JP4807211B2 - 車輪状態検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は車輪状態検出装置に関し、特に車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置に関する。
近年、より安全な車両の走行を実現するために、タイヤの空気圧や温度などの情報を無線で車体側に送信してドライバーに知らせるタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)の開発が進められている。しかし、車輪の状態を表すパラメータは他にも様々なものがある。より多くの種類の車輪状態を検出することによって、車両の乗員に警告を報知したり、検出された車輪状態を利用して車両を制御することなどが可能となる。
このため、たとえば特許文献1では、センサ感知部と、該センサ感知部をユニット本体に連結する歪ゲージとにより構成される遠心力センサ部を有する空気圧モニターユニットが提案されている。また、たとえば特許文献2ではディスク部に歪みセンサを設け、ディスク部の歪みと車軸の回転速度に基づいて車軸に作用する力を演算する車軸力検出装置が提案されている。
なお、たとえば特許文献3ではタイヤの空気圧を超磁歪材料を利用して検出するタイヤ圧検出装置が提案されており、また、たとえば特許文献4では、歪みを検出するセンサーを利用してボルト締めに緩みが生じたことを検出するセンサーボルトが提案されている。
特開2003−226121号公報 特開平9−292294号公報 特開平11−287725号公報 特開平11−118637号公報
より多くの車輪状態を検出可能とするために、たとえば上述の特許文献1に記載されるように多くの構成を追加すると、それだけ部品点数も多くなり、コストの増加などの要因となる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車輪に取り付けられる車輪状態検出ユニットの構成を利用することにより、より多くの車輪状態を簡易に検出することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車輪状態検出装置は、タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、車輪状態検出ユニットは、タイヤバルブの軸方向の伸縮量を検出するバルブ変形センサを有する。
この態様によれば、車輪状態検出ユニットに含まれるタイヤバルブの軸方向の伸縮量を利用して、たとえばタイヤバルブに締結されるナットの緩みや車輪状態検出ユニットに作用するタイヤバルブ軸方向の力などの車輪状態を検出することができる。このため多くの車輪状態を検出するために新たな構成を追加することを抑制することができる。
車輪状態検出ユニットは、ホイールリムに設けられたタイヤ気室内と外部とを繋ぐバルブ挿通孔にタイヤバルブが挿通され、当該バルブ挿通孔が遮蔽されるようホイールリムに締結されることにより、ホイールに取り付けられるものであって、検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する空気漏れ判定手段と、空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段と、をさらに備えてもよい。
この態様によれば、車輪状態検出ユニットに含まれるタイヤバルブの軸方向の伸縮量を利用してタイヤの空気漏れを検出することができる。このため簡易な構成により、車両の乗員にタイヤの空気漏れを報知することが可能となる。
本態様に係る車輪状態検出装置は、タイヤ空気圧を検出する空気圧センサと、検出されたタイヤ空気圧が所定の値以下に低下したか否かを判定するタイヤ空気圧判定手段と、検出されたタイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気圧低下報知手段と、をさらに備えてもよい。空気圧低下報知手段は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定され、且つタイヤに空気漏れが発生していると判定された場合に、タイヤの空気漏れによりタイヤ空気圧が低下している旨を報知してもよい。
たとえば、タイヤ自体がダメージを受けたことによりタイヤ空気圧が低下した場合、タイヤはその後交換しなければならない可能性が高い。これに対してたとえばタイヤバルブの締結が緩んだことなどによる空気漏れによりタイヤ空気圧が低下した場合、無理に車両を走行させずにタイヤに空気を供給すれば、タイヤを交換する必要がなくなる場合もある。この態様によれば、タイヤ空気圧が低下した場合に、それが空気漏れによるものなのかそれ以外の要因によるものなのかを車両の乗員に報知することができ、乗員は、タイヤ空気圧低下の要因に応じた適切な処置を行うことが可能となる。
バルブ変形センサは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量も検出してもよい。タイヤバルブの一端にユニット本体部が固定されるタイプの車輪状態検出ユニットでは、車輪が回転したり、車輪に外力が与えられた場合にユニット本体部の質量によってタイヤバルブに曲げ力が与えられる。この態様によれば、このような車輪状態を車輪状態検出ユニットの構成を利用してタイヤバルブの径方向曲げ量を検出することにより、新たな車輪状態を簡易な構成により検出することができる。
バルブ変形センサは、タイヤバルブの空気供給孔の内周面のうち車輪径外側部分の軸方向の歪みと車輪径内側部分の軸方向の歪みを検出することにより、タイヤバルブの軸方向の伸縮量およびユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出してもよい。この態様によれば、2箇所の歪みを検出するという簡易な構成により、タイヤバルブの軸方向の伸縮量およびタイヤバルブの径方向曲げ量の双方を検出することができる。
車輪状態検出ユニットは、ホイールリムに設けられたタイヤ気室内と外部とを繋ぐバルブ挿通孔にタイヤバルブが挿通され、当該バルブ挿通孔が遮蔽されるようホイールリムに締結されることにより、ホイールに取り付けられるものであってもよい。本態様に係る車輪状態検出装置は、検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する空気漏れ判定手段と、空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段と、をさらに備えてもよい。空気漏れ判定手段は、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量に応じて、タイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定するときのタイヤバルブの軸方向の伸縮量の閾値を変化させてもよい。
