JP4802967B2 - 画像処理による車両のホイル中心位置計測装置 - Google Patents

画像処理による車両のホイル中心位置計測装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理による車両のホイル中心位置計測装置に関する。
自動車のエンジン性能を検査する装置として、シャシーダイナモメータがある。シャシーダイナモメータは、自動車のホイルが擬似走行路としてのドラムに乗るように自動車を固定し、各種条件でドラムを回転させて自動車性能を検査する装置である。
シャシーダイナモメータ上に配置される車両は、滑らかな路面走行を模擬するため、ホイルがドラムの回転軸の直上に設置されていることが望ましい。しかし、各種動力性能検査によっては、車両に振動や力が作用することによりドラム上で車両が前後方向に移動することがある。このように、検査中にドラム上の車両の位置が変化すると、車両が水平状態を保てず、性能検査値に誤差が生じるという問題がある。
このため、性能検査値の誤差を補正するには車両のホイル中心をリアルタイムで且つ高精度に計測する必要があり、次の技術がある。
(1)メカニカルセンサや赤外線センサによる計測技術は、それらセンサによりホイルの位置を検知し、タイヤのパンクを検知する技術である。
(2)特許文献1は、タイヤの外周や、ホイルとタイヤの継ぎ目や、ホイルに設けられた継ぎ目の画像を取得し、画像処理でホイル中心を計測し車両の設置状態を判定する技術である。レーザなど他の計測手段ではホイル中心測定が困難であるため、画像処理を利用した計測手段は有効な手法である。
特開2005−351730号公報
しかしながら、上述した技術(1)には以下のような問題点が考えられる。即ち、メカニカルセンサは、接触式であるため壊れやすいという問題、また、On/Off計測であるため詳細なホイル中心位置を計測できないという問題である。また、赤外線センサは、非接触でホイル位置を計測できる利点がある一方、分解能が荒くホイル中心を高精度に計測できないという問題である。
また、上述した技術(2)には以下のような問題点が考えられる。即ち、ホイル全体を撮影するためホイル中心が小さく写り、高精度にホイル中心を計測できないという問題、ホイルの汚れや照明状態の変動の影響を受け、ホイル中心を計測ミスする虞があるという問題、ホイル形状からホイルの中心を求めているが、形状中心は実際の回転中心と異なる場合があり、例えばホイルバランスに狂いのあるホイル形状中心と、実際の動的な回転中心は数mm単位で異なる場合があるため、形状中心は正確な回転中心ではなく、ズレが性能検査の誤差となる虞があるという問題である。
このようなことから本発明は、車両のホイルの形状中心を正確に計測することを可能とする画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の第1の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、前記車両のホイルの回転中心に施されたマーカを撮像し、撮像した画像を出力する撮像手段と、予め登録された前記マーカの情報に基づいて、前記撮像手段から入力された前記画像中から前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの画像中の位置から前記ホイル表面における前記マーカの位置を算出し、算出した前記マーカの位置を前記ホイルの回転中心位置として検出する画像処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、第1の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置において、前記撮像手段は、前記マーカである第1のマーカと、前記ホイルに表面に、前記第1のマーカに対して間隔をおいて施された第2のマーカとを撮像して校正用画像列を出力し、前記画像処理手段は、入力された前記校正用画像列から、予め前記第1のマーカの位置を原点として該原点を通る基準線と、該原点と前記第2のマーカとを結ぶ直線との角度、及び前記第1のマーカ位置の中心点を算出し、算出した前記角度及び前記中心点の位置から算出したオフセット量を記憶部に格納する機能と、前記性能試験時に前記オフセット量に基づいて前記ホイルの中心位置を校正する機能とを有することを特徴とする。
