JP4793833B1 - 乳幼児用組立用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成で、バウンサを始めとする多様な乳幼児用用具を簡単に組立てられ、揺動部分は強度及び耐久性を確保するため一部材で構成し、乳児から幼児になっても使い続けられる乳幼児用組立用具を開発する。
【解決手段】一対の揺動用リングに、バウンサ用シートを張設した枠体を固着してバウンサとし、ラックカウチ兼用シートを張設した棒状部材を固着してスウィングラック又はカウチとし、ロッキングポニー用シートを張設した棒状部材を固着してロッキングポニーとする乳幼児用組立用具を提供する。

【選択図】 図1

Description

本発明は、乳幼児用組立用具に関するものであり、さらに詳しくは、以下に示す構成を有する乳幼児用組立用具に関するものである。
<構成1>
夫々が一部材からなる揺動用リング一対と複数の棒状部材と股部用の押え布が付加された長方形状のバウンサ用シートと長方形状のラックカウチ兼用シートと長方形状のロッキングポニー用シートを最小限の部品として有し、複数の棒状部材によって構成されバウンサ用シートが張設された枠体に一対の揺動用リングを固着することによってバウンサとして構成され、一対の揺動用リングに渡設された複数の棒状部材のうちの2本にラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設することによってスウィングラックあるいはカウチとして構成され、一対の揺動用リングに渡設された複数の棒状部材のうちの2本にロッキングポニー用シートを張設することによってロッキングポニーとして構成され、複数の棒状部材がバウンサ用の枠体の長辺の長さの長尺棒状部材4本とバウンサ用の枠体の長辺を構成する2本の長尺棒状部材の離間間隔に相当する長さの短尺棒状部材4本であり、バウンサとして構成される際には2本の長尺棒状部材と2本の短尺棒状部材にてバウンサ用の枠体を構成し該枠体を長手方向を斜向立設させてその下部に一対の揺動用リングを装着しさらに補助として一対の揺動用リングの間にスペーサで長さをバウンサ用の枠体の短辺の長さに合わせた短尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、スウィングラックとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と後部に長尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の長尺棒状部材の間に長尺棒状部材の長さに略等しい横幅のラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設しさらに補助として一対の揺動用リングの間に長尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、カウチとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と上部後方に長尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の長尺棒状部材の間に長尺棒状部材の長さに略等しい横幅のラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設しさらに補助として一対の揺動用リングの間に長尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、ロッキングポニーとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と後部に夫々短尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の短尺棒状部材の間に短尺棒状部材の長さの2分の1から4分の1の横幅のロッキングポニー用シートを張設しさらに足掛用部分として一対の揺動用リングの間に短尺棒状部材を1本以上渡設固着させることを特徴とする乳幼児用組立用具。
<構成2>
一対の揺動用リングの夫々に、揺動制限用ストッパあるいは揺動停止用ストッパあるいは揺動制限用ストッパと揺動停止用ストッパの両者を付加させたことを特徴とする構成1に記載の乳幼児用組立用具。
<構成3>
一対の揺動用リングの夫々の下辺に軟質合成樹脂製あるいはゴム製のテープを装着したことを特徴とする構成1あるいは構成2に記載の乳幼児用組立用具。
<構成4>
スウィングラックとして構成される際に、ラックカウチ兼用シートの一対の揺動用リングに近接する2辺にガード用シートを設けたことを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3に記載の乳幼児用組立用具。
乳幼児が用いる用具は数多いが、それらは、乳幼児用椅子や乳幼児用の木馬玩具(ロッキングポニー)、さらには、最近ではバウンサと呼ばれる乳幼児が自分で揺動させて遊べる椅子なども人気がある。本発明では、こういったさまざまな用具を、シンプルな部品を組み替えて簡単に構成できる乳幼児用組立用具を考えた。
構成を組み替えて形態を変更できる乳幼児用組立用具はいろいろなものが発明・考案されている。下記特許文献1に示す「多機能椅子」は、構成を組み替えることで「食事用椅子」と「揺り椅子」の2形態をとれるとしている。
しかし、現代の消費者は、小数の基本的部材を用いてできるだけ多様な形態の乳幼児用組立用具に組み替えることのできるものを求めており、「食事用椅子」と「揺り椅子」の2形態だけでは消費者に対する訴求力に乏しい。それと、もう一つの問題は、揺り椅子として使用した場合に、揺動部分が2本の弧状部材をボルトナットで連結して組立てる方式であるので、乳幼児が揺らせながら遊ぶうちにボルトナットが緩み、揺動部分が変形する可能性がある。変形したまま用いているとやがてボルトナットが外れて思わぬ事故につながる可能性もある。
次に、下記特許文献2の「机」は、略同一の構成で机にもロッキングポニー(木馬)にも使えるとしている。しかし、やはり機能はこの2種にとどまり、消費者の購買意欲をそそるような魅力には欠けている。また、ロッキングポニーとして使用する際に、乳幼児は囲われた空間内部で遊ぶことになる。
本来、ロッキングポニーは乳幼児がまたがって揺らしながら遊ぶものであり、特に乳幼児の足が自由になって、足で床を蹴ったりして揺れの調整を乳幼児自らが行える点が醍醐味であり、また、名称どおり自分で馬を統御している気持ちにもなれ、その点がロッキングポニーで遊ぶ楽しさの大きな要因となっている。
ところが、下記特許文献2の発明においては、乳幼児は本来机として使用される囲われた空間の中で、床を足で蹴るのではなく、自身の体重の移動のみによって揺らすという方法しか採れない。これは、ロッキングポニーというよりはむしろユリカゴに近い構成であって、乳児状態を終えた幼児にとってはまことに物足りない遊具であるとしかいえない。
さらに、下記特許文献3に示す「金属製家具」は、「食事用椅子」、「写字用椅子」、「ロッキングポニー」、「揺り籠」の3形態を取れるとしている。しかしながら、「食事用椅子」と「写字用椅子」は実際には同一範疇に入る。また、「ロッキングポニー」と「揺り籠」を見ると、ロッキングポニーとしての使用形態において、先の下記特許文献2の発明と同様の問題点が指摘できる。すなわち、乳幼児の足は両側板に囲いこまれていて、窮屈な空間の中で遊ぶことを余儀なくされる。したがって、「ロッキングポニー」という名称は用いていても本来的にはユリカゴであり、そういう点を考えるとこの発明は実際には「椅子」と「揺り籠」の2形態となってしまう。
また、下記特許文献3の発明のもう一つの問題点は、部材数が多くて組立てが複雑になり、また完成品の印象もこみいっていて、シンプルさに欠ける点である。この点は実用的には極めて大切な点であって、消費者の嗜好は常によりシンプルで使いやすく、組立も簡単なものを求める傾向にある。さらには、全体が金属製というのも、乳幼児用には木製品を求める傾向の強い消費者の現代的志向性には合わない。
最後に、下記特許文献4の考案においては、「揺り椅子」と「レーシングカー」の2形態を取れるとしている。しかしながら、「レーシングカー」においては別部材の車輪が必要であり、また部材の大幅な組み換えを行わねばならず、非常に複雑な構成となっている。さらに、揺り椅子として構成した場合には、揺動部分が複数部材をボルトナットで組立てる構成であって、下記特許文献1にて指摘されたのと同様の問題、すなわち揺動使用の継続による変形と分解の問題が指摘される。
特開平9−140514号公報 特開平8−191739号公報 特開平7−184743号公報 実用新案登録第3091007号公報
以上より、発明が解決しようとする課題は次のとおりである。
<課題1>
少数の基本的な部品を用いて、できうる限り多様な乳幼児用用具を組立てられるものとしたい。
<課題2>
今、若い母親に人気のあるバウンサは様態の一つとして是非取り入れたい。
<課題3>
さらに、乳幼児用玩具として昔から不変の人気を保つロッキングポニーも様態の一つとして是非取り入れたい。その際、ロッキングポニー本来の楽しみ方ができるものとすること。具体的には、乳幼児の足が動く空間が囲われた状態になっておらず、乳幼児が窮屈な思いを感じることなく遊べる構成としたい。