タイヤバルブに曲げ力が与えられている場合は、タイヤバルブのホイールリムへの締結が弱くなることによりタイヤの空気漏れがより発生しやすくなる。この態様によれば、タイヤの空気漏れ発生の判定精度を簡易な構成によって高めることが可能となる。
本態様に係る車輪状態検出装置は、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪の回転速度を推定する車輪速推定手段をさらに備えてもよい。タイヤバルブはユニット本体部の質量により車輪の回転速度に応じて車輪径外向きに曲げ力が与えられる。この態様によれば、車輪状態検出ユニットの構成を利用して容易に車輪速を推定することができる。
車輪状態検出ユニットは、タイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサをさらに有してもよい。過去から現在に至るまでに検出されたタイヤ空気圧と過去から現在に至るまでに推定された車輪の回転速度とが、タイヤの耐久性に関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤ耐久性判定手段と、過去から現在に至るまでに検出されたタイヤ空気圧と過去から現在に至るまでに推定された車輪の回転速度とが当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤの耐久性が低下した旨を車両の乗員に報知するタイヤ耐久性報知手段と、をさらに備えてもよい。
タイヤの耐久性は、タイヤ空気圧と車両の走行距離とを明らかにすることにより精度良く推定することが可能となる。この態様によれば、検出した車輪速を利用して車両の走行距離を容易に算出することができる。このため、検出されたタイヤ空気圧と算出した車輪速を利用して簡易にタイヤの耐久性に関する判定をすることが可能となる。
本態様に係る車輪状態検出装置は、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪に与えられた外力を推定し、推定された外力がタイヤのダメージに関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤダメージ判定手段と、推定された外力が当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤにダメージが与えられた旨を車両の乗員に報知する外力報知手段と、をさらに備えてもよい。車輪に大きな外力が与えられると、車輪にダメージが与えられる場合がある。また、何かしらの原因によって車輪にダメージが与えられた場合、車輪が回転することにより特有の振動が車輪に生じる場合がある。この態様によれば、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪に与えられた外力を容易に推定することができ、たとえば大きなダメージがタイヤに与えられた場合に、車両の乗員にその旨を迅速に報知することができる。
本発明の別の態様もまた、車輪状態検出装置である。この装置は、タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、車輪状態検出ユニットは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサを有する。バルブ変形センサは、タイヤバルブの空気供給孔の内周面のうち車輪径外側部分の軸方向の歪みと車輪径内側部分の軸方向の歪みを検出することにより、タイヤバルブの径方向曲げ量を検出する。
本発明の別の態様もまた、車輪状態検出装置である。この装置は、タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、車輪状態検出ユニットは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサを有する。この装置は、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪の回転速度を推定する車輪速推定手段をさらに備える。
本発明の別の態様もまた、車輪状態検出装置である。この装置は、タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、車輪状態検出ユニットは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサを有する。この装置は、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪に与えられた外力を推定し、推定された外力がタイヤのダメージに関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤダメージ判定手段と、推定された外力が当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤにダメージが与えられた旨を車両の乗員に報知する外力報知手段と、をさらに備える。
本発明のさらに別の態様もまた、車輪状態検出装置である。この装置は、タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットであって、タイヤ空気圧を検出する空気圧センサと、タイヤバルブの軸方向の伸縮量を検出するバルブ変形センサと、検出されたタイヤ空気圧を示すデータ、および検出されたタイヤバルブの軸方向の伸縮量を示すデータを無線により外部に送信する送信手段と、を有する車輪状態検出ユニットと、送信手段により送信されたデータを受信する受信手段と、受信したタイヤ空気圧を示すデータを利用して、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したか否かを判定するタイヤ空気圧判定手段と、受信したタイヤバルブの軸方向の伸縮量を示すデータを利用して、検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する空気漏れ判定手段と、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気圧低下報知手段と、タイヤに空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段と、を備える。
車輪は高速で回転するため、車輪に取り付けられる車輪状態検出ユニットには一般的に無線により外部に情報を送信する送信手段が設けられ、車両本体側にその情報を受信する受信手段が設けられる。この態様によれば、タイヤ空気圧を示すデータを送信する送信手段を利用してタイヤバルブの軸方向の伸縮量を示すデータを車体側に送信することができ、検出する車輪状態の種類の拡大によるコストの増加を抑制することができる。
