JP4796280B2 - プロキシミティトリガされたジョブスケジュールシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロキシミティ(近接具合で)トリガされたジョブスケジュールシステム及び方法に関する。前記システム及び方法は、ワイヤレスベースステーション及びワイヤレスモバイルコミュニケーションデバイスのような別のワイヤレスコミュニケーションデバイスに接近するときプロキシミティトリガされたジョブをスケジュール及び実行する。
数多くのPDA(情報携帯端末)がPalmやマイクロソフト・ポケットPC等のモバイルユーザ市場をターゲットとして設計されている。これらのPDAは、モバイルユーザに対して、スケジュール、リマインダ、to−doリストの通告アプリケーション等の多くの常用のアプリケーションを提供する。これらのアプリケーションは、位置情報よりも時間情報に反応して動作する。例えば、スケジュールアプリケーションは、予定された約束の時間に近づくとユーザに通知する。
米国特許第6177905号には、モバイルユーザに対しての場所をトリガとするリマインダについて開示されている。その絶対的な場所をトリガとするリマインダは、ユーザの地理的位置を定めるためにGPS(グローバルポジショニングシステム)を利用する。そこでは、ユーザは、リマインダのメッセージを要求するときに、ユーザによって与えられるレンジ情報及びユーザの現在の位置によって定められる地域を入力する。このシステムは、PDAと共に使用される位置決めシステム(例えば、GPS等)を必要とし、これにより製造コストやバッテリーの電力消費量が増大する。これらの位置決めシステムのほとんど全ては、限られた使用、即ち、屋内または高層建築物で遮られた商業地域を除いた使用となる。
いくつかのプロキシミティアウェアネス(proximity awareness)アプリケーションは、短距離の無線トランスミッタを使用して識別コードをブロードキャストする。ハミングバード(hummingbird)は、互いに物理的に近接したグループメンバー間のアウェアネスをサポートすることを目指すモバイル機器である。ハミングバードは、そのグループメンバーにより認識される識別コードを定期的にブロードキャストし、そのグループメンバーの他のハミングバードのために周囲をスキャンすることを必要とする。そして、他のグループメンバーを見つけたときは、ユーザに知らせる。ハミングバードは、ユーザに対して、近接をトリガとするタスクを予定に組込むための能力を提供しない。ハミングバードは、所有権を主張できるRFトランスミッタを使用するが、コンピュータネットワーク機能を提供または利用することはなく、信頼性のある接続を保持するために少なくともデータリンク層プロトコルスタックを実装することを必要とする。従って、それはネットワークシステムよりもむしろセンサシステムを好む。定期的な識別のブロードキャスト要求は、周辺の全てのハミングバードにおいて、ネットワークトラフィックを増大させ、また、電力消費を増大させる。
アプリケーションの別のカテゴリにおいては、アウェアネスは、OSI参照モデルにおいて定められたネットワーク層、トランスポート層、またはより高い層のようなネットワークプロトコル層に依拠する。オレゴン大学によるプロエムシステム(Proem system)は、モバイル・アドホックネットワークのためのピアツーピアのアプリケーションと共同して働く。そのシステムは、TCP/IP、UDPまたはHTTPのような種々の現存プロトコルの上部に実装されるトランスポートプロトコルを規定する。システムのピアは、定期的なブロードキャスト要求及びそれに対する他のピアの応答によって、他のピアを発見することが可能である。また、ピアは、その名称、URI(uniform resource identifier)をブロードキャストすることによって、それらの存在を定期的に知らせることが可能である。プロエムシステムは、互いに発見可能なように全てのピアに導入される必要がある。プロエムアプリケーションは、他のユーザの存在を認識し、ユーザに警告する等の遭遇のルールを定義することが可能である。このカテゴリにおけるアウェアネス機能は、最初に確立されるピアの間の接続を必要とする通信プロトコル層のより高いレベルに構築される。しかしながら、接続の確立は、通常は不都合を招く認証プロセスを必要とする。接続後に伝送されるデータは、通常は暗号化される。もし認証や暗号化を省けば、セキュリティの問題が生じ得る。高レベルの通信への依拠は、大量のデータ通信を引き起こし、それが、全てのモバイル機器において無線ネットワークを介したトラフィックを増大させ、また、電力消費を増大させる。
MAC(media access control)アドレス或いはMAC層フレームにおけるサービスセット識別子を利用して、近くの他の無線通信機器を検出し、また、リマインダ、to−doリスト、電子メールの検索、コンピュータシステムまたはネットワークログイン、他の装置の制御等のユーザによって計画されたタスクをトリガするものは、先行技術には存在しない。
無線通信技術の成熟によって、多くのノートブック型コンピュータ、PDA或いはモバイル通信機器には、IEEE802.11無線LANインタフェース、ブルートゥース無線インタフェースモジュールまたはGSMモデムモジュール等の無線通信インタフェースモジュールが導入されている。無線接続を介して、モバイルユーザは、電子メールの読取り、ファイル転送、ジョブの実行またはサービスへのアクセスのために、ローカルネットワークエリア内のみならず全てのインターネットにおける別のコンピュータシステムや別のPDAの情報にアクセス可能である。将来、モバイルコンピューティング機器は、無線通信機能を全て備えるようになるであろう。
本発明は、プロキシミティトリガされたジョブ・スケジューリング・システム及びその方法をモバイルユーザに対して提供する。本発明の好適な実施の形態におけるプロキシミティトリガのジョブは、一つ若しくは複数の動作及びトリガコンディションを含む。その一つ若しくは複数の動作は、モバイルコンピューティング機器が近くの無線通信機器の存在を検出し、その検出された無線通信機器の存在条件がそのジョブのトリガコンディションと適合するときにモバイルコンピューティング機器によって実行される。
本発明によれば、WCI(ワイヤレス通信インタフェース)が他の無線通信機器を検出するために用いられる。WCIは、通常は物理層及びMACサブレイヤプロトコルスタックを実装する。WCIは、無線媒体におけるメッセージを傍受し、MACサブレイヤまたはデータリンク層フレームにおける一つ若しくは複数の識別子をデコードする。その識別子は、例えば、IEEE802.11MACプロトコルにおけるSSID、トランスミッタMACアドレスまたはレシーバMACアドレスである。各WCIにはユニキャストMACアドレスが与えられる。従って、ユニキャストMACアドレスを検出することは、そのユニキャストMACアドレスによって指定されるWCIを検出することに等しい。よって、SSIDを検出することは、ネットワークサービスセットを検出することに等しい。各WCIは、所定の動作レンジを有し、そのレンジ内のWCIのみがメッセージを送受信することが可能である。従って、MACサブレイヤまたはデータリンク層からデコードされた識別子は、動作レンジ内の近くのWCIを示す。より高レベルのプロトコルのためのペイロードを処理することなくMACサブレイヤまたはデータリンク層のフレームにおけるアドレスまたは識別子を利用することで、検出プロセスの速度を向上させ、また、不必要なユーザ識別子のブロードキャストを最小限にし、それにより電力消費を低減する。
本発明の好適な実施の形態においては、トリガコンディションは、MACサブレイヤまたはデータリンク層プロトコルにおける一つ若しくは複数の識別子の存在のブール条件(BOOLEAN condition)である。例えば、「A&B」は、無線通信機器A及び無線通信機器Bが存在するという条件である。別の例として、「A&!C」は、無線通信機器Aは存在するが無線通信機器Cは見失った(即ち、所定の時間で検出されなかった)という条件である。別の実施の形態においては、トリガコンディションは、例えば、「Aを検出してBを見失ったとき」のように自然な言葉で指定することができる。別の実施の形態においては、WCIのアドレスまたは識別子には、より意味のある名称で識別子情報を要約するためにエイリアスが与えられ、そのエイリアスはトリガコンディションにおいて利用され得る。
