JP4801228B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2009年4月24日に出願された日本国特許出願2009−106824号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本発明は、入力装置に関するものであり、特に、タッチパネルを有する入力装置に関するものである。
例えば携帯電話のような携帯端末において、ユーザが端末の操作を行う際に使用する入力装置は、各端末の機能や用途に応じて様々なものが開発されている。多くの場合、携帯端末本体の表面に予め配設された機械式のキーまたはボタンなどを、ユーザが指などで直接押下することによって、入力操作を行う構成になっている。
このような端末における入力装置の機械的なキー(例えばテンキー等)は、当該端末の主要な用途に応じて予め配置されているのが普通である。したがって、一般的に、最初に規定されたキーの物理的配置を、後から変更することはできない。
ところで、最近では、携帯電話にデジタルカメラや音楽再生の機能を搭載したものがあるように、小型の携帯端末に多種多様な機能が組み込まれている。携帯電話のように、端末の主要な用途以外に補助的な機能が数多く搭載されているものや、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)等のように、1つの端末でスケジュール管理や住所録など、主要な用途を複数有するものもある。このような端末においては、キーの配置が固定されていると、使用する機能によっては、ユーザが操作入力時に著しく不便さを感じることがある。
このような操作入力の際の不便さを解消するために、表示部を構成する液晶表示画面の前面に透明な入力部を重ねて配設することにより構成したタッチパネルを備える入力装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このようなタッチパネルを有する入力装置は、一般的に、タッチパネルの表示画面上に、操作キーやボタンなどの画像ならびに入力を促す文字または文字列(以下、「オブジェクト」と記す)を表示する。表示画面上に表示されたオブジェクトをユーザが押圧すると、その位置に対応するタッチパネルの入力部が入力を受け付けるようになっている。
上記特許文献1に記載の携帯電話機は、タッチパネルの表示画面上に任意にオブジェクトの配置を表示させて、ユーザの操作入力を受け付けることができ、自由なキーなどの配置を構成することが可能である。したがって、この携帯電話機は、端末の各機能を切り替える毎に、その機能に応じてオブジェクトの配置を自在に変更することにより、極めて良好な操作性を提供することができる。例えば、ユーザが携帯電話機に搭載されているデジタルカメラ機能を使用する際は、この携帯電話機は、タッチパネル上にデジタルカメラ用の操作部を構成するオブジェクトを表示して操作入力を受け付けることができる。一方、ユーザがこの携帯電話機を用いて電子メールなどの文字を入力する際は、この携帯電話機は、タッチパネル上にパーソナルコンピュータ(PC)のようなキーボードを構成するオブジェクトを表示して入力を受け付けることができる。このように、この携帯電話機は、タッチパネルを備えることにより、1つの入力装置を、複数の機能にそれぞれ最適化させて操作入力を受け付けることができる。
また、タッチパネルを有する入力装置は、表示部上に表示されたオブジェクトにユーザが指先などで直接触れる(タッチする)入力方式により入力を受け付けるため、ユーザは極めて直感的な操作を行うことができる。すなわち、ユーザは、タッチパネルの画面に表示された案内に従って、画面に表示されたオブジェクトに指先などで直接触れることにより操作を行う。このため、ユーザは、画面に表示された誘導に応じて直感的な操作により非常に容易に端末を動作させることができ、結果的に誤操作を低減させる効果も期待できる。
このように、タッチパネルは、入力部の構成の自由度を高めることができ、かつ、ユーザが極めて直感的に操作入力を行うことができるというメリットのため、タッチパネルを備える入力装置を有する端末装置はますます増加傾向にある。
上述したようなタッチパネルを有する入力装置は、携帯端末以外においても、例えば銀行などのATM(現金自動預入支払機)や、駅などの券売機に配設され、現在日常的に利用されている。さらに、ファーストフード店などの店舗においては、従業員が顧客の注文を処理する際、上述したようなタッチパネルを有する入力装置を備えた端末装置を用いて業務が行われている。入力装置にタッチパネルを用いることにより、タッチパネル以外のキーボードなどの、機械式の操作ボタンまたはキーなどは必須の要素ではなくなる。したがって、端末装置本体に機械式の操作ボタン等を配置する領域が少なくて済むため、端末装置自体を全体的に小型化することができる。このため、様々な店内や駅構内などにおける端末装置の設置場所の自由度を高めることもできる。
また、パーソナルコンピュータ(PC)の操作入力も、タッチパネルを備えたディスプレイにより行うことができる。一般的に、PCに対する操作入力は、使用されるアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」という)により様々である。しかしながら、近年のGUI(Graphical User Interface)の発達により、アプリケーションの多くは、直感的な操作を行うことができるように工夫されている。また、使用するアプリケーションが異なっていても、ディスプレイに表示されるデスクトップ上で行なわれるファイルやフォルダの操作は、直感的な操作性に対する要求から、共通する操作が多い。したがって、PCの操作入力は、従来、専らキーボードやマウスなどの入力デバイスを用いて行われることが多かったが、このような操作入力を、ユーザは、タッチパネルを備えたディスプレイを用いることにより、極めて直感的に行うこともできる(例えば、特許文献2参照)。
図12は、上記特許文献2に記載の情報処理装置を含むデータ転送システムの構成を概略的に示す図である。図12において、データ転送システム100は、データ記憶再生装置110と、携帯型のデータ記憶再生装置(携帯型記憶再生装置)120とで構成されている。データ記憶再生装置110は、データ(例えば楽曲データ)の記憶および再生の機能を有し、携帯型記憶再生装置120も、楽曲データの記憶および再生の機能を有する。データ記憶再生装置110と、携帯型記憶再生装置120とは、通信ケーブル130を介して通信接続される。
データ記憶再生装置110は、CDからリッピングした楽曲データや、楽曲配信サーバ(図示せず)からネットワークNTを経てダウンロードした楽曲データを記憶することができる。ユーザは、タッチパネル付表示部140上で操作を行うことにより、データ記憶再生装置110に記憶された楽曲データを、携帯型記憶再生装置120に転送することができる。したがって、携帯型記憶再生装置120は、転送された楽曲データを記憶することにより、通信ケーブル130との接続を切断した後においても、楽曲データを再生することができる。
図13は、データ記憶再生装置110において、タッチパネル付表示部140上でユーザがフォルダの操作を行う様子を概略的に説明する図である。図13(A)に示すように、タッチパネル付表示部140には、アプリケーションを起動するためのオブジェクト(アイコン)A100およびA200が表示されている。ユーザは、これらのアイコンを指先などで直接触れる(タッチする)ことにより、対応するアプリケーションが起動される。この起動の操作は、マウスのような入力デバイスで行うダブルクリックに相当する、タッチパネル付表示部140上のアイコンを素早く2回タッチする(ツータッチ)動作で行うことができるように設定することが想定される。あるいは、この操作は、マウスのような入力デバイスで行うシングルクリックに相当する、タッチパネル付表示部140上のアイコンを1回タッチする(ワンタッチ)動作で行うことができるように設定することも想定される。
