JP4805204B2 - 光モジュール - Google Patents

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本発明、平面光波回路上の光導波路と半導体チップ上の半導体導波路をハイブリッド集積した光モジュールに関する。
スイッチング速度がns(ナノ秒)以下の超高速動作可能な光スイッチは、次世代超高速フォトニックネットワークを支える部品の一つとして位置づけられている。かねてより、光スイッチに関する研究開発はなされており、石英系平面光波回路(PLC: Planar Lightwave Circuit)光半導体導波回路LN等の電気光学結晶を使用したデバイスが各種提案されている。
例えば、(1)非特許文献1には、光半導体導波路で形成された1xM-AWG,MxN-AWG,Nx1-MMIコンバイナ及びSOAをモノリシック集積し、WDMチャンネルセレクターを形成した技術が開示されている。(2)また、非特許文献2には、熱光学効果を用いた16x16のノンブロッキング型マトリックス光スイッチが開示されている。
N.Kikuchi et al., "Monolithically integrated 64-channel WDM channel selector with novel configuration", Electronics Letter, Vol.38, pp.331-332, 2002. Takashi Goh et al., "Low loss and high extinction ratio strictly nonblocking 16x16 thermooptic matrix switch on 6-in wafer using silica-based planar lightwave circuit technology", Journal of Lightwave Technology,Vol.19, No.3, March 2001.
ところで、上記非特許文献1に開示された従来技術のような、光半導体導波路,電気光学結晶を使用したものは、高速動作は可能なものの偏波依存損失(PDL)に関して十分な議論が成されておらず、実際の幹線系への適用にはまだ時間がかかると思われる。例えば、非特許文献1に開示された従来技術のものでは、スイッチング速度は1.5nsと高速だが、PDLはMMIコンバイナ部分で数dB,SOA部分で1dB程度ある。
一方、上記非特許文献2に開示された従来技術では、石英系PLCのものは材料系自体が等方体であるためPDL特性に対しては実用上十分な特性が得られているが、スイッチング速度に関しては熱光学効果を利用するため、msオーダーの速度が限界である。
ゆえに、実用的な偏波無依存かつ高速光スイッチが要望されている。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて為されたもので、その目的は、偏波無依存でかつ高速動作可能な高速光スイッチを実現可能な光モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光モジュールは、PLCチップ上の平面光波回路と、半導体チップ上の半導体導波路をハイブリッド集積した光モジュールであって、前記半導体チップの前記半導体導波路には、入射光をオン、オフさせて出射する半導体光スイッチ手段が設けられており、前記平面光波回路は、入射光をTE成分とTM成分に偏波分離する偏波スプリッタと、偏波分離されたTE成分をそのまま前記半導体光スイッチ手段へ入射させる第1の入力側光導波路と、偏波分離されたTM成分をTE成分に変換する1/2波長板が導波路中に挿入され、変換されたTE成分を前記半導体光スイッチ手段へ入射させる第2の入力側光導波路と、前記TE成分とTM成分を合波して出力する偏波コンバイナと、前記半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の一方を前記偏波コンバイナへ入射させる第1の出力側光導波路と、前記半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の他方をTM成分に変換する前記1/2波長板が導波路中に挿入され、変換されたTM成分を前記偏波コンバイナへ入射させる第2の出力側導波路と、を備え、前記半導体チップは、サブマウント上に半導体基板が搭載されてなり、前記半導体基板に前記半導体導波路が設けられており、前記半導体導波路と前記平面光波回路とがバットジョイント構造により集積されていることを特徴とする。