本発明の別の実施の形態においては、ジョブのトリガコンディションには、時計によって与えられる時間条件またはGPSによって与えられる地理的領域のような他のコンテキスト条件を更に含めることができる。例えば、ジョブは、本発明のPDAがランチタイムにWCI Aに近づいた時に実行され得る。「ランチタイム」は、毎日12:00pmから1:00pmとして更に定義することができる。その時間条件は、例えば、「次の2つの火曜日のランチタイム」のように複雑にすることができる。トリガコンディションは、ジョブ実行の発生を更に指定することが可能である。例えば、ジョブ実行の発生を3回に制限し、3回のジョブ実行後にスケジュールから削除することができる。
本発明の一の実施の形態におけるアプリケーションプログラムは、ジョブの仕様を受け取り、そのジョブを予定に組込む。ジョブの記述は、一つ若しくは複数の動作を規定し、それらはトリガコンディションが満たされたときに実行される。そのトリガコンディションは、一つ若しくは複数の識別子の存在によってジョブが実行されるべきであるという条件を示す。トリガコンディションにおける識別子が検出されたときに、アプリケーションプログラムは、予定されたジョブのトリガコンディションを調査する。もし予定されたジョブのトリガコンディションが満たされていれば、そのジョブの一つ若しくは複数の動作が実行される。別の実施の形態においては、トリガコンディションには時間条件が含まれる。予定されたジョブは、その時間条件及び他の近接条件がともに満たされた場合のみに実行され得る。
いくつかの実施の態様においては、ホストシステムのアプリケーションプログラムは、WCIにポーリングしてMACフレームを受取り、そのフレームをデコードして識別子を検出する。別の実施の形態においては、WCIが、識別子の検出を行い、検出された識別子がホストシステムにおけるアプリケーションプログラムに関連するものである場合には、トリガコンディションを調査するために、そのアプリケーションプログラムを中断する。更に、別の実施の形態においては、電力を節約する構成が実装される。ホストシステム及びWCIは、独立して電源を落とすことが可能である。アプリケーションプログラムは、トリガコンディションにおける識別子をWCIのメモリに格納し、ホストシステムにおいて活動がない場合には、ホストシステムは節電モードに入る。ホストシステムが電源を落としている間、WCIは、バッテリーのような電源から微少な電力を引き出すことによって依然として活動状態にある。ホストシステムが節電モードに入っている間に、WCIは、無線媒体をモニターする。WCIは、無線媒体上で伝送されるメッセージを聞き取る。受取ったメッセージにおいて識別子が検出され、WCIのメモリにおける識別子の1つである場合は、WCIは、休止状態のホストシステムに対して起動信号を送る。そこで、WCIは、ホストシステムのアプリケーションプログラムを中断し、ホストシステムの起動後にその検出された識別子を与える。
従って、本発明は、上位層のプロトコルの代わりにMACサブレイヤまたはデータリンク層プロトコルにおける識別子を利用することによって、低い電力消費及び迅速な近接検出機能を実現する。本発明は、ピア側に特別なプログラムを導入することなしに同様のプロトコルに従う近くの全てのWCIを検出することが可能であるので、使用のアプローチを容易とする特定の識別子の代わりに通信プロトコルの識別子を使用する。従って、システム配置の困難性も低下させる。他のWCIは検出のためにシステムに応答する必要はないので、本発明は、他のWCIに影響を及ぼすことはない。本発明は、無線接続を確立する必要がないので不当なアクセスの問題はなく、接続確立の遅延がなく高速である。本発明は、接続要求なしに、無線接続が不可能な見知らぬ環境で使用可能である。本発明は、例えば、重要なリマインダ、to−doリストの警告システム、自動ログイン及び電子メール検索、自動の機器コントローラ、近接を感知可能なファイルマネージャー等の多くのアプリケーションにおいて利用可能である。
ここで用いられているように、プロキシミティトリガされたジョブ(以降、ジョブと表記)とは、コンピュータ処理デバイスが(以降、コンピュータデバイスと表記)が、一つ若しくは複数の識別子(以降、トリガ識別子と表記)の存在を検出するときに、ユーザがスケジュールして実行されるべき一つ若しくは複数のアクションに関するものである。ここで、各識別子は、ワイヤレスコミュニケーションインタフェース(以降、WCIと表記)を指定するものである。例えば、前記ジョブとは、リマインドメッセージを送る過程、e−mailを送受信する過程、情報をダウンロードする過程、コンピュータ若しくは電気器具のような他のデバイスに対する制御命令を送る過程、他のアプリケーションプログラムをトリガする過程、警告メッセージを発する過程等である。
システム
図1は、本発明の複数の実施例に関する、他のコンピュータデバイス上の一つ若しくは複数のWCIの存在に関連する前期ジョブをストアし、回収し、または実行するためのコンピュータデバイス0100(以降、システムと表記)の実施例を図示するものである。システム0100は一般的に従来型の汎用コンピュータを用いて実現可能であり、少なくとも一つのプロセッサ0101、プログラムメモリ1012、一つ若しくは複数のインプットデバイス0103、一つ若しくは複数のアウトプットデバイス0104、少なくとも一つのWCI1015を有する従来のコンピュータ構成要素を含む。複数の実施例で、WCI0105はシステム0100内に統合されたビルトインモジュールである。複数の実施例では、WCI0105は、例えばPCMICAコントローラのようなバスコントローラを介してシステム0100のシステムバス0109に接続されるアドオン型カードであり、また別の実施例では、WCI0105は、例えばUSBポートのようなI/Oポートを介してシステム0100に接続されるスタンドアローン型アダプターである。インプットデバイスは、マウス、キーボード、タッチセンサー型スクリーン、若しくは音声認識モジュールを含んでいてもよい。アウトプットデバイスは、モニター、スクリーン、またはスピーカーモジュールを含んでいてよい。プロセッサ0101、プログラムメモリ0102、システムバス0109、及びバスコントローラが、通常はホストシステム0120とみなされ、その他のものが周辺機器である。複数の実施例では、システム0100がモバイルコンピューティングデバイスであり、例えばそれは情報携帯端末(PDA)、携帯電話若しくはポータブルコンピュータのようなものであって、それらは、例えばハードディスクドライブ0107及びキーボードのような従来の汎用コンピュータに見られる一つ若しくは複数の構成要素が省略されていてもよい。アプリケーションプログラム(以降、スケジューラと表記)0108は、通常はあらゆる従来方式のオペレーティングシステムで実行され、例えばそれはレドモンドのマイクロソフト社製のウィンドウズ(登録商標)ポケットPCや、カリフォルニア州サンタクララのPalm.Inc.,製のPalmである。一般的に、アプリケーションプログラム0108はあらゆる従来方式の汎用プログラム言語でプログラムされており、それらには、Java(登録商標)、C、及びC++、汎用プログラム言語の複数の組み合わせ、または例えばスクリプト言語(Perl)のようなより特殊なプログラム言語及び汎用プログラム言語の組み合わせである。一般的には、別のコンピューティングデバイスに対し情報を通信可能な任意のコンピューティングデバイスが、本発明の様々な実施例に用いられてもよい。
ワイヤレス通信インタフェース