本発明の車輪状態検出装置によれば、車輪に取り付けられる車輪状態検出ユニットの構成を利用することにより、より多くの車輪状態を簡易に検出することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という。)について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るタイヤ空気圧監視システム200が搭載された車両10の全体構成図である。車両10は、車輪14が、車体12に組み付けられて構成されている。車輪14はそれぞれタイヤおよびホイールを有する。第1の実施形態に係る車両10では、車輪14に設けられるタイヤとして、いわゆるランフラットタイヤが採用されており、具体的には、空気圧の低下時にランフラット走行を可能とするサイド補強型ランフラットタイヤが採用されている。ただし、ランフラットタイヤ以外の一般的なタイヤが採用されてもよい。
タイヤ空気圧監視システム200は、車輪状態を検出する車輪状態検出装置として機能するものであり、TPMSバルブユニット16、受信機18、ディスプレイ20、および電子制御ユニット(以下、「ECU」という)100を備える。TPMSバルブユニット16は車輪14の各々に取り付けられる。TPMSバルブユニットは後述するようにIDによって各々が識別可能とされている。TPMSバルブユニット16の各々は、後述するように、検出した車輪状態に関する車輪状態情報を車体12に向けて無線によって送信する。
受信機18は、TPMSバルブユニット16から無線によって送信された車輪状態情報を含むユニットデータを受信する。受信機18はECU100に接続されており、受信機18によって受信された車輪状態情報はECU100に出力される。
ディスプレイ20は車両室内のインストルメントパネルなど、運転者によって視認可能な箇所に配置される。ディスプレイ20はECU100に接続されており、ECU100から出力される表示データに応じて情報を画面に表示する。
図2は、本実施形態に係るTPMSバルブユニット16を含む車輪14の断面図であり、図3は、図2においてTPMSバルブユニット16を視点Pから見た図である。理解を容易にするため、図2ではTPMSバルブユニット16やホイール22などの一部が断面で示されている。
車輪14は、ホイール22およびタイヤ24を有する。ホイール22の外周部には円筒状に形成されたホイールリム22aが設けられる。このホイールリム22aの外周上にタイヤ24が組み付けられる。タイヤ24内部とホイールリム22a外周によって囲われる領域にタイヤ気室26が形成される。
TPMSバルブユニット16は、タイヤバルブ30、ユニット本体部28、およびグロメット32を有する。タイヤバルブ30は、軸方向に貫通する空気供給孔30aが設けられた円筒状に形成され、外部に雄ネジ部が設けられている。ユニット本体部28はタイヤバルブ30の一端に固定される。
ユニット本体部28は電池40および基盤38を備える。基盤38には後述する処理装置が設けられる。ユニット本体部28は、この他に空気圧センサ(図示せず)、温度センサ(図示せず)、および送信機(図示せず)を内部に有する。グロメット32はゴムなどの弾性材料によって形成され、ユニット本体部28が固定される側のタイヤバルブ30の外周を覆うように設けられる。電池40は、基盤38の処理装置などに電力を供給する。このため、TPMSバルブユニット16は車体12から電力の供給を受けることなくタイヤ空気圧やタイヤ気室内温度の検出および車輪状態情報の送信を行うことが可能となっている。
ホイールリム22aにはタイヤバルブ30が挿通されるためのバルブ挿通孔22bがタイヤ気室26と外部とを繋ぐように設けられている。ホイールリム22aの外周側からバルブ挿通孔22bにタイヤバルブ30が挿通され、ホイールリム22a内周側からワッシャ36を介してナット34がタイヤバルブ30外周の雄ネジ部に螺合され締結されることにより、TPMSバルブユニット16がホイールリム22aに取り付けられる。
このようにTPMSバルブユニット16がホイールリム22aに取り付けられることにより、バルブ挿通孔22bがグロメット32により遮蔽され、タイヤ気室26から外部への空気漏れが抑止される。このときタイヤバルブ30は、ナット34が締結されることにより引張り力が与えられた状態となる。
仮にナット34の締結が緩まると、グロメット32によってバルブ挿通孔22bを遮蔽する力も弱められ、バルブ挿通孔22bからの空気漏れが発生する可能性が高くなる。このため、本実施形態に係るTPMSバルブユニット16は、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を検出する第1歪センサ56および第2歪センサ58を有する。
第1歪センサ56は、タイヤバルブ30の空気供給孔30aの車輪径外側部に取り付けられ、第2歪センサ58はタイヤバルブ30の空気供給孔30aの車輪径内側部に取り付けられる。このように2箇所に歪センサを設けることにより、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を精度良く検出することができる。
第1歪センサ56および第2歪センサ58には、直行する2つの方向の歪みを検出するクロスゲージが採用されている。本実施形態においてはタイヤバルブ30の軸方向と、クロスゲージの2つの検出方向がそれぞれ45°を成すように第1歪センサ56および第2歪センサ58が空気供給孔30a内壁に取り付けられている。このようにクロスゲージを使用することにより、タイヤバルブ30の軸方向以外の歪みを後の演算によって除去することが可能となるため、タイヤバルブ30の軸方向の歪みを精度良く検出することが可能となる。
なお、本実施形態に係るTPMSバルブユニット16のように、タイヤバルブ30の一端にユニット本体部28が固定されるタイプのTPMSバルブユニット16では、ユニット本体部28がタイヤバルブ30により片持ちとなって支持された状態となる。このため、車輪が回転したり車輪に外力が与えられたりした場合に、ユニット本体部28が車輪径方向に変位する。このときタイヤバルブ30には曲げ力が与えられる。このように第1歪センサ56と第2歪センサ58とを車輪径外側部、および車輪径内側部にそれぞれ対向するように取り付けておくことで、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量だけではなく、ユニット本体部28が車輪径方向に変位したときのタイヤバルブ30の曲げ量である径方向曲げ量を検出することができる。したがって、検出された径方向曲げ量を利用することにより車輪速や車輪に与えられる外力も検出することが可能となる。
タイヤバルブ30の径方向曲げ量を精度良く検出するため、第1歪センサ56および第2歪センサ58は、ユニット本体部28が車輪径方向に変位したときに歪みの検出感度が最も高くなるタイヤバルブ30の軸方向位置に取り付けられる。本実施形態ではそのような位置として、第1歪センサ56および第2歪センサ58はバルブ挿通孔22b内部の空間と重なる部分であってわずかにワッシャ36側に寄った位置に配置される。