本発明の第3の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、前記車両のホイル表面の任意の位置に施された二つのマーカを撮像し、撮像した画像を出力する撮像手段と、入力された前記画像中から予め登録された前記マーカの情報に基づいて前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの前記画像中の位置の変位から複数の前記ホイルの回転中心候補領域を設定し、前記候補領域を構成する回転中心候補点の変位をそれぞれ測定して最も軌跡の偏差が小さい点を前記ホイルの中心位置として検出する画像処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第4の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、前記車両のホイル表面の任意の位置に施された一つのマーカを撮像し、撮像した画像を出力する撮像手段と、入力された前記画像中から予め登録された前記マーカの情報に基づいて前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの位置から前記ホイルの回転中心位置を算出する機能、及び、前記ホイルの回転中心位置を校正する機能を有する画像処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第5の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、前記車両のホイル表面の任意の位置に施されたマーカを少なくとも前記ホイルが一回転する間撮像して撮像した画像を出力する撮像手段と、入力された前記画像中から予め登録された前記マーカの情報に基づいて前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの位置から前記マーカの軌跡を描く論理画像を作成し、前記論理画像から前記マーカの軌跡を円として抽出するとともに中心位置を算出し、算出した前記中心位置を前記ホイルの中心位置として設定する画像処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第6の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、前記車両のホイル表面の任意の位置に施されたマーカを少なくとも前記ホイルが一回転する間露光した状態で撮像して撮像した画像を出力する撮像手段と、入力された前記画像中に撮像された前記マーカの軌跡を円として抽出するとともに中心位置を算出し、算出した前記中心位置を前記ホイルの中心位置として設定する画像処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第7の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、第1乃至第6のいずれかの画像処理による車両のホイル中心位置計測装置において、撮像周期を同期させた二つの前記撮像手段によって、一つの車軸の両側に位置する二つの前記ホイルにそれぞれ施された前記マーカを撮像し、前記画像処理手段が、同期させた二つの前記撮像手段から入力される前記画像からそれぞれ前記ホイルの回転中心位置を算出するとともに、算出した前記回転中心位置の相互関係から、前記車軸の動的な変位を算出する機能を備えたことを特徴とする。
本発明の第8の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、第1乃至第7のいずれかの画像処理による車両のホイル中心位置計測装置において、前記車両の車体正面及び車体側面に施された第3のマーカをそれぞれ撮像し、撮像した車体画像を出力する撮像周期を同期させた二つの撮像手段を備え、前記画像処理手段が、前記同期させた二つの撮像手段から入力される前記車体画像中から予め登録された前記第3のマーカの情報に基づいて前記第3のマーカを抽出し、抽出した前記第3のマーカの位置の相互関係から前記車両の移動量を算出する機能を備えたことを特徴とする。
本発明の第9の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、第7又は第8の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置において、前記画像処理手段によって算出した前記ホイルの回転中心位置の情報に基づいて前記車両に対する拘束力を調整し、前記車両の位置を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の第10の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、第7又は第8の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置において、前記画像処理手段によって算出した前記ホイルの回転中心位置から加速度を算出し、算出した前記加速度を前記車両性能検査の計測値演算に用いることを特徴とする。
上述した本発明の第1の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、従来のレーザ等の接触式の計測手段と比較して、画像処理を用いることにより非接触でホイルの回転中心位置を計測可能である点、ホイル全体を撮像することなくホイル中心部を撮像することで中心位置を計測することが可能であるため、高い分解能でホイルの中心位置を計測可能である点、例えばホイルの色が白であればマーカの色を黒とする、ホイルの色が黒であればマーカの色を城とするなど、状況に応じてマーカを選択することで、ホイルの汚れや照明等の影響を軽減し、ホイルの中心位置をロバストに計測可能である点等の効果が得られる。