また、タッチパネル付表示部140には、フォルダAを表すアイコンF100およびフォルダBを表すアイコンF200が表示されている。これらのフォルダAおよびフォルダBは、従来のディレクトリの階層構造に従って、各フォルダ内に、ファイルおよび/または更なるフォルダを複数含めることができる。また、これらのフォルダAおよびフォルダBについての操作を行う際には、ユーザは、従来のPCで行われてきたフォルダの操作方法に対応する操作を行うことができる。
したがって、図13(A)に示すように、例えばフォルダAのアイコンF100をツータッチ(またはワンタッチ)する動作をユーザが行うことにより、データ記憶再生装置110は、図13(B)に示すように、フォルダAに含まれるファイルを表示させることができる(以下、フォルダを「オープンする」という)。図13(B)においては、フォルダAをオープンすることにより、フォルダAに含まれる4つのファイルのファイル名がフォルダウインドウ内に表示された例を示している。また、フォルダA内に更に別のフォルダが含まれる場合には、そのフォルダをさらにツータッチ(またはワンタッチ)する動作をユーザが行うことにより、データ記憶再生装置110は、そのフォルダに含まれるファイルおよび/または更なるフォルダを表示させることができる(以下、当該動作も、フォルダを「オープンする」という)。図13(B)においては、フォルダウインドウを表示して、フォルダAに含まれるファイルを表示している。
一般的に、データ記憶再生装置110のタッチパネル付表示部140のような入力装置においては、フォルダに含まれるファイルなどを表示しているフォルダウインドウを閉じる操作を行う場合、ユーザは、閉じる動作を行うためのオブジェクト(アイコン)に触れる操作をしなければならない。例えば、図13(B)に示す例では、ユーザは、フォルダウインドウの右上に表示されているバツ印のアイコンにタッチすることにより、このフォルダウインドウを閉じる(以下、フォルダを「クローズする」という)ことができる。また、あるフォルダに含まれるファイルなど表示している場合に、ディレクトリの階層構造において直近上位の階層に移動する(以下、当該動作も、フォルダを「クローズする」という)場合にも、ユーザは、例えば「戻る」などのアイコンをタッチしなければならない。
フォルダをクローズする場合にタッチしなければならないアイコンの位置は、通常は、フォルダに含まれるファイルなどを表示する操作を行うアイコンとは別の位置にある。したがって、フォルダをクローズする際のタッチ動作を行うためには、ユーザは、場合によっては、フォルダをオープンする際にタッチ動作を行った位置とはかなり離れた位置をタッチしなければならないという手間がある。
上記問題に対処するために、例えば、フォルダをクローズする際にタッチするアイコンを、フォルダをオープンするアイコンの直近に表示すると、今度は、ユーザがフォルダをオープンしようとしたが誤ってクローズしてしまうという誤操作を誘発する恐れがある。
大型のタッチパネルを用いてフォルダの操作を行う場合、フォルダのオープンとクローズの操作に係るアイコンを近くに表示しないようにすれば、上述した誤操作の恐れは低減されると考えられる。しかしながら、このような操作を行う際には、ユーザは大きな動きを伴う操作をしなければならず、ユーザにとって負担であったり、またはストレスになったりする。一方、携帯端末のように小型のタッチパネルを用いてフォルダの操作が行われる場合、タッチパネルの面積の制約の問題から、フォルダのオープンとクローズの操作に係るアイコンは比較的近くに表示せざるを得ない。したがって、この場合、上述した誤操作が発生する恐れが高くなる。
そこで、タッチパネルを用いて、簡単かつ迅速に、確実なフォルダ操作を行うことができるように、以下のような入力装置を想定することもできる。以下、本願の出願人が既に日本国において出願した特許出願(特願2009−17322号)にて開示した発明に係る入力装置を備える携帯電話について説明する。
図1は、簡単かつ迅速に、確実なフォルダ操作を行うことができる入力装置を備える携帯電話10の概略構成を示す外観斜視図である。この携帯電話10は、端末本体の前面に、一部切り欠いて示すように、液晶ディスプレイ(LCD)または有機ELディスプレイなどに種々の情報およびキーやボタンなどの形状を描画してこれらの配列を表示する表示部32を備えている。また、携帯電話10は、この表示部32の前面に、ユーザの指やスタイラスペンなどによる入力を受け付けるマトリクススイッチ等で構成した入力部34を配設する。携帯電話10においては、これら表示部32と入力部34とを含めてタッチパネル30を構成している。携帯電話10はさらに、マイクなどにより構成される音声入力部70、スピーカなどにより構成される音声出力部80、および、少なくとも1つの機械的なキーにより構成されるキー入力部90も備えている。
図2は、携帯電話10の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図2に示すように、携帯電話10は、制御部20と、タッチパネル30と、荷重検出部40と、振動部50と、記憶部60と、音声入力部70と、音声出力部80と、キー入力部90と、を備えている。制御部20は、携帯電話10の各機能ブロックをはじめとして携帯電話10全体を制御および管理する。タッチパネル30は、上述したように、ユーザからの入力を受け付ける入力部34を、表示部32の前面に重畳させて配設することにより構成する。このような構成により、タッチパネル30は、ユーザからの操作入力を受け付けると共に、各アプリケーションに応じて入力結果など各種情報の表示を行う。
タッチパネル30の入力部34は、ユーザの指先やスタイラス等の接触(押圧)による入力を検知する(受け付ける)ことにより、当該接触による入力が検知された位置に対応する信号を出力する。このタッチパネル30は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式などの公知のものを用いて構成する。表示部32は、各アプリケーションに対応する表示を行う他、入力部34へのユーザの操作入力を受け付ける各種キーやボタンなどで構成するユーザインタフェースを所定の表示領域に描画して表示する。また、表示部32は、後述するフォルダやファイルのアイコンも表示する。以下、本願において、このように、タッチパネル30の入力部34に対するユーザの操作入力を受け付けるために、表示部32に表示する各種キーやボタンまたはフォルダやファイルのアイコンなどの画像を、以下、単に「オブジェクト」と記す。
荷重検出部40は、タッチパネル30(特に入力部34)に対する押圧荷重を検出するもので、例えば歪みゲージセンサを用いて構成する。振動部50は、タッチパネル30を振動させるもので、例えば、圧電素子または超音波振動子などを用いて構成する。なお、荷重検出部40および振動部50と、タッチパネル30との構成上の関係については後述する。
記憶部60は、各種アプリケーションおよび入力された各種情報などを記憶するとともに、ワークメモリなどとしても機能する。また、記憶部60は、各アプリケーションに応じて使用される各種のオブジェクトを含んだ複数のテンプレートなども記憶する。
音声入力部70は、ユーザの音声などを入力信号に変換して制御部20に伝達する。音声出力部80は、制御部20から伝達された音声信号を音声に変換して出力する。キー入力部90は、ユーザによる操作入力に応じて、対応する信号を制御部20に送信する。キー入力部90を構成する各種キーは、使用するアプリケーションに従って、その用途および機能が規定される。
