JP4808552B2 - 自動車用放電ランプ - Google Patents

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本発明は、自動車の前照灯に使用される放電ランプに関するものである。
自動車の前照灯に使用される放電ランプの例としては、例えば、特表2004−534363号公報(以下、特許文献1)の発明がある。この文献に記載されているように、放電ランプは内部に空間を有するソケットに発光管の一端が挿入保持されるとともに、発光管の両端から延出された導線がソケットの底部および側部に形成された端子と接続された構造である。
なお、このような自動車用の放電ランプにおいて、特開2005−166670号公報(以下、特許文献2)のように、側部端子接続側の導線をソケット内部で屈曲させる構造が採用されることがある。この構造を採用すれば、放電ランプをリフレクタと組み合わせて使用する場合、側部端子接続側の導線が発光管に近接しリフレクタ内部に挿入される放電ランプ部分が小型化するため、リフレクタの設計自由度が増すという利点がある。
特表2004−534363号公報 特開2005−166670号公報
自動車用放電ランプでは、始動時に数十kVの高圧パルスを点灯のために印加する。このように点灯のたびに高圧パルスを印加し続けていると、寿命中に電極間以外の部分で放電してしまう現象(以下、異常放電)が発生することがある。異常放電が発生すると最悪の場合、ランプが点灯しなくなり、重大な事故につながりかねない。
本発明は、上記のような課題に鑑みたもので、その目的は異常放電の発生を抑制することができる自動車用放電ランプを提供することにある。
上記目的を達成する為に、本発明の自動車用放電ランプは、第1、第2の導線を有する発光管と、第1、第2の端子を有し、前記発光管の一端を前端側に保持するとともに、前記第1、第2の導線を前記第1、第2の端子にそれぞれ接続するソケットとを具備する自動車用放電ランプにおいて、前記第2の導線は、前記ソケットの内部で屈曲する屈曲部を有し、前記ソケットは、前記発光管と第2の導線との間に挟まれるように、かつ後端側から前端方向に突出するように形成された、同一材料で、かつ一体の円筒壁をその内部に有しており、前記発光管は、その一端が前記円筒壁の内部空間に挿入され、前記ソケットの前端から第2の導線の前記屈曲部までの距離をY、前記ソケットに挿入された一端部に対応し、前記第1、第2の導線を含まない前記発光管の長さをYとしたとき、Y−Yが4.0mm≦Y−Y≦6.0mmであることを特徴とする。
本発明によれば、異常放電の発生を抑制することができる。
以下に、本発明による実施の形態の自動車用放電ランプについて図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態の自動車用放電ランプを示す全体図、図2は発光管の説明図である。
本実施の形態の自動車用放電ランプは、発光管LBを有する。発光管LBは二重管構造であり、内部には内管1が配置されている。内管1は、細長形状であり、その管軸の略中央には、長楕円形の放電部11が形成されている。放電部11の両端部には、板状の封止部12a、12b、さらにその両端には円筒状の非封止部13a、13bが形成されている。このような内管1は、点灯中の高温化でも十分耐えることができる耐熱性と、発生した光が極力少ない損失で透過することができる透光性を具備した材料を用いることができる。具体的には、石英ガラス、透光性アルミナ等のセラミックなどが好適である。
放電部11の内部には、中央は略円筒状で、その両端部はテーパ状の放電空間14が形成されている。この放電空間14の容積は、自動車に用いられる放電ランプとしては、10μl〜40μlであるのが望ましい。
放電空間14には、金属ハロゲン化物2および希ガスとからなる放電媒体が封入される。金属ハロゲン化物2は、常温(25℃)において固体であり、ナトリウム、スカンジウム、亜鉛、インジウムのハロゲン化物で構成されている。なお、これらの金属に結合されるハロゲン化物には、ハロゲン化物の中で反応性が低いヨウ素を選択するのが最も好適である。ただし、結合されるハロゲン化物はヨウ素に限定されるものではなく、臭素、塩素、または複数のハロゲン化物を組み合わせて使用してもよい。
希ガスとしては、キセノンが封入されている。キセノンの圧力は常温において5atm以上、さらに好適には10〜15atmであるのが望ましい。なお、キセノンの他に、ネオン、アルゴン、クリプトンなどを使用したり、それらを組み合わせて使用したりしてもよい。
ここで、放電空間14には、本質的に水銀は含まれていない。この「本質的に水銀を含まない」とは、水銀を全く含まないか、または従来の水銀入りの放電ランプと比較してもほとんど封入されていないに等しい程度の量、例えば1mlあたり2mg未満、好ましくは1mg以下の水銀量が存在していても許容するものとする。