本発明の第2の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、マーカを正確なホイルの回転中心位置に施すことが困難な場合であっても、二つのマーカの位置からホイルの回転中心位置を校正することが可能であるため、より高精度にホイルの回転中心位置を計測することが可能である。
本発明の第3の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、ホイルの回転中心位置にマーカを施すことが困難な場合であっても、二つのマーカの位置からホイルの回転中心位置を校正することが可能であるため、正確なホイルの回転中心位置を計測することが可能である。
本発明の第4乃至第6の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、ホイル表面の任意の位置に一つのマーカを施すだけで正確なホイルの回転中心位置を計測することが可能であるため、より簡便にホイルの中心位置を計測することができる。
本発明の第7の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、第1乃至第6の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置による効果に加えて、車軸の前後及び上下方向の時系列的な位置を計測することが可能である。
本発明の第8の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、第1乃至第7の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置による効果に加えて、車両の前後方向、上下方向、及び左右方向の移動量を計測することができるため、車両の動的な移動量を非接触で計測することが可能である。
本発明の第9の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、第7又は第8の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置による効果に加えて、車両の移動量に応じて制御を行い、車両位置を初期状態に維持することができるため、性能検査値の誤差を低減することができる。
本発明の第10の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、車軸又は車両の移動量を2階微分して加速度を算出し、算出した加速度を車両性能検査に反映させることによって、更に車両の性能検査を、より誤差を低減し、高精度に実施することが可能になる。
本発明の実施の形態を以下に示す実施例により詳細に説明する。
図1に基づいて本発明の第1の実施例を詳細に説明する。図1は本実施例に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図、図2はマーカの一例を示す模式図である。
図1に示すように、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、ダイナモメータを構成するドラム1上に設置された車両2の側方に撮像手段としてのカメラ3を配置した構成としている。具体的には、カメラ3は、少なくともホイル21の回転中心をホイル21表面に対向する位置から撮像可能に配置されている。ホイル21表面の回転中心位置には図2に示すように予めマーカ51が施されており、カメラ3はこのマーカ51を撮像して、撮像された画像データを画像処理手段としての画像処理部4へと出力する。
画像処理部4には予め登録マーカとしてマーカ51の形状等の情報が登録されている。画像処理部4は、入力された画像データ(入力画像)に対して、例えばパターンマッチング等の演算処理により登録マーカに相当する部分として、入力画像中のマーカ51の位置をホイル21の中心座標として検出する。そして、このようにして検出されたマーカ51の位置をホイル21の回転中心として各種自動車性能検査に利用するのである。例えば、本実施例ではマーカ51として直径5mm程度の円形状のものを適用した。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、レーザや接触式の計測手段に対して画像処理を用いた非接触式であるため計測を円滑に行うことが可能である。
更に、ホイル21中心位置を微分することでホイル21中心の移動速度及び加速度を計測することが可能である。
更に、ホイル21の回転中心に施されたマーカ51の画像を撮像して位置を検出することが可能であるため、ホイル21全体を撮像する必要がなく、ホイル21の回転中心を拡大した画像を利用することができ、ホイル21中心を高分解能で計測することが可能である。
更に、例えば白色のホイル21であればマーカ51を黒色に、黒色のホイル21であればマーカ51を白色にする等、ホイルの種類に応じて配色を変える等、状況に応じてマーカを選択することにより、ホイル21の汚れや計測時の照明状態等の環境に影響されることなくホイル21の中心をロバストに計測することが可能である。