<課題4>
乳児から幼児になっても使い続けられるスウィングラックやカウチにも構成できるようにしたい。すなわち、構成を組み替えることによって、新生児から5歳くらいの幼児に至るまで、子供の成長に合わせて切れ目なく使用できるものが理想である。
<課題5>
揺動部分は強度及び耐久性を確保するため、部材を組み付けて構成するのではなく、一部材でのシンプルな構成としたい。
<課題6>
組付け部分をできる限り減らし、経験の乏しい母親の力でも自由に且つ確実に組付けができる構成とする。また、組付けられた結果も強度及び耐久性に問題がない構成とする。
<課題7>
適宜ストッパを設けて揺動を制限あるいは停止できるように構成する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、下記に示す解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
夫々が一部材からなる揺動用リング一対と複数の棒状部材と股部用の押え布が付加された長方形状のバウンサ用シートと長方形状のラックカウチ兼用シートと長方形状のロッキングポニー用シートを最小限の部品として有し、複数の棒状部材によって構成されバウンサ用シートが張設された枠体に一対の揺動用リングを固着することによってバウンサとして構成され、一対の揺動用リングに渡設された複数の棒状部材のうちの2本にラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設することによってスウィングラックあるいはカウチとして構成され、一対の揺動用リングに渡設された複数の棒状部材のうちの2本にロッキングポニー用シートを張設することによってロッキングポニーとして構成され、複数の棒状部材がバウンサ用の枠体の長辺の長さの長尺棒状部材4本とバウンサ用の枠体の長辺を構成する2本の長尺棒状部材の離間間隔に相当する長さの短尺棒状部材4本であり、バウンサとして構成される際には2本の長尺棒状部材と2本の短尺棒状部材にてバウンサ用の枠体を構成し該枠体を長手方向を斜向立設させてその下部に一対の揺動用リングを装着しさらに補助として一対の揺動用リングの間にスペーサで長さをバウンサ用の枠体の短辺の長さに合わせた短尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、スウィングラックとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と後部に長尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の長尺棒状部材の間に長尺棒状部材の長さに略等しい横幅のラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設しさらに補助として一対の揺動用リングの間に長尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、カウチとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と上部後方に長尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の長尺棒状部材の間に長尺棒状部材の長さに略等しい横幅のラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設しさらに補助として一対の揺動用リングの間に長尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、ロッキングポニーとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と後部に夫々短尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の短尺棒状部材の間に短尺棒状部材の長さの2分の1から4分の1の横幅のロッキングポニー用シートを張設しさらに足掛用部分として一対の揺動用リングの間に短尺棒状部材を1本以上渡設固着させることを特徴とする乳幼児用組立用具。
<解決手段2>
一対の揺動用リングの夫々に、揺動制限用ストッパあるいは揺動停止用ストッパあるいは揺動制限用ストッパと揺動停止用ストッパの両者を付加させたことを特徴とする解決手段1に記載の乳幼児用組立用具。
<解決手段3>
一対の揺動用リングの夫々の下辺に軟質合成樹脂製あるいはゴム製のテープを装着したことを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2に記載の乳幼児用組立用具。
<解決手段4>
スウィングラックとして構成される際に、ラックカウチ兼用シートの一対の揺動用リングに近接する2辺にガード用シートを設けたことを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3に記載の乳幼児用組立用具。
本発明の、解決手段の発明によれば、基本的な部品の組み合わせ方を適宜変更するだけで、簡単に、バウンサ、スウィングラック、カウチ、ロッキングポニーの4種類の乳幼児用用具を組立てることが可能である。また、これにより、新生児から5歳くらいの年令に至るまで、構成を組み替えながら切れ目なく使用することができる。ちなみに、具体的な適応年令と体重は以下のとおりである。すなわち、スウィングラックとしての使用が新生児〜5ヶ月児(体重10kg程度まで)、バウンサとしての使用が3ヶ月〜1.5才児(体重12kg程度まで)、ロッキングポニーとしての使用が1.5才〜3才児(体重16kg程度まで)、カウチとしての使用が2才〜5才児(体重20kg程度まで)ということであり、誕生時から幼稚園くらいまで切れ目なく息長く使用できる乳幼児用具としての特徴を持っている。
しかも、夫々の様態において要求される機能を完全に果たすことができる。たとえばロッキングポニーにおいては、揺動用リングの中央に大きな空間があるので、乳幼児は囲われた空間の中でユリカゴ状態で擬似的なロッキングポニーを体験するのではなく、足をフリーにできる本来のロッキングポニーの楽しみ方を味わうことができるのである。
また、揺動部分すなわち揺動用リングが、夫々が一部材から形成されている一対の揺動用リングであり、複数の部材を組み合わせて構成しているものではないので、長期間使用しても揺動用リングが変形したり分解されたりする怖れは全くなく、安定的な使用が保証され、揺動用リングの分解による事故の怖れもない。
本発明の解決手段の発明によれば、一対の揺動用リングの夫々に、揺動制限用ストッパあるいは揺動停止用ストッパあるいは揺動制限用ストッパと揺動停止用ストッパの両者を付加させるように構成されているので、乳幼児の年令や使用法、使用状況(床の材質や部屋の広さ等)に合わせて揺動を制限したり、あるいは停止させたりすることができ、夫々の構成の用途がきわめて適正に生かされる構成とすることができる。
本発明の解決手段の発明によれば、一対の揺動用リングの夫々の下辺に軟質合成樹脂製あるいはゴム製のテープが装着されているので、一対の揺動用リングの揺動によって床面が傷ついたりする心配がない。また、揺動の際に音響や振動を発することもないので、集合住宅等においても安心して用いることができる。さらには、乳幼児の使用感もソフトで快適なものとなる。
本発明の解決手段の発明によれば、スウィングラックとして構成される際に、ラックカウチ用シートの一対の揺動用リングに近接する2辺にガード用シートを設けているので、一対の揺動用リングの空間から乳幼児が墜落する危険が防止される。
本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の右側面図であり、同時に使用状態を説明する説明図である。 本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の左側面図であり、同時に使用状態を説明する説明図である。 本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の平面図である。 本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の正面図である。 (a)本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の背面図である。 (b)本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の背面図の下部の拡大図で、短尺捧状部材の一本にスペーサを用いた状態を示す。 本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の外観斜視図である。 (a)本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の右側面図であり、1対の揺動用リングに揺動停止用ストッパを付加した状態を説明する説明図である。(b)本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の左側面図の下部であり、1対の揺動用リングに揺動停止用ストッパを付加した状態を説明する説明図である。 