JP4814029B2 - 端子台の短絡装置 - Google Patents
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Description
この状態で、試験装置からケーブル204、短絡ケーブル200を介して全ての端子板103に、例えば2000ボルトの高電圧を、例えば1分間継続して印加する。その後、絶縁抵抗測定(メガチェック)を行い、端子間絶縁板100a及びアース間絶縁部100bに絶縁破壊が起こっていないか(絶縁抵抗が所定値以上であるか)をチェックする。
なお、本発明の短絡装置は、ねじアップ式の端子台の各端子部材同士の短絡に使用されるものである。そこで、まず、図面を参照しつつ、ねじアップ式の端子台の構成の一例について説明する。
≪端子台の構成≫
図1は、ねじアップ式の端子台の構成の一例を示す正面図である。また、図2及び図3は、ねじアップ式の端子台の構成の一例を示す側面図である。なお、以下、各図面において図示するように、端子台の各辺に沿ってx方向、y方向、z方向とする(矢印の方向を+方向とし、矢印と逆方向を−方向とする)。
図4はねじアップ式の端子台1の端子部材の構成の一例を説明するための図である。図4に示すように、端子台1の各端子部材は、主として雄螺子2、端子板3、座金4(螺子保持板)、ストッパ5、弾性保持体6、固定板7を有して構成されている。なお、図4は、図1における+x側(紙面右側)の列の端子部材の構成を示したものである。
端子板3は、雄螺子2の螺子部2aと螺合する雌螺子3aが形成された導電性(例えば銅や銅合金)の板である。
座金4は、雄螺子2の頭部2bと螺子部2aとの間に設けられ、雄螺子2の螺子部2aが貫入する貫通孔、及び雄螺子2が貫通孔に貫入することにより雄螺子2の頭部2bが当接する貫通孔周囲の当接面(+z側の面)を有している。
弾性保持体6は、支持板6a、係止部材6b、ばね6cを有して構成されている。
支持板6aの一端は座金4の−z側の面と接続され、他端は、端子板3およびストッパ5の開口部を介して係止部材6bの+z側の面と接続されている。
係止部材6bは、前述したストッパ5の開口部よりも、例えば−x側に突出した板であり、この突出した部分がストッパ5と当接することに基づいて、弾性保持体6の+z方向への移動を制限するものである。
ばね6cの一端は係止部材6bの−z側の面に接続され、他端は固定板7に接続されている。なお、係止部材6bとストッパ5とが当接した状態では、座金4は、ばね6cの弾性力に従って端子板3から一定距離に保持される。この距離を図4に示すようにd1とする。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態に係る端子台の短絡装置の構成について説明する。図5(a)は、本発明の実施形態に係る端子台の短絡装置の構成の一例を示す正面図であり、図5(b)は側面図であり、図5(c)は斜視図である。
支持体14aは、弾性片16の−x側および弾性片18の−x側を支持するものである。なお、支持体14a、弾性片16、弾性片18、後述する短絡用螺子12、ナット13は短絡端子部材40を構成している。この短絡端子部材40において、複数の弾性片16、18の−x側の所定位置、及びその位置に対応する支持体14aには、後述する短絡用螺子12の螺子部が貫通する貫通孔が設けられている。
連結体14bは、端子台1の複数の端子部材の座金4及び端子板3に弾性片16及び弾性片18を圧接させるべく複数の短絡端子部材40同士を絶縁した状態で連結するものである。
圧着端子22は、例えば中央に開口を有する丸形の締付部と、丸形の締付部の外周の一部(−x側)に設けられる筒形のケーブル接続部(圧着部)とを有する導電体である。なお、圧着端子22と短絡ケーブル20は、例えば圧着端子22のケーブル接続部に短絡ケーブル20の端部を挿入した状態でケーブル接続部を圧着工具(不図示)で、かしめることによって接続される。また、圧着端子22は、短絡用螺子12の螺子部を圧着端子22の締付部の開口に通した状態で、短絡用螺子12の螺子部を、弾性片16、支持体14a、弾性片18及びナット13の雌螺子と螺合することによって、短絡用螺子12の頭部と、弾性片16との間に圧接される。前述したように短絡用螺子12は弾性片18と電気的に接続されるので、短絡ケーブル20及び圧着端子22は、弾性片18と電気的に接続されることになる。
以下、本発明の短絡装置10を用いて、ねじアップ式の端子台1を短絡する場合について説明する。図7は、本発明の短絡装置10を、ねじアップ式の端子台1に取り付けた場合の正面図である。また、図8は、図7の状態をy方向の−側から見た側面図である。この図7及び図8は、短絡装置10を端子台1の−x側の端子部材に取り付けた場合について示したものである。
図9、図10は本発明の他の実施形態に係る短絡装置の短絡方法の一例を示す正面図である。なお、図9、図10において図6と同じ構成の部分には同一符号を付し、説明を省略する。