なお、上述した本実施例においてはパターンマッチング等の演算処理によってマーカ51の位置を検出する例を示したが、例えば二値化処理によってマーカ51を抽出し、抽出したマーカ51の形状の重心をホイル21の回転中心として検出するなど、本発明の主旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることはいうまでもない。
図に基づいて本発明の第2の実施例を説明する。図3は二つのマーカの位置関係の一例を示す説明図である。本実施例は、実施例1と比較して、ホイル21に対して計二箇所にマーカを施す点で異なる。その他の構成は実施例1と概ね同様である。したがって、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、図1に示す構成を例として説明するものとし、上述した説明と重複する説明は省略する。
本実施例においてホイル21表面には、ホイル21の略回転中心位置と回転中心から任意の距離を有する位置とにそれぞれ図3に示すようにマーカ52,53が施されている。
カメラ3はホイル21表面に対向した位置に、マーカ52,53を撮像可能に配置する。カメラ3によって等速回転させたホイル21を一定周期で撮像し、撮像した画像を校正用画像列として画像処理部4に入力する。校正用画像列は、少なくともホイル21を一回転以上回転させて取得する。
画像処理部4には予め登録マーカとしてマーカ52,53の形状等の情報が登録されている。画像処理部4は、校正用画像列に対して例えばパターンマッチング等の演算処理を行い、一つの校正用画像中から二つのマーカ52,53を抽出し、それぞれの位置(座標)を検出する。更に、全ての校正用画像において同様の手順でそれぞれマーカ52,53の座標を検出する。
以下、図3に基づいて二つのマーカ52,53の座標からホイル21の回転中心を算出する手順を説明する。図3に示すように、ホイル21の略回転中心に施されたマーカ52の校正用画像中の位置をm1(x1,y1)、ホイル21の回転中心と距離を置いて施されるマーカ53の位置をm2(x2,y2)とする。
まず、検出した二つのマーカ52,53のそれぞれの位置m1(x1,y1),m2(x2,y2)から、マーカ52を原点として例えば基準線としてのx軸と、m1(x1,y1)とm2(x2,y2)を結ぶ直線とがなす角度、即ちホイル21の回転角θを算出する。また、校正用画像列からマーカ52の位置m1(x1,y1)の中心点を演算により算出し、これを回転中心の真値とする。
次に、校正用画像列から算出したマーカ52の位置m1(x1,y1)と真値との差を演算によって算出し、回転角θ毎のオフセット量を(dx(θ),dy(θ))として予め図示しない記憶手段に格納しておく。
そして、各種自動車性能検査時に、カメラ3によってマーカ52,53を撮像した画像において、記憶手段に格納した回転角θ毎のオフセット量を参照してホイル21の中心位置の校正を行う。
これにより算出した真値をホイル21の回転中心として各種自動車性能検査に利用するのである。なお、校正用画像列中におけるマーカ52,53の区別は、例えば探索位置、検出位置から判断する等とすればよい。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、画像処理部によって算出したオフセット量を用いてホイル21の回転中心の座標を構成することが可能であるため、上述した実施例1の効果に加えて、ホイル21の回転中心をより精密に測定することが可能となる。なお、本実施例ではマーカ52,53の一例として直径5mm程度の円形状のものを適用した。
図に基づいて本発明の第3の実施例を説明する。図4は二つのマーカの位置関係の一例を示す説明図、図5は後述する点Pの軌跡を示す説明図である。本実施例は、実施例2と比較して、マーカを施す位置が異なる例である。その他の構成は実施例2と概ね同様である。したがって、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、図1に示す構成を例として説明するものとし、上述した説明と重複する説明は省略する。
本実施例において、ホイル21には、カメラ3に対向する面であってそれぞれ回転中心から距離を有する任意の位置に図4に示すような二つのマーカ54,55が施されている。カメラ3はホイル21の回転中心と同軸上に、マーカ54,55を撮像可能に配置する。カメラ3によって等速回転させたホイル21を一定周期で撮像し、撮像した画像を校正用画像列として画像処理部4に入力する。校正用画像列は、少なくともホイル21を一回転以上回転させて取得する。
画像処理部4には予め登録マーカとしてマーカ54,55の形状等の情報が登録されている。画像処理部4は、校正用画像列に対して例えばパターンマッチング等の演算処理を行い、一つの校正用画像中から二つのマーカ54,55を抽出し、それぞれの位置(座標)を検出する。更に、全ての校正用画像において同様の手順でそれぞれマーカ54,55の座標を検出する。
以下、図4及び図5に基づいて検出した二つのマーカ54,55の座標からホイル21の回転中心を算出する手順を説明する。図4に示すように、マーカ54,55の校正用画像中の位置をm3(x3,y3),m4(x4,y4)とする。