このように、第1歪センサ56および第2歪センサ58は、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量およびユニット本体部28が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブ30の曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサとして機能する。第1歪センサ56および第2歪センサ58をタイヤバルブ30の空気供給孔30a内壁に車輪径外側部および車輪径内側部にそれぞれ取り付けることにより、TPMSバルブユニット16の構成を利用して多くの車輪状態を検出することが可能となる。
図4は、TPMSバルブユニット16の機能ブロック図である。TPMSバルブユニット16は、送信機50、空気圧センサ52、温度センサ54、第1歪センサ56、第2歪センサ58、および処理装置60を備える。
空気圧センサ52は、車輪状態としてのタイヤ気室26の空気圧(以下、「タイヤ空気圧」という)を検出する。温度センサ54は、車輪状態としてのタイヤ気室26の温度を検出する。したがって、TPMSバルブユニット16は車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットとして機能する。空気圧センサ52および温度センサ54は処理装置60に接続されており、空気圧センサ52および温度センサ54による検出結果は処理装置60に出力される。
前述のように、第1歪センサ56はタイヤバルブ30の車輪径外側部におけるタイヤバルブ30軸方向の歪みを検出し、第2歪センサ58はタイヤバルブ30の車輪径内側部におけるタイヤバルブ30軸方向の歪みを検出する。第1歪センサ56および第2歪センサ58は処理装置60に接続されており、第1歪センサ56および第2歪センサ58による検出結果は処理装置60に出力される。
処理装置60はマイクロプロセッサによって構成され、情報処理部62、タイマ64、および記憶部66を有する。タイマ64は時刻を計測する。記憶部66には、TPMSバルブユニット16を識別するための識別情報として利用されるユニットIDが格納されている。
情報処理部62は、タイマ64によって計測された時間を参照し、たとえば10秒毎など所定時間毎に、空気圧センサ52および温度センサ54の検出結果を利用してタイヤ空気圧情報およびタイヤ気室内温度情報を取得する。情報処理部62は、取得したタイヤ空気圧情報およびタイヤ気室内温度情報を含むユニットデータを生成する。
ユニットデータ70の構成を図5に示す。情報処理部62は、タイマ64によって計測された検出時刻を利用して検出タイミング情報84を生成する。情報処理部62は、空気圧センサ52から取得したタイヤ空気圧情報76、温度センサ54から取得したタイヤ気室内温度情報78、第1歪センサ56から取得した第1歪み情報80、第2歪センサ58から取得した第2歪み情報82に加え、生成した検出タイミング情報84を組み合わせて車輪状態情報74を生成する。情報処理部62は、記憶部66からユニットID72を取得する。情報処理部62は、ユニットID72と車輪状態情報74とを組み合わせて、一連のユニットデータ70を生成する。したがってユニットデータ70はユニットID72および車輪状態情報74によって構成され、車輪状態情報74はタイヤ空気圧情報76、タイヤ気室内温度情報78、第1歪み情報80、第2歪み情報82、および検出タイミング情報84によって構成される。
図4に戻って、送信機50は、処理装置60の情報処理部62によって生成されたユニットデータ70を所定時間間隔毎に車体12に送信する。ただし、バッテリの省電力を考慮して、空気圧センサ52および温度センサ54による検出時間間隔よりも、送信機50によるユニットデータ70の送信時間間隔は長くされており、送信機50は、たとえば数分毎にユニットデータ70を車体12に送信する。このため、送信機50による送信が行われるまでの間、処理装置60の記憶部66には数回の検出分のタイヤ空気圧情報76、タイヤ気室内温度情報78、および検出タイミング情報84が格納され、車輪状態情報74にこれらが含められる。
図6は、タイヤ空気圧監視システム200の構成要素のうち車体12に搭載される構成要素の機能ブロック図である。なお、図6においてECU100は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMなどのハードウェア、およびソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックが描かれている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェアおよびソフトウェアの組合せによって様々な形で実現することができる。
ECU100は、タイヤ空気圧判定部102、空気漏れ判定部104、車輪速推定部106、タイヤ耐久性判定部108、タイヤダメージ判定部110、表示制御部112、および記憶部114を備える。
表示制御部112は、タイヤ空気圧情報76およびタイヤ気室内温度情報78を利用して、タイヤ空気圧およびタイヤ気室内温度をディスプレイ20に表示させるための表示データを生成する。また、タイヤ空気圧が所定の閾値圧力より高いと判定された場合、またはタイヤ気室内温度が所定の閾値温度より高いと判定された場合、表示制御部112は、ディスプレイ20に警告を表示させるための表示データを生成する。ディスプレイ20は、表示制御部112によって生成された表示データを使って、警告メッセージなどの情報を表示する。
記憶部114は、ROMなどの不揮発性の記憶手段によって構成される。記憶部114には、ECU100内で実施される判定および推定などを実施する際に使用される閾値などが予め格納されている。また、記憶部114には、TPMSバルブユニット16の各々のユニットID72とTPMSバルブユニット16の取付位置とが対応付けられて格納されている。
タイヤ空気圧判定部102は、受信したユニットデータ70の車輪状態情報74に含まれるタイヤ空気圧情報76を利用して、各々の車体12のタイヤ空気圧が所定の値以下に低下したか否かを判定する。いずれかの車体12のタイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合、表示制御部112は、その旨をディスプレイ20に表示させる。したがって、表示制御部112およびディスプレイ20は、タイヤ空気圧が低下している旨を車両の乗員に報知する空気圧低下報知手段として機能する。
このときタイヤ空気圧判定部102はタイヤ空気圧が低下していると判定した根拠となった第1歪み情報80および第2歪み情報82を含むユニットデータ70に含まれるユニットID72を特定する。次にタイヤ空気圧判定部102は、記憶部114に格納されたユニットID72とTPMSバルブユニット16の取付車輪との対応関係を参照し、ユニットデータ70を送信したTPMSバルブユニット16の取付位置を特定することにより、タイヤ空気圧が低下していると判定した車輪14を特定する。表示制御部112は、空気漏れが発生している旨と共に、タイヤ空気圧が低下していると判定した車輪14をディスプレイ20に表示させる。これにより、車両の乗員はどの車輪14でタイヤ空気圧が低下しているかを容易に知ることができる。
