
契約者は、契約申込の際に、電話番号単位の契約か、あるいは、契約回線単位の契約かのいずれかを選択することができる。
SSC2のお断りリストの提供形態は、個別リストと共有リストとの2形態があり、電話番号あるいは契約回線毎にサービスオーダーにより指定される。
SSC2内のお断りリスト登録部11には、各契約者が登録した個別リストと共有リストとが管理されている。
図4は、個別リストの一例を示した説明図である。
個別リストは、着信拒否対象の電話番号を、契約電話番号(契約者の電話の電話番号)ごとに管理している。
例えば、図4に示された個別リストは、A契約電話番号、B契約電話番号、C契約電話番号と、契約電話番号単位で管理されている。セッション制御機能部12が、A契約電話番号に対応づけられている044−533−・・・・から着信したとき、A契約電話番号への着信が拒否される。
A契約者電話番号について、30件まで着信拒否対象の電話番号を登録することができる。
共有リストは、契約回線単位での契約であり、同一契約配下の電話機に対して、着信拒否対象の全電話番号が共有されて管理されている。
例えば、A契約者が回線契約(例えば、A電話機とB電話機とC電話機についてまとめて契約)した場合、着信拒否登録している発信元電話番号からA電話機に着信があったときには、A電話機とB電話機とC電話機とが全て、着信拒否することができる。
図5は、契約者が、着信拒否する電話番号を登録するシーケンスを説明するためのシーケンス図である。
電話機8が、PSTN−GW6経由で、SSC2に接続要求を送信すると(ステップS1)、SSC2は、電話機8の電話番号を一時記憶し、NAT5およびTA10経由で、電話機9に接続要求を送信する(ステップS2)。
電話機9は、電話機8からの接続要求を受信すると、TA10、NAT5、SSC2およびPSTN−GW6経由で、電話機8に応答を送信し、電話機8と電話機9とのセッションが確立され、電話機8と電話機9との間で音声データが通信され、その後、通話が終了する(ステップS3)。
契約者は、電話機8からの電話が迷惑電話であると判断すると、迷惑電話を受けた直後に、電話機9を操作して、電話機8の電話番号をお断りリスト登録部11に登録する(ステップS4)。
本実施形態では、契約者は、電話機9を操作して「144」をダイヤルすると(ステップS5)、SSC2は、「144」の接続要求を受信する。SSC2は、「144」の接続要求を受信すると、MS−C3に登録の接続要求を送信する。SSC2は、その後、MS−C3から登録の接続要求の応答を受信すると、電話機9にその応答を送信する(ステップS6)。
その後、MS−C3が、迷惑電話拒否設定ガイダンスを、電話機9に送出する(ステップS7)。
続いて、契約者は、迷惑電話拒否設定ガイダンスに従って電話機9を操作して、登録番号「2」をダイヤルすると、電話機9は、MS−C3経由で、SSC2に登録要求を送信する(ステップS8)。
SSC2は、登録要求を受信すると、一時記憶している電話機8の電話番号を、お断りリスト登録部11に登録し、MS−C3に、迷惑電話拒否の登録完了を送出する(ステップS9)。
MS−C3は、迷惑電話拒否の登録完了を受信すると、登録完了ガイダンスを、電話機9に送出する(ステップS10)。
電話機9は、登録完了ガイダンスを出力し、その後、通話が終了し、通話終了が、SSC2およびMS−C3に送出される(ステップS11)。
(2.電話機8からの着信の拒否動作)
図6は、電話機8からの着信を拒否するときに機能する主な構成要素を示したブロック図である。図6において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図6を参照して、電話機8からの着信を拒否する動作を説明する。
SSC2内のセッション制御機能部12は、電話機8から接続要求を受信すると、着信拒否機能部13に接続の確認を依頼する。
着信拒否機能部13は、接続の確認を依頼されると、お断りリスト登録部11に、電話機8の電話番号が登録されているかを確認する。
お断りリスト登録部11に、電話機8の電話番号が登録されている場合、着信拒否機能部13は、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止し、電話機9が属するグループについて、迷惑電話拒否回数をカウントし、また、セッション制御機能部12経由で、MS−G4に、お断りガイダンスを要求する。
MS−G4は、お断りガイダンスの要求を受信すると、「この電話はお受けできません。ご承知ください。」というお断りガイダンスを、セッション制御機能部12経由で、電話機8に送出する。お断りガイダンスは、例えば、2回繰り返した後で切れる。
発信者は、電話機8からのお断りガイダンスを確認し、受話器をおいて通話終了となる。