まず、校正用画像中のマーカ54を原点とし、m3(x3,y3)からm4(x4,y4)へ向かうベクトルをx軸としてマーカ座標軸(x,y)を設定する。そして、このマーカ座標系に、回転中心を含むような回転中心候補領域6を設定する。
次に回転中心候補領域6中の一点を回転中心候補点pとして選択し、図5に示すような軌跡、即ち候補点pが校正用画像列の座標系(u,v)上に描く軌跡を取得し、この軌跡のu軸及びv軸の偏差σup+σvpを算出する。同様にして回転中心候補領域6中の全ての点における偏差σu+σvを算出し、偏差が最小となる点p0をホイル21の回転中心として取得する。
このようにして、算出した位置p0をホイル21の回転中心として各種自動車性能検査に利用するのである。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、上述した実施例2の効果に加えて、ホイル21の回転中心にマーカを施すことが困難な場合であっても、ホイル21の回転中心を精密に測定することが可能となる。例えば、本実施例ではマーカ54,55として直径5mm程度の円形状のものを適用した。
本発明の第4の実施例を説明する。本実施例は、実施例1と比較して、マーカを施す位置が異なる。その他の構成は実施例1と概ね同様である。したがって、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、図1に示す構成を例として説明するものとし、上述した説明と重複する説明は省略する。
本実施例において、ホイル21表面には、任意の位置に一つのマーカが施されている。カメラ3はホイル21表面に対向する位置からマーカを撮像可能な位置に配置する。カメラ3によって等速回転させたホイル21を一定周期で撮像し、撮像した画像を校正用画像列として画像処理部4に入力する。校正用画像列は、少なくともホイル21を一回転以上回転させて取得する。
画像処理部4には予め登録マーカとしてマーカの形状等の情報が登録されている。画像処理部4は、校正用画像列に対して例えばパターンマッチング等の演算処理を行い、一つの校正用画像中からマーカを抽出し、その位置(座標)を検出する。更に、全ての校正用画像において同様の手順でマーカの座標を検出する。
本実施例においては、検出したマーカの座標の平均値を演算により算出し、この平均値をホイル21の回転中心とする。更に、算出したホイル21の回転中心を原点とし、この原点とマーカの位置とを比較することによって回転角度を算出することができる。このようにして、算出したマーカの座標の平均値をホイル21の回転中心として各種自動車性能検査に利用するのである。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、上述した実施例1の効果に加えて、ホイル21の回転中心にマーカを施すことが困難な場合であっても、ホイル21の回転中心及び回転角度を高精度に測定することが可能となる。
本発明の第5の実施例を説明する。本実施例は、実施例4と比較して、画像処理部4において校正用画像列から論理画像を作成し、ホイル21の回転中心を求める手段が異なる。その他の構成は実施例4と概ね同様である。したがって、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、図1に示す構成を例として説明するものとし、上述した説明と重複する説明は省略する。
本実施例では、画像処理部4において校正用画像列から論理画像を作成する。具体的には、例えば、ホイル21が黒色、マーカが白色である場合には、複数の校正用画像列を重ねあわせて同一座標中で最大画素値を有効にして一つの論理画像を作成する。これにより、マーカの軌跡が白色の環状の円となった論理画像が得られる。
また、ホイル21が白色、マーカが黒色である場合には、複数の校正用画像列を重ねあわせて同一座標中で最小画素値を有効にして論理画像を作成し、マーカの軌跡が黒色の環状の円となった論理画像を得る。
このようにして得た論理画像から、最小二乗法等を用いて演算処理を行い、円の中心を算出することでホイル21の回転中心位置を得ることができる。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、実施例4と同様、上述した実施例1の効果に加えて、ホイル21の回転中心にマーカを施すことが困難な場合であっても、ホイル21の回転中心及び回転角度を高精度に測定することが可能となる。
本発明の第6の実施例を説明する。本実施例は、実施例4と比較して、カメラ3によるマーカの撮像方法が異なり、カメラ3の露光時間を長く設定してマーカを撮像し、撮像した画像を処理してホイル21の回転中心を求めるものである。その他の構成は実施例4と概ね同様である。したがって、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、図1に示す構成を例として説明するものとし、上述した説明と重複する説明は省略する。