WCI0105は、例えばIEEE 802.11B、IEEE 802.11a、ブルートゥース、CDMA、GSM、GPRS、RFID、IrDate、若しくはUWBのような一つ若しくは複数の様々なネットワークプロトコルに従ってもよい。異なったワイヤレス通信プロトコルは、異なる能力を提供し、異なる操作可能レンジを有している。ブルートゥースは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)プロトコルであって、約10メートルの操作可能レンジを提供する。IEEE 802.11Bプロトコルは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)であって100から500メートルの操作可能レンジを提供する。GSM/GPRSプロトコルは、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)であって、モバイルハンドセットとベースステーションとの間に、一から数マイルの操作可能レンジを提供する。ワイヤレス通信インタフェースの操作可能レンジは、ワイヤレス通信プロトコルに適応した別のWCIの存在を検出する能力に貢献する。
図2は、WCIの一般的アーキテクチャを示すものであって、ワイヤレストランスミッター0201、ベースバンドプロセッサ0202、コントローラ0203、及びメモリ0204が含まれている。ベースバンドプロセッサ0202は、物理層プロトコルスタックファンクションを実行する。コントローラ0203は、メディアアクセスコントロールサブレイヤプロトコルスタックのファンクションを実行し、またホストシステム0120とのインタフェースを行う。コントローラ0203のファームウェアプログラムは、メモリ0204内にストアされる。メモリ0204はランダムアクセスメモリ(RAM)、若しくは別の任意の書き換え可能メモリである。別の実施例では、メモリ0204は不揮発性書き換えメモリであり、例えばそれはフラッシュメモリであって、メモリ内のデータは例えレシーバの電源が切られても失われることがない。さらに別の実施例では、メモリ0204はEPROMメモリであり、故にテンポラリデータをストアするため、コントローラ0203内に別の書き換え可能メモリを必要とするか、若しくはレジスタメモリを使用する。
システム0100が、一つ若しくは複数のWCIを含んでいてもよい。例えば、IEEE 802.11bワイヤレスネットワークカードプラグインを有するコンパック社のIPAQ(登録商標)ポケットPC 3835が、別のIEEE 802.11bがコンパイルされたデバイスを検出してもよい。別の例としては、ノキア社のNOKIA6310が、ビルトイン型ブルートゥースインタフェースを有するGSM/GPRS携帯電話ハンドセットである。NOKIA6310は、GSM/GPRS若しくはブルートゥ−スのいずれかによってコンパイルされたWCIの存在を検出できる。複数の実施例において、システム0100は、近接する別のコンピューティングデバイスにクエリーすることによるその検出能力を拡張させ得る。ゆえに、システム0100は、前記別のコンピューティングデバイスが異なるプロトコルの別のWCIを有する場合、異なるプロトコル若しくは複数のプロトコルで更なるWCIを検出し得る。
従来方式のネットワークアーキテクチャ
一般的には、通信デバイス間の通信は、パリティ或いはノードをレシーブすることで、例えばフレーム若しくはパケットのようなメッセージの正確な翻訳を行うために厳格に定められなくてはならない。メッセージの翻訳を実行するために複数のタスクが存在し、プロトコルによって定義されている。簡略化のため、ほとんどの通信プロトコルは、先行して各々構成されている一連の層、又はレベルとして組織化されている。各々の層に於けるアクティブ要素はエンティティ若しくはノードと称される(以降ノードと記載する)。ノードはソフトウェアエンティティであってもよくまたハードウェアエンティティであってもよい。異なるマシーン上で同一層にあるノードは、ピアノードと称される。異なった設計上の目的のため、全ての通信プロトコルが、層数、各層のコンテンツ数、及び各層のファンクション数に関して変化する。各層はより上の層に対するサービスを提供し、それらの層よりインプリメンテーションの詳細を隠す。ノードAの層N上にあるメッセージは、最下層に到着するまで、各々下に存在するプロトコル層によって処理されなければならず、ノードBに到達するべく物理媒体を介して伝達し、ノードB上の層Nまで送られる。そして、ノードBの層N上のメッセージは、ノードAの層N上のメッセージとして正確に翻訳され得る。
図3は、既知の国際的なネットワークアーキテクチャ標準規格である、ISO OSI(オープンシステムインターコネクション)のリファレンスモデルを示すものである。下層より上に向かって、OSIモデルの層は、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、及びアプリケーション層となっている。物理層は通信チャネルにわたる生データビットの転送に関連するもので、典型的には電気的、機械的及び物理的メディアに関するものである。データリンク層は、ネットワークホスト間のデータを転送し通信エラーを補正するための機能的及び手続的手段を提供し、データリンク接続のアクティべーション、メンテナンス、及びデアクティベーションを提供し、上の層より、フレーム、フローコントロール及びメディアアクセスコントロール等へと向かうメッセージを破壊(break up)する。データリンク層は、通常、物理層とインタフェースするメディアアクセスコントロール(MAC)サブレイヤ、及びネットワーク層とインタフェースするロジックリンクコントロール(LLC)サブレイヤとに分けられる。MACサブレイヤプロトコルは、メディアの物理特性とは別に伝達メディアに対するアクセスを管理するが、ノード間のデータ変換を可能とするべく、ネットワークの位相的側面を考慮する。二つのワイヤレスネットワークの位相とは、アドホックネットワーク及びインフラストラクチャネットワークである。ネットワーク層はスイッチング及びルーティング機能を提供し、ネットワーク層の接続及びユーザ間のデータの転送を確立し、維持し、また終了させる。MACサブレイヤ及びデータリンク層が、本発明で注目されている部分である。MAC層に於いて、ノードはメディアをシェアリングしている。よって、各ノードがアドレスを付与され、メッセージのレシーバが誰であるかを示す。ワイヤレスネットワークプロトコルのMACサブレイヤのほとんどが、キャリアセンスプロトコルを実施し、それは例えばキャリア検知多重アクセスネットワーク(CSMA)、キャリア検知多重アクセス衝突検出ネットワーク(CSMA/CD)などである。ここで用いられている用語は参考のために用いられているのであって、異なるプロトコルが異なる用語でサブレイヤを呼び出してもよい。例えば、“MACサブレイヤ”はブルートゥースでは“ベースバンド層”と称される。前記層は、名称によってではなくその機能によって決定されなければならない。
別のワイヤレス通信インタフェースの検出
様々なフレームのためには、各プロトコル層がフレームフォーマットセットを定める。フレームフォーマットには、全フレームにおける固定された要求として生じるフィールドセットが含まれる。プロトコルは、フレームに於ける各フィールドの意味及び使用を定めた。典型的には、各ノードが、例えばMACアドレスのような独自の識別子を取得する。インフラストラクチャワイヤレスネットワークでは、アクセスポイント及び前記アクセスポイントによってサーブされたノードのセットが、サービスセット(SS)を形成する。インフラストラクチャワイヤレスネットワークのサービスセットもまた識別子を有していてよく、例えばそれはIEEE802.11 MACプロトコルではSSIDであり、複数のアクセスポイントが近接している場合にSSを区別する。フレームヘッダは、通常は前記フレームのソース及び/または宛先について記述し、また複数のコントロールフィールドを含んでいてもよい。ソースは、アドレスのような識別子によって、一般的にはソースノード若しくは直接のトランスミッタノードを指定する。宛先は、アドレスのような識別子によって、宛先ノード若しくは直接のレシーバノードを指定する。宛先アドレスがユニキャスティングであってもマルチキャスティングであってもよい。ユニキャストアドレスは、特定ノードを指定するのに用いられる。マルチキャスティングアドレスは、ノードのグループ若しくは全ての別のノードを指定するのに用いられる。例えば、IEEE 802.11 MACプロトコルのフレームヘッダは、BSSID、トランスミッタアドレス、レシーバアドレス、ソースアドレス、及び宛先アドレスを含む。ブルートゥースベースバンドプロトコルでは、識別子は、ブルートゥースデバイスアドレス(BD_ADDR)、若しくはそのより低いアドレス部分(LAP)である。識別子が、レシーブされたFHSパケットのBD_ADDR内、またはレシーブされた各パケットのアクセスコード内に見られ得る。アクセスコードには、チャネルアクセスコード(CAC)、デバイスアクセスコード(DAC)、及び問い合わせアドレスコード(IAC)が含まれる。CACに存在すべき識別子は、ピコネットのマスターのLAPである。DACに見られる識別子は、ピコネットのスレーブのLAPである。