この態様によれば、まず入射した光は、偏波スプリッタによって、TE成分とTM成分に偏波分離される。続いて、偏波分離されたTE成分はそのまま半導体導波路の半導体光スイッチ手段へ入射され、一方、偏波分離されたTM成分は1/2波長板によって一度TE成分に変換されて、半導体導波路の半導体光スイッチ手段へ入射される。
半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の一方は、そのまま第1の出力側光導波路を伝搬して偏波コンバイナへ入射され、一方、半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の他方は、1/2波長板によってもう一度TM成分に変換され、第2の出力側光導波路を伝搬して偏波コンバイナへ入射される。偏波コンバイナに入射されたTE成分とTM成分は合波されて出力される。
このように、半導体導波路の半導体光スイッチ手段には、TE成分のみを入射させているので、偏波依存損失(PDL)はほとんど発生せず偏波無依存かつ高速光スイッチ(スイッチング速度がnsオーダーのスイッチ)を実現することができる。
本発明の他の態様に係る光モジュールは、前記平面光波回路は2つの入力ポートと2つの出力ポートとを備え、前記偏波スプリッタおよび前記偏波コンバイナが前記2つの入力ポートおよび2つの出力ポートにそれぞれ対応して2つずつ設けられていることを特徴とする。
この態様によれば、2×2の偏波無依存高速光スイッチを実現することができる。
本発明の他の態様に係る光モジュールは、前記半導体光スイッチ手段は、前記半導体導波路に形成されたマッハツェンダー干渉計を含み、前記マッハツェンダー干渉計の2つのアーム導波路をそれぞれ伝搬する光の位相を変えることによってスイッチングを行うことを特徴とする。
この態様によれば、マッハツェンダー干渉計の2つのアーム導波路をそれぞれ伝搬する光の位相を変えることによって、高速スイッチングを行うことができる。
本発明の他の態様に係る光モジュールは、前記平面光波回路は、一つの前記PLCチップ上に形成されており、前記半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の一方および他方は、前記半導体チップ上で折り返された半導体導波路を介して、前記PLCチップ上の前記第1の出力側光導波路および第2の出力側光導波路にそれぞれ入射されることを特徴とする。
この態様によれば、半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の一方および他方は、前記半導体チップ上で折り返された半導体導波路を介して、同一のPLCチップ上の光導波路にそれぞれ入射されるので、PLCチップと半導体チップとのバットジョイント(突き合わせ接合)が一箇所となり、光モジュールの製造が容易になる。
本発明によれば、偏波スプリッタで分離したTM成分を1/2波長板でTE成分に変換して半導体導波路に入射させ、さらにそのTE成分を1/2波長板でTM成分に変換させ偏波コンバイナで合波することによって、従来困難であった偏波無依存でかつ高速動作可能な高速光スイッチを実現することができる。
次に、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
一実施形態に係る光モジュールを、図1および図2に基づいて説明する。
図1に2×2の偏波無依存高速光スイッチとして構成された一実施形態に係る光モジュール10を示す。
この光モジュール10は、PLCチップ20の平面光波回路21とSiサブマウント30上の半導体導波路31とのバットジョイント(突き合わせ)構造により、平面光波回路21と半導体導波路31がハイブリッド集積されている。
Siサブマウント30には半導体基板32が搭載されている。この半導体基板32上には、半導体導波路31と、この半導体導波路31に設けられ、入射光をオン、オフさせて出射する半導体光スイッチ手段としての半導体光スイッチ33,34が設けられている。Siサブマウント30と半導体基板31により、半導体チップが構成されている。