本実施例において、カメラ3は車両2のホイル21表面に対向するように配置され、ホイル21の回転中心を撮像可能に配置されている。カメラ3に対向するホイル21表面の任意の位置には予めマーカが施されており、カメラ3は露光したまま回転するホイル21を撮像し、画像データを画像処理部4へと出力する。カメラ3は、少なくともホイル21を一回転以上回転させて画像を取得する。
このようにして画像処理部4に入力された入力画像から、例えば、ホイル21を黒色としマーカを白色とした場合、マーカの軌跡として白色の環状の円を抽出し、最小二乗法等を用いて演算を行って円の中心を算出し、これをホイル21の回転中心とする。また、ホイル21を白色としマーカを黒色とした場合、マーカの軌跡として黒色の環状の円を抽出し、演算によって円の中心を算出し、これをホイル21の回転中心とする。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、上述した実施例1の効果に加えて、ホイル21の回転中心にマーカを施すことが困難な場合であっても、ホイル21の回転中心及び回転角度を高精度に測定することが可能となる。
図6に基づいて、本発明の第2の実施例を詳細に説明する。図6は本実施例に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図である。
図6に示すように、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置は、上述した実施例1に対し、2台のカメラを用いる点で異なる。以下、図1に示し上述した部材と同一の部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例において、ドラム1上に設置された車両2の両側方にカメラ31,32が配置されている。具体的には、カメラ31はホイル22に対向する位置に、ホイル21表面の回転中心位置を撮像可能に配置されている。カメラ32はホイル22に対向する位置に、ホイル22表面の回転中心位置を撮像可能に配置されている。
ホイル21,22それぞれの回転中心には図2に示したようなマーカが予め施されており、カメラ31,32は各々マーカを撮像して、撮像された画像データを画像処理部4へと出力する。なお、2台のカメラ31,32は撮像周期を同期させた状態で、回転するホイル21,22に施されたマーカを撮像する。
画像処理部4には予め登録マーカとしてマーカの形状等の情報が登録されている。画像処理部4は、カメラ31,32によって撮像されたそれぞれの入力画像に対して、例えばパターンマッチング等の演算処理により、入力画像中のマーカの位置をホイル21,22の中心座標として検出する。更に、同期したカメラ31,32による入力画像各々から検出したマーカ位置の情報から、車軸の前後及び上下方向の時系列的な変動位置を算出する。そして、検出された変動位置を各種自動車性能検査に利用するのである。なお、本実施例ではマーカの一例として直径5mm程度の円形状のものを適用した。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、上述した実施例1の効果に加えて車軸の前後及び上下方向の時系列的な変動位置を算出することができるため、ホイル中心の位置変動をより高精度に計測することが可能になる。
図7に基づいて、本発明の第8の実施例を詳細に説明する。図7は本実施例に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図である。本実施例は上述した実施例1〜6のいずれかの構成に追加して適用されるものであり、重複する部材については一部図示を省略している。また、実施例1〜6において説明した部材と同一の部材については同一符号を付して重複する説明は省略する。
図7に示すように、本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置はドラム1上に設置された車両2の前方及び側方にカメラ33,34を配置した構成としている。具体的には、カメラ33は車両2の側方に、車両を撮像可能に配置され、カメラ34は車両の前方(又は後方)に、車両を撮像可能に配置されている。カメラ33,34によって撮像される車両の面には予めマーカ56,57が施されており、カメラ33,34はこのマーカ56,57を撮像して、撮像された画像データを画像処理部4へと出力する。なお、2台のカメラ33,34は撮像周期を同期させた状態で、マーカ56,57を撮像する。
画像処理部4には予め登録マーカとしてマーカ56,57の形状等の情報が登録されている。画像処理部4は、入力画像に対して、例えばパターンマッチング等の演算処理により、入力画像中のマーカ56,57の位置を検出する。具体的には、マーカ56の位置によって車両の左右方向及び上下方向の移動量を計測し、マーカ57の位置によって車両の前後方向及び上下方向の移動量を計測する。更に、カメラ33,34を同期させたことにより、検出したマーカ56及びマーカ57の位置情報から、車両の動的な移動量を算出する。
