JP4802626B2 - 発光ダイオードの検査装置 - Google Patents

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本発明は、発光ダイオードの検査装置に関し、特に、通電によってLEDチップから発する熱が電極と導電パターンの接合部分から導電パターンを介して放熱されることを利用してLEDチップの接合状態を検査する検査装置に関するものである。
図3に発光ダイオードLDの一例を示す。この発光ダイオードLDは、青色光を放射するLEDチップ10と、LEDチップ10が実装されたパッケージ11と、パッケージ11におけるLEDチップ10の実装面側に配設される色変換シート13とを備える。
パッケージ11は、セラミック材料によって略直方体状に形成されるとともに一面には円錐台形状の凹所12が設けられ、凹所12の底面に露出する導電パターン(図示せず)に金バンプ14を介してLEDチップ10のアノード電極並びにカソード電極がフリップチップ接合されている。なお、パッケージ11の底面には導電パターンを介してアノード電極並びにカソード電極に接続される一対の端子(図示せず)が設けられている。
LEDチップ10は、青色光を放射するGaN系青色LEDチップであり、サファイア基板からなる結晶成長用基板の主表面側にGaN系化合物半導体材料により形成されて、例えばダブルへテロ構造を有する積層構造部からなる発光部がエピタキシャル成長法(例えば、MOVPE法など)により成長させてある。
色変換部材13は、シリコーン樹脂のような透明材料とLEDチップ10から放射される青色光によって励起されてブロードな黄色系の光を放射する粒子状の黄色蛍光体からなる蛍光材料とを混合した混合物の成形品によって構成されている。したがって、LEDチップ10から放射された青色光と黄色蛍光体から放射された光との混色光が色変換部材13から出射されることとなり、白色光を得ることができる。
ところで、上述のような構造の発光ダイオードLDにおいて、LEDチップ10の電極(アノード電極並びにカソード電極)と導電パターンとの接合状態を検査する場合、パッケージ11の凹所12が色変換部材13で閉塞されているために所定の検査装置のプローブを接合部分に接触させることができなかった。そのために従来は、発光ダイオードLDへの通電によってLEDチップ10から発する熱が電極よりバンプを介して導電パターンに放熱されることを利用し、例えば、サーモビューワによってLEDチップ10の表面温度を計測すれば、電極と導電パターンの接合部分が正常であれば相対的に低い温度が計測され、当該接合部分に異常があれば相対的に高い温度が計測されるはずであるから、サーモビューワの計測結果からLEDチップ10の各位置における熱抵抗を計算することで接合部分の良否を判定するという検査方法が採られていた(例えば、特許文献1参照)。
上述の検査方法を実施するための検査装置では、金属板等からなるキャリアに発光ダイオードを支持させ、このキャリアに支持された発光ダイオードをサーモビューワの測定領域に移動させるとともに発光ダイオードに通電して温度計測を行っている。
特開平11−201926号公報
しかしながら、上記従来の検査装置では、熱伝導率が高い金属製のキャリアで発光ダイオードを支持しながら通電(加熱)を行っているため、発光ダイオードとキャリアが熱的に結合されて放熱してしまい、正確な温度測定が難しいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、正確な検査が行える発光ダイオードの検査装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、LEDチップをパッケージに実装し、パッケージに形成されている導電パターンにバンプを介してLEDチップの電極をフリップチップ接合してなる発光ダイオードの検査装置であって、発光ダイオードを支持する支持手段と、導電パターンを介してLEDチップの電極に給電する給電手段と、LEDチップの温度を計測する計測手段と、計測手段の計測結果に基づいてLEDチップの電極と導電パターンとの接合状態を判定する判定手段とを備え、支持手段は、熱伝導率が低い合成樹脂材料からなる押さえ部材で発光ダイオードを押さえて支持することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、支持手段は、押さえ部材との間で発光ダイオードを支持するとともにLEDチップへの給電路となる導電ピンを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、支持手段は、複数個の発光ダイオードを同時に支持するものであって、各発光ダイオードに給電する複数の導電ピンの配線長を略同一としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、押さえ部材は、発光ダイオードを押さえる複数の押さえ部と、押さえ部の間に設けられる複数のスリットとを有することを特徴とする。
本発明によれば、熱伝導率が低い合成樹脂材料からなる押さえ部材で発光ダイオードを押さえて支持するため、押さえ部材がLEDチップの温度計測に与える影響を低減して正確な検査が行えるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の検査装置は、図3に示した発光ダイオードLDを検査するものであって、図1に示すように複数個の発光ダイオードLDが搭載されたキャリア1を載置するステージ2と、各発光ダイオードLDの一対の端子と接離自在に接触導通する複数対の導電ピン3と、これら複数対の導電ピン3を起立状態で支持するピンボード4と、ステージ2とピンボード4を個別に上下駆動する駆動機構部5と、後述する押さえ部材6と、ステージ2の上方に対向配置され下面に押さえ部材6が取り付けられる取付台7と、取付台7の上方からLEDチップ10の表面温度を計測するサーモビューワ(図示せず)と、サーモビューワの計測結果からLEDチップ10の各部分の熱抵抗を算出してLEDチップ10と導電パターンとの接合部分の良否判定を行う図示しない判定手段(例えば、マイクロコンピュータで構成される)とを備える。