次に、上述した荷重検出部40および振動部50と、タッチパネル30との構成上の関係について説明する。
図3は、図2に示した携帯電話10のタッチパネル30、荷重検出部40、および振動部50の実装構造の一例を示す図である。図3(A)は要部断面図であり、図3(B)は要部平面図である。
タッチパネル30に各種のオブジェクトを表示する表示部32は、筐体12内に収納保持する。携帯電話10の入力装置は、表示部32上に、弾性部材からなるインシュレータ36を介して、入力部34を保持する。なお、この入力装置は、表示部32および入力部34を平面視で矩形状とする。図3においては、タッチパネル30は、正方形状として示してあるが、タッチパネル30を実装する携帯端末の仕様に応じて、長方形としてもよい。また、この入力装置は、入力部34を、図3(B)に仮想線で示す表示部32の表示領域Aから外れた4隅に配設したインシュレータ36を介して、表示部32に保持する。
また、この入力装置は、筐体12に、表示部32の表示領域から外れた入力部34の表面領域を覆うようにアッパカバー14を設け、このアッパカバー14と入力部34との間に、弾性部材からなるインシュレータ16を配設する。
なお、入力部34は、例えば、表面すなわち操作入力を受け付ける面が透明フィルムで構成され、裏面がガラスで構成される。この入力部34は、操作面が押圧されると、押圧力に応じて表面の透明フィルムが微少量撓む(歪む)構造のものを用いる。
さらに、この入力装置は、入力部34の表面の透明フィルム上で、アッパカバー14で覆われる各辺の近傍に、入力部34に加わる押圧荷重(押圧力)を検出するための歪みゲージセンサをそれぞれ接着等により設ける。また、この入力装置は、入力部34の裏面のガラス面上で、対向する2つの辺の近傍に、入力部34を振動させるための圧電素子または超音波振動子などを、それぞれ接着等により設ける。すなわち、図3に示す入力装置は、図2に示した荷重検出部40を4つの歪みゲージセンサを用いて構成し、振動部50を2つの振動子を用いて構成する。振動部50は、振動を発生させることにより、入力部34を押圧しているユーザの指もしくはスタイラスペンなどの押圧物に対して振動を伝えることができる。また、振動部50は、例えば、2つの超音波振動子を同相で駆動する。なお、図3(B)は、図3(A)に示した筐体12、アッパカバー14、およびインシュレータ16の図示を省略している。
この入力装置は、制御部20において、入力部34で検知される入力の位置を監視するとともに、荷重検出部40で検出される押圧荷重を監視する。制御部20は、荷重検出部40により検知される押圧荷重が、所定の荷重基準(基準値)を満たすか否かを判断することができる。なお、荷重検出部40は、例えば、4つの歪みゲージセンサの出力の平均値から荷重を検出する。
ここで、「所定の荷重基準」とは、後述するフォルダのオープンまたはクローズの処理を行うための基準として、荷重検出部40により検出される押圧荷重の基準を設定したものである。この所定の荷重基準は、携帯電話10の初期設定またはユーザによる設定変更により設定することができる。また、荷重検出部40は、押圧荷重の時間的な変化を監視することにより、入力部34に対する、所定の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重を検出することができる。同様に、荷重検出部40は、押圧荷重の時間的な変化を監視することにより、入力部34に対する、所定の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重を検出することもできる。
次に、携帯電話10が備える入力装置を用いて行う、フォルダのオープンおよびクローズの動作について説明する。図4は、この入力装置におけるフォルダに対してオープンおよびクローズの動作を行う際の様子を説明する概念図である。この入力装置においては、従来のオペレーティングシステム(OS)などの基本ソフトウェアで広く用いられている、ディレクトリの階層構造の概念に基づくフォルダを使用する。したがって、この入力装置で用いる各フォルダ内には、ファイルおよび/または更なるフォルダを複数含めることができる。
なお、本願において、あるフォルダの内容をユーザに知らせるため等の目的で、そのフォルダに含まれるファイルおよび/または他のフォルダの内容(オブジェクト)を表示させることを、そのフォルダを「オープンする」と記す。例えば、図4(A)に示すフォルダAの中に、フォルダB、フォルダC、ファイルa、およびファイルbが含まれる場合、このフォルダAをオープンすると、図4(B)に示すように、フォルダAに含まれる内容が表示される。また、例えば図4(B)に示すフォルダBの中に、フォルダD、およびファイルcが含まれる場合、このフォルダBをオープンすると、図4(C)に示すように、フォルダBに含まれる内容が表示される。
さらに、本願において、あるフォルダをオープンして、そのフォルダの内容が表示されている場合に、その内容を表示しない状態に戻すことを、そのフォルダを「クローズする」と記す。例えば、図4(C)においては、フォルダBに含まれる内容(フォルダD、およびファイルc)が表示されているが、このフォルダBをクローズすると、図4(B)に示すような表示になる。また、例えば図4(B)においては、フォルダAに含まれる内容(フォルダB、フォルダC、ファイルa、およびファイルb)が表示されているが、このフォルダAをクローズすると、図4(A)に示すような表示になる。
次に、携帯電話10のタッチパネル30に対する押圧荷重の検出について説明する。
携帯電話10は、タッチパネル30の表示部32に、図4に示したような階層構造を有するフォルダのオブジェクトを表示することができる。この際、タッチパネル30の入力部34は、ユーザの指先やスタイラスなどによる、表示部32に対する押圧入力を受け付ける。このようにして入力部34に押圧入力がなされると、荷重検出部40は、入力部34に対する押圧荷重を検出する。
図5は、入力部34に対する、ユーザの指先やスタイラスなどによる押圧荷重を、荷重検出部40が検出した例を示す図である。図5は、ユーザがタッチパネル30の入力部34を押圧する動作により操作入力を行う際の、荷重検出部40が検出する押圧荷重の時間変化の例を概略的に示している。一般的に、ユーザは、タッチパネル30の入力部34を押圧する動作(押圧入力)を行う際、入力部34に触れてから、入力が受け付けられたと判断できる時点までは、入力部34に対する押圧力を増大し続ける(つまり入力部34を押し込む動作を行う)。また、ユーザは、入力が受け付けられたと判断した時点からは、入力部34に対する押圧力を低減する(つまり入力部34から指などを離そうとする動作を行う)。したがって、荷重検出部40が検出する押圧荷重は、図5に示す曲線のように、左から右に時間の経過に従って最初は右上がりに増大し、途中から右下がりに減少する。
ユーザが入力部34に対して通常の操作入力を行う際は、普段の押圧力に基づいて押圧入力が行われるため、荷重検出部40は、例えば図5に示すA1からA2を経るような変化をする押圧荷重を検出する。一方、ユーザが入力部34に対して通常の操作入力よりも強い押圧力で操作入力を行う際は、意図して普段の押圧力よりも強い押圧力により押圧入力が行われるため、荷重検出部40は、例えば図5に示すB1からB2を経るような変化をする押圧荷重を検出する。