ワイヤレスの物理メディアでは、メッセージが、物理的に近接する全ノードへとブロードキャストされる。メッセージのレシーバノードはメッセージを送信するノードに近い。隣接の宛先ノードがトランスミッタノードに近いので、直接の宛先ノードと前記レシーバノードとの間の距離は、WCIの操作可能レンジの2倍にすぎないことが予想され得る。そのようなわけで、スケジューラ0108は、WCI0105によってワイヤレスメディア上のメッセージを妨害し、メッセージをデコードし、またデータリンク層のMACサブレイヤ若しくはその他層に応じた識別子を回収する。回収された識別子によって指定されたノードはWCI0105に近いものである。
ジョブのスケジュール
ある条件下で実行されるべきジョブをリクエストするために、ユーザはジョブディスクリプションを提供する必要がある。ジョブディスクリプションには、何を行うべきか及びいつ行うのかという2つのパーツが含まれている。ジョブディスクリプションは、異なる実施例で様々な方法を用いて記載されてよく、例えば、テキストフォーマット、電子メッセージフォーマット、スクリプト言語フォーマット、またはバイナリコードフォーマットであってよい。一般的に、ジョブディスクリプションは、1つ若しくは2つのアクションを含めた何が実行されるべきかという事項を指定するためのものである。一実施例では、アクションは、ゼロ若しくは複数のアーギュメントを伴って付与されていてもよく、例えばそれらにはオペレーションオプション、コンテンツデータ、インプット/アウトプットインストラクション等が含まれている。例えば、スケジューラ0108が音声合成能力を実現しており、ユーザがミルクの購入を忘れないようにしたいと望めば、トリガコンディションは“‘ミルク購入’と発声”であり、ここでは発声がアクションで、スケジューラ0108のコマンドであり、“ミルク購入”は、アーギュメントである。別の実施例では、ジョブディスクリプションはUNIX(登録商標)におけるCシェルコマンドのリスト“connectAP API; mailx John@JohnPC < myMail”であり、ここではconnectAPがアクションで、UNIX(登録商標)プログラムであり、アクセスポイントAP1に対し関連付け及び接続し、mailxは別のアクションで、UNIX(登録商標)プログラムであり、JohnPCと称されるマシンにてJohnへのe−mailとして、ファイルを送信する。別の実施例では、スケジューラ0108のみがシングルアクションを実行し、前記アクションがデフォルトとなり、ジョブディスクリプションは前記デフォルトアクションのための1つ若しくは複数のアーギュメントを付与することが必要であるのみである。例えば、リマインダーアプリケーションでは、ジョブディスクリプションのみがジョブの実行時に応答されるべきメッセージである。
ジョブトリガコンディションは、前記ジョブがいつ実行されるべきであるかを指定する。様々なタイプのトリガコンディションが存在し、それは例えばプロキシミティトリガコンディション、タイムトリガコンディション、温度トリガコンディション等である。例えば、“月曜日に”が意味するのは、月曜日のみに実行されるということである。本願発明の主眼であるのはプロキシミティトリガコンディションであるが、そのことが前記ジョブトリガコンディションにおける別タイプのトリガコンディションの使用をするための可能性を除外するものではない。プロキシミティトリガコンディションとは、本願発明による1つ若しくは複数のWCI若しくはSSの存在である。しかし先の段落の記載によれば、WCI若しくはSSの存在とは、WCI若しくはSSの存在を指定する識別子の存在と同様である。故に、プロキシミティトリガコンディションとは、1つ若しくは複数のWCI若しくはSS識別子の存在である。一実施例では、識別子のプレゼンスコンディションには2つのステータスが包含されており、それが“present”及び“absent”である。別の実施例では、識別子のプレゼンスコンディションがタイムスタンプであって、それは上記識別子が最新に検出されたのがいつかを示すものである。前記タイムスタンプによって、プレゼンスコンディションが、ユーザの任意の閾値によって“present”、“absent”、及び“lost”の様な複数のステータスへと導かれうる。例えば、識別子は、タイムスタンプより現在時刻までの経過時間が10分を超過する場合に“absent”であると考えられる。前記経過時間が3分よりも長く10分よりも短い場合、識別子“lost”であると考えられる。前記経過時間が3分よりも短い場合は、識別子は“present”であると考えられる。例えば、識別子であるMACアドレス“00:30:AB:0A:86:61”がpresentになる時、ジョブを実行する。トリガコンディションは、“00:30:AB:0A:86:61「present」”である。ユーザに対し有意なネームを用いるためには、識別子が1つ若しくは複数のエイリアスを有していてもよく、トリガコンディションにおいて前記エイリアスを使用する。例えば、識別子“00:30:AB:0A:86:61”のエイリアスは、“マイホーム”であり、トリガコンディションは“マイホーム<present>”となる。一実施例では、”present”がプレゼンスコンディションのデフォルトステータスであるので、“マイホーム<present>”と“マイホーム”とは同一である。別の実施例では、BOOLEANコンディションが複数の識別子のpresentに関連するコンディションを定めるためのトリガコンディションで用いられる。例えば、“マイホーム1、若しくはマイホーム2”が意味するのは、“マイホーム1”若しくは“マイホーム2”のいずれかがpresentであるということである。別の例では、“AP1及びAP2”が意味するのは、2つのアクセスポイントAP1及びAP2の間ということである。トリガコンディションはエイリアスを有していてもよく、前記エイリアスを参照することで別のジョブディスクリプションでのトリガコンディションを再利用してもよい。モバイルデバイスが移動するので、WCIが高い信頼性で検出されるわけではない。別の実施例では、多数決方式の技術がこの問題の解決に適用される。それは、3つの近接するWCIの識別子を選択して、presentになった記識別子の過半数は、ジョブの実行をトリガし得る。複数の実施例では、コンディションの仕様が母国語で記載されてよい。複数の実施例では、トリガコンディションは現在存在している1つ若しくは複数の識別子に対してデフォルトである。
別の実施例では、スケジューラ0108がアプリケーションプログラミングインタフェース(API)を提供して、通知ジョブのようなジョブを登録するべく別アプリケーションと通信する。従って、別のアプリケーションがシステム0100のプロキシミティトリガ能力を容易に利用可能である。
ジョブの実行
ジョブのトリガコンディションがマッチする時、1つ若しくは複数のアクションが実行される。複数の実施例では、アクションはシステム0100によって直接的に処理される。複数の実施例では、アプリケーションにアクションを実行させる別アプリケーションを呼び出すためのものである。
オペレーションフロー
図4は、本発明の実施例によるシステム0100によるジョブスケジューリング及び実行に関するフロー図である。プロセスはステージ0401より開始される。ステージ0401では、システム0100がジョブディスクリプションをレシーブする。ジョブディスクリプションには、1つ若しくは複数のアクションが含まれる。各々のアクションは、0若しくは複数のアーギュメントを付与されている。