本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の右側面図であり、バウンサ用シートが張設される枠体の傾斜角度を図1の状態よりさらに水平状態に近づけた場合の構成を示す。同時に使用状態を説明する説明図である。 本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具の左側面図であり、バウンサ用シートが張設される枠体の傾斜角度を図2の状態よりさらに水平状態に近づけた場合の構成を示す。同時に使用状態を説明する説明図である。 (a)図8の状態にて後方のストッパを揺動制限用ストッパから揺動停止用ストッパに変更した状態を示す右側面図である。 (b)図9の状態にて後方のストッパを揺動制限用ストッパから揺動停止用ストッパに変更した状態を示す左側面図の要部である。 (a)本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具の右側面図である。(b)本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具にガード用シートを付加した状態を示す右側面図である。 (a)本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具の左側面図である。(b)本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具にガード用シートを付加した状態を示す左側面図である。 本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具の平面図である。 本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具の外観斜視図である。 本発明の実施例2のスウィングラックとして構成した乳幼児用組立用具にガード用シートを付加した状態を示す外観斜視図である。 (a)本発明の実施例3のカウチとして構成した乳幼児用組立用具の右側面図である。(b)本発明の実施例3のカウチとして構成した乳幼児用組立用具の左側面図である。 本発明の実施例3のカウチとして構成した乳幼児用組立用具の外観斜視図である。 (a)本発明の実施例4のロッキングポニーとして構成した乳幼児用組立用具の右側面図であり、同時に使用状態を説明する説明図である。(b)本発明の実施例4のロッキングポニーとして構成した乳幼児用組立用具の左側面図であり、同時に使用状態を説明する説明図である。 本発明の実施例4のロッキングポニーとして構成した乳幼児用組立用具の平面図である。 (a)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である一対の揺動用リングの一方の右側面図である。 (b)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である一対の揺動用リングのもう一方の右側面図である。 (a)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である長尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (b)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である長尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (c)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である長尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (d)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である長尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (e)図21aに示す長尺棒状部材の右端の水平断面構成を説明するための説明図である。 (f)図21cに示す長尺棒状部材の右端の水平断面構成を説明するための説明図である。 (g)図21aに示す長尺棒状部材の中間部の水平断面構成を説明するための説明図である。 (h)図21aに示す構成において用いられているナット部材の水平断面構成を説明するための説明図である。 (a)本発明の実施例1〜4の乳幼児用組立用具の連結部分に用いられる連結方法の一例を説明するための説明図である。 (b)本発明の実施例1〜4の乳幼児用組立用具の連結部分に用いられる連結方法の一例を説明するための説明図である。 (a)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である短尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (b)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である短尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (c)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である短尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (d)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である短尺棒状部材のうちの1本の外観斜視図である。 (e)図23aに示す短尺棒状部材の右端の水平断面構成を説明するための説明図である。 (f)本発明の実施例1の乳幼児用組立用具に用いられるスペーサの外観斜視図である。 (g)図23fに示すスペーサの水平断面構成を説明するための説明図である。 (a)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である1対の揺動用リングの揺動を停止するために用いられる揺動停止用ストッパの一例の構成を説明するための説明図である。(b)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である1対の揺動用リングの揺動を停止するために用いられる揺動停止用ストッパの他の一例の構成を説明するための説明図である。 (c)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である1対の揺動用リングの揺動を制限するために用いられる揺動制限用ストッパの一例の構成を説明するための説明図である。 (d)本発明の乳幼児用組立用具の基本的な部品である1対の揺動用リングの揺動を制限するために用いられる揺動制限用ストッパの他の一例の構成を説明するための説明図である。 (a)本発明の乳幼児用組立用具の一対の揺動用リングに揺動制限用ストッパを装着する方法を説明する説明図である。 (b)本発明の乳幼児用組立用具の一対の揺動用リングに揺動停止用ストッパを装着する方法を説明する説明図である。 (a)本発明の乳幼児用組立用具の一対の揺動用リングに用いられる揺動制限用ストッパ及び揺動停止用ストッパの先端部分に装着されるボール部材の外観を説明する説明図である。 (b)本発明の乳幼児用組立用具の一対の揺動用リングの夫々の下辺に貼着されるテープの構成を説明するための説明図である。 (a)本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具において、長尺捧状部材2本と短尺捧状部材2本を用いて組立てた枠体の外観斜視図である。 (b)本発明の実施例1のバウンサとして構成した乳幼児用組立用具のバウンサ用シート並びに押え布の外観斜視図である。 (a)本発明の実施例2のスウィングラックあるいは実施例3のカウチを構成するラックカウチ兼用シートの表面の外観斜視図である。 (b)本発明の実施例2のスウィングラックあるいは実施例3のカウチを構成するラックカウチ兼用シートの裏面の外観斜視図である。 (a)本発明の実施例2のスウィングラックを構成する際に、乳幼児の落下を防止するために用いられるガード用シートの一枚の構成を説明する説明図である。(b)本発明の実施例2のスウィングラックを構成する際に、乳幼児の落下を防止するために用いられるガード用シートの他の一枚の構成を説明する説明図である。 (a)本発明の実施例2のスウィングラックを構成する際に、乳幼児の落下を防止するために用いられるガード用シートの一枚をラックカウチ兼用シートの裏面に装着する方法を説明する説明図である。(b)本発明の実施例2のスウィングラックを構成する際に、乳幼児の落下を防止するために用いられるガード用シートの他の一枚をラックカウチ兼用シートの裏面に装着する方法を説明する説明図である。 (a)本発明の実施例4のロッキングポニーを構成するロッキングポニー用シートの外観斜視図である。
本発明を実施するための最良の形態を、以下に、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施例1の構成>