封止部12a、12bの内部には、マウント3a、3bが封止されている。
マウント3a、3bは、金属箔3a1、3b1、電極3a2、3b2、コイル3a3、3b3、外部リード線3a4、3b4により構成されている。
金属箔3a1、3b1は、例えば、モリブデンからなる薄い金属板である。
電極3a2、3b2は、タングステンに酸化トリウムをドープしたトリエーテッドタングステン電極である。その基端側は金属箔3a1、3b1の放電部11側の端部にレーザ溶接によって接続され、他端側は放電空間14内で所定の電極間距離を保って、互いの先端同士が対向するように配置されている。ここで、上記「所定の電極間距離」は、ショートアーク形ランプでは5mm以下、自動車の前照灯に使用する場合はさらに4.2mm程度であるのが望ましい。なお、電極3a2、3b2は、大径の先端部と小径の軸部とからなる形状である。
コイル3a3、3b3は、例えば、ドープタングステンからなり、電極3a2、3b2の軸部分に螺旋状に巻かれている。
外部リード線3a4、3b4は、例えば、モリブデンからなり、放電部11に対して反対側の金属箔3a1、3b1の端部に、溶接等により接続されている。そして、外部リード線3a4、3b4の他端側は、管軸に沿って封止部12a、12bの外部に延出している。
また、気密容器1の外側には、石英ガラスにチタン、セリウム、アルミニウム等の酸化物を添加することにより、紫外線を遮断性する作用を有する筒状の外管4が、管軸に沿って気密容器1と同心状に設けられている。それらの接続は、気密容器1の両端の筒状の非封止部13a、13bに外管4の両端部を溶融することによって行なわれ、内部が気密に保たれる。そして、気密に保たれた気密容器1と外管4との間の空間には、例えば、窒素やネオン、アルゴン、キセノン等の希ガスを一種または混合して封入したりすることができる。また、外管4の外周面には、金属バンド51が装着されている。
なお、内管1と外管4とを溶融により接続すると、発光管LBの両端部に第1、第2の溶融部4a、4bが形成される。この第1、第2の溶融部4a、4bは、図2のようにそれぞれの接続表面が完全には混ざり合っていない溶融状態であってもよいし、完全に互いに溶け込んだ溶融状態であってもよい。
以上のように構成された発光管LBの第1の溶融部4a側には、ソケット6が接続されている。これらの接続は、金属バンド51をソケット6の開口側に突出形成された4本の金属製の舌片52(図1では、2本を図示)で挟持し、さらに金属バンド51及び舌片52の接触点をレーザ溶接することにより行なわれている。また、ソケット6の底部および側部には、底部端子7aおよび側部端子7bが形成されており、リード線3a4が底部端子7aにレーザ溶接等で接続されている。
ここで、ソケット6の構造について、図3のソケットの説明図を参照してさらに詳しく説明する。(a)は、ソケットを前端方向から見た図、(b)は、Z−Z’の断面を矢印方向から見た図である。
ソケット6は、耐熱性、成形性に優れるガラス繊維強化プラスチック材料であるPPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)からなり、1.0mm程度の厚さで約15kV程度の耐電圧特性が向上する。このソケット6の前端側にフランジ61が形成されている。なお、フランジ61の前端側面は基準面と呼ばれている。また、ソケット6の内部には空間62が形成されている。空間62の前端側は、フランジ61の中央で大きく円形に開口しており、その開口部分には、舌片52を装着するための凹部63が円周に沿って等間隔に4つ形成されている。そして、空間62の後端側は、ソケット6を貫通し、その出口には底部端子7aが位置している。
さらに、空間62には、発光管LBの第1の溶融部4aとサポートワイヤ3cとの間に位置するように円筒壁64が後端側から前端方向に突出形成されている。この円筒壁64は、十分な絶縁耐圧を維持するために、少なくとも2.0mm以上の厚さdと10.0mm以上の高さhがあるのが望まれる。また、この円筒壁64内部の空間は、第1の溶融部4aの直径よりも若干大きく形成されている。
また、フランジ61には、空間62の他に前端側が開口している空間65が形成されている。この空間65は、大きさの異なる2つの空間66、67により構成されている。そのうちの空間67はソケット6の後端側に貫通しており、その出口には側部端子7bが位置している。