ステージ0402では、システム0100が、ジョブスケジュールが実行されるべき時間を指定するトリガコンディションをレシーブする。前記トリガコンディションは、ワイヤレスコミュニケーションネットワークのMACサブレイヤ若しくはデータリンク上の1つ若しくは複数の識別子のプレゼンスコンディションに関連するものである。故に、前記トリガコンディションによって参照される識別子はトリガ識別子と称される。
ステージ0403では、各トリガ識別子のプレゼンスコンディションをイニシャルする。例えば、前記識別子が先にレシーブされたMAC若しくはデータリンクフレーム内に見られるのみである場合には、トリガ識別子の存在(プレゼンス)に対し、“present”とセットする。そうでなければ、存在(プレゼンス)をabsentにセットする。
ステージ0404では、レシーバによってワイヤレスメディアよりのメッセージをレシーブし、フレームを識別するための前記ワイヤレスコミュニケーションプロトコルの物理層によって前記メッセージを処理する。前記ワイヤレスコミュニケーションプロトコルのMACサブレイヤ又はデータリンク層に対し前記フレームをパスし、前記フレームをデコードする。1つ若しくは複数の識別子が、次に前記フレームよりデコードされる。よって、1つ若しくは複数の識別子が検出識別子と称され、前記プレゼンス(存在)がpresentである。
ステージ0405では、トリガ識別子のプレゼンスがアップデートされる。また、トリガ識別子が検出識別子であるならば、トリガ識別子のプレゼンスにpresentをセットする。
ステージ0406では、トリガコンディションが評価される。トリガ識別子のプレゼンスがトリガコンディションにマッチする時、ステージ0407へと進むこととなる。そうでなければ、ステージ0404へと戻る。
ステージ0407では、前記ジョブが実行される。
スキームのポーリング
複数の実施例では、スケジューラ0108は、プロセッサー0101上で実行されるソフトウェアとして実現されており、周期的にWCI0100をポールし、ワイヤレスメディアよりのフレームをレシーブする。スケジューラ0108は、前記フレームのフィールドをデコーディングすることによって識別子の検出ファンクションを実行する。スケジューラ0108は、次に、識別子をトリガするトリガ識別子のプレゼンスをアップデートする。スケジューラ0108は、検出された識別子の、最も新しいプレゼンスを有するトリガコンディションを評価する。そのような訳で、スケジューラ0108に関連する識別子を含むワイヤレスメディア上のメッセージの小さな断片しか存在しない場合、識別子検出ファンクションを実行するためには、プロセス0101が強化される必要がある。故に、割り込みスキームが、電力消費を減少させるべく後続の実施例において考察されている。消費電力に関する問題は、モバイルコンピューティング環境においては主要な関心事である。
割り込みスキーム
複数の実施例において、システム0100は、スケジューラ0108よりWCI0105へと識別子検出機能を移動させることによって、割り込みスキームを適用する。スケジューラ0108は、最初、オペレーションシステムに割り込みサービスルーチンをレジストし、WCI0105は、検出された識別子でもあるトリガ識別子のいずれかが存在する場合、前記サービスルーチンを呼び出すことによってスケジューラ0108に割り込む。スケジューラ0108は、次にWCI0105に対しアクセスし、検出された識別子を回収し、またトリガ識別子のプレゼンスをアップデートする。別の実施例では、検出された識別子は、割り込みサービスルーチンの間、スケジューラ0108に対して転送される。検出された識別子をレシーブした後、スケジューラ0108がトリガコンディションを評価し、またトリガコンディションがマッチすればジョブを実行する。故に、プロセス0101若しくはスケジューラ0108におけるアクティビティ及び電力消費が最少に減少する。
パワーセービングモード
複数の実施例では、ホストシステム0100及びWCI0105は異なるパワードメイン内に存在し、独立してパワーダウンしうる。前記トリガ識別子はWCI0105のメモリ0204内にストアされる。ホストシステム0120におけるアクティビティが存在しない場合、ホストシステムは手動もしくは自動でパワーセービングモードに入り、WCI0105は、識別子検出機能を実行するためにパワーを高く維持する。もし検出された識別子がメモリ0204内部に前記ストアされたトリガ識別子の一つであり、ホストシステム0120がパワーセービングモードに入っている場合は、WCI0105がホストシステム0120をウェークアップする。コンピュータシステムをウェークアップさせるための技術は、当技術分野においては既知である。ホストシステムがウェークアップした時、スケジューラ0108が自動的に実行され、WCI0105よりの検出された識別子を回収する。図5は、本発明のパワーセービングスキームの方法を示すものである。別の実施例では、WCI0105がスケジューラ0108に割り込み、ホストシステムのウェークアップの後にスケジューラ0108に対し検出された識別子を送る。別の実施例では、前記ストアされた識別子のプレゼンスコンディションがメモリ0204内部にストアされる。故に、ストアされたトリガ識別子のプレゼンスが変化したときのみ、WCI0105がホストシステム0120のみをウェークアップし、スケジューラ0108に割り込む。更に別の実施例では、トリガコンディション及び関連するジョブIDがメモリ0204内に更にストアされる。故に、前記WCI0105がトリガコンディションの評価をさらに実行する。トリガコンディションがTRUEであれば、関連するジョブIDが前記割り込みメカニズムによってスケジューラ0108へと送信される。更に別の実施例では、最新にアップデートされたタイムスタンプが先に記載された各々のストアされたトリガ識別子のためにメモリ0204内部にストアされる。
別アプリケーション
本発明はシングルタイプのジョブを処理する特定アプリケーションで実現可能である。本発明は、またプロキシミティ通知システムとして使用される別アプリケーションのための、一般的プラットフォームとしても実現可能である。例えば、それは、アプリケーションが人検知型リマインダー、TO−DOリスト警告システム、自動ログイン及びEメール回収システム、及び自動の装置コントローラ、プロキシミティ感知型ファイルマネージャなどである。
図6は、本発明のユーザ0601がその顧客0602に面会している、人検知型リマインダーアプリケーションを図示するものである。ユーザ0601はシステム0100を実行可能なコンピューティングデバイス0603を携帯しており、彼の顧客0602はコンピューティングデバイス0604を携帯している。コンピューティングデバイス0603のWCI0605及びコンピューティングデバイス0604のWCI0606の双方は、ブルートゥースプロトコルに従っている。顧客0602は、次回の面会にあたって、ファイナンシャルクエスチョンQ1に関し、ユーザ0601に対して質問している。ユーザ0601は、再度面会する際に、そのことを忘れないようにアラートをスケジュールする。ユーザは、アラートされたジョブを素早くスケジュールするが、メッセージ0607は“質問Q1に回答する”というものである。初期的には、ユーザがジョブをセットアップするためには、WCI0606の識別子を知らなければならない。そのようなわけで、ジョブを生成する一方で、コンピューティングデバイス0603内のシステム0100は、別の近接するブルートゥースデバイスの識別子を検出するべくクエリを送信する。システム0100はWCI0606の識別子0608を検出する。次に、ユーザ0601は彼の顧客と識別子0608とを確認し、WCI0606のために識別子0608を選択し、また識別子0608にエイリアス“ロバート”をアサインする。ここで“ロバート”とは彼の顧客の名前である。ユーザ0601は“ロバートがpresentになるとき”というトリガコンディション0609を記録する。ユーザ0601は、次に質問Q1のための回答を見つけるに行き、メッセージ0607を“質問Q1に回答する、ここでその答えはA1である”と修正する。数日後、コンピューティングデバイス0603上のシステム0100が自動的に識別子0608を検出する。第一に、ユーザ0601はアラートをポップアップしている彼のコンピューティングデバイス0603を確認し、次に彼の顧客0602が、コンピューティングデバイス0604よりのドキュメントをブルートゥースプリンタでプリントしていることがわかる。