上述したように、携帯電話10においては、荷重検出部40を用いることにより、普段の押圧力による通常の操作入力を想定した荷重基準(例えば図5に示すP1)と、普段よりも強い押圧力による操作入力を想定した荷重基準(例えばP2)とを、区別して検出できる。さらに、例えば図5に示すP1のような荷重基準を設定する場合、この荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧入力(図5に示すA1)と、この荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧入力(図5に示すA2)とを区別することもできる。したがって、この携帯電話10においては、これら2つの入力を区別して、それぞれに別個の処理または動作を割り当てることができる。
図6は、携帯電話10が備える入力装置における、フォルダのオープンおよびクローズの処理を説明するフローチャートである。この入力装置においては、フォルダのオープンまたはクローズの動作を行うための押圧荷重の基準として、第1の荷重基準と、第2の荷重基準とを設定する。なお、ここでは、第2の荷重基準を、第1の荷重基準よりも低い基準に設定する。
本処理は、タッチパネル30の入力部34がユーザの指などによる押圧入力を検知した時点から開始する。なお、本処理の開始時点において、フォルダのオブジェクトが表示部32に表示されているものとする。フォルダのオブジェクトの位置に対応する入力部34に対する押圧入力により、入力部34に入力が検知されると、制御部20は、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重を荷重検出部40が検出したか否かを判定する(ステップS31)。なお、図6のフローチャートにおいては、記載の簡略化のため、「基準を満たさない状態から満たす状態」を単に「基準未満→以上」と記す。また、「基準を満たす状態から満たさない状態」は、単に「基準以上→未満」と記す。
ステップS31において、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重が荷重検出部40により検出されたら、制御部20は、そのフォルダをオープンする(ステップS32)。すなわち、制御部20は、オープンするフォルダの直下の階層に含まれるファイルおよび/または他のフォルダのアイコン(オブジェクト)を表示部32に表示する。ステップS32にてフォルダがオープンされた後、制御部20は、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重を荷重検出部40が検出したか否かを判定する(ステップS33)。
ステップS33において、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重が検出されない場合、制御部20は、ステップS31に戻って処理を続行する。この時、オープンされたフォルダに含まれる他のフォルダが表示部32に表示されている場合、この入力装置は、入力部34に対する押圧荷重が検知されたままの状態で、当該他のフォルダのオブジェクトまでユーザが入力位置を移動する入力を受け付けることができる。この際、ステップS31にて、当該他のフォルダのオブジェクトの位置に対応する入力部34に対して、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重が検出された場合、ステップS32にて、制御部20は、当該他のフォルダをオープンする。この入力装置においては、このような処理を繰り返すことができるため、ユーザは、あるフォルダの直下の階層に含まれるフォルダを次々にオープンすることができる。
図7は、上述したフォルダのオープン処理を繰り返した処理に基づく動作の具体例を説明する図である。図7は、上述した処理を行う際に、荷重検出部40により検知される、タッチパネル30の入力部34に対する押圧荷重の時間的な変化を図の下段に示すとともに、それに伴う表示部32の表示の変化を図の上段に例示している。なお、図7においては、上述した処理で説明した第1の荷重基準を、「荷重基準P2」として示し、また、第2の荷重基準を、「荷重基準P1」として示してある。
図7(A)に示す状態Aは、ユーザが、タッチパネル30の入力部34に指先などを触れてから、その押圧入力にかかる押圧力を徐々に強めている様子を示している。図7(A)においては、入力を検知した入力部34の位置に対応するフォルダのオブジェクトにはハッチングを付して示してある。このように、入力を検知した入力部34の位置にフォルダまたはファイルなどのオブジェクトが存在する場合、当該オブジェクトに係る入力が検知されていることをユーザに示すために、制御部20は、オブジェクトに色を付すなどの処理を行う。なお、図7(A)においてハッチングを付して示したフォルダに付してある矢印は、当該位置にユーザの指先などによる入力が検知されていることを示している。このような入力位置を示すためのオブジェクトは、表示部32に表示する設定にすることも、または表示しない設定にすることもできる。
図7(A)において、ユーザは、タッチパネル30の入力部34上で、左上のフォルダを押圧している。このフォルダがユーザに押圧されることにより、入力部34を押圧する押圧荷重が第1の荷重基準P2を満たさない状態から満たす状態へ変化すると(ステップS31のYes)、制御部20は、図7(B)に示すように、押圧されているフォルダをオープンする(ステップS32)。その後、ユーザが入力部34を押圧したまま、オープンしたフォルダに含まれる他のフォルダの位置まで押圧入力の位置を移動させて、図7(B)の矢印が示すフォルダの位置を押圧する状態になったとする。この状態で、ユーザが入力部34を押圧する押圧荷重が再び第1の荷重基準P2を満たさない状態から満たす状態へ変化すると(ステップS31のYes)、制御部20は、図7(C)に示すように、押圧されていたフォルダをオープンする(ステップS32)。その後も、ユーザは、同様の操作を行うことにより、図7(C)に示すフォルダを、図7(D)に示すようにオープンすることができる。
なお、例えば図7(C)または(D)に示す状態で、オープンしたフォルダに含まれる他のフォルダまたはファイルなどの選択または実行などを行うこともできる。この場合、この入力装置は、入力部34上で、P2を満たす押圧荷重を維持したままユーザが所望するフォルダまたはファイルのオブジェクトまで入力位置を移動する入力を受け付ける。オープンしたフォルダに含まれる他のフォルダまたはファイルのオブジェクトまで入力位置が移動する入力が検知されたら、その後、この入力装置は、当該オブジェクトに対してP2よりも高く設定された荷重基準を満たす入力を荷重検出部40により受け付ける。そのオブジェクトに対してP2よりも高い荷重基準を満たす入力が検知されたら、制御部20は、当該オブジェクトに係るフォルダまたはファイルの選択または実行などを行う。
一方、ステップS33において、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重が検出された場合、制御部20は、表示部32上でオープンしているフォルダをクローズするように制御する(ステップS34)。この場合、制御部20は、表示部32上でオープンしているフォルダのうち、最下層のフォルダをクローズするように制御する。ステップS34の後、制御部20は、入力部34により押圧入力が検知されているか否かを判定し(ステップS35)、検知されている場合にはステップS31に戻って処理を続行し、検知されなくなった場合は処理を終了する。このように、携帯電話10においては、ユーザは、タッチパネル30の入力部34から指を離すことなくフォルダのクローズ処理も繰り返すことができるため、ユーザは、最下層のフォルダをクローズして直近上位のフォルダに戻る動作を連続して行うことができる。なお、この入力装置は、フォルダをクローズさせる際の、押圧荷重が荷重基準P1を満たす状態から満たさない状態へ変化する入力を、オープンしていたフォルダのオブジェクトの位置で受け付けてもよいし、また当該フォルダ以外の位置で受け付けてもよい。