なお、この空間65には、ニッケルからなるサポートワイヤ3cが導入され、一端はリード線3b4に、一端は側部端子7bに接続されている。このサポートワイヤ3cは、空間66、67においてそれぞれ第1、第2の屈曲部3c1、3c2を有しており、空間65内でクランク状部分を有する。なお、管軸と平行するリード線3b4から第1の屈曲部3c1までのサポートワイヤ3c部分には、セラミックからなる絶縁スリーブ8が囲繞するように取り付けられ、挿入空間66には、セラミックからなる絶縁スリーブ8が挿入され、第1の屈曲部3c1までのサポートワイヤ3cの周囲が囲繞される。
図4は、本実施の形態の自動車用放電ランプの寸法、材料等の一仕様を示す図である。なお、以下の試験は特に言及しない限りこの仕様に基づいて行なっている。
放電容器1:石英ガラス製、放電空間14の容積=27μl、内径=2.5mm、外径=6.2mm、軸方向の最大長=7.8mm
放電媒体:ヨウ化ナトリウム、ヨウ化スカンジウム、ヨウ化亜鉛、臭化インジウム、金属ハロゲン化物の合計0.6mg、キセノン=12atm
電極3a、3b:酸化トリウムをドープしたタングステン材料、先端径=0.39mm、基端径=0.30mm、実際の電極間距離=4.35mm
ソケット6:PPS樹脂製、厚さd=2.5mm、高さh:10.5mm
ソケット6と発光管LB等との位置関係:X=4.0mm、X=7.5mm、X=0.8mm、Y=8.0mm、Y=13.3mm、Y=1.2mm
始動時75W、安定点灯時35W(底部端子7aが高圧側、側部端子7bが低圧側)、水平点灯、
図5は、Y−Yを変化させたときの異常放電の有無について説明するための図である。この試験は、ランプに20kVのパルスを電源のON−OFFを繰り返しながら印加する点灯条件で試験を行ったものであり、5000回毎にそのランプを取り出して5回パルスを印加し、そのうち一回でも異常放電が発生すればNGとしている。なお、図中の×は15000回以下、△は15000回〜20000回、○は20000回〜25000回、◎は25000回以上を示している。なお、本試験において電源ON−OFFを20000回行えば、約2000時間以上点灯したことに相当する
結果から、Y−Yが3.0mm以下、7.0mm以上では比較的早い段階で異常放電が発生し、4.0mmから6.0mmでは25000回点灯後であっても異常放電は発生していないことがわかる。
このような結果になったのは、異常放電は図6に示したA〜Cのような経路で発生しやすいためと考えられる。A、Bは円筒壁64を通過してパルスがリークする場合であり、Cはソケット6の前端側から回りこんでパルスがリークする場合である。このA、Bの経路による異常放電に対しては、パルスが通過しやすい円筒壁64部分までにパルスを十分に減衰させる必要がある。一方、Cの経路による異常放電に対しては、前端側から回りこまないように沿面距離を長くする必要がある。すなわち、Y−Yは長すぎても短すぎても異常放電の発生原因となり、本実施の形態では試験的に4.0mm≦Y−Y≦6.0mmであるのが望ましいという結果が得られた。
図7は、X+(Y−Y)および壁の厚さdを変化させたときの異常放電の有無について説明するための図である。試験条件および、異常放電の発生の有無については図5と同じである。
結果から、円筒壁64の厚さdと異常放電の発生とは関係があり、厚さdに関しては、薄いほど異常放電が発生しやすく、厚いほど異常放電が発生しにくいことがわかる。そして、円筒壁64の壁の厚さdが2.0mm以上であれば、異常放電が発生しにくい傾向がある。また、X+(Y−Y)については、7.0mm以上、11.0mm以下、さらには好適には8.0mm以上、10.0mm以下であれば、異常放電が発生しにくい傾向がある。
ここで、本試験での結果を考察する。
円筒壁64には、底部端子7a、側部端子7bに高圧パルスを印加したときに、リード線3a4からサポートワイヤ3cにパルスがリークすることを防止する目的がある。しかし、壁を形成したにもかかわらず、壁の厚さdが小さい場合には高圧パルスを印加した当初からリード線3a4とサポートワイヤ3c間で異常放電が発生していることから、壁が薄い場合にはその機能を十分に果たすことができず、パルスが壁を通過し、異常放電に至ったと考えられる。
また、十分に異常放電が発生しない程度の壁の厚みがあった場合でも、ランプに高圧パルスを繰り返し印加すると、円筒壁64は発光管LBからの熱や放電時の紫外線によって、部分的に樹脂の劣化が発生する。そして、劣化が進行すると、その劣化した壁部分は十分な絶縁性を維持できなくなる。そのため、点灯回数が増えるほど、パルスが通過しやすい状態となり、図6のAやBのような経路でパルスがリークし、異常放電が発生したと考えられる。なお、サポートワイヤ3cに屈曲部が形成されていると、サポートワイヤ3cは角や曲面等の突起状部分を有することになるため、異常放電の起点を安定形成しやすくなり、屈曲部が形成されていない場合と比較して異常放電が発生しやすい。