図7は、翌日、2002年8月2日に、ユーザ0700が自身のオフィスに到着する時、ジョンに電話を入れたいというケースの位置検知型リマインダーアプリケーションを図示するものである。ユーザ0700はシステム0100を実行可能なPDAを有している。ユーザ0700はシステム0100上でリマインダージョブ0701をスケジュールし、リマインダーメッセージ0702“ジョンに電話”を入力する。システム0100は、二つのアクセスポイントAP0703及びAP0704を検知し、それらのMACアドレスADDR1及びADDR2を検知する。ADDR1及びADDR2は、アクセスポイントのための識別子として用いられている。ユーザ0700はトリガコンディション“ADDR1及びADDR2”を生成し、エイリアス“マイ オフィス”とアサインする。次に、ユーザ0700は、トリガコンディション0705“2002年8月2日、マイ オフィスに、入ったとき”を定義する。ここで“入る”が意味するのはコンディション“マイ
オフィス”がTRUEになるときである。ユーザ0700が翌日に到着するとき、MACアドレスが二つのアクセスポイントよりブロードキャストされているので、彼のPDA上のシステム0100はADDR1及びADDR2の識別子を自動的に検出する。次に、システム0100上のスケジューラ0108は、プロキシミティコンディション及びタイムコンディションが共に要求を満たしている場合には、リマインダージョブを回収する。システム0100は、次にPDA上のスピーカーを用いてメッセージを発信することによってジョブを実行する。よってユーザ0700はジョンに電話をかけることができる。
図8は、レストランでのランチタイムに、ユーザ0700がオフィスに戻ったときにEメールのチェックを忘れないようにするケースを想定した、自動接続及びEメール回収アプリケーションを示すものである。ユーザ0700はEメール回収ジョブ0801をスケジュールし、社内のネットワークにアクセスするためのアクセスポイントAP0703を選択する。次に、ユーザ0700はトリガコンディション0802“オフィスに入るとき”を定義する。システム0100は、用語“マイ オフィス”が、“ADDR1及びADDR2”を意味するということを理解しており、そのことはメモリ内にシステム10によってストアされている。ユーザ0700がオフィスに戻るとき、システム0100上のスケジューラ0108がジョブ0801を回収し、またトリガコンディションが満たされたことを確認する。システム0100内におけるEメール回収プログラムは、次にアクセスポイントAP0703を介して社内ネットワークにログインする。Eメールが届いている場合、Eメール回収プログラムが通知音、若しくはスクリーン上に通知表示することでユーザにそのことを知らせる。
図9は、例えばユーザ0901が自身の車に接近すると車のドアロックを解除したり、ユーザが自宅に到着すると自動的にガレージのドアを開放されるといった、デバイスに接近する場合にユーザ0901が自動的に複数のデバイスを制御し得るような、器具制御装置アプリケーションについて図示しているものである。ユーザ0901は、PDA0902を有しており、PDAはWCI0903を含みIEEE802.11b及びブルートゥース通信プロトコルに準拠している。彼の車0904には、車載型コンピュータ0905が装備されており、それはテレマティックシステムであってブルートゥースのWCI0906を有しており、ここで“01:A0:29:3F:B4:8D”といったBD_ADDRを識別子として有しており、そのエイリアスは“マイ カー”である。WCI0906は、周期的に近接デバイスをサーチし、ホストコントローラインタフェース(HCI)RS232層との接続を確立するピコネットのブルートゥースマスターとして機能する。ユーザ0901は、PDA72にインストールされているシステム0100内でジョブ0907を生成し、それをスケジュールする。ジョブ0907の仕様0908は、“コンピュータ0905にログインし、運転席側のドアを開ける”というものであり、それがコンピュータ0905へログインし、コンピュータ0905に対しインストラクションを与える。“ドアを開ける”とは、車載型コンピュータ75に対するコマンドであり、“運転席側”とはコマンドのアーギュメントである。ジョブ0907のトリガコンディション0909は、“マイ カーが、presentになるとき”である。ユーザ0901が彼の車0904に近づくと、WCI0903がWCI0906を検知し、PDA0902のシステム0100がトリガコンディション0909がTRUEであることを確認する。スケジューラ0101はジョブ0907を確認し別のアプリケーションによってそれを実行し、そのことがブルートゥース通信を確立させて、運転席側のドアを開ける為にコンピュータ0905にログインして命令する。車載型コンピュータ0905は、ドアをオープンさせるというインストラクションをレシーブした後、車0904の運転席側のドアを即座に開放する。
プロキシミティ検知型ファイルマネージャとは、プロキシミティコンテクストに対して良好に反応するファイルマネージャのことである。マイクロソフト社のウィンドウエクスプローラのような典型的なファイルマネージャによって、ユーザはファイルシステム内のファイルをブラウズ可能である。各々のファイルネームはファイル拡張子を有している。各々のタイプのファイル拡張子は、アプリケーションプログラムに関連づけられうる。ファイルマネージャは、ユーザがマウスを用いてファイルをダブルクリックするときに、ファイルを参照しまた実行すべくファイル拡張子に関連づけられたアプリケーションを自動で呼び出す。プロキシミティ感知型ファイルマネージャにおけるファイルは、プロキシミティトリガコンディションという追加属性を付与されている。ファイルのトリガコンディションがTRUEであれば、関連づけられたアプリケーションがファイルを実行するために呼び出される。例えば、ユーザは、ミーティングのために離席する前に、トリガコンディション“カンファレンスルーム”を、マイクロソフト社のパワーポイントファイルである、Marketing.pptへとアサインしうる。“カンファレンスルーム”は、カンファレンスルーム内におけるアクセスポイントのMACアドレスのエイリアスである。ユーザがカンファレンスルームに到着すると、プロキシミティ感知型ファイルマネージャが“カンファレンスルーム”を検出し、Marketing.pptのファイルと共に、マイクロソフトパワーポイントが起動する。
結論
本発明は、ユーザのリクエストに応じてジョブを自動的にスケジュールし、ワイヤレス通信インタフェースのMACサブレイヤもしくはデータリンク層の一つもしくは複数の識別子のプレゼンスがユーザのリクエストしたコンディションにマッチするときに、ジョブを確実に実行させる。本発明のユーザは異なるタスクを実行することをリクエストしうるが、それらタスクには、アラームメッセージのトリガ、メールサーバーとのEメールのやりとり、ファイルサーバよりのミーティング資料の回収、ウェブページのブラウズ、デバイス若しくは装置の制御などがある。
本発明はその精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形態で実施することが可能である。前述の実施例はあらゆる点で例示に過ぎず、これを限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によって決定される。
図は、本発明のワイヤレス通信インタフェース、及び別の一般的な構成要素を有するコンピューティングデバイスを示すものである。 図は、一般的なワイヤレス通信インタフェースにおける構成要素を示すものである。 図は、国際的なネットワークアーキテクチャの標準モデルである、OSIレファレンスモデルを示すものである。 図は、複数の実施例による、ジョブのスケジュール及び実行方法を示すものである。 図は、省電力型識別子検出方法を示すものである。 図は、本発明の人感知型リマインダアプリケーションを示すものである。 図は、本発明の位置感知型リマインダアプリケーションを示すものである。 図は、本発明の自動接続及びe−mail回収アプリケーションを示すものである。 図は、本発明の自動装置制御型アプリケーションを示すものである。