本発明の実施例1の乳幼児用組立用具Bは、バウンサとしての機能を有する様態として組立てられるものであり、図20に示す一対の揺動用リングR1、R2と図21a、図21bに示す長尺棒状部材11、12、図23a〜図23cに示す短尺棒状部材21、22、23、及び図27bに示すバウンサ用シート31、押え布32、スペーサSPを主たる構成部品として構成されている。適応年令と体重は、3ヶ月〜1.5才、体重12kg程度までである。
揺動用リングR1、R2は同一の構成であり、リング部R10、R20が平板状であるリングである。材質は、木製、合成樹脂製、金属製などが考えられるが、乳幼児用用具であることを考えると最適は木製、次に合成樹脂製であり、金属製の場合には塗装等に工夫が必要と思われる。図20a、図20bに見るように、全体の形状は側面視で上部に凹部を有するソラマメ状であって、リング部R10、R20は一体として構成され、中央部は大きな空間S1、S2になっている。
下部(下辺)R11、R21が床面に接して揺動する部分なのでこの部分は緩やかな弧状になっているが、上部R12、R22は上に凹(下に凸)の形状となっている。この上に凹(下に凸)の形状は、組上げたときに上部R12、R22がちょうど乳幼児BBの手に近い位置にくるので(図1参照)、乳幼児BBが握ったりつかまったりしやすく、さらには、乳幼児BBにミルクなどを飲ませる際にも邪魔にならないという意味もある。また、揺動用リングR1、R2の全体形状は、側面視にて上下方向よりも水平方向の方が長い長円形であって、前部R13、R23、及び後部R14、R24は円形に近い弧状として形成されている。
揺動用リングR1の下部R11には、図20aに示すように、中央に孔H11Aが貫設され、前方に孔H11Bが、後方に孔H11Cが貫設されている。また、孔H11Bのさらに前方には斜向並列して孔h11、h12、さらに孔h13、h14が貫設され、孔H11Cのさらに後方には斜向並列して孔h15、h16、さらに孔h17、h18が貫設されている。ここで、大文字Hで表示された孔は部材を組付けるための構成用の孔であり、小文字hで表示された孔は揺動制限用ストッパSSあるいは揺動停止用ストッパLSを装着するための孔である。大文字Hで表示された孔のサイズと小文字hで表示された孔のサイズは同一であっても良いし異なっていても良いが、同一にしておけば同一のボルトが使用できるという点で便利である。
揺動用リングR1の上部R12には、図20aに示すように、中央に孔H12Aが貫設され、そのやや後方に孔H12Bが貫設されている。また、前部R13の中央には孔H13Aが貫設され、そのやや下方に孔H13Bが貫設されている。さらに、後部R14の中央には孔H14が貫設されている。
揺動用リングR2の下部R21には、図20bに示すように、中央に孔H21Aが貫設され、前方に孔H21Bが、後方に孔H21Cが貫設されている。また、孔H21Bのさらに前方には斜向並列して孔h21、h22、さらに孔h23、h24が貫設され、孔H21Cのさらに後方には斜向並列して孔h25、h26、さらに孔h27、h28が貫設されている。揺動用リングR2に関しても、大文字Hで表示された孔は部材を組付けるための構成用の孔であり、小文字hで表示された孔は揺動制限用ストッパSSあるいは揺動停止用ストッパLSを装着するための孔である。また、大文字Hで表示された孔のサイズと小文字hで表示された孔のサイズは同一であっても良いし異なっていても良い点も揺動用リングR1と同様である。
揺動用リングR2の上部R22には、図20bに示すように、中央に孔H22Aが貫設され、そのやや後方に孔H22Bが貫設されている。また、前部R23の中央には孔H23Aが貫設され、そのやや下方に孔H23Bが貫設されている。さらに、後部R24の中央には孔H24が貫設されている。
以下、長尺棒状部材11、12の説明を行う。図21には長尺棒状部材として11〜14の4本が図示されているが、このうち実施例1のバウンサBにおいて使用するのは長尺棒状部材11、12であるので、ここではまず長尺棒状部材11、12の説明を行い、長尺棒状部材13、14については後の適切な箇所にて説明を行うこととする。
長尺棒状部材11は、図21aに示すように円柱形状で、材質に関しては揺動用リングR1、R2と同様、木製、合成樹脂製、金属製などが考えられるが、乳幼児用用具であることを考えると最適は木製、次に合成樹脂製であり、金属製の場合には塗装等に工夫が必要と思われる。長尺棒状部材11の右端部には孔11aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔11dが径方向に貫設されている。左端部には孔11bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔11eが径方向に貫設されている。孔11d、11eは孔11a、11bよりやや直径が大に構成されている。孔11d、11eは後述の丸ナットRNを嵌設させるための孔である。中央部やや左方には孔11c1が径方向に穿設され、中央部やや右方には孔11c2が径方向に穿設されている。孔11c1、孔11c2には、図21g、図21hに示すように鬼目ナットONが嵌設固着されている。
長尺棒状部材12は、図21bに示すように円柱形状で、材質に関しては長尺棒状部材11と同様である。長尺棒状部材12の右端部には孔12aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔12dが径方向に貫設されている。左端部には孔12bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔12eが径方向に貫設されている。孔12d、12eは孔12a、12bよりやや直径が大に構成されている。孔12d、12eは後述の丸ナットRNを嵌設させるための孔である。中央部やや左方には孔12c1が径方向に穿設され、中央部やや右方には孔12c2が径方向に穿設されている。孔12c1、12c2には、長尺棒状部材11の孔11c1、11c2と同様に鬼目ナットONが嵌設固着されている。
次に、短尺棒状部材21〜24の説明を行う。実施例1のバウンサBにおいて使用されるのは短尺棒状部材21〜23の3本であるが、短尺棒状部材21〜24は同一の構成であるので、すべての説明をここにて行う。
短尺棒状部材21〜24は図23a〜図23dに示すように円柱形状で、材質は長尺棒状部材11と同様であり、長さは長尺棒状部材11の半分よりやや短い程度である。また、直径は長尺棒状部材11、12の直径に等しい。短尺棒状部材21の右端部には孔21aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔21cが径方向に穿設されている。図23eに示すように、孔21cは貫設されていない。左端部には孔21bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔21dが径方向に穿設されている。孔21dもやはり貫設されていない。また、孔21c、21dは孔21a、21bよりやや直径が大に構成されている。孔21c、21dは後述の丸ナットRNを嵌設させるための構成である。
短尺棒状部材22の右端部には孔22aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔22cが径方向に穿設されている。左端部には孔22bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔22dが径方向に穿設されている。孔22c、22dは貫設されておらず、また、孔22a、22bよりやや直径が大に構成されている。孔22c、22dは後述の丸ナットRNを嵌設させるための構成である。
短尺棒状部材23の右端部には孔23aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔23cが径方向に穿設されている。左端部には孔23bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔23dが径方向に穿設されている。孔23c、23dは貫設されておらず、また、孔23a、23bよりやや直径が大に構成されている。孔23c、23dは後述の丸ナットRNを嵌設させるための構成である。
短尺棒状部材24の右端部には孔24aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔24cが径方向に穿設されている。左端部には孔24bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔24dが径方向に穿設されている。孔24c、24dは貫設されておらず、また、孔24a、24bよりやや直径が大に構成されている。孔24c、24dは後述の丸ナットRNを嵌設させるための構成である。
バウンサ用シート31は図27bに示すように長方形状で、中央やや下部にマチによって段部31aが設けてあり、その上部が乳幼児の胴体部分を収容するための凹部31bとして形成されている。また、上端部が筒状の挿通部31cとして、下端部も筒状の挿通部31dとして形成され、右端部は筒状の挿通部31eとして、左端部は筒状の挿通部31fとして、夫々形成されている。