このようにして検出したマーカ56,57の位置から車両の動的な移動量を、各種自動車性能検査に利用するのである。なお、本実施例ではマーカ56,57の一例として直径5mm程度の円形状のものを適用した。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、実施例1の効果に加えて、車両の動的な移動量を非接触による計測により算出できるため、各種自動車性能検査をより高精度に行うことが可能になる。
図8に基づいて、本発明の第9の実施例を詳細に説明する。図8は本実施例に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図である。本実施例は上述した実施例7に適用されるものであり、図6に示し上述した説明と重複する説明は省略する。なお、図8においてカメラ3は省略している。
図8に示すように、本実施例は実施例1の構成に、車両2に、画像処理部4から入力される情報に基づき車両2の前後方向の移動を制御する制御装置7を追加したものである。制御装置7は、例えばバネなどの弾性体を車両に接続する等により車両2の前後方向の移動を制御するものとし、実施例7において算出した車軸の移動量に基づいて車両2に対する拘束力を調整可能に構成されている。
即ち、本実施例は実施例7において算出した車軸の移動量を利用し、制御装置7による拘束力をアクティブに制御することで、ドラム1上の車両2の前後方向の移動を抑制するものである。
拘束力を調整する手段としては、例えば、車両2を拘束する拘束部材自体を車両2の前後方向に移動可能に構成する、又は制御装置のばね係数、即ち弾性力を制御する等により行うことができる。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、実施例7の効果に加えて車両2の移動を拘束し、車両2の前後方向の移動量を制御することにより、車両2の水平位置を保持し、各種自動車性能検査において検査値の誤差を小さくすることが可能となる。
本発明の第10の実施例を説明する。本実施例は、実施例7において算出した車軸の移動量を利用し、ドラム1の計測値演算を行うものである。即ち、実施例7において求めた車軸の移動量を2階微分することで加速度を算出し、実路と同様に前後方向の加速度計測ができるようにシャシーダイナモメータの計測値演算を行うものである。
本実施例の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置によれば、実施例7の効果に加え、ドラム1上の車両2の前後方向の移動を加味して性能検査の演算を行うことができる効果が得られる。
本発明は、画像処理による車両のホイル中心位置計測装置に適用可能である。
本発明の実施例1に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図 本発明の実施例1に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置のマーカの一例を示す模式図である。 本発明の実施例2に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置の二つのマーカの位置関係の一例を示す説明図である。 本発明の実施例3に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置の二つのマーカの位置関係の一例を示す説明図である。 図5に示す点Pの軌跡を示す説明図である。 発明の実施例7に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図である。 本発明の実施例8に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図である。 本発明の実施例9に係る画像処理による車両のホイル中心位置計測装置を模式的に示す構成図である。
符号の説明
1 ドラム
2 車両
21 車輪
3,31,32,33,34 カメラ
4 画像処理手段
51,52,53,54,55,56,57 マーカ
6 回転中心候補領域
7 制御装置

Claims (10)

  1. 擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、
    前記車両のホイルの回転中心に施されたマーカを撮像し、撮像した画像を出力する撮像手段と、
    予め登録された前記マーカの情報に基づいて、前記撮像手段から入力された前記画像中から前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの画像中の位置から前記ホイル表面における前記マーカの位置を算出し、算出した前記マーカの位置を前記ホイルの回転中心位置として検出する画像処理手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  2. 前記撮像手段は、前記マーカである第1のマーカと、前記ホイルの表面に前記第1のマーカに対して間隔をおいて施された第2のマーカとを撮像して校正用画像列を出力し、