図8は、上述したフォルダのクローズ処理を繰り返した処理に基づく動作の具体例を説明する図である。なお、図8においても、上述した処理で説明した第2の荷重基準を、「荷重基準P1」として示し、また、第1の荷重基準を、「荷重基準P2」として示してある。
図8(A)においては、3つのフォルダがオープンした状態で表示部32に表示されている。すなわち、図8(A)は、最上位から3階層目までのフォルダの内容が表示された状態を示している。この時、タッチパネル30の入力部34をユーザが押圧する押圧荷重が第2の荷重基準P1を満たす状態から満たさない状態へ変化すると(ステップS33のYes)、制御部20は、図8(B)に示すように、最下層(3階層目)のフォルダをクローズする(ステップS34)。その後、再び、入力部34を押圧する押圧荷重が第2の荷重基準P1を満たす状態から満たさない状態へ変化すると(ステップS33のYes)、制御部20は、図8(C)に示すように、最下層(2階層目)のフォルダをクローズする(ステップS34)。その後も、ユーザは、同様の操作を行うことにより、図8(C)に示すフォルダを、図8(D)に示すようにクローズすることができる。
このように、携帯電話10によれば、フォルダをクローズするためのアイコンを別個に設ける必要はない。また、携帯電話10によれば、簡単かつ他の操作と区別をつけやすい操作により、フォルダをオープンさせて、このようにオープンさせたフォルダをクローズすることができる。したがって、このような入力装置によれば、タッチパネルを用いて、簡単かつ迅速に、確実なフォルダ操作を行うことができる。
また、この入力装置によれば、ユーザはタッチパネル30の入力部34から指を離すことなく、一連の滑らかな操作により、フォルダを連続的にオープンおよびクローズする動作を行うことができる。なお、フォルダではなくファイルのオブジェクトの位置に対応する入力部34に対して、第1の荷重基準P2を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重が検出された場合、制御部20は、当該ファイルを開くためのアプリケーションを起動する処理を行う。また、この入力装置は、ユーザがフォルダをクローズさせる際、押圧荷重が第2の荷重基準P1を満たす状態から満たさない状態へ変化する入力を、入力部34の任意の位置で受け付けることができる。
特開2006−311224号公報 特開2008−250924号公報
上述した入力装置によれば、ユーザは、タッチパネルを用いて、簡単かつ迅速に、確実なフォルダ操作を行うことができる。さらに、この入力装置によれば、ユーザは、フォルダを連続してオープンするような操作も、簡単に行うことができる。すなわち、当該入力装置によれば、ユーザは、オープンしたフォルダに含まれる他のフォルダを、次々に連続してオープンする操作も簡単かつ迅速に行うことができる。
しかしながら、このような入力装置を用いて、フォルダを連続してオープンする場合、ユーザが入力する際の押圧力に乱れが生じると、その入力によりユーザの意図しない処理が行われてしまうことも想定される。
すなわち、例えば、図7(B)に示した状態Bにおいては、ユーザは、1つのフォルダをオープンした後に、そのフォルダに含まれる他のフォルダをオープンしようとしている。この時、ユーザは、押圧力を一旦弱めることにより、押圧荷重が第1の荷重基準P2を下回った後で、再び押圧力を増大させて、押圧荷重が再び第1の荷重基準P2を超えれば、図7(C)の状態Cに示すように、他のフォルダをさらにオープンすることができる。
しかしながら、例えば図7(B)の状態Bにおいてユーザが押圧力を弱めた際に、第1の荷重基準P2を下回った押圧荷重が、更に第2の荷重基準P1も下回ってしまうことも考えられる。このようにして押圧荷重が第2の荷重基準P1も下回ってしまった場合、その押圧入力により、この入力装置は、オープンしたばかりのフォルダをクローズしてしまう。このような動作は、入力装置側からみると、規定された手順に従った処理に基づく正常な動作を行っているだけであるが、ユーザ側からみると、意図した操作が入力装置に受け付けられていないことになる。
特に、複数のフォルダを連続してオープンする操作を行う場合は、ユーザは押圧力を連続して強めたり弱めたりするため、押圧力を連続して強弱させる度合いにブレが生じてしまい、ユーザが意図する押圧荷重以上に押圧力を弱めてしまうことが懸念される。
近年、フラッシュメモリなどの記憶デバイスのコストが低廉化したことに伴い、あらゆる端末の記憶容量が著しく増大し、例えば携帯端末のような小型の端末であったとしても、極めて多数のフォルダやファイルを記憶させることができるようになっている。端末に記憶しているファイルやフォルダなどが多数になるにつれて、ディレクトリの階層構造は複雑化し、さらに、階層の数も多段化する。このように複雑化、多段化した階層に含まれる、多数のファイルやフォルダの中から目的のファイルやフォルダに到達するための操作を行うには、ユーザは、上述したようなフォルダのオープンやクローズを行う操作を多数回繰り返す必要がある。
したがって、このようにフォルダのオープンを行う操作を多数回繰り返す際に、オープンしたフォルダがすぐにクローズされてしまうような入力ミスが発生すると、ユーザにとっては著しいストレスの原因となる。
上述したような、押圧力の強弱を調整するような微妙な力の加減を要する操作は、このような操作に慣れているユーザにとっては、自然な操作入力により容易に行うことができると考えられる。しかしながら、このような入力装置を初めて操作するユーザや、年配のユーザや身体の不自由なユーザなどにとって、微妙な力加減の調整を要する操作は、必ずしも容易に行うことができる操作とは限らない。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、ユーザの意図しない操作ミス(誤操作)に対処することができる入力装置を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る入力装置の発明は、
階層構造を有するフォルダのオブジェクトを表示する表示部と、
前記表示部に対する押圧入力を受け付ける入力部と、
前記入力部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
前記表示部にオープンされているフォルダのオブジェクトを表示している際に、前記荷重検出部が、所定の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化してからの当該所定の荷重基準を満たさない押圧荷重を所定期間継続して検出した場合、当該オープンされているフォルダのうち最下層のフォルダをクローズするように制御する制御部と、
を備えることを特徴とするものである。
上記目的を達成する第2の観点に係る入力装置の発明は、
階層構造を有するフォルダのオブジェクトを表示する表示部と、
前記表示部に対する押圧入力を受け付ける入力部と、
前記入力部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
前記荷重検出部が検出する、前記表示部に表示された前記フォルダのオブジェクトの位置に対応する前記入力部に対する押圧荷重が、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化した際に、当該フォルダをオープンするように制御するとともに、該フォルダがオープンされた後は、前記荷重検出部が、前記第1の荷重基準より低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化してからの当該第2の荷重基準を満たさない押圧荷重を所定期間継続して検出した場合、当該オープンされているフォルダのうち最下層のフォルダをクローズするように制御する制御部と、