図7は、SSC2が、お断りリスト登録部11に登録されている電話番号を有する電話機から着信したときに、その電話機からの着信を拒否するシーケンスを説明するためのシーケンス図である。
発信者が、電話機8から、PSTN−GW6経由で、SSC2に、電話機9への接続要求を送信すると(ステップS21)、SSC2は、接続要求に記載されている電話機8の電話番号を一時記憶し、お断りリスト登録部11に、電話機8の電話番号が登録されているか否かを照合する。
お断りリスト登録部11に、電話機8の電話番号が登録されている場合には、着信拒否機能部13は、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止し、セッション制御機能部12経由で、MS−G4に、お断りガイダンスの接続要求を送信する(ステップS22)。
MS−G4は、お断りガイダンスの接続要求を着信すると、SSC2およびPSTN−GW6経由で、電話機8に応答し、お断りガイダンスを、SSC2およびPSTN−GW6経由で、電話機8に送出する(ステップS23)。
SSC2は、電話機9が属するグループについて迷惑電話拒否回数をカウントする(ステップS24)。
発信者は、電話機8からのお断りガイダンスを確認し、受話器をおくことで、通話終了が、SSC2とMS−G4に送出される(ステップS25)。
(3.迷惑電話拒否回数の効果確認動作)
迷惑電話拒否回数の効果確認は、契約者に対する着信呼がSSC2で拒否された回数を月毎にカウントし、カスコン(ダイヤル「144」+「4」)からの効果確認に対し応答するものである。
本実施形態において、迷惑拒否の効果確認における迷惑電話拒否回数の管理、および、応答の方針は、以下の通りである。
(1)迷惑電話拒否回数は、お断りリストの提供単位で、今月分と先月分の月毎(2ヶ月分)に管理する。
(2)今月分は、今月1日の0時から効果測定実施時間までの着信拒否回数とし、前月分は、前月1日の0時から末日の24時までの着信拒否回数とする。
(3)先月分の迷惑電話拒否回数が未設定、または、リセットされている場合には、今月分のみ応答する。
(4)応答対象の迷惑電話拒否回数は、発信者の電話機の電話番号にて接続されるお断りリストの迷惑電話拒否回数とする。
(5)迷惑電話拒否サービスの契約変更、および、リスト形態の変更の場合は、迷惑電話拒否回数をリセットする。
(6)効果確認の機能開始当初は、先月分の迷惑電話拒否回数は未設定とする。
(7)カスコン向けの効果確認の場合のみ、着信拒否回数が100回以上の場合は、「100回以上」とガイダンスする。
(8)カスコン向けの迷惑電話拒否回数の更新頻度は、リアルタイムとする。
(9)迷惑電話拒否回数のガイダンスでは、今月分と先月分との2ヶ月分の迷惑電話拒否回数をガイダンスする。
図8は、迷惑電話拒否回数の効果確認時に機能する主な構成要素を示したブロック図である。図8において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図8を参照して、迷惑電話拒否回数の効果確認動作を説明する。
契約者は、電話機9を操作して、登録電話番号(例えば、電話機9の電話番号)の迷惑電話拒否回数の効果確認に対応する「4」をダイヤルし、SSC2内のセッション制御機能部12に効果確認用の接続要求を送信する。
セッション制御機能部12は、効果確認用の接続要求を受信すると、MS−C3に、効果確認用の接続要求を送信する。
MS−C3は、効果確認用の接続要求を受信すると、セッション制御機能部12経由で、効果確認機能部14に、迷惑電話拒否回数の取得要求を送信する。
効果確認機能部14は、迷惑電話拒否回数の取得要求を受信すると、着信拒否機能部13から、電話機9が属するグループについて、2ヶ月分の迷惑電話拒否回数を取得する。
効果確認機能部14は、2ヶ月分の迷惑電話拒否回数を、セッション制御機能部12経由で、MS−C3に送出する。
MS−C3は、迷惑電話拒否回数を受信すると、「今月メッセージ応答した回数は○○回です。前月メッセージ応答した回数は○○回です。」というガイダンスを、セッション制御機能部12経由で、電話機9に送出する。
契約者は、電話機9からのガイダンスを聞くことによって、迷惑電話拒否登録している電話番号(例えば、電話機9の電話番号)についての迷惑電話拒否回数を確認することができる。
図9は、迷惑電話拒否回数の効果を確認するシーケンスを説明するためのシーケンス図である。
契約者が、迷惑電話拒否の登録をしている電話番号(例えば、電話機9の電話番号)についての迷惑電話拒否回数の効果確認をする場合は、電話機9の受話器をあげて「144」をダイヤルし、SSC2に、登録の接続要求を送信する(ステップS31)。