空気漏れ判定部104は、受信したユニットデータ70の車輪状態情報74に含まれる第1歪み情報80および第2歪み情報82を利用して、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を算出し、算出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する。タイヤバルブの軸方向の伸び量の所定の値は、タイヤに空気漏れが発生したとき、またはその可能性が高い場合におけるタイヤバルブの軸方向の伸び量として予め実験により取得した値である。空気漏れが発生していると判定された場合、表示制御部112は、その旨をディスプレイ20に表示させる。したがって表示制御部112およびディスプレイ20は、空気漏れが発生している旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段として機能する。
このとき空気漏れ判定部104は、空気漏れが発生していると判定した根拠となった第1歪み情報80および第2歪み情報82を含むユニットデータ70に含まれるユニットID72を特定する。次に空気漏れ判定部104は、記憶部114に格納されたユニットID72とTPMSバルブユニット16の取付車輪との対応関係を参照し、ユニットデータ70を送信したTPMSバルブユニット16の取付位置を特定することにより、空気漏れが発生していると判定した車輪14を特定する。表示制御部112は、空気漏れが発生している旨と共に、空気漏れが発生していると判定した車輪14をディスプレイ20に表示させる。これにより、車両の乗員はどの車輪14で空気漏れが生じているかを容易に知ることができる。
なお、本実施形態においてタイヤバルブ30の伸縮量とは、第1歪センサ56により検出された空気供給孔30aの径方向外側部の歪みと第2歪センサ58により検出された空気供給孔30aの径方向内側部の歪みの平均値を意味する。なお、車両が走行中はTPMSバルブユニット16に遠心力が与えられ、またその他の外力も与えられる可能性があることから、受信したユニットデータ70の車輪状態情報74に含まれる第1歪み情報80および第2歪み情報82のうち、車両が停車中に検出されたものを利用して、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を算出してもよい。また、第1歪センサ56により検出された空気供給孔30aの径方向外側部の歪みと第2歪センサ58により検出された空気供給孔30aの径方向内側部の歪みとの差が所定の値よりも小さい場合に、その第1歪み情報80および第2歪み情報82を利用してタイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を算出してもよい。ただし、タイヤバルブ30の伸縮量がこの値を意味するものに限られないことは勿論である。
タイヤバルブに曲げ力が与えられている場合は、グロメット32が変形してタイヤ気室26内と外部とを遮蔽する機能が弱くなることによりタイヤの空気漏れがより発生しやすくなる。このため空気漏れ判定部104は、第1歪み情報80および第2歪み情報82を利用して、タイヤバルブ30の径方向曲げ量を算出し、算出されたタイヤバルブ30の径方向曲げ量に応じて、空気漏れが発生しているか否かを判定するときのタイヤバルブ30の軸方向の伸び量の閾値を変化させる。記憶部114にはタイヤバルブ30の径方向曲げ量と、空気漏れを判定する際に使用するタイヤバルブ30の伸び量の閾値とが対応付けられたマップが格納されている。空気漏れ判定部104は、このマップを参照することにより、タイヤバルブ30の径方向曲げ量に応じて閾値を変化させる。
なお、本実施形態においてタイヤバルブ30の径方向曲げ量とは、第1歪センサ56により検出された空気供給孔30aの径方向外側部の歪みと第2歪センサ58により検出された空気供給孔30aの径方向内側部の歪みの差を意味する。ただし、タイヤバルブ30の径方向曲げ量がこの値を意味するものに限られないことは勿論である。
表示制御部112は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定され、且つタイヤに空気漏れが発生していると判定された場合に、タイヤの空気漏れによりタイヤ空気圧が低下している旨をディスプレイ20に表示させる。また、表示制御部112は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定され、且つタイヤに空気漏れが発生していないと判定された場合に、タイヤの空気漏れ以外の要因によりタイヤ空気圧が低下している旨をディスプレイ20に表示させる。これにより、車両の乗員はタイヤ空気圧低下の要因に応じた適切な処置を行うことが可能となる。
車輪速推定部106は、第1歪み情報80および第2歪み情報82からタイヤバルブ30の径方向曲げ量を算出し、算出したタイヤバルブ30の径方向曲げ量を利用して車輪14の回転速度を推定する。
記憶部114は、推定された車輪速を示す車輪速情報を、車輪速を推定した時刻と対応付けて格納する。また、記憶部114は、タイヤ空気圧情報76を検出タイミング情報84と対応付けて格納する。タイヤ耐久性判定部108は、記憶部114に格納された過去から現在に至るまでの車輪速情報と過去から現在に至るまでに受信したタイヤ空気圧情報76とが、タイヤの耐久性に関連する所定の条件を満たすか否かを判定する。
本実施形態では、車輪14にランフラットタイヤが採用されており、車輪14の空気圧がある程度低下した場合であっても、車両10はある程度の距離を走行することが可能である。このためタイヤ耐久性判定部108は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下してから現在までに車両10が走行した距離を、記憶部114に格納された車輪速情報を利用して算出する。タイヤ耐久性判定部108は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下してから車両10が走行した距離が所定の距離以上になったか否かを判定する。
車両10が走行した距離が所定の距離以上になったと判定した場合、表示制御部112は、タイヤ24の耐久性が低下したためこれ以上の車両10の走行が困難である旨、または車両10が走行可能と判定される残りの距離をディスプレイ20に表示させる。したがって、表示制御部112およびディスプレイ20は、タイヤ24の耐久性が低下した旨を車両の乗員に報知するタイヤ耐久性報知手段としても機能する。
タイヤダメージ判定部110は、まず第1歪み情報80および第2歪み情報82からタイヤバルブ30の径方向曲げ量を算出し、算出したタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪に与えられた外力を推定する。次にタイヤダメージ判定部110は、推定された外力がタイヤ24のダメージに関連する所定の条件を満たすか否かを判定する。