Claims (27)

  1. モバイルコンピューティングデバイスがユーザと相互作用する方法であって、
    前記ユーザによって選択された以上の識別子を受信する過程と、
    前記以上の識別子を前記コンピューティングデバイス上にストアする過程と、
    前記ユーザによって選択されたジョブを前記2以上の識別子と関連付ける過程と、
    前記コンピューティングデバイスの少なくとも1つの無線通信インタフェースによって受信された1以上の識別子フィールドにおいて前記以上の識別子を検出する過程であって、前記1以上の識別子フィールドは、前記無線通信インタフェースによってコンパイルされた通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する、該過程と、
    個々の前記識別子の存在状態を、個々の前記識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間に関連する情報に基づいて決定する過程と、
    前記以上の識別子の前記存在状態が所定の条件にマッチしているか否かに基づいて前記ジョブの少なくとも一部の実行をトリガする過程とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記条件が前記以上の識別子の前記存在状態の少なくとも1つがpresentになるときをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記条件が複数の前記識別子の前記存在状態がpresentになるときをさらに含むことを特徴する請求項1に記載の方法。
  4. 前記条件がユーザによって特定された前記複数の識別子の前記存在状態の間の関係をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記条件が前記以上の識別子の前記存在状態のブール条件をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記ジョブが、
    予め定められたメッセージをリプレイすること、
    ネットワーク接続を介して予め選択されたコンピュータとのデータのやりとりを行うこと、
    所定のログイン名及びパスワードによって別のコンピュータシステムにログインすること、
    1以上のユーザに特定されたコマンドを実行すること、及び
    予め選択されたファイルを処理する別のアプリケーションを起動すること
    からなる群から選択された1以上のタスクを実行する過程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記条件が、前記以上の識別子が検出されたとき、及びその後に検出されなくなったときをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記ジョブが、
    予め定められたメッセージをリプレイすること、
    ネットワーク接続を介して予め選択されたコンピュータとのデータのやりとりを行うこと、
    所定のログイン名及びパスワードによって別のコンピュータシステムにログインすること、
    1以上のユーザに特定されたコマンドを実行すること、及び
    予め選択されたファイルを処理する別のアプリケーションを起動すること
    からなる群から選択された1以上のタスクを実行する過程を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記以上の識別子が、前記ユーザによって決定された時間に前記無線通信インタフェースによって検出された1以上のピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表す識別子であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. モバイルコンピューティングデバイスにおいてプロキシミティトリガされたジョブをスケジューリングするための方法であって、
    ピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表す複数の予め選択されたトリガ識別子の存在状態の間の関係によって決定される1以上のトリガコンディションと前記ジョブとを結合する過程と、
    無線媒体から前記モバイルコンピューティングデバイスの少なくとも1つの無線通信インタフェースによって複数のフレームを受信する過程であって、前記複数のフレームのそれぞれは一定の通信プロトコルでコンパイルされる、該過程と、
    前記複数のフレームにおいて前記通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する1以上の識別子フィールドにおける前記複数の予め選択されたトリガ識別子を検出する過程と、
    個々の前記トリガ識別子の存在状態を、個々の前記トリガ識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間に関連する情報に基づいて決定する過程と、
    前記トリガコンディションが満たされているか否かを評価する過程と、
    前記評価の結果に応じて前記ジョブの実行をトリガする過程とを有することを特徴とする方法。
  11. 前記関係が、前記複数の予め選択されたトリガ識別子の1以上が存在している時の条件であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. モバイルコンピューティングデバイスにおいてデータにプロキシミティ情報を付与させる方法であって、
    前記モバイルコンピューティングデバイスの無線通信インタフェースによってピア無線通信ノードまたはアクセスポイントの以上の識別子を検出する過程であって、前記以上の識別子は前記無線通信インタフェースによってコンパイルされた通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する、該過程と、
    ユーザに前記データを選択させる過程と、
    前記データを前記以上の識別子と関連付ける過程と、
    前記関連付ける過程の結果を前記モバイルコンピューティングデバイスのメモリに格納する過程であって、前記関連付ける過程の結果が前記以上の識別子を含む、該過程とを有し、
    前記以上の識別子の存在状態が所定の条件にマッチするとき、前記データの処理をトリガし、個々の前記識別子の存在状態は、個々の前記識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間に関連することを特徴とする方法。
  13. 前記データが、リマインダメッセージをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記リマインダメッセージが、音声メッセージをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記条件が、前記以上の識別子の部分集合が検出された、及び検出されなくなったという条件をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記データが、ユーザによって入力された1以上のコンピュータが実行可能なコマンドをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 前記条件が、前記以上の識別子の部分集合が検出された、及び検出されなくなったという条件をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記データが、1以上のコンピュータが読み出し可能なファイルをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  19. 前記条件が、前記以上の識別子の部分集合が検出された、及び検出されなくなったという条件をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記データが、予め選択されたコンピュータへのデータ転送またはそこからのデータ転送のためのものであり、前記関連付ける過程が、前記データを前記予め選択されたコンピュータと関連付ける過程を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  21. 前記条件が、前記以上の識別子の部分集合が検出された、及び検出されなくなったという条件をさらに有することを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. プロキシミティトリガジョブのスケジューリングのためのモバイルコンピューティングデバイスであって、