SSC2は、登録の接続要求を受信すると、MS−C3に登録の接続要求を送信し、MS−C3が、その登録の接続要求に応答する(ステップS32)。
続いて、SSC2は、NAT5およびTA10経由で、電話機9に応答し(ステップS33)、続いて、MS−C3は、電話機9に、迷惑電話拒否設定ガイダンスを送出する(ステップS34)。
電話機9が、「効果確認をするときは「4」を押してください」というガイダンスを出力すると、契約者は、電話機9を操作して番号「4」をダイヤルし、MS−C3経由で、SSC2へ、迷惑電話拒否回数の要求が送信される(ステップS35)。
SSC2内の効果確認機能部14は、迷惑電話拒否回数の要求を受けて、着信拒否機能部13から、電話機9が属するグループへの迷惑電話の拒否回数を取得し、その迷惑電話拒否回数を、MS−C3に送出する(ステップS36)。
MS−C3は、迷惑電話拒否着信回数を受信すると、迷惑電話拒否回数のガイダンスを、電話機9に送出する(ステップS37)。
契約者は、電話機9からの2ヶ月分の迷惑電話回数を確認後、通話終了することで、TA10、NAT5、SSC2、MS−C3に通話終了が送出される(ステップS38)。
次に、本実施形態の効果を説明する。
契約者は、金融取引や投資など迷惑な勧誘セールスや無言のいやがらせ電話などの迷惑電話の着信を、セッション制御が必要な電話機で受けたとき、簡単な操作で、迷惑電話の発信元の電話番号を迷惑電話拒否サービスに登録することで、その後、同一電話番号からの迷惑電話の着信を拒否することができる。このため、契約者は、精神的に電話対応に安心できる。
近年、社会的に問題になっているいたずら電話や、「おれおれ」など犯罪電話など迷惑電話防止を図ることができ、本サービスの普及により、いたずらや犯罪電話を少なくすることが可能になる。
契約者は、着信を拒否する電話番号の登録を例えば30件することができ、かつ、削除も可能なので、複数の電話機からの迷惑電話を適切に拒否することが可能になる。
本実施形態にて実現される迷惑電話拒否サービスを複数のユーザが利用することで、通信サービス事業者は収益を得ることができる。
本実施形態によれば、セッション制御部15は、電話機8から電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されている場合、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止する。
つまり、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されている場合、セッション制御部15は、電話機8と電話機9とのセッションを確立しない。
このため、セッション制御を有するデータ通信において、電話機8から電話機9への迷惑電話、換言すると、接続拒否端末(電話機8)との接続を防止することが可能になる。よって、本実施形態によれば、セッション制御を有するデータ通信において、接続拒否端末との接続を拒否するサービスを実現することが可能になる。
本実施形態では、セッション制御部15は、電話機8から電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されていない場合、電話機8と電話機9とのセッションを確立して、電話機8と電話機9との間のデータ通信を許容する。
このため、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11に記憶されていない場合には、電話機8と電話機9は、音声データ等のデータ通信を行うことができる。
本実施形態では、セッション制御部15は、電話機9とのセッションの確立を中止した中止回数をカウントし、効果確認機能部14は、電話機9末に、その中止回数を通知する。
この場合、着信を拒否した効果を、電話機9に通知することが可能になる。
本実施形態では、お断りリスト登録部11は、予め定められた電話機のグループごとに、グループに対応づけて、そのグループ内の電話機が接続を拒否する電話機の電話番号を記憶する。セッション制御部15は、電話機8から複数の電話機のいずれかである電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、電話機9が属するグループに対応づけられてお断りリスト登録部11に記憶されている場合には、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止する。
この場合、1つのグループに1台の電話機のみが属する際には、電話機ごとに、着信を拒否する電話番号を設定することが可能になる。一方、1つのグループに複数台の電話機が属する際には、複数の電話機に対して、着信を拒否する電話番号を簡単に設定することが可能になる。