具体的には、タイヤダメージ判定部110は、推定された外力が所定の値を超えるか否かを判定する。車輪14が大きな凸部に高速で乗り上げるなど、非常に大きな外力が一度にタイヤ24に与えられた場合、タイヤ24にダメージが与えられることがある。このため、推定された外力が所定の値を超える場合はタイヤ24にダメージが与えられた可能性があることから、表示制御部112はタイヤ24にダメージが与えられた旨またはその可能性がある旨をディスプレイ20に表示させ、車両の乗員にその旨を報知する。
また、タイヤ24の一部にダメージが既に与えられている場合、車両10の走行中に車輪14に特有の振動が発生する場合がある。このためタイヤダメージ判定部110は、推定された外力がこのような特有の振動に該当するか否かを判定することにより、タイヤ24にダメージが与えられているか否かを判定する。タイヤにダメージが与えられていると判定された場合、表示制御部112は、表示制御部112はタイヤ24にダメージが与えられた旨をディスプレイ20に表示させ、車両の乗員にその旨を報知する。
このときタイヤダメージ判定部110は、タイヤにダメージが与えられていると判定した根拠となった第1歪み情報80および第2歪み情報82を含むユニットデータ70に含まれるユニットID72を特定する。次にタイヤダメージ判定部110は、記憶部114に格納されたユニットID72とTPMSバルブユニット16の取付車輪との対応関係を参照し、ユニットデータ70を送信したTPMSバルブユニット16の取付位置を特定することにより、タイヤにダメージが与えられていると判定した車輪14を特定する。表示制御部112は、タイヤにダメージが与えられている旨と共に、タイヤにダメージが与えられていると判定した車輪14をディスプレイ20に表示させる。これにより、車両の乗員はどの車輪14のタイヤにダメージが与えられているかを容易に知ることができる。
このように表示制御部112は、タイヤ24にダメージが与えられた旨を車両の乗員に報知するタイヤダメージ報知手段としても機能する。これにより、車両の乗員はタイヤ24にダメージが与えられた場合に迅速に適切な処置を行うことが可能となる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そうした例をあげる。
ある変形例では、タイヤバルブ30の内壁における車輪周方向の両端部に、第3歪センサおよび第4歪センサがそれぞれ取り付けられる。たとえば図3において、第3歪センサは空気供給孔30aの上側の内壁に取り付けられ、第4歪センサは空気供給孔30aの下側の内壁に取り付けられる。第3歪センサおよび第4歪センサには、一方向の歪みを検出する一般的な歪ゲージが採用される。第3歪センサおよび第4歪センサは、車輪径方向における同じ位置で対向するように、すなわち車輪周方向に対向するように空気供給孔30aの内壁に取り付けられており、それぞれタイヤバルブ30の軸方向の歪みを検出する。
第3歪センサおよび第4歪センサは処理装置60に接続されており、各々の検出結果は処理装置60に出力される。処理装置60は、ユニットデータ70の車輪状態情報74に、第3歪センサから取得した第3歪み情報と第4歪センサから取得した第4歪み情報を含ませる。空気漏れ判定部104は、第3歪み情報および第4歪み情報を利用して、ユニット本体部28が車輪周方向に変位したときのタイヤバルブ30の曲げ量である周方向曲げ量を算出し、算出されたタイヤバルブ30の周方向曲げ量に応じて、空気漏れが発生しているか否かを判定するときのタイヤバルブ30の軸方向の伸び量の閾値を変化させる。これによって、タイヤバルブ30の周方向曲げ量を考慮した精度の良い空気漏れ判定を実現することができる。
別の変形例では、第1歪センサ56および第2歪センサ58は、クロスゲージではなく、一方向の歪みを検出する一般的な歪ゲージが採用される。第1歪センサ56および第2歪センサ58は、それぞれタイヤバルブ30の軸方向の歪みを検出するよう空気供給孔30a内壁に配置される。これによって、第1歪センサ56および第2歪センサ58を設けることによるコストの増加を抑制することができる。
また別の変形例では、ディスプレイ20の代わりに警告灯などが用いられる。この場合、空気圧が低下した旨を報知する空気圧警告灯、タイヤに空気漏れが発生している旨を報知する空気漏れ警告灯、タイヤ24の耐久性が低下したことを報知するタイヤ耐久性警告灯、タイヤにダメージが与えられた旨を報知するタイヤダメージ警告灯が、それぞれ車両室内のインストルメントパネルに設けられる。
表示制御部112は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合に空気圧警告灯を点灯させる。また、表示制御部112は、タイヤ24に空気漏れが発生したと判定された場合に空気漏れ警告灯を点灯させる。また、表示制御部112は、タイヤの耐久性が低下したと判定された場合にタイヤ耐久性警告灯を点灯させる。また、表示制御部112は、タイヤ24にダメージが与えられたと判定された場合にタイヤダメージ警告灯を点灯させる。このように警告灯を用いても、車両の乗員に様々な警告などを報知することができる。
また別の変形例では、車両10の室内にスピーカ(図示せず)が設けられる。ECU100は音声制御部を有する。音声制御部は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合、タイヤ24に空気漏れが発生したと判定された場合、タイヤの耐久性が低下したと判定された場合、またはタイヤ24にダメージが与えられたと判定された場合に、その旨を音声によりスピーカから出力する。このように音声によっても、車両の乗員に様々な警告などを報知することができる。
また別の変形例では、ECU100は、空気漏れ危険度判定部を有する。空気漏れ危険度判定部は、受信したユニットデータ70の車輪状態情報74に含まれる第1歪み情報80および第2歪み情報82を利用して、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を算出し、算出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生する危険度を判定する。この場合のタイヤに空気漏れが発生する危険度とは、タイヤに空気漏れが発生する前の状態におけるタイヤバルブの締結強度を意味する。
タイヤの空気漏れは発生する前に予測可能であることが好ましい。これに対し、タイヤバルブの締結が弱くなっている場合、その時点でタイヤの空気漏れが発生していなくても、その後タイヤバルブの締結がさらに弱くなることによりタイヤの空気漏れが発生する可能性が高くなる。このため、タイヤバルブの締結強度、すなわち軸方向の伸び量を検出することにより、タイヤに空気漏れが発生する危険度を、タイヤの空気漏れ発生前に事前に予測することができると考えられる。
タイヤに空気漏れが発生する危険度は、たとえば大または小など、複数のランクに分けられている。空気漏れが発生する危険度を判定するためのタイヤバルブの軸方向の伸び量の所定の値は、その伸び量となっているときのタイヤバルブの締結強度のままある程度の期間が経過し、またはある程度の走行距離を車両が走行するとタイヤに空気漏れが発生する可能性が高くなる値として予め実験により取得した値である。