ケーブル24は導電線であり、ケーブル24の一端は、圧着端子22、端子螺子12を介して短絡装置10の弾性板18と電気的に接続され、他端はコネクタ26と接続されている。なお、ケーブル24は、短絡装置10の複数の短絡端子部材40に対応して複数設けられている。
短絡板30は、導電性の板であり、+x側に突出した突出片32及びU字状の溝34をそれぞれ短絡装置10の短絡端子部材40に対応して複数有している。また、短絡板30はケーブル36の一端が接続されている。なおケーブル36の他端は試験装置(不図示)と接続されている。
突出片32は、溝34に短絡用螺子12の螺子部が挟み込まれた状態で、短絡用螺子12の頭部と弾性片16との間に圧接されることにより短絡用螺子12との電気的な接続を行なうものである。
1a、100a 端子間絶縁板
1b、100b アース間絶縁板
2、102 雄螺子
2a 螺子部
2b 頭部
3、103 端子板
3a 雌螺子
4 座金
5 ストッパ
6 弾性保持体
6a 支持板
6b 係止部材
6c ばね
7 固定板
10 短絡装置
12 短絡用螺子
13 ナット
14 基台
14a 支持体
14b 連結体
16、18 弾性片
20、200 短絡ケーブル
22 圧着端子
24、36、204 ケーブル
26 コネクタ
30 短絡板
32 突出片
34 溝
40 短絡端子部材
300 取付盤
Claims (7)
- 雄螺子の螺子部が貫入する貫通孔と、前記雄螺子の螺子部が前記貫通孔に貫入することにより前記雄螺子の頭部が当接する前記貫通孔周囲の当接面と、を有する螺子保持板と、
前記雄螺子の螺子部が螺合する雌螺子を有する導電性の端子板と、
前記雄螺子の螺子部が前記雌螺子と螺合しない場合、前記螺子保持板と前記端子板との間の距離を弾性力に従って一定距離に保持し、前記雄螺子の螺子部が前記雌螺子と螺合する場合、前記螺子保持板と前記端子板との間の距離を前記弾性力に抗して前記一定距離未満としつつ前記雄螺子の螺子部を前記雌螺子と螺合可能とする弾性保持体と、
を有する複数の端子部材を列設してなる端子台の短絡装置であって、
前記螺子保持板の前記端子板と対向する面に弾接する第1弾性片と、前記端子板の前記螺子保持板と対向する面に弾接する導電性の第2弾性片と、前記第1弾性片の前記螺子保持板を弾接する側の反対側および前記第2弾性片の前記端子板を弾接する側の反対側を支持する支持体と、前記第2弾性片の前記端子板を弾接する側の反対側において前記第2弾性片と電気的に接続される短絡端子と、を有する複数の短絡端子部材と、
前記複数の短絡端子部材を構成する前記第1弾性片及び前記第2弾性片と、前記端子台に列設される前記複数の端子部材の前記螺子保持板及び前記端子板とをそれぞれ弾接させるべく、前記複数の短絡端子部材同士を絶縁された状態で連結する複数の連結部材と、
を備えたことを特徴とする端子台の短絡装置。 - 前記第1弾性片は、
前記螺子保持板に弾接する際、当該第1弾性片の弾性力に抗して変化するための、前記第2弾性片から遠ざかる方向に突出して前記螺子保持板に弾接する突出部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端子台の短絡装置。 - 前記第2弾性片は、
前記端子板に弾接する際、当該第2弾性片の弾性力に抗して変化するための、前記第1弾性片から遠ざかる方向に突出して前記端子板に弾接する突出部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端子台の短絡装置。 - 前記第1弾性片は、
前記螺子保持板と弾接する際に前記螺子保持板に貫入された前記雄螺子の螺子部を挟み込むU字状の溝を、前記螺子保持板に弾接する側に有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の短絡装置。 - 前記第2弾性片には、当該第2弾性片の前記端子板を弾接する側の反対側の所定位置に雌螺子が設けられ、
前記短絡端子は、
前記第2弾性片の前記雌螺子と、当該雌螺子と螺合する導電性の短絡用螺子と、によって構成される、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の短絡装置。 - 前記複数の短絡端子部材の前記短絡端子同士を全て電気的に接続する導電性の接続部材を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の短絡装置。 - 前記複数の短絡端子部材の前記短絡端子同士を選択的に且つ電気的に接続する導電性の接続部材を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の短絡装置。
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