    前記画像処理手段は、入力された前記校正用画像列から、予め前記第1のマーカの位置を原点として該原点を通る基準線と、該原点と前記第2のマーカとを結ぶ直線との角度、及び前記第1のマーカ位置の中心点を算出し、算出した前記角度及び前記中心点の位置から算出したオフセット量を記憶部に格納する機能と、前記性能試験時に前記オフセット量に基づいて前記ホイルの中心位置を校正する機能とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  3. 擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、
    前記車両のホイル表面の任意の位置に施された二つのマーカを撮像し、撮像した画像を出力する撮像手段と、
    入力された前記画像中から予め登録された前記マーカの情報に基づいて前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの前記画像中の位置の変位から複数の前記ホイルの回転中心候補領域を設定し、前記候補領域を構成する回転中心候補点の変位をそれぞれ測定して最も軌跡の偏差が小さい点を前記ホイルの中心位置として検出する画像処理手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  4. 擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、
    前記車両のホイル表面の任意の位置に施された一つのマーカを撮像し、撮像した画像を出力する撮像手段と、
    入力された前記画像中から予め登録された前記マーカの情報に基づいて前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの位置から前記ホイルの回転中心位置を算出する機能、及び、前記ホイルの回転中心位置を校正する機能を有する画像処理手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  5. 擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、
    前記車両のホイル表面の任意の位置に施されたマーカを少なくとも前記ホイルが一回転する間撮像して撮像した画像を出力する撮像手段と、
    入力された前記画像中から予め登録された前記マーカの情報に基づいて前記マーカを抽出し、抽出した前記マーカの位置から前記マーカの軌跡を描く論理画像を作成し、前記論理画像から前記マーカの軌跡を円として抽出するとともに中心位置を算出し、算出した前記中心位置を前記ホイルの中心位置として設定する画像処理手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  6. 擬似走行路上に設置される車両の性能試験時に前記車両のホイルの中心位置を計測する装置であって、
    前記車両のホイル表面の任意の位置に施されたマーカを少なくとも前記ホイルが一回転する間露光した状態で撮像した画像を出力する撮像手段と、
    入力された前記画像中に撮像された前記マーカの軌跡を円として抽出するとともに中心位置を算出し、算出した前記中心位置を前記ホイルの中心位置として設定する画像処理手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  7. 撮像周期を同期させた二つの前記撮像手段によって、一つの車軸の両側に位置する二つの前記ホイルにそれぞれ施された前記マーカを撮像し、
    前記画像処理手段が、同期させた二つの前記撮像手段から入力される前記画像からそれぞれ前記ホイルの回転中心位置を算出するとともに、算出した前記回転中心位置の相互関係から、前記車軸の動的な変位を算出する機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  8. 前記車両の車体正面及び車体側面に施された第3のマーカをそれぞれ撮像し、撮像した車体画像を出力する撮像周期を同期させた二つの撮像手段を備え、
    前記画像処理手段が、前記同期させた二つの撮像手段から入力される前記車体画像中から予め登録された前記第3のマーカの情報に基づいて前記第3のマーカを抽出し、抽出した前記第3のマーカの位置の相互関係から前記車両の移動量を算出する機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  9. 前記画像処理手段によって算出した前記ホイルの回転中心位置の情報に基づいて前記車両に対する拘束力を調整し、前記車両の位置を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
  10. 前記画像処理手段によって算出した前記ホイルの回転中心位置から加速度を算出し、算出した前記加速度を前記車両性能検査の計測値演算に用いることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の画像処理による車両のホイル中心位置計測装置。
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