半導体光スイッチ33,34はそれぞれ、2つの方向性結合器と、これら2つの方向性結合器間に接続された導波路長の異なる2つのアーム導波路とを備える非対称型マッハツェンダー干渉計(MZI)によって構成されている。半導体光スイッチ33,34は、各MZIの2つのアーム導波路を伝搬する光の位相を、外部から入力する電気信号により変えることによって、高速スイッチング(nsオーダーのスイッチング)が行われるようになっている。
平面光波回路21には、入射光A,BをTE成分とTM成分にそれぞれ偏波分離する2つの偏波スプリッタ40,41と、偏波分離されたTE成分をそのまま半導体光スイッチ33の2つの入力側半導体導波路(入力側の方向性結合器の2つの入力端)へそれぞれ入射させる2組の第1の入力側光導波路22,22と、が形成されている。
また、平面光波回路21には、偏波分離されたTM成分をTE成分に変換する1/2波長板23が導波路中に挿入され、変換されたTE成分を半導体光スイッチ34に接続された2つの入力側半導体導波路へそれぞれ入射させる2組の第2の入力側光導波路24,24が形成されている。それら2つの入力側半導体導波路は、半導体光スイッチ34の入力側の方向性結合器の2つの入力端にそれぞれ接続されている。
また、平面光波回路21には、TE成分とTM成分を合波して出力する2つの偏波コンバイナ50、51と、半導体光スイッチ33に接続された2つの出力側半導体導波路35,35からそれぞれ出射されるTE成分を偏波コンバイナ50,51へそれぞれ入射させる2組の第1の出力側光導波路25,25とが形成されている。2つの出力側半導体導波路35,35は、半導体光スイッチ33の出力側の方向性結合器の2つの出力端にそれぞれ接続されている。
さらに、平面光波回路21には、半導体光スイッチ34の2つの出力側半導体導波路36,36からそれぞれ出射されるTE成分を偏波コンバイナ50,51へそれぞれ入射させる2組の第2の出力側光導波路26,26が形成されている。2つの出力側半導体導波路36,36は、半導体光スイッチ34の出力側の方向性結合器の2つの出力端にそれぞれ接続されている。
偏波スプリッタ40,41は、図2に示すように、複屈折のコア幅依存性を用いており、高い偏波消光比を得るために、1段目のマッハツェンダー干渉計(MZI)61と、2段目のMZI62,63とをそれぞれカスケード接続している。偏波コンバイナ50,51も偏波スプリッタ40,41と同様の構成を有する。
上記構成を有する光モジュール10では、まず入力ポートAから入射した光(以下、光Aと呼ぶ。)は、偏波スプリッタ40によって、TE成分とTM成分に偏波分離される。続いて、偏波分離されたTE成分はそのまま第1の入力側光導波路22を伝搬して半導体光スイッチ33の一方の入力端(入力側の方向性結合器の一方の入力端)へ入射される。
一方、偏波分離されたTM成分は1/2波長板23によって一度TE成分に変換されて、第2の入力側光導波路24を伝搬して半導体光スイッチ34の一方の入力端(入力側の方向性結合器の一方の入力端)へ入射される。
半導体光スイッチ33,34が共にオンになると、各半導体光スイッチ33,34にそれぞれ接続された2つの出力側半導体導波路35,36に光AのTE成分がそれぞれ入射し、各TE成分は、出力側半導体導波路35,36を伝搬して、第1,第2の出力側光導波路25,26にそれぞれ入射する。
第1の出力側光導波路25に入射した光AのTE成分はそのまま偏波コンバイナ50へ入射され、一方、第2の出力側光導波路26に入射した光AのTE成分は1/2波長板23でもう一度TM成分に変換されて偏波コンバイナ50へ入射される。これにより、光AのTE成分とTM成分が偏波コンバイナ50により合波されて、出力ポートCから光が出射される。
入力ポートBから入射した光(以下、光Bと呼ぶ。)は、光Aと同様に、半導体光スイッチ33,34が共にオンになると、各半導体光スイッチ33,34にそれぞれ接続された2つの出力側半導体導波路35,36に光BのTE成分がそれぞれ入射し、各TE成分は、出力側半導体導波路35,36を伝搬して、第1,第2の出力側光導波路25,26にそれぞれ入射する。
第1の出力側光導波路25に入射した光BのTE成分はそのまま偏波コンバイナ51へ入射され、一方、第2の出力側光導波路26に入射した光BのTE成分は1/2波長板23でもう一度TM成分に変換されて偏波コンバイナ51へ入射される。これにより、光BのTE成分とTM成分が偏波コンバイナ51により合波されて、出力ポートDから光が出力される。