以上のような考察から、本発明者は円筒壁64が早期に異常放電が発生しない程度の厚みを有し、かつパルスが透過しにくい程度にパルスを減衰させる構成を組み合わせれば、異常放電の発生を長期にわたって抑制することができると考えた。そこで、早期の異常放電を防止するためには、円筒壁64の厚さdは試験等の結果より、d≧2.0mmであればよい。また、パルスを減衰するために、X+(Y−Y)を試験の結果より、7.0mm以上、好ましくは8.0mm以上とすれば良い。ただし、図5の試験同様、X+(Y−Y)を長くしすぎた場合、ソケット6の前端側から壁を回り込んで異常放電に至る可能性があるため、11.0mm以下、好ましくは10.0mm以下の範囲内とするのが良い。
したがって、本実施の形態では、ソケット6の前端から第1の屈曲部3c1までの距離をY、ソケット6に挿入された発光管LBの長さをYとしたとき、Y−Yが4.0mm≦Y−Y≦6.0mmであるため、高圧パルスを十分に減衰することができ、壁を通過することによる異常放電の発生を抑制することができる。また、円筒壁64を回りこまない程度の距離が維持されているため、壁を通過しない場合の異常放電の発生も抑制することができる。
さらに、円筒壁64の厚さをdとしたとき、d≧2.0mmであり、かつリード線3a4と円筒壁64の内面までの距離X、ソケット6の前端から第1の屈曲部3c1までの距離をY、ソケット6に挿入された発光管LBの長さをYとしたとき、7.0mm≦X+(Y−Y)≦11.0mmであれば、さらに確実に異常放電の発生を抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は上記に限られるわけではなく、例えば次のように変更してもよい。
本実施の形態では、リード線3b4の端部にサポートワイヤ3cを接続することで側部端子7bとの接続を行っているが、サポートワイヤ3cと同じ形状のものをリード線3b4に一体的に形成し、サポートワイヤ3cを用いないで側部端子7bと接続する構成であっても良い。
第1、第2の屈曲部3c1、3c2は、直角状に曲げられている場合に限られず、鈍角でも鋭角でも許容される。ただし、異常放電の起点が安定して形成されにくくするために、第1の屈曲部3c1は鈍角であるのが望まれる。
本発明による第1の実施の形態の自動車用放電ランプの実施の形態を示す全体図。 発光管の説明図。 ソケットの説明図。 本実施の形態の自動車用放電ランプの寸法、材料等の一仕様図。 −Yを変化させたときの異常放電の有無についての説明図。 異常放電発生の経路についての説明図。 +(Y−Y)および壁の厚さdを変化させたときの異常放電の有無についての説明図。
符号の説明
LB 発光管
1 内管
11 放電部
12a、12b 封止部
13a、13b 非封止部
14 放電空間
2 金属ハロゲン化物
3a、3b マウント
3a1、3b1 金属箔
3a2、3b2 電極
3a3、3b3 コイル
3a4、3b4 リード線
3c サポートワイヤ
3c1、3c2 第1、第2の屈曲部
4 外管
4a、4b 第1、第2の溶融部
51 金属バンド
52 舌片
6 ソケット
61 フランジ
64 円筒壁
7a 底部端子
7b 側部端子
8 絶縁スリーブ

Claims (3)

  1. 第1、第2の導線を有する発光管と、第1、第2の端子を有し、前記発光管の一端を前端側に保持するとともに、前記第1、第2の導線を前記第1、第2の端子にそれぞれ接続するソケットとを具備する自動車用放電ランプにおいて、
    前記第2の導線は、前記ソケットの内部で屈曲する屈曲部を有し、
    前記ソケットは、前記発光管と第2の導線との間に挟まれるように、かつ後端側から前端方向に突出するように形成された、同一材料で、かつ一体の円筒壁をその内部に有しており、
    前記発光管は、その一端が前記円筒壁の内部空間に挿入され、
    前記ソケットの前端から第2の導線の前記屈曲部までの距離をY、前記ソケットに挿入された一端部に対応し、前記第1、第2の導線を含まない前記発光管の長さをYとしたとき、Y−Yが4.0mm≦Y−Y≦6.0mmであることを特徴とする自動車用放電ランプ。
  2. 前記円筒壁の厚さをdとしたとき、d≧2.0mmであり、かつ前記第1の導線と前記円筒壁の内面までの距離X、前記ソケットの前端から第2の導線の前記屈曲部までの距離をY、前記ソケットに挿入された一端部に対応し、前記第1、第2の導線を含まない前記発光管の長さをYとしたとき、7.0mm≦X+(Y−Y)≦11.0mmであることを特徴とする請求項1に記載の自動車用放電ランプ。
  3. 放電媒体として水銀を本質的に含まないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車用放電ランプ。
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