本実施形態では、セッション制御部15は、電話機8から複数の電話機のいずれかである電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、電話機9が属するグループに対応づけられてお断りリスト登録部11に記憶されていない場合には、電話機8と電話機9とのセッションを確立して、電話機8と電話機9との間のデータ通信を許容する。
この場合、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、電話機9が属するグループに対応づけられてお断りリスト登録部11に記憶されていない場合には、電話機8と電話機9は、音声データ等のデータ通信を行うことができる。
本実施形態では、セッション制御部15は、グループごとに、セッションの確立を中止した中止回数をカウントする。効果確認機能部14は、電話機9に、電話機9が属するグループにおいてカウントされた中止回数を通知する。
この場合、着信を拒否した効果を、電話機9に通知することが可能になる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図10は、本発明の他の実施形態の通信システムを示すブロック図である。なお、図10において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図10に示した通信システムが、図1に示した通信システムと異なる点は、PSTN−GW6の代わりに、PSTN−GW6Aを含む点であり、特には、PSTN−GW6Aも着信拒否機能を有する点である。
PSTN−GW6Aは、ゲートウェイ装置またはゲートウェイ手段の一例である。PSTN−GW6Aは、PSTN−GW6が有する機能を有し、さらに、着信拒否機能部13Aを有する。
着信拒否機能部13Aは、SSC2内のお断りリスト登録部11に記憶されているリストを取得する。着信拒否機能部13Aは、お断りリスト登録部11からリストを通知されることによって、リストを取得してもよく、お断りリスト登録部11にアクセスすることによって、リストを取得してもよい。
着信拒否機能部13Aは、PSTN7に接続している電話機8からNGN1に接続している電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11内のリストに記憶されている場合には、電話機8へ、話中を意味する音、ビジートーン、エラーメッセージ、または、着信拒否のガイダンスを送出して、電話機8と電話機9とのセッションを確立する動作を中止する。
また、PSTN7に接続している電話機8からNGN1に接続している電話機9への接続要求を受信した状況で、接続要求に記載の電話機8の電話番号が、お断りリスト登録部11内のリストに記憶されていない場合には、着信拒否機能部13Aは、その接続要求を、セッション制御部15に送信する。
この場合、SSC2だけでなく、PSTN−GW6も、迷惑電話、換言すると、接続拒否端末との接続を防止する動作を行うため、SSC2の負荷を軽くすることが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、発信側端末および着信側端末は、電話機能またはデータ通信機能を有する情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ)でもよい。
また、発信側端末および着信側端末の間で通信されるデータは、音声データに限らず、適宜変更可能である。例えば、発信側端末および着信側端末の間で通信されるデータは、映像データ、テキストデータ、または、複数種類のデータ(例えば、音声データと映像データ、映像データとテキストデータ、音声データとテキストデータ、または、音声データと映像データとテキストデータ)でもよい。
発信側端末および着信側端末として、例えば、テレビ電話機が用いられる場合、端末間で通信されるデータは、例えば、音声データと映像データの両方となる。
また、SSC2は、CD−ROM、ハードディスクまたはメモリに記録されたプログラムに従って動作するコンピュータによって実現されてもよい。CD−ROM、ハードディスクまたはメモリは、一般的に、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体と呼ぶことができる。
この場合、コンピュータは、そのプログラムを記録媒体から読み取り実行することによって、お断りリスト登録部11、セッション制御機能部12、着信拒否機能部13、および、効果確認機能部14として機能し、SSC2を実現する。