を備えることを特徴とするものである。
本発明の入力装置によれば、ユーザが押圧力の力加減を誤った入力を行ったとしても、これによりユーザの意図しない処理が行われることはなくなる。

従来技術による入力装置を備える携帯電話の外観斜視図である。 図1に示した携帯電話の内部構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した携帯電話のタッチパネル、荷重検出部、および振動部の実装構造の例を説明する図である。 図1に示した携帯電話においてフォルダに対してオープンおよびクローズの動作を行う際の様子を説明する概念図である。 図1に示した携帯電話において、ユーザがタッチパネルの入力部を押圧する際に、荷重検出部が検知する押圧荷重の時間変化の例を概略的に表すグラフである。 図1に示した携帯電話においてフォルダのオープンおよびクローズの処理を説明するフローチャートである。 図1に示した携帯電話においてフォルダのオープン操作を繰り返す具体例を説明する図である。 図1に示した携帯電話においてフォルダのクローズ操作を繰り返す具体例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電話の内部の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態によるフォルダのオープンおよびクローズの処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態による処理に基づく動作の具体例を説明する図である。 従来技術による情報処理装置を含むデータ転送システムの構成を概略的に示す図である。 従来技術によるデータ記憶再生装置において、タッチパネル付表示部上でユーザがフォルダの操作を行う様子を概略的に説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態においては、本発明の入力装置を備える携帯端末の一例として、携帯電話を想定して説明する。しかしながら、本発明の入力装置が適用できる携帯端末は携帯電話に限定されるものではなく、例えばPDAなどタッチパネルを有する任意の携帯端末などに適用できる。また、本発明は、携帯端末に限定されるものでもなく、上述したような銀行のATMや駅の券売機など、タッチパネルを有する任意の入力端末にも適用できる。
なお、本発明の実施の形態に係る入力装置は、本願の背景技術のセクションにおいて説明した入力装置を備える図1の携帯電話10とほぼ同様の構成によって実施することができる。したがって、上述した入力装置を備える携帯電話10と同じ説明は適宜省略する。
図9は、本発明の実施の形態に係る携帯電話10の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図9に示すように、携帯電話10は、背景技術のセクションにおいて上述した携帯電話10と同様に、制御部20と、タッチパネル30と、荷重検出部40と、振動部50と、記憶部60と、音声入力部70と、音声出力部80と、キー入力部90と、を備えている。
本実施の形態において、タッチパネル30の表示部32は、階層構造を有するフォルダのオブジェクトを表示する。また、タッチパネル30の入力部34は、表示部32に対するユーザの押圧入力を受け付ける(検知する)。さらに、荷重検出部40は、入力部34に対する押圧荷重を検出する。
本発明の実施の形態に係る携帯電話10において、制御部20は、計時部22を含んでいる。この計時部22は、例えば制御部20のタイマ機能によって構成し、各種入力をトリガとする時間を計測することができる。例えば、荷重検出部40が所定の閾値を超える押圧荷重を検出した場合、当該検出が開始された時点からの時間を計測することができる。
本発明の実施の形態に係る携帯電話10における各機能部の構成について、以上で説明した以外の点は、本願の背景技術のセクションにおいて上述した入力装置を備える携帯電話10と同じ構成にすることができるため、詳細な説明を省略する。本発明の実施の形態に係る携帯電話10が備えるタッチパネル30の構造についても、図3にて説明した構成と同様のものを用いることができる。
次に、本発明の実施の形態によるフォルダのオープンおよびクローズ動作の際に誤操作を回避する処理について説明する。
本実施の形態においても、フォルダのオープンまたはクローズの動作を行うための基準として、第1の荷重基準と、第2の荷重基準とを設定する。なお、本実施の形態でも、第2の荷重基準を、第1の荷重基準よりも低い基準として設定する。また、本実施の形態において、ディレクトリの階層構造の概念に基づくフォルダをオープンおよびクローズする動作を行う際の態様についても、図4で説明したのと同様にして行う。さらに、本実施の形態に係る携帯電話10において、タッチパネル30に対する押圧荷重を荷重検出部40により検出する際の態様も、図5で説明したのと同様にして行う。
図10は、本実施の形態に係る、フォルダのオープンおよびクローズ動作の際に誤操作を回避する処理を説明するフローチャートである。本処理は、タッチパネル30の入力部34が押圧入力を検知した時点から開始する。なお、本処理の開始時点において、フォルダのオブジェクトが表示部32に表示されているものとする。タッチパネル30の入力部34に入力が検知されると、制御部20は、上述した第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重を荷重検出部40が検出したか否かを判定する(ステップS11)。なお、図10のフローチャートにおいて、記載の簡略化のため、「基準を満たさない状態から満たす状態」を単に「基準未満→以上」と記す。また、「基準を満たす状態から満たさない状態」は、単に「基準以上→未満」と記す。
ステップS11において、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重が荷重検出部40により検出されたら、ステップS12に移行する。ステップS12では、制御部20は、ユーザの押圧入力を受け付けた入力部34の位置が、表示部32上でフォルダのオブジェクトが表示された位置に対応するか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において、押圧入力を受け付けた入力部34の位置が、表示部32上でフォルダのオブジェクトが表示された位置に対応する場合、制御部20は、そのフォルダをオープンする(ステップS13)。すなわち、制御部20は、オープンするフォルダの直下の階層に含まれるファイルおよび/または他のフォルダのアイコン(オブジェクト)を表示部32に表示する。
ステップS13にてフォルダがオープンされた後、制御部20は、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重を荷重検出部40が検出したか否かを判定する(ステップS14)。なお、ステップS11において、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重が検出されない場合、およびステップS12において、押圧入力を受け付けた位置がフォルダの位置でない場合も、ステップS14に移行する。
ステップS14において、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重が検出されない場合、制御部20は、ステップS11に戻って処理を続行する。この時、オープンされたフォルダに含まれる他のフォルダが表示部32に表示されている場合、本実施の形態に係る入力装置は、入力部34に対する押圧荷重が検知されたままの状態で、当該他のフォルダのオブジェクトまでユーザが入力位置を移動する入力を受け付けることができる。この際、ステップS11にて、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化する押圧荷重が検出されたら、制御部20は、当該他のフォルダのオブジェクトの位置に対応する入力部34に対する入力の場合(ステップS12のYes)、当該他のフォルダをオープンする(ステップS13)。