また、挿通部31eには中央部分にスリットbh1、bh2が穿設され、挿通部31fには中央部分にスリットbh3、bh4が穿設されている。さらに、挿通部31eの中央部には紐状部分の先端にボタンを固着させた係止体st1が縫着され、挿通部31fの中央部には紐状部分の先端にボタンを固着させた係止体st2が縫着され、段部31aの前部中央には乳幼児の股部を押えるための押え布32が縫着されている。
押え布32はバウンサ用シート31に逢着線32aによって逢着されている。図27bに示すように2辺が円弧状となった3角形状で、左右2つの端部に夫々ボタン孔32b(右端)、32c(左端)が穿設されている。押え布32は、ボタン孔32bにバウンサ用シート31の係止体st1のボタン部分を係止し、ボタン孔32cにバウンサ用シート31の係止体st2のボタン部分を係止しすることによって全体をバウンサ用シート31の前面に係止して用いられる。なお、バウンサ用シート31、押え布32は、丈夫なキャンバス地の布などで形成されるのが相応しい。
次に、揺動制限用ストッパSSの構成を説明する。揺動制限用ストッパSSは図24c、図24dに示すように断面形状が円形の3分の1程度を切除した半月形状の捧体で、材質は長尺棒状部材11と同様である。側面の平面状の部分の上部に孔Sh1、Sh2が貫設され、孔Sh1に直交するように孔Sh3が、孔Sh2に直交するように孔Sh4が穿設されている。孔Sh3、Sh4は貫設されておらず、孔Sh1、Sh2よりやや直径が大に構成されている。孔Sh3、Sh4は後述の丸ナットRNを嵌設させるための構成である。
揺動制限用ストッパSSには、図24cに示すSSa、図24dに示すSSbの2種類がある。捧体の平面部分を正面とするならば、揺動制限用ストッパSSaは正面に孔Sh1、Sh2が穿設され、左側面に孔Sh3、Sh4が穿設されている。一方、揺動制限用ストッパSSbは正面に孔Sh1、Sh2が穿設され、右側面に孔Sh3、Sh4が穿設されている。
揺動制限用ストッパSSに上記2種類が生じるのは、揺動制限用ストッパSSを揺動用リングR1、R2に装着する際の便宜的な理由によるものである。図25aに示すように、揺動制限用ストッパSSを揺動用リングR1、R2に装着する場合には、揺動用リングR1、R2の上下を転倒させて行うのが作業的に便利であるが、この際、丸ナットRNが嵌設される孔Sh3、Sh4は常に上方に来るようにしたい。もし孔Sh3、Sh4が下方に来ると、丸ナットRNは重力で孔Sh3、Sh4から脱落し易く、作業的には円滑さを欠く結果となる。
このような配慮から、揺動制限用ストッパSSとして、上記SSaとSSbの2種類を用意することとなった。すなわち、図25aのように揺動制限用ストッパSSaを揺動用リングR1の孔h15、h16及び揺動用リングR2の孔h21、h22に装着し、揺動制限用ストッパSSbを揺動用リングR1の孔h11、h12及び揺動用リングR2の孔h25、h26に装着することによって、揺動制限用ストッパSSa、揺動制限用ストッパSSbのいずれにおいても孔Sh3、Sh4は常に上方に向くので、極めて作業効率が良い。
上記のような理由から、揺動制限用ストッパSSとして、上記SSaとSSbの2種類を用意することとなった次第である。しかしながら、以後の説明において常に揺動制限用ストッパSSaと揺動制限用ストッパSSbを区別して記載すると徒に煩雑になるので、以後の説明においては、明細書に関しても図面に関しても揺動制限用ストッパSSaと揺動制限用ストッパSSbの区別は行わず、両者共に揺動制限用ストッパSSとして記載することとする。なお、揺動制限用ストッパSSは、揺動用リングR1においては必ず孔h11、h12さらに孔h15、h16を用いて装着され、孔h13、h14、h17、h18が用いられることはない。同様、揺動用リングR2においては必ず孔h21、h22さらに孔h25、h26を用いて装着され、孔h23、h24、h27、h28が用いられることはない。
次に、揺動停止用ストッパLSの構成を説明する。揺動停止用ストッパLSは図24a、図24bに示すように断面形状が円形の3分の1程度を切除した半月形状の捧体で、その長さは揺動制限用ストッパSSより長く構成されている。材質は長尺棒状部材11と同様である。側面の平面状の部分の上部に孔Sh1、Sh2が貫設され、孔Sh1に直交するように孔Sh3が、孔Sh2に直交するように孔Sh4が穿設されている。孔Sh3、Sh4は貫設されておらず、孔Sh1、Sh2よりやや直径が大に構成されている。孔Sh3、Sh4は後述の丸ナットRNを嵌設させるための構成である。
揺動停止用ストッパLSには、図24aに示すLSa、図24bに示すLSbの2種類がある。捧体の平面部分を正面とするならば、揺動停止用ストッパLSaは正面に孔Sh1、Sh2が穿設され、左側面に孔Sh3、Sh4が穿設されている。一方、揺動停止用ストッパLSbは正面に孔Sh1、Sh2が穿設され、右側面に孔Sh3、Sh4が穿設されている。
揺動停止用ストッパLSに上記2種類が生じるのは、揺動制限用ストッパSS同様、揺動用リングR1、R2に装着する際の便宜的な理由によるものである。図25bに示すように、揺動停止用ストッパLSを揺動用リングR1、R2に装着する場合には、揺動制限用ストッパSS同様揺動用リングR1、R2の上下を転倒させて行うが、この際、やはり丸ナットRNが嵌設される孔Sh3、Sh4は常に上方に来るようにしたい。
このような配慮から、揺動停止用ストッパLSとして、上記LSaとLSbの2種類を用意することとなった。すなわち、図25bのように揺動停止用ストッパLSaを揺動用リングR1の孔h17、h18及び揺動用リングR2の孔h23、h24に装着し、揺動停止用ストッパLSbを揺動用リングR1の孔h13、h14及び揺動用リングR2の孔h27、h28に装着することによって、揺動停止用ストッパLSa、揺動停止用ストッパLSbのいずれにおいても孔Sh3、Sh4は常に上方に向くので、極めて作業効率が良い。
上記のような理由から、揺動制限用ストッパLSとして、上記LSaとLSbの2種類を用意することとなった次第である。しかしながら、揺動制限用ストッパSSの場合と同様、以後の説明において常に揺動停止用ストッパLSaと揺動停止用ストッパLSbを区別して記載すると徒に煩雑になるので、以後の説明においては、明細書に関しても図面に関しても揺動停止用ストッパLSaと揺動停止用ストッパLSbの区別は行わず、両者共に揺動停止用ストッパLSとして記載することとする。なお、揺動停止用ストッパLSは、揺動用リングR1においては必ず孔h13、h14さらに孔h17、h18を用いて装着され、孔h11、h12、h15、h16が用いられることはない。同様、揺動用リングR2においては必ず孔h23、h24さらに孔h27、h28を用いて装着され、孔h21、h22、h25、h26が用いられることはない。
揺動制限用ストッパSS、揺動停止用ストッパLSの下部には球状のボール部材Qが装着されている。ボール部材Qは図26aに示すような球体状で、上面には円筒形状の孔Qhが穿設されている。孔Qhに挿入される揺動制限用ストッパSS、揺動停止用ストッパLSの捧体の断面形状は上記のように半月形状あるいは蒲鉾形状であるが、ボール部材Qの材質は二トリルゴムあるいは相当品なので、揺動制限用ストッパSS、揺動停止用ストッパLSの捧体の先端部を押し込むことによって孔Qhの形状は捧体の形状に沿うように変形して安定する。
次に、一対の揺動用リングR1、R2の夫々の下部R11,R21に貼着されるテープTの構成を説明する。テープTは図26bに示すように2層構成で、下層TaはEVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)あるいは相当品からなり下面には摩擦力を高めるための複数の凹凸が刻設されている。上層Tbは両面粘着テープよりなる。なお、図26b以外の図面にては下面の複数の凹凸は省略して表示している。
次に、スペーサSPの構成を説明する。スペーサSPは実施例1の乳幼児用組立用具Bにのみ用いられる。図23fに示すように短い円筒形状で、直径も長さも短尺棒状部材21〜24の直径に等しい。中心には貫通孔SPhが穿設されている。
実施例1の乳幼児用組立用具Bの組付構成を述べる(図27参照)。まず、長尺捧状部材11をバウンサ用シート31の挿通部31eに挿通させ、長尺捧状部材12をバウンサ用シート31の挿通部31fに挿通させ、さらに短尺捧状部材21を挿通部31cに、短尺捧状部材22を挿通部31dに夫々挿通させ、さらに、長尺捧状部材11、12と短尺捧状部材21、22を図27aのように組付けて枠体Fを形成する。すなわち長尺捧状部材11の上端(右端)と長尺捧状部材12の上端(右端)に短尺捧状部材21を渡設螺着することにより、バウンサ用シート31が張設された枠体Fを得る。この際、枠体Fの下端部分においては、短尺捧状部材22は長尺捧状部材11、12には未だ螺着されていない状態である。
部材の螺着にあたっては、図22に示す方法、すなわち、丸ナットRNとボルトBTを用いて平板Hと捧体BUを連結固着する方法を用いる。以下、この方法を図22によって説明する。まず、捧体BUに径方向の孔BH1と軸方向の孔BH2が途中でクロスするように穿設し、孔BH1に丸ナットRNを嵌設する。その際、丸ナットRNの胴部に丸ナットRNの径方向に穿設されたネジ孔NHが捧体BUの軸方向の孔BH2と連続するように配置する。そして、平板Hの円孔HHと孔BH2にボルトBTの軸部を挿通し、さらに丸ナットRNのネジ孔NHにボルトBTの軸部を螺入して締め付ける。