    1以上のジョブをスケジューリングするためのスケジューラであって、前記ジョブのそれぞれが、ピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表すために無線通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層で用いられる以上の予め選択されたトリガ識別子の存在状態によって少なくとも決定されるトリガコンディションに関連づけられる、該スケジューラと、
    前記無線通信プロトコルに準拠したメッセージを受信するための1以上の無線通信インタフェースと、
    前記ジョブに関連する情報をストアするためのデータベースと、
    受信された前記メッセージにおける前記以上のトリガ識別子を検出するための検出器と、
    前記トリガコンディションを評価するための評価器であって、個々の前記トリガ識別子の前記存在状態は、前記検出器によって検出された個々の前記トリガ識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間に関連する、該評価器と、
    前記データベースから前記1以上のジョブを見つけ、前記評価の結果に基づいて前記ジョブの実行をトリガするためのプロセッサとを有するデバイス。
  23. 検出された前記トリガ識別子の前記存在状態はpresentのままであり、前記トリガ識別子が所定の時間検出されなくなった後、lostまたはabsentに変わることを特徴とする請求項22に記載のデバイス。
  24. モバイルコンピューティングデイバスにおいて予め選択されたコンピュータへの、または予め選択されたコンピュータからのプロキシミティデータ転送を行うための方法であって、
    ピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表す以上のトリガ識別子の存在状態によって少なくとも決定されるトリガコンディションをストアする過程と、
    データと前記トリガコンディションを関連付ける過程と、
    無線媒体から、前記モバイルコンピューティングデバイスの1以上の無線通信インタフェースによって複数のフレームを受信する過程であって、前記フレームのそれぞれは一定の通信プロトコルに準拠する、該過程と、
    個々の前記トリガ識別子の存在状態を、個々の前記トリガ識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間にしたがって決定する過程であって、前記検出は、前記複数のフレームにおいてコンパイルされた通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する1以上の識別子フィールドにおける個々の前記トリガ識別子を検出することによって行われる、該過程と、
    前記トリガコンディションを評価する過程と、
    前記トリガコンディションが満たされたとき、ネットワーク接続を介して前記コンピュータから、または前記コンピュータへ前記データの転送をトリガする過程とを有することを特徴とする方法。
  25. モバイルコンピューティングデバイスにおいて、プロキシミティトリガーされたユーザによって特定されたコマンドを実行する方法であって、
    ピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表す以上のトリガ識別子の存在状態によって少なくとも決定されるトリガコンディションをストアする過程と、
    前記コマンドを前記トリガコンディションに関連付ける過程と、
    無線媒体から、前記モバイルコンピューティングデバイスの1以上の無線通信インタフェースによって複数のフレームを受信する過程であって、前記フレームのそれぞれは一定の通信プロトコルに準拠する、該過程と、
    個々の前記トリガ識別子の存在状態を、個々の前記トリガ識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間にしたがって決定する過程であって、前記検出は、前記複数のフレームにおいてコンパイルされた通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する1以上の識別子フィールドにおける個々の前記トリガ識別子を検出することによって行われる、該過程と、
    前記トリガコンディションを評価する過程と、
    前記トリガコンディションが満たされたとき、前記コマンドの実行をトリガする過程とを有することを特徴とする方法。
  26. モバイルコンピューティングデバイスにおいて、プロキシミティトリガーされたファイルの処理を実行する方法であって、
    ピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表す以上のトリガ識別子の存在状態によって少なくとも決定されるトリガコンディションをストアする過程と、
    前記ファイルを前記トリガコンディションに関連付ける過程と、
    無線媒体から、前記モバイルコンピューティングデバイスの1以上の無線通信インタフェースによって複数のフレームを受信する過程であって、前記フレームのそれぞれは一定の通信プロトコルに準拠する、該過程と、
    個々の前記トリガ識別子の存在状態を、個々の前記トリガ識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間にしたがって決定する過程であって、前記検出は、前記複数のフレームにおいてコンパイルされた通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する1以上の識別子フィールドにおける個々の前記トリガ識別子を検出することによって行われる、該過程と、
    前記トリガコンディションを評価する過程と、
    前記トリガコンディションが満たされたとき、前記ファイルを処理するアプリケーションの起動をトリガする過程とを有することを特徴とする方法。
  27. モバイルコンピューティングデバイスにおいて、プロキシミティトリガーされたリマインダを実行する方法であって、
    ピア無線通信ノードまたはアクセスポイントを表す以上のトリガ識別子の存在状態によって少なくとも決定されるトリガコンディションをストアする過程と、
    リマインダメッセージを前記トリガコンディションに関連付ける過程と、
    無線媒体から、前記モバイルコンピューティングデバイスの1以上の無線通信インタフェースによって複数のフレームを受信する過程であって、前記フレームのそれぞれは一定の通信プロトコルに準拠する、該過程と、
    個々の前記トリガ識別子の存在状態を、個々の前記トリガ識別子が最も新しく検出されたときからの経過時間にしたがって決定する過程であって、前記検出は、前記複数のフレームにおいてコンパイルされた通信プロトコルの物理層、メディアアクセスコントロールサブレイヤ、またはデータリンク層に関連する1以上の識別子フィールドにおける個々の前記トリガ識別子を検出することによって行われる、該過程と、
    前記トリガコンディションを評価する過程と、
    前記トリガコンディションが満たされたとき、前記リマインダメッセージの出力をトリガする過程とを有することを特徴とする方法。
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