本実施の形態においても、このような処理を繰り返し行うことができるため、ユーザは、例えば図7に示したように、あるフォルダの直下の階層に含まれるフォルダを次々にオープンすることができる。
一方、ステップS14において、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化する押圧荷重が検出された場合、制御部20は、計時部22をリセットしてから、当該計時部22が時間を計測するように制御する(ステップS15)。この場合、計時部22は、荷重検出部40が、第1の荷重基準よりも低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化した後の押圧荷重を検出した時点をトリガとして、当該第2の荷重基準を満たさない押圧荷重を検出している時間を計測する。
ステップS15で計時部22が時間の計測を開始したら、制御部20は、計時部22が計測する時間が所定の時間に達したか否かを判定する(ステップS16)。ここで、計時部22により判定される「所定の時間」とは、ユーザが意図せずに第2の荷重基準を満たさない押圧荷重の入力をしてしまった際に、このような入力を、フォルダをクローズする本来の処理を行わないようにする時間として、適当な所定期間を予め設定する。
なお、この「所定の時間」は、予め設定したものを、後からユーザが設定を変更できるようにするのが好適である。また、例えば、ユーザが通常時の押圧入力を連続して行う際のタイミングを制御部20が取得して、そのデータを解析することにより、制御部20は、当該解析されたデータに基づいて、予め設定された「所定の時間」に対して、適宜修正を加えるようにすることもできる。このようにすれば、連続する押圧入力を早いタイミングで行うユーザに対しても、また遅いタイミングで行うユーザに対しても、制御部20は、上記「所定の時間」の長さを適切に修正し、設定することができる。
ステップS16にて、計時部22が計測する時間が所定の時間にまだ達していない場合、制御部20は、第2の荷重基準を満たさない押圧荷重を荷重検出部40が検出しなくなったか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17で、荷重検出部40が、第2の荷重基準を満たさない押圧荷重をまだ検出している場合、制御部20は、ステップS16に戻って、計時部22が計測する時間が所定の時間に達したか否かを判定する。
例えば、第2の荷重基準を下回る押圧荷重が非常に短時間だけ検出される場合(そして再び第2の荷重基準を満たす押圧荷重が検出される場合)というのは、ユーザが意図して押圧力を弱めることによりフォルダをクローズする操作を行っているものとは想定し難い。そこで、本実施の形態では、ステップS16において第2の荷重基準を満たさない押圧荷重が検出された場合であっても、このような押圧荷重の検出が所定の時間内であれば、制御部20はフォルダをクローズする処理を行わない。したがって、ユーザが意図せず第2の荷重基準を下回るまで押圧力を弱めてしまう誤操作をしてしまっても、その操作が所定時間以内であれば、オープンしたフォルダがユーザの意図に反してクローズされることはない。
一方、ステップS16にて、計時部22が計測する時間が所定の時間に達した場合、制御部20は、表示部32上でオープンしているフォルダをクローズするように制御する(ステップS18)。この場合、制御部20は、表示部32上でオープンしているフォルダのうち、最下層のフォルダをクローズするように制御する。すなわち、制御部20は、オープンしたフォルダのうち最下層のフォルダの直下の階層に含まれるファイルおよび/または他のフォルダのアイコンを表示部32に表示しない状態に戻す。
このように、ステップS16において第2の荷重基準を満たさない押圧荷重が検出された時間が所定の時間に達する場合は、ユーザは意図して押圧力を弱めているものと推定できる。そこで、本実施の形態では、ステップS16において第2の荷重基準を満たさない押圧荷重が検出された時間が所定の時間に達する場合、制御部20はフォルダをクローズする処理を行う。したがって、ユーザが意図して所定時間以上第2の荷重基準を下回る押圧力による入力維持することにより、ユーザの意図通りに、フォルダがクローズされる。
ステップS18の後、制御部20は、入力部34により押圧入力が検知されているか否かを判定し(ステップS19)、検知されている場合にはステップS11に戻って処理を続行し、検知されなくなった場合は処理を終了する。また、ステップS17において、荷重検出部40が、第2の荷重基準を満たさない押圧荷重を検出しなくなった場合も、制御部20は、ステップS19の処理を行う。
このように、本実施の形態においても、ユーザは、タッチパネル30の入力部34から指を離すことなくフォルダのクローズ処理を繰り返すことができる。したがって、ユーザは、例えば図8に示したように、最下層のフォルダをクローズして直近上位のフォルダに戻る動作を連続して行うことができる。
図11は、本実施の形態に係る、フォルダのオープンおよびクローズ動作の際に誤操作を回避する動作の具体例を説明する図である。図11は、上述した処理を行う際に、荷重検出部40により検知される、タッチパネル30の入力部34に対する押圧荷重の時間的な変化を図の下段に示すとともに、それに伴う表示部32の表示の変化を図の上段に例示している。なお、図11においても、上述した処理で説明した第1の荷重基準を、「荷重基準P2」として示し、また、第2の荷重基準を、「荷重基準P1」として示してある。
図11(A)に示す状態Aは、ユーザが、タッチパネル30の入力部34に指先などを触れてから、その押圧入力にかかる押圧力を強めた様子を示している。図11(A)の下側に示すグラフにおいては、ユーザがタッチパネル30に対する押圧力を徐々に強めてから、その押圧力を一旦維持した後に再び強めている様子を示している。図11(A)の上側に示す表示部の表示においては、入力を検知した入力部34の位置に対応するフォルダのオブジェクトにはハッチングを付して示してある。このように、入力を検知した入力部34の位置にフォルダまたはファイルなどのオブジェクトが存在する場合、当該オブジェクトに係る入力が検知されていることをユーザに示すために、制御部20は、オブジェクトに色を付すなどの処理を行うようにするのが好適である。なお、図11(A)においてハッチングを付して示したフォルダに付した矢印は、当該位置にユーザの指先などによる入力が検知されていることを示している。この矢印のように入力位置を示すためのオブジェクトは、表示部32に表示する設定にすることも、または表示しない設定にすることもできる。
図11(A)において、ユーザは、タッチパネル30の入力部34上で、左上のフォルダを押圧している。このフォルダをユーザが押圧することにより、入力部34を押圧する押圧荷重が第1の荷重基準P2を満たさない状態から満たす状態へ変化すると(ステップS11のYes、ステップS12のYes)、図11(B)の上側に示すように、押圧していたフォルダがオープンする(ステップS13)。その後、ユーザが入力部34を押圧したまま、オープンしたフォルダに含まれる他のフォルダの位置まで押圧入力の位置を移動させて、図11(B)の上側に示す表示部において矢印が示す位置を押圧している状態になったとする。この状態で、入力部34を押圧する押圧荷重が再び第1の荷重基準P2を満たさない状態から満たす状態へ変化すると(ステップS11のYes、ステップS12のYes)、図11(C)の上側に示すように、押圧していたフォルダがオープンする(ステップS13)。