このようにすることにより、平板Hに穿設される円孔HHと捧体BUに穿設される孔BH1、BH2はいずれもネジ孔ではなく単なる円孔で良いので、例えば平板Hや捧体BUが木製等の柔らかい材質の場合にても、何度も螺入、螺脱を繰り返しても平板Hや捧体BUが損傷されることはなく、螺着された場合の強度が低下する怖れもない。本発明は分解と組み替えが自由であるという設定なので、このような堅固で耐久性のある螺着状態を実現する構成を用いることが推奨される。したがって、実施例1〜4に至るまで、すべては上記の丸ナットRNとボルトBTを用いることを前提として記載するものであり、単に「螺着」と記載されていても丸ナットRNとボルトBTを用いる螺着方法を採るものであることを前提とする。なお、この螺着方法は公知のものである。また、多くの図面では丸ナットRN用の孔は煩瑣になるので、必要箇所以外は表示を省略している。
次に、図20aの揺動用リングR1の孔H12Aと長尺捧状部材11の孔11c1を、ボルトBTで螺着する。この際、ボルトBTはバウンサ用シート31のスリットbh1を貫通させる。次に、孔H11Bと長尺捧状部材11の孔11e、短尺捧状部材22の孔22aをボルトBTで螺着する。さらに図20bの揺動用リングR2の孔H22Aと長尺捧状部材12の孔12c1をボルトBTで螺着する。この際、ボルトBTはバウンサ用シート31のスリットbh3を貫通させる。次に、孔H21Bと長尺捧状部材12の孔12e、短尺捧状部材22の孔22bをボルトBTで螺着する。そしてさらに揺動用リングR1の孔H11Cと短尺捧状部材23の孔23aをボルトBTで螺着し、揺動用リングR2の孔H21Cと短尺捧状部材23の孔23bをボルトBTで螺着する。この際、短尺捧状部材23の長さが長尺捧状部材11、12の直径分だけ不足するので、短尺捧状部材23の両端にスペーサSP、SPを介して長さを調節する。
次に、バウンサ用シート31の係止体st1のボタンを押え布32のボタン孔32bに係止させ、バウンサ用シート31の係止体st2のボタンを押え布32のボタン孔32cに係止させる。
最後に、揺動用リングR1、R2に揺動制限用ストッパSS、SS、……とテープT、Tを装着する。揺動制限用ストッパSSはSSaを2個、SSbを2個の合計4個用意し、図25aにおいて説明した方法で、夫々をボルトbtを用いて螺着する。この際、孔h11〜h18のサイズが揺動用リングR1、R2の他の孔と同一の場合には、ボルトbtは棒状部材を組付ける際に用いたボルトBTと同一のものを使用できる。
この際の螺着方法は以前に説明した図22に示す丸ナットRNを用いる方式であり、揺動制限用ストッパSS(図24c,図24d参照)の孔Sh3,Sh4は前述のように丸ナットRNの嵌設用の孔である。このようにして4個の揺動制限用ストッパSSを固着させることにより、乳幼児用組立用具Bの揺動は前後共に制限されるので、乳幼児用組立用具Bが大きくあるいは激しく揺動して転倒したり、あるいは大きく又は激しい動きに乳幼児BBが気分を悪くする等の危険が未然に防止される。なお、さらに揺動を制限したい場合には、後方にのみ揺動停止用ストッパLSを用いることも可能である。この状態は、枠体Fの傾斜角度は異なるが、図10a、図10bに表示されているとおりである。この逆の、前方に揺動停止用ストッパLSを用い後方に揺動制限用ストッパSSを用いるという方法は推奨されない。
最後に揺動用リングR1、R2の下部R11、R21にテープTの上層Tb(図26b参照)を貼着する。これで、図1〜図7に見るようなバウンサとしての様態を持つ実施例1の乳幼児用組立用具Bが完成する。なお、図8、図9には、枠体Fをさらに水平に近い角度に傾斜させた構成を示す。この場合には、図20aの揺動用リングR1の孔H12Bと長尺捧状部材11の孔11c2を、ボルトBTで螺着する。この際、ボルトBTはバウンサ用シート31(図27b参照)のスリットbh2を貫通させる。また、図20bの揺動用リングR2の孔H22Bと長尺捧状部材12の孔12c2を、ボルトBTで螺着する。この際、ボルトBTはバウンサ用シート31のスリットbh4を貫通させる。
<実施例1の作用>
実施例1の乳幼児用組立用具Bは、図1に示すように、バウンサ用シート31の段部31aと凹部31bに乳幼児BBを収容して使用する。この際、まず、押え布32をバウンサ用シート31に係止している2つの係止体st1、st2のうちいずれか1つあるいは両方を外し、乳幼児BBを段部31aに座らせるかたちで31bに収容し、しかるのちに係止体st1、st2の係止状態を元に戻す。これにより、乳幼児BBは乳幼児用組立用具Bをバウンサとして使えるようになる。また、枠体Fをより傾斜させた図8、図9に示す用法も可能である。この場合には、揺動用リングR1の孔H12B、バウンサ用シートの挿通部31eのスリットbh2、枠体Fの長尺棒状部材11の孔11c2にボルトBTを挿通し、揺動用リングR1の孔H22B、バウンサ用シート31の挿通部31fのスリットbh4、枠体Fの長尺棒状部材12の孔12c2にボルトBTを挿通し、枠体Fを揺動用リングR1、R2に固着する。これにより、枠体Fと枠体Fに張設されたバウンサ用シート31の角度はより水平に近くなる。
<実施例2の構成>
本発明の実施例2の乳幼児用組立用具Sは、スウィングラックとしての機能を有する様態として組立てられるものであり、図20に示す一対の揺動用リングR1、R2と図21aに示す長尺棒状部材11、図21c、図21dに示す長尺棒状部材13、14、図28に示すラックカウチ兼用シート4、図24c、図24dに示す揺動制限用ストッパSS(4個)、図26bに示すテープT(2本)、図29に示すガード用シート51、52を主たる構成部品として構成されている。適応年令と体重は、新生児〜5ヶ月、体重10kg程度までである。
揺動用リングR1、R2、長尺棒状部材11、揺動制限用ストッパSS、テープTについてはすでに説明済みなので、以下には長尺棒状部材13、14とラックカウチ兼用シート4について説明する。
長尺棒状部材13、14は図21c、図21dに示すように円柱形状で、材質は長尺棒状部材11と同様であり、長さは長尺棒状部材11と同一であるが、直径は長尺棒状部材11よりやや大である。例えば、長尺棒状部材11の直径を24mmとした場合、長尺棒状部材13、14の直径は30mm程度の数値を選択することができる。これは、乳幼児用組立用具Sとして構成される場合には、ラックカウチ兼用シート4が受ける乳幼児BBの体重を全て長尺棒状部材13、14にて支える必要があり、長尺棒状部材13、14の材質を木製とした場合には、やはり30mm程度の直径が必要であるという試作品のテスト結果によるものである。
長尺棒状部材13の右端部には孔13aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔13cが径方向に穿設されている。図21fに示すように、孔13cは貫設されていない。左端部には孔13bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔13dが径方向に穿設されている。孔13dも貫設されていない。また、孔13c、13dは孔13a、13bよりやや直径が大に構成されている。孔13c、13dは前述の丸ナットRNを嵌設させるための孔である。
長尺棒状部材14の右端部には孔14aが長手方向に穿設され、これに直交するように孔14cが径方向に穿設されている。孔13c同様、孔14cは貫設されていない。左端部には孔14bが長手方向に穿設され、これに直交するように孔14dが径方向に穿設されている。孔14dも貫設されていない。また、孔14c、14dは孔14a、14bよりやや直径が大に構成されている。孔14c、14dは前述の丸ナットRNを嵌設させるための孔である。
ラックカウチ兼用シート4は図28aに示すように本体4aが長方形状で、前端部には逢着線swによって筒状部4bが形成され、後端部には逢着線sw、sw、swによって筒状部4c、4d、4eが形成されている。筒状部4b、4c、4eは同一幅であるが、筒状部4dはやや幅が狭く構成されている。また、本体4aの横幅WSは長尺棒状部材13、14の長さに略等しい。ラックカウチ兼用シート4は、丈夫なキャンバス地の布などで形成されるのが相応しい。
ラックカウチ兼用シート4の裏面には、図28bに示すように、筒状部4bの逢着線swの上に逢着された伸び止めテープt1の右端と左端に夫々2個ずつループRが逢着されている。また、筒状部4cと筒状部4dを分ける逢着線swの右端と左端に夫々2個ずつループRが逢着されている。なお、t2も伸び止めテープである。
次に、ガード用シート51、52の構成を説明する。ガード用シート51は、図29aに見るように略長方形状の基部51aに一体として連続する三角部51b、51c、三角部51b、51cの上方にさらに延伸された頂部51d、51eよりなり、基部51aの左方には紐SR、SRが逢着され、基部51aの右方にも紐SR、SRが逢着されている。
ガード用シート52は、ガード用シート51と同形で、図29bに見るように略長方形状の基部52aに一体として連続する三角部52b、52c、三角部52b、52cの上方にさらに延伸された頂部52d、52eよりなり、基部52aの左方には紐SR、SRが逢着され、基部52aの右方にも紐SR、SRが逢着されている。