本発明の一実施形態の迷惑電話拒否システムを示すブロック図である。 お断りリスト登録部11への電話番号の登録動作時に機能する主な構成要素を示したブロック図である。 同一グループに存在する複数の電話機に対する共有のお断りリストに複数の着信呼情報を登録する場合の登録可否条件の例を示す図である。 個別リストの一例を示した説明図である。 契約者が着信拒否する電話番号を登録するシーケンスを説明するためのシーケンス図である。 電話機8からの着信を拒否するときに機能する主な構成要素を示したブロック図である。 SSC2が、お断りリスト登録部11に登録されている電話番号を有する電話機から着信したときに、その電話機からの着信を拒否するシーケンスを説明するためのシーケンス図である。 迷惑電話拒否回数の効果確認時に機能する主な構成要素を示したブロック図である。 迷惑電話拒否回数の効果を確認するシーケンスを説明するためのシーケンス図である。 本発明の他の実施形態の迷惑電話拒否システムを示すブロック図である。
符号の説明
1 NGN
2 SSC
3 MS−C
4 MS−G
5 NAT
6、6A PSTN−GW
7 PSTN
8、9 電話機
10 TA
11 お断りリスト登録部
12 セッション制御機能部
13、13A 着信拒否機能部
14 効果確認機能部
15 セッション制御部

Claims (12)

  1. 第1端末と第2端末とのセッションを制御して前記第1端末と前記第2端末との接続を制御する通信システムが行う接続制御方法であって、
    記憶手段に、前記第2端末が接続を拒否する端末についてあらかじめ設けてある設定登録可能期間内に拒否端末として設定する要求を前記第2端末から受信した場合、前記要求に従って前記端末の識別情報を記憶する記憶ステップと、
    前記第1端末から前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立する動作を中止するセッション制御ステップと、を含み、
    前記第2端末は、複数存在し、
    前記記憶ステップでは、予め定められた前記第2端末のグループのいずれかの端末からあらかじめ設けてある設定登録可能期間内に拒否端末として設定する要求を受信した場合、前記要求に従って、当該グループに対応づけて、当該グループ内の第2端末が接続を拒否する端末の識別情報を記憶し、
    同一グループの端末間において、設定登録可能期間に重複が生じた場合、当該グループ内のいずれかの端末から拒否端末として設定する要求を受信しても当該要求を拒否し、
    前記セッション制御ステップでは、前記第1端末から複数の前記第2端末のいずれかである所定端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記所定端末が属するグループに対応づけられて前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記所定端末とのセッションを確立する動作を中止する、接続制御方法。
  2. 請求項1に記載の接続制御方法において、
    前記セッション制御ステップでは、前記第1端末から前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されていない場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立して、前記第1端末と前記第2端末との間の通信を許容する、接続制御方法。
  3. 請求項1または2に記載の接続制御方法において、
    前記セッション制御ステップでは、前記第1端末から前記所定端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記所定端末が属するグループに対応づけられて前記記憶手段に記憶されていない場合、前記第1端末と前記所定端末とのセッションを確立して、前記第1端末と前記所定端末との間の通信を許容する、接続制御方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の接続制御方法において、
    前記グループごとに、前記セッションの確立を中止した中止回数をカウントするカウントステップと、
    前記第2端末に、当該第2端末が属するグループでの前記中止回数を通知する通知ステップと、をさらに含む、接続制御方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の接続制御方法において、
    前記通信システムは、第1ネットワークに存在する制御装置と、第2ネットワークと前記制御装置とを接続するゲートウェイ装置と、を含むものであり、
    前記セッション制御ステップは、前記制御装置にて実行され、
    前記ゲートウェイ装置が、前記第2ネットワークに接続している前記第1端末から前記第1ネットワークに接続している前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立する動作を中止するセッション管理ステップを、さらに含む、接続制御方法。