その後、図11(C)に示す状態Cにおいて、ユーザは、第1の荷重基準P2を満たしていた押圧力を弱めたため、時刻T3以降、荷重検出部40が検出する押圧荷重が、第2の荷重基準P1を下回っている(ステップS14のYes)。しかしながら、図11の時刻T3以降に示すように、第2の荷重基準P1を下回った期間が所定時間t以内であり(ステップS16のNo)、再び第2の荷重基準P1を満たす押圧荷重が検知されたため(ステップS17のYes)、フォルダはクローズされない。すなわち、この場合、ステップS18の処理は行われない。
したがって、ユーザが意図せず押圧力を弱め過ぎてしまう誤操作をしてしまった場合でも、その操作が所定時間以内であれば、オープンしたフォルダが、ユーザの意図に反してクローズされることはない。この後、ユーザは、第1の荷重基準P2を満たす押圧荷重まで再び押圧力を強めることにより、さらにフォルダをオープンさせる操作を続行することができる。
一方、図11(C)に示す状態Cの終端においても、ユーザは、第2の荷重基準P1を満たしていた押圧力を弱めたため、時刻T4以降、荷重検出部40が検出する押圧荷重が、第2の荷重基準P1を下回っている(ステップS14のYes)。この場合、図11の時刻T4以降に示すように、第2の荷重基準P1を下回った期間が所定時間tを超えるため(ステップS16のYes)、時刻T5において、図11(D)に示す状態Dのように、最下層のフォルダがクローズされる(ステップS18)。
したがって、ユーザが意図して押圧力を弱めたことにより、その操作が所定時間を超える場合、オープンしたフォルダがユーザの意図通りにクローズされる。このように、本実施の形態の入力装置によれば、ユーザ側が意図せず誤操作をしてしまった場合であっても、当該誤操作に対処することができ、ユーザは、自らの意図する通りの操作を行うことができる。
上述の説明では、荷重基準を「押圧荷重のしきい値」に見立て、荷重基準に達した場合に「荷重基準を満たす」と判定する態様について説明した。しかしながら、「荷重基準を満たす」と判定できる態様はこれに限定されるものではなく、いくつもの態様を含むことが想定できる。例えば、オブジェクトに対するユーザの押圧入力による押圧荷重が上記荷重基準を超えた場合に「荷重基準を満たす」と判定することもできる。また、上記荷重基準を示す押圧荷重が荷重検出部40によって検出された場合に「荷重基準を満たす」と判定することもできる。
また、上述の説明において、「荷重基準を満たさない」と判定できる態様についても同様である。すなわち、上述の説明においては、荷重基準未満になった場合に「荷重基準を満たさない」と判定する場合について説明した。しかしながら、例えば、オブジェクトに対するユーザの押圧入力による押圧荷重が上記荷重基準以下になった場合に「荷重基準を満たさない」と判定することもできる。また、上記荷重基準を示す押圧荷重が荷重検出部40によって検出されなくなった場合に「荷重基準を満たさない」と判定することもできる。
なお、本発明は、上述した実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変更または変形が可能である。例えば、上述した実施の形態においては、各荷重基準は、予め設定することを想定したが、必要に応じて、ユーザが適宜変更または調整できるようにするのが望ましい。このようにすれば、操作中に、ユーザが押圧荷重の設定について違和感がある場合、後から適宜設定を修正することができる。
また、上述した各実施の形態では、フォルダなどのオブジェクトに係る入力が検知されていることをユーザに示すため、またはクローズするフォルダを示すために、オブジェクトに色を付してユーザに示す処理の例を説明した。しかしながら、オブジェクトに係る入力が検知された場合、オブジェクトに色を付す代わりに、または色を付すと共に、振動部50を振動させて、その旨をユーザに認識させるようにすることもできる。さらに、このような場合、振動の他にも、例えば音声出力部80から特定の音を発生させてユーザに認識させるようにすることもできる。
さらに、例えば各所定の荷重基準を満たす押圧荷重が検出された場合、および/または、各所定の荷重基準を満たさなくなる押圧荷重が検出された場合に、上述したように、振動部40を振動させたり、音声出力部80から特定の音を発生させてもよい。このようにすれば、ユーザは、自らの入力に対する処理が適切に行われていることが容易に認識できる。
なお、上述した本発明の実施の形態においては、入力装置はタッチパネル30を備えるものとして説明したが、本発明は、タッチパネルを用いない入力装置にも適用することができる。
例えば、表示部32に表示されるポインタを移動させるための方向指示キーまたは方向指示デバイスなどのポインティングデバイスによりフォルダの位置を特定し、ユーザが当該ポインティングデバイスを押圧する押圧力を荷重検出部により検出するようにもできる。このような方向指示キーまたは方向指示デバイスなどは、携帯電話10本体に配設された機械式のスイッチなどとして、キー入力部90に含ませることができる。
さらに、このようなポインティングデバイスは、必ずしも携帯電話10本体に配設されたものに限定されるものでもなく、例えばマウスのように外部接続するポインティングデバイスとすることも考えられる。このようなポインティングデバイスのボタンに対するユーザの押圧力を検出する荷重検出部を備えることにより、当該ボタンをクリックした状態でさらに押圧する際のユーザの押圧力を検出することもできる。
10 携帯電話
20 制御部
22 計時部
30 タッチパネル
32 表示部
34 入力部
40 荷重検出部
50 振動部
60 記憶部
70 音声入力部
80 音声出力部
90 キー入力部

Claims (2)

  1. 階層構造を有するフォルダのオブジェクトを表示する表示部と、
    前記表示部に対する押圧入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記表示部にオープンされているフォルダのオブジェクトを表示している際に、前記荷重検出部が、所定の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化してからの当該所定の荷重基準を満たさない押圧荷重を所定期間継続して検出した場合、当該オープンされているフォルダのうち最下層のフォルダをクローズするように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 階層構造を有するフォルダのオブジェクトを表示する表示部と、
    前記表示部に対する押圧入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記荷重検出部が検出する、前記表示部に表示された前記フォルダのオブジェクトの位置に対応する前記入力部に対する押圧荷重が、第1の荷重基準を満たさない状態から満たす状態へ変化した際に、当該フォルダをオープンするように制御するとともに、該フォルダがオープンされた後は、前記荷重検出部が、前記第1の荷重基準より低い第2の荷重基準を満たす状態から満たさない状態へ変化してからの当該第2の荷重基準を満たさない押圧荷重を所定期間継続して検出した場合、当該オープンされているフォルダのうち最下層のフォルダをクローズするように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
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