このように、上記構成を有する光モジュール10では、ポートA,Bから入射した光は、偏波スプリッタ40,41によって、TE成分とTM成分にそれぞれ偏波分離される。続いて、偏波分離されたTE成分はそのまま半導体導波路31へ入射されるが、一方、TM成分は1/2波長板23によって一度TE成分に変換されて、半導体導波路31へ入射される。ここでは、半導体導波路31に形成された各半導体光スイッチ33,34のMZIの位相を変えることによって、高速スイッチング(nsオーダーのスイッチング)が行われる。その後、偏波コンバイナ50,51に入射されるが、TM成分から変換されたTE成分は、1/2波長板23によりもう一度TM成分に変換され、偏波コンバイナ50,51によってTE成分とTM成分が合波され、ポートC,Dからそれぞれ出射される。
以上のように構成された一実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○半導体導波路31の半導体光スイッチ33,34には、TE成分のみを入射させているので、偏波依存損失(PDL)はほとんど発生せず偏波無依存かつ高速光スイッチ(スイッチング速度がnsオーダーのスイッチ)を実現することができる。
○平面光波回路21は2つの入力ポートA,Bと2つの出力ポートC,Dとを備え、偏波スプリッタ40,41および偏波コンバイナ50,51が2つの入力ポートA,Bおよび2つの出力ポートC,Dにそれぞれ対応して2つずつ設けられている。これにより、2×2の偏波無依存高速光スイッチを実現することができる。
○半導体光スイッチ33,34の各MZIの2つのアーム導波路を伝搬する光の位相を、外部から入力する電気信号により変えることによって、高速スイッチング(nsオーダーのスイッチング)を行うことができる。
○平面光波回路21は、一つのPLCチップ20上に形成されており、各半導体光スイッチ33,34から出射されるTE成分は、半導体基板(半導体チップ)32上で折り返された半導体導波路31を介して、PLCチップ20上の光導波路にそれぞれ入射されるようになっている。これにより、各半導体光スイッチ33,34から出射される2つのTE成分の一方および他方は、半導体基板32上で折り返された半導体導波路31を介して、同一のPLCチップ20上の光導波路にそれぞれ入射されるので、PLCチップ20と、半導体基板32およびSiサブマウント30からなる半導体チップとのバットジョイントが一箇所となり、光モジュールの製造が容易になる。
○TE成分をTM成分に変換する第1の1/2波長板とTM成分をもう一度TE成分に変換する第2の1/2波長板とを一つの1/2波長板23で構成しているので、1/2波長板23を対応する光導波路に挿入する作業が容易になる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記一実施形態では、各半導体光スイッチ33,34からそれぞれ出射される2つのTE成分は、半導体基板32上で折り返された半導体導波路31を介して、同一のPLCチップ20上の光導波路にそれぞれ入射させるようにしているが、本発明はこれに限定されない。半導体導波路31は折り返さなくてもよく、半導体導波路31の両側にPLCがバットジョイントされる構成の光モジュールにも本発明は適用可能である。
・1/2波長板23を挿入する位置は、偏波スプリッタおよび偏波コンバイナの配置により変化するのは言うまでもない。
・上記一実施形態では、半導体光スイッチ33,34はそれぞれ、2つの方向性結合器と、これら2つの方向性結合器間に接続された導波路長の異なる2つのアーム導波路とを備える非対称型マッハツェンダー干渉計(MZI)によって構成されているが、非対称型MZIに代えて、対称型MZIを用いても良い。
・MZIを半導体部分に形成させたが、それに限ることなく、少なくとも1つのDC部分をPLC部分に形成させ、半導体部分は高速位相シフタの機能(例えばSOAなど)を有していればよい。
・またTEとTM成分の位相ずれを考慮して、PLC回路上(例えば25A,25B,26A,26B上)にヒータを設け、位相を調整できる機能を付加してもよい。
・また、上記目的として、半導体回路にも、位相を調整できる機能を付加してもよい。