たとえば、空気漏れ危険度判定部が、タイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の値以下となっておりタイヤバルブの締結が弱くなっていることから空気漏れが発生する可能性が高いと判定した場合、表示制御部112は、その旨をディスプレイ20に表示させる。したがって表示制御部112およびディスプレイ20は、空気漏れが発生する危険度を車両の乗員に報知する空気漏れ危険度報知手段として機能する。このようにタイヤバルブの伸び量に基づいてタイヤに空気漏れが発生する危険度を予め車両の乗員に報知することによって、簡易にタイヤの空気漏れを抑制することができる。
また別の変形例では、ECU100は、タイヤバルブ30のホイールリム22aへの固定度合いを判定するバルブ固定判定部を有する。バルブ固定判定部は、受信したユニットデータ70の車輪状態情報74に含まれる第1歪み情報80および第2歪み情報82を利用して、タイヤバルブ30の軸方向の伸縮量を算出し、算出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の値以下か否かを判定することによりタイヤバルブ30のホイールリム22aへの固定度合いを判定する。この場合のタイヤバルブ30のホイールリム22aへの固定度合いとは、タイヤバルブ30がホイールリム22aへ所定の締結強度で締結されているか否かを意味する。
たとえばバルブ固定判定部が、タイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の値以下となっておりタイヤバルブの締結が充分でないと判定した場合、表示制御部112は、その旨をディスプレイ20に表示させる。したがって表示制御部112およびディスプレイ20は、タイヤバルブの締結が充分でない旨を車両の乗員に報知するバルブ固定報知手段として機能する。このようにタイヤバルブの伸び量に基づいてタイヤバルブの締結状況を予め車両の乗員に報知することによって、タイヤバルブの締結が不充分なことによりタイヤバルブの締結がその後徐々に低下しタイヤの空気漏れに至ることを簡易に抑制することができる。
本実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムが搭載された車両の全体構成図である。 本実施形態に係るTPMSバルブユニットを含む車輪の断面図である。 図2においてTPMSバルブユニットを視点Pから見た図である。 TPMSバルブユニットの機能ブロック図である。 ユニットデータの構成を示す図である。 タイヤ空気圧監視システムの構成要素のうち車体に搭載される構成要素の機能ブロック図である。
符号の説明
10 車両、 12 車体、 14 車輪、 16 TPMSバルブユニット、 20 ディスプレイ、 22 ホイール、 22a ホイールリム、 22b バルブ挿通孔、 24 タイヤ、 26 タイヤ気室、 28 ユニット本体部、 30 タイヤバルブ、 30a 空気供給孔、 52 空気圧センサ、 54 温度センサ、 56 第1歪センサ、 58 第2歪センサ、 100 ECU、 102 タイヤ空気圧判定部、 104 空気漏れ判定部、 106 車輪速推定部、 108 タイヤ耐久性判定部、 110 タイヤダメージ判定部、 112 表示制御部、 114 記憶部、 200 タイヤ空気圧監視システム。

Claims (15)

  1. タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、
    前記車輪状態検出ユニットは、タイヤバルブの軸方向の伸縮量を検出するバルブ変形センサを有することを特徴とする車輪状態検出装置。
  2. 前記車輪状態検出ユニットは、ホイールリムに設けられたタイヤ気室内と外部とを繋ぐバルブ挿通孔にタイヤバルブが挿通され、当該バルブ挿通孔が遮蔽されるようホイールリムに締結されることにより、ホイールに取り付けられるものであって、
    検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する空気漏れ判定手段と、
    空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車輪状態検出装置。
  3. タイヤ空気圧を検出する空気圧センサと、
    検出されたタイヤ空気圧が所定の値以下に低下したか否かを判定するタイヤ空気圧判定手段と、
    検出されたタイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気圧低下報知手段と、をさらに備え、
    前記空気圧低下報知手段は、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定され、且つタイヤに空気漏れが発生していると判定された場合に、タイヤの空気漏れによりタイヤ空気圧が低下している旨を報知することを特徴とする請求項2に記載の車輪状態検出装置。
  4. 前記バルブ変形センサは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量も検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車輪状態検出装置。
  5. 前記バルブ変形センサは、タイヤバルブの空気供給孔の内周面のうち車輪径外側部分の軸方向の歪みと車輪径内側部分の軸方向の歪みを検出することにより、タイヤバルブの軸方向の伸縮量およびタイヤバルブの径方向曲げ量を検出することを特徴とする請求項4に記載の車輪状態検出装置。
  6. 前記車輪状態検出ユニットは、ホイールリムに設けられたタイヤ気室内と外部とを繋ぐバルブ挿通孔にタイヤバルブが挿通され、当該バルブ挿通孔が遮蔽されるようホイールリムに締結されることにより、ホイールに取り付けられるものであって、
    検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する空気漏れ判定手段と、
    空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段と、をさらに備え、
    前記空気漏れ判定手段は、検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量に応じて、タイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定するときのタイヤバルブの軸方向の伸縮量の閾値を変化させることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の車輪状態検出装置。