  6. 請求項5に記載の接続制御方法において、
    前記セッション管理ステップでは、前記第2ネットワークに接続している前記第1端末から前記第1ネットワークに接続している前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されていない場合、前記接続要求を、前記制御装置に送信する、接続制御方法。
  7. 第1端末と第2端末とのセッションを制御して前記第1端末と前記第2端末との接続を制御する通信システムであって、
    前記第2端末が接続を拒否する端末についてあらかじめ設けてある設定登録可能期間内に拒否端末として設定する要求を前記第2端末から受信した場合、前記要求に従って前記端末の識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1端末から前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立する動作を中止するセッション制御手段と、を含み、
    前記第2端末は、複数存在し、
    前記記憶手段は、予め定められた前記第2端末のグループのいずれかの端末からあらかじめ設けてある設定登録可能期間内に拒否端末として設定する要求を受信した場合、前記要求に従って、当該グループに対応づけて、当該グループ内の第2端末が接続を拒否する端末の識別情報を記憶し、同一グループの端末間において、設定登録可能期間に重複が生じた場合、当該グループ内のいずれかの端末から拒否端末として設定する要求を受信しても当該要求を拒否し、
    前記セッション制御手段は、前記第1端末から複数の前記第2端末のいずれかである所定端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記所定端末が属するグループに対応づけられて前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記所定端末とのセッションを確立する動作を中止する、通信システム。
  8. 請求項7に記載の通信システムにおいて、
    前記セッション制御手段は、前記第1端末から前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されていない場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立して、前記第1端末と前記第2端末との間の通信を許容する、通信システム。
  9. 請求項7または8に記載の通信システムにおいて、
    前記セッション制御手段は、前記第1端末から前記所定端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記所定端末が属するグループに対応づけられて前記記憶手段に記憶されていない場合、前記第1端末と前記所定端末とのセッションを確立して、前記第1端末と前記所定端末との間の通信を許容する、通信システム。
  10. 請求項7から9のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、
    前記セッション制御手段は、前記グループごとに、前記セッションの確立を中止した中止回数をカウントし、
    前記第2端末に、当該第2端末が属するグループでの前記中止回数を通知する通知手段をさらに含む、通信システム。
  11. 請求項7から10のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、
    前記セッション制御手段は、第1ネットワークに存在し、
    第2ネットワークと前記セッション制御手段とを接続し、また、前記第2ネットワークに接続している前記第1端末から、前記第1ネットワークに接続している前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1端末と前記第2端末とのセッションを確立する動作を中止するゲートウェイ手段をさらに含む、通信システム。
  12. 請求項11に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイ手段は、前記第2ネットワークに接続している前記第1端末から、前記第1ネットワークに接続している前記第2端末への接続要求を受信した状況で、前記接続要求に記載の第1端末の識別情報が、前記記憶手段に記憶されていない場合、前記接続要求を、前記制御装置に送信する、通信システム。
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