キャリア1は、金属板に複数の溝(図示せず)が並設されてなり、これらの溝を通して端子を下方に露出させる形で複数個の発光ダイオードLDが搭載されるものである。そして、複数個の発光ダイオードLDを搭載したキャリア1が、平板状のステージ2の上に載置される。なお、ステージ2には導電ピン3が挿通する複数の挿通孔(図示せず)が上下方向に貫設されている。
導電ピン3は、ピンボード4に起立状態で支持されており、ステージ2の挿通孔並びにキャリア1の溝を通して発光ダイオードLDの端子と先端部分で接触導通し、図示しない電源回路の直流出力を発光ダイオードLDの端子に印加するためのものである。
駆動機構部5は、油圧シリンダ等を用いた従来周知の構成を有し、ステージ2とピンボード4を個別に上下に駆動することが可能である。
押さえ部材6は、図2に示すように熱伝導率が低い合成樹脂材料(例えば、モノマーキャストナイロン)により長尺の平板状に形成され、両端部に形成された一対の取付孔6a,6aによって取付台7に取り付けられる。押さえ部材6の中央には長手方向に沿って幅細の中央スリット6bが形成されるとともに、発光ダイオードLDの幅寸法よりも狭く且つ凹所12の開口寸法よりも広い幅寸法を有する溝状の押さえ部6c,6cが中央スリット6bの両側に並設されている。また、押さえ部6cの長手方向に沿った両端縁には、長手方向と直交する方向に突出する幅細のスリット6dが、長手方向に沿って等間隔に列設されている。そして、複数個の発光ダイオードLDは長手方向に隣り合うスリット6dの間で押さえ部6cにより押さえられる。
次に本実施形態の検査装置の動作(検査手順)について説明する。まず、図1(a)に示すように複数個の発光ダイオードLDを搭載したキャリア1をステージ2上に載置する。ここで、ステージ2にはガイド(図示せず)が設けられており、ガイドによってステージ2に対するキャリア1の位置が決まるため、発光ダイオードLDの位置も決まる。
そして、駆動機構部5によりキャリア1が載置されたステージ2とピンボード4を上昇させ、押さえ部材6の押さえ部6cに、キャリア1に搭載されている発光ダイオードLDの前面(凹所12が開口する面)を当接させるとともに、ピンボード4に支持されている導電ピン3を各発光ダイオードLDの端子に接触導通させる(図1(b)参照)。すなわち、導電ピン3と押さえ部材6とで上下方向から狭持されるため、駆動機構部5によりステージ2を下降させてキャリア1を発光ダイオードLDから引き離しても各発光ダイオードLDが導電ピン3と押さえ部材6によって支持される(図1(c)参照)。
この状態で導電ピン3を通して発光ダイオードLDの端子に直流電圧を印加し、LEDチップ10から光を放射させて発熱させ、所定時間経過後にサーモビューワでLEDチップ10の温度を計測する。そして、図示しない判定手段において、サーモビューワの計測結果からLEDチップ10の各部分の熱抵抗を算出してLEDチップ10と導電パターンとの接合部分の良否判定を行い、その検査結果を表示手段(図示せず)に表示して検査が終了する。
而して、発光ダイオードLDの端子に直流電圧を印加してLEDチップ10が発熱している状態では、導電ピン3と押さえ部材6のみが発光ダイオードLDに接触しているために熱の伝導経路が減少し、しかも、押さえ部材6が熱伝導率の低い合成樹脂材料からなるので、押さえ部材6がLEDチップ1の温度計測に与える影響を低減して正確な検査が行えるものである。また本実施形態では、複数の導電ピン3の配線長を略同一とし、押さえ部材6に中央スリット6a並びに複数のスリット6dを設けているため、複数個の発光ダイオードLDの検査環境をほぼ等しくすることができて温度のばらつきを抑えることができる。しかも、中央スリット6a並びに複数のスリット6dによって個々の発光ダイオードLDの間の熱伝導を遮ることができる。
(a)〜(c)は本発明の実施形態を示す側面図である。 同上における押さえ部材の平面図である。 同上における検査対象の発光ダイオードを示す断面図である。
符号の説明
1 キャリア
2 ステージ
3 導電ピン
4 ピンボード
5 駆動機構部
6 押さえ部材

Claims (4)

  1. LEDチップをパッケージに実装し、パッケージに形成されている導電パターンにバンプを介してLEDチップの電極をフリップチップ接合してなる発光ダイオードの検査装置であって、発光ダイオードを支持する支持手段と、導電パターンを介してLEDチップの電極に給電する給電手段と、LEDチップの温度を計測する計測手段と、計測手段の計測結果に基づいてLEDチップの電極と導電パターンとの接合状態を判定する判定手段とを備え、支持手段は、熱伝導率が低い合成樹脂材料からなる押さえ部材で発光ダイオードを押さえて支持することを特徴とする発光ダイオードの検査装置。
  2. 支持手段は、押さえ部材との間で発光ダイオードを支持するとともにLEDチップへの給電路となる導電ピンを有することを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの検査装置。
  3. 支持手段は、複数個の発光ダイオードを同時に支持するものであって、各発光ダイオードに給電する複数の導電ピンの配線長を略同一としたことを特徴とする請求項2記載の発光ダイオードの検査装置。
  4. 押さえ部材は、発光ダイオードを押さえる複数の押さえ部と、押さえ部の間に設けられる複数のスリットとを有することを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードの検査装置。
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