  7. 検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪の回転速度を推定する車輪速推定手段をさらに備えることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の車輪状態検出装置。
  8. 前記車輪状態検出ユニットは、タイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサをさらに有し、
    過去から現在に至るまでに検出されたタイヤ空気圧と過去から現在に至るまでに推定された車輪の回転速度とが、タイヤの耐久性に関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤ耐久性判定手段と、
    過去から現在に至るまでに検出されたタイヤ空気圧と過去から現在に至るまでに推定された車輪の回転速度とが当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤの耐久性が低下した旨を車両の乗員に報知するタイヤ耐久性報知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の車輪状態検出装置。
  9. 検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪に与えられた外力を推定し、 推定された外力がタイヤのダメージに関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤダメージ判定手段と、
    推定された外力が当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤにダメージが与えられた旨を車両の乗員に報知する外力報知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載の車輪状態検出装置。
  10. 前記車輪状態検出ユニットは、ホイールリムに設けられたタイヤ気室内と外部とを繋ぐバルブ挿通孔にタイヤバルブが挿通され、当該バルブ挿通孔が遮蔽されるようホイールリムに締結されることにより、ホイールに取り付けられるものであって、
    検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生する危険度を判定する空気漏れ危険度判定手段と、
    空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ危険度報知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の車輪状態検出装置。
  11. タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、
    前記車輪状態検出ユニットは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサを有し、
    前記バルブ変形センサは、タイヤバルブの空気供給孔の内周面のうち車輪径外側部分の軸方向の歪みと車輪径内側部分の軸方向の歪みを検出することにより、タイヤバルブの径方向曲げ量を検出することを特徴とする車輪状態検出装置。
  12. タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、
    前記車輪状態検出ユニットは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサを有し、
    検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪の回転速度を推定する車輪速推定手段をさらに備えることを特徴とする車輪状態検出装置。
  13. 前記車輪状態検出ユニットは、タイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサをさらに有し、
    過去から現在に至るまでに検出されたタイヤ空気圧と過去から現在に至るまでに推定された車輪の回転速度とが、タイヤの耐久性に関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤ耐久性判定手段と、
    過去から現在に至るまでに検出されたタイヤ空気圧と過去から現在に至るまでに推定された車輪の回転速度とが当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤの耐久性が低下した旨を車両の乗員に報知するタイヤ耐久性報知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の車輪状態検出装置。
  14. タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットを備える車輪状態検出装置において、
    前記車輪状態検出ユニットは、ユニット本体部が車輪径方向に変位するときのタイヤバルブの曲げ量である径方向曲げ量を検出するバルブ変形センサを有し、
    検出されたタイヤバルブの径方向曲げ量を利用して車輪に与えられた外力を推定し、 推定された外力がタイヤのダメージに関連する所定の条件を満たすか否かを判定するタイヤダメージ判定手段と、
    推定された外力が当該所定の条件を満たすと判定された場合に、タイヤにダメージが与えられた旨を車両の乗員に報知する外力報知手段と、
    をさらに備えることを特徴とする車輪状態検出装置。
  15. タイヤバルブおよび当該タイヤバルブの一端に固定されたユニット本体部を有し、タイヤバルブがホイールリムに固定されることによりホイールに取り付けられる車輪状態検出ユニットであって、
    タイヤ空気圧を検出する空気圧センサと、
    タイヤバルブの軸方向の伸縮量を検出するバルブ変形センサと、
    検出されたタイヤ空気圧を示すデータ、および検出されたタイヤバルブの軸方向の伸縮量を示すデータを無線により外部に送信する送信手段と、を有する車輪状態検出ユニットと、
    前記送信手段により送信されたデータを受信する受信手段と、
    受信したタイヤ空気圧を示すデータを利用して、タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したか否かを判定するタイヤ空気圧判定手段と、
    受信したタイヤバルブの軸方向の伸縮量を示すデータを利用して、検出されたタイヤバルブの軸方向の伸び量が所定の閾値以下か否かを判定することによりタイヤに空気漏れが発生しているか否かを判定する空気漏れ判定手段と、
    タイヤ空気圧が所定の値以下に低下したと判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気圧低下報知手段と、
    タイヤに空気漏れが発生していると判定された場合に、その旨を車両の乗員に報知する空気漏れ報知手段と、
    を備えることを特徴とする車輪状態検出装置。
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