実施例2の乳幼児用組立用具Sの組付構成を述べる(参考図として図11〜図15)。まず、長尺棒状部材13をラックカウチ兼用シート4の筒状部4bに挿通させ、長尺棒状部材14をラックカウチ兼用シート4の筒状部4cに挿通させ、図20aの揺動用リングR1の孔H13Aと長尺棒状部材13の孔13aをボルトBTで螺着し、孔H14と長尺棒状部材14の孔14aをボルトBTで螺着し、図20bの揺動用リングR2の孔H23Aと長尺棒状部材13の孔13bをボルトBTで螺着し、孔H24と長尺棒状部材14の孔14bをボルトBTで螺着する。
次に、揺動用リングR1の孔H11Aと長尺棒状部材11の孔11aをボルトBTで螺着し、揺動用リングR2の孔H21Aと長尺棒状部材11の孔11bをボルトBTで螺着する。
次に、揺動用リングR1、R2に揺動制限用ストッパSS、SS、……とテープT、Tを装着する。揺動制限用ストッパSS及びテープT、Tの装着方法は実施例1と同じである。なお、揺動制限用ストッパSSに換えて適宜揺動停止用ストッパLSを用いるのは自由である。
これで、図11〜図15に見るようなスウィングラックとしての様態を持つ実施例2の乳幼児用組立用具Sが完成する。ラックカウチ兼用シート4は、長尺棒状部材13と長尺棒状部材14の間に中央部分が下方に弛みを持つ形で張設されることとなる。また、長尺棒状部材11は下方における補強の役割を果たす。
実施例2の乳幼児用組立用具Sは、図11a、図12a、図13、図14に示す状態にては、ガード用シート51、52が省略されているが、これは構成をわかりやすく図示するために省いたものであって、実際の使用にあたっては必ずガード用シート51、52を装着して用いる。ガード用シート51、52の役割は乳幼児が揺動用リングR1、R2の空間S1、S2から落下する危険の防止である。
ガード用シート51、52の装着方法は以下に示すとおりである(図30参照)。まず、ラックカウチ兼用シート4を裏返して、ラックカウチ兼用シート4の右端にガード用シート51を装着する。この際、図30aに示すように、ガード用シート51の基部51aの一端の紐SR,SRを夫々ラックカウチ兼用シート4の右端前方に逢着されているループR、Rに結ぶ。また、基部51aの他端の紐SR,SRを夫々ラックカウチ兼用シート4の右端後方に逢着されているループR、Rに結ぶ。
次に、ラックカウチ兼用シート4の左端にガード用シート52を装着する。この際、図30bに示すように、ガード用シート52の基部52aの一端の紐SR,SRを夫々ラックカウチ兼用シート4の左端前方に逢着されているループR、Rに結ぶ。また、基部52aの他端の紐SR,SRを夫々ラックカウチ兼用シート4の左端後方に逢着されているループR、Rに結ぶ。
次に、前述のようにラックカウチ兼用シート4の筒状部4bに長尺棒状部材13を、筒状部4cに長尺棒状部材14を挿通し、揺動用リングR1、R2を組付ける。さらに、ガード用シート51の三角部51b、51cを上に起こして頂部51d、51eを揺動用リングR1の上部R12の中央に結ぶ。次に、ガード用シート52の三角部52b、52cを上に起こして頂部52d、52eを揺動用リングR2の上部R22の中央に結ぶ。これにより実施例2の乳幼児用組立用具Sは、図15に示すようにガード用シート51、52が装着された状態となる。
<実施例2の作用>
実施例2の乳幼児用組立用具Sは、ラックカウチ兼用シート4に乳幼児(図示せず)を寝かせて使用する。この際、必ずガード用シート51、52を装着して乳幼児を落下の危険から保護する。ガード用シート51、52は、必ず両方とも装着する必要があり、乳幼児の頭部が来る方向に一箇所だけどちらかを装着するという方法は推奨されない。
<実施例3の構成>
本発明の実施例3の乳幼児用組立用具Cは、カウチとしての機能を有する様態として組立てられるものであり、図20に示す一対の揺動用リングR1、R2と図21a〜図21dに示す長尺棒状部材11、12、13、14、図28に示すラックカウチ兼用シート4、図24a、図24bに示す揺動停止用ストッパLS(4個)、図26bに示すテープT(2本)を主たる構成部品として構成されている。適応年令と体重は、2才〜5才、体重20kg程度までである。
各部材の説明は終わっているので、以下には実施例3の乳幼児用組立用具Cの組付構成を述べる(参考図として図16、図17参照)。まず、長尺棒状部材13をラックカウチ兼用シート4の筒状部4bに挿通させ、長尺棒状部材14をラックカウチ兼用シート4の筒状部4eに挿通させ、図20aの揺動用リングR1の孔H13Bと長尺棒状部材13の孔13aをボルトBTで螺着し、孔H12Bと長尺棒状部材14の孔14aをボルトBTで螺着し、図20bの揺動用リングR2の孔H23Bと長尺棒状部材13の孔13bをボルトBTで螺着し、孔H22Bと長尺棒状部材14の孔14bをボルトBTで螺着する。そして、揺動用リングR1の孔H11Aと長尺棒状部材11の孔11aをボルトBTで螺着し、揺動用リングR2の孔H21Aと長尺棒状部材11の孔11bをボルトBTで螺着し、揺動用リングR1の孔H11Cと長尺棒状部材12の孔12aをボルトBTで螺着し、揺動用リングR2の孔H21Cと長尺棒状部材12の孔12bをボルトBTで螺着する。
最後に、揺動用リングR1、R2に揺動停止用ストッパLS、LS、……とテープT、Tを装着する。揺動停止用ストッパLSは4個用意し、図25bに示す方法にて装着する。また、テープT、Tの装着方法は実施例1と同じである。
これで、図16、図17、に見るようなカウチとしての様態を持つ実施例3の乳幼児用組立用具Cが完成する。ラックカウチ兼用シート4は、長尺棒状部材13と長尺棒状部材14の間に中央部分が下方に弛みを持つ形で張設されることとなる。なお、ラックカウチ兼用シート4の筒状部4c、4dに長尺棒状部材14が挿通されることはない。また、4個の揺動停止用ストッパLSは、上記の様に固着された場合に夫々のボール部材Qの最下点がテープTを貼着された揺動用リングR1、R2の最下点と高さが一致するように構成されているので、実施例3の乳幼児用組立用具Cは安定的に床FRに載置される。
<実施例3の作用>
実施例3の乳幼児用組立用具Cは、ラックカウチ兼用シート4に乳幼児(図示せず)を座らせて使用する。
<実施例4の構成>
本発明の実施例4の乳幼児用組立用具Pは、ロッキングポニーとしての機能を有する様態として組立てられるものであり、図20に示す一対の揺動用リングR1、R2と図23a〜図23dに示す短尺棒状部材21〜24、図31に示すロッキングポニー用シート6、図24c、図24dに示す揺動制限用ストッパSS(4個)、図26bに示すテープT(2本)を主たる構成部品として構成されている。適応年令と体重は、1.5才〜3才、体重16kg程度までである。
ロッキングポニー用シート6の説明のみがまだなされていないので、以下にはロッキングポニー用シート6ついて説明する。ロッキングポニー用シート6は図31に示すように本体6aが長方形状で、前端部が筒状の挿通部6bとして、後端部も筒状の挿通部6cとして形成されている。また、ロッキングポニー用シート6の横幅WPは短尺棒状部材21〜24の長さの2分の1〜4分の1程度である。ちなみに、図19にては、横幅WPは短尺棒状部材21〜24の長さの4割程度となっている。なお、ロッキングポニー用シート6は、丈夫なキャンバス地の布などで形成されるのが相応しい。
実施例4の乳幼児用組立用具Pの組付構成を述べる(参考図として図18、図19参照)。まず、短尺棒状部材21をロッキングポニー用シート6の挿通部6bに挿通させ、短尺棒状部材22をロッキングポニー用シート6の挿通部6cに挿通させ、図20aの揺動用リングR1の孔H13Aと短尺棒状部材21の孔21aをボルトBTで螺着し、孔H14と短尺棒状部材22の孔22aをボルトBTで螺着し、図20bの揺動用リングR2の孔H23Aと短尺棒状部材21の孔21bをボルトBTで螺着し、孔H24と短尺棒状部材22の孔22bをボルトBTで螺着する。
次に、揺動用リングR1の孔H12Bと短尺棒状部材23の孔23aをボルトBTで螺着し、揺動用リングR2の孔H22Bと短尺棒状部材23の孔23bをボルトBTで螺着する。また、揺動用リングR1の孔H11Cと短尺棒状部材24の孔24aをボルトBTで螺着し、揺動用リングR2の孔H21Cと短尺棒状部材24の孔24bをボルトBTで螺着する。
最後に、揺動用リングR1、R2に揺動制限用ストッパSS、SS、……とテープT、Tを装着する。揺動制限用ストッパSSは4個用意し、装着方法は図25で説明したとおりである。なお、実施例4の乳幼児用組立用具Pにては、揺動停止用ストッパLSを使用することはない。また、テープT、Tの装着方法は実施例1と同じである。
これで、図18、図19に見るようなロッキングポニーとしての様態を持つ実施例4の乳幼児用組立用具Pが完成する。ロッキングポニー用シート6は、短尺棒状部材21と短尺棒状部材22の間に略緊張状態で張設されることとなる。また、図18に見るように短尺棒状部材23は使用状態において乳幼児BBが掴まるハンドルの役割を果たし、短尺棒状部材24は使用状態において乳幼児BBが足を置くバーの役割を果たす。
<実施例4の作用>