上記一実施形態では、ポートAから入射した光のTE成分と、そのTM成分から変換されたTE成分とが別の半導体光スイッチに入射され、ポートBから入射した光のTE成分と、そのTM成分から変換されたTE成分も別の半導体光スイッチに入射されるように構成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、ポートAから入射した光のTE成分と、そのTM成分から変換されたTE成分とが同じ半導体光スイッチ、例えば半導体光スイッチ33に入射され、ポートBから入射した光のTE成分と、そのTM成分から変換されたTE成分とが同じ半導体光スイッチ、例えば半導体光スイッチ34に入射されるように構成しても良い。このような構成の光モジュールでは、次の4状態が得られる。
(1)出力ポートC,D共に光出力が無い状態。
(2)出力ポートCのみから光Aが出力される状態。
(3)出力ポートDのみから光Bが出力される状態。
(4)出力ポートCから光Aが、出力ポートDから光Bがそれぞれ出力される状態。
・さらに、上記一実施形態で説明した2×2の偏波無依存高速光スイッチを基本構成とし、この基本構成を複数備えた光モジュールを作製することで、N×Nの偏波無依存高速光スイッチを実現することができる。
本発明の一実施形態に係る光モジュールの概略構成を示す斜視図。 図1に示す偏波スプリッタの拡大図。
符号の説明
10:光モジュール
20:PLCチップ
21:平面光波回路
22,22:第1の入力側光導波路
23:1/2波長板
24,24:第2の入力側光導波路
25,25:第1の出力側光導波路
26,26:第2の出力側光導波路
30:Siサブマウント
31:半導体導波路
32:半導体基板
33,34:半導体光スイッチ
40,41:偏波スプリッタ
50、51:偏波コンバイナ

Claims (4)

  1. PLCチップ上の平面光波回路と、半導体チップ上の半導体導波路をハイブリッド集積した光モジュールであって、
    前記半導体チップの前記半導体導波路には、入射光をオン、オフさせて出射する半導体光スイッチ手段が設けられており、
    前記平面光波回路は、
    入射光をTE成分とTM成分に偏波分離する偏波スプリッタと、
    偏波分離されたTE成分をそのまま前記半導体光スイッチ手段へ入射させる第1の入力側光導波路と、
    偏波分離されたTM成分をTE成分に変換する1/2波長板が導波路中に挿入され、変換されたTE成分を前記半導体光スイッチ手段へ入射させる第2の入力側光導波路と、
    前記TE成分とTM成分を合波して出力する偏波コンバイナと、
    前記半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の一方を前記偏波コンバイナへ入射させる第1の出力側光導波路と、
    前記半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の他方をTM成分に変換する前記1/2波長板が導波路中に挿入され、変換されたTM成分を前記偏波コンバイナへ入射させる第2の出力側導波路と、を備え、
    前記半導体チップは、サブマウント上に半導体基板が搭載されてなり、前記半導体基板に前記半導体導波路が設けられており、
    前記半導体導波路と前記平面光波回路とがバットジョイント構造により集積されている
    ことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記平面光波回路は2つの入力ポートと2つの出力ポートとを備え、前記偏波スプリッタおよび前記偏波コンバイナが前記2つの入力ポートおよび2つの出力ポートにそれぞれ対応して2つずつ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記半導体光スイッチ手段は、前記半導体導波路に形成されたマッハツェンダー干渉計を含み、前記マッハツェンダー干渉計の2つのアーム導波路をそれぞれ伝搬する光の位相を変えることによってスイッチングを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光モジュール。
  4. 前記平面光波回路は、一つの前記PLCチップ上に形成されており、前記半導体光スイッチ手段から出射される2つのTE成分の一方および他方は、前記半導体チップ上で折り返された半導体導波路を介して、前記PLCチップ上の前記第1の出力側光導波路および第2の出力側光導波路にそれぞれ入射されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の光モジュール。
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