実施例4の乳幼児用組立用具Pは、ロッキングポニー用シート6に乳幼児BBを座らせて使用する(図18)。この際、短尺棒状部材21は乳幼児BBの後方にくるので、実施例1とは異なり、乳幼児用組立用具Pの向きは逆となる。すなわち、ロッキングポニーとして用いた場合の乳幼児BBにとっての前方は、短尺棒状部材22、23が渡設されている方ということになる。
図18に明らかなように、乳幼児BBは基本的に短尺棒状部材23につかまり、短尺棒状部材24に体重をかけて全体を揺らして遊ぶ。この際、乳幼児BBの足が自由に動けるので、ロッキングポニー本来の遊び方が楽しめる。
本発明は、実際に乳幼児を育てている幾多の母親の要望をモニタして開発されたものであって、母親たちが最も必要としている乳幼児用用具であるバウンサ、スウィングラック、カウチ、ロッキングポニーの4種類の用具を、一対の揺動用リングを基本とし、これに複数の長短の棒状部材と3種のシートを組み合わせることにより、任意に組替え構成できるようにした、まさに母親たちが最も欲していた乳幼児用具として構成されている。
大きな特徴としては、第1に一対の揺動用リングの夫々が一部材から出来ているので、長期の使用に際しても複数部材をボルト等で組み合わせた場合のように変形や分解の怖れがなく安心して使用できることが挙げられる。また、第2の特徴としては、乳幼児の年令に合わせて組替えていけばかなりの年数の間使用し続けられ、経済的で合理的であるという点が大きな要素となる。したがって、乳児の誕生祝にもぴったりの品であるといえよう。
およその適応年令と体重を再掲すれば、スウィングラックとしての使用が0〜5ヶ月児(体重10kg程度まで)、バウンサとしての使用が3ヶ月〜1.5才児(体重12kg程度まで)、ロッキングポニーとしての使用が1.5才〜3才児(体重16kg程度まで)、カウチとしての使用が2才〜5才児(体重20kg程度まで)ということであり、誕生時から幼稚園くらいまで切れ目なく息長く使用できる乳幼児用具としての特徴を持っている。なお、組み替えも簡単で、母親たち自身によって短時間でできるという点も大きな特徴である。
多くの乳幼児用具は用途別に特化して、対象年齢を過ぎると使えなくなるが、本発明の乳幼児用具は、組替えによって乳幼児の成長に合わせて長期間使用できるものであり、低成長の時代にふさわしく、また、小子化時代に次の子への使いまわしということができなくなった現状にも良く適合し、産業上の利用可能性には今後とも大きなものがあると考えられるものである。
11 長尺棒状部材
11a 孔
11b 孔
11c1 孔
11c2 孔
11d 孔
11e 孔
12 長尺棒状部材
12a 孔
12b 孔
12c 孔
12c1 孔
12c2 孔
12d 孔
12e 孔
13 長尺棒状部材
13a 孔
13b 孔
13c 孔
13d 孔
14 長尺棒状部材
14a 孔
14b 孔
14c 孔
14d 孔
21 短尺棒状部材
21a 孔
21b 孔
21c 孔
21d 孔
21e 孔
22 短尺棒状部材
22a 孔
22b 孔
22c 孔
22d 孔
22e 孔
23 短尺棒状部材
23a 孔
23b 孔
23c 孔
23d 孔
23e 孔
24 短尺棒状部材
24a 孔
24b 孔
24c 孔
24d 孔
24e 孔
31 バウンサ用シート
31a 段部
31b 凹部
31c 挿通部
31d 挿通部
31e 挿通部
31f 挿通部
32 押え布
32a 逢着線
32b ボタン孔
32c ボタン孔
4 ラックカウチ兼用シート
4a 本体
4b 筒状部
4c 筒状部
4d 筒状部
4e 筒状部
51 ガード用シート
51a 基部
51b 三角部
51c 三角部
51d 頂部
51e 頂部
52 ガード用シート
52a 基部
52b 三角部
52c 三角部
52d 頂部
52e 頂部
6 ロッキングポニー用シート
6a 本体
6b 挿通部
6c 挿通部
B 乳幼児用組立用具
C 乳幼児用組立用具
BB 乳幼児
BH1 孔
BH2 孔
BT ボルト
BU 捧体
F 枠体
H 平板
H11A 孔
H11B 孔
H11C 孔
H12A 孔
H12B 孔
H13A 孔
H13B 孔
H14 孔
H21A 孔
H21B 孔
H21C 孔
H22A 孔
H22B 孔
H23A 孔
H23B 孔
H24 孔
HH 円孔
LS 揺動停止用ストッパ
LSa 揺動停止用ストッパ
LSb 揺動停止用ストッパ
NH ネジ孔
ON 鬼目ナット
P 乳幼児用組立用具
Q ボール部材
Qh 孔
R ループ
R1 揺動用リング
R10 リング部
R11 下部
R12 上部
R13 前部
R14 後部
R2 揺動用リング
R20 リング部
R21 下部
R22 上部
R23 前部
R24 後部
RN 丸ナット
S 乳幼児用組立用具
S1 空間
S2 空間
Sh1 孔
Sh2 孔
Sh3 孔
Sh4 孔
SP スペーサ
SPh 貫通孔
SR 紐
SS 揺動制限用ストッパ
SSa 揺動制限用ストッパ
SSb 揺動制限用ストッパ
T テープ
Ta 下層
Tb 上層
WP 横幅
WS 横幅
bh1 スリット
bh2 スリット
bh3 スリット
bh4 スリット
bt ボルト
h11 孔
h12 孔
h13 孔
h14 孔
h15 孔
h16 孔
h17 孔
h18 孔
h21 孔
h22 孔
h23 孔
h24 孔
h25 孔
h26 孔
h27 孔
h28 孔
st1 係止体
st2 係止体
sw 逢着線
t1 伸び止めテープ
t2 伸び止めテープ



















Claims (4)

  1. 夫々が一部材からなる揺動用リング一対と複数の棒状部材と股部用の押え布が付加された長方形状のバウンサ用シートと長方形状のラックカウチ兼用シートと長方形状のロッキングポニー用シートを最小限の部品として有し、複数の棒状部材によって構成されバウンサ用シートが張設された枠体に一対の揺動用リングを固着することによってバウンサとして構成され、一対の揺動用リングに渡設された複数の棒状部材のうちの2本にラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設することによってスウィングラックあるいはカウチとして構成され、一対の揺動用リングに渡設された複数の棒状部材のうちの2本にロッキングポニー用シートを張設することによってロッキングポニーとして構成され、複数の棒状部材がバウンサ用の枠体の長辺の長さの長尺棒状部材4本とバウンサ用の枠体の長辺を構成する2本の長尺棒状部材の離間間隔に相当する長さの短尺棒状部材4本であり、バウンサとして構成される際には2本の長尺棒状部材と2本の短尺棒状部材にてバウンサ用の枠体を構成し該枠体を長手方向を斜向立設させてその下部に一対の揺動用リングを装着しさらに補助として一対の揺動用リングの間にスペーサで長さをバウンサ用の枠体の短辺の長さに合わせた短尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、スウィングラックとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と後部に長尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の長尺棒状部材の間に長尺棒状部材の長さに略等しい横幅のラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設しさらに補助として一対の揺動用リングの間に長尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、カウチとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と上部後方に長尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の長尺棒状部材の間に長尺棒状部材の長さに略等しい横幅のラックカウチ兼用シートを弛緩状態で張設しさらに補助として一対の揺動用リングの間に長尺棒状部材を1本以上渡設固着させ、ロッキングポニーとして構成される際には一対の揺動用リングの前部と後部に夫々短尺棒状部材を1本ずつ渡設固着しこの2本の短尺棒状部材の間に短尺棒状部材の長さの2分の1から4分の1の横幅のロッキングポニー用シートを張設しさらに足掛用部分として一対の揺動用リングの間に短尺棒状部材を1本以上渡設固着させることを特徴とする乳幼児用組立用具。
  2. 一対の揺動用リングの夫々に、揺動制限用ストッパあるいは揺動停止用ストッパあるいは揺動制限用ストッパと揺動停止用ストッパの両者を付加させたことを特徴とする請求項1に記載の乳幼児用組立用具。
  3. 一対の揺動用リングの夫々の下辺に軟質合成樹脂製あるいはゴム製のテープを装着したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の乳幼児用組立用具。
  4. スウィングラックとして構成される際に、ラックカウチ兼用シートの一対の揺動用リングに近接する2辺にガード用シートを設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3に記載の乳幼児用組立用具。
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